JP4380723B2 - 画像プリント装置、画像プリントシステム、画像プリント方法及びプログラム - Google Patents

画像プリント装置、画像プリントシステム、画像プリント方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プリントベンダ等の画像プリントシステムに関し、広告によるプリント代金の割引機能を備えたプリントシステムに関する。
従来、写真を撮る場合、背景に商店の広告や野立看板が写っていても撮影者にとって格段の利益があるわけでもなく、むしろ周囲の背景とのバランスを欠く場合が多いので、広告を構図から外して撮影する場合が普通であった。
一方、看板広告等の設置者側から見れば、撮影された写真にも広告が写っていれば宣伝効果があるので広告も構図に入れてほしいが、上述したような理由で広告が構図から外される場合が多いといった問題点があった。
ここで何らかの手段で撮影者に利益を与え、広告を構図に入れてもらえるようにすれば宣伝効果を期待できるが、従来は具体的手段が提供されていなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、広告が写された写真のプリント代金の割引機能を備えた画像プリント装置、画像プリントシステム、画像プリント方法及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明の画像プリント装置は、撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置において、広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、取り込んだ画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と広告情報記憶手段に記憶されている広告情報との比較を行なう比較手段と、比較手段による比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は上記第1の発明の画像プリント装置において、広告情報記憶手段に記憶されている広告情報は画像であり、広告情報抽出手段により抽出された広告情報は広告画像であり、この広告画像を正規化する正規化手段を備えたことを特徴とする。
また、第3の発明の画像プリントシステムは、ネットワークを介して接続された撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置と、サーバとからなる画像プリントシステムにおいて、サーバは、広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、広告情報記憶手段に記憶された広告情報を画像プリント装置に送信する広告情報送信手段と、を備え、画像プリント装置は、取り込んだ画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、ネットワークを介してサーバから広告情報記憶手段に記憶された広告情報を受信する広告情報受信手段と、広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と受信した広告情報との比較を行なう比較手段と、比較手段による比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第4の発明の画像プリントシステムは、ネットワークを介して接続された撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置と、サーバとからなる画像プリントシステムにおいて、サーバは、広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、画像プリント装置からネットワークを介して送信される画像データを受信する画像データ受信手段と、受信した画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と受信した広告情報との比較を行なう比較手段と、比較手段による比較結果をネットワークを介して画像プリント装置に送信する比較結果送信手段と、を備え、画像プリント装置は、取り込んだ画像データをネットワークを介してサーバに送信する画像データ送信手段と、サーバから送信される比較結果を受信する比較結果受信手段と、受信した比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする。
また、第5の発明は上記第3又は第4の発明の画像プリントシステムにおいて、広告情報記憶手段に記憶されている広告情報は画像であり、広告情報抽出手段により抽出された広告情報は広告画像であり、この広告画像を正規化する正規化手段を備えたことを特徴とする。
また、第6の発明の画像プリント方法は、撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込む工程と、取り込んだ画像データを印刷する工程と、取り込んだ画像データから広告情報を抽出する工程と、抽出した広告情報と予め記憶されている広告情報との比較を行なう工程と、比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう工程と、を備えたことを特徴とする。
また、第7の発明の画像プリントプログラムは、撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込むステップと、取り込んだ画像データを印刷するステップと、取り込んだ画像データから広告情報を抽出するステップと、抽出した広告情報と予め記憶されている広告情報との比較を行なうステップと、比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なうステップと、を備えたことを特徴とする。
上記説明したように、第1の発明の画像プリント装置及び第3、第4の発明の画像プリントシステムによれば、画像プリント装置が外部保存記憶手段から画像を取り込むと、写真(画像)に写っている広告情報が契約済み広告主の広告情報の場合は印刷料金の割引が行なわれるので、ユーザは登録されている広告を写せば印刷代が安くなることから従来構図から外していた看板広告等の広告を構図に入れた写真をとる機会が増す。また、画像プリントシステムの運営業者にとって広告を構図に入れた写真の増加によりユーザが画像プリントシステムを使用する機会が増加することが見込まれるので、画像プリントシステムの運営業者は契約済みの広告主からの広告料と印刷代から収入を得て利益に資することができる。また、広告主にとって、広告情報を構図に入れた写真(画像)の印刷が増せば増すほど広告効果があがることが見込まれ、画像プリントシステムの運営業者に広告料を支払っても採算が合うことが見込まれることから、画像プリントシステムの運営業者と契約する広告主の増加が期待できる。
