JP4383985B2 - ビーム照射装置 - Google Patents

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本発明は、荷電粒子ビーム若しくは光ビーム等のビームを被ビーム照射物に照射した際に、被ビーム照射物からのビームを検出する検出器を備えたビーム照射装置に関する。
電子ビームを被描画材料上の所定箇所に照射して被描画材料上にパターンを描く電子ビーム描画装置装置や、試料上の所定領域を電子ビームで走査し、試料からの、例えば、二次電子に基づいて走査領域の二次電子像を表示する走査型電子顕微鏡等、荷電粒子ビームを被ビーム照射物の所定箇所に照射する装置を荷電粒子ビーム装置と称する。一方、レーザービーム等の光ビームを被描画材料上の所定箇所に照射して被描画材料上にパターンを描く光ビーム描画装置や、試料上の所定領域をレーザービーム等の光ビームで走査し、試料からの、例えば、反射光に基づいて走査領域の反射像を表示するレーザー顕微鏡等、光ビームを被ビーム照射物の所定箇所に照射する装置を光ビーム装置と称する。そして、これら、荷電粒子ビーム装置や光ビーム装置等をビーム照射装置と称する。
さて、この様なビーム照射装置は、被ビーム照射物からのビームを検出する検出器を備えており、この検出器からのビーム信号に基づいて、被ビーム照射物の像を表示したり、或いは、被ビーム照射物に照射されるビームの径等のビーム情報等を得ている。
次に、被ビーム照射物の像を表示する装置例と、被ビーム照射物に照射されるビームの径等のビーム情報を得る例を簡単に説明する。
図1は、走査型電子顕微鏡の一概略例を示したものである。
図中1は電子銃、2はコンデンサレンズ、3は対物レンズで、電子銃1からの電子ビームはコンデンサレンズ2と対物レンズ3によって試料4上に集束される様に成っている。
コンデンサレンズ2と対物レンズ3の間には、X方向偏向器5XとY方向偏向器5Yが設けられており、電子銃1からの電子ビームはこれらの偏向器によって試料4上を二次元的に走査するように成っている。6はこれらの偏向器に走査信号を供給するための走査信号発生器である。
7は試料4からの二次電子を検出するための二次電子検出器である。
8は中央制御装置で、DA変換器9を介して前記走査信号発生器6に走査指令を送ったり、AD変換器10を介して送られて来た前記二次電子検出器7からの二次電子信号をメモリ11に記憶させたり、該二次電子信号に基づいて、例えば、陰極線管或いは液晶表示装置の如き表示装置12に二次電子像を表示させたりする。
この様な構成の装置において、電子銃1からの電子ビームはコンデンサレンズ2と対物レンズ3によって試料4上に集束される。一方、走査信号発生器7からの走査信号は、X方向偏向器5X,Y方向偏向器5Yに送られることにより、電子ビームは試料上の所定の範囲を二次元的に走査する。
この走査により、試料から発生した二次電子は二次電子検出器7に検出される。二次電子検出器の出力信号はAD変換器10を介して中央制御装置8に送られ、ここで画像処理され、表示装置12に送られる。この表示装置には、走査信号発生器10からの走査信号がX方向偏向器5X,Y方向偏向器5Yへの供給と同期して送られているので、表示装置の表示画面には所定領域の二次電子像が表示される。尚、二次電子検出器7からの二次電子信号はAD変換器10及び中央制御装置8を介して一旦メモリ11に記憶させ、後で、中央制御装置8が読み出し、表示装置12に二次電子像を表示させるようにしても良い。
尚、試料上方に反射電子検出器を設け、試料からの反射電子を検出し、反射電子像を表示させるようにしても良い。
次に、この様な走査型電子顕微鏡において、試料に照射されるビーム情報(例えば、ビーム径)を得る場合について説明する。
例えば、図2の(a)に示す様に、試料上の直線状体(例えば、試料が半導体基板の場合には、ICパターンや十字状マーク)Seの直線部を電子ビームEBで直角に横切るように走査する。図2の(b)は、この走査により、二次電子検出器7が検出した二次電子の信号波形を示す。この検出信号は、中央制御装置8において、二回微分され、ビーム径が求められる。図2の(c)は検出信号に一回の微分を行った信号波形、図2の(d)は二回の微分を行った信号波形を示し、ピークPaとPb若しくはピークPcとPd間の距離からビーム径が求められる。
尚、試料の代わりに、ナイフエッジ部材を配置し、その下方にファラディーカップをおいて、ナイフエッジ部材上を直角に横切る様に電子ビームで走査し、この走査の際、ファラディーカップで電子ビーム電流を検出し、上記の様に、二回微分を行って、ビーム径を求めるようにしても良い。
特開平3−272129号公報 特開平9−166698号公報
