JP4380895B2 - 光スイッチおよびそこで用いるプロトコル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に光スイッチングの分野に関し、より具体的には、光ネットワーク内で使用する光スイッチ・ノードに関する。本発明はまた、スイッチ・ノードの動作を管理するプロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】
大容量ネットワークの開発は、例えばクライアントおよびサーバ間のように、リモート・サイト間に広帯域データ接続を確立する必要性によって推進されてきた。一般的には、そのようなネットワークの通信インフラストラクチャは、様々なリモート・サイトを包含する地理領域をサービス対象とする1つまたは複数の通信事業者によって提供される。通信事業者は、大容量接続を確立しようとする顧客に光ファイバ回線をリースすることができる。そして、この通信事業者のネットワークにおいて、光スイッチ・ノードは、所望の接続をサポートするように構成される。
【0003】
普通、通信事業者は、その光ファイバ回線を長期間使用するものとしてリースする。したがって、大容量接続を提供する時点で確立されたスイッチの構成は、数ヶ月または数年にわたって所定の位置にとどまっているものと予想される。したがって、ネットワーク内のスイッチは、コストまたは提供されるサービス品質にほとんど影響を与えずに手動で構成されることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ただし、サイズおよび/またはトポロジが常に進化しているネットワークを扱う際には、多数のスイッチを手動で構成することはできない。さらに、スイッチを手動で構成すると、ネットワーク内を伝送するトラフィックの帯域幅またはサービス要件の品質が時間で変化する状況、またはネットワークを介して緊急に新しい大容量接続を確立する必要がある場合に対処することができない。ネットワークのトポロジおよびトラフィック負荷の変化の関数として自動的に再構成可能なスイッチを提供することが望ましいが、そのような機能は現在利用可能ではない。
【0005】
さらに、現在の光ネットワーク内でエンドツーエンドのデータ接続を確立する最も一般的な方法は、ネットワークの隅から隅まで手動で構成された経路上で同じ波長、例えばλを使用することに依存する。この結果、新しい接続に対応する経路の一部が元の接続に対応する経路の一部と交差する場合には、エンドツーエンド(end-to-end、終端間)の波長としてλを使用して他のデータ接続を確立することが妨げられる。これによって、現在の光ネットワーク内での波長の使用が厳密に制限され、ネットワーク内の全体的な帯域幅効率が大幅に減少する。
【0006】
したがって、当技術分野で、上記の欠点を克服する光スイッチ・ノードを提供する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、広義には光スイッチ・ファブリック(optical switch fabric)、波長変換ユニットおよび制御ユニットを備えるスイッチ・ノード(switching node)として説明されることができる。光スイッチ・ファブリックは、制御ユニットに接続され、該制御ユニットから受信するマッピング命令に従って一組の入力光ファイバ・セグメントに到着する光信号を一組の出力光ファイバ・セグメントに切り換えるのに使用される。波長変換ユニットは、光スイッチ・ファブリックに接続され、制御ユニットから受信する変換コマンドに従って、入来する光信号またはスイッチングされた光信号が占有する波長を変更するのに使用される。
【0008】
制御ユニットは、ネットワーク層プロトコルを用いて他のスイッチ・ノードと制御情報を交換し、この制御情報に基づいてマッピング命令および変換コマンドを生成するのに使用される。このスイッチ・ノードによって、光データ信号の入力および出力波長は異なる波長を占有することができ、その結果多くの利点がもたらされるが、そのうちの1つは、光ネットワーク内での波長効率の向上という利点である。
【0009】
制御情報は、光監視制御チャネル(optical supervisory channel)のような帯域外制御チャネルを用いて交換されるのが好ましい。
【0010】
制御ユニットは、プロセッサ、および該プロセッサからアクセス可能なメモリ要素を備えるのが好ましい。メモリ要素は、ルーティング・テーブル(routing table)および波長アベイラビリティ・テーブル(wavelength availability table)を記憶するのが好ましい。ルーティング・テーブルは、すべての起こりうる一対の終端スイッチ・ノードに関連するネクスト・ホップ(next hop)スイッチ・ノード・フィールドを含む。波長アベイラビリティ・テーブルは、それぞれの波長多重光ファイバ・リンクによって任意のポートに接続されたスイッチ・ノードのアイデンティティ(identity)と、それぞれの波長について、その波長が占有されているのかまたは利用可能であるのかの標示を含む。
【0011】
スイッチ・ノードは通常、第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノードによって識別される経路の「前(previous)」のスイッチ・ノードに接続される。そのようなシナリオでは、制御ユニットは、前のスイッチ・ノードからメッセージを受信するように動作可能であるのが好ましい。
【0012】
メッセージがいわゆるCONNECTION_REQUEST(接続要求)メッセージの場合、制御ユニットは、波長アベイラビリティ・テーブルにアクセスして、現在のスイッチ・ノードおよび前のスイッチ・ノードの間のリンク上の入力光ファイバ・セグメントのうちの1つに関連する利用可能な波長を識別するのが好ましい。
【0013】
現在のスイッチ・ノードが第2の終端スイッチ・ノードならば、制御ユニットは、利用可能な波長に関連する入力光ファイバ・セグメントと、出力光ファイバ・セグメントのうちの1つとの間の接続を、利用可能な波長を用いて確立するマッピング・コマンドを生成し、前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRM(接続確認)メッセージを送信するのが好ましい。
【0014】
そうでない場合、すなわち現在のスイッチ・ノードが第2の終端スイッチ・ノードでないならば、制御ユニットは、ルーティング・テーブルにアクセスして、第1および第2の終端スイッチ・ノードに関連するネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドの内容を求め、ネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドによって識別されたスイッチ・ノードにCONNECTION_REQUESTメッセージを送信するのが好ましい。
【0015】
他方、メッセージがいわゆるCONNECTION_CONFIRMメッセージの場合、制御ユニットは、利用可能な波長に関連する入力光ファイバ・セグメントと、出力光ファイバ・セグメントのうちの1つとの間の接続を利用可能な波長を用いて確立するマッピング・コマンドを生成し、前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信するのが好ましい。
【0016】
入来する光信号が、ヘッダおよびペイロードを持つパケットから形成されるパケット・ベースのアーキテクチャに対応するために、スイッチ・ノードは、入力光ファイバ・セグメントおよび制御ユニットに接続された変換ユニットをさらに備えて、それぞれのパケットのヘッダを抽出することができる。この場合、制御装置によって生成されるマッピング命令および変換コマンドは、それぞれのパケットのヘッダ内に含まれる情報に依存する。
【0017】
別の実施形態では、スイッチ・ノードは、第1の光電変換器の組および第2の光電変換器の組を備える。第1の光電変換器の組は、それぞれの波長を占有する入力光信号を電子信号に変換するのに使用され、第2の光電変換器の組は、出力電子信号を、それぞれの波長を占有する出力光信号に変換するのに使用される。
【0018】
スイッチ・ノードはまた、光電変換器に接続されたデジタルスイッチ・ファブリックを備え、スイッチング命令に従って入力電子信号を出力電子信号にスイッチングする。最後に、スイッチ・ノードは、デジタルスイッチ・ファブリックおよび光電変換器に接続された制御ユニットを備える。制御ユニットは、ネットワーク層プロトコルを用いて他のスイッチ・ノードと制御情報を交換し、該制御情報に基づいてスイッチング命令を生成する。
【0019】
この実施形態では、入力電子信号は再フォーマットされることができ、再フォーマットされた信号はスイッチングされ、その後第2の変換器の組によって変換され、その結果得られる光信号が所望のフォーマットになるという意味で、スイッチ・ノードはグルーミング(grooming)機能を提供する。これによって、ネットワーク内のエンド・ユーザの装置間の互換性が向上する。
【0020】
本発明は、ネットワーク・レベルで第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノード間のデータ接続を確立する方法として要約されることができる。ネットワークは、上記2つの終端スイッチ・ノードと、波長多重光リンクによって相互接続された他のスイッチ・ノードのグループとを有するものとして理解される。
【0021】
本方法は、ゼロ以上の中間スイッチ・ノードを介して第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノードの間でデータを伝送する一組のリンクおよび波長を有する経路を識別する第1のステップを含む。
【0022】
