JP4379011B2 - 通信方法と通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信方法と、通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複数のユーザの各々が使用する端末装置間でネットワークを介して通信を行って会議などを進行させる会議システムがある。
このような会議システムでは、予め決められた会議システムの通信プロトコルにより、ネットワークを介して接続されている各端末装置がお互いのIP(Internet Protocol) アドレスを取得し、当該IPアドレスを基に互いに通信を行う。
具体的には、上記会議システムでは、例えば、それぞれの端末装置に備えられたカメラで撮像したユーザの顔画像とマイクロフォン(以下、マイク)に入力した当該ユーザの音声とを、上記通信プロトコルおよびIPアドレスを基に他の端末装置に送信し、当該他の端末装置に表示および音声出力させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した会議システムでは、PC(Personal Computer) などのコンピュータを接続し、上記端末装置による表示および音声出力に加えて、会議システムを利用しているユーザ間でPCによる通信を行いたいという要請がある。
しかしながら、従来の会議システムには、上記会議システムの端末装置以外のコンピュータのIPアドレスを管理する機能は備えていない。
また、PCなどのコンピュータ間での通信では、通常、上記会議システムの通信プロトコルを使用しない。
そのため、従来の会議システムでは、当該会議システムのユーザ間でPCによる通信を効率的に行えないという問題がある。
【0004】
同様の問題は、会議システムの他に、上記コンピュータ間の通信プトロコルとは異なる通信プロトコルで通信を行うシステムにおいて、当該システムのサービスと関連付けて、上記コンピュータ間での通信を行おうとする場合に生じる。
【0005】
本発明は上述した課題を克服する通信方法と通信システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、第1の通信プロトコルを用いてネットワークを介して相互に通信可能な複数のテレビジョン会議装置と、該複数のテレビジョン会議装置のそれぞれに通信路を介して接続された少なくとも1つのコンピュータとが第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して相互に通信可能に構成され、
1のテレビジョン会議装置に接続され、かつ、ログオンした1のコンピュータが、前記1のテレビジョン会議装置に対して、当該1のテレビジョン会議装置が前記ネットワークを介して接続されている他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求する第1の工程と、 前記1のテレビジョン会議装置が前記要求された他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報として、事前に当該1のテレビジョン会議装置に記憶された当該他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報、または、前記第1の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して前記他のテレビジョン会議装置の1つから取得した識別情報を、前記1のコンピュータに送信する第2の工程と、
前記第1の工程の処理と前記第2の工程の処理を、他の残りの複数のテレビジョン会議装置について反復して行う第3の工程と、
前記1のコンピュータが、前記取得した識別情報に基づいて前記他のテレビジョン会議装置の1にログオンされている他の1のコンピュータのアドレスを取得する第4の工程と、
前記1のコンピュータが前記アドレスを取得した他の1のコンピュータと前記第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介した接続の確立を行う第5の工程と、
前記接続が確立した前記1のコンピュータと前記他の1のコンピュータとが前記ネットワークを介して通信を行う第6の工程と、
有する、通信方法が提供される。
【0007】
好ましくは、前記1のコンピュータと、前記他のテレビジョン会議装置とは、前記第1の工程の処理に先立ち、
前記1のコンピュータが、当該1のコンピュータが接続されている前記1のテレビジョン会議装置に識別情報の検索要求を出力する第7の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記検索要求に応じて、当該1のテレビジョン会議装置の識別情報を前記1のコンピュータに送信する第8の工程と、
前記1のコンピュータが、前記識別情報を基に前記1のテレビジョン会議装置にログオンを要求する第9の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記1のコンピュータのパスワードを要求する第10の工程と、
前記1のコンピュータが前記要求に応じて少なくとも自己のパスワードを前記1のテレビジョン会議装置に送信する第11の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記送信されたパスワードが正当な場合前記1のコンピュータのログオンを許可する第12の工程とを行う。
【0009】
