JP4380236B2 - 載置台及び熱処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等に対して熱処理を行うための熱処理装置及びこれに用いられる載置台に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体集積回路を製造するには、半導体ウエハ等の被処理体に、成膜処理、エッチング処理、熱処理、改質処理、結晶化処理等の各種の枚葉処理を繰り返し行なって、所望する集積回路を形成するようになっている。上記したような各種の処理を行なう場合には、その処理の種類に対応して必要な処理ガス、例えば成膜処理の場合には成膜ガスを、改質処理の場合にはオゾンガス等を、結晶化処理の場合にはN2 ガス等の不活性ガスやO2 ガス等をそれぞれ処理容器内へ導入する。
例えば半導体ウエハに対して1枚毎に熱処理を施す枚葉式の熱処理装置を例にとれば、真空引き可能になされた処理容器内に、例えば抵抗加熱ヒータ等を内蔵した載置台を設置し、この上面に半導体ウエハを載置した状態で所定の処理ガスを流し、所定のプロセス条件下にてウエハに各種の熱処理を施すようになっている(例えば特許文献1)。
【0003】
また他の熱処理装置としては、真空引き可能になされた例えばアルミニウム製の処理容器内に、例えば石英ガラスよりなる内側処理容器を設け、この内側処理容器内に抵抗加熱ヒータ内蔵の基板保持台を設け、この内側処理容器内に、種類の異なる複数の処理ガスを互いに間欠的に交互に流しつつ上記基板保持台上に保持した半導体ウエハ表面に一分子層程度の厚さの薄膜を繰り返し積層するようにした熱処理装置が知られている(特許文献2)。
ところで、半導体集積回路の高集積化及び高微細化に伴って、線幅が小さくなるばかりか、各層の更なる薄膜化が要請されており、このような状況下で、有機物汚染や金属汚染等のコンタミネーションに関してもより厳しい基準が求められている。そのため処理容器内の構造物に関しても、汚染源となる金属類を含まないより純粋な材料で形成することが行われている。例えばこのような構造物として、半導体ウエハ等を加熱する加熱ヒータやウエハを保持する載置台を例にとれば、加熱ヒータを純度の高い石英板や石英ケースで完全に覆って全体を溶着するようにした載置台が提案されている(特許文献3、4、5、6、7)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−256440号公報
【特許文献2】
特開2002−151489号公報
【特許文献3】
特開昭63−278322号公報
【特許文献4】
特開平07−078766号公報
【特許文献5】
特開平03−220718号公報
【特許文献6】
特開平06−260430号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように加熱ヒータ全体を、石英板や石英ケース内に埋め込むためには、面状の石英同士を溶着接合することからこの石英を平面性良く削り出す、いわゆる精度の高い面出し加工をしなけばならず、この加工が非常に難しくて装置自体が高価になる、といった問題があった。また材料として透明な石英を用いた場合には、内部に埋め込んだ加熱ヒータからの熱線が全方向に放射されてしまうことから、熱効率も劣ってしまう、といった問題もあった。
【0006】
更には、加熱ヒータとして用いる材料が重金属等を含む場合には、この周囲全体が石英によって覆われていても、いわゆる熱拡散により金属原子が石英を透過してしまって半導体ウエハを汚染する、という問題もあった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、有機物汚染や金属汚染等のコンタミネーションの発生を抑制でき、しかも製造が比較的簡単で安価な載置台及び熱処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接してなる加熱手段と、前記加熱手段の石英管の全体を覆うようにして設けられると共にその上に被処理体を載置するための光吸収材料よりなる載置台カバー部材と、を有することを特徴とする載置台である。
これによれば、加熱される被処理体に有機物汚染や金属汚染等のコンタミネーションを殆ど生ぜしめることなくこれを加熱することができ、しかも製造が比較的簡単なので安価に提供することができる。
この場合例えば請求項2に規定するように、前記石英管は屈曲されている。
また例えば請求項3に規定するように、前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されている。
【0008】
また、例えば請求項4に規定するように、前記載置台カバー部材は、SiCよりなる。
請求項5に係る発明は、上記載置台を用いた熱処理装置であり、すなわち、真空引き可能になされた処理容器と、前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、請求項1乃至4のいずれか一項に記載された載置台と、を備えたことを特徴とする熱処理装置熱処理装置である。
