JP4381124B2 - 口金具付きホース及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、ゴムホース、例えば、生コンクリート打設用先端ホースの基部に口金具を取付けた口金具付きホース及びその製造方法に関する。
従来、建設現場等で生コンクリートを打設する際には、例えば、コンクリートミキサー車で運ばれて来た生コンクリートを、一旦コンクリート圧送ポンプ車で受け入れて、コンクリート圧送ポンプ車の排出口に接続した圧送管と、図2に示す生コンクリート打設用の口金具付きホース80とを接続して圧送路を構成し、所定の場所まで圧送して打設を行っていた。
このとき、口金具付きホース80の吐出口での生コンクリートの吐出圧力を高めるため、あるいは圧送管への生コンクリートの供給が遅れた場合であっても圧送管中に空隙が生じ難くなるように、圧送管とゴムホース81の連結を行う口金具82内に内径が徐々に小さくなる先細のテーパ83を設け、生コンクリートが澱んだり詰まったりするのを極力避けていた。
通常、建築の場合では、最終配管(圧送管)は、内径4インチ(105mm)であり、ゴムホース81の内径は、作業性(軽さ、曲がり)を勘案して、それ以下、例えば90〜97mmとするのが一般的である。その為に配管とホース内面との内径段差を是正するために、例えば、内径97mmのゴムホースを用いた場合、口金具82のテーパ83は、105mmから97mmまで絞っている。このテーパ83が形成されているテーパ部84の長さは、軽量性を考えれば当然短い方が良いが、短すぎるとその急激な傾斜角度により生コンクリートが閉塞することがあった。
ここで、経験上内径を105mmから97mmまで縮径するテーパ83の長さは、少なくとも150mm程度は必要である。更に、テーパ部84の基端側には、圧送管と接続するため、長さ10〜50mmのフランジ部85(例えば、30mm)と、ゴムホース81を固定するため、環状突起86を備えた長さ50〜100mmの挿入部87(例えば、100mm)が必要となり、口金具82の全長は280mm程度となっていた。また、口金具82の厚みは、通常3.0〜6.0mmであり、非常に重くなっていた。
また、ゴムホースと口金具との締結手段としては、化学的締結方法及び物理的締結方法がある。化学的締結方法は、口金具82に取付けたゴムホース81を例えば、150〜180℃に加熱して、焼き付けて固定する方法である。なお、化学締結方法により、口金具82にゴムホース81を焼き付けて固定した場合、口金具82及び口金具82の先端にかかる部分のゴムホース81の総重量は、8.2kgであった。
また、物理的締結方法として、例えば、特許文献1には、接続金具の縮径された内側インサート部を打設ホース本体の根元部内側に挿入し、更に接続金具の外側スリーブ部を根元部外周に挿着した後、内側インサート部を内径が打設ホース本体と同じになるまで拡径し、内側インサート部と外側スリーブ部で打設ホース本体を挟んで圧着固定した、いわゆる、内筒拡大式の生コン打設用ホースが開示されている。また、特許文献2には、膨張収縮可能なゴムホースと、接続金具のチューブに取付け、更に、チューブをゴムホースに固定するソケットを有する、いわゆる、外筒圧縮式の圧力流体供給ホースが開示されている。
実開平6−63982号公報 実開平3−99289号公報
ここで、従来の口金具82は、テーパ部84の他に、フランジ部85及び挿入部87を有しているので、長く、重くなり、生コンクリート打設の作業性が劣るという問題があった。
また、口金具82とゴムホース81とが、焼き付けによる化学的締結方法によって固定される場合、安定した強度が得られるが、金具抜け止めのために補強コードの折り返しや頭部形状造りのため頭部が膨れ上がり重量も重くなるという問題もあった。
また、特許文献1記載の方法では、口金具の抜けに対する強度面が優れており、またスリムなイメージではあるが、生コンクリートの場合、摩耗により、金具ニップルの厚みが減少し、最後は薄肉となり、圧締力が低下し、金具抜けするおそれもあった。また、拡大用の金具は材料面、形状面からも価格が高価となるという問題もあった。
更に、特許文献2記載の方法では、高圧ホースのような小口径(例えば、内径6〜25mm)のものでは有効であるが、上記の適用サイズ(100mm程度)では圧締時にかなりの力を加えないと耐圧性能は得られず、圧力をかけすぎるとゴムホースが損傷することがあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、軽量で、強固に固定される口金具付きホース及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載の口金具付きホースは、ゴムホースの基部に筒状の口金具の先部が挿入され、該ゴムホースを該口金具に焼き付け固定した口金具付きホースであって、