本方法はまた、識別された経路内のそれぞれの入口リンクおよびそれぞれの出口リンクに接続されたそれぞれの中間スイッチ・ノードにおいて、それぞれの入口リンクに到着する光信号をそれぞれの出口リンクに切り換え、それぞれの入口および出口リンク上で占有される波長が異なる場合には波長変換を実行するステップを含む。これによって、経路上で異なる波長を用いてデータ接続を確立することができるようになり、有利である。
【0023】
また、本発明は、ネットワーク内の経路上のゼロ以上の中間スイッチ・ノードを介して第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノード間のデータ接続を可能にする波長分散プロトコルとして要約されることができる。このプロトコルは、ネットワーク内の様々なスイッチ・ノードで実行される。
【0024】
前のスイッチ・ノードおよび/または次のスイッチ・ノードの間の経路にそれぞれの光リンクによって接続されたそれぞれの現在のスイッチ・ノードにおいて、プロトコルは、前のまたは次のスイッチ・ノードからメッセージを受信する機能を有する。
【0025】
メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、現在のスイッチ・ノードが第1の終端スイッチ・ノードではない場合、プロトコルは、現在のスイッチ・ノードおよび前のスイッチ・ノードの間のリンク上の利用可能な波長を識別し、記憶するステップを含む。
【0026】
また、メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、現在のスイッチ・ノードが実際に第2の終端スイッチ・ノードである場合、プロトコルは、利用可能な波長を用いて接続を確立し、前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信する。メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、現在のスイッチ・ノードが実際に第2の終端スイッチ・ノードでない場合、次のスイッチ・ノードにCONNECTION_REQUESTメッセージを送信するステップを含む。
【0027】
ただし、メッセージがCONNECTION_CONFIRMメッセージである場合、プロトコルは、前に記憶された利用可能な波長を用いて接続を確立するステップを含み、現在のスイッチ・ノードが第1の終端スイッチ・ノードでない場合、プロトコルは、前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信するステップを含む。
【0028】
プロトコルが意図したように動作するために、最初のCONNECTION_REQUESTメッセージは、データ接続を最初に要求した時点で第1の終端スイッチ・ノードに送信されるものとする。
【0029】
このプロトコルに関与することで、スイッチ・ノードは、動的に割り当てられた波長を用いたデータ接続のエンドツーエンドの確立に自動的に関与することとなり、その結果、光ネットワークの帯域幅全体の効率が改善され、入力および出力波長が同じであることをもはや必要としないより柔軟な保護スイッチングが提供される。
【0030】
本発明の上記およびその他の特徴は、図面を参照する以下の具体的な実施形態の説明を読むことにより、当業者には明らかになるであろう。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1は、光ネットワーク内の他のスイッチ・ノードに接続する光スイッチ・ノード400を示す。本発明の好ましい実施形態によれば、スイッチ・ノード400は、それぞれの複数の波長多重光ファイバ・セグメント412、414、416、418に外部的に接続された複数のポート402、404、406、408を備える。光ファイバ・セグメント412、414、416、418は双方向セグメントであり、隣接スイッチ・ノード(図示せず)への入口および出口リンクの働きをする。代わりに、複数の光ファイバ・セグメント(例えば、入口用に1つ、出口用に1つ)によってスイッチ・ノード400を隣接スイッチ・ノードのそれぞれに接続することもできる。
【0032】
光ファイバ・セグメント412、414、416、418は、好ましくは隣接スイッチ・ノードとの間でデータを搬送する。また、好ましくは光ファイバ・セグメント412、414、416、418は、専用の監視波長(光監視制御チャネル(optical supervisory channel)として知られている)を用いた隣接スイッチ・ノード間の制御リンクの働きをする。スイッチ・ノードへの制御リンクを確立するその他の方法は、専用の電子制御線の使用を含む。
【0033】
スイッチ・ノード400は、4つのポートを有するものとして示されているが、2より大きい、または2に等しい任意の数のポートを有することができる。また、光ファイバ・セグメント412、414、416、418は、隣接スイッチ・ノードのポート間を接続するよう意図されているが、光ファイバ・セグメント412、414、416、418のうちの1つまたは複数を用いて顧客の構内に設置された装置(以下、顧客構内装置という)との間で個々のまたは多重化された光チャネルを伝送することができる、ということを理解されたい。この場合、スイッチ・ノード400はアド/ドロップ・ノード(add/drop node)と呼ばれる。
【0034】
スイッチ・ノード400内で、ポート402、404、406、408は、それぞれの中間光ファイバ・セグメント422、424、426、428によってそれぞれの方向性結合器432、434、436、438に接続されている。中間光ファイバ・セグメント422、424、426、428は双方向結合器であり、好ましくはスイッチ・ノード400の内部との間でデータおよび制御信号の両方を搬送する。方向性結合器432、434、436、438は、反対方向に送信される2つの単方向波長多重信号を1つの双方向波長多重信号に結合する既知の構成要素である。
【0035】
一方の方向では、それぞれの方向性結合器432、434、436、438は、それぞれの中間光ファイバ・セグメント422、424、426、428上を搬送される入来データおよび制御信号を抽出し、そのように抽出された入来信号を、それぞれの中間光ファイバ・セグメント442、444、446、448上のそれぞれの光デマルチプレクサ452、454、456、458に供給する。
【0036】
逆の方向では、送出データおよび制御信号は、それぞれの中間光ファイバ・セグメント542、544、546、548上を、それぞれの光マルチプレクサ552、554、556、558によって方向性結合器432、434、436、438に供給される。それぞれの方向性結合器432、434、436、438は、それぞれのポート402、404、406、408に接続されたそれぞれの中間光ファイバ・セグメント422、424、426、428上に、それぞれの送出データおよび制御信号を転送する。
【0037】
それぞれの光デマルチプレクサ452、454、456、458は、波長に基づいてそれぞれの中間光ファイバ・セグメント442、444、446、448に到着する波長多重光信号を分離し、それぞれの複数の単一波長光ファイバ・セグメント462A〜D、464A〜D、466A〜D、468A〜D上に現れる個別の光信号のそれぞれの組を生成する。
【0038】
図1は、光デマルチプレクサ452、454、456、458のそれぞれを4つの単一波長光ファイバ・セグメントに関連するものとして示しているが、光デマルチプレクサから出るセグメントの数は、それぞれの中間光ファイバ・セグメント442、444、446、448上のそれぞれの光デマルチプレクサに到着するそれぞれの波長多重光信号の波長の数に対応することができる、ということを理解されたい。
【0039】
それぞれのデマルチプレクサから出る複数の単一波長光ファイバ・セグメントのうち、少なくとも1つが好ましくは制御情報を伝送するために使用され、残りのセグメントは、好ましくはスイッチングされるデータを伝送するのに使用される。2つのスイッチ・ノード間における専用の波長に乗せた制御情報の伝送は、「帯域外(out-of-band)」制御チャネルの確立として知られている。代わりに、「帯域内(in-band)」制御チャネルを、例えば2つのスイッチ・ノード間で伝送されるデータ内に制御を含んだヘッダ(control-laden header)を埋め込むことによって、ヘッダ部分に確立することができる。
【0040】
図1の具体的な例では、単一波長光ファイバ・セグメント462A、464A、466A、468Aは帯域外制御チャネルを提供し、隣接スイッチ・ノードから入来する制御情報を搬送する。それぞれの単一波長光ファイバ・セグメント462A、464A、466A、468Aは、それぞれの光電変換器472A、474A、476A、478Aに接続されている。それぞれの光電変換器472A、474A、476A、478Aは、それぞれの単一波長光ファイバ・セグメント462A、464A、466A、468A上の光制御信号を、それぞれの入力制御線482A、484A、486A、488A上の電子制御信号に変換する。入力制御線482A、484A、486A、488Aは、制御装置490に接続されている。
【0041】
単一波長光ファイバ・セグメントの残りの組462B〜D、464B〜D、466B〜D、468B〜Dは、入来したデータを搬送し、それぞれの組は、制御可能な波長変換器472B〜D、474B〜D、476B〜D、478B〜Dのそれぞれのバンクに供給される。それぞれの波長変換器472B〜D、474B〜D、476B〜D、478B〜Dは、それぞれの単一波長光ファイバ・セグメント462B〜D、464B〜D、466B〜D、468B〜D上の光信号を、現在の波長から、制御装置490によってそれぞれの制御線(図示せず)上で送信される制御信号によって指定された波長(異なる波長であることが可能)に変換する。
【0042】
波長変換器472B〜D、474B〜D、476B〜D、478B〜Dが実行する波長変換は、直接的な光学的方法を介して、または電子領域に変換した後、別の指定された波長の光領域に変換し直すことで、達成することができる。
【0043】
