JP4381487B2 - データ伝送システム、送信装置および受信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビデオ信号に、ビデオモニター等を制御する制御信号等、または文字データ等の別系統のデータを挿入する機能を有するデータ伝送システム、送信装置および受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
NTSC方式等のビデオ信号に、ビデオ信号とは別系統のデータ、例えば、ビデオモニター等のビデオ映像出力手段の画面の品質、音量等を制御する制御信号等を挿入し、受信側でビデオ信号とは別個に再生する技術は、テレビジョン放送等によって伝送される情報に付加価値を加える手段として開発が進められてきた。このような技術の一例について以下に説明する。
【0003】
送信側では、上述したような別系統のデータを所定の手段によってエンコードし、例えばNTSC方式等の、送出するビデオ信号と同じ形式の映像信号に変換する。そして、この映像信号をビデオ信号に重畳することによって別系統のデータをビデオ信号に挿入する。別系統のデータが挿入されたビデオ信号は、変調増幅された後に送信される。
【0004】
受信側では、上述の別系統のデータを挿入されたビデオ信号が受信された後に復調される。復調後のビデオ信号は、別系統のデータを認識するデータ認識手段、並びに例えばビデオモニター等のビデオ映像出力手段に供給される。データ認識手段は、供給されたビデオ信号から、挿入された別系統のデータを以下に説明するようにして認識する。一方、映像出力手段は、供給されたビデオ信号からビデオ映像を再生する。
【0005】
データ認識手段中には、所定の記憶手段が設けられている。上述したようにして供給されたビデオ信号は、この所定の記憶手段に一時的に保持される。そして、この所定の記憶手段から、所定の手段によってビデオ信号の断片が切出され、切出された断片からビデオ信号に重畳されていた映像信号が検出される。検出された映像信号から挿入されていた別系統のデータが再生される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、受信側では、ビデオ映像出力手段によって、受信されたビデオ信号からビデオ映像が再生される。この際に、受信されたビデオ信号に別系統のデータが挿入されている場合、すなわち別系統のデータに対応する映像信号が重畳されている場合には、ビデオ映像中に別系統のデータに対応する映像信号から再生される映像が表示される。このような映像は、本来のビデオ信号から再生された映像とは無関係なものであり、被視者に不快感を与えることが多い。
【0007】
上述の問題を生じないように、再生されたビデオ映像上で視覚認識不可能な位置に対応するビデオ信号中の領域に、別系統のデータに対応する映像信号を重畳する方法が考えられる。しかしながら、再生されたビデオ映像上で視覚認識不可能な位置に対応するビデオ信号中の領域は少ない。また放送局等において、かかる領域を別系統のデータを挿入する領域として利用することは、諸般の事情によりきわめて困難である。このため、再生されたビデオ映像上で視覚認識可能な位置、すなわち以下に説明する有効表示画面に対応する、ビデオ信号中の部分に別系統のデータを挿入することを前提として、ビデオ信号に別系統のデータを挿入するデータ伝送システムに関する技術開発がなされる必要がある。
【0008】
NTSC方式のビデオ信号から再生されるビデオ映像について図14を参照して説明する。かかるビデオ映像は、525本の走査線により構成されるが、これらの走査線のうち、映像信号を載せるための走査線を有効走査線と表記する。また各有効走査線上で、映像信号が実際に載せられる期間を有効水平走査期間と表記する。NTSC方式では、有効走査線は、22〜263本目および285〜525本目目の走査線とされる。また、PAL方式のビデオ信号においては、有効走査線は、23〜314本目および336〜625本目目の走査線とされる。
【0009】
上述したような事情を考え合わせると、別系統のデータに対応する映像信号から再生された映像が上述の有効表示画面内に表示される場合に、被視者に不快感を与えないようすることが望ましい。
【0010】