また本発明によれば、第1の通信プロトコルを用いてネットワークを介して相互に通信可能な複数のテレビジョン会議装置と、該複数のテレビジョン会議装置のそれぞれに通信路を介して接続された少なくとも1つのコンピュータとが第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して相互に通信可能に構成されている通信システムであり、
1のテレビジョン会議装置にログオンした1のコンピュータが、前記1のテレビジョン会議装置に対して、当該1のテレビジョン会議装置が前記第1のネットワークを介して接続されている他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求し、
前記1のテレビジョン会議装置が前記要求された他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報として、事前に当該1のテレビジョン会議装置に記憶された当該他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報、または、前記第1の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して前記他のテレビジョン会議装置の1つから取得した識別情報を、前記1のコンピュータに送信し、
前記1のコンピュータが前記他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求する処理と、前記1のテレビジョン会議装置が当該要求に応じて、他の残りの複数のテレビジョン会議装置についての識別情報の取得処理を反復して行い、
前記1のコンピュータが、前記取得した識別情報を基に、前記他のテレビジョン会議装置の1のテレビジョン会議装置にログオンされている他の1のコンピュータのアドレスを取得し、
前記1のコンピュータが前記他の1のコンピュータと前記第2の通信プロトコルを用いて前記第2のネットワークを介した接続の確立を行い、
前記接続が確立した前記1のコンピュータと前記他の1のコンピュータとが前記ネットワークを介して通信を行う、
通信システムが提供される。
【0010】
好ましくは、前記1のコンピュータと、前記他のテレビジョン会議装置とは、前記処理に先立ち、
前記1のコンピュータが、当該1のコンピュータが接続されている前記1のテレビジョン会議装置に識別情報の検索要求を出力し、前記1のテレビジョン会議装置が、前記検索要求に応じて、当該1のテレビジョン会議装置の識別情報を前記1のコンピュータに送信し、前記1のコンピュータが、前記識別情報を基に前記1のテレビジョン会議装置にログオンを要求し、前記1のテレビジョン会議装置が、前記1のコンピュータのパスワードを要求し、前記1のコンピュータが前記要求に応じて少なくとも自己のパスワードを前記1のテレビジョン会議装置に送信し、前記1のテレビジョン会議装置が、前記送信されたパスワードが正当な場合前記1のコンピュータのログオンを許可する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係わる会議システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる会議システム1の全体構成図、図2は図1に示す端末装置TERMINAL14に接続される機器を説明するための図である。
【0013】
図1に示すように、会議システム1は、例えば、会議システムの端末装置TERMINAL11〜15,21〜25を有し、これらが公衆回線あるいは専用回線などを用いたネットワークを介して接続されている。
端末装置TERMINAL11〜15,21〜25には、パーソナルコンピュータなどのコンピュータPC11_1等が接続されている。
【0014】
ここで、端末装置TERMINAL14が、本発明における第1の通信装置、並びに本発明の通信装置に対応している。
また、コンピュータPC11_1等が、本発明における第2の通信装置、並びに本発明の通信装置に対応している。
【0015】
会議システム1では、端末装置TERMINAL間の通信には、例えば、上述した会議システムプロトコル(例えば、国際標準化方式H.320やH323、本発明の第1 の通信プロトコル)が採用される。
【0016】
また、コンピュータPC間の通信には、TCP/IP(Transmission ControlProtocol/Internet protocol) を利用した上記会議システムプロトコル以外のtelnetなどの既存の通信プロトコル(本発明の第2の通信プロトコル)や独自のプロトコルが用いられる。
【0017】
以下、会議システム1の概要を説明する。
例えば、コンピュータPC11_1が接続されている端末装置TERMINAL14が、会議システムプロトコルを基に、他の端末装置TERMINALから当該他の端末装置TERMINALのネットワーク5上での識別データであるIPアドレス(本発明の識別データ)を取得する。
そして、PC14_1が、当該PC14_1とデータ転送を行う端末装置TERMINAL14から、端末装置TERMINAL14が上記取得した他の端末装置TERMINALのIPアドレスを取得する。
次に、PC14_1が、例えば、上記取得したIPアドレスを基に、telnetなどの通信プロトコルで、コンピュータPC11_1が接続されている端末装置TERMINAL14とは別の上記他の端末装置TERMINALから、当該他の端末装置TERMINALとデータ転送を行う他のPCのIPアドレスを取得する。
次に、PC14_1が、上記取得した他のPCのIPアドレスを基に、上記telnetなどの通信プロトコルで、当該他のPCと通信を行う。
【0018】
以下、会議システム1の構成要素について説明する。