第2の発明の画像プリント装置及び第5の発明の画像プリントシステムによれば、画像から広告画像を抽出して正規化するので、看板広告等のように大きさが異なった広告や傾いて写っている広告画像と広告情報記憶手段に記憶されている比較用の画像を比較することができる。
また、第3の発明の画像プリントシステムによれば、サーバ側にバージョンアップ用広告画像を記憶し、適時、ネットワークを介して画像印刷装置の広告比較画像記憶手段の記憶内容を更新することができるので、広告比較画像の更新の手間がかからない。また、比較時にネットワークを介する必要がないので時間を短縮でき、通信費を節約できる。
また、第4の発明の画像プリントシステムによれば、サーバ側に比較用の広告情報を登録した広告情報記憶手段を備えているので、複数の画像プリント装置でサーバの広告情報記憶手段を共有でき、画像プリント装置側ではサーバからの比較結果に基いて利用料金の割引を行なって画像を印刷すればよいので、画像プリント装置の機能及び構成を簡略化することができる。
また、第6の発明の画像プリント方法及び第7の発明の画像プリントプログラムによれば、写真(画像)に写っている広告情報が契約済み広告主の広告情報の場合は印刷料金の割引が行なわれる。従って、ユーザは広告を写せば印刷代が安くなることから従来構図から外していた看板広告等の広告を構図に入れた写真をとる機会が増す。また、画像プリントシステムの運営業者にとって広告を構図に入れた写真の増加によりユーザが画像プリントシステムを使用する機会が増加することが見込まれる。また、広告主にとって、広告情報を構図に入れた写真(画像)の印刷が増せば増すほど広告効果があがることが見込まれる。
<第1の実施例>
本実施例ではスタンドアローンタイプのプリントベンダ(有料画像印刷装置)で画像を印刷する際、データベースに登録されている広告比較画像(広告主から提供されデータベースに予め登録されている広告情報)が写されている画像については印刷料金を割り引く。
図1は本発明の広告割引機能付プリントシステムの一実施例の外観図であり、プリントベンダ100は筐体正面に操作部1、料金精算部2、近距離通信データ受信部5、表示部8、メモリーカード挿入口16、USB端子17及びプリント画像排出口19を備えており、台座や建物の壁面等に固定具で固定されている。
操作部1には十字キー1−1、確定キー1−2、プラスキー1−3/マイナスキー1−4及び印刷開始ボタン1−5が設けられている。また、料金精算部2には現金投入口2−1、カード挿入口2−2及びつり銭排出口2−3が設けられている。なお、十字キー1−1はカーソル移動キーとして機能し、十字キー1−1の十字の上端、下端、左端又は右端を押すと表示部8に表示されるカーソル61(図3)が上方向、下方向、左方向又は右方向へ移動する。
図1で、まず、ユーザはプリントベンダ100のメモリーカード挿入口16、USB端子17又は近距離通信データ受信部5を介してプリントベンダ100とデジタルカメラ等の撮像装置(図示せず)とのデータアクセスを行なう。
画像データの保存記憶メモリが撮像装置に着脱可能なメモリーカードの場合は、ユーザは撮像装置からメモリーカードを取り外してメモリーカード挿入口16に挿入するとメモリーカードに記憶された画像データがプリントベンダ100側に取り込まれる。また、画像データの保存記憶メモリが撮像装置内部に固定された固定メモリの場合は、ユーザがプリントベンダ100のUSB端子17と撮像装置に設けられたUSB端子をUSBケーブルで接続し、撮像装置側で所定の操作を行なうと撮像装置の固定メモリに記憶されている画像データがプリントベンダ100に送信され、プリントベンダ100側に取り込まれる。また、撮像装置に赤外線通信装置やブルートゥース等の近距離通信手段が設けられている場合には、ユーザは撮像装置に設けられている近距離通信データ送信部をプリントベンダ100の近距離通信データ受信部5に近づけて所定の操作を行なうことにより撮像装置の保存記憶メモリに記憶されている画像データがプリントベンダ100に送信され、プリントベンダ100側に取り込まれる。なお、プリントベンダ100が取り込む画像データは、1フレーム分の画像データからなる本画像データ(複数)と本画像データに対応したサムネイル画像(縮小画像)であることが望ましいが、本画像データのみでもよい。
次に、ユーザは表示部8に表示されるサムネイル画像(図3)のうちから印刷したい画像を選択する。この際、十字キー1−1を操作してカーソル61を所望の画像位置に移動させ、確定キー1−2を押すとその画像が選択される。
次に、プラスキー1−3を操作して印刷枚数を指定する。この際、プラスキー1−3を押しつづけると1ずつ枚数が加算される。また、プラスキー1−3を押しすぎた場合はマイナスキー1−4を押すと1ずつ枚数が減じられる。また、確定キー1−2を押すと印刷枚数が確定する。また、印刷枚数が確定すると図3に示すように画面の料金表示欄に広告割引後料金の合計(通常料金の合計−広告割引の合計)が表示される。
画像選択操作及び印刷枚数指定操作を所望の画像について行なった後、ユーザが料金精算部2の現金投入口2−1に利用料金を入れるか、カード挿入口2−2にクレジットカード又はプリペイドカードを挿入する。ユーザが印刷開始指示ボタン1−5を押すと選択された画像の印刷が開始され、印刷画像がプリント画像排出口19から排出される。選択された各画像の印刷が終了すると、現金を投入した場合でつり銭がある場合はつり銭がつり銭排出口2−3から排出される。なお、つり銭の排出は印刷開始指示ボタン1−5を押す前に行なうようにしてもよい。
また、上記図1で十字キー1−1を画像選択キーとしたがこれに限定されない。例えば、表示部8を指等でタッチするとタッチした部分がポイント入力とされるタッチ入力式の画面とし、表示されるサムネイル画像を指でポイントして選択するように構成してもよい(この場合、十字キー1−1は不要となる)。また、画像データの取り込み口は近距離通信データ受信部5、メモリーカード挿入口16及びUSB端子17に限定されない。