所で、試料像やビーム情報の元になる検出信号には、バックグランドの影響、波形の歪み、S/N比の低下等が入り、精度の高い像観察若しくはビーム情報の取得が困難である。
例えば、ICパターンや十字状マークが形成された半導体基板を試料とした場合を例に上げて説明する。
図3(a)に示す如きICパターンP上を電子ビームで二次元的に走査すると、この走査によって検出される二次電子若しくは反射電子信号からこのICパターンの二次電子若しくは反射電子像が得られる。しかし、このICパターンの長手方向に対し直角に横切って(即ち、X方向に)走査した時に検出された検出信号の波形を見ると、図2の(a)に示す様に、波形に乱れの無い直線的な台形状にはならずに、図3の(b)に示す様に、信号波形の4つ角部C1,C2,C3,C4に、バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みが表れる。
又、図4の(a)に示す様に、十字状マークMの一方の直線部に対し対し直角に横切って(X方向に)走査した時に検出された検出信号の波形を見ると、図3の場合と同じ様に、図4の(b)に示す様に、4つ角部C1,C2,C3,C4に、バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みが表れる
本発明は、この様な問題を解決する新規なビーム照射装置を提供することを目的とする。
本発明のビーム照射装置は、ビーム発生手段、ビーム発生手段からのビームを被ビーム照射物上に集束させる集束レンズと対物レンズ、走査信号発生手段からの走査信号に基づいてビーム発生手段からのビームで被ビーム照射物上を走査する走査手段、該走査による被ビーム照射物からのビームを検出する検出手段を備え、被ビーム照射物に形成されたパターン又はマークを走査することにより台形状又は矩形状の出力信号を前記検出手段から得るようにしたビーム照射装置であって、検出出力信号波形の4つの角に現れる歪みをカットするための上方切り出しレベルと下方切り出しレベルが設定され、検出信号の該上方切り出しレベルを超える部分は該上方切り出しレベルに、検出信号の該下方切り出しレベルを下回る部分は該下方切り出しレベルにそれぞれ制限することにより、検出手段の出力信号の内、任意のレベル域にある信号を切り出す振幅制限手段、及び該振幅制限手段の出力信号の振幅を調整する信号レベル調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明のビーム照射装置は、荷電粒子ビーム発生手段、荷電粒子ビーム発生手段からの荷電粒子ビームを被ビーム照射物上に集束させる集束レンズと対物レンズ、走査信号発生手段からの走査信号に基づいて荷電粒子ビーム発生手段からの荷電粒子ビームで被ビーム照射物上を走査する走査手段、該走査による被ビーム照射物からの荷電粒子を検出する検出手段を備え、被ビーム照射物に形成されたパターン又はマークを走査することにより台形状又は矩形状の出力信号を前記検出手段から得るようにしたビーム照射装置であって、検出出力信号波形の4つの角に現れる歪みをカットするための上方切り出しレベルと下方切り出しレベルが設定され、検出信号の該上方切り出しレベルを超える部分は該上方切り出しレベルに、検出信号の該下方切り出しレベルを下回る部分は該下方切り出しレベルにそれぞれ制限することにより、検出手段の出力信号の内、任意のレベル域にある信号を切り出す振幅制限手段、及び該振幅制限手段の出力信号の振幅を調整する信号レベル調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明のビーム照射装置によれば、被ビーム照射物にビームを照射した際に、被ビーム照射物から、バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みの無い検出信号を得ることが出来るので、該検出信号に基づく、画像はコントラストの良好となる。又、該検出信号に基づくビーム情報は極めて精度の高いものとなる。又、該検出信号に基づいて得られるマーク位置など精度の高いものになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図5は本発明のビーム照射装置の一例である走査型電子顕微鏡の一概略例を示したものである。図中、図1で使用した記号と同一記号の付されたものは同一構成要素を示す。
図5において、図1と異なる構成は、検出器7とAD変換器10の間に、例えば、スライサの如き振幅制限器13と、信号レベル調整回路14を挿入した点にある。尚、振幅制限器13としてリミッタを使用しても良い。