波長変換器472B〜D、474B〜D、476B〜D、478B〜Dのそれぞれのバンクによって変換された信号は、単一波長入力光ファイバ・セグメントのそれぞれの組462B’〜D’、464B’〜D’、466B’〜D’、468B’〜D’上に現れる。これらの光ファイバ・セグメント462B’〜D’、464B’〜D’、466B’〜D’、468B’〜D’は、光スイッチ・ファブリック492のそれぞれの入力ポートに供給される。
【0044】
光スイッチ・ファブリック492はまた、それぞれの複数の単一波長出力光ファイバ・セグメント562B〜D、564B〜D、566B〜D、568B〜Dに接続された複数の出力ポートを有する。光スイッチ・ファブリック492は、単一波長入力光ファイバ・セグメント462B’〜D’、464B’〜D’、466B’〜D’、468B’〜D’および単一波長出力光ファイバ・セグメント562B〜D、564B〜D、566B〜D、568B〜Dの間の1対1の光接続を制御可能に確立する回路を備える。データ接続は、制御線494を介して制御装置490から受信したマッピング命令に基づいて確立される。
【0045】
様々な中間光ファイバ・セグメント442、444、446、448、542、544、546、548は様々な数の波長に対応することがあるので、光スイッチ・ファブリック492に接続された単一波長出力光ファイバ・セグメントの数が、光スイッチ・ファブリックに接続された単一波長入力光ファイバ・セグメントの数と異なることができる、ということは当業者には明らかであろう。
【0046】
また、波長変換器のバンクを、光スイッチ・ファブリック492の入力部における単一波長入力光ファイバ・セグメント462B’〜D’、464B’〜D’、466B’〜D’、468B’〜D’ではなく、光スイッチ・ファブリック492の出力部の単一波長出力光ファイバ・セグメント562B〜D、564B〜D、566B〜D、568B〜Dに接続することもできる、ということも理解されよう。
【0047】
制御装置490から出る複数の出力制御線582A、584A、586A、588Aは、スイッチ・ノード400を隣接スイッチ・ノードに結合するそれぞれの帯域外制御チャネルの一部を形成する。出力制御線582A、584A、586A、588Aは、それぞれ複数の光電変換器572A、574A、576A、578Aに接続されている。光電変換器572A、574A、576A、578Aは、制御装置490から出力された電子制御信号を、それぞれの単一波長光ファイバ・セグメント562A、564A、566A、568A上に現れる光信号に変換する。
【0048】
制御装置490から送出された制御情報を搬送するそれぞれの単一波長光ファイバ・セグメント562A、564A、566A、568Aは、光マルチプレクサ552、554、556、558のそれぞれに接続されている。また、光マルチプレクサ552、554、556、558には、光スイッチ・ファブリック492からのスイッチングされた信号(すなわち送出データ)を搬送する単一波長出力光ファイバ・セグメント562B〜D、564B〜D、566B〜D、568B〜Dのそれぞれの組が接続されている。光マルチプレクサ552、554、556、558は、単一波長光ファイバ・セグメント562A〜D、564A〜D、566A〜D、568A〜Dのそれぞれのグループによって搬送された個々の光信号を、それぞれの中間光ファイバ・セグメント542、544、546、548によってそれぞれの方向性結合器432、434、436、438に搬送される波長多重光信号に結合する。
【0049】
制御装置490は、好ましくはメモリ要素490Bに接続されたプロセッサ490Aを備える。プロセッサ490Aは、好ましくはソフトウェア・アルゴリズムを実行するマイクロ・プロセッサである。代わりに、プロセッサは、デジタル信号プロセッサまたはその他のプログラマブル論理装置であることができる。
【0050】
メモリ要素490Bは、波長アベイラビリティ(availability;利用可能性)情報を波長アベイラビリティ・テーブルの形式で記憶する。図2の(A)は、本発明の好ましい実施形態による波長アベイラビリティ・テーブル700の構成を示す。波長アベイラビリティ・テーブル700は、PORT(ポート)列710、WAVELENGTH(波長)列720およびAVAILABILITY(利用可能性)列730を有する。PORT列710は、スイッチ・ノード内のポートごとに1つのエントリを含む。図1のスイッチ・ノード400の場合、ポートの数、したがって波長アベイラビリティ・テーブル700のPORT列710内のエントリ数は4に等しい。ポートは、図1の参照番号、すなわち402、404、406および408で識別される。
【0051】
所与のポートに対応するそれぞれの行について、そのポートを通ってスイッチ・ノードに入来またはそこから送出されることのできる波長の数に従って、WAVELENGTH列720には複数のエントリが可能である。例えば、図1のスイッチ・ノード400の場合、WAVELENGTH列720にはポート402、404、406、408のそれぞれに対応する6つのエントリがある。WAVELENGTH列720内のそれぞれのエントリについて、対応する波長が対応するポートで現在占有されているか否かを示すエントリが、AVAILABILITY列730内にある。AVAILABILITY列730内のそれぞれのエントリを表すには2進値が適当である。
【0052】
メモリ要素490Bはまた、ネットワークに関するトポロジ情報を記憶する。具体的には、メモリ要素490Bは、光ファイバ・セグメント412、414、416、418のうちの1つを介してスイッチ・ノード400に直接接続されているスイッチ・ノードのアイデンティティ(identity)を記憶する。メモリ要素490Bはまた、ネットワークの残りに関する同様のトポロジ情報(これは、隣接スイッチ・ノードによってスイッチ・ノード400に送信される)を記憶する。スイッチ・ノード400内のプロセッサ490Aは、メモリ要素490B内に記憶されたトポロジ情報を用いて、スイッチ・ノード400をルートとするネットワーク全体のトポロジ・ツリーを構築する。その後、プロセッサ490Aはこのツリーを用いて、やはりメモリ要素490Bに記憶されるルーティング・テーブルを構築する。
【0053】
図2の(B)は、本発明の好ましい実施形態によるルーティング・テーブル600を示す。ルーティング・テーブル600は、好ましくは4つのフィールド、すなわち、送信元スイッチ・ノード(SSN)フィールド610、宛先スイッチ・ノード(DSN)フィールド620、トラフィック特性情報(TCI)フィールド630およびネクスト・ホップスイッチ・ノード(NHSN)フィールド640を有する。
【0054】
SSNおよびDSNフィールド610、620内のエントリは、ネットワーク内の終端スイッチ・ノードのすべての可能な組合せを表す。TCIフィールド630は、ルーティング・テーブル内の対応する行のDSNフィールド620内のエントリによって識別されたスイッチ・ノードから受信したトラフィックの特性情報を含む。このようにして、TCIフィールド630は、それぞれの宛先スイッチ・ノードのそれぞれの光インタフェースによって許容可能な信号フォーマット(signaling format)を識別する。
【0055】
通常、少なくとも1つの中間スイッチ・ノードも通過することなく送信元スイッチ・ノードから宛先スイッチ・ノードにデータを送信することはできない。したがって、スイッチ・ノード400は一般に、送信元および宛先の間に位置する一連の中間スイッチ・ノードのうちの1つである。宛先スイッチ・ノードへの経路上の次の中間ノードは、ネクスト・ホップ・スイッチ・ノード(next hop switching node)として知られ、これは、ルーティング・テーブルのNHSNフィールド640で識別される。ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードは、送信元スイッチ・ノード、宛先スイッチ・ノード、ネットワーク・トポロジおよびトポロジ内の現在のスイッチ・ノードの位置、の関数である。したがって、ルーティング・テーブルは、ネットワーク内のスイッチ・ノードごとに異なり、基本的に静的であり、ネットワークのトポロジが変更される時にのみ変化する。
【0056】
動作時には、ネットワーク内の様々なスイッチ・ノードによって制御情報が送受信され解釈される方法は、ネットワーク層の波長ルーティング(WR:wavelength routing)プロトコルによって管理される。ネットワーク内の経路上で送信元スイッチ・ノードから宛先スイッチ・ノードにデータを転送するエンドツーエンドの経路は、それぞれのスイッチ・ノードをネットワーク層の波長分散(WD:wavelength distribution)プロトコルに関与させることで確立することができる。これら2つのプロトコルについて以下に説明する。
【0057】
WRプロトコルは、それぞれのスイッチ・ノード内のプロセッサに、図5の流れ図に示すようなアルゴリズムを実行させることで実現される。具体的には、図5は、情報伝搬ステップ1010、情報記憶ステップ1020および情報処理ステップ1030を含む。
【0058】
最初に、伝搬ステップ1010は、制御装置490がトポロジ情報およびトラフィック特性情報を適切な制御チャネル(帯域外または帯域内)を介して隣接スイッチ・ノードに送信するステップからなる。トポロジ情報は、スイッチ・ノード400のアイデンティティと、スイッチ・ノード400に隣接し、そのポートのうちの1つに接続されたそれぞれのスイッチ・ノードのアイデンティティとを有する。トラフィック特性情報は、それぞれのポートに対して許容可能な信号のタイプ(signaling type)のリストからなることができる。このリストの内容は、エンド・ユーザのフォーマット要件によって調整することができる。
【0059】
さらに、伝搬ステップの1010の別の部分として、スイッチ・ノード400は、任意の隣接スイッチ・ノードから受信した制御情報を、他のすべての隣接スイッチ・ノードに中継する。スイッチ・ノード400によって送信される制御情報を、例えば10秒の定期的な間隔で送信することができ、または代わりに、受信した制御情報に変更があった時にのみ送信することもできる。