従って、この発明の目的は、ビデオ信号に重畳されている別系統のデータに対応する映像信号から、映像出力手段によって有効表示画面内に再生される映像が、被視者に不快感を与えない、または不快感を与える程度が小さい形状を有するデータ伝送システム、送信装置および受信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上述した課題を解決するために、送信装置および受信装置からなるデータ伝送システムにおいて、送信装置は、時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで表される複数の映像が、伝送すべきデータを示すように表示されて再生され、伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素とを有し、時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された、動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号を、本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に重畳するデータ挿入手段と、データ挿入手段により重畳された映像信号を変調した後送信する送信手段とを備え、受信装置は、送信装置から送信される、第1の映像信号に対して第2の映像信号が重畳された重畳映像信号を復調する復調手段と、復調手段から復調された重畳映像信号に対応する映像を再生する映像出力手段と、復調手段から復調された重畳映像信号から、時間的に固定された映像要素を検出すると共に、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素とを検出して第2の映像信号を検出し、第2の映像信号からデータを再生し、映像出力手段に出力することにより、映像出力手段において再生される第1の映像信号に対応する映像を制御するデータ認識手段と、
を備えることを特徴とするデータ伝送システムである。
また、この発明は、時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素を記憶する記憶手段と、記憶手段からこれらの映像要素を取り出すことによって、供給されたデータに対応する映像信号であって、時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号を生成する映像信号生成手段と、映像信号生成手段からの第2の映像信号を本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に重畳するデータ挿入手段と、データ挿入手段により重畳された映像信号を変調した後送信する送信手段とを有することを特徴とする送信装置である。
また、この発明は、時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素からなり、時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号が本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に対して重畳され、変調された後送信された重畳映像信号を復調する復調手段と、復調手段から復調された重畳映像信号に対応する映像を再生する映像出力手段と、時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素とを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された映像要素を参照して復調手段から復調された重畳映像信号から時間的に固定された映像要素を検出すると共に、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素とを検出して第2の映像信号を検出し、第2の映像信号からデータを再生し、映像出力手段に出力することにより、映像出力手段において再生される第1の映像信号に対応する映像を制御するデータ認識手段とを備えることを特徴とする受信装置である。
【0012】
以上のような手段を用いれば、ビデオ信号に別系統のデータを挿入するためにビデオ信号に重畳される映像信号は、予め規定された記号映像信号要素群の1個または複数個の要素の組み合わせから構成されることになる。また、上述したように、記号映像信号要素群の各要素は、何れも、ビデオ映像出力手段によって、被視者に不快感を与えないような形状の映像として再生されるものである。従って、上述したように構成された、ビデオ信号に重畳される映像信号から再生される映像は、被視者に不快感を与えないような形状を有するものとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施例について説明する。この発明においてビデオ信号に重畳される映像信号、すなわち上述した予め規定された記号映像信号要素群の要素のうちの1個または複数個からなる映像信号を、以下の説明においては、従来技術における映像信号と区別するために記号映像信号と称する。また記号映像信号から再生された映像を、以下の説明においては、記号映像と称する。この発明においては、上述した有効表示画面に対応するビデオ信号中の部分に、記号映像信号を重畳する。従って、記号映像が有効表示画面内に表示される。
【0014】