なお、端末装置TERMINAL11〜13,21〜25は、基本的に端末装置TERMINAL14と同じ構成を有している。
また、PC14_1以外のPCは、基本的にPC14_1と同じ構成を有している。
図3は図1に示す端末装置TERMINAL14の機能ブロック図である。
〔端末装置TERMINAL14の接続機器〕
先ず、端末装置TERMINAL14に接続される機器について説明する。
図2に示すように、端末装置TERMINAL14には、例えば、ディスプレイ10、スピーカ11、カメラ12、マイク13、並びにネットワークなどを介してPC14_1が接続される。
また、端末装置TERMINAL14が、ネットワーク5を介して、他の端末装置TERMINALと接続される。
【0019】
ディスプレイ10は、端末装置TERMINAL14から入力したテレビ会議のイメージ信号S53に応じた画像を表示する。
スピーカ11は、端末装置TERMINAL14から入力したテレビ会議のオーディオ信号S55を応じたオーディオ出力を行う。
カメラ12は、例えば、端末装置TERMINAL14のユーザの顔などを撮像し、その撮像信号S12を端末装置TERMINAL14に出力する。
マイク13は、端末装置TERMINAL14のユーザが発した音声などのオーディオ信号S13を生成し、これを端末装置TERMINAL14に出力する。
【0020】
〔端末装置TERMINAL14〕
図3に示すように、端末装置TERMINAL14は、例えば、操作部31、メモリ32、インタフェース33、インタフェース34、制御回路35、インタフェース42、イメージ処理回路43、インタフェース44、オーディオ処理回路45、送信処理回路46、イメージ処理回路52、インタフェース53、オーディオ処理回路54およびインタフェース55を有する。
ここで、インタフェース33が第6の発明の第1のインタフェースに対応し、インタフェース34が第6の発明の第2のインタフェースに対応し、制御回路35が第6の発明の制御手段に対応している。
【0021】
操作部31は、例えば、キーボード、マウスあるいはタッチパネルなどであり、ユーザによる操作に応じた操作信号を制御回路35に出力する。
メモリ32は、制御回路35の処理に用いられる種々のデータを記憶する。
図4は、メモリ32が記憶するデータを説明するための図である。
メモリ32は、例えば、図2に示すように、データREMOTE_HOST_LIST、データLOCAL_HOST_STATUS、データLOCAL_PC_LIST、データREMOTE_PC_LISTを記憶する。
【0022】
データREMOTE_HOST_LISTは、後述するように、端末装置TERMINAL14がネットワーク5を介して接続している他の端末装置TERMINALのIPアドレスのリストである。
図1に示す例では、図5に示すように、端末装置TERMINAL14は、端末装置TERMINAL12,13,14,15および21のIPアドレスを含むデータREMOTE_HOST_LISTを記憶する。他の端末装置TERMINALも、同様に、図5に示すように、接続先の端末装置TERMINALのIPアドレスを含むデータREMOTE_HOST_LISTを記憶する。
データLOCAL_HOST_STATUSは、会議システム1のオン/オフ情報、端末装置TERMINAL14が会議システム1に接続しているか否かを示す接続状態、接続モード、端末装置TERMINAL14のIPアドレス、端末装置TERMINAL14の名前(ホスト名)、会議システム1の帯域制限情報、暗号キー情報などを示している。
データLOCAL_PC_LISTは、端末装置TERMINAL14に接続(ログオン)しているコンピュータPCのIPアドレスおよびユーザ名を示している。
データREMOTE_PC_LISTは、例えば、端末装置TERMINAL14が接続している他の端末装置TERMINALに接続されたコンピュータPCのIPアドレスおよびユーザ名を示している。
【0023】
インタフェース33は、例えば、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続されたPC14_1と制御回路35との間でデータ転送を行うインタフェースである。
インタフェース34は、制御回路35が、ネットワーク5を介して他の端末装置TERMINALとの間でデータ転送を行うインタフェースである。ネットワーク5はLANのようにインターフェース33に接続されているのと同じネットワークでも良いし、ISDNなど異なったネットワークでも良い。
【0024】
制御回路35は、プログラムPRG1の実行に応じて、上述した端末装置TERMINAL14の各構成要素の動作を統括して制御する。
【0025】
イメージ処理回路43は、インタフェース42を介してカメラ12から入力した撮像信号S12をイメージ処理してイメージデータS43を生成し、これを送信処理回路46に出力する。
オーディオ処理回路45は、インタフェース44を介してマイク13から入力したオーディオ信号S13をオーディオ処理してオーディオデータS45を生成し、これを送信処理回路46に出力する。
【0026】
送信処理回路46は、イメージデータS43およびオーディオデータS45を、会議システム1において会議システム端末装置間で行う通信プロトコルとして規定された会議システムプロトコルの通信フォーマットに適合した形式に変換し、インタフェース34を介して他の端末装置TERMINALに送信する。
当該通信フォーマットとしては、例えば、上述した会議システムプロトコル(例えば、国際標準化方式H.320やH323)で規定されたものが用いられる。
【0027】
