JP4378867B2 - 照明点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランプを点灯させる点灯装置を内部に収納した照明点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の照明点灯装置としては、図6に示すように、器体1の内部に電子式安定器の回路部品を収納したものが提供されている。器体1は、絶縁性を有する合成樹脂により形成された一面開口した略箱形のボディ2と、ボディ2の開口を塞ぐカバー3とで構成される。
【0003】
ボディ2の内部には電子式安定器の回路部品を実装した回路基板7が収納される。回路基板7には大電流をスイッチングするトランジスタ5やトランス4のような比較的発熱量の大きい回路部品(発熱部品)と、トランス4やトランジスタ5に比べて比較的発熱量の小さい回路部品6とが実装されている。ボディ2の底面からは放熱用のリブ8がボディ2と一体に突設されており、リブ8に対応する回路基板7の部位にはリブ8を挿通するための切欠9が形成されている。複数のトランジスタ5は、切欠9から上方に突出するリブ8を間にして背中合わせに配置されており、リブ8を間にして隣接する2個のトランジスタ5の先端をクリップ30で挟むことによって、各トランジスタ5のフランジ部がリブ8に押し付けられる。而して、トランジスタ5の発熱はリブ8を介してボディ2に伝導し、ボディ2から外気へ放熱されるのである。尚、ボディ2の内部は付加反応型液状樹脂よりなる封止樹脂31によって封止されている。
【0004】
また、水滴がかかるような環境下で使用される照明点灯装置では、防水性能が要求される場合があり、図7に示すように器体の内部をシールした照明点灯装置も提供されている。この照明点灯装置の器体1は、上面および下面が開口したボディ2と、ボディ2の上面及び下面にそれぞれ被着されるカバー3,3とで構成され、ボディ2とカバー3,3との接触面にはそれぞれシーリングパッキン35,35が介装されている。ボディ2の内部には、放電ランプを点灯させる電子式安定器の回路部品34を実装した回路基板7a,7bが納装される。また、ボディ2の側面には、電源或いは放電ランプと接続するための入出力用のカプラ32がボディ2と一体に形成されている。カプラ32は、電源或いは放電ランプからのケーブルの端末に結線された接続カプラ(図示せず)が着脱自在に接続される筒状の接続部32aを有し、接続部32aの内部には接続部32aの開口に臨むようにして端子ピン33が配置されている。端子ピン33はボディ2を貫通する孔に圧入固定されており、ボディ2内に突出する端子ピン33の先端は回路基板7aに半田付けされている。
【0005】
また、器体の内部をシールした照明点灯装置としては、図8(a)(b)に示すような構造を有するものも提供されている。この照明点灯装置の器体1は、上面が開口した箱状のボディ2と、ボディ2の開口を塞ぐ板状のカバー3とで構成される。ボディ2とカバー3とは、ボディ2及びカバー3にそれぞれ形成した挿通孔に固定ねじ36を挿通し、ボディ2側に突出する固定ねじ36をナット(図示せず)に螺入することによって一体に結合される。
【0006】
器体1の内部には電子式安定器の回路部品を実装した回路基板7が納装される。カバー3の裏面にはボディ2側に突出するボス部42が立設されており、回路基板7に設けた挿通孔に固定ねじ43を挿通し、固定ねじ43をボス部42に設けたねじ孔に螺入することによって回路基板7がカバー3に固定される。
【0007】
また、ボディ2側面の上端部には凹所37が形成され、凹所37にはシールパッキン38が取り付けられている。シールパッキン38には3個の貫通孔38aが設けられ、各貫通孔38aにはリード線39がそれぞれ挿通されている。リード線39の一端にはコネクタ40が結線され、他端はシールパッキン38を介してボディ2内に導入され、回路基板7に半田付けされる。尚、リード線39には張力止め41が取り付けられており、リード線39が引っ張られた場合には張力止め41がシールパッキン38と当接するため、リード線39の半田付け部に大きな力が加わるのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した照明点灯装置の内、図6に示す照明点灯装置では、トランジスタ5の発熱がリブ8を介してボディ2に伝導され、ボディ2から外気に放熱されるのであるが、カバー3を介して外気に放熱される経路がないため放熱性が低く、放熱性を向上させるためにはボディ2の放熱面を大きくしなければならず、装置全体が大型化するという問題があった。また、トランジスタ5と放熱用のリブ8との熱結合を高めるために、トランジスタ5の先端をクリップ30で挟んでいるので、クリップ30を取り付ける作業が必要になり、作業工程が増加し、製造コストが高くなるという問題もあった。さらに、ボディ2内部に納装された回路部品は封止樹脂31によって封止され、ボディ2内に浸入した水滴などから保護されるのであるが、回路部品を確実に保護するためには回路部品が埋没するまで封止樹脂31を充填する必要があり、装置の重量が増加したり、コストアップとなるという問題があった。