図2は図1に示したプリントベンダ100の回路構成の一実施例を示すブロック図であり、プリントベンダ100は、操作部1、料金精算部2、メモリーカード読取部3、USBインターフェイス4、近距離通信データ受信部5、CPU6、プログラムメモリ7、表示部8、プリンタ9、広告画像正規化部10、広告画像比較部11、データベース12、ワークメモリ13を備えている。また、後述(第2、第3の実施例)するようにネットワークインターフェイス14を備えるようにしてもよい。
図2で、操作部1は図1に示した十字キー1−1、確定キー1−2、プラスキー1−3/マイナスキー1−4及び印刷開始ボタン1−5を備え、これらのキーの操作結果を電気信号に変換してCPU6に送る。
料金精算部2は図1に示した現金投入口2−1から投入した現金の種別及び枚数を検出し投入金額を計算してその結果をCPU6に送出する投入金額検出部、つり銭保管部、CPU6からのつり銭排出指示に基いてつり銭をつり銭排出口2−3に搬出するつり銭排出機構からなる現金精算部(図示せず)と、クレジットカードがカード挿入口2−2から挿入されるとクレジットカードに記憶されている会員情報を読み取ってCPU6に送出し、クレジットカードをカード挿入口2−2から排出するクレジット精算部(図示せず)を備えている。
メモリーカード読取部3はメモリーカード挿入口に画像データが記憶されたメモリーカードが挿入されると、画像データを読み取る。USBインターフェイス4はUSBケーブルを介して外部デジタルカメラ等の撮像装置から送信される画像データを受信する。近距離通信データ受信部5は受信した赤外線データ(又は、無線データ)を画像データに変換する。
CPU6はプリントベンダ100全体の動作を制御すると共にプログラム格納メモリ7に格納されている制御プログラム及び専用プログラムにより、プリントベンダ100の広告割引/画像印刷処理を実行する。
プログラム格納メモリ7はROM等のメモリからなり、制御プログラムや本発明の広告割引機能を実現するため課金及び広告割引処理を行なう広告割引プログラムのほか、サムネイル画像表示/選択処理を実行するサムネイル画像選択プログラム、本画像データ(例えば、JPEG圧縮画像データ)を伸張する圧縮画像伸張プログラム等、料金計算/表示プログラム等のプログラム群を格納している。また、外部から取り込む画像データが本画像データのみの場合(サムネイル画像がない場合)に受信した本画像データからサムネイル画像を生成する画像縮小プログラムを格納するようにしてもよい。これらのプログラムはCPU6により適時プログラム格納メモリ7から取り出され、図示しないRAMに読み出されて起動される。
表示部8は、サムネイル画像選択プログラムにより、外部から取り込まれた画像データ中のサムネイル画像データを表示する。また、図3に示すようにサムネイル画像と共に印刷指定枚数や利用料を表示する。プリンタ9はユーザによって指定された画像を指定された枚数分印刷出力する。
広告画像正規化部10は後述(図4〜図7)するように本画像に広告が写されているか否かの判別、広告画像の抽出及び正規化処理を行なう。また、広告画像比較部11は広告画像正規化部10で正規化された広告画像とデータベースに登録されている画像(登録広告画像)との比較を行ない、一致判定(ある一致率以上の場合を一致とする判定)を行なう。
データベース12にはプリントシステムの運営業者やプリントベンダ100の設置者やプリントベンダ100の販売業者や貸し出し業者または広告業者等と契約済みの事業者の看板や広告設置物等の画像(広告画像)が登録(記憶)されている。また、クレジットカードによる精算がなされた場合のクレジット会員番号、利用日時、利用料金等を記憶するクレジット情報記憶領域及び広告が写された画像の印刷枚数及び広告画像の種類別印刷数等を記憶する広告印刷画像情報記憶領域が確保されている(図示略)。
また、データベース12に登録されている広告画像データは本実施例では縦:横のサイズが1:1の所定のサイズの画像データであり、各画像の画素密度も同じである。
本実施例でデータベース12はプリントベンダ100に着脱可能な媒体(例えば、CD−ROM)に格納されており、広告画像の更新(追加、削除等)時にはプリントシステムの運営業者やプリントベンダ100の設置者により交換するように構成したが、これに限定されず、例えば、USBケーブルを介して登録用広告画像データをプリントベンダ100に取り込ませ、データベース更新用プログラムで更新するようにしてもよい。
ワークメモリ13は取り込まれた画像の一次記憶領域及び伸張された本画像の一時記憶領域や正規化処理時の作業領域、画像比較時の作業領域等として用いられる。
また、本実施例では上記広告画像正規化部10と広告画像比較部11をハードウエア回路で構成したが、これらをプログラムで構成してプログラム格納メモリ7に格納しておき適時起動するように構成してもよい。また、上記図2の説明で、画像データの取り込み方法をメモリーカード読取部3、USBインターフェイス4及び近距離通信データ受信部5による取り込みとしたが、これらに限定されない。また、図2ではメモリーカード読取部3、USBインターフェイス4及び近距離通信データ受信部5を備えた例を示したがこれらのうちの1つまたは2つの組み合わせでもよい。この場合、図1のメモリーカード挿入口16、USB端子17及び近距離通信データ受信部5はメモリーカード読取部3、USBインターフェイス4及び近距離通信データ受信部5の組み合わせに対応する。
図3は表示部8に表示された画像選択/料金表示画面の一実施例であり、画像選択/料金表示画面110は画像選択欄111と料金表示欄112からなり、ユーザがデジタルカメラ等の画像データをプリントベンダ100に取り込ませると、画像選択欄111にサムネイル画像が表示される。ユーザは上述(図1)したように十字キー1−1及び確定キー1−2を操作してカーソル61を移動させ、所望の画像を選択することができる。図示の例では第1行の左から3番目の画像が印刷画像として選択されている。なお、選択されたサムネイル画像に重畳表示されている数字「3」は印刷枚数である。
また、画像が選択され、印刷枚数指定操作がされると料金表示欄112に広告割引後の合計料金62、通常料金の合計63及び広告割引料金の合計64が表示される。なお、この料金表示はユーザが印刷枚数指定操作でプラスキー1−3を1回押すたびに1枚分の料金が増加されて表示され、マイナスキー1−4を1回押すたびに1枚分の料金が差し引かれて表示される。
(画像正規化処理)
