JP4381167B2 - 自走コンベア式作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばごみ処理設備等に用いられる自走コンベア式作業機の改良に関するものである。
ごみ処理設備には例えば図4に示すような廃棄物投入用ダンピング装置が設けられる。このダンピング装置は、ごみピット1に近接したフロア2に廃棄物を受入れるダンピングボックス3が設けられ、このダンピングボックス3はその底部前端の横軸4を中心として、油圧シリンダ5により同図鎖線のごとく上下方向に回動自在になっている。
廃棄物の収集車Aは、後向きでダンピングボックス3に近付き、スロープ9を乗り上げてダンピングボックス3内に進出したのち、徐々に廃棄物を落下させながら前進することにより廃棄物(ごみ)aをダンピングボックス3内に投入する。その投入された廃棄物aは人力により危険物が除去されたのち、油圧シリンダ5を作動させることにより、ダンピングボックス3を鎖線で示すように傾動させ(ダンプさせ)、廃棄物aをごみピット1へ投入する。ごみピット1内の廃棄物aはグラブ式搬送装置Cにより焼却口へと導かれる。
このようなダンピング装置において、例えば特許文献1等に開示されているように、ダンピングボックス3の後側に退去可能な安全柵が設けられ、この安全柵により、ダンプ時、ダンピングボックス3の下方への人の立ち入りを禁止している。
特開平10−101203号公報
しかしながら、このような従来のダンピングボックス3にあっては、ゴミ投入扉の手前に固定的に設置されているため、このゴミ投入扉からは収集車Aがダンピングボックス3を用いないで直接廃棄物aをごみピット1へ投入する通常の作業が行えない。つまり、ごみ処理設備にて複数設けられるゴミ投入扉のうち、その手前にダンピングボックス3が設けられたものは、廃棄物の点検作業等が行われるときのみに用いられるが、通常の投入作業には用いることができず、ゴミ投入扉の稼働率が低くなるという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、例えばごみ処理設備に設置されるダンピングボックスの機能を持つ自走コンベア式作業機を提供することを目的とする。
本発明は、搬送物を載せて循環するベルトコンベアと、このベルトコンベアを搭載する作業機本体フレームと、フロア上にてこの作業機本体フレームを走行させる左右の走行装置とを備える自走コンベア式作業機に適用する。
第1の発明は、ベルトコンベアの前後端でその裏面に転接する前後ローラを作業機本体フレームに支持し、ベルトコンベアはこの前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその上方を循環する搬送部と、前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその下方を循環する循環部とを備え、フロア上に連絡する傾斜路を形成するスロープを作業機本体フレームに設け、ベルトコンベアは作業機本体フレームの上下を通って循環することを特徴とするものとした。
第2の発明は、ベルトコンベアの前後端でその裏面に転接する前後ローラを作業機本体フレームに支持し、ベルトコンベアはこの前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその上方を循環する搬送部と、前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその下方を循環する循環部とを備え、ベルトコンベアから流下する廃液を回収するドレン回収装置を作業機本体フレームに設け、ベルトコンベアは作業機本体フレームの上下を通って循環することを特徴とするものとした。
本発明によると、ベルトコンベア上のスペースに作業機本体フレームが設けられることがなく、例えば廃棄物の収集車をスロープに乗り上げさせることにより、この収集車から投下される収集物をベルトコンベア上に直接受けることが可能となり、ごみ処理設備に設置されるダンピングボックスの機能を持つ自走コンベア式作業機を提供できる。
第1の発明によると、作業機本体フレームの後部にフロア上に連絡する傾斜路を形成する格納式スロープが設けられることにより、スロープが自走コンベア式作業機と共に移動するため、作業者が人力によってスロープを移動する必要がなく、スロープを作業機本体フレームの後部のフロア上に容易に設置することができる。
第2の発明によると、ドレン回収装置によってベルトコンベアから流下する廃液が例えばごみピット内へと排出されることにより、廃液がフロア上に流下することが回避され、フロア上を衛生に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、自走コンベア式作業機11は、廃棄物の点検作業時等に収集車から排出される廃棄物を受けてごみピットへ搬送するベルトコンベア30と、このベルトコンベア30を搭載する作業機本体フレーム20と、この作業機本体フレーム20を走行させる左右のクローラ(走行装置)12とを備える。