図1は、この発明を適用したデータ伝送システムの一例を示すブロック図である。送信手段1においては、ビデオ信号および伝送すべき別系統のデータは、データ挿入手段21に供給される。データ挿入手段21は、後述するようにして、供給された別系統のデータに対応する記号映像信号を生成し、生成した記号映像信号を供給されたビデオ信号に重畳する。記号映像信号を重畳されたビデオ信号がビデオ信号送信手段22に供給される。ビデオ信号送信手段22は、供給されるビデオ信号を変調増幅して、アンテナ23を介して送信する。
【0015】
受信手段2においては、ビデオ信号は、アンテナ41を介してビデオ信号受信手段42に供給される。ビデオ信号受信手段42は、供給されたビデオ信号を復調し、復調後のビデオ信号を例えばビデオモニター等のビデオ映像出力手段44、並びにデータ認識手段43に供給する。
【0016】
ビデオ映像出力手段44は、供給されたビデオ信号からビデオ映像を再生する。この際に、ビデオ信号に重畳されていた記号映像信号が記号映像として再生される。
【0017】
一方、データ認識手段43は、供給されたビデオ信号から後述するようにして記号映像信号を検出し、検出された記号映像信号から別系統のデータを再生し、再生された別系統のデータを所定の手段に供給する。例えば、別系統のデータがビデオ映像出力手段44を制御する制御信号である場合には、上述の所定の手段はビデオ映像出力手段44である。
【0018】
図1中のデータ挿入手段21の構成および動作について、図2を参照して詳述する。データ挿入手段21は、例えばRAM等のビデオ信号記憶手段31および映像信号記憶手段32、映像信号重畳手段33、データ挿入手段の動作を総合的に制御するマイクロコンピュータ34(以下、マイコン34と略す)、および例えばROM等の記号映像信号要素群記憶手段35から構成されている。記号映像信号要素群記憶手段35は、この一実施例において用いられる記号映像信号要素群の全ての要素を予め記憶している。
【0019】
挿入されるべき別系統のデータがマイコン34に供給される。マイコン34は、供給された別系統のデータに対応する記号映像信号を構成するために必要な、記号映像信号要素群の1個または複数個の要素を、記号映像信号要素群記憶手段35から抽出する。そして、抽出された記号映像信号要素群の1個または複数個の要素を映像信号記憶手段32に一時的に保持させる。
【0020】
一方、ビデオ信号がビデオ信号記憶手段31に供給され、ビデオ信号記憶手段31に一時的に保持される。
【0021】
映像信号重畳手段33は、上述のビデオ信号記憶手段31が一時的に保持している記号映像信号要素群の1個または複数個の要素を受取る。さらに、映像信号重畳手段33は、ビデオ信号記憶手段32が一時的に保持している、供給されたビデオ信号を受取り、記号映像信号要素群の1個または複数個の要素をビデオ信号に重畳する。後述するように、この重畳の際に、記号映像信号要素群の1個または複数個の要素が重畳されるビデオ信号中の位置等は、マイコン34の指令によって様々に制御することができる。その結果として、重畳される記号映像信号を様々な構成のものとすることができる。このようにして、記号映像信号が重畳されたビデオ信号、すなわち別系統のデータが挿入されたビデオ信号が生成される。別系統のデータが挿入されたビデオ信号は、上述のビデオ信号送信手段22に供給される。
【0022】
図1中のデータ認識手段43の構成および動作について、図3を参照して詳述する。データ認識手段43は、例えばRAM等のビデオ信号記憶手段51、データ認識手段の動作を総合的に制御するマイコン52(以下マイコン52と略す)、例えばROM等の記号映像信号要素群記憶手段53、およびビデオ信号比較手段54から構成される。記号映像信号要素群記憶手段53は、この一実施例において用いられる記号映像信号要素群の全ての要素を予め記憶している。すなわち、図2の記号映像信号要素群記憶手段35と同様な記憶内容を保持している。
【0023】
上述のビデオ信号受信手段42から供給された、復調後のビデオ信号がビデオ信号記憶手段51に供給され、一時的に保持される。
【0024】
ビデオ信号比較手段54は、マイコン52による指令に従って、上述のビデオ信号記憶手段51が一時的に保持しているビデオ信号に重畳された記号映像信号を後述するような方法で検出する。この検出の際には、記号映像信号要素群記憶手段53が記憶している記号映像信号要素群の要素が参照される。
【0025】
かかる検出の具体的方法の一例としては、以下に説明するような方法が挙げられる。ビデオ信号記憶手段51が一時的に保持しているビデオ信号から、所定の手段によって、記号映像信号要素群の要素と同じデータ長のビデオ信号の断片が切出され、切出されたビデオ信号の断片がビデオ信号比較手段54に供給される。ビデオ信号比較手段54は、さらに、記号映像信号要素群記憶手段53から所定のタイミングで記号映像信号要素群の要素を受取る。そして、ビデオ信号比較手段54は、供給されたビデオ信号の断片および記号映像信号要素群の要素を比較することによって、供給されたビデオ信号の断片から、記号映像信号要素群の要素を検出する。ビデオ信号比較手段54によってなされる上述したような動作は、マイコン52の指令に従って行われる。
