JP4385144B2 - サーマルヘッド及びそれを用いたサーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ワードプロセッサやファクシミリ等のプリンタ機構に組み込まれるサーマルヘッド及びサーマルプリンタに関するものである。
従来、ワードプロセッサ等のプリンタ機構に組み込まれるサーマルヘッドTは、例えば図4に示す如く、上面に多数の発熱素子5、所定パターンの導電層6及びドライバーIC8が設けられたヘッド基板1と、前記ドライバーIC8上に配置され、一端部3bが発熱素子5側に延出されたヘッドカバー3とで構成されており、ドライバーIC8の駆動に伴って発熱素子5に導電層6を介して駆動信号等を印加し、発熱素子5を個々に選択的にジュール発熱させるとともに、該発熱した熱をヘッド基板1の発熱素子5上に搬送される感熱紙等の記録媒体に伝導させ、記録媒体に所定の印画を形成することによってサーマルヘッドTとして機能するようになっている。
尚、ヘッドカバー3は、記録媒体の摺接に伴う外力の印加からドライバーIC8を保護するとともに、その一部上面で記録媒体の走行を支持することにより記録媒体を発熱素子上に案内する案内部材として機能するものであり、通常、SUS等の金属を板金加工して所定形状と成すことにより製作されていた。
そして、このようなサーマルヘッドTにおいては、ヘッドカバー3を板金加工により製作する場合、金属板の打ち抜きを経て形成されるヘッドカバー3の一端部3bには鋭利な角部が存在しており、このような角部がヘッド基板1の上面に強く押し付けられると、ヘッド基板1上面の導電層6を傷つけてしまうことや、導電層6を断線させてしまうことがある。従って、このような不具合を防止するためにヘッド基板1−ヘッドカバー3間には、通常、隙間が設けられていた。
特開平9−207367号公報
ところが、このような隙間があると、記録媒体の走行を支持するヘッドカバー3の支持面と、記録媒体の走行を支持するヘッド基板1の支持面との間が途中で途切れ、段差が存在することとなり、印画時にプラテンローラR1により発熱素子5側へと搬送される記録媒体の終端が前記段差に来ると、記録媒体がずれたりバタついたりする原因となってしまい、このようなずれは印画の歪みとなり、またバタつきは記録媒体に形成された印画に白いスジとして表れ、所望の印画が得られなくなる場合があった。
また、図に示すごとく、ヘッドカバー3の発熱素子5側の一端部3bが上に凸な湾曲形状を成していたため、ヘッドカバー3の一端部3bを発熱素子5に近づけてようとしてもヘッドカバー3がプラテンローラR1に当たってしまい、サーマルヘッドT上に設けられる発熱素子5の近傍まで該ヘッドカバー3の一端部3bを延在させることが困難であった。
本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもので、本発明のサーマルヘッドは、ベースプレートと、該ベースプレートの上面に配列されている複数の発熱素子と、該複数の発熱素子に電源電力を供給する給電配線とを有しているヘッド基板、および前記給電配線の一部を被覆するように配置されているヘッドカバーを有しており、該ヘッドカバーは、記録媒体の支持面を有する一端部を含んでおり、該一端部は、前記ヘッド基板の上面に、弾性的に撓らせた状態で当該一端部の先端が当接し、弾性的な撓りによって下に凸の湾曲形状となっており、前記ヘッド基板の上面に対する勾配が前記発熱素子に近づくにつれ漸次小さくなっていることを特徴とするものである。
本発明のサーマルヘッドにおいて、前記ヘッドカバーは、前記一端部と別体の保持部とを含んでおり、該保持部と前記一端部とは、下面に共通に貼着されている導電性テープにより接続されていることが好ましい。
また本発明のサーマルヘッドにおいて、前記ヘッドカバーの前記一端部の前記支持面が、下に凸の湾曲形状の一部であることが好ましい
