JP4385317B2 - テレビ電話装置 - Google Patents

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Description

本発明はテレビ電話(以下、TV電話という)装置に関し、特にTV電話におけるデータの編集及び送受信技術に関する。
ISDN(Integrated services Digital Network:総合サービス・デジタル通信網)方式の加入者線(又は固定)電話やW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式の携帯電話サービス等の、デジタル通信サービスにより、音声のみならず映像(又は画像)情報の双方を送受信可能にするTV電話端末が実現されている。即ち、これら電話機に内蔵されたカメラにより人物や風景等の被写体映像を撮影し、相手の電話機との間で音声情報と共に送受信する。
斯かる技術分野における従来技術は、種々の文献に開示されている。例えば、TV電話のような映像信号を記録するためにVTR(Video Tape Recorder)等の記録装置を使用する通信装置、通信情報記録方法、応答情報再生/通信情報記録方法および記録媒体が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。受信側TV電話装置において、留守時の着信応答を行う場合に、送信側から任意のタイミングで記憶を開始でき且つ小容量の記憶回路に音声および映像信号を記憶できるTV電話装置が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。また、回線を介して伝送される映像信号と音声信号との混合信号を受信する受信手段、映像信号および音声信号を分離する分離手段、分離した映像および音声信号をそれぞれ所定の場所に記録する記憶手段を含むTV電話を用いた映像信号および音声信号の蓄積交換システムが開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−92086号公報(第5頁、第1図) 特開平6−62399号公報(第2−3頁、第1図) 特開平8−23529号公報(第2−3頁、第1図)
しかし、現時点ではTV電話端末の普及率が低いので通話する相手が限定され、TV電話端末を利用するケースが制限される。また、通常の通話用途では、映像を見ながら音声のやり取りのためにヘッドセット/イヤホンマイク等を使用するか、ある程度耳から離れていても音声が聞こえるように音声のボリュームを上げて使用する必要がある。しかし、特に携帯電話端末では、屋外で使用すると周囲の雑音等により実際に使用可能な場合が限られる。一方、カメラ付き携帯電話端末等の映像記録機能つきの携帯端末が存在する。しかし、斯かるカメラ付き携帯電話端末で動画を記録する場合には、記録に必要なデータ量が大きく、コンパクトなカメラ付き携帯電話端末に実装可能なメモリ容量は限られているので、高画質で長時間の画像記録ができないという課題がある。
本発明は、従来技術の上述した課題乃至欠点に鑑みなされたものであり、接続されたテレビ電話に応じて適切な映像データの送受信を容易且つ迅速に行うことが可能なTV電話装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明によるテレビ電話装置は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)公衆通信網からのテレビ電話着信を処理する公衆通信網接続手段、前記テレビ電話の通信プロトコルを処理するテレビ電話プロトコル処理手段、該テレビ電話プロトコル処理手段からの映像および音声データをそれぞれ復号化する映像および音声復号化手段、各部の動作制御を行うコマンド解析手段を含むテレビ電話装置において、
前記音声復号化手段からのDTMF音を検出して前記コマンド解析手段に入力するDTMF音検出手段と、前記映像および音声復号化手段からの映像および音声データをそれぞれ符号化する映像および音声符号化手段と、該映像および音声符号化手段の出力を多重化するメディア多重化手段と、該メディア多重化手段で多重化されたデータを格納するメディア格納手段と、該メディア格納手段から出力される映像および音声データを分離し、分離した映像データを前記テレビ電話プロトコル処理手段および前記映像復号化手段に入力すると共に分離した音声データを前記テレビ電話プロトコル処理手段および他の音声複合化手段を介して前記音声符号化手段に入力するメディア分離手段と、前記メディア多重化手段の出力データを利用してコマンド画面を生成して前記映像符号化手段に入力するコマンド画面生成手段とを備え、前記映像および音声符号化手段、前記メディア多重化手段、前記メディア格納手段および前記メディア分離手段は、TV電話端末からの遠隔操作で前記メディア格納手段に格納されたデータの切り出し編集を可能にするテレビ電話装置。