図4は広告が写っている本画像の一例を示す図であり、図示の例では子供を被写体とした本画像40の背景に看板広告41が写っている。また、図5は広告画像正規化部によって本画像から抽出された広告画像の抽出例を示す図であり、図示の例では図4に示した看板広告41の画像(広告画像)42がそのまま抽出されている。さらに、図6は広告画像正規化部による正規化後の広告画像を示す図であり、図示の例では図5の広告画像42を正規化した正規化画像43が示されている。
(広告割り引きによる画像印刷動作)
図7は、図1の広告割引機能付プリントシステムの広告割り引きによる画像印刷動作の一実施例を示すフローチャートである。
図7で、ユーザがプリントベンダ100のメモリーカード挿入口16、USB端子17又は近距離通信データ受信部5を介してデジタルカメラ等の撮像装置(図示せず)とのデータアクセスを行なうと、サムネイル画像データがメモリーカード読取部3、USBインターフェイス4、又は近距離通信データ受信部5を介してワークメモリ13に取り込まれる(ステップS1)。
CPU6はサムネイル画像選択プログラムを起動し、ワークメモリ13に取り込まれたサムネイル画像を表示部8に送って図3に示すような画像選択/料金表示画面110の画像選択欄111に配列表示する(ステップS2)。
ユーザが十字キー1−1を操作して表示部8に表示されたサムネイル画像のうち印刷したい画像を指定し、確定キー1−2を操作すると印刷画像が選択される。また、ユーザがプラスキー1−3/マイナスキー1−4を操作すると印刷枚数カウンタに印刷枚数がカウントアップ又はカウントダウンされる。CPU6は画像番号をワークメモリ13に保持及びカウント値を対応付けて保持(一時記憶)すると共にカウント値を表示部8に送って、選択された画面上にカウント値(=印刷枚数)を重畳表示する。また、ユーザが確定キー1−2を操作すると選択された画像の印刷枚数が確定する(ステップS3)。
CPU6は表示部8に次の画像の選択を問うメッセージ(例えば、「十字キーを操作して次の画像を選択してください。次に画像がない場合はOKキーを押してください。」を表示してユーザの操作を促し、操作部1からの信号を調べ、十字キー1−1が操作された場合はステップS3に戻り、「OKキー」(確定キー1−2)が操作された場合はステップS5に遷移する(ステップS4)。
上記ステップS4で「OKキー」が操作された場合は、CPU6はワークメモリ13に保持した選択画像の画像番号を、順次、メモリーカード読取部3、USBインターフェイス4又は近距離通信データ受信部5に送り、メモリーカード又は外部撮像装置から画像番号に対応する本画像データ(圧縮画像データ)を取り込ませ、本画像データが取り込まれるとそれをワークメモリ13に記憶すると共に圧縮画像伸張プログラムを起動してワークメモリ13に記憶した本画像データを伸張処理し、ワークメモリ13の本画像データ記憶領域(図示せず)に記憶する(ステップS5)。
CPU6は、次に、広告正規化処理部10に制御を渡す。広告正規化処理部10は伸張処理した本画像データから本画像を再生してサーチし、本画像に広告画像があるか否かを調べ、広告画像がある場合はステップS7に遷移する。また、広告画像が含まれていない場合はステップS9に遷移する(ステップS6)。
広告正規化処理部10は図5の例に示したように本画像から広告画像を抽出し、抽出した広告画像を正規化する。正規化処理はデータベースに登録されている登録済み広告画像(比較画像)とを比較するため抽出画像の傾き(撮影時の被写体又はカメラの傾斜による画像の傾き)の補正及びノイズ消去処理を行なった後、これら処理後の抽出画像を所定のサイズに変換するサイズ変換により行なう。なお、正規化処理は上述した方法に限定されず、公知の方法によればよい(ステップS7)。
CPU6は広告画像比較部11に制御を渡し、抽出した広告画像の正規化画像とデータベース12に登録されている広告比較画像とを順次比較し、登録されている広告画像のいずれかと一致(つまり、本画像に登録済み広告が写っている)していると判定した場合は割引枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加えてからステップS9に遷移する。また、一致しない場合は単にステップS9に遷移する。なお、一致判定は所定の一致度が所定値以上(例えば、一致率80%以上)の場合に一致と判定する(ステップS8)。
CPU6は印刷枚数カウンタ及び割引枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加える(ステップS9)。
CPU6は料金計算/表示プログラムを起動して、利用料金、通常料金及び割引料金を算出し、算出結果を表示部8に送って図3の例に示すように料金表示欄112に表示する。ここで、利用料金=通常料金マイナス割引料金、通常料金=印刷枚数カウンタの値×単価、割引料金=割引枚数カウンタの値×単価×(1−割引率)として計算できる。従って、上記ステップS8で本画像に登録された広告が写っていると判定された場合は利用料金は割り引き後の利用料金となる(ステップS10)。
CPU6は表示部8に次の画像選択又は印刷開始操作案内(例えば、「十字キーを操作して次の画像を選択するか、利用料金を入れて印刷開始ボタンを押してください」)画像を表示してユーザの操作を促し、ユーザが印刷開始ボタン1−5を押すとステップS12に遷移し、十字キー1−1を操作した場合は次の印刷画像の選択等を行なうためにステップS3に戻る(ステップS11)。
CPU6は料金精算部2から送られてくる投入料金額を調べ、上記ステップS10で計算した利用料金と一致する場合はステップS13に遷移する。また、つり銭を要する場合は料金精算部2につり銭指示を行ない、つり銭排出口2−3からつり銭を排出させ、ステップS13に遷移する。なお、料金精算部2はカード挿入口2−2からクレジットカードが挿入された場合はクレジット会員番号を読み取って提携の有無をチェックし、提携先クレジットカードの場合はクレジット会員番号、利用日時、利用料金、通常料金、割引料金、印刷枚数、割引枚数をデータベース12のクレジット情報記憶領域に記憶し、提携先のクレジットカードでない場合はその旨のメッセージを表示し、現金投入を促す。また、プリペイドカードを読み取った場合は、プリペイドカードの度数から利用料金に相当する度数を差し引く(ステップS12)。
CPU6は圧縮プログラムを起動してワークメモリ13に記憶されている本画像データのうち、印刷指定された本画像データの伸張処理を順次行ない、1画像分の伸張処理が終わるたびにその画像の印刷枚数情報と共に伸張済み画像データをプリンタ9の印刷画像バッファ(図示せず)に送り、プリンタ9に指定された枚数分の画像の印刷を行なわせる。この動作をワークメモリ13に記憶されている全ての本画像データについて繰り返す。全ての印刷が終わると、印刷日時毎に割引した画像枚数(=広告があった画像の印刷枚数)を広告画像の種類ごとにカウントした値をデータベース12の広告印刷画像情報記憶領域に記憶して処理を終了する(ステップS13)。
