JP4382217B2 - 混練方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被分散物が内在する粘性材料を混練するための混練方法に係わり、特に、伸長流動分散を応用した混練方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の伸長流動分散を応用した混練方法として、U.S.Patnet Number:5,451,106に記載されたものが知られている。その混練装置50は、図4に示されているような混練室体51を有する。前記混練室体51は円盤状であり、上面に材料供給口51aを下面に材料排出口51bを有する。前記混練室体51内には複数の環状の空間52a,52b,52c,52dが同心円上で径方向に連なって形成された円板状の混練室52が形成されている。材料の流れ方向に垂直な面で切った断面に関して、最大の断面積を有する第1,第2大環状空間52a,52cと最小の断面積を有する第1,第2の環状のスリット空間52b,52dが交互に連なっている。前記第1大環状空間52aは、前記材料供給口51aと連絡されており、前記第2の環状スリット空間52dは前記材料排出口51bと連絡されている。このような形状の混練室52を有する混練装置は、材料供給口51aから混練材料が投入されると、材料が前記混練室52を通過する間に伸長流動分散により混練されて前記材料排出口51bから排出される。
【0003】
伸長流動分散とは、被分散物を内在する粘性材料を、材料の流れ方向に垂直な面で切断した断面に関して大きな断面を有する大通路から前記大通路よりも小さな断面を有するスリット状通路へ流入させ、そして、前記スリット状通路の所定の長さを通過させることにより、前記被分散物を小さく破砕して分散させることを言う。
具体的には、図4に示すような前記従来の混練装置50において、材料が第1大環状空間52aから第1環状スリット空間52bへと移動して第1環状スリット空間52bを通過する際と、第2大環状空間52cから第2環状スリット空間52dへと移動して第2環状スリット空間52dを通過する際と2段階で伸長流動分散が行われることになる。
【0004】
前記分散の原理は、前記大小の通路52a,52b,52c,52dを通過する際の流速の変化に伴って、被分散物が引き延ばされ応力限界で千切れ、分散するというものである。Prof.Utrackiは材料が前記大小の通路52a,52b,52c,52dを通過して出てくるまでの流動材料の全体圧力損失に比例して分散効果があると結論している。従って、前記従来の混練装置50においては、混練室52の材料の供給側の圧力と排出側の圧力の差、即ち、全体圧力損失を適正に制御することにより効率良い材料の混練を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、本発明者らは、更に、深く前記伸長流動分散について考察を試みた。Prof.Utrackiは上述したように材料が前記大小の通路52a,52b,52cを通過して出てくるまでの全体圧力損失に比例して分散効果があると結論している。
本発明者らは、実験によって流動材料の圧力損失は次の2か所A、Bで起こることを見いだした。
A:大きな断面を有する大通路52a,52cから,小断面を有するスリット状通路52b,52dへ流入する際の流入圧力損失
B:所定の長さを有する前記スリット状通路52b,52dを流動する際のスリット状通路流動圧力損失
そして、Bの流動圧力損失に対する分散効果はほとんどなく、Aの流入圧力損失に対して分散が促進されることが明らかになった。効率良く分散させるには、大きな断面を有する大通路52a,52cから,小断面を有するスリット状通路52b,52dへ流入する際の流入圧力損失を適正に制御する必要があることを見いだした。
【0006】
ところが、前記従来の混練装置50の混練室52は、複数の環状の空間52a,52b,52c,52dが同心円上で径方向に連なって形成されており、環状の空間の径が中心に向かう程小さくなるので、第1大環状空間52aから第1環状スリット空間52bへと材料が流入する際の流入圧力損失と、第2大環状空間52cから第2環状スリット空間52dへと材料が流入する際の圧力損失を同一に設定することは難しいという問題を有している。そのため、1回目か2回目かのいずれか一方の伸長流動分散においては、材料に適した流入圧力損失を実現することができるが、他方においては材料に適した流入圧力損失を実現することがでないという問題を有している。
【0007】