(2)前記コマンド画面生成手段は、メニュー画面や映像データ一覧等を静止画像として合成する上記(1)に記載のテレビ電話装置。
(3)利用者のユーザ番号および電話番号等をデータベースとして格納し、前記コマンド解析手段とデータの受け渡しを行う加入者情報格納手段を備える上記(1)又は(2)に記載のテレビ電話装置。
本発明のTV電話装置によると、次の如き実用上の顕著な効果を有する。即ち、DTMF音によりTV電話端末からのコマンドを受信する際に、TV電話の映像部分を利用してコマンドの説明画像を送信するので、音声のみのガイダンスによる自動応答に比較して利用者が効率よく操作可能である。また、TV電話端末から受信した映像・音声をファイルとして記録することにより、TV電話端末をビデオカメラとして利用可能である。特に、端末内には記録不可能な長時間・大容量の映像記録が可能である。更に、ファイルとして記録された映像・音声をWebコンテンツとしてインターネット接続された端末に提供可能とし、登録されたメールアドレスに対して電子メールとして送信可能である。また、ファイルとして記録された映像・音声から任意の再生区間を切り出して保存可能であり、これによりインターネットから映像を受信可能な端末に対して必要な部分のみの映像の提供が可能である。特に、相手の端末のメモリの記録容量が制限されている場合でも、記録した映像の提供が可能である。
以下、本発明によるTV電話装置の好適実施例の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
先ず、図1は、本発明によるTV電話装置の好適実施例の主要構成を示す機能ブロック図である。このTV電話装置は、公衆通信網接続手段1、TV電話プロトコル処理手段2、コマンド解析手段3、加入者情報格納手段4、DTMF(Dial Tone Multi Frequency)音検出手段5、映像復号化手段6、音声復号化手段7、8、映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11、メディア格納手段12、メディア分離手段13、コマンド画面生成手段14、HTTPプロトコル処理手段15、メール送信手段16およびインターネット接続手段17により構成されている。
ここで、公衆通信網接続手段1は、ISDN等のテレビ電話通信をサービス可能な公衆通信網からのテレビ電話着信を処理可能にする。TV電話プロトコル処理手段2は、TV電話の通信プロトコルを処理する。コマンド解析手段3は、通信先のTV電話からのコマンドを解析して装置の動作を制御する。加入者情報格納手段4は、利用者のユーザ番号、電話番号および電子メールアドレスをデータベースとして格納する。DTMF音検出手段5は、音声データからDTMF信号(プッシュトーン)を検出する。映像復号化手段6は、通信用に符号化された映像データを復号する。音声復号化手段7および8は、通信用に符号化された音声データを復号する。映像符号化手段9は、映像データを通信用に符号化する。音声符号化手段10は、音声データを通信用に符号化する。
メディア多重化手段11は、符号化された映像および音声データを単一のデータストリームに多重化する。メディア格納手段12は、多重化された映像および音声データをファイルとして永続的に格納する。メディア分離手段13は、多重化されたデータを映像および音声に分離する。コマンド画面生成手段14は、メニュー画面や映像データ一覧を静止画像として合成する。HTTPプロトコル処理手段15は、インターネットからの要求されたHTTPプロトコルを処理する。メール送信手段16は、動画データを電子メールに添付して送信する。インターネット接続手段17は、インターネットと接続する。
次に、図1のTV電話装置を構成する各手段を接続する破線は、制御信号を示す。一方、実線は、データ信号を示す。以下、このTV電話装置を構成する各手段1〜17の接続関係を説明する。
公衆通信網から着信時に、接続先(又は相手先)の電話番号を通知する制御信号が、公衆通信網接続手段1からコマンド解析手段3に接続される。一方、通信切断を指示する制御信号が、コマンド解析手段3から公衆通信網接続手段1に接続される。公衆通信網接続手段1とTV電話プロトコル処理手段2には、公衆通信網との上り・下りの通信データ信号にて接続される。コマンド解析手段3から加入者情報格納手段4には、電話番号により利用者データベースを検索する制御信号が接続される。加入者情報格納手段4からコマンド解析手段3には、検索結果を渡すデータ信号が接続される。