【0009】
また、図7に示す照明点灯装置では、カプラ32をボディ2と一体に形成し、ボディ2とカバー3との接触面をシールパッキン35でシールすることにより、器体1の内部をシールしているが、カプラ32をボディ2と一体に形成しているため複雑な形状を成形しなければならず、金型費が増大するという問題があった。また、金型の摩耗や成形条件によって製品間でカプラ32の寸法がばらつくと、カプラ嵌合時のシール性が確保できないという問題もあった。さらに、カプラ32がボディ2と一体に形成されているため、ボディ2の形状やカプラ32の形状を変更する場合は全体の形状を変更しなければならず、ボディ2単体或いはカプラ32単体の形状変更に容易に対応できないという問題もあった。
【0010】
さらに、図8に示す照明点灯装置ではリード線39を器体1から引き出しているため、リード線39の端末にコネクタ40を結線したり、張力止め41を取り付けねばならず、コネクタ40の結線作業や張力止め41の取付作業のために組立作業の作業工数が増加するという問題があった。また、組立時にリード線39の線種や長さを使用用途に応じて選択しなければならず、生産管理や在庫管理の手間がかかるという問題があり、しかもリード線39の線種や長さによって梱包方法を変更する必要があるため、製品の取り扱いが面倒であった。また、シールパッキン38の形状が複雑であるため、金型費の増加や歩留まりの悪化を招く虞があり、またシールパッキン38をボディ2に組み込む際の作業性が悪いという問題もあった。
【0011】
また、図9はJIS規格などで規格化されたシール溝19の断面図を示しており、照明点灯装置の器体を構成するボディ2に形成されたシール溝19内に、Oリングのようなシールパッキン18を配置して、ボディ2とボディ2に被着されるカバー(図示せず)との間の隙間をシールしている。このシール溝19ではシールパッキン18の弾性とシール溝19内面の摩擦力とによってシールパッキン18がボディ2に保持されるため、組立作業時にシール溝19内にシールパッキン18を取り付けた状態で、シール溝19の形成された面を下向きにするとシールパッキン18が脱落する虞がある。そのため、ボディ2を傾けた状態で組立作業を行う場合は、シールパッキン18を手で抑えながら作業しなければならず、作業性が悪かった。また、シール溝19の外側の部位が破損するのを防止するため、シール溝19の外側の肉厚d5をある程度大きくして、強度を確保する必要があり、ボディ2の側壁の幅寸法d4が大きくなるという問題もあった。
【0012】
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、放熱性を向上させると共に装置全体の小型化を図った照明点灯装置を提供することにある。また、請求項3の発明の目的とするところは、上記目的に加えて、防水性能を備えた安価で多品種への対応が容易な照明点灯装置を提供することにあり、請求項4の発明の目的とするところは、請求項3の発明の目的に加えて、防水性能をさらに向上させた照明点灯装置を提供することにある。また更に、請求項6の発明の目的とするところは、上記目的に加えて、組立作業性を向上させた照明点灯装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明では、一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、第1及び第2のリブの内、少なくとも何れか一方のリブにおける上記第1の発熱部品との対向面に、先端部ほど上記第1の発熱部品から遠ざかる向きに傾斜するガイド面を設けたことを特徴とし、第1の発熱部品の発熱は第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーにそれぞれ伝導し、ボディ及びカバーから外部に放熱されるので、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、且つ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できる。