【0009】
請求項6に係る発明は、真空引き可能になされた処理容器と、前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、被処理体を載置する載置台と、不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接して形成されると共に、前記載置台と対向するように設けられた加熱手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装置である。
この場合、例えば請求項7に規定するように、前記石英管は、屈曲されている。
また、例えば請求項8に規定するように、前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されている。
また、例えば請求項9に規定するように、前記載置台の上方を覆うようにして設けられた内部容器を有する。
請求項10に係る発明は、真空引き可能になされた処理容器と、前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、被処理体を載置する載置台と、前記被処理体を加熱する被処理体加熱手段と、前記処理容器の内側に設けられて光吸収部材よりなる内部容器と、不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接して形成されると共に、前記内部容器を加熱するために前記内部容器と前記処理容器の壁面との間に設けられた加熱手段と、を備えたことを特徴とする熱処理装置である。
この場合、例えば請求項11に規定するように、前記石英管は、屈曲されている。
また、例えば請求項12に規定するように、前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されている。
また、例えば請求項13に規定するように、前記内部容器は、SiCよりなる。
また例えば請求項14に規定するように、前記被処理体加熱手段は、載置台内に一体的に組み込まれている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る載置台及び熱処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
<第1実施例>
図1は本発明に係る熱処理装置の第1実施例を示す断面構成図、図2は載置台に設けた石英管の配列を示す平面図、図3は載置台を示す断面図、図4は載置台を示す分解図である。
図示するようにこの熱処理装置2は、例えば断面の内部が略円形状になされたアルミニウム製の処理容器4を有している。この処理容器4内の天井部には必要な処理ガス、例えば成膜ガスを導入するためにガス供給手段であるシャワーヘッド部6が設けられており、この下面のガス噴射面8に設けた多数のガス噴射孔10A、10Bから処理空間Sに向けて処理ガスを吹き出すようにして噴射するようになっている。
【0011】
このシャワーヘッド部6内には、中空状の2つに区画されたガス拡散室12A、12Bが形成されており、ここに導入された処理ガスを平面方向へ拡散した後、各ガス拡散室12A、12Bにそれぞれ連通された各ガス噴射孔10A、10Bより吹き出すようになっている。
すなわち、ガス噴射孔10A、10Bはマトリクス状に配置されている。このシャワーヘッド部6の全体は、例えばニッケルやハステロイ(登録商標)等のニッケル合金、アルミニウム、或いはアルミニウム合金により形成されている。尚、シャワーヘッド部6としてガス拡散室が1つの場合でもよい。そして、このシャワーヘッド部6と処理容器4の上端開口部との接合部には、例えばOリング等よりなるシール部材14が介在されており、処理容器4内の気密性を維持するようになっている。
【0012】
また、処理容器4の側壁には、この処理容器4内に対して被処理体としての半導体ウエハWを搬入搬出するための搬出入口16が設けられると共に、この搬出入口16には気密に開閉可能になされたゲートバルブ18が設けられている。
そして、この処理容器4の底部20に排気落とし込め空間22が形成されている。具体的には、この容器底部20の中央部には大きな開口24が形成されており、この開口24に、その下方へ延びる有底円筒体状の円筒区画壁26を連結してその内部に上記排気落とし込め空間22を形成している。そして、この排気落とし込め空間22を区画する円筒区画壁26の底部28には、これより起立させて例えば石英ガラスよりなる円筒体状の支柱30が設けられており、この上端部に載置台32が溶接により固定されている。尚、上記支柱30をAlN等のセラミックにより形成してもよい。
【0013】