イメージ処理回路52は、インタフェース34を介して他の端末装置TERMINALから入力したイメージデータS80をイメージ処理してディスプレイ10に適合したイメージ信号S53を生成し、これをインタフェース53を介してディスプレイ10に出力する。
オーディオ処理回路54は、インタフェース34を介して他の端末装置TERMINALから入力したオーディオデータS81をオーディオ処理してスピーカ11に適合したオーディオ信号S55を生成し、これをインタフェース55を介してスピーカ11に出力する。
【0028】
〔PC14_1〕
図6は、図1に示すPC14_1の構成図である。
図6に示すように、PC14_1は、インタフェース91、インタフェース92、メモリ93、CPU94、操作部95および表示部96を有し、これらがバス90を介して接続されている。
インタフェース91は、例えば、LANなどのネットワークを介して、図3に示す端末装置TERMINAL14のインタフェース33との間でデータ転送を行うインタフェースである。
インタフェース92は、インターネットなどのネットワーク5を介して図1に示す、他の端末装置TERMINALに接続された他のPCと通信を行うインタフェースである。
【0029】
メモリ93は、CPU94の処理に用いられる種々のデータを記憶する。
メモリ93は、例えば、後述する処理を経て、端末装置TERMINAL14を介して取得された図7に示すデータALL_HOST_LISTおよびデータALL_PC_LISTを記憶する。
データALL_HOST_LISTは、例えば、コンピュータPC11_1の接続先の端末装置TERMINAL14の前述したデータLOCAL_HOST_STATUSである。
データALL_PC_LISTは、会議システム1のそれぞれの端末装置TERMINALに接続されたPC、すなわち会議システム1が提供する会議に参加しているPCのIPアドレスおよびユーザ名を示してる。データALL_PC_LISTは、後述するIPアドレス取得処理を経て取得される。
【0030】
CPU94は、プログラムPRG2の実行に応じて、後述するPC14_1の処理を統括して制御する。
また、CPU94は、必要に応じて、キーボードやマウスなどの操作部95からユーザの操作に応じた操作信号を入力し、これを基に所定の処理を行う。
【0031】
以下、図8〜図13を用いて会議システム1の動作例を説明する。
以下に示す動作例において、端末装置TERMINAL14の処理は図3に示す制御回路35によるプログラムPRG1の実行に応じて規定され、PC14_1の処理は図6に示すCPU94によるプログラムPRG2の実行に応じて規定される。
ここで、図10に示すステップST20が本発明の第1の工程に対応し、ステップST24〜図11に示すステップST31が本発明の第2の工程に対応している。
また、図12に示すステップST44,ST45が本発明の第3の工程に対応し、図13に示すステップST52が本発明の第4の工程に対応している。
また、CPU94がプログラムPRG2を基に、ステップST24を実行することで本発明の第1の手段が実現され、図12に示すステップST44を実行することで本発明の第2の手段が実現され、図13に示すステップST52を実行することで本発明の第3の手段が実現される。
【0032】
〔第1の動作例〕
以下、PC14_1が接続先の端末装置TERMINAL14を介して会議システム1内の他の複数のTERMINALを検索する場合の動作例を説明する。
図8は、当該動作例を説明するための図である。
ステップST1:
例えば、PC14_1のユーザが、図6に示す操作部95を操作して複数の端末装置TERMINALの検索指示を入力する。
CPU94は、当該検索指示に応じて、インタフェース91を介してネットワーク上に検索要求を送信(ブロードキャスト)する。
【0033】
ステップST2:
コンピュータPC11_1が接続されている端末装置TERMINAL14は、図3に示すインタフェース33を介してステップST1の検索要求を受信する。
端末装置TERMINAL14の制御回路35は、当該検索要求を基に、自らのIPアドレスおよび名前等を含む情報を応答としてPC14_1に送信する。
【0034】
ステップST3:
PC14_1は、ステップST2の応答をインタフェース91を介して受信し、CPU94が当該応答に含まれる端末装置TERMINAL14のIPアドレスおよび名前等を図7に示すデータALL_HOST_LISTとしてメモリ93に書き込む。
【0035】
〔第2の動作例〕
以下、PC14_1が端末装置TERMINAL14にログオンする場合の動作例を説明する。
図9は、当該動作例を説明するための図である。
ステップST11:
ユーザによる操作部95の操作に応じて、PC14_1のCPU94が、インタフェース91を介して端末装置TERMINAL14にログオン要求を送信する。
ステップST12:
図3に示す端末装置TERMINAL14は、インタフェース33を介してコンピュータPC11_1からのステップST11のログオン要求を受信し、制御回路35がパスワードを要求することを示す画面を図6に示すPC14_1の表示部96に表示させる。
ステップST13:
ユーザは、ステップST12の表示部96への画面表示に応じて、PC14_1の操作部95を操作して、自らのパスワードとユーザ名を入力する。
PC14_1のCPU94は、当該入力されたパスワードとユーザ名を、インタフェース91を介して端末装置TERMINAL14に送信する。
【0036】
ステップST14:
図3に示す端末装置TERMINAL14の制御回路35が、ステップST13で入力したコンピュータPC11_1のパスワードを照合する。