【0014】
しかも、ボディとカバーとを結合すると、第1の発熱部品がガイド面に沿って移動し第1及び第2のリブの間に挟み込まれるから、発熱素子に過大な力を加えることなく、第1及び第2のリブとそれぞれ接触させることができ、第1の発熱部品の発熱を第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーに確実に伝導させることができる。
【0015】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、ボディの側面に一端がボディの開口側に開放されたカプラ保持溝を形成すると共に、前記側面の開口端にシール溝を形成し、カプラ保持溝に外部接続用のカプラを配置し、シール溝内に配置されボディとカバーとの間の隙間をシールするカバーシール部と、カプラ表面に取り付けられカプラ表面とカプラ保持溝との間をシールするカプラシール部とが、弾性を有する合成樹脂により連続一体に形成されたシールパッキンを備えて成ることを特徴とし、カバーシール部とカプラシール部とが連続一体に形成されたシールパッキンを用いているので、1つのシールパッキンで、カバーとボディとの間の隙間、カプラ表面とカプラ保持溝との間の隙間を同時にシールすることができる。また、シール溝はボディの側面の開口端に形成されており、カバー保持溝はボディの側面に形成されているので、ボディとカバーとの間をシールするカバーシール部を含む平面と、カプラ表面とカプラ保持溝との間を封止するカプラシール部を含む平面とが交差することになり、シールパッキンの形状が複雑になる虞があるが、シールパッキンを弾性を有する合成樹脂で形成しているので、組立時にカバーシール部をカプラシール部に対してねじった状態でボディに取り付けることができるから、シールパッキンの形状を簡単な形状に形成することができ、シールパッキンを成形する金型の金型費を低減でき、またシールパッキンの歩留まりが向上して成形精度が安定し、シール不良が発生するのを防止できる。さらに、カプラはボディ或いはカバーと別体に設けられているので、カプラ単体、ボディ単体或いはカバー単体で仕様を変更する際にも容易に対応することができる。
【0016】
請求項3の発明では、請求項2の発明において、ボディと対向するカバーの面に、ボディ側に突出する突条部をボディの内側面との間に所定の隙間をおいて形成し、回路部品を封止するためにボディ内部に充填された封止樹脂をボディの内側面と突条部との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成されたシール部を備えて成ることを特徴とし、ボディの内側面と突条部との間に形成されたシール部と、シールパッキンのカバーシール部とでボディとカバーとの接触面を二重にシールすることができ、防水性能を向上させることができる。しかも、ボディの内側面とカバーの突条部との間にシール部を形成することによって、ボディとカバーとの接触面積が増加し、ボディとカバーとの間の熱伝導性が向上するので、ボディ及びカバーの表面温度のばらつきが少なくなり、内部の温度を効率良く外部へ放熱することができる。
【0017】
請求項4の発明では、請求項3の発明において、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第2の発熱部品をカバーとの間に所定の隙間をおいて配置し、上記封止樹脂をカバーと第2の発熱部品との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成された熱伝導部を備えて成ることを特徴とし、第2の発熱部品の発熱は熱伝導部を介してカバー側に伝導し、カバーから外部へ放熱されるので、請求項1の発明と同様、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できる。
【0018】
