JP2000270308A - 分散マルチポイントテレビ会議システムおよび分散マルチポイントテレビ会議構築方法 - Google Patents

分散マルチポイントテレビ会議システムおよび分散マルチポイントテレビ会議構築方法

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JP2000270308A
JP2000270308A JP11074510A JP7451099A JP2000270308A JP 2000270308 A JP2000270308 A JP 2000270308A JP 11074510 A JP11074510 A JP 11074510A JP 7451099 A JP7451099 A JP 7451099A JP 2000270308 A JP2000270308 A JP 2000270308A
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distributed multipoint
conference
distributed
videophone
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Toru Ogino
徹 荻野
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NEC Corp
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、相手のアドレス情報があればいつ
でも広範囲な地点の複数の相手とのテレビ会議を設定で
きる分散マルチポイントテレビ会議システムおよび分散
マルチポイントテレビ会議構築方法を提供することを課
題とする。 【解決手段】 テレビ電話の規格に対応したテレビ電話
端末に電話回線網を介して接続するTCP/IPインタ
フェース部と、テレビ電話規格に対応したテレビ電話端
末から受信した映像/音声信号をプロトコル変換してイ
ンターネット上に送信する映像/音声信号処理部と、収
容対象の加入者のアカウント名および/または電話番号
をデータとして保持する加入者データベースと、通信の
確立・保持・切断のための所定の手順に従ってテレビ電
話端末、映像/音声信号処理部、モデムおよびTCP/
IPインタフェース部を制御するシステム制御部とを備
えた分散マルチポイント会議サーバーとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散マルチポイン
トテレビ会議技術に係り、特に相手のアドレス情報があ
ればいつでも広範囲な地点の複数の相手とのテレビ会議
を設定できる分散マルチポイントテレビ会議システムお
よび分散マルチポイントテレビ会議構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はマルチロケーション会議サーバー
を用いた従来のマルチロケーション会議システムの構成
図である。図5において、マルチロケーション会議サー
バー(以下MCS)は、ITU−T(国際無線通信諮問
委員会)によるISDN(Integrated Se
rvice Digital Network)を用い
たテレビ電話システムの規格であるH.320に対応し
た収容端末からの発呼を受信、または各収容端末に発呼
し、テレビ会議を可能にする。図5では、H.320に
対応した収容端末としてのH.320対応汎用テレビ電
話端末が地点Aに設置されDSU(Digital S
ervice Unit:ディジタル回線用の回線終端
装置)を介してISDNに接続され、カメラやマイクが
接続されたH.320対応パーソナルコンピュータ(以
下PC)が地点Bに設置されTA(Terminal
Adapter:端末アダプタ)を介してISDNに接
続され、カメラやマイクが接続されたH.320対応P
Cが地点Xに設置されTAを介してISDNに接続され
た例を示している。各収容端末には、収容端末からMC
Sを呼び出す「ダイアルイン方式」と、MCSから収容
端末を呼び出す「ダイアルアウト方式」の2方式が設定
されている。またMCS側で会議を設定し、収容/未収
容に関わらず収容端末からの発信を受け付け、会議にエ
ントリーすることもできる。このような従来技術として
は、例えば、特開平5−22321号公報に記載のもの
がある。すなわち、特開平5−22321号公報に記載
の従来技術は、通信フレームを伝送するディジタル通信
路と、ディジタル通信路によってリング状に接続された
複数のテレビ電話・会議端末とを有し、テレビ電話・会
議端末は、複数のテレビ電話・会議端末と複数のテレビ
電話・会議端末間を接続するディジタル通信路によって
構成されるループを、通信フレームが周回するように、
受信した通信フレームをループ上、下流に位置するテレ
ビ電話・会議端末に中継する中継手段と、中継手段が中
継する通信フレームに、発生したテレビ電話・会議用デ
ータを格納することにより、ループ上の他のテレビ電話
・会議端末に発生したテレビ電話・会議用データを伝え
る送信手段と、中継手段が中継する通信フレームから、
先に自テレビ電話・会議端末の送信手段が格納し、ルー
プを周回してきたテレビ電話・会議用データを取り除く
キャンセル手段とを有する。このような多地点テレビ会
議システムでは、テレビ電話・会議端末は、複数のテレ
ビ電話・会議端末と複数のテレビ電話・会議端末間を接
続するディジタル通信路によって構成されるループを、
通信フレームについて周回させる。そして、各端末は、
中継する通信フレームに発生したテレビ電話・会議用デ
ータを格納することにより、ループ上の他のテレビ電話
・会議端末に発生したテレビ電話・会議用データを伝え
る。また、ループを周回してきた通信フレームから、先
に自身が発信したテレビ電話・会議用データを取り除く