【0060】
それぞれのスイッチ・ノードは、それ自身の制御情報だけでなく、その隣接ノードの制御情報をも送信するので、それぞれのスイッチ・ノードは、ネットワーク全体のトポロジと、該ネットワーク内の各スイッチ・ノードに関連する許容可能な信号タイプとを、帰納的に認識することとなる。
【0061】
記憶ステップ1020は、制御装置490が、それ自身のトポロジおよびトラフィック特性情報と、隣接スイッチ・ノードから受信したそれらの情報とを、メモリ要素490B内に記憶するステップからなる。
【0062】
最後に、処理ステップ1030は、スイッチ・ノード400内の制御装置490が、メモリ要素490B内に記憶されるルーティング・テーブルを、記憶ステップ1020で記憶されたネットワーク・トポロジ情報およびトラフィック特性情報の関数として定期的にまたはトポロジの変更後に生成するステップからなる。図2の(B)に示すルーティング・テーブルを参照すると、ルーティング・テーブル600の特定の行のNHSNフィールド640を埋めるために、スイッチ・ノードのプロセッサ内のソフトウェアは、ネクスト・ホップ・ルーティング・アルゴリズム、例えば周知のDijkstraアルゴリズム(J.Moy著、Network Working Group RFC 1583、PP.142−160を参照のこと。ここで、この文献を参照により取り入れる)を実行する。Dijkstraアルゴリズムがルーティング・テーブル600内の所与の行について適切なネクスト・ホップ・スイッチ・ノードを生成しない場合、この事実を、NHSNおよびTCIフィールド630、640内の対応するエントリをそれぞれ空白にすることで知らせることができる。
【0063】
WDプロトコルは、それぞれのスイッチ・ノード内のプロセッサが図6の流れ図に示すようなアルゴリズムを実行することで実現される。本発明の波長分散(WD)プロトコルは、INITIAL_CONNECTION_REQUEST(初期接続要求)メッセージ、CONNECTION_REQUEST(接続要求)メッセージ、CONNECTION_CONFIRM(接続確認)メッセージおよびCONNECTION_DENY(接続拒否)メッセージを含むいくつかのタイプのメッセージの交換および解釈からなる。
【0064】
図6の流れ図、より具体的にはステップ1610を参照すると、所与のスイッチ・ノード内のプロセッサは、メッセージの受信を待つ。メッセージを受信すると、ステップ1620で、プロセッサは、そのメッセージがINITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージであるか否かを検査する。INITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージは通常、例えば送信元スイッチ・ノードに接続された顧客構内装置によって生成される。
【0065】
受信したメッセージが実際にINITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージならば、送信元および宛先スイッチ・ノードと、送信元スイッチ・ノードに接続されたインタフェースによって使用される信号フォーマット(例えば、TCI)とを指定する。ステップ1630で、プロセッサは、TCIが宛先スイッチ・ノードに接続されたインタフェースによって許容される信号フォーマットのうちのいずれかに一致するか否かを検査する。TCIが一致しなければ、送信元スイッチ・ノードの顧客は、接続を確立することができない旨の通知を受ける。
【0066】
他方、TCIが一致したならば、プロセッサは、送信元および宛先スイッチ・ノードに関連するルーティング・テーブルの行のNHSNフィールド内のエントリを調べ、その後、そのエントリによって識別されたスイッチ・ノードにCONNECTION_REQUESTメッセージを送信する。CONNECTION_REQUESTメッセージは、好ましくは送信元スイッチ・ノードを識別するSSNパラメータと、宛先スイッチ・ノードを識別するDSNパラメータとを含む。CONNECTION_REQUESTメッセージの意図された受信先は、送信元ノードおよび宛先ノードの間の経路上の「次の」スイッチ・ノードとして知られている。
【0067】
ステップ1620で受信が確認されたメッセージが、INITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージではなくCONNECTION_REQUESTメッセージであることもある(INITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージの後で送信元スイッチ・ノードから送信されたCONNECTION_REQUESTメッセージのように)。CONNECTION_REQUESTメッセージは、送信元スイッチ・ノードおよび宛先スイッチ・ノードの間の経路上の「前の」スイッチ・ノードから現在のスイッチ・ノードが受信するものとする。
【0068】
CONNECTION_REQUESTメッセージが受信されると、ステップ1640で、前のスイッチ・ノードおよび現在のスイッチ・ノードの間に空きの波長があるか否かが検査される。空きの波長がない場合、ステップ1650に示すように、プロセッサは、CONNECTION_DENYメッセージを前のスイッチ・ノードに送信する。
【0069】
他方、空きの波長がある場合、ステップ1660で、現在のスイッチ・ノード内のプロセッサに接続されたメモリ要素内に、この空きの波長が記憶される。続けてステップ1670で、現在のスイッチ・ノードが実際に宛先スイッチ・ノードであるか否かが検査される。現在のスイッチ・ノードが実際に宛先スイッチ・ノードでなければ、ステップ1680に示すように、CONNECTION_REQUESTメッセージは経路上の次のスイッチ・ノードに送信される。
【0070】
現在のスイッチ・ノードが実際に宛先スイッチ・ノードであるならば、ステップ1690で、現在のスイッチ・ノードの光スイッチ・ファブリックを介してデータ接続が確立される。これは、制御装置490が光スイッチ・ファブリック492に適切なマッピング命令を提供することによって達成されることができる。この接続によって、空きの波長(ステップ1660の実行後にメモリ要素に記憶された)に関連する単一波長光ファイバと、宛先スイッチ・ノードに接続された顧客構内装置に接続する光ファイバ・セグメントとが結合される。
【0071】
顧客構内装置が占有する波長が、メモリ要素内に記憶された空きの波長と異なる場合には、該空きの波長に関連する波長変換器に適切な命令を送信しなければならない。さらに、波長アベイラビリティ・テーブルが、「空きの」波長が現在のスイッチ・ノードおよび前のスイッチ・ノードを結合する対応するポート上でもはや利用可能でないことを反映するよう更新される。
【0072】
接続が確立された後、ステップ1700は、前のスイッチ・ノード(今では空きの波長によって現在のスイッチ・ノードに光学的に接続されている)にCONNECTION_CONFIRMメッセージが送信されることを示している。CONNECTION_CONFIRMメッセージは、空きの波長を指定する。
【0073】
再びステップ1620を参照すると、受信メッセージがCONNECTION_DENYメッセージの場合、ステップ1730に示すように、とられるべきアクションは、現在のスイッチ・ノードが送信元スイッチ・ノードか否かに依存する。現在のスイッチ・ノードが送信元スイッチ・ノードでないならば、CONNECTION_DENYメッセージは、ステップ1650に示すように前のスイッチ・ノードに返送される。したがって、CONNECTION_DENYメッセージは、最終的には送信元スイッチ・ノードに到達し、ここで、ステップ1740に従って、顧客は、接続を確立することができないということを知らされる。
【0074】
最後に、ステップ1620で受信が確認されたメッセージがCONNECTION_CONFIRMメッセージの場合、ステップ1710に示すように、とられるべきアクションは、現在のスイッチ・ノードが送信元スイッチ・ノードか否かに依存する。現在のスイッチ・ノードが実際に送信元スイッチ・ノードであるならば、顧客構内装置に接続された光ファイバ・セグメントと、送信元スイッチ・ノードおよび次のスイッチ・ノードの間でデータを搬送する単一波長光ファイバ・セグメントとの間に接続が確立される(ステップ1720)。
【0075】
現在のスイッチ・ノードが実際に送信元スイッチ・ノードでないならば(ステップ1690)、現在のスイッチ・ノードと前および次のスイッチ・ノードとの間でデータを搬送する単一波長光ファイバ・セグメントをつなぐ接続が確立される。さらに、ローカルに記憶された波長アベイラビリティ・テーブルが、現在のスイッチ・ノードと前および次のスイッチ・ノードとの間でデータを搬送する光ファイバ・セグメント上の新しい波長の占有を反映するよう更新される。いずれにしても、必要に応じて波長変換命令が適切な波長変換器に送信される。ステップ1700に示すように、その後CONNECTION_CONFIRMメッセージが前のスイッチ・ノードに送信される。
【0076】
WDプロトコルを用いてエンドツーエンドの接続が確立される方法を示す例について図3を参照しながら説明する。図3は、複数の光ファイバ・セグメント826〜858を介してメッシュ行列パターンで接続された複数のスイッチ・ノード802〜824を有する光ネットワーク800を示す。スイッチ・ノード802は、波長λを使用する光ファイバ・セグメント862を介して顧客構内装置(CPE:customer premises equipment)860に接続されている。CPE860は、TCIで表すことができる信号フォーマットを使用する。スイッチ・ノード824は、波長λを使用する光ファイバ・セグメント866を介してCPE864に接続されている。CPE864は、組{TCI}で識別することのできる信号フォーマットを許容する。