請求項5の発明では、一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、ボディの側面の開口端に、ボディとカバーとの間の隙間をシールするシールパッキンが配置されるシール溝を設け、シール溝の断面形状を底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状とし、溝幅がシールパッキンの外寸よりも狭いスリット部をシール溝の要所に設けたことを特徴とし、第1の発熱部品の発熱は第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーにそれぞれ伝導し、ボディ及びカバーから外部に放熱されるので、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、且つ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できる。そのうえ、スリット部によってシールパッキンが保持されるので、シールパッキンがシール溝から脱落することがなく、組立作業の作業性を向上させることができる。しかも、シール溝の断面形状を底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状としており、シール溝の開口の幅寸法に比べて底面の幅寸法が狭くなっているので、シール溝の外側の部位の肉厚や、シールパッキンが接触するシール溝の部位の幅寸法を確保しつつ、側壁全体の幅寸法を小さくすることができ、装置全体の小型化を図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態の照明点灯装置の器体1は、図1及び図2に示すように、絶縁性を有する合成樹脂により上面が開口した略箱状に形成されたボディ2と、絶縁性を有する合成樹脂により略板状に形成されたカバー3とで構成される。ボディ2とカバー3とは、ボディ2及びカバー3にそれぞれ形成した挿通孔10,11にリベット12を挿通し、ボディ2から図1中下方に突出するリベット12の先端部をかしめることによって一体に結合される。尚、カバー3の挿通孔11に組立ねじを挿通し、ボディ2の挿通孔10から突出する組立ねじの先端をナット(図示せず)に螺入することにより、ボディ2とカバー3とを結合しても良い。
【0020】
カバー3の下面には、ボディ2の内側面との間に所定の隙間をおいて、ボディ2側に突出する突条部23がボディ2の内側面に沿って突設されている。
【0021】
ボディ2の内部には、例えば車両用の前照灯に用いられる放電ランプを点灯させる電子式安定器(点灯装置)の回路部品が実装されたプリント配線板よりなる回路基板7が納装される。回路基板7には、大電流をスイッチングするトランジスタ5やトランス4のような比較的発熱量の大きい回路部品と、トランス4やトランジスタ5に比べて比較的発熱量の小さい回路部品6とが実装されている。また、ボディ2の一側面に対向する回路基板7の部位には入力用のカプラ13と出力用のカプラ14とが実装される。カプラ13,14は筒状の外殻13a,14aをそれぞれ有し、外殻13a,14aの内部には外殻13a,14aの開口に臨むようにして複数本の端子ピン13b,14bがそれぞれ配置される。また、外殻13a,14aの周面にはそれぞれ鍔13c,14cが2個づつ所定の間隔をおいて突設されている。
【0022】
ここで、ボディ2の底面には吸熱用のリブ(第1のリブ)8,8がボディ2と一体に突設されている。リブ8,8に対応する回路基板7の部位には切欠9が形成されており、回路基板7は切欠9内にリブ8,8を通した状態でボディ2内に納装される。そして、回路基板7に実装された回路部品の内、比較的発熱量の大きい回路部品である第1の発熱部品としてのトランジスタ5はリブ8を間にして背中合わせに配置されている。一方、カバー3の下面にはボディ2側に突出する吸熱用の一対のリブ(第2のリブ)17,17がカバー3と一体に突設されており、一対のリブ17,17の間の部位に、背中合わせに配置されたトランジスタ5,5が挿入される。リブ17,17の対向面には、先端に行くほどトランジスタ5,5から遠ざかる向きに傾斜するガイド面17a,17aが形成されている。
【0023】
而して、ボディ2の上方からカバー3を被せると、トランジスタ5がリブ17のガイド面17aに沿って移動し、吸熱用のリブ8,17とそれぞれ接触する。この時、トランジスタ5とリブ8,17との熱結合が高まり、トランジスタ5の発熱がリブ8,17を介してボディ2及びカバー3に効率良く伝導し、ボディ2及びカバー3から外気に放熱されるのである。したがって、ボディ2側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、放熱面積を確保するためにボディ2を大型化する必要がないから、装置全体の小型化が図れる。また、リブ17の表面にガイド面17aを設けているので、ボディ2とカバー3とを結合すると、トランジスタ5がリブ17のガイド面17aに沿って移動するから、トランジスタ5に過大な力を加えることなく、トランジスタ5とリブ8,17とを接触させることができる。尚、本実施形態ではリブ17にガイド面17aを形成しているが、先端ほどトランジスタ5から遠ざかる向きに傾斜するガイド面をリブ8側に形成しても良く、上述と同様の効果が得られる。また、ボディ2の側面には上下方向に沿って走る複数の凹溝2aが形成されており、外気との接触面積を増やすことによって放熱性を高めている。