コマンド解析手段3から映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11、メディア格納手段12、コマンド画面生成手段14およびメール送信手段16へは、動作指示を行う制御信号が接続される。TV電話プロトコル処理手段2からTV電話にて受信した下りの映像データおよび音声データの信号が出力される。映像データは、映像復号化手段6およびメディア多重化手段11に接続される。音声データは、音声復号化手段7およびメディア多重化手段11に接続される。映像復号化手段6に入力された映像データは、復号化され且つ映像符号化手段9に接続されて符号化される。そして、符号化された映像データは、メディア多重化手段11に接続される。一方、音声復号化手段7に入力された音声データは、復号化され且つ音声復号化手段10に接続されて符号化される。そして、符号化された音声データは、メディア多重化手段11に接続される。音声復号化手段7により復号化された音声データは、DTMF音検出手段5にも接続される。メディア多重化手段11は、映像・音声データをファイル格納用に多重化する。多重化されたデータは、メディア格納手段12に接続される。
メディア格納手段12は、格納されたファイル情報をデータ信号としてコマンド解析手段3に接続される。メディア格納手段12に格納された映像・音声データを出力するデータ信号は、メディア分離手段13、HTTPプロトコル処理手段15およびメール送信手段16に接続される。メディア分離手段13は、メディア格納手段12から出力された映像・音声データを、映像データと音声データに分離する。そして、映像データは、TV電話プロトコル処理手段2および映像復号化手段6に接続される。音声データおよび映像データは、TV電話プロトコル処理手段2および音声復号化手段8に接続される。
HTTPプロトコル処理手段15は、インターネット接続手段17に接続され、インターネットより要求されたHTTPプロトコルによるデータ取得要求を受信し、対応する映像・音声データをインターネット接続手段17に出力する。メール送信手段16は、インターネット接続手段17と接続され、指定された宛先にメール送信する。
次に、図1に示す本発明によるTV電話装置の動作を、ユーザ識別およびコマンド処理、受信データ記録処理、映像一覧表示処理、切り出し編集処理、Web公開処理およびメール送信処理の各処理毎に、図2〜図10を参照して各処理毎に説明する。
[ユーザ識別およびコマンド処理]
図4は、本発明のTV電話装置に対して接続したTV電話端末に対して、本発明のTV電話装置から送信されるTV電話画面の遷移を示している。TV電話端末の利用者は、この画面を見ながら、TV電話端末のダイヤルキーを操作し、DTMF音(プッシュトーン)を本発明のTV電話装置に対して送信することで、各種の操作を行う。図4に示す本発明のTV電話装置の全体動作は、コマンド解析手段3により制御される。
図5は、公衆通信網よりTV電話端末が接続された際の、前述した画面遷移の制御に関係する基本的な信号を太線で示している。公衆通信網を経由して、TV電話端末より本発明のTV電話装置に着信がかかると、公衆通信網接続手段1よりコマンド解析手段3に対して、着信通知5−1が通知される。着信通知5−1は、発信元のTV電話端末の電話番号情報を含んでいる。コマンド解析手段3は、加入検索要求5−2を加入者情報格納手段4に送信する。加入者情報格納手段4は、図2に示す如く、ユーザ番号21、電話番号22およびメールアドレス23から構成される加入者情報をユーザ毎に格納している。発信元電話番号に対応する情報があれば、検索結果5−3としてコマンド解析手段3に送信する。加入者情報が見つからない場合には、検索結果5−3として「加入者情報なし」である旨送信する。
加入者情報が見つかった場合には、コマンド解析手段3は、メニュー画面4−3をTV電話画像として送信する。加入者情報が見つからなかった場合には、画面4−2をTV電話画像として送信する。画面4−2において一定時間を経過しても、TV電話通信が切断されない場合には、コマンド解析手段3より、切断要求5−4が送信される。そこで、TV電話プロトコル処理手段2は、通話切断処理を行い、接続待ち状態4−1に戻る。