本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、混練材料に適した流入圧力損失を設定することが可能な混練方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の本発明の混練方法は、複数の環状の空間が同軸上で軸方向に連なって形成された環状、且つ、筒状の混練室であり、且つ、材料の流れ方向に垂直な面で切った断面に関して最大の断面積を有する大環状空間と最小の断面積を有する環状のスリット空間が交互に連なっている混練室に、材料を流し入れ、通過させて伸長流動分散によって混練する方法である。更に、前記大環状空間から環状のスリット空間へと材料が流入するときの流入圧力損失によって伸長流動分散度を制御して混練することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1の実施形態である本発明の混練装置を示す図である。
図1において、本発明の混練装置1は、混練室体2と、材料供給手段3と、断面積比調整手段4と、材料温度調節手段5とを備えている。
【0018】
前記混練室体2内には、一端に材料供給口を他端に材料排出口を有する混練室6が形成されている。
前記混練室6は、複数の環状の空間6a,6b,6c,6d,6e,6fが同軸O上で軸方向に連なって形成された環状、且つ、筒状の混練室である。第1の実施形態においては6個の環状空間が設けられている。前記複数の環状の空間の内、符号6a,6c,6eで示される空間は、材料の流れ方向に垂直な面で切った断面に関して最大の断面積S1を有する第1,第2,第3の大環状空間6a,6c,6eであり、これらの空間は同じ大きさで同じ形状をしている。符号6b,6d,6fで示される空間は、材料の流れ方向に垂直な面で切った断面に関して最小の断面積S2を有する第1,第2,第3の環状のスリット空間6b,6d,6fであり、これらの空間は同じ大きさで同じ形状をしている。前記大環状空間6a,6c,6eと前記環状のスリット空間6b,6d,6fは大小交互に連なっている。
【0019】
前記混練室6内では、第1の大環状空間6aから第1の環状のスリット空間6bへ流入する点と、第2の大環状空間6cから第2の環状のスリット空間6dへ流入する点と、第三の大環状空間6eから第三の環状のスリット空間6fへ流入する点の複数箇所で伸長流動分散が起きる。
前記3つの大環状空間6a,6c,6eが同じ大きさで同形状であり、前記3つの環状のスリット空間6b,6d,6fが同じ大きさで同形状であると、第1の大環状空間6aから第1の環状のスリット空間6bへ流入する際の流入圧力損失と、第2の大環状空間6cから第2の環状のスリット空間6dへ流入する際の流入圧力損失と、第三の大環状空間6eから第三の環状のスリット空間6fへ流入する際の流入圧力損失とが略同じになる。
従って、前記混練室体2の材料供給口2aにおける材料圧力を伸長流動分散(混練)に適した材料圧力に設定するだけで、前記複数箇所での流入圧力損失を全て伸長流動分散(混練)に適したものにすることができる。
【0020】
前記混練室体2は、円筒7と、前記円筒7内に同心円上に収納される円柱8と、前記円筒7を包囲して保持するために前記円筒7に同心円上に設けられる円筒状のホルダー2cと、前記ホルダー2cの材料排出側開口を閉塞する蓋2dとを有する。
前記ホルダー2cは、円筒状であり、一方に混練室体2の材料供給口2aとなる開口が、他方に材料排出側開口部を有する。材料排出側開口部から前記円筒7が円柱8と共に収納される。前記蓋2dには、混練室体2の材料排出口2bとなる通路が設けられている。
前記複数の環状空間は、円筒7と前記円筒7内に同心円上に収納される円柱8とによって形成されている。
【0021】
前記円筒7の内側表面に、径方向に沿って延びる複数の溝9が設けられている。図1においては3つの溝9が設けられており、これらの溝9はそれぞれ前記第1,第2,第3の大環状空間6a,6c,6eの一部を構成している。前記複数の溝9はすべて同じ形状をしており、所定の深さh1となるように、それぞれの溝の両側面を構成する傾斜部9a,9cと底部9bとからなる。
隣合う溝9はそれぞれ距離L1だけ隔てられており、この溝と溝とに挟まれた部分が前記第1,第2,第3の環状のスリット空間6b,6d,6fを構成する凸条部となる。前記凸条部の上面は混練室6の軸Oと平行な円筒面である。
【0022】
前記円柱8の外側表面に、径方向に沿って延びる複数の溝10が設けられている。図1においては3つの溝10が設けられており、これらの溝10はそれぞれ前記第1,第2,第3の大環状空間6a,6c,6eの一部を構成している。前記複数の溝10はすべて同じ形状をしており、所定の深さh1となるように、それぞれの溝10の両側面を構成する傾斜部10a,10cと底部10bとからなる。