ことにより、テレビ電話・会議用データ2重の送信や、
不要なテレビ電話・会議用データの蓄積を排除する。こ
れにより、MCUを必要とせずに、多地点テレビ会議に
参加する端末のみで多地点テレビ会議を実現できる多地
点テレビ会議システムを提供することができることが開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のMCSには以下に掲げる問題点があった。第1の課
題は、ダイアルアウト方式の端末(着信する側の端末)
を設定する必要があるため、設定のされていない端末ま
たは収容されていない端末を含む複数の端末に対して発
呼ができないということである。また第2の課題は、端
末の接続方法がISDNでの接続に限定されているた
め、収容する端末の地域がISDNで直接接続可能な地
域に限定されてしまうことである。そして第3の課題
は、一つのMCSで集中管理するため海外など遙か遠い
場所にある端末が収容されている場合、通信費がかかり
すぎるということである。
【0004】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、相手のアドレス情
報があればいつでも広範囲な地点の複数の相手とのテレ
ビ会議を設定できる分散マルチポイントテレビ会議シス
テムおよび分散マルチポイントテレビ会議構築方法を提
供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の要旨は、相手のアドレス情報があればいつでも広範囲
な地点の複数の相手とのテレビ会議を設定できる分散マ
ルチポイントテレビ会議システムであって、インターネ
ットを介してアクセス可能であってITU−Tで決めら
れた通常の電話回線網上でのテレビ電話の規格に対応し
たテレビ電話端末に電話回線網を介して接続するTCP
/IPインタフェース部と、前記テレビ電話規格に対応
したテレビ電話端末から受信した映像/音声信号をプロ
トコル変換して前記インターネット上に送信する映像/
音声信号処理部と、収容対象の加入者のアカウント名お
よび/または電話番号をデータとして保持する加入者デ
ータベースと、通信の確立・保持・切断のための所定の
手順に従って前記テレビ電話規格に対応したテレビ電話
端末、前記映像/音声信号処理部、モデムおよび前記T
CP/IPインタフェース部を制御するシステム制御部
とを備えた分散マルチポイント会議サーバーと、前記分
散マルチポイント会議サーバーの前記TCP/IPイン
タフェース部に接続された前記インターネットと、前記
分散マルチポイント会議サーバーと前記テレビ電話規格
に対応したテレビ電話端末との間に介在する前記電話回
線網とを有することを特徴とする分散マルチポイントテ
レビ会議システムに存する。また本発明の請求項2に記
載の要旨は、前記映像/音声信号処理部は、他の複数の
前記分散マルチポイント会議サーバーから受信した映像
/音声信号を受信できる形に合成するように構成されて
いることを特徴とする請求項1に記載の分散マルチポイ
ントテレビ会議システムに存する。また本発明の請求項
3に記載の要旨は、前記映像/音声信号処理部は、他の
複数の前記分散マルチポイント会議サーバーから受信し
た映像/音声信号を受信できる形に合成する際、前記他
の複数の分散マルチポイント会議サーバーからの複数の
画面・複数のチャンネルの音声を前記テレビ電話規格に
基づいた1画面・1チャンネル音声に変換するように構
成されていることを特徴とする請求項2に記載の分散マ
ルチポイントテレビ会議システムに存する。また本発明
の請求項4に記載の要旨は、前記インターネットを介し
てアクセス可能であって、前記複数の分散マルチポイン
ト会議サーバー間の接続を行うとともに、前記テレビ電
話規格に対応したテレビ電話端末に当該電話回線網を介
して接続するように構成されていることを特徴とする請
求項1に記載の分散マルチポイントテレビ会議システム
に存する。また本発明の請求項5に記載の要旨は、発呼
側の加入者が発呼側の前記テレビ電話規格に対応したテ
レビ電話端末から発呼側の前記分散マルチポイント会議
サーバーに前記電話回線網で接続し、着呼側の分散マル
チポイント会議サーバーと接続後、発呼側の前記テレビ
電話規格に対応したテレビ電話端末が、前記着呼側の分
散マルチポイント会議サーバーのアドレス情報を前記発
呼側の分散マルチポイント会議サーバーに送信し、前記
発呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、前記着呼
側アドレス情報からドメイン名を取得し、ドメイン名か
ら前記着呼側の分散マルチポイント会議サーバーのIP
アドレスを取得し、前記発呼側の分散マルチポイント会
議サーバーが、全着信先の前記アドレス情報および発呼
側の前記IPアドレスの指示する接続要求信号を前記着
呼側の分散マルチポイント会議サーバーに送信し、前記
着呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、自局の前
記加入者データベースを参照してアカウントに対応する
電話番号を取得し、前記着呼側の分散マルチポイント会
議サーバーが、前記取得した電話番号の宛先に前記電話
回線網で接続し前記発呼側の前記テレビ電話規格に対応
したテレビ電話端末から所定の応答を待って接続応答信
号を前記発呼側の分散マルチポイント会議サーバーに返
信するように構成されていることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の分散マルチポイントテレ
ビ会議システムに存する。また本発明の請求項6に記載
の要旨は、相手のアドレス情報があればいつでも広範囲
な地点の複数の相手とのテレビ会議を設定できる分散マ
ルチポイントテレビ会議構築方法であって、インターネ
ットを介してアクセス可能であってITU−Tで決めら
れた通常の電話回線網上でのテレビ電話の規格に対応し