画面の送信は、次の手順で実行される。コマンド解析手段3は、画面生成要求5−10をコマンド画面生成手段14に送信し、TV電話端末に送信する画面の種類を通知する。画面生成要求5−10は、要求された画面を静止画像として生成し、画面データ5−11として映像符号化手段9に送信する。映像符号化手段9は、静止画像からTV電話送信用の符号化された映像データを生成し、符号化映像データ5−12としてTV電話プロトコル処理手段2に送信する。符号化された映像データとは、通信に適したデータ容量の圧縮および誤り訂正のための符号化を施したデータであり、MPEG4等の規格を利用する。TV電話プロトコル処理手段2は、これを通信データ5−5として公衆通信網接続手段1経由で、TV電話端末に送信する。
TV電話端末からのDTMF音によるコマンド受付は、次の手順で実行される。TV電話端末からのプッシュトーンデータがTV電話プロトコル上の制御コマンドとして送信された場合には、TV電話プロトコル処理手段2から、制御コマンド5−6としてコマンド解析手段3に送信される。TV電話端末からのプッシュトーンデータが音声として送信された場合には、受信データがTV電話プロトコル処理手段2により、映像データと音声データに分離された後、符号化音声データ5−7として音声復号化手段7に送信され、この音声復号化手段7により復号化され音声データ5−8としてDTMF音検出手段5に送信される。DTMF音検出手段5は、音声データからプッシュトーンの周波数の信号を検出すると、制御コマンド5−9としてコマンド解析手段3に送信する。符号化された音声データとは、通信に適したデータ容量の圧縮および誤り訂正のための符号化を施したデータであり、ADPCMおよび3G AMR等の規格を利用する。
[受信データ記録]
図4のサービスメニュー画面4−3中にTV電話端末よりプッシュトーンにて1が入力されると、コマンド解析手段3は、記録メニュー4−4に画面を遷移させ、更に「1」の入力で、TV電話端末から送信された映像・音声をメディア格納手段12上のファイルに記録する。映像・音声の記録は、図6の太線で示す経路でデータを処理することで実現される。プッシュトーンにより記録開始が指示されると、コマンド解析手段3は、映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11およびメディア格納手段12にそれぞれ記録開始要求6−1、6−2、6−3および6−4を送信する。
TV電話端末から送信されたデータは、TV電話プロトコル処理手段2により、符号化映像データ6−5、符号化音声データ6−8として、それぞれ映像復号化手段6および音声復号化手段7に送られ、映像データ6−6および音声データ6−9に復号される。映像符号化手段9および音声符号化手段10は、コマンド解析手段3から指示された時点で、映像データ6−6、音声データ6−9を再符号化し、符号化映像データ6−7および符号化音声データ6−10として出力される。そして、メディア多重化手段11にて1本の連続したデータストリームに多重化されて(多重化動画・音声データ6−11)、メディア格納手段12に記録される。
次に、図3は、メディア記録手段12における、データ格納領域の階層構造の1例を示す。本発明によるTV電話装置の実施例では、加入者情報格納手段4に格納されたユーザ番号0、1、2、・・・、N毎に第1階層が作成される。第2階層としては、記録データの保存用およびWeb公開用の2つの領域が用意される。多重化された動画・音声データは、接続先のTV電話端末の電話番号から検索されたユーザ番号に対応する記録用領域に格納される。メディア格納手段12の記録データ格納領域としては、ハードディスクドライブ(HDD)又は電子ディスク装置等を使用する。
TV電話端末から記録停止が指示されると、開始時同様に映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11およびメディア格納手段12に記録処理終了が指示される。コマンド解析手段3は、記録終了画面4−6を一定時間(例えば、5秒間)表示後、サービスメニュー画面4−3に遷移させる。
[映像一覧表示]
図4のサービスメニュー4−3の表示中にTV電話端末よりプッシュトーンにて「2」が入力されると、コマンド解析手段3は、映像一覧画面4−4に遷移させ、メディア格納手段12に格納された映像データの一覧を表示する。映像一覧が一画面で収まらない場合には、プッシュトーン8、9により次画面/前画面に遷移させ、複数画面を使用して表示を行う。映像一覧の表示は、図7の太線で示す経路でデータを処理することで実現される。