振幅制限器13は、中央制御装置8からの指令に基づいて、検出器7の出力信号の中間部を切り出して出力するもので、上の切り出しレベル値と下の切り出しレベル値が中央制御装置8から送られて来る。これらのレベル値は予め設定されている場合と、オペレーターが入力装置(例.キーボード)からレベル値を中央制御装置8に入力する場合がある。
信号レベル調整回路14は、振幅制限器13からの出力信号の振幅を中央制御装置8からの指令に基づいて調整する回路で、調整すべき振幅値は予め設定されている場合と、オペレーターが入力装置(例.キーボード)からレベル値を中央制御装置8に入力する場合がある。
例えば、ICパターンや十字状マークが形成された半導体基板を試料とした場合を例に上げて説明する。
例えば、図3(a)に示す如きICパターンPの二次電子像を観察する場合、電子銃1から電子ビームをコンデンサレンズ2及び対物レンズ3により試料上に集束させる。そして、X,Y偏向器5X,5Yにより、ICパターンP上を電子ビームで二次元的に走査する。
この走査によって試料からの二次電子は検出器7に検出される。この際、このICパターンの長手方向に対し直角に横切って(X方向に)走査した時に検出された検出信号の波形を、例えば、図6の(a)(図3の(b)と同じ)に示す如きものとする。
この検出信号は振幅制限器13に入力される。
さて、予め、実験等により、ICパターンの種類により検出信号波形の4つ角に表れる歪みの大きさ等が分かっているので、これらの歪みがカットされる上方切り出しレベルLuと下方切り出しレベルLlが中央制御装置8から振幅制限器13に設定されている。すると、振幅制限器13からの出力信号の波形は図6の(b)の如く、図6の(a)に示す検出信号波形の4つ角の歪みが取れたシャープな台形状になる。
このシャープな台形状の波形信号は信号レベル調整回路14に入力される。この信号レベル調整回路には、中央制御装置8から、例えば、元の検出信号の振幅に対応した振幅値が設定されている。従って、信号レベル調整回路14からの出力信号の波形は、図6の(c)に示す様に、元の検出信号の振幅と同等の振幅のシャープな台形状となる。
この様な元の検出信号の振幅と同等の振幅のシャープな台形波形状の信号が、ICパターンの長手方向(Y方向)に僅かずつずらしながら、その都度、ICパターンの長手方向に対し直角に横切って(X方向に)電子ビームで走査する度に、信号レベル調整回路14から、AD変換器10を介して中央制御装置8に入力される。
中央制御装置8は、これらの信号を画像処理し、表示装置12に送る。この表示装置には、走査信号発生器6からの走査信号がX方向偏向器5X,Y方向偏向器5Yへの供給と同期して送られているので、表示装置の表示画面にはICパターンの二次電子像が表示される。
尚、二次電子検出器7からの二次電子信号をAD変換器10及び中央制御装置8を介して一旦メモリ11に記憶させ、後で、中央制御装置8が読み出し、表示装置12に二次電子像を表示させるようにしても良い。
この様に表示装置に表示された二次電子像は、振幅が十分でシャープな台形状波形の信号、即ち、バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みの無い信号に基づいて作られているので、見かけ上でダイナミツクレンジが向上し、ICパターンの輪郭部にボケのない(コントラストの良好な)極めて精度の高い画像となる。
又、例えば、図4(a)に示す如き十字状マークMを使用してビーム情報(例えば、ビーム径)を得る場合、同じ様に、電子銃1から電子ビームをコンデンサレンズ2及び対物レンズ3により試料上に集束させる。そして、X,Y偏向器5X,5Yにより、十字状マークM上を電子ビームで二次元的に走査する。
この走査によって試料からの二次電子は検出器7に検出される。この際、X方向のビーム径を得る場合、この十字状マークMのY方向に伸びた部分に対し直角に(X方向に)横切って走査した時に検出された検出信号の波形を、例えば、図7の(a)(図4の(b)と同じ)に示す如きものとする。
この検出信号は振幅制限器13に入力される。
さて、予め、実験等により、十字状マークMにより検出信号波形の4つ角に表れる歪みの大きさ等が分かっているので、これらの歪みがカットされる上方切り出しレベルLu´と下方切り出しレベルLl´が中央制御装置8から振幅制限器13に設定されている。すると、振幅制限器13からの出力信号の波形は図7の(b)の如く、図7の(a)に示す検出信号波形の4つ角の歪みが取れたシャープな矩形状になる。
このシャープな矩形状の波形信号は信号レベル調整回路14に入力される。この信号レベル調整回路には、中央制御装置8から元の検出信号の振幅に対応した振幅値が設定されている。従って、信号レベル調整回路14からの出力信号の波形は、図7の(c)に示す様に、元の検出信号の振幅と同等の振幅のシャープな矩形状となる。