本発明のサーマルヘッドにおいて、前記ヘッドカバーは、前記保持部に比べて前記一端部の厚みが薄いことが好ましい
本発明のサーマルヘッドを搭載したサーマルプリンタは、上述したサーマルヘッド上に、記録媒体を前記サーマルヘッドに押圧するプラテンローラを配置したサーマルプリンタであって、前記プラテンローラが記録媒体を介してサーマルヘッドを押圧する該サーマルヘッド上の押圧領域の記録媒体搬送方向上流側の端部と、前記ヘッドカバーの一端部の先端との距離が0.05mm〜2.0mmに設定されることを特徴とするものである。
本発明のサーマルヘッドによれば、上述したサーマルヘッドの前記ヘッドカバーの一端部側の支持面を、前記ヘッド基板上面に対する勾配が、前記発熱素子に近づくにつれ漸次小さくなるように傾斜させたことにより、ヘッドカバーとヘッド基板とで構成される記録媒体の支持面が滑らかな連続面に近くなることから、記録媒体がヘッドカバーの支持面からヘッド基板の上面へと滑らかに略連続的に案内されることとなり、該記録媒体のバタつきは小さく、記録媒体に所望の印画を形成することが可能となる。
また本発明のサーマルプリンタによれば、上述したサーマルヘッド上に、記録媒体を前記サーマルヘッドに押圧するプラテンローラを配置したサーマルプリンタであって、前記プラテンローラが記録媒体を介してサーマルヘッドを押圧する該サーマルヘッド上の押圧領域の記録媒体搬送方向上流側の端部と、前記ヘッドカバーの一端部の先端との距離が0.05mm〜2.0mmに設定されることから、ヘッドカバーの一端部が前記プラテンローラの回転に干渉することなく、且つ、確実に記録媒体を発熱素子へと搬送することが可能となる。
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係るサーマルヘッドの断面図であり、かかるサーマルヘッドTは、大略、ヘッド基板1と、ヘッド基板1を支持する放熱板2と、放熱板2に固定され、一部がヘッド基板1上を被覆するヘッドカバー3とで構成されている。
本発明のサーマルヘッドTを構成するヘッド基板1は、グレーズドアルミナセラミックス等から成る矩形状のベースプレート4上に、複数の発熱素子5、導電層6、ドライバーIC8等を取着させた構造を有している。
上述したベースプレート4は、上面で発熱素子5や導電層6等を支持するための支持母材として機能するものであり、グレーズドアルミナセラミックスから成る場合、まずアルミナ、シリカ、マグネシア等のセラミックス原料粉末に適当な有機溶剤を添加混合する等してセラミックグリーンシートを形成するとともに、該シートを所定形状に打ち抜いて高温で焼結させることによってアルミナ基板を形成し、得られたアルミナ基板の上面に従来周知のスクリーン印刷等によってガラスペーストを印刷塗布し、これを高温で焼き付けて、グレーズ層7を形成することによって製される。
尚、上述したグレーズドアルミナセラミックス基板のグレーズ層7は、印画に際して後述する発熱素子5の発する熱の一部を蓄積し、発熱素子5の温度を短時間で印画に必要な所定の温度まで上昇させるための蓄熱層として機能するものであり、かかる機能を有するものであれば、グレーズ層7の形状は、断面山状を成す帯状であっても良いし、厚みが略均一な層状であっても良いし、層状グレーズに帯状グレーズを被着させたものであっても良い。
またベースプレート4上の複数の発熱素子5は、例えば600dpi(dot per inch)の密度でベースプレート4の一方長辺に沿って主走査方向に直線状に被着配列されており、各々がTaSiOTiSiOTiCSiO等の電気抵抗材料からなる抵抗体膜から成っているため、導電層6等を介して電源電力が供給されるとジュール発熱を起こし、感熱紙等の記録媒体に印画を形成するのに必要な所定の温度となる。