上記図7のフローチャートのS6〜S12に示した動作により、プリントベンダ100はユーザが印刷指定した画像に広告が写っているとその広告画像を抽出して正規化し、データベースに登録されている登録済み広告画像と比較し、一致していると利用料金を割り引くので、撮影者は登録されている広告を写せば印刷代が安くなるので従来構図から外していた看板広告等をいれた構図の写真をとる機会が増す。
また、上記ステップS13で、広告印刷画像情報をデータベース12に記憶するので、プリントシステムの運営業者は広告の写っていた画像の印刷実績をまとめて看板広告等の設置者(広告主)に報告し、利用実績に応じた広告料の獲得や広告契約の締結に資することができる。
なお、上記図7のフローチャートではステップS1でサムネイル画像を一括して取り込み、ステップS2で取り込んだサムネイル画像を表示するように構成したが、ステップS1の動作にサムネイル画像が撮像装置側で生成されていない場合には、本画像データを取り込みながら、縮小処理してサムネイル画像を生成する動作を加えるように構成し、ステップS2で生成したサムネイル画像を表示するようにしてもよい。
また、上記ステップS4〜S8で、印刷指定された本画像をサーチして広告が写っているとその画像(広告画像)を抽出して正規化し、データベースに登録されている登録済み広告画像と比較して一致判定するようにしたが、看板広告塔や野外広告等に予めバーコード等の広告識別情報を所定の位置に表示するようにしておき、データベースに広告識別情報を格納するように構成した場合は、ステップS4〜S8を印刷指定された本画像をサーチして広告識別情報があったとき、データベースに登録されている広告識別情報と比較して、割引の可否を判定するように構成することができる。
また、上記ステップS5では選択された印刷画像に対応する本画像データを1画像分ずつ取り込むように構成したが、対応する本画像データを一括して取り込むように構成してもよい。この場合、ユーザが料金表示を見て取消しや印刷枚数の変更ができるようにすることが望ましい。
また、広告比較画像は広告画像に限定されず、広告テキストデータでもよい。例えば、上記図7のステップS5で取り込んだ画像データから上記ステップS7で広告画像を抽出し正規化した後、文字認識処理を行なうように構成し、上記ステップS8でデータベースに登録されている広告テキストデータと比較するように構成することもできる。これにより、例えば、取り込んだ画像データに「〇〇コーラ」という文字が写っており、比較するテキストデータにも「〇〇コーラ」があれば割引サービスを受けることができる。
また、上記ステップS10の料金計算で割引料金=割引枚数カウンタの値×単価×(1−割引率)として計算する例を示したがこれに限定されない。例えば、割引計算は広告が写っていた場合にそれに伴って印刷できる枚数を増やすようにしてもよい。つまり、10枚の料金で11枚印刷できるなど写っていた広告の数に応じて無料印刷枚数を増やすようにしてもよい。また、ポイントカードを発行し、写っていた広告の数に応じてポイントを加算するようにしてもよい。この場合、ポイントがある程度たまれば金券と交換したり、広告料金からポイント分を割り引いたりするようにする。
<第2の実施例>
上記第1の実施例ではプリントベンダ100の内部にデータベース12を備えるように構成した例について説明したが、ネットワークを介してプリントベンダ100にデータベースを設けずに、ネットワークを介して接続する外部情報処理装置側にデータベース12と同様のデータ構成のデータベースを備えるように構成することができる。
図8は本発明の広告割引機能付プリントシステムの他の実施例の概要を示す図であり、プリントシステム400は複数のプリントベンダ200がインターネット等の通信ネットワーク50を介してサーバ250と接続してなる。
ここで、プリントベンダ200は図2のプリントベンダ100の構成にネットワークデータ送受信部を含むネットワークインターフェイス14及び通信制御プログラム(プログラム格納メモリ7に格納)を付加し、データベース12を取り去った構成を成している。また、サーバ250は図2のデータベース12と同様のデータ構成のデータベース255及びネットワーク50を介して各プリントベンダ200と接続している。また、データの送受信を行なうデータ送受信部251を備えている。
図9は、図8の広告割引機能付プリントシステムによる画像正規化処理後の動作の一実施例を示す図であり、プリントベンダ200側の動作中、ステップT1〜T7の動作(図示せず)は図7のステップS1〜S7の動作と同様である。また、プリントベンダ200は起動時に通信制御プログラムを稼動してネットワーク50との接続が確立し、所定時間内においてネットワーク50と常時接続しているものとする。なお、常時接続しているようにしてもよい。
(正規化処理以降の動作)
ステップT7(=図7のステップS7)で、プリントベンダ200で選択された画像に対応する本画像の正規化画像を生成すると、プリントベンダ200のCPU6は「比較画像送信要求」データをネットワーク50を介してサーバ250に送信する(ステップT8)。
サーバ250はデータ送受信部251を介してプリントベンダ200から比較画像送信要求を受け取ると、データベース255から登録されている広告比較画像を読み出しデータ送受信部251を介して、所定のタイミングで1画像分、送信要求元のプリントベンダ200宛て送信する(もちろん、一気に全ての広告画像を送信してもよいし、ある程度分けて送信してもよい)。また、データベース50にこれ以上送信する登録済み広告画像が記憶されていない場合、つまり、広告比較画像が終了した場合は「比較画像終了通知」データを送信要求元のプリントベンダ200宛て送信する(ステップT9)。
プリントベンダ200はサーバ250から登録済み広告画像及び登録画像番号を受信すると、受信した登録済み広告画像と抽出した広告画像の正規化画像とを比較し、一致(つまり、本画像に登録済み広告が写っている)と判定した場合は割引枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加えステップT11に遷移する。また、一致しない場合はステップT8に制御を戻して「次の比較画像送信要求」データをネットワーク50を介してサーバ250に送信する。また、サーバ250から「比較画像終了通知」データを受信した場合はステップT11に遷移する(ステップT10)。
