JP4380614B2 - データ記憶装置、画像形成装置、およびデータ記憶装置の制御方法 - Google Patents
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Description
MFPとしてデータが不要となったとき(ジョブが完了したとき、またはユーザによる文書破棄命令がなされたときなど)に、その文書を削除してもHDD上のデータが実体として残ることを避けるため、HDD上のデータ実体を特定のコードで上書きするものである。このような機能により、FAT領域のデータを開放する処理のみを行なうよりも、セキュリティ強度を高めることができる。
HDDに蓄積されるデータそのものを暗号化することで、HDD上のデータを読取られても元データを取得できないようにする機能である。具体的には、HDDとメモリとの間に、転送データを暗号化するチップ(データ暗号化機構、暗号化基板)を接続する。
上記のようなセキュリティ向上のための技術として、下記特許文献1は、補助記憶媒体のデータ入出力時に暗号化を行なう機構について開示している。
好ましくはデータ暗号化機構は、暗号化キーワードを用いて暗号化を行ない、暗号化キーワードを変更する暗号化キーワード変更手段をさらに備え、取得手段は、暗号化キーワード変更手段にて暗号化キーワードが変更されたときに、逆暗号化データを取得する。
好ましくは、以下のステップは、記憶部へのデータ書込みがデータ暗号化機構を介さずに行われるように、データ暗号化機能を無効化する無効化ステップをさらに前記データ記憶装置により実行し、取得ステップでは、データ暗号化機能が無効化された状態で記憶部に所定のコードを書込み、当該書込まれた所定のコードを暗号化機構を介して読出すことで逆暗号化データを取得することを特徴とする。
以下、本発明の第1の実施の形態におけるデータ記憶装置のデータ記憶方式について説明する。ここではデータ記憶装置は、MFPに使用されるものとする。
(手順2) RAM201からHDD205に対して、暗号化が行なわれないデータ転送方式(PIO転送モード)で、一時データ消去機能により上書きすべきデータ(たとえば消去用データである、“0x00”)を書込む。
このフローチャートは、MFPが起動されたとき、または暗号化キーワードがユーザにより変更された時に実行される。
すなわち、消去モード1(“0x00”で上書き→“0xFF”で上書き→文字「a」(“0x61”)で上書き→検証の一連の処理を行なうモード)をユーザが選択していた場合には、削除されるジョブが使用していた画像データ、および画像管理データが保存されているHDD上のクラスタに対して、1クラスタサイズ分の全てが“0x00”のデータで上書きされるようにHDDへデータを転送する必要がある。この処理は、データが保存されている全てのクラスタに対して実施する必要がある。“0x00”によるデータ上書きが完了したら、次に同様の方法により、“0xFF”によるデータ上書きを実施し、続けて“0x61”によるデータ上書きを実施する。
図を参照してステップS201において、DMA転送モードを用いて、HDDの消去すべきクラスタに対し、逆暗号化データを(モード1の場合は順次)書込む。ステップS203において上書きのチェック(検証)を行ない、結果がNGであればサービスコールを行なう。
図を参照して、モード0が設定されている場合には、RAM201から暗号化基板203を介してHDD205へ、図5の(1)’のデータ(逆暗号化データ)が送られる。(1)’のデータは、暗号化基板203により図4の(1)のデータに変換され、HDD205へ書込まれる。
図を参照して、全データ消去キー219aが押下されると、ステップS301においてHDD205内の全データがモード1により消去される。これにより廃棄時のデータのセキュリティを維持することができる。
図9は、第2の実施の形態におけるMFP内部に設けられるデータ管理制御モジュールの構成を示すブロック図である。
本発明はMFPに限らず、PC、サーバ、ファクシミリ装置、プリンタ、複写機などのデータの一時記憶部と不揮発性の記憶部とを用いた装置であれば実施することができる。
Claims (9)
- 不揮発性の記憶部と、
入力されたデータを暗号化して出力するデータ暗号化機構と、
前記記憶部に記憶されたデータを所定のコードにより上書きする上書き手段と、
前記記憶部へのデータ書込みがデータ暗号化機構を介して行なわれるようにデータ暗号化機能を有効化する有効化手段と、
データ暗号化機能が有効化された状態で、前記記憶部に記憶されたデータを暗号化されていない前記所定のコードにより上書きするための逆暗号化データを取得する取得手段とを備え、
前記上書き手段は、データ暗号化機能が有効化された状態において、前記逆暗号化データを前記暗号化機構を介して前記記憶部に書込むことで、前記記憶部に記憶されたデータを前記所定のコードにより上書きすることを特徴とする、データ記憶装置。 - 前記記憶部へのデータ書込みがデータ暗号化機構を介さずに行われるように、データ暗号化機能を無効化する無効化手段をさらに備え、
前記取得手段は、データ暗号化機能が無効化された状態で前記記憶部に前記所定のコードを書込み、
当該書込まれた所定のコードを前記暗号化機構を介して読出すことで前記逆暗号化データを取得することを特徴とする、請求項1に記載のデータ記憶装置。 - 前記取得手段は、所定の暗号化アルゴリズムを用いて前記逆暗号化データを取得する、請求項2に記載のデータ記憶装置。
- ユーザにより装置内のデータを全て削除する指示を受けたときに、前記記憶部の全データに対して前記逆暗号化データを用いることで前記所定のコードの書込みを行なう、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ記憶装置。
- 前記取得手段は、装置起動時に前記逆暗号化データを取得する、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ記憶装置。
- 前記データ暗号化機構は、暗号化キーワードを用いて暗号化を行ない、
前記暗号化キーワードを変更する暗号化キーワード変更手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記暗号化キーワード変更手段にて暗号化キーワードが変更されたときに前記逆暗号化データを取得する、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ記憶装置。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のデータ記憶装置を備え、
前記記憶部は、画像処理を伴うジョブの実行に応じて入力された画像データを記憶し、
前記上書き手段は、記憶された画像データを逆暗号化データを用いて前記所定のコードにより上書きする、画像形成装置。 - 不揮発性の記憶部と入力されたデータを暗号化して出力するデータ暗号化機構とを備えたデータ記憶装置の制御方法であって、
前記記憶部に記憶されたデータを所定のコードにより上書きする上書きステップと、
前記記憶部へのデータ書込みがデータ暗号化機構を介して行なわれるようにデータ暗号化機能を有効化する有効化ステップと、
データ暗号化機能が有効化された状態で、前記記憶部に記憶されたデータを暗号化されていない前記所定のコードにより上書きするための逆暗号化データを取得する取得ステップとを前記データ記憶装置により実行し、
前記上書きステップは、データ暗号化機能が有効化された状態において、前記逆暗号化データを前記暗号化機構を介して前記記憶部に書込むことで、前記記憶部に記憶されたデータを前記所定のコードにより上書きすることを特徴とする、データ記憶装置の制御方法。 - 前記記憶部へのデータ書込みがデータ暗号化機構を介さずに行われるように、データ暗号化機能を無効化する無効化ステップをさらに前記データ記憶装置により実行し、
前記取得ステップでは、データ暗号化機能が無効化された状態で前記記憶部に前記所定のコードを書込み、
当該書込まれた所定のコードを前記暗号化機構を介して読出すことで前記逆暗号化データを取得することを特徴とする、請求項8に記載のデータ記憶装置の制御方法。
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