作業機本体フレーム20は、右のクローラ12上に位置してエンジン室21、油圧ユニット22が搭載され、左のクローラ12上に位置して運転室23、図示しない操作盤が搭載される。
左右のクローラ12は作業機本体フレーム20に支持され、油圧ユニット22から供給される作動油圧によって駆動される。
ベルトコンベア30の前後端でその裏面に転接する前後ローラ31,32を備える。この前後ローラ31,32は作業機本体フレーム20に支持され、前ローラ31が油圧モータ25によって回転駆動され、後ローラ32がベルトコンベア30に張力を付与する。
ベルトコンベア30はこの前後ローラ31,32間で作業機本体フレーム20に沿ってその上方を循環する搬送部33と、前後ローラ31,32間で作業機本体フレーム20に沿ってその下方を循環する循環部34とを備える。すなわち、ベルトコンベア30は作業機本体フレーム20の上下を通って循環し、ベルトコンベア30上のスペースを開放し、ベルトコンベア30の搬送経路を低く抑える構成とする。
後ローラ32はフロア2等に干渉しない範囲でできるだけ低い位置に設けられる。一方、前ローラ31は後ローラ32より高い位置に設けられ、フロア2上に突出する突起物等に干渉することなく、ベルトコンベア30の前端部がごみピット上に臨むようになっている。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の裏面に摺接する複数のガイドレールが設けられるとともに、ベルトコンベア30の裏面に転接する複数のキャリアローラ35が設けられ、ベルトコンベア30が作業機本体フレーム20およびフロア2等に干渉しないように案内される。
ベルトコンベア30の裏面の左右端部に転接する各キャリアローラ35は、その回転軸が水平線に対して10°程度傾斜して設けられ、ベルトコンベア30の左右端部を持ち上げるように案内する。これによりベルトコンベア30の左右端部は内側に向けて傾斜しながら循環し、ベルトコンベア30上で運ばれる廃棄物が左右に拡がらないにように案内する。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の表面両側部に摺接する左右のサイドプレート39が設けられる。
左右のサイドプレート39はその基端部が作業機本体フレーム20の左右側壁部26に回動可能に連結され、このキャリアローラ37との間にベルトコンベア30を挟むようにしてベルトコンベア30の表面に摺接し、ベルトコンベア30によって搬送される廃棄物が左右に拡がらないように案内する。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の後端部から流下する廃液を回収するドレン回収装置70が設けられる。このドレン回収装置70はベルトコンベア30の後端部から流下する廃液を溜めるリアドレンタンク71と、リアドレンタンク71内に入った大きなゴミを分離して廃液を吸引するサクションスイーパ72と、廃液を吸い上げるポンプ73と、ポンプ73から吐出される廃液をごみピット内へと排出する配管74とを備える。サクションスイーパ72は大きなゴミを分離して廃液を吸引する濾過機能を有する。これにより、ポンプ73に大きなゴミが吸い込まれることが回避され、ポンプ73の作動不良を防止できる。
リアドレンタンク71は作業機本体フレーム20に対して後ローラ32とともに前後方向に移動可能に支持される。ベルトコンベア30の張力を調節するために、後ローラ32が前後方向に移動すると、リアドレンタンク71も後ローラ32と一緒に前後方向に移動する。このため、ベルトコンベア30の後端部に対するリアドレンタンク71の位置関係が維持され、ベルトコンベア30の後端部から流下する廃液をリアドレンタンク71に効率よく回収することができる。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の前端部から流下する廃液を回収するドレン回収装置79として、フロントドレン回収板75を備える。このフロントドレン回収板75はその左右端部76から中央前端部77に向けて下方へと傾斜し、ベルトコンベア30の前端部から流下する廃液を受けてごみピット内へと流下させるようになっている。
リアドレンタンク71およびフロントドレン回収板75は作業機本体フレーム20から取り外すことができ、これらの清掃を容易に行うことができる。
作業機本体フレーム20の左右側壁部26はベルトコンベア30の左右端部に沿って立設される。左右側壁部26の外側に突出するゴミ監視用足場80がそれぞれ設けられる。各ゴミ監視用足場80には複数のステップ81が階段状に形成されている。左右側壁部26の内側には格納式ステップ82がそれぞれ設けられる。作業者はゴミ監視用足場80および格納式ステップ82を介して左右側壁部26を容易に乗り越えられる。格納式ステップ82は左右側壁部26内に格納されることにより、ベルトコンベア30上の収集物と干渉しないようになっている。