【0077】
スイッチ・ノード802〜824は、本発明のWDプロトコルに関与する。したがって、それぞれのスイッチ・ノードにおいてルーティング・テーブルが生成される。このルーティング・テーブルはそれぞれのスイッチ・ノードについて異なるが、ネットワークのトポロジが変化するまでは静的である。図を見やすくし、一般性を失わないために、図7の(A)は、送信元スイッチ・ノードがスイッチ・ノード802として指定され、宛先スイッチ・ノードがスイッチ・ノード824として指定されている行に対応するスイッチ・ノード802で生成されたルーティング・テーブル900の一部を示す。具体的には、TCI列630内のエントリは、スイッチ・ノード824に接続されたCPE864が、リストされたフォーマットで、すなわちOC−4、OC−32、OC−192およびギガビット・イーサネット(GBE)でデータを受信することができる、ということを示す。NHSN列640内のエントリは、スイッチ・ノード802および824を結ぶ経路のネクスト・ホップ・スイッチ・ノードがスイッチ・ノード808であることを示す。
【0078】
同様に、図7の(B)は、スイッチ・ノード808のメモリ要素内に記憶されたルーティング・テーブル950の例示の行を示す。この行もまた、スイッチ・ノード802および824を含む送信元−宛先の組合せに対応する。ルーティング・テーブル950がスイッチ・ノード808の観点から生成され、したがって、NHSN列640内のエントリは、スイッチ・ノード802内に記憶されたルーティング・テーブル900のNHSN列640内のエントリとは異なる。図7の(B)の例では、NHSN列640内のエントリはスイッチ・ノード810を指定する。同様に、スイッチ・ノード810、816および818内に記憶されるルーティング・テーブル内のNHSN列640内の対応するエントリは、それぞれスイッチ・ノード816、818および824を示すことができる。
【0079】
このように、図3の太字の実線で示すように、スイッチ・ノード802および824の間には光ファイバ・セグメント830、836、842、848および854からなる潜在的な経路が存在する。同様に、送信元スイッチ・ノードおよび宛先スイッチ・ノードのすべての組合せの間に潜在的な経路が存在する。
【0080】
WDプロトコルのメッセージ交換方式について、図3のネットワークおよび図6の流れ図を引き続き参照しながら説明する。最初に、CPE860およびCPE864の間にエンドツーエンドのデータ接続を確立したいという欲求が、任意の適した方法で送信元スイッチ・ノード802に伝えられる。すなわち、INITIAL_CONNECTION_REQUESTメッセージがスイッチ・ノード802によって受信される。
【0081】
WDプロトコルに従って(ステップ1630で)、スイッチ・ノード802は、CPE860の信号フォーマットすなわちTCIを、CPE864に関連する許容される信号フォーマットの組、すなわち組{TCI}と比較する。TCIの一致が検出されると、送信元スイッチ・ノード802内のプロセッサは、そのルーティング・テーブル(図7の(A))を参照して、特定の送信元−宛先スイッチ・ノードの組合せに対応する行のNHSNフィールド内のスイッチ・ノードのアイデンティティを抽出する。このケースでは、このようにして識別されたスイッチ・ノードはスイッチ・ノード808である。(TCIが組{TCI}の要素でない場合、接続要求が拒否されることに留意されたい。図6のステップ1740に示すように、送信元スイッチ・ノード802内の制御装置は、エンド・ユーザに接続要求が拒否されたことを通知するアクションをとる。)
その後、送信元スイッチ・ノード802内のプロセッサは、CONNECTION_REQUESTメッセージを定式化し、それをスイッチ・ノード808に送信する(ステップ1680)。CONNECTION_REQUESTメッセージは、スイッチ・ノード802を送信元スイッチ・ノードとして識別し、スイッチ・ノード824を宛先スイッチ・ノードとして識別している。CONNECTION_REQUESTメッセージは、送信元スイッチ・ノード802によって適切な帯域外または帯域内制御チャネルを介してスイッチ・ノード808に送信される。
【0082】
図6のステップ1640に従って、スイッチ・ノード808は、波長アベイラビリティ・テーブルを参照し、スイッチ・ノード808を前のスイッチ・ノード(この例では、送信元スイッチ・ノード802)に結合する光ファイバ・セグメント830上に空きの波長があるか否かを判断する。その結果、いずれかの波長が見つかったならば、CONNECTION_REQUESTメッセージのコピーをスイッチ・ノード810に送信し(ステップ1680)、接続要求が経路上をさらに伝搬する。波長が見つからなかった場合には、接続要求は拒否され、CONNECTION_DENYメッセージが送信元スイッチ・ノード802に返送される(ステップ1650)。ここでは、スイッチ・ノード808は宛先スイッチ・ノード824ではないので、接続はまだ確立されない。
【0083】
送信されたCONNECTION_DENYメッセージは、接続要求が拒絶されたこと、およびその理由(このケースでは、光ファイバ・セグメント830上に利用可能な波長が見つからなかったこと)を示す適切なフォーマットを有する。図6のステップ1730および1740では、CONNECTION_DENYメッセージを受信すると、送信元スイッチ・ノード802内の制御装置は、CPE860のエンド・ユーザに接続要求が拒否されたことを通知するアクションをとることができる。
【0084】
スイッチ・ノード810、816、818のそれぞれは、同じアルゴリズムを実行し、よって基本的にスイッチ・ノード808と同じタスクを実行する。したがって、光ファイバ・セグメント836、842および848のそれぞれで波長が利用可能であれば、CONNECTION_REQUESTメッセージは最終的に宛先スイッチ・ノード824によって受信される。同様に、スイッチ・ノード810、816、818のうちの1つに返送されたCONNECTION_DENYメッセージは、送信元スイッチ・ノード802に転送され、ここでエンド・ユーザに接続要求が拒否されたことを通知するアクションをとることができる。
【0085】
TCIが組{TCI}に属し、適切な波長の経路が利用可能であるとすると、送信元スイッチ・ノード802によって送信されたCONNECTION_REQUESTメッセージは、「中間」スイッチ・ノード808、810、816および818を介して最終的に宛先スイッチ・ノード824に到達する。宛先スイッチ・ノード824は、CONNECTION_REQUESTメッセージ内のDSNパラメータによって識別されるので、宛先スイッチ・ノード824は、自身が送信元スイッチ・ノード802から導かれる潜在的な経路上の最後のスイッチ・ノードであることを知る。図3の例示のシナリオでは、最終的な宛先は、波長λで光信号を搬送するよう構成された光ファイバ・セグメント866を介して宛先スイッチ・ノード824に接続されたCPE864である。CONNECTION_REQUESTメッセージに応答して、宛先スイッチ・ノード824内のプロセッサは、宛先スイッチ・ノード824および中間スイッチ・ノード818を接続する光ファイバ・セグメント854上に空きの波長を見つけようとする。
【0086】
そのような波長、例えばλが見つかると、データ接続が確立される(ステップ1720)。具体的には、制御装置は、λに関連する単一波長入力光ファイバ・セグメント上の光信号を、顧客構内装置864に接続された光ファイバ・セグメント866に切り換えるマッピング命令を、その光スイッチ・ファブリックに送信する。さらに、制御装置は、波長λで光信号を搬送する単一波長入力光ファイバ・セグメントに関連する波長変換器に、波長λの値を送信する。λがλと異なる場合には、その波長変換器は、波長変換を実行する必要がある。さらに、宛先スイッチ・ノード824は、新たに確立されたデータ接続に関する情報で、その波長アベイラビリティ・テーブルを更新する。すなわち、適切な行のAVAILABILITYフィールド730内のエントリには、光ファイバ・セグメント854上の波長λが使用されている、すなわち利用可能でないということを示す値が与えられる。
【0087】
光スイッチ・ファブリックにデータ接続を設定するように命令した後で、図7のステップ1700に記述されたWDプロトコルは、宛先スイッチ・ノード824が中間スイッチ・ノード818にCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信するよう要求する。CONNECTION_CONFIRMメッセージは、宛先スイッチ・ノード824内の光スイッチ・ファブリックを介して接続された単一波長入力光ファイバ・セグメントに関連する波長(波長変換前の波長)である波長λを指定する。
【0088】
宛先スイッチ・ノード824から送信されたCONNECTION_CONFIRMメッセージを受信すると、中間スイッチ・ノード818自体が、波長λの信号が光ファイバ・セグメント854上で搬送される単一波長出力光ファイバと、前に記憶された空きの波長(例えば、λ)の信号が光ファイバ・セグメント848上で搬送される単一波長入力光ファイバとの間に接続を確立する。λがλに等しくない場合、対応する波長変換器は、適切な波長変換を実行するように命令される。次いで、中間スイッチ・ノード818内の制御装置は、自分の波長アベイラビリティ・テーブルを更新し、その後、中間スイッチ・ノード816にCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信する。このメッセージは、λを指定する(λでもλでもなく)。
【0089】