隣合う溝10はそれぞれ距離L1だけ隔てられており、この溝と溝とに挟まれた部分が前記第1,第2,第3の環状のスリット空間6b,6d,6fを構成する凸条部となる。前記凸条部の上面は混練室6の軸Oと平行な円柱面である。
前記円柱8は、前記円筒7に設けられた溝9に前記円柱8の溝10が対向するように、前記円筒7内に同心円上に収納される。前記円柱8の外側表面と前記円筒7の内側表面との隙間が混練室6となる。
【0023】
前記円柱8は前記円筒7と共に前記ホルダー2cの排出側開口部から前記ホルダー2c内に挿入される。そして、前記ホルダー2cの排出側開口部が前記蓋2dによって閉塞され、前記円柱8は前記円筒7と共に前記ホルダー2c内に保持される。
尚、前記円柱8の外側表面と前記円筒7の内側表面との隙間、即ち、前記大環状空間と前記環状スリット空間の断面積の比を変更する場合は、前記混練室体2の蓋2dを取り外して、前記円筒7若しくは前記円柱8、又は両方を取り換えることによって行われる。
【0024】
前記材料供給手段3は、材料を供給するために該混練室体2の材料供給口2aに接続されている。この材料供給手段3は、スクリュー3aと前記スクリュー3aを収納して混練室体2の供給口2aに一端が接続されるバレル3bと、前記スクリュ─3aを回転させるために前記バレル3bの図示されていない他端に設けらる駆動機とを有する。前記スクリュ─3aの回転速度及び送り量を調整して混練室体2の材料供給口2aでの伸長流動分散(混練)に適した材料圧力を実現する。
尚、前記材料供給手段3は、前記スクリュー型に限らない。プランジャー型等の従来から使用されている種々の材料送り手段を材料供給手段3として用いてもよい。また、従来の押出機や混練機を材料供給手段3として混練室体2の供給口2aに接続しても良い。
【0025】
ヒータ等の前記材料温度調節手段5は、前記混練室6内の材料温度を調節するために少なくとも前記混練室体2の周囲に設けられている。前記材料温度調節手段5によって材料は伸長流動分散(混練)に適した材料温度に設定される。第1実施形態においては、第1,第2ヒータ5a,5bが前記材料供給手段3のバレル3bの周囲と前記混練室体2の周囲とに設けられている。前記第1ヒータ5aによって伸長流動分散(混練)に適した温度にされ、第2ヒータ5bによってその温度が維持される。
【0026】
次に、前記第1の実施形態による本発明の混練装置1による作動を説明する。前記材料供給手段3の周囲設けられたヒータ5aによって伸長流動分散(混練)に適した材料温度となった高分子材料等の粘性材料が材料供給手段3によって材料供給口2aから混練室体2内へ供給される。混練室体2内に供給された材料は、混練室体2の軸O方向に流れて混練室6を通過し、材料排出靴口2bから排出される。
前記混練室6を通過する際に、前記混練室6が軸方向で大小交互に接続されている環状空間6a,6b,6c,6d,6e,6fにより形成されているので、伸長流動分散が起こり材料が混練される。
【0027】
次に、第2の実施形態を図2により説明する。図1に示された第1の実施形態中の部材と同じ働きをするものは、図1と同じ符号を付してその説明を省略する。
図2において、図1と異なるところは、前記混練室体2内の材料供給口2a内にギヤポンプ11が設けられている点である。このギヤポンプ11によって材料供給口2a側で百kgf/cm2 〔980×1002 Pa〕以上の材料圧力を発生させることができる。第1の実施形態において説明した材料供給手段3によってのみで発生させることのできる材料圧力は百kgf/cm2 〔980×1002 Pa〕程度で、高圧の材料圧力を発生させることが難しい。この第2実施形態の本発明の混練装置は、材料供給口2a側で百kgf/cm2 〔980×1002 Pa〕以上の高圧の材料圧力を発生させる混練装置として最適である。
尚、前記ギヤポンプ11は、前記混練室体2内の材料供給口2a内ではなく、材料供給口2a側であれば、材料供給手段3の材料流出口内に設けても良い。
【0028】
図2において、符号12は、ギヤポンプ11への流入口11aに設けられている第1圧力計12である。この第1圧力計12により測定された圧力値は前記材料供給手段の駆動部フィードバックされ、ギヤポンプ11へ流入する際の材料の圧力が制御される。ギヤポンプ11へ流入する際の材料の圧力は、0から50kgf/cm2 〔490×1002 Pa〕の範囲内の一定値に設定される。
符号13は、ギヤポンプ11からの流出口であり混練室6への流入口11bに設けられている第2圧力計13である。この第2圧力計13により測定された圧力値に基づいて、ギヤポンプ11の回転を制御する。材料が混練室6へ流入する際の材料圧力が伸長流動分散(混練)に適した圧力となるようにギヤポンプ11の回転を制御する。