【0024】
ボディ2の側面の開口端には、後述のシールパッキン18が嵌め込まれるシール溝19が全周に亘って形成されている。また、カプラ13,14と対向するボディ2の一側面には上面側に開放され、カプラ13,14が上方から挿入される略U字状のカプラ保持溝15,15が形成され、カプラ保持溝15,15の周りにはカプラ13,14の鍔13c,14cとそれぞれ嵌合する凹所16,16が形成されている。
【0025】
シールパッキン18は弾性を有する合成樹脂により形成され、ボディ2のシール溝19内に配置される四角枠状のカバーシール部18aと、カバーシール部18aの一辺にそれぞれ一体に結合されるU字状の2個のカプラシール部18bとで構成される。カバーシール部18aとカプラシール部18bとは同一平面内に形成されており、シールパッキン18を使用する際は、図2に示すようにカプラシール部18bを下側に折り曲げた状態で使用される。尚、カプラシール部18bを折り曲げる前の状態を図2中に破線で示している。
【0026】
このように、カバーシール部18aとカプラシール部18bとが連続一体に形成されたシールパッキン18を用いているので、1つのシールパッキン18で、ボディ2とカバー3との間の隙間、カプラ13,14表面とカプラ保持溝15,15との間の隙間を同時にシールすることができる。また、シール溝19はボディ2の側面の開口端に形成されており、カバー保持溝15,15はボディ2の側面に形成されているので、カバーシール部18aが配置される平面と、カプラシール部18bが配置される平面とが交差することになり、シールパッキン18の形状が複雑になる虞があるが、シールパッキン18を弾性を有する合成樹脂で形成しているので、組立時にカバーシール部18aをカプラシール部18bに対してねじった状態でボディ2に取り付けることができるから、シールパッキン18の形状を簡単な形状に形成することができ、シールパッキン18を成形する金型の金型費を低減でき、またシールパッキン18の歩留まりが向上して成形精度が安定し、シール不良が発生するのを防止できる。さらに、カプラ13,14はボディ2或いはカバー3と別体に設けられているので、カプラ13,14単体、ボディ2単体或いはカバー3単体で仕様を変更する際にも容易に対応することができる。
【0027】
以下にこの照明点灯装置の組立方法について簡単に説明する。先ずボディ2の内部にリブ8を孔20a内に通して絶縁板20を収納する。次に、回路基板7に電子式安定器の回路部品やカプラ13,14を実装し、カプラ13,14にそれぞれ設けた各2個の鍔13c,14cの間にシールパッキン18のカプラシール部18b,18bを嵌め込む。カプラ13,14に設けた各2個の鍔13c,14cの間にボディ2のカプラ保持溝15,15の端縁を挿入すると共に、リブ8,8を回路基板7の切欠9内に挿通するようにして、回路基板7をボディ2内に収納した後、シールパッキン18のカバーシール部18aをボディ2のシール溝19内に嵌め込む。そして、ボディ2の内部に反応硬化型液状樹脂よりなる封止樹脂21を充填し、ボディ2の上側にカバー3を載置して、ボディ2及びカバー3をリベット12を用いて結合する(図5(a)参照)。
【0028】
この時、カバーシール部18aがボディ2とカバー3とに弾接すると共に、カプラシール部18b,18bがそれぞれカプラ13,14の周面とカプラ保持溝15,15の端面とに弾接して、器体1の内部がシールされる。この状態で図5(b)に示すようにカバー3を下側、ボディ2を上側にして所定時間放置し、ボディ2の内側壁とカバー3の突条部23との間の隙間や、第2の発熱部品たるトランス4とカバー3との間の隙間に封止樹脂21を回り込ませる。その後、図5(c)に示すようにカバー3を上側、ボディ2を下側にした後、器体1全体を加熱することによって封止樹脂21を硬化させる。
【0029】