そして、上記排気落とし込め空間22の入口側の開口24は、載置台32の直径よりも小さく設定されており、上記載置台32の周縁部の外側を流下する処理ガスが載置台32の下方に回り込んで開口24へ流入するようになっている。そして、上記円筒区画壁26の下部側壁には、この排気落とし込め空間22に臨ませて排気口34が形成されており、この排気口34には、真空排気系38が接続される。具体的には、この真空排気系38は、図示しない真空ポンプが介設された排気管36よりなり、この排気管36を上記排気口34に接続して処理容器4内及び排気落とし込め空間22の雰囲気を真空引きして排気できるようになっている。
【0014】
そして、この排気管36の途中には、開度コントロールが可能になされた図示しない圧力調整弁が介設されており、この弁開度を自動的に調整することにより、上記処理容器4内の圧力を一定値に維持したり、或いは所望する圧力へ迅速に変化させ得るようになっている。
また、上記載置台32は、本発明の特徴とする加熱手段40を有しており、この加熱手段40を覆うようにして載置台カバー部材42が設けられる。そして、この載置台カバー部材42の上面に被処理体としての半導体ウエハWを載置し得るようになっている。尚、この載置台32及び加熱手段40の構成については後述する。また、上記加熱手段40は上記支柱30内に配設された給電線44に接続されて、電力を制御しつつ供給できるようになっている。そして、この給電線44は図示しない石英管内に挿通され、またこの給電線44は、上記支柱30の下部にて電源ケーブルと接続されている。また後述するように加熱手段40は、例えば内側ゾーンと、その外側を同心円状に囲む外側ゾーンとに分割されており、各ゾーン毎に個別に電力制御できるようになっている。従って、図示例では給電線44は4本(図3参照)設けられる。
【0015】
上記載置台32には、この上下方向に貫通して複数、例えば3本のピン挿通孔46が形成されており(図1においては2つのみ示す)、上記各ピン挿通孔46に上下移動可能に遊嵌状態で挿通させた押し上げピン48を配置している。この押し上げピン48の下端には、円形リング形状に形成された例えばアルミナのようなセラミックス製の押し上げリング50が配置されており、この押し上げリング50に、上記各押し上げピン48の下端を固定されない状態にて支持させている。この押し上げリング50から延びるアーム部52は、容器底部20を貫通して設けられる出没ロッド54に連結されており、この出没ロッド54はアクチュエータ56により昇降可能になされている。これにより、上記各押し上げピン48をウエハWの受け渡し時に各ピン挿通孔46の上端から上方へ出没させるようになっている。また、アクチュエータ56の出没ロッド54の容器底部の貫通部には、伸縮可能なベローズ58が介設されており、上記出没ロッド54が処理容器4内の気密性を維持しつつ昇降できるようになっている。
【0016】
次に、図2乃至図4も参照して、上記載置台32及び加熱手段40について詳しく説明する。尚、図2乃至図4には、押し上げピン48やピン挿通孔46(図1参照)の記載は省略してある。
図3及び図4にも示すように、この載置台32は、上記加熱手段40と、この加熱手段40の上面側の全体を覆うようにして設けられる上記載置台カバー部材42とにより主に構成される。尚、ここでは上記加熱手段40はウエハWを加熱するので、被処理体加熱手段として機能する。
【0017】
具体的には、上記加熱手段40は、ウエハWの直径よりも大きな直径になされた円板状の反射板60を有している。この反射板60の全体は、内部に微細な気泡が混入されて白濁した色となっている耐熱性に優れる不透明石英よりなり、従って、この表面は外側から入射する熱線に対して不透明であり、且つこの熱線を高い反射率でもって反射し得るようになっている。この不透明石英は、熱線に対して不透明であればよく、気泡以外に材料を混入したり、表面を鏡面加工してもよい。
また上記反射板60の周辺部には、これより上方へ起立させて位置決め突起61が設けられており、これに嵌め込まれる載置台カバー部材42の位置決めを行なうようになっている。この位置決め突起61は、例えば上記反射板60と同じ材料でリング状に形成されており、反射板60と一体的に設けてもよいし、別体で設けるようにしてもよい。この位置決め突起61は、上記のように載置台カバー部材42の位置決めを行なうと共に、載置台カバー部材42と接触してこの部分の熱をウエハW側へ効率的に伝達する機能も有しており、ウエハ周縁部の温度低下を防止して、ウエハ中心部と周縁部との間の温度差をなくすようになっている。
【0018】
そして、この反射板60の下面の略中心部に、上記石英よりなる支柱30の上端が溶接により接合される。また、この反射板60の上面側の表面に、所定の形状に屈曲成形された耐熱性に優れる透明な石英管62が溶接により接合されており、この石英管62の内部には、通電によりジュール熱を発生するカーボンワイヤ64が挿通されている。このような石英管62内へカーボンワイヤ64を挿通してなるヒータは例えば特開2001−208478号公報に示されている。上記石英管62を反射板60の表面に接合する際には、同じく石英により形成された接合ピン66を用いており、この接合ピン66を適当な箇所に配置して上記石英管62と反射板60の間に介在させてこれらを溶融させることにより互いの溶接を行っている。