ステップST15:
制御回路35が、ステップST14でパスワードの照合で当該パスワードの正当性を確認すると、インタフェース33を介してPC14_1にログオン許可を通知する。
ステップST16:
制御回路35は、PC14_1のIPアドレスおよびステップST13で受信したユーザ名を図4に示すデータLOCAL_PC_LISTに追加する。
【0037】
〔第3の動作例〕
以下、端末装置TERMINAL14にログオンされたコンピュータPC11_1が、会議システム1に参加している、端末装置TERMINAL14以外の他の端末装置TERMINALのIPアドレスを取得する場合の動作例を説明する。
図10および図11は、当該動作例を説明するための図である。
ステップST20:
コンピュータPC11_1が接続されている端末装置TERMINAL14が、ネットワーク5を介して、会議システムの通信プロトコルにより、自らに接続された他の端末装置TERMINALのIPアドレスを取得し、そのリストを示す図4に示すデータREMOTE_HOST_LISTを生成する。
ステップST21:
ユーザによる操作部95の操作に応じて、PC14_1のCPU94が、インタフェース91を介して端末装置TERMINAL14にデータLOCAL_HOST_STATUSの要求を送信する。
ステップST22:
図3に示す端末装置TERMINAL14は、インタフェース33を介してステップST21の要求を受信すると、図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータLOCAL_HOST_STATUSを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
【0038】
ステップST23:
PC14_1は、ステップST22で図6に示すインタフェース91を介して端末装置TERMINAL14から受信したデータLOCAL_HOST_STATUSを、図7を用いて前述したデータALL_HOST_LISTに追加する。
ステップST24:
ユーザによる操作部95の操作に応じて、PC14_1のCPU94が、インタフェース91を介して端末装置TERMINAL14にデータREMOTE_HOST_LISTの要求を送信する。
ステップST25:
図3に示す端末装置TERMINAL14は、インタフェース33を介してステップST24の要求を受信すると、図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータREMOTE_HOST_LISTを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
ステップST26:
PC14_1のCPU94は、ステップST25で端末装置TERMINAL14から受信したデータREMOTE_HOST_LISTを、図6に示す表示部96に表示する。
【0039】
ステップST27:
PC14_1のCPU94は、ステップST25で端末装置TERMINAL14から受信したデータREMOTE_HOST_LIST内に記述されたIPアドレス、すなわち端末装置TERMINAL14が保持する他の端末装置TERMINALのIPアドレスを基に、当該端末装置TERMINAL14に、インタフェース91を介してデータLOCAL_HOST_STATUSの要求を送信する。
ステップST28:
ステップST27でコンピュータPC11_1からの要求を受けた端末装置TERMINAL14は、当該端末装置TERMINAL14の図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータLOCAL_HOST_STATUSを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
【0040】
ステップST29:
PC14_1は、ステップST28で図6に示すインタフェース91を介して端末装置TERMINAL14から受信したデータLOCAL_HOST_STATUSを、図7を用いて前述したデータALL_HOST_LISTに追加する。
ステップST30:
ユーザによる操作部95の操作に応じて、PC14_1のCPU94が、インタフェース91を介して、ステップST29で他の端末装置TERMINALのIPアドレスが追加された端末装置TERMINAL14にデータREMOTE_HOST_LISTの要求を送信する。
ステップST31:
ステップST30でコンピュータPC11_1からの要求を受信した端末装置TERMINAL14は、当該端末装置TERMINAL14の図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータREMOTE_HOST_LISTを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
ステップST32:
PC14_1のCPU94は、ステップST31で端末装置TERMINAL14から受信したデータREMOTE_HOST_LISTを、図6に示す表示部96に表示する。
PC14_1は、会議システム1に接続した全ての端末装置TERMINALのIPアドレスを取得するまで上述した処理を繰り返す。
【0041】
〔第4の動作例〕
以下、PC14_1が、上述した第3動作例で取得したデータALL_HOST_LISTを基に会議システム1を構成している端末装置TERMINALにログオンして、当該端末装置TERMINALにログオンしたPCのIPアドレス等を取得する場合の動作例を説明する。
図12は、当該動作例を説明するための図である。