また発熱素子5の両端に接続される導電層6は、外部からの電源電力を発熱素子5に供給するための給電配線、または、ドライバーIC8に印画信号等を供給するための信号配線として機能するものであり、例えばAl(アルミニウム)、Cu(銅)等の加工性の良好な金属によってベースプレート4の上面に所定パターンをなすように形成される。
この導電層6は、大略、複数の発熱素子5の一端側で共通に接続される共通導電層6aと、各発熱素子5の他端側で個別に接続される個別導電層6bとを含んで構成されている。
尚、上述した発熱素子5及び導電層6は、例えばTaSiO等の電気抵抗材料とAl等の金属材料を従来周知のスパッタリング蒸着法等によってベースプレート4上に所定厚みに順次被着させ、これを従来周知のフォトリソグラフィー及びエッチング技術を採用し、所定パターンに加工することによって形成される。
また発熱素子5への通電を制御するドライバーIC8は、シリコン基板の一主面上にシフトレジスタ、ラッチ、スイッチング素子、入力端子、出力端子等を高密度に集積した集積回路を有しており、発熱素子5に対して導電層6を介して電気的に接続されている。
このドライバーIC8は、クロック信号に同期させながら外部からの画像データを入力端子を介してシフトレジスタに入力するとともに、該入力された画像データをラッチ信号のタイミングでラッチに格納し、ストローブ信号がスイッチング素子に入力される間、ラッチ内の画像データに基づいて発熱素子5への通電を行う。
尚、上述のドライバーIC8は、従来周知の半導体製造技術を採用することにより製され、得られたドライバーIC8は、従来周知のワイヤボンディング法テープオートボンディング法、または、フェースダウンボンディング法によって入出力端子と導電層6とを電気的に接続することによりベースプレート4上に実装される。
このようなドライバーIC8は熱硬化性のエポキシ樹脂等の樹脂材料からなる封止樹脂9によって封止されている。
封止樹脂9は、その断面形状の高さが例えば0.5mm〜1.5mm、記録媒体搬送方向の幅が例えば2.0mm〜8.0mmの山状をなすように形成され、導電層6やドライバーIC8を大気中に含まれる水分等による腐食から保護するとともに、後述するヘッドカバー3の一端部3bが記録媒体の摺接に伴い撓んでしまった場合に印加される外力から導電層6ドライバーIC8を良好に保護する機能を果たしている。
尚、前記封止樹脂9は、例えばエポキシ樹脂からなる所定の液状前駆体を、ヘッド基板1上のドライバーIC8を被覆するように塗布し、これを高温(130℃〜150℃)で加熱重合させることによって形成される。
また前述したヘッド基板1及び後述するヘッドカバー3が載置される放熱板2は、アルミニウムSUS等の金属によって長方形状をなすように形成されており、その上面でヘッド基板1及びヘッドカバー3を支持するとともに、ヘッド基板1の熱を放熱性テープ(図示せず)を介して吸収し、これを大気中に放散することでヘッド基板1が過度に高温となるのを防止する作用を為している。
そして、放熱板2上に配置されるヘッドカバー3は、図1に示したように、放熱板2上に固定される保持部3aと、一部が前述したヘッド基板1のドライバーIC8を被覆するように発熱素子5近傍まで延在される一端部3bとから構成される。
これら保持部3aと一端部3bとは、下面に共通して貼着される導電性テープ12により、夫々の端面を突き合わせることにより、保持部3aの上面と一端部3bの上面とで滑らかな略連続な面を形成している。
尚、図2に示すように保持部3aの一端を下方に折り曲げることにより保持部3aに段差を設け、この段差と一端部3bの一部とを重畳させても良く、このようにすると、段差部で一端部3bの一部が下方から保持され、記録媒体の摺接に伴う圧力に対する強度が増すこととなる。
更には、前述の段差部と一端部3bの一部との間に両面テープ等を介在させてこれらを固定してもよく、これにより記録媒体の摺接に伴う圧力に対する強度が更に増すこととなる。