たテレビ電話端末に電話回線網を介して接続するTCP
/IPインタフェース工程と、前記テレビ電話規格に対
応したテレビ電話端末から受信した映像/音声信号をプ
ロトコル変換して前記インターネット上に送信する映像
/音声信号処理工程と、収容対象の加入者のアカウント
名および/または電話番号をデータとして保持する加入
者データ蓄積工程と、通信の確立・保持・切断のための
所定の手順に従って前記テレビ電話規格に対応したテレ
ビ電話端末、前記映像/音声信号処理工程、モデムおよ
び前記TCP/IPインタフェース工程を制御するシス
テム制御工程とを備えた分散マルチポイント会議制御工
程を有することを特徴とする分散マルチポイントテレビ
会議構築方法に存する。また本発明の請求項7に記載の
要旨は、前記映像/音声信号処理工程は、他の複数の前
記分散マルチポイント会議制御工程から受信した映像/
音声信号を受信できる形に合成する工程を含むことを特
徴とする請求項6に記載の分散マルチポイントテレビ会
議構築方法に存する。また本発明の請求項8に記載の要
旨は、前記映像/音声信号処理工程は、他の複数の前記
分散マルチポイント会議制御工程から受信した映像/音
声信号を受信できる形に合成する際、前記他の複数の分
散マルチポイント会議制御工程からの複数の画面・複数
のチャンネルの音声を前記テレビ電話規格に基づいた1
画面・1チャンネル音声に変換する工程を含むことを特
徴とする請求項7に記載の分散マルチポイントテレビ会
議構築方法に存する。また本発明の請求項9に記載の要
旨は、前記インターネットを介してアクセス可能であっ
て、前記複数の分散マルチポイント会議制御工程間の接
続を行うとともに、前記テレビ電話規格に対応したテレ
ビ電話端末に当該電話回線網を介して接続する工程を含
むことを特徴とする請求項6に記載の分散マルチポイン
トテレビ会議構築方法に存する。また本発明の請求項1
0に記載の要旨は、発呼側の加入者が発呼側の前記テレ
ビ電話規格に対応したテレビ電話端末から発呼側の前記
分散マルチポイント会議制御工程に前記電話回線網で接
続する工程と、着呼側の分散マルチポイント会議制御工
程とのアクセス成立後、発呼側の前記テレビ電話規格に
対応したテレビ電話端末が、前記着呼側の分散マルチポ
イント会議制御工程のアドレス情報を前記発呼側の分散
マルチポイント会議制御工程に送信する工程と、前記発
呼側の分散マルチポイント会議制御工程が、前記着呼側
アドレス情報からドメイン名を取得しドメイン名から前
記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程のIPアド
レスを取得する工程と、前記発呼側の分散マルチポイン
ト会議制御工程が、全着信先の前記アドレス情報および
発呼側の前記IPアドレスの指示する接続要求信号を前
記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程に送信する
工程と、前記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程
が、自局の前記加入者データ蓄積工程を参照してアカウ
ントに対応する電話番号を取得する工程と、前記着呼側
の分散マルチポイント会議制御工程が、前記取得した電
話番号の宛先に前記電話回線網で接続し前記発呼側の前
記テレビ電話規格に対応したテレビ電話端末から所定の
応答を待って接続応答信号を前記発呼側の分散マルチポ
イント会議制御工程に返信する工程とを含むことを特徴
とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の分散マル
チポイントテレビ会議構築方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施形態の特徴は、
アナログ電話回線網やISDN(Integrated
Service Digital Network)
回線に接続された現用のテレビ電話端末、またはISD
Nを用いたテレビ電話システムの規格であるH.320
あるいはH.324端末を用いて、大容量化されたイン
ターネット70を通し、前もって分散マルチポイント会
議サーバーの設定をすること無く、多地点および/また
は広範囲の複数の相手とのテレビ会議を実現できること
にある。以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0007】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態にかかる分散マルチポイントテレビ会議システムを
説明するための機能ブロック図である。図1を参照する
と、分散マルチポイント会議サーバー100は、映像/
音声信号処理部10、映像/音声信号処理部10に接続
されているシステム制御部20、システム制御部20に
接続されている加入者データベース30、映像/音声信
号処理部10、システム制御部20およびインターネッ
ト70に接続されインターネット70に対するインタフ
ェースを備えたTCP/IPインタフェース部40、シ
ステム制御部20および電話回線網60に接続され電話
回線網60に対するインタフェースを備えたモデム50
A,…,50Nを備えている。
【0008】電話回線網60には、H.324に対応し
たテレビ電話端末としてのH.324端末(例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下H.324対応PC))8
0が接続されている。H.324対応PC80にはテレ
ビ会議に使用可能なカメラやマイクが接続されている。
【0009】TCP/IPインタフェース部40は、イ
ンターネット70を介して、複数の分散マルチポイント
会議サーバー100間の接続を行う。また電話回線網6
0を介して、H.324に対応したテレビ電話端末とし
てのH.324対応PC80に接続する。ここで、H.