ステップST41:
ユーザによる操作部95の操作に応じて、PC14_1のCPU94が、インタフェース91を介してログオンしている端末装置TERMINAL14にデータLOCAL_PC_LISTの要求を送信する。
ステップST42:
ステップST41で上記コンピュータPC11_1からの要求を受信した端末装置TERMINAL14は、図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータLOCAL_PC_LISTを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
ステップST43:
図6に示すPC14_1のCPU94は、ステップST42で受信したデータLOCAL_PC_LIST内のPCのIPアドレスおよびユーザ名を、図7を用いて説明したデータALL_PC_LIST内に追加する。
【0042】
ステップST44:
PC14_1のCPU94は、メモリ93に記憶されている図7に示すデータALL_PC_LISTにIPアドレスが示されている全ての端末装置TERMINALに、データLOCAL_PC_LISTの要求を送信する。
ステップST45:
ステップST41で上記要求を受信した端末装置TERMINALは、図3に示すメモリ32から、図4を用いて前述したデータLOCAL_PC_LISTを読み出し、これをインタフェース33を介してPC14_1に送信する。
ステップST46:
図6に示すPC14_1のCPU94は、ステップST45で受信したデータLOCAL_PC_LIST内のPCのIPアドレスおよびユーザ名を、図7を用いて説明したデータALL_PC_LIST内に追加する。
【0043】
〔第5の動作例〕
以下、PC14_1が、図7に示すデータALL_PC_LISTを基に、他のPC14_1と通信を行う場合の動作例を説明する。
図13は、当該動作例を説明するための図である。
ステップST51:
図6に示すPC14_1は、例えば、操作部95を介して入力されたユーザからの指示に応じて、メモリ93から読み出した図7に示すデータALL_PC_LIST内のユーザ名を表示部96に表示する。
そして、ユーザが、操作部95を操作して、通信を希望するユーザ名を選択する。
【0044】
ステップST52:
CPU94は、ステップST51で選択されたユーザ名に対応するIPアドレスをデータALL_PC_LISTから特定し、当該IPアドレスを基に、上述したtelnetなどの通信プロトコルで、ネットワークを介して、他のPCとコネクションを確立する。
ステップST53:
CPU94は、例えば、表示部96に表示しているデスクトップの画面などの画像データを、ステップST52でコネクションを確立したPCにインタフェース92を介して送信する。
ステップST54:
ステップST53でPC14_1から画像データを受信したPCは、その画像データに応じた画像をそのPCの表示部96に表示する。
【0045】
以下、図1に示すPC14_1が、会議システム1を構成する全ての端末装置TERMINALのIPアドレスおよびホスト名を取得するまでの具体的な手順を、図14を参照して説明する。
(1)PC14_1が、当該コンピュータPC11_1が接続されている端末装置TERMINAL14にログオンし、データLOCAL_HOST_STATUS(端末装置TERMINAL14のホスト名と状態)を取得する。
(2)PC14_1が、ログオンされた端末装置TERMINAL14からデータREMOTE_HOST_LIST(端末装置TERMINAL14の接続先のTERMINAL11のIPアドレス等)を取得する。
(3)PC14_1が、端末装置TERMINAL11にデータのLOCAL_HOST_STATUS(端末装置TERMINAL11のホスト名と状態)を要求し、これを取得する。
(4)PC14_1が、端末装置TERMINAL14の接続先の端末装置TERMINAL12,13,15,21のIPアドレスを含むデータREMOTE_HOST_LISTを端末装置TERMINAL11から取得する。
(5)PC14_1が、端末装置TERMINAL12に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL12のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(6)PC14_1が、端末装置TERMINAL13に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL13のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(7)PC14_1が、端末装置TERMINAL15に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL15のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(8)PC14_1が、ネットワークを介して端末装置TERMINAL14に接続されている端末装置TERMINAL21に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL21のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(9)PC14_1が、端末装置TERMINAL21に接続されている端末装置TERMINAL22,23,24,25のIPアドレスを含むデータREMOTE_HOST_LISTを端末装置TERMINAL21から取得する。