【0026】
ビデオ信号比較手段54は、受取った記号映像信号要素群の要素を参照して、切出されたビデオ信号の断片から、重畳された記号映像信号を検出する。検出された記号映像信号は、マイコン52に供給される。マイコン52は、供給された記号映像信号から別系統のデータを再生する。
【0027】
この発明の一実施例において用いられる記号映像信号は、例えば、図4または図5に示すような記号映像に対応するものである。記号映像としてこのような比較的単純な形状の映像を用いれば、被視者に不快感を与えにくいと考えられる。そして、例えば、図4の記号映像に対応する記号映像信号に、ビデオモニターの音量を大きくする制御信号を対応させる。従って、図4の記号映像が表示されている期間には徐々に音量が大きくなる。また、例えば、図5の記号映像に対応する記号映像信号に、ビデオモニターの音量を小さくする制御信号を対応させる。従って、図5の記号映像が表示されている期間には徐々に音量が小さくなる。このような記号映像信号を用いた場合には、音量を制御する信号を、被視者に不快感を与えることなくビデオ信号に挿入することができる。
【0028】
このような記号映像信号を、ビデオ信号中の予め定められた位置に重畳する場合には、上述のデータ認識手段43が行う記号映像信号の検出が容易となる。また、上述のデータ認識手段43による記号映像信号の検出能力が充分高い場合には、有効表示画面に対応するビデオ信号中の任意の位置に、記号映像信号を重畳するようにすることも可能である。
【0029】
この発明の一実施例においては、ビデオ信号にデータを挿入するデータ挿入手段21が送信手段1に含まれている。この他にも、例えば磁気テープ等の記録媒体にビデオ信号を記録するビデオ信号記録手段中に、図1中のデータ挿入手段21と同様のデータ挿入手段を設けることにより、ビデオ信号記録時に、別系統のデータを挿入する機能を有するようにしたビデオ信号記録手段を有するデータ伝送システムにも、この発明を適用することが可能である。
【0030】
このようなデータ伝送システムの一例について図6および図7を参照して説明する。図6は、この発明を適用したデータ伝送システムの記録手段3の構成を示している。データ挿入手段61は、供給された記録対象のビデオ信号に供給された別系統のデータを挿入する。このデータ挿入手段61は、上述したこの発明の一実施例において使用されたもの、すなわち図1のデータ挿入手段21と同様のものである。データ挿入手段61には、記録対象のビデオ信号および別系統のデータが供給される。データ挿入手段61は、記録対象のビデオ信号に別系統のデータを挿入する。
【0031】
別系統のデータを挿入されたビデオ信号は、ビデオ信号記録手段62に供給する。ビデオ信号記録手段62は、供給される別系統のデータを挿入されたビデオ信号に所定の信号処理を施し、記録用信号に変換する。そして、記録用信号を、例えば磁気テープ等のビデオ信号記録媒体63に供給する。ビデオ信号記録媒体63は、供給された記録用信号を記録する。
【0032】
一方、図7は、再生手段4の構成を示している。磁気テープ等のビデオ信号記録媒体63は、上述したようにして、別系統のデータを挿入されたビデオ信号に基づく記録用信号を記録している。この記録用信号が例えば磁気ヘッド等を含む所定の手段によって、ビデオ信号再生手段72に供給される。ビデオ信号再生手段72は、供給された記録用信号をNTSC方式等のビデオ信号の形式に変換し、このビデオ信号をデータ認識手段73、およびビデオモニター等のビデオ映像出力手段74に供給する。
【0033】
データ認識手段73は、上述したこの発明の一実施例において使用されたもの、すなわち図2のデータ認識手段21と同様なものである。データ認識手段73は、供給されたビデオ信号から挿入された別系統のデータを再生する。一方、ビデオ映像出力手段74は、供給されたビデオ信号からビデオ映像を再生する。この際に、ビデオ信号に重畳された記号映像信号は、記号映像として再生される。
【0034】
この発明において用いられる記号映像信号要素群の要素は、何れも比較的単純な形状の記号映像に対応するものである。この発明の目的は、ビデオ信号に重畳されている別系統のデータに対応する映像信号から、映像出力手段によって再生される映像が被視者に不快感を与えない形状を有するデータ伝送システムを提供することであるから、記号映像は、比較的単純な形状が望ましいためである。
【0035】