CONNECTION_CONFIRMメッセージのこの後戻りは、このメッセージが送信元スイッチ・ノード802に受信されるまで継続する。図7に関連して記述されるアルゴリズムのステップ1720では、送信元スイッチ・ノード802内の制御装置が、CPE860に接続された波長λを占有する光ファイバ・セグメント862と、その信号が光ファイバ・セグメント830によって波長λで搬送される単一波長光ファイバ・セグメントとの間の接続を確立することを目的に、その光スイッチ・ファブリックにマッピング命令を送信する。λがλと異なる場合、波長変換コマンドが、光ファイバ・セグメント862に関連する波長変換器に送信される。
【0090】
以上の説明から、光ファイバ・セグメント830、836、842、848、854からなる送信元および宛先スイッチ・ノード802、824間の経路が、異なる波長を占有することができる、ということがわかる。WRプロトコルに関与する様々なスイッチ・ノードのおかげで自動的に交換されるトポロジおよびトラフィック特性情報の結果として、新しい接続が要求されるたびに、上記の波長分散(WD)プロトコルによって動的なやり方で波長を特定の光ファイバ・セグメントに割り当てることができる。したがって、利用可能なネットワーク帯域幅がより効率的に使用され、スイッチ・ノードを構成するのに必要な時間、労力およびコストが大幅に低減される。
【0091】
WDプロトコルについての上記の説明では、送信元スイッチ・ノードが宛先スイッチ・ノードに一方的にデータを送信する場合を扱っているが、本発明は、一方のスイッチ・ノードが他方のスイッチ・ノードからデータを取り出す場合にも適用される。この逆の単方向通信では、2つの終端スイッチ・ノードを「クライアント」(データを受信する)スイッチ・ノード、「サーバ」(データをクライアントに送信する)スイッチ・ノードと呼ぶことがより適当である。
【0092】
図3の例示のネットワークおよび提示された経路を考察すると、クライアントがスイッチ・ノード802に接続され、サーバがスイッチ・ノード824に接続されているものとみることができる。クライアント802は、光ファイバ・セグメント862を介してCPE860に接続され、サーバ824は、光ファイバ・セグメント866を介してデータベース864に接続されている。ここでも、上記のWRプロトコルは、ネットワーク内の様々なスイッチ・ノードが制御情報を交換し、処理するための機構である。ただし、サーバ824からクライアント802へのデータ転送(前述した送信元−宛先の例のデータ・フローの方向とは逆の方向である)に対応するために、WDプロトコルは多少変更される。
【0093】
具体的には、図6のステップ1630(TCI比較が実行される)は、クライアント側スイッチ・ノードでは実行することができないが、これは、サーバから送信される信号タイプが不明なことがあるためである。したがって、このステップは、CONNECTION_REQUESTメッセージがサーバ側スイッチ・ノードで受信されるまで延期され、CONNECTION_REQUESTメッセージが受信された際に、このステップがサーバ側スイッチ・ノードによって実行される。
【0094】
経路選択は、ルーティング制御アルゴリズムを実行するスイッチ・ノードによって達成されるが、送信元スイッチ・ノードすなわちクライアントが、エンド・ポイントの特定の組合せについてネットワークを通る所望の経路を予め設定することができる、ということも理解すべきである。言い換えると、それぞれのスイッチ・ノード内のルーティング・テーブルのNSHNエントリを事前に推測することができる。WDプロトコルに従って経路内のそれぞれのセグメントに波長が動的に割り当てられるという利点があるので、手動によって経路を予め選択するということも許容される。このように、処理ステップを省略して、単にトラフィック特性情報を分散および収集するためだけにWRプロトコルを使用することができる。
【0095】
また、2つの終端スイッチ・ノード間に双方向のデータ接続を提供することも本発明の範囲内である。片方向通信の波長の割り当ては、上記の送信元−宛先のシナリオのアルゴリズムに従うことができ、その逆方向の波長の割り当ては、上記のクライアント−サーバのシナリオのアルゴリズムに従うことができる。
【0096】
さらに、エンド・ポイントにおける信号タイプが一致はしないが「互換性のある(compatible)」、というような場合にまで本発明を拡張して適用することができる。例えば、宛先スイッチ・ノードはOC−48信号を許容するが、送信元スイッチ・ノードがOC−12信号を送信した場合、終端スイッチ・ノード、または2つの終端スイッチ・ノード間の経路上の中間スイッチ・ノードのうちの1つに、OC−12信号をグルーミング(grooming)するタスクを割り当て、OC−12信号がOC−48信号になるようにすることができる。この場合、OC−12およびOC−48の信号タイプは、互換性を持つと言われる。
【0097】
したがって、すべての波長が利用可能でないか、またはTCIが組{TCI}のどの要素とも互換性を持たない場合に、WDプロトコルを変更して、CONNECTION_DENYメッセージが送信されるようにすることができる。それぞれのスイッチ・ノード内で、信号タイプの互換性のある対(組合せ)のテーブル(これを、それぞれのメモリ要素内に記憶することができる)を参照することにより、互換性を判断することができる。
【0098】
所望のグルーミング機能を提供するには、スイッチ・ノードの設計を変更する必要がある。図4は、本発明の代替の実施形態によるスイッチ・ノード900を示す。スイッチ・ノード900は、以下に述べる一定の相違点を除いてスイッチ・ノード400と同じである。
【0099】
スイッチ・ノード900は、それぞれのデマルチプレクサ452、454、456、458および「グルーミング・プロセッサおよびスイッチ」992の間に接続された光電変換器のグループ902B〜D、904B〜D、906B〜D、908B〜Dを備える。変換器902B〜D、904B〜D、906B〜D、908B〜Dは、それぞれの単一波長入力光ファイバ462B〜D、464B〜D、466B〜D、468B〜D上の受信された光データ信号を、グルーミング・プロセッサ992に供給される電気信号に変換するのに使用される。光電変換器902B〜D、904B〜D、906B〜D、908B〜Dおよび「グルーミング・プロセッサおよびスイッチ」の間に、好ましくはアナログ−デジタル変換器(図示せず)が提供される。
【0100】
「グルーミング・プロセッサおよびスイッチ」992は、好ましくはデジタル電子信号を、ある信号タイプから別の信号タイプに変換するようプログラミングされた高速デジタル信号プロセッサである。また、「グルーミング・プロセッサおよびスイッチ」992は、それぞれのグルーミングされた電子信号を、複数の電子信号線962B〜D、964B〜D、966B〜D、968B〜Dのうちの任意の1つに接続するデジタル・クロス・コネクト機能を提供する。
【0101】
電子信号線のグループ962B〜D、964B〜D、966B〜D、968B〜Dは、それぞれの光電変換器のグループ972B〜D、974B〜D、976B〜D、978B〜Dを介してそれぞれの光マルチプレクサ552、554、556、558に接続されている。光電変換器は、それぞれの電子信号を、それぞれの制御線(図示せず)を介して制御装置490から制御可能な波長の光信号に変換する。このために、図4のスイッチ・ノードの設計には波長変換器が明示的には必要でないが、これは、その機能が光電変換器972B〜D、974B〜D、976B〜D、978B〜Dにおいて暗黙的なものであることによる。
【0102】
本発明の別の実施形態によれば、図1および図4のスイッチ・ノードとその動作を制御するWRおよびWDプロトコルを用いて、メッシュ・ネットワーク内で信頼できる保護機能を実現することができる。より具体的には、特定の光ファイバ・リンク上でデータ接続が確立され、そのリンクが障害になった場合、送信元スイッチ・ノードは新しいデータ接続要求を起動することができる。それぞれのスイッチ・ノードはWRプロトコルに関与しているので、故障したリンクに起因するネットワーク・トポロジの変更の結果、それぞれのルーティング・テーブル内のNHSNの値が自動的に違う値となる。
【0103】
障害が検出された後に新しい接続要求をプログラミングすることができ、この要求は、本発明のWDプロトコルによって扱われ、その結果、元は障害状態にあったデータ接続について新しい信頼できる経路が設定される、ということは当業者には明らかであろう。本明細書に記載したWRおよびWDプロトコルに依存することの別の利点は波長効率の良さである。これは、保護波長を前もって確保する必要がなく、単一光ファイバ・セグメントによって占有される異なる波長について別々に再ルーティングする必要もないからである。後者の機能によって、ネットワーク内に容量がある場合は常に個々の波長の保護が可能であるので、これは有利である。
【0104】
本発明のさらに別の代替実施形態によれば、図1のスイッチ・ファブリック492と同様の全光学スイッチ・ファブリック(all-optical switching fabric)を提供することができる。しかしながら、データ接続期間に、それぞれの単一波長入力光ファイバ・セグメントを1つの単一波長出力光ファイバ・セグメントにマッピングする代わりに、時間の関数として変化する特定の入力光信号のスイッチング命令に、スイッチ・ファブリックを応答させることができる。
【0105】
この機能は、入力光信号の本質がパケット・ベースであり、それぞれのパケットがヘッダ部およびペイロード部を持つ場合に有用である。ヘッダは、送信元および宛先スイッチ・ノードを識別することができる。異なるパケットは、同じ波長および同じ単一波長光ファイバ・セグメントを共用するけれども、それらに関連するヘッダは、完全に異なる送信元および/または宛先を示すことができる。
【0106】
本発明のこの代替実施形態では、スイッチ・ノードは、単一波長入力光ファイバ・セグメントに接続された光タップ(optical tap)のバンク(例えば、PINダイオード)を備えることができる。これらのタップは光電変換器に接続され、それらの光電変換器はすべて制御装置に接続される。したがって、制御装置は、それぞれの入来するパケットのヘッダを読み出して処理することができる。