このように、本実施形態の照明点灯装置では、封止樹脂21を加熱硬化する前に、ボディ2とカバー3とを上下反転させて所定時間放置する工程を設けているので、この放置期間中に封止樹脂21をトランス4とカバー3との間の隙間と、ボディ2内側面と突条部23との間の隙間とにそれぞれ回り込ませることができ、トランス4とカバー3との間の隙間に充填された封止樹脂21を硬化させることによって、トランス4とカバー3とを熱的に結合する熱伝導部22を形成すると共に、ボディ2内側面と突条部23との間の隙間に充填された封止樹脂21を硬化させることによって、ボディ2及びカバー3の接触面をシールするシール部24を形成している。
【0030】
したがって、トランス4の発熱は熱伝導部22を介してカバー3に伝導し、カバー3から外気へ放熱されるから、カバー3の表面を放熱面として利用することができ、ボディ2のみから外気へ放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、装置全体の小型化を図ることができる。また、シール部24を形成することにより、シールパッキン18のカバーシール部18aとシール部24とで、ボディ2とカバー3との接触面を二重にシールすることができ、防水性能を向上させることができる。またシール部24を設けることによって、ボディ2とカバー3との接触面積が増加し、ボディ2とカバー3との間の熱伝導性が向上するので、ボディ2及びカバー3の表面温度のばらつきを抑えて、内部の温度を効率良く外部へ放熱することができる。
【0031】
また、図3及び図4(a)(b)に示すように、ボディ2に設けたシール溝19は、開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状に形成されており、シール溝19の内側壁の要所には内側に向かって突出する突起25が両側に突設され、溝幅がシールパッキン18の外寸よりも狭いスリット部26が設けられている。図4(b)に示すようにスリット部26の間隔はシールパッキン18の外径よりも狭くなっており、シール溝19にシールパッキン18のカバーシール部18aを嵌め込むと、スリット部26によってシールパッキン18が保持されるので、シールパッキン18がシール溝19から脱落することはなく、組立作業の作業性が向上する。シールパッキン18のカバーシール部18aがシール溝19から外れると、ボディ2とカバー3との間でカバーシール部18aを噛み込む虞があるが、スリット部26によってカバーシール部18aをシール溝19内に保持しているので、カバーシール部18aの噛み込みが発生する虞はなく、組立不良を低減できる。また、シール溝19の開口側は底面側に比べて広がっているので、シールパッキン18をシール溝19に取り付ける作業を容易に行うことができる。
【0032】
さらに、シール溝19の断面形状を、底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような逆台形形状としているので、シール溝19の開口の幅寸法に比べて底面の幅寸法が狭くなり、シール溝19の外側の部位の肉厚d1や、シールパッキンが接触するシール溝の部位の幅寸法d3を確保しつつ、側壁全体の幅寸法d2を小さくすることができ、装置全体の小型化を図ることができる。尚、スリット部26の数が多いと、シールパッキン18の組み込み作業がやり難くなるが、スリット部26はボディ2の角部付近などの要所のみに配置すれば良く、組み込み作業の作業性が悪化することはない。
【0033】
【発明の効果】
上述のように、請求項1の発明は、一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、第1及び第2のリブの内、少なくとも何れか一方のリブにおける上記第1の発熱部品との対向面に、先端部ほど上記第1の発熱部品から遠ざかる向きに傾斜するガイド面を設けたことを特徴とし、第1の発熱部品の発熱は第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーにそれぞれ伝導し、ボディ及びカバーから外部に放熱されるので、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、且つ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できるという効果がある。
【0034】