前記口金具は、内側が基部から先部へと徐々に縮径するテーパに形成され、しかも、前記口金具の先部の内径は前記ゴムホースの内径と同径に形成され、更に、前記口金具は、外側の先部には周方向に3つの抜け防止用の環状突起を備えた接合部を有し、該接合部に装着された前記ゴムホースの外側には、該ゴムホースを締め付ける圧締具が取付けられている口金具付きホースにおいて、
前記3つの環状突起は、外径が115mmの同一外径に切削された前記接合部に、周方向に3本の深さ2mm幅10mmの溝を10mm間隔で切削して形成され、かつ前記圧締具による前記ゴムホースの加圧率は、以下の式で計算される加圧率が10%である。
加圧率=100×(加圧前の断面積−加圧後の断面積)/加圧前の断面積
請求項2記載の口金具付きホースは、請求項1記載の口金具付きホースにおいて、前記口金具は、外側基部にフランジを有している。
請求項3記載の口金具付きホースは、請求項1及び2記載の口金具付きホースにおいて、前記ゴムホースは、補強ワイヤ及び繊維コードで補強されている生コンクリート打設用先端ホースである。
請求項3記載の口金具付きホースにおいて、生コンクリート打設用先端ホース(以下、打設用先端ホースともいう)は、例えば、内面ゴム層と外面ゴム層の間に螺旋状に巻き回したピアノ線やSWB鋼等からなる補強ワイヤが設けられている。更に、補強ワイヤの内側及び/又は外側には、ナイロンやポリエステル等のすだれ繊維コード又は帆布等からなる繊維コードを巻き付けることもできる。打設用先端ホースは、補強ワイヤ等で補強されているので十分な耐圧性を得ることができる。
請求項4記載の口金具付きホースの製造方法は、ゴムホースの基部に、内側が基部から先部へと徐々に縮径するテーパに形成され、更に先部の内径が前記ゴムホースの基部の内径と同じであって、しかも、外側の先部には周方向に3つの抜け防止用の環状突起を備えた接合部を有している口金具を挿入し、焼き付けて固定した後、前記ゴムホースの外側から圧締具によって締め付ける口金具付きホースの製造方法において、
前記3つの環状突起は、外径が115mmの同一外径に切削された前記接合部に、周方向に3本の深さ2mm幅10mmの溝を10mm間隔で切削して形成され、以下の式で計算される加圧率10%で締め付ける。
加圧率=100×(加圧前の断面積−加圧後の断面積)/加圧前の断面積
請求項4記載の口金具付きホースの製造方法において、ゴムホースの口金具への固定は、ゴムホースを例えば、150〜180℃程度まで加熱して焼き付けて行う。また、圧締具での圧締の加圧力は、圧締具を単独で用いて固定する際の加圧力と比較して1/2〜2/3程度でよくなる。圧締の際の加圧力が低減されるので、ゴムホースのダメージを少なくすることができ、口金具付きホースを長持ちさせることができる。
請求項1〜3記載の口金具付きホースは、口金具の内側にテーパが設けられ、口金具の先部外側に接合部が設けられているので、口金具の全長を短くでき、重量を軽くすることができる。
特に、接合部に装着されたゴムホースの外側にゴムホースを締め付ける圧締具が取付けられているので、強固に締結することができる。
また、ゴムホースは焼き付けによって、口金具に固定されているので、強固に締結することができる。
そして、接合部は、外径が長さ方向に同一径となっているので、締め付ける際に、加圧力を均一にかけることができる。
請求項2記載の口金具付きホースは、口金具は、外側基部にフランジを有しているので、他のホースに取付けられたフランジ付の口金具を介して、ゴムホースを他のホースと接続できる。
請求項3記載の口金具付きホースは、ゴムホースは、補強ワイヤ及び繊維コードで補強されている生コンクリート打設用先端ホースであるので、軽量の口金具付き生コンクリート打設用先端ホースを製造することができる。
請求項4記載の口金具付きホースの製造方法は、口金具を、ゴムホースの基部に挿入し、口金具の接合部で焼き付けて固定した後、更に、圧締具によって締め付けるので、焼き付け及び圧締により、強固に固定することができる。また、焼き付け及び締め付けによる固定であるので、締め付けの際の加圧力を低減でき、ゴムホースの損傷を少なくでき、寿命を長くすることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る口金具付きホースの説明図である。
図1を参照して、本発明の一実施の形態に係る口金具付きホース10について説明する。
口金具付きホース10は、内径75〜200mm、長さ4〜10m、厚み5〜30mm(ここでは、内径97mm、長さ7m、厚み20mm)のゴムホース11を有している。なお、本実施の形態では、ゴムホース11の一例として、生コンクリートの打設時に使用される生コンクリート打設用先端ホースを用いている。