324とは、ITU−T(国際無線通信諮問委員会)で
決められた通常の電話回線網上でのテレビ電話の規格で
ある。
【0010】映像/音声信号処理部10は、H.324
対応PC80から受信した映像/音声信号をプロトコル
変換し、インターネット70上の他の分散マルチポイン
ト会議サーバー(不図示)に送信する。また、他の複数
の分散マルチポイント会議サーバー(不図示)から受信
した映像/音声信号をパーソナルコンピュータで受信で
きる形に合成する。この際、他の分散マルチポイント会
議サーバー(不図示)からの複数の画面・複数のチャン
ネルの音声をH.324に基づいた1画面・1チャンネ
ル音声に変換する。
【0011】加入者データベース30には分散マルチポ
イント会議サーバー100が収容する加入者のアカウン
ト名、および電話番号がデータとして保持されている。
【0012】システム制御部20は、通信の確立・保持
・切断のための手順に従って、他の分散マルチポイント
会議サーバー(不図示)およびH.324対応PC80
と制御信号をやりとりする。また、通信を確立・切断・
保持するための手順に従い、映像/音声信号処理部1
0、モデム50A,…,50N、TCP/IPインタフ
ェース部40を制御する。
【0013】このような分散マルチポイント会議サーバ
ー100では、発呼側のH.324対応PC80で複数
の相手を指定し、指定された相手は着呼先の分散マルチ
ポイント会議サーバー100から電話回線網60を通し
て着信するため、分散マルチポイント会議サーバー10
0への接続手段があるH.324対応PC80となら、
システム中央での設定値等を前もって用意することもな
く、世界中のどの相手とのテレビ会議も設定することが
できる。
【0014】図2は図1の分散マルチポイント会議サー
バー100を用いたマルチポイント会議サーバーシステ
ムの構築例を示している。図2において、インターネッ
ト70のプロバイダおよび電話会社200は、図2に示
す加入者宅A,Bのそれぞれに分散マルチポイント会議
サーバー100A,100B(DMCS(A),DMC
S(B))へのアクセスを提供する。加入者宅A,Bの
それぞれは、インターネット70のプロバイダまたは電
話会社200に通常の電話回線網60を用いてアクセス
する。一方、図2に示す事業所Cは、事業所Cの中に分
散マルチポイント会議サーバー100C(DMCS
(C))を有し、インターネット70へ直接アクセスす
る。また、加入者宅A,Bが加入する分散マルチポイン
ト会議サーバー100A,100B(DMCS(A),
DMCS(B))にインターネット70を通じて着信要
求があった場合、分散マルチポイント会議サーバー10
0A,100B(DMCS(A),DMCS(B))は
加入者宅A,Bに発呼し、電話回線網60、インターネ
ット70を接続する。加入者宅A,Bのそれぞれはアド
レスを持っており、このアドレスはインターネットメー
ルと同様に、”アカウント@ドメイン名”のように、分
散マルチポイント会議サーバー100A,100B(D
MCS(A),DMCS(B))および収容された相手
加入者が特定できるアドレス形態で表現されている。
【0015】例えば、図2に示すように、インターネッ
ト70のプロバイダのドメインのアドレスはab.c
d.ne.jp、加入者宅A(H.324対応PC80
A)のアドレスはAAA@ab.cd.ne.jp、電
話会社200のドメインのアドレスはef.gh.ne
t、加入者宅B(H.324対応PC80B)のアドレ
スはBBB@ef.gh.net、事業所Cのドメイン
のアドレスはhi.jk.com、事業所CのH.32
4対応PC80CのアドレスはBBB@hi.jk.c
omである。
【0016】なお、本実施の形態では、事業所C内のイ
ンフラとして、構内交換機PBXによる構内交換網を利
用したが、分散マルチポイント会議サーバー100のイ
ンタフェースを変更して構内LAN上に直接H.324
対応PCを配置してもよい。その場合、H.323の利
用ができる。ただし、H.323とは、LANなどのパ
ケット網に対応した会議システムのITU−Tによる規
格である。
【0017】次に図2のマルチポイント会議サーバーシ
ステムにおいて、テレビ会議の呼が成立するまでのプロ
セスを例として、その動作を図3に示すタイムチャート
を使用して説明する。図3は本発明の第1実施形態にか
かる分散マルチポイントテレビ会議構築方法(分散マル
チポイントテレビ会議システムの動作)を説明するため
のタイムチャートである。以下、(A)を発呼側、
(B)および(C)を着呼側として説明を進める。
【0018】図2のH.324対応PC80A,H.3
24対応PC80B、H.324対応PC80Cのそれ
ぞれは、図3の発呼側PC(A)、着呼側PC(B)、
着呼側PC(C)に対応する。同様に、図2の分散マル
チポイント会議サーバー100A(DMCS(A)),
100B(DMCS(B)),100C(DMCS
(C))のそれぞれは、図3の発呼側DMCS(A)、
着呼側DMCS(B)、着呼側DMCS(C)に対応す
る。また、図3に示す(a)は電話回線網60の接続の
動作、(b)はアドレス情報送信の動作、(c)はIP
アドレス取得の動作、(d)は接続要求信号の動作、
(e)は着呼端末の電話番号取得の動作、(f)は電話
回線網60の接続の動作、(g)は接続応答信号の動
作、(h)は電話回線網60上の動画・音声リンクの動
作、(i)はインターネット70上の動画・音声リンク
の動作を示している。
【0019】まず、加入者宅AがH.324対応PC8
0A(発呼側PC(A))から分散マルチポイント会議
サーバー100A(発呼側DMCS(A))に電話回線
網60で接続する(図3の(a)参照)。この際、H.