【0019】
ここでは図2に示すように、上記石英管62を、内側ゾーンの石英管62Aと、この外側を囲むようにして設けた外側ゾーンの石英管62Bとにそれぞれ同心円状に屈曲成形されている。そして、石英管62A、62Bの各先端部は、電力の供給のために反射板60の中心部に集合させて、この反射板60に対して下方向へ貫通させて設けており、前述したように石英管62A、62Bの各カーボンワイヤ64が給電線44に接続される。そして、各ゾーン毎の供給電力を個別に制御できるようになっている。尚、上記ゾーン数は2つに限定されず、3ゾーン、或いはそれ以上のゾーン数に分割してもよい。
【0020】
この場合、上記各石英管62A、62Bは熱加工によって容易に所望する形状に屈曲成形でき、また、上記接合ピン66を用いて上記石英管62A、62Bを容易に反射板60の表面に接合できる。従って、上記石英管62A、62B内のカーボンワイヤ64から発せられた熱線は、耐熱性の高い反射板60の表面で反射されて図示例では全て上方に向かうようになっている。
そして、上記のように形成された加熱手段40の上面全面を覆うようにして上記載置台カバー部材42を設けて、載置台32の全体が構成される。具体的には、上記載置台カバー部材42は、例えばSiCのように熱伝導性が良好で含有する金属不純物が非常に少ない光吸収部材よりなり、円形の蓋状に成形されている。この蓋状の載置台カバー部材42の側壁42Aの内径は、上記反射板60の直径よりも僅かに大きく設定されて、この反射板60の側面に密接状態で略外接するようになされている。従って、上記載置台カバー部材42を上記反射板60の上方より装着すると、この載置台カバー部材42は上記位置決め突起61により位置決めされつつ反射板60に嵌め込まれることになる。そして、この載置台カバー部材42の上面側に上記ウエハWが載置されることになる。尚、上記載置台カバー部材42の周辺部と反射板60の周辺部とを気密に溶着し、またピン挿通孔46(図1参照)の部分にも石英パイプを溶着するなどして、上記載置台カバー部材42の内側空間を完全に密封状態にしてもよい。
【0021】
次に、以上のように構成された熱処理装置の動作について説明する。
まず、未処理の半導体ウエハWは、図示しない搬送アームに保持されて開状態となったゲートバルブ18、搬出入口16を介して処理容器4内へ搬入され、このウエハWは、上昇された押し上げピン48に受け渡された後に、この押し上げピン48を降下させることにより、ウエハWを載置台32の上面、具体的には載置台カバー42の上面に載置してこれを支持する。
【0022】
次に、シャワーヘッド部6へ処理ガスとして例えばTiCl4 、H2 、NH3 、WF6 、SiH4 、H2 、PET、O2 等の成膜ガスを流量制御しつつ供給して、このガスをガス噴射孔10A、10Bより吹き出して噴射し、処理空間Sへ導入する。そして、図示してないが排気管36に設けた真空ポンプの駆動を継続することにより、処理容器4内や排気落とし込め空間22内の雰囲気を真空引きし、そして、圧力調整弁の弁開度を調整して処理空間Sの雰囲気を所定のプロセス圧力に維持する。この時、ウエハWの温度は、載置台32内に設けた加熱手段40により加熱されて所定のプロセス温度に維持されている。これにより、半導体ウエハWの表面にTi、TiN、W、WSi、Ta25 等の薄膜が形成されることになる。また成膜ガスとしてTMA(トリメリルアルミニウム)とオゾンとを用いれば、アルミナ(Al23 )を成膜することができる。
【0023】
上記したプロセス中において、加熱手段40の石英管(62A、62B)内に挿通したカーボンワイヤ64から発せられた熱線は、あらゆる方向へ向けて発せられるが、下方向に向かった熱線は、この石英管62A、62Bを保持固定している不透明石英よりなる反射板60の表面で上方向に向かって反射されて、載置台カバー部材42を加熱し、更に、これによりこの上面に載置されているウエハWを加熱することになる。
このように加熱手段40を構成する反射板60は、不純物をほとんど含まなくて純度の高い不透明石英で形成し、しかも石英管62やカーボンワイヤ64も不純物をほとんど含まなくて純度が高いので、有機物汚染は勿論のこと、金属汚染物のコンタミネーションが発生することを大幅に抑制することができる。しかも、反射板60や石英管62等の加工は比較的容易なので、製造コストも大幅に引き下げることができる。更には反射板60により熱エネルギーを有効に、且つ効率的に使用することができる。
【0024】
また載置台32の構成部品である載置台カバー部材42は、熱伝導性が良好で純度も高い熱吸収部材である例えばSiCにより形成しているので、ウエハWの温度の面内均一性を高く維持した状態でこれを加熱することができる。またこの載置台カバー部材42は、熱吸収性のある材料で形成されていればよく、例えばカーボンを混入した不透明石英で形成してもよい。