そして、ヘッドカバー3の保持部3aは、放熱板2上に配置され、放熱板2の上面に設けられた螺子穴と、ヘッドカバー3の保持部3aに設けられた螺子穴とに、共通の螺子11を螺入させることにより、放熱板2上の所定位置に取着される。
この保持部3aは、ヘッドカバー3を放熱板2に固定する役割を担うとともに、後述する一端部3bからの電荷を、導電性テープ12、螺子11等を介して放熱板2側へと逃がす機能を持たせるために、導電性を有し且つ充分な強度を持った素材から形成されることが求められる。例えば、厚みが0.1mm〜0.4mmのSUS等の金属により形成される。
そして、ヘッドカバー3の一端部3bは、上述した保持部3aとの当接領域から発熱素子5の近傍まで斜め下方に延在され、その上面のヘッド基板1上面に対する勾配が、発熱素子5に近づくにつれ漸次小さくなるように傾斜させている。
例えば、前述の勾配が、一端部3bの保持部3aと当接される領域近傍では、ヘッド基板1の上面に対して30°〜45°の傾斜角に、一端部3bの先端領域近傍では、ヘッド基板1の上面に対して0°〜20°の傾斜角に設定されている。
このように成すことにより、ヘッドカバー3とヘッド基板1とで構成される記録媒体の支持面が滑らかな連続面に近くなり、記録媒体がヘッドカバー3の上面からヘッド基板1の上面へと滑らかに案内されることとなり、記録媒体のバタつきは小さく、記録媒体に所望の印画を形成することが可能となる。
また、ヘッドカバー3の一端部3bの先端は、ヘッド基板1の上面と当接されている。これにより、ヘッドカバー3とヘッド基板1上面との段差が小さくなり、ヘッドカバー3とヘッド基板1とで構成される記録媒体の支持面を滑らかな連続面に近くなすことができる。
また一端部3bが下に凸の湾曲形状となることにより、サーマルヘッドT上に設けられる発熱素子5の近傍までヘッドカバー3の一端部3bを延在させることが可能となる。
また更に、ヘッドカバー3の一端部3bを構成する材料が導電材料から成っており、この一端部3bが、記録媒体に印画を形成する際には基準電位に接地されていることから、印画時、記録媒体表面に帯電した電荷を、記録媒体が発熱素子上に搬送される直前まで、ヘッドカバー3を介して外部へと逃がすことができ、発熱素子5やその上に設けられる保護膜13の静電破壊を確実に防止することによってサーマルヘッドTの信頼性を向上させることが可能となるとともに、紙カスの発生を抑制することも可能となる。
この一端部3bは、そのヤング率が180GPa〜220GPa(常温)程度であるSUS304(JIS G 4305)等の薄板が好適に用いられ、その厚みを20μm〜80μmに設定することにより適度な弾性定数を持つように設定され、これにより充分な強度と適度な撓り具合を再現でき、ヘッドカバーの一端部3bを下に凸の湾曲形状となすことが容易となる。
かくして本形態のサーマルヘッドTは、感熱紙等の記録媒体をヘッドカバー3の上面で案内することによって記録媒体を発熱素子5上に搬送しながら、共通導電層6a―個別導電層6b間にドライバーIC8の駆動に伴って電源電力を印加し、発熱素子5を印画信号に対応させて個々に選択的にジュール発熱させるとともに該発熱した熱を記録媒体に伝導させ、記録媒体に印画を形成することによってサーマルヘッドTとして機能する。
次に上述したサーマルヘッドTが組み込まれるサーマルプリンタについて説明する。
本発明のサーマルプリンタは、図3に示す如く、上述したサーマルヘッドT上に、記録媒体をサーマルヘッドTに押圧するプラテンローラR1を配置するとともに、記録媒体を搬送する搬送ローラR2とが配設され、これらを駆動手段により制御している。
記録媒体を発熱素子5に押圧するプラテンローラR1は、その直径が8mm〜50mmのものが好適に使用され、SUS等の金属から成る軸芯の外周にブタジエンゴム等を3mm〜15mm程度の厚みに巻きつけた円柱状の部材であり、サーマルヘッドTの発熱素子5上に回転可能に支持されている。