この様な元の検出信号の振幅と同等の振幅のシャープな矩形波形状の信号が、ICパターンの長手方向に僅かずつずらしながら、その都度、ICパターンの長手方向に対し直角に横切って電子ビームで走査する度に、信号レベル調整回路14から、AD変換器10を介して中央制御装置8に入力される。
中央制御装置8は、これらの信号を前記した様に、二回微分し、ビームのX方向の径を得る。
尚、Y方向のビーム径を得る場合、この十字状マークMのX方向に伸びた部分に対し直角に(Y方向に)横切って走査し、X方向のビーム径を得る場合と同じ様に、二次電子信号を得る。
この様にして、振幅が十分でシャープな矩形状波形の信号、即ち、バックグランド,検出系及び走査信号の影響や、S/N比の低下による波形歪みの無い信号に基づいて、ビーム情報(ビーム径)を得るようにしているので、極めて精度の高いビーム情報が得られる。
尚、上記各例では、切り出しレベルは予め決めていたが、検出信号の波形を表示しながら、いろいろ変えて行っても良い。
又、検出器からの検出信号を一旦メモリに取り込んでから、中間部の切り出しと、切り出した信号の振幅調整を行う様に成しても良い。
又、上記例では応用例として、試料像観察とビーム情報取得を説明したが、マーク位置検出等にも使用される。
又、上記例では、走査型電子顕微鏡に応用した場合について説明したが、本発明は、被ビーム照射物からのビーム検出系を備えた他の荷電粒子ビーム装置や光ビーム装置にも応用可能である。
走査型電子顕微鏡の一概略例を示している。 試料上の直線状体Seの直線部を電子ビームEBで直角に横切るように走査した時の信号波形図を示している。 ICパターンP上を電子ビームで二次元的に走査した時に検出される二次電子信号の波形図を示している。 十字状マーク上を電子ビームで二次元的に走査した時に検出される二次電子信号の波形図を示している。 本発明のビーム照射装置の一例である走査型電子顕微鏡の一概略例を示したものである。 信号波形図を示している。 信号波形図を示している。
符号の説明
1…電子銃
2…コンデンサレンズ
3…対物レンズ
4…試料
5X…X方向偏向器
5Y…Y方向偏向器
6…走査信号発生器
7…二次電子検出器
8…中央制御装置
9…DA変換器
10…AD変換器
11…メモリ
12…表示装置
13…振幅制限器
14…信号レベル調整回路

Claims (4)

  1. ビーム発生手段、ビーム発生手段からのビームを被ビーム照射物上に集束させる集束レンズと対物レンズ、走査信号発生手段からの走査信号に基づいてビーム発生手段からのビームで被ビーム照射物上を走査する走査手段、該走査による被ビーム照射物からのビームを検出する検出手段を備え、被ビーム照射物に形成されたパターン又はマークを走査することにより台形状又は矩形状の出力信号を前記検出手段から得るようにしたビーム照射装置であって、検出出力信号波形の4つの角に現れる歪みをカットするための上方切り出しレベルと下方切り出しレベルが設定され、検出信号の該上方切り出しレベルを超える部分は該上方切り出しレベルに、検出信号の該下方切り出しレベルを下回る部分は該下方切り出しレベルにそれぞれ制限することにより、検出手段の出力信号の内、任意のレベル域にある信号を切り出す振幅制限手段、及び該振幅制限手段の出力信号の振幅を調整する信号レベル調整手段を備えたビーム照射装置。
  2. 荷電粒子ビーム発生手段、荷電粒子ビーム発生手段からの荷電粒子ビームを被ビーム照射物上に集束させる集束レンズと対物レンズ、走査信号発生手段からの走査信号に基づいて荷電粒子ビーム発生手段からの荷電粒子ビームで被ビーム照射物上を走査する走査手段、該走査による被ビーム照射物からの荷電粒子を検出する検出手段を備え、被ビーム照射物に形成されたパターン又はマークを走査することにより台形状又は矩形状の出力信号を前記検出手段から得るようにしたビーム照射装置であって、検出出力信号波形の4つの角に現れる歪みをカットするための上方切り出しレベルと下方切り出しレベルが設定され、検出信号の該上方切り出しレベルを超える部分は該上方切り出しレベルに、検出信号の該下方切り出しレベルを下回る部分は該下方切り出しレベルにそれぞれ制限することにより、検出手段の出力信号の内、任意のレベル域にある信号を切り出す振幅制限手段、及び該振幅制限手段の出力信号の振幅を調整する信号レベル調整手段を備えたビーム照射装置。
  3. 被ビーム照射物上の走査に基づく被ビーム照射物像を表示する表示手段を備えている請求項1又は2記載のビーム照射装置。
  4. 被ビーム照射物上をライン状に走査した時に検出された検出信号波形及び位置情報を表示するように成した請求項1又は2記載のビーム照射装置。
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