コマンド解析手段3は、メディア格納手段12に、接続先のTV電話端末に対応するユーザ番号の記録データ一覧を要求する(記録データ一覧7−1)。」メディア格納手段12は、指定された「"ユーザ番号"-記録用」の格納領域に存在するファイルのファイル名と記録時間のリスト7−2を、コマンド解析手段3に送信する。コマンド解析手段3は、受信したリストから記録時間の一覧7−3をコマンド画面生成手段14に送信する。そして、コマンド画面生成手段14は、このリストを元に映像一覧画面を作成する。映像一覧画面4−7の表示中にプッシュトーンにより、記録された映像のいずれかが選択されると、コマンド解析手段3は、コマンド画面生成手段14に映像データ操作画面の作成要求を送信する。そして、コマンド画面生成手段14は、図4の映像データ操作画面4−8を作成する。
[切り出し編集]
図4の映像データ操作画面4−8の表示中にTV電話端末よりプッシュトーンにて「1」が入力されると、コマンド解析手段3は、映像切り出し開始画面4−9に画面を遷移させ、映像一覧4−7にて選択されたファイルの再生を開始する(切り出し開始待ち画面4−10)。TV電話端末よりプッシュトーンにて「1」が入力されると、その時点で再生されていた映像・音声を再度符号化し、メディア格納手段12に格納開始する( 映像切り出し中画面4−11)。再度TV電話端末よりプッシュトーンにて「1」が入力されると、その時点で映像・音声の再符号化およびメディア格納手段12への格納を終了し、切り出し終了告知画面4−12を経て、映像データ操作画面4−8に戻る。この動作により、選択された動画ファイルから任意の部分を切り出し、新しい動画ファイルを生成する。動画ファイルの切り出しは、図8の太線で示す経路でデータを処理することで実現される。
コマンド解析手段3は、メディア格納手段12に対して、指定された動画ファイルのメディア分離手段13への出力開始指示8−1を送信する。メディア格納手段12は、映像データ8−2を出力する。メディア分離手段13は、映像データ8−3および音声データ8−4にデータを分離し、TV電話プロトコル処理手段2、映像復号化手段6および音声復号化手段8に出力する。TV電話プロトコル処理手段2に出力されたデータは、接続先のTV電話端末にTV電話データとして送信され、TV電話端末上で映像・音声が再生される。映像復号化手段6は、入力された映像データの復号処理を行い、映像データ8−5として映像符号化手段9に出力する。そして、音声復号化手段8は、入力された音声データの復号処理を行い、音声データ8−6として音声符号化手段10に出力する。
コマンド解析手段3は、切り出し開始がTV電話端末より指示されると、映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11およびメディア格納手段12にそれぞれ記録開始要求8−7、8−8、8−9および8−10を送信する。以後、TV電話端末からの受信データ記録と同様に、符号化映像データ8−11および符号化音声データ8−12がメディア多重化手段11により記録用に多重化され(多重化映像・音声データ8−13)、メディア格納手段12にファイルとして格納される。
コマンド解析手段3は、切り出し終了がTV電話端末より指示されると、映像符号化手段9、音声符号化手段10、メディア多重化手段11およびメディア格納手段12にそれぞれ記録停止要求を送信し、記録処理が終了する。切り出し処理において、音声データの復号化は、音声復号化手段7を使用せず、音声復号化手段8を使用している。音声復号化手段7は、TV電話端末から受信した音声データ内にプッシュトーン信号が含まれる場合に、これをDMTF音検出手段5に送信して、TV電話端末からの操作を受け付けるために使用する。即ち、相手先のTV電話端末の1接続につき、音声データの復号化処理が同時に2本必要なことを明示するため、2つの音声復号化手段7および8を実施例として設けている。
[Web公開]
図4の映像データ操作画面4−8の表示中にTV電話端末よりプッシュトーンにて「2」が入力されると、コマンド解析手段3は、Web公開処理完了画面4−13に遷移し、一定時間(例えば、5秒間)後に、映像データ操作画面4−8に戻る。この操作により、指定された動画ファイルが、インターネット経由でHTTPプロトコルを介して取得可能となる。この処理は、図9の太線で示す経路でデータを処理することで実現される。
コマンド解析手段3は、メディア格納手段12にWeb公開要求9−1を送信する。メディア格納手段12は、指定された動画ファイルを、指定されたユーザの記録用領域からWeb公開用領域にコピーする。メディア格納手段12は、HTTPプロトコル処理手段15と接続されており、HTTPプロトコル処理手段15は、インターネット経由でHTTPプロトコルにて取得要求されたファイルについて、ファイル取得要求9−2をメディア格納手段12に送信する。メディア格納手段12は、要求されたファイルが、Web公開用領域に存在する場合には、ファイルデータ9−3をHTTPプロトコル処理手段15に送信する。