図4および図5に示したような記号映像に対応する記号映像信号は、上述の記号映像信号要素群の要素のうちの1個から構成されるものである。このような構成の記号映像信号は、上述したように、比較的単純な形状の記号映像に対応するものとなるので、記号映像信号に類似した映像信号がビデオ信号自体に偶発的に含まれる可能性が大きくなる。このような場合には、記号映像信号に類似した映像信号が、挿入された別系統のデータとして誤検出されるという問題が生じる。かかる誤検出の発生を解消若しくは低減するために、記号映像信号を以下に説明するように構成することが考えられる。
【0036】
すなわち、記号映像信号を、記号映像信号要素群の1個または複数個の要素かの繰返し、または組合せからなる時系列とするものである。このような時系列に全体として類似した映像信号の系列を、ビデオ信号自体が偶発的に含むことは、小さな確率でしか起こり得ない。このため、記号映像信号がビデオ信号自体に含まれる映像信号と、偶発的に一致または類似することに起因する上述の誤検出が発生することを、解消若しくは低減することができる。
【0037】
このような記号映像信号の簡単な一例は、記号映像信号要素群の1個の要素の存在/非存在を周期的に繰り返すものである。かかる記号映像信号の一例から再生される記号映像は、図8に示すような時間経過に伴って、表示/非表示、すなわち点滅を繰り返す、図9に示すような形状のものとなる。
【0038】
ところで、記号映像信号を記号映像信号要素群の1個の要素または記号映像信号要素群の1個の要素の繰返しからなるものとした場合、すなわち別系統のデータ中の各情報単位毎に記号映像信号要素群の各要素を割当てる場合には、別系統のデータの情報量が多い時に以下のような問題が生じる。すなわち、ビデオ映像上に多くの記号映像が再生されることになり、被視者にとっては、ビデオ映像上に様々な種類の記号映像が次々と表示されることになる。これら様々な種類の記号映像が互いに無関係なものである場合には、各記号映像が単独で表示されたときには被視者に不快感を与えないものであっても、それらが上述したように次々と表示されることにより、全体として被視者に不快感を与える要因となる。
【0039】
かかる問題を解消する、若しくはその程度を低減する方法として、記号映像信号を、記号映像信号要素群の1個または複数個の要素が時間に無関係に存在する部分と、記号映像信号要素群の他の1個または複数個の要素の有無が時間的に変化する部分とから構成することが考えられる。そして、時間に無関係に存在する部分から再生された映像と、時間に無関係に存在する部分から再生された映像とが、視覚的に関連したものと認識されるようにすれば、上述した誤検出の発生を解消若しくは低減させると共に、被視者に不快感を与える要因を解消、若しくはその程度を低減することができる。このような記号映像信号から再生された記号映像は、固定された映像部分と、動く映像部分とからなるアニメーション状のものとなる。このような記号映像の一例を図10に示す。
【0040】
図10において、図の下方のバーコード状の映像および映像半径の大きい円周は、記号映像信号中に時間に無関係に存在している記号映像信号要素から再生される、固定された映像部分である。一方、半径の小さい8個の円板は、記号映像信号中に時間経過に伴って存在/非存在となる別の記号映像信号要素から再生される映像部分である。8個の円板に対応する各記号映像信号要素の、時間経過に伴う存在/非存在のパターンを適正に設定することにより、例えば#1〜#8に示すように、半径の大きい円周上を半径の小さい円板が時計回りに回るようなアニメーション状の記号映像が再生されるようにすることができる。
【0041】
このように構成された記号映像信号を、別系統のデータに対応させる方法としては、かかる構成の全体を別系統のデータ自体に対応させる方法以外に、以下に説明するような方法が考えられる。すなわち、記号映像信号中の時間に無関係に存在している部分に、記号映像信号の検出のために用いられる特定の要素を割当て、一方、時間的に変化することからなる部分に別系統のデータ本体を対応させる方法である。この方法を用いる場合には、記号映像信号を検出することが容易となる。
【0042】
図10に示した一例においても、図の下方の時間的に固定されたバーコード状の映像に対応する記号映像信号中の部分は、記号映像信号の検出のために用いられ、図の上方の8つの円板の点滅からなる映像に対応する記号映像信号中の部分が別系統のデータ本体に対応している。
【0043】
図10の記号映像に対応する記号映像信号を用いて伝送すべき別系統のデータを表現する方法の一例を説明する。記載が煩雑になるのを避けるため、以下の説明は、別系統のデータと記号映像の対応について行う。この一例は、1ビットのデータを伝送するものである。伝送すべき別系統のデータが0の時は、現時点で#1が表示されている場合には次の時点で#2を表示し、現時点で#2が表示されている場合には次の時点で#3を表示する。すなわち、円板が時計回りに隣接する位置に移動していく記号映像が表示される(現時点で#8が表示されている場合には次の時点で#1を表示する)。一方、伝送すべき別系統のデータが1の時は、現時点で#1が表示されている場合には次の時点で#3を表示し、現時点で#3が表示されている場合には次の時点で#5を表示する。すなわち、円板が時計回りに1つとびの位置に移動していく記号映像が表示される(現時点で#7が表示されている場合には次の時点で#1を表示する)。