(10)PC14_1が、端末装置TERMINAL22に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL22のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(11)PC14_1が、端末装置TERMINAL23に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL23のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(12)PC14_1が、端末装置TERMINAL24に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL24のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
(13)PC14_1が、端末装置TERMINAL25に、データLOCAL_HOST_STATUS(TERMINAL25のホスト名とIPアドレス)を要求し、これを取得する。
【0046】
以上説明したように、会議システム1によれば、PC14_1等は、端末装置TERMINALに接続された他のPCのIPアドレスを容易に取得できる。
そのため、端末装置TERMINALのユーザ間で、端末装置TERMINAL間による画像および音声の授受の他に、会議システムの通信プロトコル以外のtelnetなどの通信プロトコルを基にPC間で通信ができ、端末装置TERMINAL同士の画像および音声情報の通信によるコミュニケーションに加えて、会議などのコミュニケーションをより効果的に行うことができる。
【0047】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
例えば、上述した実施形態では、第1の通信プログラムとして会議システムの通信プロトコルを例示し、第2の通信プロトコルとしてtelnetを例示したが、これらは相互に異なる通信プロトコルであれば特に限定されない。
【0048】
【発明の効果】
本発明によれば、第1の通信プロトコルを基に相互に通信を行う複数の第1の通信装置間のうち異なる前記第1の通信装置との間でデータ転送を行う複数の第2の通信装置が、第2の通信プロトコルを基に効率的に相互に通信を行うことを可能にする通信方法とそのシステム、通信装置とそのプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施形態に係わる会議システムの全体構成図である。
【図2】 図2は、図1に示す端末装置TERMINALに接続される機器を説明するための図である。
【図3】 図3は、図1に示す端末装置TERMINALの構成図である。
【図4】 図4は、図1に示す端末装置TERMINALが保持している情報を説明するための図である。
【図5】 図5は、図1に示す各端末装置TERMINALが保持している情報を説明するための図である。
【図6】 図6は、図1に示すPCの構成図である。
【図7】 図7は、図1に示すPCが保持している情報を説明するための図である。
【図8】 図8は、図1に示すPCが接続先の端末装置TERMINALを検索する場合の動作例を説明するための図である。
【図9】 以下、PC14_1が端末装置TERMINAL14にログオンする場合の動作例を説明する。
【図10】 図10は、図1に示すPCが、会議システムに参加している端末装置TERMINALのIPアドレスを取得する場合の動作例を説明するための図である。
【図11】 図11は、図1に示すPCが、会議システムに参加している端末装置TERMINALのIPアドレスを取得する場合の動作例を説明するための図10の続きの図である。
【図12】 図12は、図1に示すPCが、データALL_HOST_LISTを基に会議システムを構成している端末装置TERMINALにログオンして、当該端末装置TERMINALにログオンしたPCのIPアドレス等を取得する場合の動作例を説明するための図である。
【図13】 図13は、図1に示すPCが、ALL_PC_LISTを基に、他のPCと通信を行う場合の動作例を説明するための図である。
【図14】 図14は、図1に示すPCが、会議システムを構成する全ての端末装置TERMINALのIPアドスおよびホスト名を取得するまでの具体的な手順を説明するための図である。
【符号の説明】
PC11_1,11_2,12_1,12_213_1,13_2,14_1,21_1,21_2,22_1,22_2,23_1,23_2,24_1,24_2,25_1,25_2…コンピュータ TERMINAL11〜15,TERMINAL21_25…会議システムの端末装置、10…ディスプレイ、11…スピーカ、12…カメラ、13…マイク
Claims (4)
- 第1の通信プロトコルを用いてネットワークを介して相互に通信可能な複数のテレビジョン会議装置と、該複数のテレビジョン会議装置のそれぞれに通信路を介して接続された少なくとも1つのコンピュータとが第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して相互に通信可能に構成され、