[メール送信]
図4の映像データ操作画面4−8の表示中にTV電話端末よりプッシュトーンにて「3」が入力されると、コマンド解析手段3は、メール送信処理完了画面4−14に遷移し、一定時間後に映像データ操作画面4−8に戻る。この操作により、指定された動画ファイルが、加入者情報格納手段4に格納されたメールアドレスに対して、電子メールとして送信される。この処理は、図10の太線で示す経路でデータを処理することで実現される。
コマンド解析手段3は、メール送信手段16に、送信するファイル名および送信先アドレスを含むメール送信要求10−1を送信する。メール送信手段16は、メディア格納手段12に対して、指定されたファイル名のファイルについて、ファイル読み出し要求10−2を送信する。そして、メディア格納手段12は、指定されたファイルの内容をファイルデータ10−3にてメール送信手段16に送信する。メール送信手段16は、受信データを電子メールの添付ファイルとしてフォーマットし、指定された送信先アドレスに対してインターネット接続手段17を経由して送信する(メールデータ10−4)。
以上、本発明によるTV電話装置の好適実施例の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるTV電話装置の好適実施例の主要構成を示す機能ブロック図である。 加入者情報の構成例を示す図である。 図1中のメディア格納手段におけるデータ格納領域の階層構造の具体例を示す図である。 図1のTV電話装置から接続先TV電話端末に対して送信されるTV電話画面の状態遷移図である。 公衆通信網よりTV電話端末が接続された場合の制御信号およびデータの流れを示す図である。 映像および音声の記録処理時の制御信号およびデータの流れを示す図である。 映像一覧表示処理時の制御信号およびデータの流れを示す図である。 動画ファイルの切り出し処理時の制御信号およびデータの流れを示す図である。 Web公開処理時の制御信号およびデータの流れを示す図である。 メール送信時の制御信号およびデータの流れを示す図である。
符号の説明
1 公衆通信網接続手段
2 TV電話プロトコル処理手段
3 コマンド解析手段
4 加入者情報格納手段
5 DTMF音検出手段
6 映像復号化手段
7、8 音声復号化手段
9 映像符号化手段
10 音声符号化手段
11 メディア多重化手段
12 メディア格納手段
13 メディア分離手段
14 コマンド画面生成手段
15 HTTPプロトコル処理手段
16 メール送信手段
17 インターネット接続手段

Claims (3)

  1. 公衆通信網からのテレビ電話着信を処理する公衆通信網接続手段、前記テレビ電話の通信プロトコルを処理するテレビ電話プロトコル処理手段、該テレビ電話プロトコル処理手段からの映像および音声データをそれぞれ復号化する映像および音声復号化手段、各部の動作制御を行うコマンド解析手段を含むテレビ電話装置において、
    前記音声復号化手段からのDTMF音を検出して前記コマンド解析手段に入力するDTMF音検出手段と、前記映像および音声復号化手段からの映像および音声データをそれぞれ符号化する映像および音声符号化手段と、該映像および音声符号化手段の出力を多重化するメディア多重化手段と、該メディア多重化手段で多重化されたデータを格納するメディア格納手段と、該メディア格納手段から出力される映像および音声データを分離し、分離した映像データを前記テレビ電話プロトコル処理手段および前記映像復号化手段に入力すると共に分離した音声データを前記テレビ電話プロトコル処理手段および他の音声複合化手段を介して前記音声符号化手段に入力するメディア分離手段と、前記メディア多重化手段の出力データを利用してコマンド画面を生成して前記映像符号化手段に入力するコマンド画像生成手段とを備え、前記映像および音声符号化手段、前記メディア多重化手段、前記メディア格納手段および前記メディア分離手段は、TV電話端末からの遠隔操作で前記メディア格納手段に格納されたデータの切り出し編集を可能にすることを特徴とするテレビ電話装置。
  2. 前記コマンド画面生成手段は、メニュー画面や映像データ一覧等を静止画像として合成することを特徴とする請求項1に記載のテレビ電話装置。
  3. 利用者のユーザ番号および電話番号等をデータベースとして格納し、前記コマンド解析手段とデータの受け渡しを行う加入者情報格納手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ電話装置。
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