【0044】
同様にして、伝送すべき別系統のデータが2の時は、2つとびの位置、伝送すべき別系統のデータが3の時は、3つとびの位置に、円板が時計回りに移動していくようにすれば、2ビットのデータを伝送することが可能となる。
【0045】
さらに、図10の記号映像を用いて円板がより多様な移動をすることにし、かかる移動パターンにさらに多種の伝送すべき別系統のデータを対応させるようにすれば、伝送すべき別系統のデータのビット数を増やすことが可能となる。
【0046】
上述の記号映像と同様に構成された記号映像の一例を図11に示す。図11の下方に位置している映像は、時間的に固定されたものであり、記号映像信号検出のための部分とされている。図11の上方に位置している映像は、複数個の衛星状の記号映像が時間経過に伴って点滅することによって、衛星が一定方向に回転するように視覚認識される部分であり、伝送すべき別系統のデータに対応している。
【0047】
また、記号映像の変化部分を増加させることにより、伝送すべき別系統のデータのビット数をさらに増加させることが可能となる。具体的には、例えば図10においては、1個の円板が表示されるが、表示される円板の数をさらに増やす等の方法である。
【0048】
このような記号映像信号の例について以下に説明する。図12において時間的に固定された部分は、図の下方に位置し、記号映像信号の検出のために用いられる。一方、図12の上方の8つの円板は、互いに独立に点滅する。従って、図12に示す記号映像によって、最大8ビットのデータを伝送することができる。
【0049】
同様に構成された記号映像信号から再生された記号映像の別の一例を図13に示す。図13の記号映像も、時間的に固定された、記号映像信号検出のための部分(図13の下方に位置している)と、別系統のデータ自体に対応して、時間経過に伴って、独立に点滅する7つ円板からなる部分(図13の上方に位置している)とからなっている。
【0050】
また、この発明は、これらの実施例に限定されること無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用および変形が考えられる。
【0051】
【発明の効果】
上述したように、この発明は、ビデオ信号に挿入される別系統のデータに対応する映像信号を、記号映像信号要素群の要素のうちの1個または複数個から生成するようにしたものである。この記号映像信号要素群は、ビデオ映像出力手段によって再生された時に、被視者に不快感を与えないような形状の映像として再生される、映像信号パターンの内から予め規定されたものである。
【0052】
従って、ビデオ信号に挿入される別系統のデータに対応する映像信号がビデオ映像出力手段によって再生された時に、被視者に不快感を与えることを防止または低減することができる。このため、ビデオ信号のうちで、再生された時に視覚認識可能な位置(有効表示画面)に対応する領域に、被視者に不快感を与えること無く、別系統のデータに対応する映像信号を重畳すること可能となる。
【0053】
また、この発明においては、別系統のデータに対応する映像信号、すなわち上述の記号映像信号を、記号映像信号要素群の要素のうちの1個または複数個を用いて様々な方法で構成することが可能となる。このため、例えば、別系統のデータを確実に再生するために誤検出を極力低減する、或いは、被視者に不快感を与えることを極力低減する、また、別系統のデータをより多量に、若しくは、より大きな伝送速度で伝送する等の目的に適合する映像信号を構成することができる。従って、別系統のデータの性質および使用方法、並びにビデオ映像出力手段の性能および使用方法等の要因によって生じる、データ伝送システムに対する様々な要求に応じることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を説明するためのブロック図である。
【図2】この発明の一実施例中の送信手段の一部の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。
【図3】この発明の一実施例中の受信手段の一部の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。
【図4】この発明の一実施例において用いられる、記号映像信号要素群の1個の要素から構成される記号映像信号から再生される記号映像の一例を説明するための略線図である。
【図5】この発明の一実施例において用いられる、記号映像信号要素群の1個の要素から構成される記号映像信号から再生される記号映像の他の例を説明するための略線図である。