かかるプラテンローラR1は、記録媒体をサーマルヘッドTに対して押圧し、発熱素子5からの熱を感熱紙やインクリボン等の記録媒体に対して伝導しやすくするとともに、記録媒体を発熱素子5の配列と直交する方向に搬送するようにしている。
本発明のサーマルプリンタは、プラテンローラR1が記録媒体を介してサーマルヘッドTを押圧する該サーマルヘッドT上の押圧領域の記録媒体搬送方向上流側の端部と、ヘッドカバー3の一端部3bの先端との距離が0.05mm〜2.0mm、望ましくは0.05mm〜0.6mmに設定され、一端部3bがプラテンローラR1の回転に干渉することなく、且つ、確実に記録媒体を発熱素子5へと搬送するように成している。
一方、搬送ローラR2は、その外周部が金属やゴム等によって形成されており、サーマルヘッドTに対し記録媒体の搬送方向上流側と下流側に分かれて配設され、これらの搬送ローラR2と前述のプラテンローラR1とで記録媒体の走行を支持している。
尚、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
本発明の一実施形態に係るサーマルヘッドの断面図である。 本発明の他の実施形態に係るサーマルヘッドの断面図である。 本発明の一実施形態に係るサーマルプリンタの概略断面図である。 従来のサーマルヘッドの断面図である。
T・・・サーマルヘッド
R1・・・プラテンローラ
R2・・・搬送ローラ
1・・・ヘッド基板
2・・・放熱板
3・・・ヘッドカバー
3a・・・保持部
3b・・・一端部
4・・・ベースプレート
5・・・発熱素子
6・・・導電層
6a・・・共通導電層
6b・・・個別導電層
7・・・グレーズ層
8・・・ドライバーIC
9・・・封止樹脂
10・・・配線基板
11・・・螺子
12・・・導電性テープ
13・・・保護膜

Claims (5)

  1. ベースプレートと、該ベースプレートの上面に配列されている複数の発熱素子と、該複数の発熱素子に電源電力を供給する給電配線とを有しているヘッド基板、および前記給電配線の一部を被覆するように配置されているヘッドカバーを有しており、
    該ヘッドカバーは、記録媒体の支持面を有する一端部を含んでおり、
    該一端部は、前記ヘッド基板の上面に、弾性的に撓らせた状態で当該一端部の先端が当接し、弾性的な撓りによって下に凸の湾曲形状となっており、前記ヘッド基板の上面に対する勾配が前記発熱素子に近づくにつれ漸次小さくなっていることを特徴とするサーマルヘッド。
  2. 前記ヘッドカバーは、前記一端部と別体の保持部とを含んでおり、
    該保持部と前記一端部とは、下面に共通に貼着されている導電性テープにより接続されていることを特徴とする請求項1に記載のサーマルヘッド。
  3. 前記ヘッドカバーの前記一端部の前記支持面が、下に凸の湾曲形状の一部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーマルヘッド。
  4. 前記ヘッドカバーは、前記保持部に比べて前記一端部の厚みが薄いことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサーマルヘッド。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のサーマルヘッド上に、記録媒体を前記サーマルヘッドに押圧するプラテンローラを配置したサーマルプリンタであって、
    前記プラテンローラが記録媒体を介してサーマルヘッドを押圧する該サーマルヘッド上の押圧領域の記録媒体搬送方向上流側の端部と、前記ヘッドカバーの一端部の先端との距離が0.05mm〜2.0mmに設定されることを特徴とするサーマルプリンタ。
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