また加熱手段40の主要構成部品を熱衝撃に強い石英で形成するようにしたので、大容量の電力を投入できることからもって昇温レートを高くでき、例えば1000℃/5分程度の昇温レートを得ることができる。
【0025】
<第2実施例>
次に本発明装置の第2実施例について説明する。
図5は本発明の熱処理装置の第2実施例を示す断面構成図、図6は第2実施例に用いる加熱手段を示す斜視図、図7は図6に示す加熱手段の部分拡大断面図である。尚、図1乃至図4に示す構成部分と同一構成部分については同一符号を付して説明する。
この第2実施例の熱処理装置70は、例えばアルミニウム等よりなる筒体状の処理容器4を有しており、この内部は例えば矩形状に形成されている。この処理容器4の天井部には、例えばOリング等よりなるシール部材72を介して例えばアルミニウム等よりなる天井板74が気密に取り付けられている。
【0026】
そして、上記処理容器4の底部20の中心側には、この部分を下方向へ突状に成形してなる大口径になされた円筒状の載置台収納容器76が形成されている。この載置台収納容器76内には、被処理体である半導体ウエハWを載置するために例えばSiC等のセラミック製の載置台78が設けられており、この載置台78内には上記ウエハWを加熱する被処理体加熱手段として例えば抵抗加熱ヒータ80が埋め込むようにして設けられている。この載置台78の下面の中心部には、下方向に延びる回転軸83が取り付け固定され、この回転軸83は上記載置台収納容器76の底板82を貫通して設けられると共にこの貫通部には例えば回転可能になされた磁性流体シール84が設けられており、上記回転軸83を回転自在に且つ気密に支持している。また上記底板82は、上記載置台収納容器76の下端部に、伸縮可能になされたベローズ86を介して気密に接合されており、図示しないアクチュエータによりこの底板82と共に上記載置台78を上下方向へ一体的に昇降移動可能にしている。尚、この底板82には、ウエハWを持ち上げるための図示しないリフタピンが設けられる。また上記載置台収納容器76の下部側壁には、ウエハWの搬出入の際に開閉されるゲートバルブ88が設けられており、上記載置台78を下方向へ降下させた状態で、外部との間でウエハWの移載を行うことができるようになっている。
【0027】
また処理容器4内には、上記載置台78を中心としてその両側に第1及び第2の2つのガス供給手段90、92が設けられており、これらの第1及び第2のガス供給手段90、92より必要に応じて流量制御された成膜ガス等の処理ガスを供給できるようになっている。上記第1及び第2のガス供給手段90、92は、例えば耐熱性の石英パイプにより形成されており、石英パイプのノズル90A、92Aから上記処理ガスが供給される。この場合、上記ノズル90A、92Aを、矩形状の処理容器4内の両側に、それぞれ複数個並列させて配列し、処理ガスを面状にして供給するようにしてもよい。
【0028】
またこの処理容器4の底部の両側には、上記第1及び第2のガス供給手段90、92に対応させて第1及び第2の2つの真空排気系94、96が設けられており、図示しない真空ポンプにより処理容器4内の雰囲気を必要に応じて真空引きできるようになっている。この場合、上記第1及び第2の真空排気系94、96は、処理空間に臨ませて設けた排気口94A、96Aにそれぞれ連結されている。そして、この処理容器4の内側には、上記載置台78の上方の処理空間Sを覆うようにして蓋状になされた内部容器98が設けられている。この内部容器98は、例えばSiCのように耐熱性に優れ、しかも金属原子等の不純物をほとんど含んでいなくて純度の高い光吸収部材よりなる。この内部容器98は加熱されて処理反応を促進する機能と、処理ガスのガス流を整流する機能とを有する。そして、この内部容器98と上記処理容器4の天井板74の壁面との間に、本発明の特徴とする加熱手段100が設けられる。この加熱手段100の基本的構成は、図2乃至図4を参照して説明した場合と同様である。
【0029】
すなわち、図6及び図7にも示すように、この加熱手段100はウエハWの直径よりも大きな略矩形状になされた反射板102を有している。この反射板102の全体は、内部に微細な気泡が混入されて白濁した色となっている耐熱性に優れる不透明石英よりなり、従って、この表面は外側から入射する熱線に対して不透明であり、且つこの熱線を高い反射率でもって反射し得るようになっている。そして、この反射板102の上面が上記天井板74の下面に取り付けられている。また、この反射板102の下面側の表面に、所定の形状に屈曲成形された耐熱性に優れる透明な石英管104が溶接により接合されており、この石英管104の内部には、通電によりジュール熱を発生するカーボンワイヤ106が挿通されている。またこのカーボンワイヤ106の両端の接続端子110は、上記反射板102を反対側へ貫通し、更に上記天井板74を気密に貫通して外部に取り出されている。上記石英管104を反射板102の表面に接合する際には、同じく石英により形成された接合ピン108(図6及び図7参照)を用いており、この接合ピン108を適当な箇所に配置して上記石英管104と反射板102の間に介在させてこれらを溶融させることにより互いの溶接を行っている。