【図6】この発明の他の実施例中の記録手段の構成を説明するためのブロック図である。
【図7】この発明の他の実施例中の再生手段の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】この発明の一実施例において用いられる、記号映像信号要素群の1個の要素の存在/非存在の周期的な繰返しによって構成される記号映像信号について説明するための略線図である。
【図9】図9に示した記号映像信号の一例において用いられる、記号映像信号要素群の1個の要素が存在している時に、再生される記号映像について説明するための略線図である。
【図10】この発明の一実施例において用いられる、時間に無関係に存在する部分と時間的に変化する部分とから構成された記号映像信号から、再生される記号映像の一例について説明するための略線図である。
【図11】この発明の一実施例において用いられる、時間に無関係に存在する部分と時間的に変化する部分とから構成された記号映像信号から、再生される記号映像の他の一例について説明するための略線図である。
【図12】この発明の一実施例において用いられる、時間に無関係に存在する部分と互いに独立した時間的に変化する複数の部分とから構成される記号映像信号から、再生される記号映像の一例について説明するための略線図である。
【図13】この発明の一実施例において用いられる、時間に無関係に存在する部分と複数の互いに独立した時間的に変化する部分とから構成される記号映像信号から、再生される記号映像の他の一例について説明するための略線図である。
【図14】この発明を適用することができるNTSC方式のビデオ信号から再生されるビデオ映像について説明するための略線図である。
【符号の説明】
21・・・データ挿入手段、22・・・ビデオ信号送信手段、42・・・ビデオ信号受信手段、43・・・データ認識手段、44・・・ビデオ映像出力手段、31・・・ビデオ信号記憶手段、32・・・映像信号記憶手段、33・・・映像信号重畳手段、34・・・データ挿入手段の動作を総合的に制御するマイコン、35・・・映像信号要素群記憶手段、51・・・ビデオ信号記憶手段、52・・・データ認識手段の動作を総合的に制御するマイコン、53・・・映像信号要素群記憶手段、54・・・ビデオ信号比較手段、61・・・データ挿入手段、62・・・ビデオ信号記録手段、63・・・ビデオ信号記録媒体、72・・・ビデオ信号再生手段、73・・・データ認識手段、74・・・ビデオ映像出力手段
Claims (3)
- 送信装置および受信装置からなるデータ伝送システムにおいて、
上記送信装置は、
時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで表される複数の映像が、伝送すべきデータを示すように表示されて再生され、該伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素とを有し、上記時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、上記時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された、動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号を、上記本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に重畳するデータ挿入手段と、
該データ挿入手段により重畳された映像信号を変調した後送信する送信手段と
を備え、
上記受信装置は、
上記送信装置から送信される、第1の映像信号に対して第2の映像信号が重畳された重畳映像信号を復調する復調手段と、
上記復調手段から復調された上記重畳映像信号に対応する映像を再生する映像出力手段と、
上記復調手段から復調された上記重畳映像信号から、上記時間的に固定された映像要素を検出すると共に、上記時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素とを検出して上記第2の映像信号を検出し、該第2の映像信号からデータを再生し、上記映像出力手段に出力することにより、上記映像出力手段において再生される上記第1の映像信号に対応する映像を制御するデータ認識手段と、
を備える
ことを特徴とするデータ伝送システム。 - 時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、該伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素を記憶する記憶手段と、