【0107】
動作時には、前述したように、波長ルーティング(WR)プロトコルが働く。さらに、データ接続要求がなされると(ここで、それぞれの送信元−宛先の対が識別される)、ネットワーク・トポロジに基づいて、波長分散(WD)プロトコルを用いてマッピング命令および波長変換コマンドの特定の組が生成される。
【0108】
ただし、この場合、特定のデータ接続を確立するために、単一波長入力光ファイバ・セグメントを単一波長出力光ファイバ・セグメントにマッピングする前に、追加のステップが実行される。具体的には、入力光ファイバ・セグメント上のそれぞれのパケットのヘッダが検査される。以前に導出されたマッピング命令および波長変換コマンドが使用されるのは、ヘッダに指定された送信元および宛先が、WDプロトコルを用いて接続が設定された送信元−宛先の対に一致する場合だけである。
【0109】
ヘッダに指定された送信元および宛先スイッチ・ノードに依存して、それぞれのパケットに1つのマッピングを適用させて、複数のマッピングをそれぞれの単一波長入力光ファイバ・セグメントに関連づけることを可能とすることも、本発明の範囲内であることは当然である。
【0110】
以上、本発明の好ましい実施形態および代替実施形態について説明し図示してきたが、特許請求の範囲に記載する本発明の範囲を逸脱することなく、本発明にさらに変更および修正を加えることができるということは、当業者ならば理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に従うスイッチ・ノードの概略図。
【図2】(A)図1のスイッチ・ノードの制御装置によって作成された波長アベイラビリティ・テーブルの可能な構造、および(B)図1のスイッチ・ノードの制御装置によって作成されたルーティング・テーブルの可能な構造を示す図。
【図3】光ネットワークと、該ネットワーク内の2つのスイッチ・ノードを結ぶ経路の概略図。
【図4】本発明の代替実施形態に従うスイッチ・ノードの概略図。
【図5】本発明の波長ルーティング・プロトコルを示す流れ図。
【図6】本発明の波長分散プロトコルを示す流れ図。
【図7】図3の経路上の2つのスイッチ・ノードのルーティング・テーブル・エントリを示す図。
【符号の説明】
400 スイッチ・ノード
402、404、406、408 ポート
412、414、416、418 波長多重光ファイバ・セグメント
422、442、542、 中間光ファイバ・セグメント
432、434、436、438 方向性結合器
452、454、456、458 光デマルチプレクサ
462A〜D、562A 単一波長光ファイバ・セグメント
462B’〜D’ 単一波長入力光ファイバ・セグメント
472A、478A、572A、578A 光電変換器
472B〜D 波長変換器 490 制御装置
490A プロセッサ 490B メモリ要素
492 光スイッチ・ファブリック 552 光マルチプレクサ
562B〜D 単一波長出力光ファイバ・セグメント

Claims (29)

  1. マッピング命令に従って複数の入力光ファイバ・セグメントに到着する光信号を複数の出力光ファイバ・セグメントに切り換える光スイッチ・ファブリックと、
    前記光スイッチ・ファブリックに接続され、変換コマンドに従って、入来する光信号または前記切り換えられた光信号が占有する波長を変更する波長変換手段と、
    前記光スイッチ・ファブリックおよび前記波長変換手段に接続され、ネットワーク層プロトコルを用いて他の複数のスイッチ・ノードと制御情報を交換し、該制御情報に基づいて前記マッピング命令および前記変換コマンドを生成する制御ユニットと、を備え、
    前記他の複数のスイッチ・ノードに送信される前記制御情報は、(i)そのスイッチ・ノードに結合した複数の隣接するスイッチ・ノードを特定するトポロジ情報と、(ii)前記複数の隣接するスイッチ・ノードの少なくとも1つから受け取った制御情報とを含む、スイッチ・ノード。
  2. 前記制御情報は、帯域外制御チャネルを用いて交換される、請求項1に記載のスイッチ・ノード。
  3. 前記帯域外制御チャネルは、光監視制御チャネルである、請求項2に記載のスイッチ・ノード。
  4. 前記制御情報は、帯域内制御チャネルを用いて交換される、請求項1に記載のスイッチ・ノード。
  5. それぞれの光ファイバ・リンクを介して、該スイッチ・ノードを隣接スイッチ・ノードに接続する複数のポートを備え、
    それぞれのポートについて、
    それぞれのポートに接続された光方向性結合器と、
    前記光方向性結合器および前記出力光ファイバの間に接続された光マルチプレクサと、
    前記光方向性結合器および前記入力光ファイバの間に接続された光デマルチプレクサと、を備える、請求項1に記載のスイッチ・ノード。
  6. それぞれの光デマルチプレクサに接続された少なくとも1つの追加の入力光ファイバ・セグメントであって、それぞれのポートに接続されたスイッチ・ノードからの制御情報を搬送する少なくとも1つの追加の入力光ファイバ・セグメントと、
    それぞれの光マルチプレクサに接続された少なくとも1つの追加の出力光ファイバ・セグメントであって、それぞれのポートに接続されたスイッチ・ノードに制御情報を搬送する少なくとも1つの追加の出力光ファイバ・セグメントと、
    前記制御ユニットと、前記追加の入力および出力光ファイバ・セグメントとの間に接続された光電変換手段と、
    を備える請求項5に記載のスイッチ・ノード。
  7. 前記制御ユニットは、プロセッサと、該プロセッサによってアクセス可能なメモリ要素と、を備える、請求項5に記載のスイッチ・ノード。
  8. 前記メモリ要素は、ルーティング・テーブルおよび波長アベイラビリティ・テーブルを格納しており、
    前記ルーティング・テーブルは、終端スイッチ・ノードのすべての可能な対に関連付けられたネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドを含み、
    前記波長アベイラビリティ・テーブルは、それぞれの波長多重光ファイバ・リンクによって前記ポートのいずれかに接続されたスイッチ・ノードのアイデンティティと、それぞれの波長について、該波長が占有されているかまたは利用可能かの標示と、を含む、
    請求項7に記載のスイッチ・ノード。
  9. 前記ネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドは、ルーティング・アルゴリズムを実行する制御ユニットによって生成される、請求項8に記載のスイッチ・ノード。
  10. 前記ルーティング・アルゴリズムは、Dijkstraアルゴリズムである、請求項9に記載のスイッチ・ノード。
  11. 前記スイッチ・ノードは、第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノードによって識別される経路上にある前のスイッチ・ノードに接続されており、
    前記制御ユニットは、
    a)前記前のスイッチ・ノードからメッセージを受信し、
    b)前記メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージならば、前記波長アベイラビリティ・テーブルにアクセスし、現在のスイッチ・ノードと該前のスイッチ・ノードの間のリンク上で利用可能な波長であって、前記入力光ファイバ・セグメントのうちの1つに関連付けられた波長を識別し、
    さらに、前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードならば、前記利用可能な波長に関連付けられた入力光ファイバ・セグメントと、前記複数の出力光ファイバ・セグメントのうちの1つとの間に、前記利用可能な波長を用いて接続を確立するマッピング・コマンドを生成して、前記前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信し、
    前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードでないならば、前記ルーティング・テーブルにアクセスして、前記第1および第2の終端スイッチ・ノードに関連付けられたネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドの内容を求め、該ネクスト・ホップ・スイッチ・ノード・フィールドによって識別されるスイッチ・ノードにCONNECTION_REQUESTメッセージを送信し、
    c)前記メッセージがCONNECTION_CONFIRMメッセージならば、前記利用可能な波長に関連付けられた入力光ファイバ・セグメントと、前記複数の出力光ファイバ・セグメントのうちの1つとの間に、前記利用可能な波長を用いて接続を確立するマッピング・コマンドを生成し、前記前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信するよう動作する、請求項8に記載のスイッチ・ノード。
  12. 入力光ファイバ・セグメントによって使用される利用可能な波長が、該入力光ファイバが前記光スイッチ・ファブリックを介して接続される出力光ファイバ・セグメントに関連付けられた波長と異なるならば、前記変換コマンドが前記波長変換手段に送信される、請求項11に記載のスイッチ・ノード。
  13. 記マッピング命令および変換コマンドは、前記トポロジ情報における変更の関数として自動的に再構成されることができる、請求項1に記載のスイッチ・ノード。
  14. それぞれの入力光信号がパケットのシーケンスからなり、それぞれのパケットが、ヘッダおよびペイロードを含んでおり、
    前記スイッチ・ノードは、前記入力光ファイバ・セグメントおよび前記制御ユニットに接続された手段であって、それぞれのパケットのヘッダを抽出する手段を備えており、
    前記マッピング命令および前記変換コマンドは、前記ヘッダ内に含まれる情報に依存する、請求項1に記載のスイッチ・ノード。