【0030】
従って、上記石英管104内のカーボンワイヤ106から発せられた熱線は、耐熱性の高い上記反射板102の表面で反射されて、図5では全て下方向に向かい、これにより光吸収部材よりなる内部容器98を所定の温度に加熱し得るようになっている。また上記天井板74には、これを冷却するための冷却ジャケット112が設けられており、この冷却ジャケット112に冷却水等の冷媒を流すことにより、この天井板74を冷却できるようになっている。
【0031】
次に、以上のように構成された熱処理装置の動作について説明する。ここでは熱処理の一例として1分子から数分子程度の厚さの非常に薄いアルミナ膜を一層ずつ多層に亘って積層する場合を例にとって説明する。
載置台78上に載置したウエハWは、主としてこの載置台78に埋め込まれた抵抗加熱ヒータ80によって所定の温度に加熱維持される。また、処理容器4内に設けた内部容器98は、この上方に設けた加熱手段100によって均一に加熱される。すなわち、この加熱手段100の石英管104内に挿通させて設けたカーボンワイヤ106から発せられた熱線は、直接的に、或いはこの石英管104を保持する反射板102によって反射されて間接的に光吸収部材よりなる上記内部容器98に吸収されてこれを所定の温度に加熱することになる。
【0032】
一方、上記内部容器98内へ供給される処理ガスとしての成膜ガスは間欠的に供給されて、薄い層が多層に形成される。例えば一方の第1のガス供給手段90からは流量制御されたTMA(トリメチルアルミニウム)ガスが間欠的に供給され、他方の第2のガス供給手段92からは流量制御されたオゾンガスが、上記TMAガスとはタイミングをずらして間欠的に供給され、これによりウエハWの表面に薄いアルミナ膜が多層に形成される。
【0033】
具体的には、第1のガス供給手段90からTMAガスを供給する時は、この反対側の第2の真空排気系96を駆動することにより処理空間Sに矢印A1に示すようなガスの流れを作り、逆に第2のガス供給手段92からオゾンガスを供給する時は、この反対側の第1の真空排気系94を駆動することにより処理空間Sに矢印A1とは反対方向に向く矢印A2に示すようなガスの流れを作り、上記操作を複数回繰り返し行って成膜処理を行うことになる。
【0034】
このように上記加熱手段100を構成する反射板102は、不純物をほとんど含まなくて純度の高い不透明石英で形成し、しかも石英管104やカーボンワイヤ106も不純物をほとんど含まなくて純度が高いので、有機物汚染は勿論のこと、金属汚染物のコンタミネーションが発生することを大幅に抑制することができる。しかも、反射板102や石英管104等の加工は比較的容易なので、製造コストも大幅に引き上げることができる。更には反射板102により熱エネルギーを有効に、且つ効率的に使用することができる。
また加熱手段100の主要構成部品を熱衝撃に強い石英で形成するようにしたので、大容量の電力を投入できることからもって昇温レートを高くでき、例えば1000℃/5分程度の昇温レートを得ることができる。
【0035】
尚、上記第2実施例の載置台78として、図1乃至図4で説明した載置台32、すなわち載置台の中に加熱手段を一体的に組み込んだ載置台を用いてもよく、この場合にはウエハWに対するコンタミネーションの発生を一層抑制することができる。また、被処理体加熱手段である抵抗加熱ヒータ80に替えて、加熱ランプを用いるようにしてもよい。また上記内部容器98の材料は、透明石英でも不透明石英でもよい。更にはこの内部容器98は設けないで、直接的に被処理体を加熱するようにしてもよい。
また上記第2実施例ではアルミナ膜の成膜処理について説明したが、これに限定されず、他の膜種の成膜処理を行うようにしてもよい。
また上記各実施例では、加熱手段40(100)は、透明な石英管62(104)内にカーボンワイヤ64(106)を挿入して形成しているが、これに限定されず、例えば図8に示す断面図のように、石英管62(104)の上半分を反射用の不透明石英とし、下半分を透明石英で形成するようにして熱効率を高めるようにしてもよい。この場合、透明な石英側にウエハが位置するのは勿論である。また上記石英管の上下を逆に設定してもよい。
更には、上記各実施例では熱処理として成膜処理を行う場合を例にとって説明したが、これに限定されず、酸化拡散処理、アニール処理、改質処理等の他の熱処理を行うようにしてもよい。
【0036】
また、上記各実施例では処理として熱CVDによる成膜処理を例にとって説明したが、これに限定されず、プラズマCVD処理装置、エッチング処理装置、酸化拡散処理装置、スパッタ処理装置等についても本発明を適用することができる。また、本実施例では被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、これに限定されず、LCD基板、ガラス基板等にも適用できるのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の載置台及び熱処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