324対応PC80A(発呼側PC(A))に着呼先を
指定しておく必要がある。
【0020】分散マルチポイント会議サーバー100B
(着呼側DMCS(B))および分散マルチポイント会
議サーバー100C(着呼側DMCS(C))と接続
後、H.324対応PC80A(発呼側PC(A))
は、分散マルチポイント会議サーバー100B(着呼側
DMCS(B))および分散マルチポイント会議サーバ
ー100C(着呼側DMCS(C))のアドレス情報を
分散マルチポイント会議サーバー100A(発呼側DM
CS(A))に送信する(図3の(b)参照)。
【0021】分散マルチポイント会議サーバー100A
(発呼側DMCS(A))は、着呼側アドレス情報から
ドメイン名を取得し、ドメイン名から分散マルチポイン
ト会議サーバー100A(発呼側DMCS(A))のI
Pアドレスを取得する(図3の(c)参照)。
【0022】次に、分散マルチポイント会議サーバー1
00A(発呼側DMCS(A))は、分散マルチポイン
ト会議サーバー100B(着呼側DMCS(B))およ
び分散マルチポイント会議サーバー100C(着呼側D
MCS(C))に対し、接続要求信号を送信する。接続
要求信号には、全着信先のアドレス情報および発呼側の
IPアドレスが載る(図3の(d)参照)。
【0023】分散マルチポイント会議サーバー100B
(着呼側DMCS(B))および分散マルチポイント会
議サーバー100C(着呼側DMCS(C))は、自局
の加入者データベース30を参照し、アカウントに対応
する電話番号を取得する。(図3の(e)参照)。
【0024】分散マルチポイント会議サーバー100B
(着呼側DMCS(B))および分散マルチポイント会
議サーバー100C(着呼側DMCS(C))は、取得
した電話番号の宛先にインターネット70で接続する
(図3の(f)参照)。H.324対応PC80B(発
呼側PC(B))およびH.324対応PC80C(発
呼側PC(C))からしかるべき応答があれば、接続応
答信号を分散マルチポイント会議サーバー100A(発
呼側DMCS(A))に返信する(図3の(g)参
照)。
【0025】以上の情報を基に、電話回線網60上の動
画・音声リンク(図3の(h)参照)およびインターネ
ット70上の動画・音声(図3の(i)参照)のリンク
が張られ、インターネット70と電話回線網60を通し
た多地点でのテレビ電話での通信が実現される。
【0026】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果
は、発呼側のH.324対応PC80で複数の相手を指
定し、指定された相手は着信先分散マルチポイント会議
サーバー100から電話回線網60を通して着信するた
め、分散マルチポイント会議サーバー100への接続手
段があるH.324端末80となら、システム中央での
設定値等を前もって用意することもなく、世界中の複数
のどの相手とのテレビ会議も設定することができること
である。また第2の効果は、インターネット70上に分
散マルチポイント会議サーバー100を分散させて配置
させているので、テレビ会議システムを長距離で利用す
る場合に設備投資を少なくできることである。また第3
の効果は、大容量の幹線、小容量の端末線の環境での利
用を前提にしているので、基幹インフラが大容量化し、
家庭までの通信回線の拡大が遅れている段階において、
旧来の電話回線網60、および基幹インフラの大リソー
スを有効活用できることである。また第4の効果はダイ
アルアップで分散マルチポイント会議サーバー100に
接続し、インターネット70経由で通信を行うので、海
外など、遠距離にいる複数の相手とのテレビ会議の通信
にかかる料金を抑えることができることである。そして
第5の効果は、他の分散マルチポイント会議サーバー
(分散マルチポイント会議サーバー100B(着呼側D
MCS(B))や分散マルチポイント会議サーバー10
0C(着呼側DMCS(C))が収容する各端末からの
映像・音声のデータを、自分散マルチポイント会議サー
バー100が収容する端末の持つ通信容量の映像・音声
のデータに分散マルチポイント会議サーバー100上で
変換し、端末に送信しているため、加入者宅A,Bはテ
レビ電話システムをH.324対応PC80上に用意す
るのみで複数の相手とのテレビ会議を実現でき、複数加
入者テレビ会議システム全体を購入する必要が無くなる
ため、加入者宅A,Bの設備負担が少なくできることで
ある。
【0027】(第2実施形態)本発明の他の実施の形態
は、その基本的構成は第1実施形態の通りであるが、加
入者端末および加入者端末までの回線についてさらに工
夫している。その構成を図4に示す。図4は本発明の第
2実施形態にかかる分散マルチポイントテレビ会議シス
テムの構築例を示している。
【0028】図4において、加入者宅AのH.320端
末として、前述のモデム50A,…,50Nを利用した
H.324対応PC80に代えて、ISDN(Inte
grated Service Digital Ne
twork)回線90を利用したH.320勧告に基づ
いた汎用のテレビ電話端末(H.320対応汎用テレビ
電話端末)92を用いている。ここで、H.320と
は、ITU−TによるISDN回線90を用いたテレビ
電話システムの規格である。H.320対応汎用テレビ
電話端末92は、DSU(Digital Servi
ce Unit:ディジタル回線用の回線終端装置)を
介してISDN回線90に接続されている。一方、加入
者宅BのH.320端末であるH.320対応PC80