CPU6は印刷枚数カウンタ及び割引枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加える(ステップT11)。
CPU6は料金計算/表示プログラムを起動して、利用料金、通常料金及び割引料金を算出し、算出結果を表示部8に送って図3の例に示すように料金表示欄112に表示する(ステップT12)。
CPU6は表示部8に次の画像選択又は印刷開始操作案内画像を表示してユーザの操作を促し、ユーザが印刷開始ボタン1−5を押すとステップT14に遷移し、十字キー1−1を操作した場合は次の印刷画像の選択等を行なうためにステップT3(図7のステップS3と同様の画像選択印刷枚数指定動作:図示略)に戻る(ステップT13)。
ユーザは現金、プリペイドカード又はクレジットカードで料金精算を行なうことができる。そこで、CPU6はユーザの支払方法を判定するため料金精算部2からの信号を調べ、ユーザが現金又はプリペイドカードによる精算を行なった場合はステップT17に遷移し、クレジットカードによる支払を行なおうとする場合はステップT15に遷移する(ステップT14)。
クレジットカードによる支払の場合は、CPU6はネットワークを介してサーバ250にクレジット会員番号、利用日時、利用料金、通常料金、割引料金、印刷枚数、割引枚数を含むクレジット取引情報とプリントベンダの識別番号を送信し、ステップT16に遷移する。(ステップT15)。
サーバ250はプリントベンダ200からクレジット取引情報及びプリントベンダの識別番号を受信すると、クレジット会員番号を基にして提携の有無をチェックし、提携先クレジットカードの場合は受信したクレジット情報をデータベース255のプリントベンダ識別番号に対応して割り付けられているクレジット取引情報記憶領域に記憶し、クレジット取引情報受信通知をネットワーク50を介してクレジット情報の送信元のプリントベンダ200に送信し、ステップT18に遷移する。また、提携先のクレジットカードでない場合はクレジット情報不受理通知をネットワーク50を介してクレジット情報の送信元のプリントベンダ200に送信してステップT18に遷移する(ステップT16)。
CPU6は料金精算部2から送られてくる投入料金額を調べ、上記ステップT12で計算した利用料金と一致する場合はステップT18に遷移する。また、つり銭を要する場合は料金精算部2につり銭指示を行ない、つり銭排出口2−3からつり銭を排出させ、ステップT18に遷移する。なお、プリペイドカードを読み取った場合は、プリペイドカードの度数から利用料金に相当する度数を差し引き、ステップT18に遷移する(ステップT17)。
プリントベンダ200は、料金精算部2で料金徴収が確認できた場合又はサーバ250からクレジット情報受信通知を受信した場合はステップT19に遷移する。また、クレジット情報不受理通知を受信した場合は提携先クレジットカードでない旨のメッセージを表示し、現金投入を促しステップT14に戻る(ステップT18)。
プリントベンダ200のCPU6は圧縮プログラムを起動してワークメモリ13に記憶されている本画像データのうち、印刷指定された本画像データの伸張処理を順次行ない、1画像分の伸張処理が終わるたびにその画像の印刷枚数情報と共に伸張済み画像データをプリンタ9の印刷画像バッファ(図示せず)に送り、プリンタ9に指定された枚数分の画像の印刷を行なわせる。この動作をワークメモリ13に記憶されている本画像データについて繰り返す。全ての印刷が終わると、印刷日時毎に割引した画像枚数(=広告があった画像の印刷枚数)を広告画像の種類情報(=登録画像番号)及び広告画像を種類毎にカウントした値を含む広告印刷画像情報とプリントベンダ識別番号をインターネット50を介してサーバ250に送信する(ステップT19)。
サーバ250はインターネット50を介してプリントベンダ200から広告印刷画像情報とプリントベンダ識別番号を受信すると広告印刷画像情報とプリントベンダ識別番号を関連付けてデータベース255に記憶する(ステップT20)。
上記図9のフローチャートの動作により、広告画像を登録したデータベースを複数のプリントベンダで共有できデータベースの更新が簡単にできる。また、サーバ側に各プリントベンダの利用状況が記録されるので、第1の実施例のように各プリントベンダのデータベースからデータを取り出して収集する必要がない。
また、クレジットカード利用の場合に上記ステップT15でサーバ側にクレジット情報が記録されるので、クレジット会社に対し、ネットワークを介してクレジット与信状況の問い合わせや利用料金の請求を行なうことができる。
また、上記ステップT18でサーバ側に広告印刷画像情報が記憶されるので、プリントシステムの運営業者はネットワークを介して広告の写っていた画像の印刷実績をまとめて看板広告等の設置者(広告主)に報告し、利用実績に応じた広告料の獲得や広告契約の締結に資することができる。また、サーバ側で広告画像印刷利用状況を編集して閲覧可能に構成できることから、このようにした場合、各広告主は自社の広告画像印刷利用状況をネットワークを介して閲覧することもできる。
また、本実施例の変形例として、それぞれのプリントベンダ200にも比較画像(登録済み広告画像)を記憶したデータベース(12)を備え、上記ステップT10の正規化された広告画像と比較画像との比較を図7のフローチャート(第1の実施例)のステップS8の動作と同様にプリントベンダ200側で行なうようにし、バージョンアップの場合に、サーバ50に更新データをプリントベンダに適時送信する手段(例えば、バージョンアッププログラム)を備えるようにしてデータベース(12)を更新するように構成してもよい。このように構成すれば比較時にネットワークを介する必要がないので時間を短縮でき、通信費を節約できる。この場合は、図9のフローチャートのステップT8、T9及びステップT10の比較画像受信判定及び比較画像終了通知受信判定動作は不要となる。
また、本実施例においても前述した第1の実施例と同様広告比較画像は広告画像に限定されず、広告テキストデータでもよい。また、上記ステップT12の料金計算で割引料金=割引枚数カウンタの値×単価×(1−割引率)として計算する例を示したがこれに限定されず、実施例1の場合(図7のステップS10)と同様、割引計算は広告が写っていた場合にそれに伴って印刷できる枚数を増やすようにしてもよく、また、ポイントカードを発行するようにしてもよい。