加熱される被処理体に有機物汚染や金属汚染等のコンタミネーションを殆ど生ぜしめることなくこれを高温に加熱することができ、しかも製造が比較的簡単なので安価に提供することができる。
また反射板を設けた場合には、熱効率が上がり、エネルギーを節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熱処理装置の第1実施例を示す断面構成図である。
【図2】 載置台に設けた石英管の配列を示す平面図である。
【図3】 載置台を示す断面図である。
【図4】 載置台を示す分解図である。
【図5】 本発明の熱処理装置の第2実施例を示す断面構成図である。
【図6】 第2実施例に用いる加熱手段を示す斜視図である。
【図7】 図6に示す加熱手段の部分拡大断面図である。
【図8】 加熱手段の変形例を示す拡大断面図である。

Claims (14)

  1. 不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接してなる加熱手段と、
    前記加熱手段の石英管の全体を覆うようにして設けられると共にその上に被処理体を載置するための光吸収材料よりなる載置台カバー部材と、
    を有することを特徴とする載置台。
  2. 前記石英管は、屈曲されていることを特徴とする請求項1記載の載置台。
  3. 前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の載置台。
  4. 前記載置台カバー部材は、SiCよりなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の載置台。
  5. 真空引き可能になされた処理容器と、
    前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、
    前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載された載置台と、
    を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  6. 真空引き可能になされた処理容器と、
    前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、
    前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、
    被処理体を載置する載置台と、
    不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接して形成されると共に、前記載置台と対向するように設けられた加熱手段と、
    を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  7. 前記石英管は、屈曲されていることを特徴とする請求項6記載の熱処理装置。
  8. 前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されていることを特徴とする請求項6または7記載の熱処理装置。
  9. 前記載置台の上方を覆うようにして設けられた内部容器を有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の熱処理装置。
  10. 真空引き可能になされた処理容器と、
    前記処理容器内へ所定のガスを供給するためのガス供給手段と、
    前記処理容器内を真空排気する真空排気系と、
    被処理体を載置する載置台と、
    前記被処理体を加熱する被処理体加熱手段と、
    前記処理容器の内側に設けられて光吸収部材よりなる内部容器と、
    不透明石英よりなる反射板の表面に、通電により熱を発生するカーボンワイヤが内部に挿通された石英管を溶接して形成されると共に、前記内部容器を加熱するために前記内部容器と前記処理容器の壁面との間に設けられた加熱手段と、
    を備えたことを特徴とする熱処理装置。
  11. 前記石英管は、屈曲されていることを特徴とする請求項10記載の熱処理装置。
  12. 前記石英管は、複数のゾーンに分割して配置されていることを特徴とする請求項10または11記載の熱処理装置。
  13. 前記内部容器は、SiCよりなることを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の熱処理装置。
  14. 前記被処理体加熱手段は、載置台内に一体的に組み込まれていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれか一項に記載の熱処理装置。
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