  15. それぞれの波長を占有する入力光信号を入力電子信号に変換する第1の複数の光電変換器と、
    出力電子信号を、それぞれの波長を占有する出力光信号に変換する第2の複数の光電変換器と、
    前記光電変換器に接続され、マッピング命令に従って前記入力電子信号を前記出力電子信号にスイッチングするデジタルスイッチ・ファブリックと、
    前記デジタルスイッチ・ファブリックに接続され、ネットワーク層プロトコルを用いて他の複数のスイッチ・ノードと制御情報を交換し、該制御情報に基づいて前記マッピング命令を生成する制御ユニットと、を備え、
    前記他の複数のスイッチ・ノードに送信される前記制御情報は、(i)そのスイッチ・ノードに結合した複数の隣接するスイッチ・ノードを特定するトポロジ情報と、(ii)前記複数の隣接するスイッチ・ノードの少なくとも1つから受け取った制御情報とを含む、スイッチ・ノード。
  16. 前記制御情報は、帯域外制御チャネルによって交換される、請求項15に記載のスイッチ・ノード。
  17. 前記制御情報は、帯域内制御チャネルによって交換される、請求項15に記載のスイッチ・ノード。
  18. 前記スイッチ・ノードを隣接スイッチ・ノードに接続する複数のポートを備えており、
    それぞれのポートについて、
    該それぞれのポートに接続された光方向性結合器と、
    前記光方向性結合器および前記第1の複数の光電変換器の間に接続された光マルチプレクサと、
    前記光方向性結合器および前記第2の複数の光電変換器の間に接続された光デマルチプレクサと、を備える、請求項15に記載のスイッチ・ノード。
  19. それぞれの光デマルチプレクサに接続され、入来する制御情報を搬送する少なくとも1つの入力光ファイバ・セグメントと、
    前記入力光ファイバ・セグメントおよび前記制御ユニットの間に接続された光電変換手段と、
    それぞれの光マルチプレクサに接続され、送出される制御情報を搬送する少なくとも1つの出力光ファイバ・セグメントと、
    前記制御ユニットおよび前記出力光ファイバ・セグメントの間に接続された光電変換手段と、
    を備える、請求項18に記載のスイッチ・ノード。
  20. 前記制御ユニットは、スイッチングに先だって前記入力電子信号を再フォーマットする手段を備える、請求項15に記載のスイッチ・ノード。
  21. 前記制御ユニットは、スイッチングの後に前記出力電子信号を再フォーマットする手段を備える、請求項15に記載のスイッチ・ノード。
  22. 光ネットワーク内の第1および第2の終端スイッチ・ノードの間にデータ接続を確立する方法であって、該ネットワークは、前記2つの終端スイッチ・ノードと、波長多重光リンクによって相互接続された複数の他のスイッチ・ノードとを有しており、
    ゼロ個以上の中間スイッチ・ノードを介して前記第1の終端スイッチ・ノードおよび前記第2の終端スイッチ・ノードの間でデータを伝送する一組のリンクおよび波長を備える経路を識別するステップと、
    前記識別された経路の入口リンクおよび出口リンクに接続された中間スイッチ・ノードのそれぞれにおいて、各入口リンクおよび出口リンクに結合された複数のスイッチ・ノードと制御情報を交換して、前記各入口リンクに到着した光信号を前記各出口リンクにスイッチングするためのマッピング命令、及び前記各入口リンクおよび出口リンクで占有された波長が異なる場合に、入来またはスイッチングされた光信号によって占有された波長を修正するための変換コマンドを生成するステップと、
    該入口リンクに到着する光信号を前記マッピング命令に従って該出口リンクに切り換え、前記変換コマンドに従って波長変換を実行するステップと、を含み、
    前記他の複数のスイッチ・ノードに送信される前記制御情報は、(i)そのスイッチ・ノードに結合した複数の隣接するスイッチ・ノードを特定するトポロジ情報と、(ii)前記複数の隣接するスイッチ・ノードの少なくとも1つから受け取った制御情報とを含む、方法。
  23. 経路を識別する前記ステップは、
    a)それぞれのスイッチ・ノードにおいて、対応するネクスト・ホップ・スイッチ・ノードを、スイッチ・ノードのすべての可能な対に関連付けるステップと、
    b)前記第1の終端スイッチ・ノードが、該第1の終端スイッチ・ノードと前記第2の終端スイッチ・ノードの組合せに今回関連付けられているネクスト・ホップ・スイッチ・ノードに、データ接続要求メッセージを送信するステップと、
    c)前記接続要求メッセージを受信した際に、前記ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードが、該ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードと前記第1の終端スイッチ・ノードとを接続するリンク上の波長を確保するステップと、
    d)前記ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードを、現在のスイッチ・ノードに名前を変更するステップと、
    e)前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードに対応しない場合には、該現在のスイッチ・ノードが、前記第1の終端スイッチ・ノードと前記第2の終端スイッチ・ノードの組合せに今回対応するネクスト・ホップ・スイッチ・ノードに、データ接続要求メッセージを送信するステップと、
    f)前記接続要求メッセージを受信した際に、前記ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードが、該ネクスト・ホップ・スイッチ・ノードと前記現在のスイッチ・ノードとを接続するリンク上の波長を確保するステップと、
    g)前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードに対応するまで、前記ステップd)、e)およびf)を繰り返すステップと、
    を含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記ステップa)は、前記ネットワークに関するトポロジ情報に基づいてルーティング・アルゴリズムを実行するステップを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記トポロジ情報は、制御チャネルを用いてスイッチ・ノード間で交換される、請求項24に記載の方法。
  26. 前記制御チャネルは、帯域内制御チャネルである、請求項25に記載の方法。
  27. 前記制御チャネルは、それぞれのリンク上で少なくとも1つの波長を占有する帯域外制御チャネルである、請求項25に記載の方法。
  28. 光信号を切り換える前記ステップは、
    前記第2の終端スイッチ・ノードに接続された中間スイッチ・ノードにおいて、入口リンク上で確保された波長を占有する光信号を、出口リンク上で確保された波長に切り換え、該入口リンクに接続されたスイッチ・ノードに接続確認メッセージを送信するステップと、
    他の中間スイッチ・ノードのそれぞれにおいて、前記接続確認メッセージを受信した際、入口リンク上で確保された波長を占有する光信号を、出口リンク上で確保された波長に切り換え、該入口リンクに接続されたスイッチ・ノードに前記接続確認メッセージを送信するステップと、
    を含む、請求項22に記載の方法。
  29. ネットワーク内の経路上のゼロ個以上の中間スイッチ・ノードを介して、第1の終端スイッチ・ノードおよび第2の終端スイッチ・ノードの間にデータ接続を確立することを可能にする波長分散プロトコルであって、
    最初に前記データ接続を要求する際に、最初のCONNECTION_REQUESTメッセージが前記第1の終端スイッチ・ノードに送信され、
    前記プロトコルは、前のスイッチ・ノードおよび/または次のスイッチ・ノードの間の経路上に光リンクによって接続された現在のスイッチ・ノードのそれぞれにおいて、
    前記前のまたは次のスイッチ・ノードからメッセージを受信し、
    前記メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、前記現在のスイッチ・ノードが前記第1の終端スイッチ・ノードでないならば、該現在のスイッチ・ノードと前記前のスイッチ・ノードとの間のリンク上の利用可能な波長を識別して記憶し、
    前記メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードならば、前記利用可能な波長を用いて接続を確立して、前記前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信し、
    前記メッセージがCONNECTION_REQUESTメッセージであって、前記現在のスイッチ・ノードが前記第2の終端スイッチ・ノードでないならば、前記次のスイッチ・ノードにCONNECTION_REQUESTメッセージを送信し、
    前記メッセージがCONNECTION_CONFIRMメッセージならば、前記前に記憶した利用可能な波長を用いて接続を確立し、
    前記メッセージがCONNECTION_CONFIRMメッセージであって、前記現在のスイッチ・ノードが前記第1の終端スイッチ・ノードでないならば、前記前のスイッチ・ノードにCONNECTION_CONFIRMメッセージを送信し、
    前記現在のスイッチ・ノードに結合した複数の隣接するスイッチ・ノードと制御情報を交換することであって、前記他の複数のスイッチ・ノードに送信される前記制御情報は、(i)そのスイッチ・ノードに結合した複数の隣接するスイッチ・ノードを特定するトポロジ情報と、(ii)前記複数の隣接するスイッチ・ノードの少なくとも1つから受け取った制御情報である、
    を含む、波長分散プロトコル。
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