なお、ゴミ監視用足場80と格納式ステップ82は、左右側壁部26の両方に設ける構造に限らず、左右側壁部26の一方のみに設けてもよい。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の搬送部33の下方に複数の金属探知器85が設けられる。各金属探知器85は所定の間隔をもってベルトコンベア30の搬送部33の下方に配置される。各金属探知器85はベルトコンベア30の搬送部33上で搬送される収集物に金属があった場合、この金属を検知して警報を出すようになっている。
作業機本体フレーム20には監視カメラ86が設けられる。この監視カメラ86はベルトコンベア30の搬送部33上を撮影するものであり、図示しない遠隔モニタを介してベルトコンベア30の搬送部33上の映像を確認することができる。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30の搬送部33の上方にレベルバー87が設けられる。レベルバー87はベルトコンベア30の搬送部33の上方を横切って水平に延びる。作業機本体フレーム20の左右側壁部26には傾斜して延びる取り付け溝(図示せず)が設けられる。パイプ状のレベルバー87はその両端部がこの取り付け溝に係合して支持される。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30上の前側を囲む安全柵40が設けられ、る。この安全柵40はベルトコンベア30上を横切るバー41から複数のチェーン42が吊り下げられる。安全柵40によって作業者が誤ってベルトコンベア30上から前方に転落することを防止される。
作業者がベルトコンベア30上に立って作業する場合、安全柵40のバー41に作業者の体が当たることにより、作業者はそれ以上に前方に移動しないように促される。
作業者がベルトコンベア30上に座って作業する場合、安全柵40のチェーン42に作業者の体が当たることにより、作業者はそれ以上に前方に移動しないように促される。
作業機本体フレーム20にはベルトコンベア30上に向けて散水する自洗用散水ノズル45が設けられる。この散水ノズル45は安全柵40の前方に並んで設けられる。散水ノズル45からベルトコンベア30上に散水することができる。
作業機本体フレーム20の後部にはフロア2上に連絡する傾斜路を形成する格納式スロープ50が設けられる。このスロープ50は作業時に図1に実線で示すようにフロア2上に接地して延びる展開位置に保持される一方、自走コンベア式作業機11の移動時に図1に2点鎖線で示すようにフロア2上から引き上げられる格納位置に保持される。
このスロープ50は2枚折りに畳まれる基端フラップ51と先端フラップ52を備える。基端フラップ51と先端フラップ52は収集車が走行する傾斜路を形成する。
基端フラップ51と先端フラップ52の床面はエキスパンドメタル等の網材、または格子材で形成され、格納時に基端フラップ51と先端フラップ52を通して視界が得られるようになっている。
基端フラップ51はその基端部が作業機本体フレーム20に対してピン53を介して水平軸回りに回動可能に支持される。スロープ50が図1に2点鎖線で示すように格納された状態で、スロープ50の重心がピン53より前方の作業機本体フレーム20側に位置し、重力によってスロープ50がこの姿勢を保つようになっている。
基端フラップ51と作業機本体フレーム20の間には対の油圧シリンダ61が設けられる。各油圧シリンダ61の伸縮作動によって基端フラップ51がピン53まわりに回動する。
先端フラップ52はその基端部には脚部55が設けられる。脚部55はスロープ50の展開位置にてこのフロア2上に接地し、先端フラップ52および基端フラップ51にかかる荷重の一部をスロープ50の中央部で支持する。これにより、先端フラップ52および基端フラップ51に要求される剛性を低くし、スロープ50の軽量化がはかれる。
先端フラップ52の左右端部には対のワイヤ62の一端が連結され、各ワイヤ62の他端は作業機本体フレーム20にテンショナ63を介して連結される。各ワイヤ62の途中は滑車64,65を介して案内される。スロープ50の展開作動時に基端フラップ51が下降する動作に連動して各ワイヤ62が先端フラップ52を先行して跳ね上げるようになっている。テンショナ63は常時ワイヤ62に張力を付与する。
先端フラップ52の先端部の左右にはフロア2上を転接する対のローラ57が設けられる。各ローラ57はリンク機構58を介して図示した格納位置とフロア2上を転接する作動位置に切り換えられる。スロープ50の展開格納作動時に各ローラ57が作動位置に切り換えられてフロア2上を転接することにより、スロープ50の展開格納作動が小さな駆動力によって円滑に行われ、フロア2が損傷することを防止できる。