B’は、TA(Terminal Adapter:端
末アダプタ)を介してISDN回線90に接続されてい
る。また分散マルチポイント会議サーバー100A(D
MCS(A)),100B(DMCS(B))のそれぞ
れは、ISDN回線90およびインターネット70に接
続され、分散マルチポイント会議サーバー100C(D
MCS(C))は、事業所C内に敷設されたLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)およびインターネット70
に接続されている。事業所C内のH.324端末である
H.324対応PC80Cは構内交換機PBXを介して
LANに接続されている。このようにH.320対応汎
用テレビ電話端末92を利用した場合、分散マルチポイ
ント会議サーバー100には着信専用端末として登録
し、この端末からの発信は行わない。
【0029】本実施の形態では、ISDN回線90経由
での加入者宅A,Bも許容するので、加入者宅AはH.
320対応汎用テレビ電話端末92、80B’を利用す
ることができ、受信専用としてはH.324対応PC8
0が不要になるという効果が得られる。本実施の形態で
は、H.320対応汎用テレビ電話端末92は、ターミ
ナルアダプタ(TA)およびH.320対応PC80
B’で構成してもよい(図4の加入者宅B参照)。この
場合、基本構成と同様の発着信端末として利用できる。
【0030】本構成において、インターネット70への
アクセスが常に可能なIP網上のH.324対応PC8
0Cを用いる場合は、IP網上のH.324対応PC8
0Cから直接分散マルチポイント会議サーバー100C
(DMCS(C))にアクセスすることができる。この
場合、H.323の規格に従ってPC80C−分散マル
チポイント会議サーバー100C(DMCS(C))間
の通信を行うことができ、ダイアルアップの動作が不要
になる。ただし、H.323とは、ITU−TによるL
ANなどのパケット網上でのテレビ電話システムの規格
である。
【0031】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また上記構成部
材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、
本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にするこ
とができる。また、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、発呼側
のH.320対応パーソナルコンピュータで複数の相手
を指定し、指定された相手は着信先の分散マルチポイン
ト会議サーバーから電話回線網を通して着信するため、
分散マルチポイント会議サーバーへの接続手段がある
H.324端末となら、システム中央での設定値等を前
もって用意することもなく、世界中の複数のどの相手と
のテレビ会議も設定することができることである。また
第2の効果は、インターネット上に分散マルチポイント
会議サーバーを分散させて配置させているので、テレビ
会議システムを長距離で利用する場合に設備投資を少な
くできることである。また第3の効果は、大容量の幹
線、小容量の端末線の環境での利用を前提にしているの
で、基幹インフラが大容量化し、家庭までの通信回線の
拡大が遅れている段階において、旧来の電話回線網、お
よび基幹インフラの大リソースを有効活用できることで
ある。また第4の効果はダイアルアップで分散マルチポ
イント会議サーバーに接続し、インターネット経由で通
信を行うので、海外など、遠距離にいる複数の相手との
テレビ会議の通信にかかる料金を抑えることができるこ
とである。そして第5の効果は、他の分散マルチポイン
ト会議サーバーが収容する各端末からの映像・音声のデ
ータを、自分散マルチポイント会議サーバーが収容する
端末の持つ通信容量の映像・音声のデータに分散マルチ
ポイント会議サーバー上で変換し、端末に送信している
ため、加入者宅はテレビ電話システムをH.320対応
パーソナルコンピュータ上に用意するのみで複数の相手
とのテレビ会議を実現でき、複数加入者テレビ会議シス
テム全体を購入する必要が無くなるため、加入者宅の設
備負担が少なくできることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる分散マルチポイ
ントテレビ会議システムを説明するための機能ブロック
図である。
【図2】図1の分散マルチポイント会議サーバーを用い
たマルチポイント会議サーバーシステムの構築例を示し
ている。
【図3】本発明の第1実施形態にかかる分散マルチポイ
ントテレビ会議構築方法を説明するためのタイムチャー
トである。
【図4】図4は本発明の第2実施形態にかかる分散マル
チポイントテレビ会議システムの構築例を示している。
【図5】マルチロケーション会議サーバーを用いた従来
のマルチロケーション会議システムの構成図である。
【符号の説明】
10…映像/音声信号処理部 20…システム制御部 30…加入者データベース 40…TCP/IPインタフェース部 50A,…,50N…モデム 60…電話回線網 70…インターネット 80,80A,80B,80C…H.324端末(パー
ソナルコンピュータ)90…ISDN回線 80B’、92…H.320端末(H.320対応汎用
テレビ電話端末) 100,100A,100B,100C…分散マルチポ