1のテレビジョン会議装置に接続され、かつ、ログオンした1のコンピュータが、前記1のテレビジョン会議装置に対して、当該1のテレビジョン会議装置が前記ネットワークを介して接続されている他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求する第1の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が前記要求された他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報として、事前に当該1のテレビジョン会議装置に記憶された当該他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報、または、前記第1の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して前記他のテレビジョン会議装置の1つから取得した識別情報を、前記1のコンピュータに送信する第2の工程と、
前記第1の工程の処理と前記第2の工程の処理を、他の残りの複数のテレビジョン会議装置について反復して行う第3の工程と、
前記1のコンピュータが、前記取得した識別情報に基づいて前記他のテレビジョン会議装置の1にログオンされている他の1のコンピュータのアドレスを取得する第4の工程と、
前記1のコンピュータが前記アドレスを取得した他の1のコンピュータと前記第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介した接続の確立を行う第5の工程と、
前記接続が確立した前記1のコンピュータと前記他の1のコンピュータとが前記ネットワークを介して通信を行う第6の工程と、
を有する、
通信方法。 - 前記1のコンピュータと、前記他のテレビジョン会議装置とは、前記第1の工程の処理に先立ち、
前記1のコンピュータが、当該1のコンピュータが接続されている前記1のテレビジョン会議装置に識別情報の検索要求を出力する第7の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記検索要求に応じて、当該1のテレビジョン会議装置の識別情報を前記1のコンピュータに送信する第8の工程と、
前記1のコンピュータが、前記識別情報を基に前記1のテレビジョン会議装置にログオンを要求する第9の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記1のコンピュータのパスワードを要求する第10の工程と、
前記1のコンピュータが前記要求に応じて少なくとも自己のパスワードを前記1のテレビジョン会議装置に送信する第11の工程と、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記送信されたパスワードが正当な場合前記1のコンピュータのログオンを許可する第12の工程と、
を行う、
請求項1に記載の通信方法。 - 第1の通信プロトコルを用いてネットワークを介して相互に通信可能な複数のテレビジョン会議装置と、該複数のテレビジョン会議装置のそれぞれに通信路を介して接続された少なくとも1つのコンピュータとが第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して相互に通信可能に構成されている通信システムであり、
1のテレビジョン会議装置にログオンした1のコンピュータが、前記1のテレビジョン会議装置に対して、当該1のテレビジョン会議装置が前記ネットワークを介して接続されている他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求し、
前記1のテレビジョン会議装置が前記要求された他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報として、事前に当該1のテレビジョン会議装置に記憶された当該他のテレビジョン会議装置の1つの識別情報、または、前記第1の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介して前記他のテレビジョン会議装置の1つから取得した識別情報を、前記1のコンピュータに送信し、
前記1のコンピュータが前記他のテレビジョン会議装置の識別情報を要求する処理と、前記1のテレビジョン会議装置が当該要求に応じて、他の残りの複数のテレビジョン会議装置についての識別情報の取得処理を反復して行い、
前記1のコンピュータが、前記取得した識別情報を基に、前記他のテレビジョン会議装置の1のテレビジョン会議装置にログオンされている他の1のコンピュータのアドレスを取得し、
前記1のコンピュータが前記他の1のコンピュータと前記第2の通信プロトコルを用いて前記ネットワークを介した接続の確立を行い、
前記接続が確立した前記1のコンピュータと前記他の1のコンピュータとが前記ネットワークを介して通信を行う、
通信システム。 - 前記1のコンピュータと、前記他のテレビジョン会議装置とは、前記処理に先立ち、
前記1のコンピュータが、当該1のコンピュータが接続されている前記1のテレビジョン会議装置に識別情報の検索要求を出力し、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記検索要求に応じて、当該1のテレビジョン会議装置の識別情報を前記1のコンピュータに送信し、
前記1のコンピュータが、前記識別情報を基に前記1のテレビジョン会議装置にログオンを要求し、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記1のコンピュータのパスワードを要求し、
前記1のコンピュータが前記要求に応じて少なくとも自己のパスワードを前記1のテレビジョン会議装置に送信し、
前記1のテレビジョン会議装置が、前記送信されたパスワードが正当な場合前記1のコンピュータのログオンを許可する、
請求項3に記載の通信システム。
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