しかも、第1及び第2のリブの内、少なくとも何れか一方のリブにおける上記第1の発熱部品との対向面に、先端部ほど上記第1の発熱部品から遠ざかる向きに傾斜するガイド面を設けたことを特徴とし、ボディとカバーとを結合すると、第1の発熱部品がガイド面に沿って移動し第1及び第2のリブの間に挟み込まれるから、発熱素子に過大な力を加えることなく、第1及び第2のリブとそれぞれ接触させることができ、第1の発熱部品の発熱を第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーに確実に伝導させることができるという効果がある。
【0035】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、ボディの側面に一端がボディの開口側に開放されたカプラ保持溝を形成すると共に、前記側面の開口端にシール溝を形成し、カプラ保持溝に外部接続用のカプラを配置し、シール溝内に配置されボディとカバーとの間の隙間をシールするカバーシール部と、カプラ表面に取り付けられカプラ表面とカプラ保持溝との間をシールするカプラシール部とが、弾性を有する合成樹脂により連続一体に形成されたシールパッキンを備えて成ることを特徴とし、カバーシール部とカプラシール部とが連続一体に形成されたシールパッキンを用いているので、1つのシールパッキンで、カバーとボディとの間の隙間、カプラ表面とカプラ保持溝との間の隙間を同時にシールできるという効果がある。また、シール溝はボディの側面の開口端に形成されており、カバー保持溝はボディの側面に形成されているので、ボディとカバーとの間をシールするカバーシール部を含む平面と、カプラ表面とカプラ保持溝との間を封止するカプラシール部を含む平面とが交差することになり、シールパッキンの形状が複雑になる虞があるが、シールパッキンを弾性を有する合成樹脂で形成しているので、組立時にカバーシール部をカプラシール部に対してねじった状態でボディに取り付けることができるから、シールパッキンの形状を簡単な形状に形成することができ、シールパッキンを成形する金型の金型費を低減でき、またシールパッキンの歩留まりが向上して成形精度が安定し、シール不良が発生するのを防止できるという効果がある。さらに、カプラはボディ或いはカバーと別体に設けられているので、カプラ単体、ボディ単体或いはカバー単体で仕様を変更する際にも容易に対応できるという効果がある。
【0036】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、ボディと対向するカバーの面に、ボディ側に突出する突条部をボディの内側面との間に所定の隙間をおいて形成し、回路部品を封止するためにボディ内部に充填された封止樹脂をボディの内側面と突条部との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成されたシール部を備えて成ることを特徴とし、ボディの内側面と突条部との間に形成されたシール部と、シールパッキンのカバーシール部とでボディとカバーとの接触面を二重にシールすることができ、防水性能が向上するという効果がある。しかも、ボディの内側面とカバーの突条部との間にシール部を形成することによって、ボディとカバーとの接触面積が増加し、ボディとカバーとの間の熱伝導性が向上するので、ボディ及びカバーの表面温度のばらつきが少なくなり、内部の温度を効率良く外部へ放熱できるという効果がある。
【0037】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第2の発熱部品をカバーとの間に所定の隙間をおいて配置し、上記封止樹脂をカバーと第2の発熱部品との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成された熱伝導部を備えて成ることを特徴とし、第2の発熱部品の発熱は熱伝導部を介してカバー側に伝導し、カバーから外部へ放熱されるので、請求項1の発明と同様、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できるという効果がある。
【0038】