イント会議サーバー(DMCS) 200…電話会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA02 AB04 AC20 AD01 AD08 AD16 5K015 JA01 5K030 GA05 HB02 HC01 HD09 KA01 KA04 KA07 LB15 LD08 LE02 5K101 KK04 9A001 CC02 JJ23 JJ25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手のアドレス情報があればいつでも広
    範囲な地点の複数の相手とのテレビ会議を設定できる分
    散マルチポイントテレビ会議システムであって、 インターネットを介してアクセス可能であってITU−
    Tで決められた通常の電話回線網上でのテレビ電話の規
    格に対応したテレビ電話端末に電話回線網を介して接続
    するTCP/IPインタフェース部と、前記テレビ電話
    規格に対応したテレビ電話端末から受信した映像/音声
    信号をプロトコル変換して前記インターネット上に送信
    する映像/音声信号処理部と、収容対象の加入者のアカ
    ウント名および/または電話番号をデータとして保持す
    る加入者データベースと、通信の確立・保持・切断のた
    めの所定の手順に従って前記テレビ電話規格に対応した
    テレビ電話端末、前記映像/音声信号処理部、モデムお
    よび前記TCP/IPインタフェース部を制御するシス
    テム制御部とを備えた分散マルチポイント会議サーバー
    と、 前記分散マルチポイント会議サーバーの前記TCP/I
    Pインタフェース部に接続された前記インターネット
    と、 前記分散マルチポイント会議サーバーと前記テレビ電話
    規格に対応したテレビ電話端末との間に介在する前記電
    話回線網とを有することを特徴とする分散マルチポイン
    トテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】 前記映像/音声信号処理部は、他の複数
    の前記分散マルチポイント会議サーバーから受信した映
    像/音声信号を受信できる形に合成するように構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の分散マルチポ
    イントテレビ会議システム。
  3. 【請求項3】 前記映像/音声信号処理部は、他の複数
    の前記分散マルチポイント会議サーバーから受信した映
    像/音声信号を受信できる形に合成する際、前記他の複
    数の分散マルチポイント会議サーバーからの複数の画面
    ・複数のチャンネルの音声を前記テレビ電話規格に基づ
    いた1画面・1チャンネル音声に変換するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載の分散マルチ
    ポイントテレビ会議システム。
  4. 【請求項4】 前記インターネットを介してアクセス可
    能であって、前記複数の分散マルチポイント会議サーバ
    ー間の接続を行うとともに、前記テレビ電話規格に対応
    したテレビ電話端末に当該電話回線網を介して接続する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の分散マルチポイントテレビ会議システム。
  5. 【請求項5】 発呼側の加入者が発呼側の前記テレビ電
    話規格に対応したテレビ電話端末から発呼側の前記分散
    マルチポイント会議サーバーに前記電話回線網で接続
    し、 着呼側の分散マルチポイント会議サーバーと接続後、発
    呼側の前記テレビ電話規格に対応したテレビ電話端末
    が、前記着呼側の分散マルチポイント会議サーバーのア
    ドレス情報を前記発呼側の分散マルチポイント会議サー
    バーに送信し、 前記発呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、前記
    着呼側アドレス情報からドメイン名を取得し、ドメイン
    名から前記着呼側の分散マルチポイント会議サーバーの
    IPアドレスを取得し、 前記発呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、全着
    信先の前記アドレス情報および発呼側の前記IPアドレ
    スの指示する接続要求信号を前記着呼側の分散マルチポ
    イント会議サーバーに送信し、 前記着呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、自局
    の前記加入者データベースを参照してアカウントに対応
    する電話番号を取得し、 前記着呼側の分散マルチポイント会議サーバーが、前記
    取得した電話番号の宛先に前記電話回線網で接続し前記
    発呼側の前記テレビ電話規格に対応したテレビ電話端末
    から所定の応答を待って接続応答信号を前記発呼側の分
    散マルチポイント会議サーバーに返信するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一
    項に記載の分散マルチポイントテレビ会議システム。
  6. 【請求項6】 相手のアドレス情報があればいつでも広
    範囲な地点の複数の相手とのテレビ会議を設定できる分
    散マルチポイントテレビ会議構築方法であって、 インターネットを介してアクセス可能であってITU−