ゴムホース11は、内側の第1のゴム層12と外側の第2のゴム層13を有し、第1及び第2のゴム層12、13の間には、ピアノ線やSWB鋼等からなる補強ワイヤ14が螺旋状に巻き付けられ、更に、補強ワイヤ14の内側及び外側のいずれか一方又は双方には、ナイロンやポリエステル等の図示しない繊維コードが巻き付けられており、十分な耐圧性を得ることができる。
口金具付きホース10は、ゴムホース11の基部に挿入され、ゴムホース11を焼き付けて固定された筒状の口金具15を有している。口金具15は、内径97mmのゴムホース11と例えば内径105mmの図示しない圧送管とを接続するために、内側が基部(内径105mm)から先部(内径97mm)へと徐々に縮径するテーパ16に形成されている。なお、口金具15のテーパ16が形成されている部分の長さを150mm(150〜200mm)とした。
口金具15は、テーパ16が設けられている位置の外側の先部には、周方向に3本の抜け防止用の環状突起17を備えた接合部18を有している。環状突起17は、突出高さ2mm、幅10mmとなり、隣り合う環状突起17は所定の間隔、10mmが空けられている。また、口金具15の接合部18は、外径が長さ方向に同一径の115mmとなっている。
口金具は、テーパ16が設けられている位置の外側の基部にフランジ19を有している。フランジ19は、例えば、外径122mm、長さ16mmとなっている。
口金具15は、テーパ16の先部に、内径97mm、長さ20mm、厚み3mmの挿入部20が設けられ、口金具15の全長が170mmとなっている。
口金具付きホース10は、口金具15の接合部18に装着されたゴムホース11の外側に、ゴムホース11を締め付ける圧締具21が取付けられている。圧締具21は、例えば、長さ40mm、厚み4mmとなって、加圧によってゴムホース11に取付けられている。
次に、口金具付きホース10の製造方法について説明する。
口金具15は、例えば、直径127mmで、長さ170mmの円柱状の鉄柱(例えば、SS400)を、旋盤で切削して製造することができる。鉄柱の内側は、基部(内径105mm)から先部(内径97mm)へと徐々に縮径する長さ150mmのテーパ16を形成し、更に、テーパ16の先部は、内径97mm、長さ20mmと長さ方向に同一径となる挿入部20を設けている。なお、挿入部20の厚みが3mm、つまり、外径が103mmとなるように、鉄柱の外側を切削している。
更に、テーパ16が設けられている位置の外側の先部から基部方向へ長さ134mm(全体では先端からみて20〜154mm)まで、外径が115mmの同一径となるように切削している。
また、外周を115mmとした先端部分に、周方向に3本の深さ2mm、幅10mmの溝を10mm間隔で切削して設けている。この切削により、3本の突出高さ2mm、幅10mmの環状突起17が10mm間隔で形成されている。
また、鉄柱の基部は、外径122mm、長さ16mmに切削され、ジョイント用として、フランジ19が形成さられる。
なお、口金具15は、直径127mmで長さ170mmの鉄柱以外に、直径122mm以上で長さが170mm以上の鉄柱を切削して製造することもできる。口金具15は、旋盤で製造できるので、精度よく形成することができる。
圧締具21は、例えば、長さ40mm、厚み4mm、内径145mmのパイプが使用できる。また、圧締具21は、長さ40mm、厚み4mm、幅455mmの鉄板を口金具15に取付けたゴムホース11の外側に沿って曲げ、更に加圧して締め付けて固定することもできる。
ゴムホース11の基部に口金具15を、口金具15の先端から85mm程度挿入し、接合部18の環状突起17がゴムホース11の基部で覆われるようにする。ゴムホース11の基部(口金具15に装着した部分)を150〜180℃まで加熱し、焼き付けて(加硫接着ともいう)固定した後、更に、接合部18に装着したゴムホース11の外側から圧締具21によって締め付ける。なお、口金具15及び口金具15の先端にかかる部分のゴムホース11並びに圧締具21の総重量は5.4kgとなり、従来の焼き付けによる口金具付きホースの口金具の部分(8.2kg)よりもおよそ30%の軽量化ができた。
口金具付きホース10において、口金具15にゴムホース11を焼き付けて固定したものに、圧締具21を締め付ける際の圧締具21への加圧力を変えて締結し、口金具付きホース10が破裂するまで負荷をかけた。なお、加圧力は、締結前の接合部18(環状突起17)におけるゴムホース11の断面積S1と圧締具21で締め付けた後のゴムホース11の断面積S2との差(S1−S2)の締結前の断面積S1に対する割合を、加圧率Pとして求めている。
ここで、外径が115mmの口金具15に厚みが20mmのゴムホース11を取付けると、取付けたゴムホース11が伸びてゴムホース11の外径が145mmとなるので、断面積S1は(1)式で示される。
1=(145/2)2×π−(115/2)2×π ・・・・・(1)
また、断面積S2は、ゴムホース11の外径が圧締具21の内径と同じであり、圧締具21の内径をLとすると、断面積S2は、(2)式で表すことができる。