このスロープ50は以上のように構成されて、廃棄物の点検作業等は次の手順で行われる。
・自走コンベア式作業機11をベルトコンベア30の前端部がごみピット上に臨む所定位置に移動する。このとき、スロープ50は図1に2点鎖線で示すようにフロア2上から引き上げられる格納位置に保持されており、自走コンベア式作業機11の走行に支障を来すことがない。
・スロープ50を展開し、先端フラップ52の先端部と脚部55をフロア2上に接地させる。これにより、スロープ50はフロア2とベルトコンベア30の後端部の近傍を結ぶ傾斜路を形成する。
・廃棄物の収集車を後向きで自走コンベア式作業機11に近づけ、収集車の車輪がフロア2上に設けられたスロープ50に乗り上げた位置で停車させる。これにより、収集車のごみ排出部が自走コンベア式作業機11に干渉することなくベルトコンベア30上に臨む。
・収集車からベルトコンベア30上に廃棄物を落下させ、ベルトコンベア30上で廃棄物の点検作業等を行う。
・ベルトコンベア30を循環させることにより、廃棄物をごみピットへと搬送する。
上記点検作業が終了すると、スロープ50を格納し、自走コンベア式作業機11を自走させて撤去する。これにより、ゴミ投入扉の手前のスペースに収集車が乗り入れ、収集車からの収集物を直接ごみピットに投入する通常の投入作業が行われる。この結果、従来のようにゴミ投入扉の手前にダンピングボックスを設ける必要がなく、ゴミ投入扉の稼働率を高められる。
以上のように、自走コンベア式作業機11はベルトコンベア30の搬送部31を作業機本体フレーム20に沿ってその上方に配置し、循環部34を作業機本体フレーム20に沿ってその下方に配置する構成としたため、ベルトコンベア30上のスペースを開放することが可能となる。
廃棄物の収集車をスロープ50に乗り上げさせることにより、ベルトコンベア30の搬送経路を収集車に対して低く抑え、この収集車から投下される収集物をベルトコンベア30上に直接受けることが可能となり、廃棄物の点検作業を効率良く行える。
作業機本体フレーム20の後部にフロア2上に連絡する傾斜路を形成する格納式スロープ50が設けられることにより、スロープ50が自走コンベア式作業機11と共に移動し、作業者が人力によってスロープ50を移動する必要がなく、スロープ50を作業機本体フレーム20の後部のフロア2上に容易に設置することができる。
前後のドレン回収装置70,79によってベルトコンベア30の廃液がごみピット内へと排出されることにより、廃液がフロア2上に流下することが回避され、フロア2上を衛生に保つことができる。
自走コンベア式作業機11の清掃時に、ベルトコンベア30を循環させながら散水ノズル45からベルトコンベア30上に散水することにより、ベルトコンベア30を自動的に洗浄することができる。このとき、ベルトコンベア30を洗浄した後の排水は、前後のドレン回収装置70,79によってごみピット内へと排出されることにより、廃液がフロア2上に流下することが回避され、フロア2上を衛生に保つことができる。
また、散水ノズル45からベルトコンベア30上に散水することにより、ベルトコンベア30上の廃棄物から発生する粉塵等の舞い上がりを防止でき、自走コンベア式作業機11の汚れを抑えられる。
作業者がベルトコンベア30上に上がって廃棄物の点検作業等を行う場合、作業者はゴミ監視用足場80および格納式ステップ82を介して左右側壁部26を容易に乗り越えられる。
安全柵40によって作業者が誤ってベルトコンベア30上から前方に転落することを防止できる。
作業者がベルトコンベア30上に立って作業する場合、安全柵40のバー41に作業者の体が当たることにより、作業者はそれ以上に前方に移動しないように促される。
作業者がベルトコンベア30上に座って作業する場合、安全柵40のチェーン42に作業者の体が当たることにより、作業者はそれ以上に前方に移動しないように促される。
各金属探知器85はベルトコンベア30上で搬送される収集物に金属があった場合、この金属を検知して警報を出すことにより、収集物の下方に混入した金属を容易に発見することができる。
監視カメラ86によって撮影されたベルトコンベア30上の映像を遠隔モニタを介して確認することにより、危険物等確認作業を安全に行うことができる。また、この映像を録画することが可能となる。
ベルトコンベア30上で搬送される収集物の高さが高い場合、収集物がレベルバー87に当たってならされることにより、収集物に含まれる不適物等を容易に発見することができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の自走コンベア式作業機は、ごみ処理設備で用いられる作業機に限らず、それ以外の場所で用いられる作業機にも利用できる。