    Tで決められた通常の電話回線網上でのテレビ電話の規
    格に対応したテレビ電話端末に電話回線網を介して接続
    するTCP/IPインタフェース工程と、前記テレビ電
    話規格に対応したテレビ電話端末から受信した映像/音
    声信号をプロトコル変換して前記インターネット上に送
    信する映像/音声信号処理工程と、収容対象の加入者の
    アカウント名および/または電話番号をデータとして保
    持する加入者データ蓄積工程と、通信の確立・保持・切
    断のための所定の手順に従って前記テレビ電話規格に対
    応したテレビ電話端末、前記映像/音声信号処理工程、
    モデムおよび前記TCP/IPインタフェース工程を制
    御するシステム制御工程とを備えた分散マルチポイント
    会議制御工程を有することを特徴とする分散マルチポイ
    ントテレビ会議構築方法。
  7. 【請求項7】 前記映像/音声信号処理工程は、他の複
    数の前記分散マルチポイント会議制御工程から受信した
    映像/音声信号を受信できる形に合成する工程を含むこ
    とを特徴とする請求項6に記載の分散マルチポイントテ
    レビ会議構築方法。
  8. 【請求項8】 前記映像/音声信号処理工程は、他の複
    数の前記分散マルチポイント会議制御工程から受信した
    映像/音声信号を受信できる形に合成する際、前記他の
    複数の分散マルチポイント会議制御工程からの複数の画
    面・複数のチャンネルの音声を前記テレビ電話規格に基
    づいた1画面・1チャンネル音声に変換する工程を含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の分散マルチポイント
    テレビ会議構築方法。
  9. 【請求項9】 前記インターネットを介してアクセス可
    能であって、前記複数の分散マルチポイント会議制御工
    程間の接続を行うとともに、前記テレビ電話規格に対応
    したテレビ電話端末に当該電話回線網を介して接続する
    工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の分散マル
    チポイントテレビ会議構築方法。
  10. 【請求項10】 発呼側の加入者が発呼側の前記テレビ
    電話規格に対応したテレビ電話端末から発呼側の前記分
    散マルチポイント会議制御工程に前記電話回線網で接続
    する工程と、 着呼側の分散マルチポイント会議制御工程とのアクセス
    成立後、発呼側の前記テレビ電話規格に対応したテレビ
    電話端末が、前記着呼側の分散マルチポイント会議制御
    工程のアドレス情報を前記発呼側の分散マルチポイント
    会議制御工程に送信する工程と、 前記発呼側の分散マルチポイント会議制御工程が、前記
    着呼側アドレス情報からドメイン名を取得しドメイン名
    から前記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程のI
    Pアドレスを取得する工程と、 前記発呼側の分散マルチポイント会議制御工程が、全着
    信先の前記アドレス情報および発呼側の前記IPアドレ
    スの指示する接続要求信号を前記着呼側の分散マルチポ
    イント会議制御工程に送信する工程と、 前記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程が、自局
    の前記加入者データ蓄積工程を参照してアカウントに対
    応する電話番号を取得する工程と、 前記着呼側の分散マルチポイント会議制御工程が、前記
    取得した電話番号の宛先に前記電話回線網で接続し前記
    発呼側の前記テレビ電話規格に対応したテレビ電話端末
    から所定の応答を待って接続応答信号を前記発呼側の分
    散マルチポイント会議制御工程に返信する工程とを含む
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載
    の分散マルチポイントテレビ会議構築方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002035816A1 (fr) * 2000-10-26 2002-05-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de reseau de telephone internet, procede d'acces a un reseau et adaptateur pour dispositif vocal
US6507356B1 (en) * 2000-10-13 2003-01-14 At&T Corp. Method for improving video conferencing and video calling
JP2005020188A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Sony Corp 通信方法とそのシステム、通信装置とそのプログラム
CN109194896A (zh) * 2018-08-27 2019-01-11 视联动力信息技术股份有限公司 一种视联网终端的呼叫方法和系统

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