【0029】
また、前記第1,第2の実施形態においては、環状のスリット空間を形成するために混練室体2内の円柱8に設けられた凸条の上面は、混練室体2の軸Oと平行な面で形成されているが、図3に示すように、軸Oに対して所定角度θ傾いたテーパ面14としても良い。図3において、円筒7に設けれた溝15を形成している両側面の傾斜面の一方15aを、前記テーパ面14と同様に、軸Oに対して所定角度θ傾いた傾斜面とし、前記隣合う溝15同士の距離を零としている。そして、前記円柱8のテーパ面14と前記円筒の一方の傾斜面15aが対向する位置を基本位置として前記円筒7内に前記円柱8を収納している。この場合も前記円柱8の外側表面と前記円筒7の内側表面との隙間が混練室16となる。前記円柱8のテーパ面14と前記円筒の一方の傾斜面15aが基本位置にあるときの隙間を基本隙間とする。
【0030】
前記隙間は、断面積比調整手段4によって変化せることが可能である。
断面積比調整手段4は前記混練室体2の大環状空間と前記環状のスリット空間の最大最小の断面積の比S1/S2を調整するために設けられている。前記断面積比調整手段4は、前記混練室体2を構成する円筒7の材料排出側2aの端面に90°間隔で設けられた引きボルト若しくは押ボルト4である。図1において説明した前記円筒7を前記ホルダー2c内に軸方向の移動が可能なように保持し、前記ボルト4によって円筒7を僅かに軸方向に移動させることによって、前記基本位置から僅かにずらして大環状空間と環状のスリット空間の最大最小の断面積の比S1/S2を調整する。
具体的には、混練室16である前記円柱8の外側表面と前記円筒7の内側表面との隙間が、前記円筒7の軸方向の移動によって、基本隙間に対して、特に、環状スリット空間のスリット幅が0から2mmの範囲で変化するように、前記円柱8の外側表面と前記円筒7の内側表面に設けられた溝の形状及び隣合う溝との間隔及び、隣合う溝に挟まれた凸条のテーパ面の角度は決定されている。
例えば、前記テーパ面14の所定角度θを15°とすれば、前記円筒7が5mm軸方向に移動すると、前記スリット幅は1mm変化する。
このような断面積比調整手段4によって前記円柱8と前記円筒7との隙間が伸長流動分散(混練)に適した隙間の値に設定される。
尚、前記円筒7を円柱8に対して相対移動可能として設けているが、前記円柱8を円筒7に対して相対移動可能に設けて断面積比を調整しても良い。
【0031】
更にまた、上述のいずれの本発明の混練装置においても混練室体2の材料排出口2bに、ペレットやシート、フィルム状等に成形するためのダイを接続してもよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明の混練方法は、複数の環状の空間が同軸上で軸方向に連なって形成された環状、且つ、筒状の混練室を有し、大環状空間と環状のスリット空間が交互に連なっているので、大環状空間から環状のスリット空間へ材料が流入して起きる伸長流動分散が複数箇所で起きる。前記複数箇所で起きる大環状空間から環状のスリット空間へ材料が流入する際の流入圧力損失は、環状空間の径に制限されず一定に調整されることができる。そのため、前記複数箇所で起きる流入圧力損失を同一の所望値に設定できる。その結果、効率よく混練が行えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の混練装置の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の混練装置の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態の混練装置の断面図である。
【図4】従来の混練装置の断面図である。
【符号の説明】
1 混練装置
2 混練室体
3 材料供給手段
2a 材料供給口
2b 材料排出口
4 断面積比調整手段
5 材料温度調節手段
6 混練室
O 軸
S1 最大の断面積
S2 最小の断面積
6a,6c,6e 大環状空間
6b,6d,6f 環状のスリット空間

Claims (1)

  1. 複数の環状の空間が同軸上で軸方向に連なって形成された環状、且つ、筒状の混練室であり、且つ、材料の流れ方向に垂直な面で切った断面に関して最大の断面積を有する大環状空間と最小の断面積を有する環状のスリット空間が交互に連なっている混練室に、材料を流し入れ、通過させて伸長流動分散によって混練する方法であって、前記大環状空間から前記環状スリット空間へと材料が流入するときの流入圧力損失によって伸長流動分散度を制御して混練する混練方法。
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