2=(L/2)2×π−(115/2)2×π ・・・・・(2)
従って、加圧率Pは、(3)式で示される。
P=(S1−S2)/S1×100 ・・・・・(3)
ここで、加圧率Pが10%(すなわち、Lが142.3mm)となるように、圧締具21を加圧して、ゴムホース11に固定した。
ここで、圧締具21を加圧率10%に加圧してゴムホース11に締め付け固定して口金具付きホース11を製造し、ゴムホース11の先端に圧力計を取付けて閉塞して負荷をかけたところ、4.6MPaでゴムホース11の中央部(ゴムホース11の先部から3.5m付近)が破裂した。なお、加圧率を15%、20%とした場合には、それぞれ4.0、3.5MPaで口金具15の取付け部分で破裂し、強く締め付けたことによりゴムホース11が損傷していることがわかる。
(比較例1)
従来の焼き付けタイプの口金具82(図2参照)にゴムホース11を焼き付けて固定して、口金具付きホースを製造し、ゴムホース11の先端に圧力計を取付けて閉塞して負荷をかけたところ、4.9MPaでゴムホース11の中央部が破裂した。この口金具付きホースは、大きい負荷をかけられるが、口金具付きホースの重量が重くなり、取り扱い難くなっている。
(比較例2)
特許文献1に記載された内筒拡大式により、口金具付きホースを製造した。この際に外側スリーブ部の内径をかえて、加圧率Pを15%、20%とした。
加圧率が15%では、4.1MPaで中央部が破裂し、20%では4.0MPaで口金具の取付け部分が破裂した。
(比較例3)
特許文献2に記載された外筒圧縮式により、圧締具の加圧率を10%、15%、20%にして、口金具付きホースを製造した。加圧率が10%の口金具付きホースでは、締め付けが弱く、3.2MPaで口金具からゴムホースが外れた。また、加圧率が15%、20%では、それぞれ3.9MPa、2.6MPaで口金具の取付け部分が破裂し、ゴムホースが損傷していた。
本発明は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能であり、例えば、前記した実施の形態や変形例の一部又は全部を組み合わせて本発明の口金具付きホース及びその製造方法を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
本発明の一実施の形態に係る口金具付きホースの説明図である。 従来例に係る口金具付きホースである。
10:口金具付きホース、11:ゴムホース、12:第1のゴム層、13:第2のゴム層、14:補強ワイヤ、15:口金具、16:テーパ、17:環状突起、18:接合部、19:フランジ、20:挿入部、21:圧締具

Claims (4)

  1. ゴムホースの基部に筒状の口金具の先部が挿入され、該ゴムホースを該口金具に焼き付け固定した口金具付きホースであって、
    前記口金具は、内側が基部から先部へと徐々に縮径するテーパに形成され、しかも、前記口金具の先部の内径は前記ゴムホースの内径と同径に形成され、更に、前記口金具は、外側の先部には周方向に3つの抜け防止用の環状突起を備えた接合部を有し、該接合部に装着された前記ゴムホースの外側には、該ゴムホースを締め付ける圧締具が取付けられている口金具付きホースにおいて、
    前記3つの環状突起は、外径が115mmの同一外径に切削された前記接合部に、周方向に3本の深さ2mm幅10mmの溝を10mm間隔で切削して形成され、かつ前記圧締具による前記ゴムホースの加圧率は、以下の式で計算される加圧率が10%であることを特徴とする口金具付きホース。
    加圧率=100×(加圧前の断面積−加圧後の断面積)/加圧前の断面積
  2. 請求項1記載の口金具付きホースにおいて、前記口金具は、外側基部にフランジを有していることを特徴とする口金具付きホース。
  3. 請求項1及び2のいずれか1項に記載の口金具付きホースにおいて、前記ゴムホースは、補強ワイヤ及び繊維コードで補強されている生コンクリート打設用先端ホースであることを特徴とする口金具付きホース。
  4. ゴムホースの基部に、内側が基部から先部へと徐々に縮径するテーパに形成され、更に先部の内径が前記ゴムホースの基部の内径と同じであって、しかも、外側の先部には周方向に3つの抜け防止用の環状突起を備えた接合部を有している口金具を挿入し、焼き付けて固定した後、前記ゴムホースの外側から圧締具によって締め付ける口金具付きホースの製造方法において、
    前記3つの環状突起は、外径が115mmの同一外径に切削された前記接合部に、周方向に3本の深さ2mm幅10mmの溝を10mm間隔で切削して形成され、以下の式で計算される加圧率10%で締め付けることを特徴とする口金具付きホースの製造方法。
    加圧率=100×(加圧前の断面積−加圧後の断面積)/加圧前の断面積
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