<第3の実施例>
上記第2の実施例では各プリントベンダ200が広告画像正規化部10及び広告画像比較部11を備え、プリントベンダ側で正規化処理及び比較処理を行なうように構成したが、サーバ側に広告画像正規化部及び広告画像比較部を備えるように構成し、サーバ側で正規化処理及び比較処理を行なうようにしてよい。
図10は本発明の広告割引機能付プリントシステムの他の実施例の概要を示す図であり、プリントシステム500は複数のプリントベンダ300がインターネット等の通信ネットワーク50を介してサーバ350と接続してなる。
図10で、サーバ350は広告画像正規化部351及び広告画像比較部352を備えると共に、図8のデータベース255と同様のデータ構成のデータベース355を備えている。なお、広告画像正規化部351及び広告画像比較部352に代えて広告画像の正規化を実行する広告画像正規化プログラム及び正規化された広告画像と比較画像との一致判定を行なう広告画像比較プログラムをサーバ350のプログラム格納メモリ(図示せず)に格納しておき、適時実行するように構成してもよい。また、サーバ350はデータの送受信を行なうデータ送受信部353を備えている。
図11は図10に示したプリントベンダ300の回路構成の一実施例を示すブロック図であり、プリントベンダ300は、操作部1、料金精算部2、メモリーカード読取部3、USBインターフェイス4、近距離通信データ受信部5、CPU6、プログラム格納メモリ7、表示部8、プリンタ9、ワークメモリ13及びネットワークインターフェイス14を備えている。
ここで、プリントベンダ300の構成は図2に示したプリントベンダ100の構成から広告画像正規化部10、広告画像比較部11及びデータベース12を取り去り、ネットワークデータ送受信部を含むネットワークインターフェイス14を付加した構成を成している。また、プログラム格納メモリ7には通信制御プログラムが格納されている。
図12は図10の広告割引機能付プリントシステムによる画像取り込み後の動作の一実施例を示す図であり、プリントベンダ300側の動作中、ステップU1〜U4(図示せず)の動作は図7のステップS1〜S4の動作と同様であり、ステップU14以降の動作は図9のステップT12以降の動作と同様である。
また、プリントベンダ300は起動時に通信制御プログラムを移動してネットワーク50との接続が確立し、所定時間内においてネットワーク50と常時接続しているものとする。
(本画像データ取り込み以降の動作)
ステップU4(=図7のステップS4)で、画像が選択された場合(「OKキー」が操作された場合)は、CPU6はワークメモリ13に保持した選択画像の画像番号を、順次、メモリーカード読取部3、USBインターフェイス4又は近距離通信データ受信部5に送り、メモリーカード又は外部撮像装置から画像番号に対応する本画像データ(圧縮画像データ)を取り込む(ステップU5)。
上記ステップU5でプリントベンダ300が本画像データを取り込むと、CPU6は本画像データとプリントベンダ300の識別番号をネットワーク50を介してサーバ350に送信する(ステップU6)。
サーバ350はプリントベンダ300からデータ送受信部353を介して本画像データとプリントベンダ300の識別番号を受信すると、広告正規化処理部351に制御を渡す。広告正規化処理部351は伸張処理した本画像データを伸張処理した本画像データを基に本画像を再生する(ステップU7)。
次に、広告正規化処理部351は再生画像をサーチし、画像に広告画像があるか否かを調べ、広告画像がある場合はステップU9に遷移する。また、広告画像が含まれていない場合はステップU12に遷移する(ステップU8)。
広告正規化処理部351は本画像から広告画像を抽出し、抽出した広告画像の傾き補正、ノイズ消去及びサイズ変換等を行なって抽出した広告画像を正規化する(ステップU9)。
次に、サーバ50は広告画像比較部352に制御を渡し、抽出した広告画像の正規化画像とデータベース355に登録されている広告画像とを順次比較し、登録されている広告比較画像のいずれかと一致していると判定した場合はステップU11に遷移する。また、一致しない場合はステップU12に遷移する(ステップU10)。
一致判定がされた場合、サーバ350は比較結果、例えば、「広告画像存在通知」データをデータ送受信部353及びネットワーク50を介して本画像データの送信元のプリントベンダ300に送信する(ステップU11)。
また、広告が写っていなかった場合及び不一致判定がなされた場合は比較結果、例えば、「広告画像不存在通知」データをデータ送受信部353及びネットワーク50を介して本画像データの送信元のプリントベンダ300に送信する(ステップU12)。
本画像送信元のプリントベンダ300側ではサーバ350から「広告画像存在通知」データを受信すると、CPU6は割引枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加えてからステップU14に遷移する。また、サーバ350から「広告画像不存在通知」データを受信すると、CPU6は印刷枚数カウンタにこの画像の印刷枚数を加えてからステップU14に遷移する(ステップU13)。以下の動作は図9のステップT12以降と同様である。
上記図12のフローチャートに示した動作により、プリントベンダとして汎用の画像データを読み込む装置があれば、どこでも画像の割り引き印刷が可能になり、利用者の増加が見込み得るので、デジタルカメラ等の撮像装置で撮像した画像について画像印刷ビジネスが成り立ち得る。
また、本実施例においても前述した第1の実施例と同様広告比較画像は広告画像に限定されず、広告テキストデータでもよい。
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
本発明の広告割引機能付プリントシステムの一実施例の外観図である。 図1に示したプリントシステムの回路構成の一実施例を示すブロック図である。 表示部に表示された画像選択/料金表示画面の一実施例である。 広告が写っている本画像の一実施例を示す図である。 広告画像正規化部によって本画像から抽出された広告画像の抽出例を示す図である。 広告画像正規化部による正規化後の広告画像を示す図である。 図1の広告割引機能付プリントシステムの広告割り引きによる画像印刷動作の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の広告割引機能付プリントシステムの他の実施例の概要を示す図である。 図8の広告割引機能付プリントシステムによる画像正規化処理後の動作の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の広告割引機能付プリントシステムの他の実施例の概要を示す図である。 図10に示したプリントベンダの回路構成の一実施例を示すブロック図である。 図10の広告割引機能付プリントシステムによる画像取り込み後の動作の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