該記憶手段からこれらの映像要素を取り出すことによって、供給されたデータに対応する映像信号であって、上記時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、上記時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号を生成する映像信号生成手段と、
該映像信号生成手段からの第2の映像信号を上記本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に重畳するデータ挿入手段と、
該データ挿入手段により重畳された映像信号を変調した後送信する送信手段と
を有する
ことを特徴とする送信装置。 - 時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、該伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素からなり、上記時間的に固定された映像要素から再生された固定された映像部分と、上記時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素から再生された動く映像部分からなるアニメーション状の映像を表す第2の映像信号が上記本来送られる第1の映像信号の有効表示画面内の一部分に対応する信号部分に対して重畳され、変調された後送信された重畳映像信号を復調する復調手段と、
該復調手段から復調された上記重畳映像信号に対応する映像を再生する映像出力手段と、
時間的に固定された映像要素と、1または複数の映像要素であって、時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返すことで伝送すべきデータを示すように再生され、該伝送すべきデータに応じて本来送られる第1の映像信号から再生される映像を制御するためのデータを表す映像要素とを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された映像要素を参照して上記復調手段から復調された上記重畳映像信号から上記時間的に固定された映像要素を検出すると共に、上記時間経過に伴って存在と非存在とを繰り返す映像要素とを検出して上記第2の映像信号を検出し、該第2の映像信号からデータを再生し、上記映像出力手段に出力することにより、上記映像出力手段において再生される上記第1の映像信号に対応する映像を制御するデータ認識手段と
を備える
ことを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34541696A JP4381487B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | データ伝送システム、送信装置および受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34541696A JP4381487B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | データ伝送システム、送信装置および受信装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10191274A JPH10191274A (ja) | 1998-07-21 |
JP4381487B2 true JP4381487B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=18376457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34541696A Expired - Lifetime JP4381487B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | データ伝送システム、送信装置および受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4381487B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10164525A (ja) * | 1996-11-29 | 1998-06-19 | Sony Corp | データ放送システム |
JP5123472B2 (ja) | 2005-03-09 | 2013-01-23 | 京セラ株式会社 | 携帯情報端末 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34541696A patent/JP4381487B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10191274A (ja) | 1998-07-21 |
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