請求項5の発明は、一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、ボディの側面の開口端に、ボディとカバーとの間の隙間をシールするシールパッキンが配置されるシール溝を設け、シール溝の断面形状を底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状とし、溝幅がシールパッキンの外寸よりも狭いスリット部をシール溝の要所に設けたことを特徴とし、第1の発熱部品の発熱は第1及び第2のリブを介してボディ及びカバーにそれぞれ伝導し、ボディ及びカバーから外部に放熱されるので、カバーの表面を放熱面として利用することができる。したがって、ボディ側のみから放熱する場合に比べて効率良く放熱することができ、且つ、放熱面積を確保するために装置全体が大型化するのを防止できる。そのうえ、スリット部によってシールパッキンが保持されるので、シールパッキンがシール溝から脱落することがなく、組立作業の作業性が向上するという効果がある。しかも、シール溝の断面形状を底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状としており、シール溝の開口の幅寸法に比べて底面の幅寸法が狭くなっているので、シール溝の外側の部位の肉厚や、シールパッキンが接触するシール溝の部位の幅寸法を確保しつつ、側壁全体の幅寸法を小さくすることができ、装置全体の小型化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の照明点灯装置の断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のボディにシールパッキンを装着した状態を上方から見た要部拡大図である。
【図4】同上のボディにシールパッキンを装着した状態を示し、(a)は一部破断せる要部拡大斜視図、(b)は要部断面図である。
【図5】(a)〜(c)は同上の製造工程を説明する断面図である。
【図6】従来の照明点灯装置の断面図である。
【図7】同上の別の照明点灯装置の断面図である。
【図8】同上のまた別の照明点灯装置を示し、(a)は一部省略せる断面図、(b)は左側から見た一部省略せる側面図である。
【図9】同上のボディにシールパッキンを装着した状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 器体
2 ボディ
3 カバー
5 トランジスタ
7 回路基板
9 切欠
8,17 リブ
Claims (5)
- 一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、第1及び第2のリブの内、少なくとも何れか一方のリブにおける上記第1の発熱部品との対向面に、先端部ほど上記第1の発熱部品から遠ざかる向きに傾斜するガイド面を設けたことを特徴とする照明点灯装置。
- ボディの側面に一端がボディの開口側に開放されたカプラ保持溝を形成すると共に、前記側面の開口端にシール溝を形成し、カプラ保持溝に外部接続用のカプラを配置し、シール溝内に配置されボディとカバーとの間の隙間をシールするカバーシール部と、カプラ表面に取り付けられカプラ表面とカプラ保持溝との間をシールするカプラシール部とが、弾性を有する合成樹脂により連続一体に形成されたシールパッキンを備えて成ることを特徴とする請求項1記載の照明点灯装置。
- ボディと対向するカバーの面に、ボディ側に突出する突条部をボディの内側面との間に所定の隙間をおいて形成し、回路部品を封止するためにボディ内部に充填された封止樹脂をボディの内側面と突条部との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成されたシール部を備えて成ることを特徴とする請求項2記載の照明点灯装置。
- 上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第2の発熱部品をカバーとの間に所定の隙間をおいて配置し、上記封止樹脂をカバーと第2の発熱部品との間の隙間に回り込ませて硬化させることにより形成された熱伝導部を備えて成ることを特徴とする請求項3記載の照明点灯装置。
- 一面開口した箱形であって、ランプを点灯させる点灯装置の回路部品を内部に収納したボディと、ボディの開口を塞ぐカバーと、上記回路部品の内、比較的発熱量の大きい第1の発熱部品に対応するボディの部位に吸熱用の第1のリブをボディと一体に形成するとともに、第1のリブとの間で上記第1の発熱部品を挟み込む吸熱用の第2のリブをカバーと一体に形成し、ボディの側面の開口端に、ボディとカバーとの間の隙間をシールするシールパッキンが配置されるシール溝を設け、シール溝の断面形状を底面側から開口側に行くほど溝幅が広くなるような断面形状とし、溝幅がシールパッキンの外寸よりも狭いスリット部をシール溝の要所に設けたことを特徴とする照明点灯装置。
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