6 CPU(料金計算手段)
10 広告画像正規化部(広告情報抽出手段、正規化手段)
11 広告画像比較部(比較手段)
12 データベース(広告情報記憶手段)
14 ネットワークインターフェイス(広告情報受信手段、画像データ送信手段、比較結果受信手段)
40 本画像(画像データ、広告情報、広告画像)
42 看板広告(広告情報)
43 正規化画像(広告情報、広告画像)
50 ネットワーク
100 プリントベンダ(画像プリント装置)
200、300 プリントベンダ(画像プリント装置)
250、350 サーバ
251 データ送受信部(広告情報送信手段)
255 データベース(広告情報記憶手段)
351 広告画像正規化部(広告情報抽出手段、正規化手段)
352 広告画像比較部(比較手段)
353 データ送受信部(画像データ受信手段、比較結果送信手段)
355 データベース(広告情報記憶手段)
400、500 (画像プリントシステム)

Claims (7)

  1. 撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置において、
    広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、
    前記取り込んだ画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    前記広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と前記広告情報記憶手段に記憶されている広告情報との比較を行なう比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする画像プリント装置。
  2. 前記広告情報記憶手段に記憶されている広告情報は画像であり、前記広告情報抽出手段により抽出された広告情報は広告画像であり、この広告画像を正規化する正規化手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像プリント装置。
  3. ネットワークを介して接続された撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置と、サーバとからなる画像プリントシステムにおいて、
    前記サーバは、
    広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、
    前記広告情報記憶手段に記憶された広告情報を前記画像プリント装置に送信する広告情報送信手段と、を備え、
    前記画像プリント装置は、
    前記取り込んだ画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    前記ネットワークを介して前記サーバから前記広告情報記憶手段に記憶された広告情報を受信する広告情報受信手段と、
    前記広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と前記受信した広告情報との比較を行なう比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする画像プリントシステム。
  4. ネットワークを介して接続された撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込んで画像を印刷出力する画像プリント装置と、サーバとからなる画像プリントシステムにおいて、
    前記サーバは、
    広告情報を記憶した広告情報記憶手段と、
    前記画像プリント装置から前記ネットワークを介して送信される画像データを受信する画像データ受信手段と、
    前記受信した画像データから広告情報を抽出する広告情報抽出手段と、
    前記広告情報抽出手段によって抽出された広告情報と前記受信した広告情報との比較を行なう比較手段と、
    前記比較手段による比較結果を前記ネットワークを介して前記画像プリント装置に送信する比較結果送信手段と、を備え、
    前記画像プリント装置は、
    前記取り込んだ画像データを前記ネットワークを介して前記サーバに送信する画像データ送信手段と、
    前記サーバから送信される比較結果を受信する比較結果受信手段と、
    前記受信した比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう料金計算手段と、を備えたことを特徴とする画像プリントシステム。
  5. 前記広告情報記憶手段に記憶されている広告情報は画像であり、前記広告情報抽出手段により抽出された広告情報は広告画像であり、この広告画像を正規化する正規化手段を備えたことを特徴とする請求項3又は4記載の画像プリントシステム。
  6. 撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込む工程と、前記取り込んだ画像データを印刷する工程と、前記取り込んだ画像データから広告情報を抽出する工程と、前記抽出した広告情報と予め記憶されている広告情報との比較を行なう工程と、前記比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なう工程と、を備えたことを特徴とする画像プリント方法。
  7. 撮像装置によって撮像され保存記憶手段に保存記憶された画像データを取り込むステップと、前記取り込んだ画像データを印刷するステップと、前記取り込んだ画像データから広告情報を抽出するステップと、前記抽出した広告情報と予め記憶されている広告情報との比較を行なうステップと、前記比較結果に基いて前記画像データの印刷料金を含む印刷料金の割り引き計算を行なうステップと、を備えたことを特徴とする画像プリントプログラム。
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