本発明の実施の形態を示す自走コンベア式作業機の側面図。 同じく自走コンベア式作業機の平面図。 同じく自走コンベア式作業機の正面図。 従来例を示すダンピングボックス等の側面図。
符号の説明
1 ごみピット
2 フロア
11 自走コンベア式作業機
12 クローラ(走行装置)
20 作業機本体フレーム
26 左右側壁部
30 ベルトコンベア
31 前ローラ
32 後ローラ
33 搬送部
34 循環部
40 安全柵
45 自洗用散水ノズル
50 スロープ
51 基端フラップ
52 先端フラップ
55 脚部
61 油圧シリンダ
62 ワイヤ
63 テンショナ
70 ドレン回収装置
75 フロントドレン回収板
79 ドレン回収装置
80 ゴミ監視用足場
85 金属探知器
86 監視カメラ
87 レベルバー

Claims (10)

  1. 搬送物を載せて循環するベルトコンベアと、このベルトコンベアを搭載する作業機本体フレームと、フロア上にてこの作業機本体フレームを走行させる左右の走行装置とを備える自走コンベア式作業機において、
    前記ベルトコンベアの前後端でその裏面に転接する前後ローラを前記作業機本体フレームに支持し、ベルトコンベアはこの前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその上方を循環する搬送部と、前後ローラ間で前記作業機本体フレームに沿ってその下方を循環する循環部とを備え、
    前記フロア上に連絡する傾斜路を形成するスロープを前記作業機本体フレームに設け、前記ベルトコンベアは前記作業機本体フレームの上下を通って循環することを特徴とする自走コンベア式作業機。
  2. 前記スロープは作業時に前記フロア上に接地して延びる展開位置に保持される一方、移動時に前記フロア上から引き上げられる格納位置に保持される構成とし、前記スロープの床面は網材または格子材で形成され、格納時に折り畳まれたスロープを通して視界が得られることを特徴とする請求項1に記載の自走コンベア式作業機。
  3. 前記ベルトコンベアの端部に沿って立設される側壁部と、この側壁部の外側に突出するゴミ監視用足場と、側壁部の内側に突出可能とする格納式ステップとを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の自走コンベア式作業機。
  4. 前記ベルトコンベアの搬送部上の金属を検知する金属探知器を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の自走コンベア式作業機。
  5. 前記ベルトコンベアの搬送部上を撮影する監視カメラを設け、遠隔モニタを介してベルトコンベア搬送部上の映像を確認する構成としたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の自走コンベア式作業機。
  6. 前記ベルトコンベアの搬送部の上方を横切って延びるレベルバーを設けたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の自走コンベア式作業機。
  7. 搬送物を載せて循環するベルトコンベアと、このベルトコンベアを搭載する作業機本体フレームと、フロア上にてこの作業機本体フレームを走行させる左右の走行装置とを備える自走コンベア式作業機において、
    前記ベルトコンベアの前後端でその裏面に転接する前後ローラを前記作業機本体フレームに支持し、ベルトコンベアはこの前後ローラ間で作業機本体フレームに沿ってその上方を循環する搬送部と、前後ローラ間で前記作業機本体フレームに沿ってその下方を循環する循環部とを備え、
    前記ベルトコンベアから流下する廃液を回収するドレン回収装置を前記作業機本体フレームに設け、前記ベルトコンベアは前記作業機本体フレームの上下を通って循環することを特徴とする自走コンベア式作業機。
  8. 前記ドレン回収装置は前記ベルトコンベアの後端部から流下する廃液を溜めるリアドレンタンクと、このリアドレンタンク内に入った大きなゴミを分離して廃液を吸引するサクションスイーパと、このサクションスイーパを介して廃液を吸い上げるポンプと、このポンプから吐出される廃液を排出する配管とを備えたことを特徴とする請求項7に記載の自走コンベア式作業機。
  9. 前記ドレン回収装置は前記ベルトコンベアの前端部の下方に位置して前記作業機本体フレームに取り付けられるフロントドレン回収板を備え、このフロントドレン回収板は前記ベルトコンベアから流下する廃液を受けて流下させる構成としたことを特徴とする請求項7に記載の自走コンベア式作業機。
  10. 前記作業機本体フレームには前記ベルトコンベア上に向けて散水する散水ノズルを設けたことを特徴とする請求項7から9のいずれか一つに記載の自走コンベア式作業機。
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