JP4377307B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影光学系を備えその撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより画像信号を生成する撮影装置に関する。
被写体光を受光部により受光して被写体光に基づくカラー画像を表示する場合などには、被写体光を光の3原色であるR(赤)色、G(緑)色、B(青)色に分離してそれぞれの色に対応する画像信号を生成し、これら画像信号に基づいて表示画面上に二次元的に配列されている、R、G、Bに対応する各素子それぞれを駆動することによって表示画面上にカラー画像を表示している。
このような受光部としては単板式のものや3板式のものが良く用いられているが、被写体光をR光,G光、B光の3原色に分離するにあたって単板式の受光部にあっては1つの撮像素子の受光面に色分光用のR、G、Bフィルタを順に配列することにより被写体を分離したり、3板式の受光部にあっては分光用の色分離ミラー(色分離ミラーの一つであるダイクロイックミラーが良く用いられるので以降ダイクロイックミラーという)で被写体光を分離したりしている(例えば特許文献1〜2参照)。
上記単板式の受光部は、R光,G光,B光の各色フィルタを用いて色の分離を行なっているため、色フィルタでの透過損により撮像素子の感度が低下するという欠点を持つものの、比較的構成が簡略であることからデジタルカメラなどによく用いられていて、後者の複数板式のものにおいては、部品点数が増え構成が複雑になって若干コスト高を招くという欠点を持つものの、色フィルタを用いずにダイクロイックミラーを用いて複数の撮像素子に被写体を結像させることにより高感度の画像信号を得ることができることから放送用のカメラなどに用いられている。
さらにこのダイクロイックミラーを通過して3つの撮像素子それぞれの受光面に到達する分光(R光、G光、B光)が撮像素子の受光面で感度良く受光されるように3つの撮像素子の受光面それぞれにR光、G光,B光それぞれの波長に適した反射防止膜を形成することにより受光感度をアップさせたものもある(例えば特許文献3参照)。
特開平6−281881号公報 特開2000−201290号公報 特開2003−309858号公報
ここで、単板式のものにおいてはもちろん3板式のものにおいても、被写界がある程度暗いシーンで補助光なしに撮影操作を行う場合にはシャッタ速度が手ぶれ限界よりも長秒時となり手ぶれが問題となることがある。
本発明は、上記事情に鑑み、従来よりも暗い被写界まで手ぶれや被写体ぶれが目立ち難い撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、撮影光学系を備えその撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより画像信号を生成する撮影装置において、
上記撮影光学系を経由してきた被写体光のうち緑色波長帯の光を受光して緑色の画像信号を生成する第1の撮像素子と、
上記撮影光学系を経由してきた被写体光のうち赤色波長帯の光と青色波長帯の光を相互に分けて受光して赤色用の画像信号と青色用の画像信号を生成する第2の撮像素子と、
上記第1の撮像素子のシャッタ速度と上記第2の撮像素子のシャッタ速度を相互に独立に制御するシャッタ制御部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の撮影装置によれば、同じ被写体の撮影が上記第1の撮像素子と上記第2の撮像素子との双方の撮像素子で相互に異なるシャッタ速度で独立に行なわれるようになる。
ここで、G光は、R光、B光と比べ受光感度が高いので被写界輝度が比較的暗くて長秒時になりそうなときには、上記第1の撮像素子のシャッタ速度を上記第2の撮像素子のシャッタ速度よりも高速にして撮影を行なうと手ぶれや被写体ぶれの影響のない画像信号が第1の撮像素子で得られ、手ぶれの影響のある画像信号が第2の撮像素子で得られる。その第1の撮像素子で受光された、手ぶれの影響のないG光は視感度も他の光よりも相対的に高く、そのG光にR光、B光が混合されると、手ぶれの影響が目立ち難いカラー画像が得られる。
このようにすると従来よりも暗い被写界まで手ぶれや被写体ぶれが目立ち難い撮影装置が実現される。
ここで、入射してきた被写体光のうちの緑色波長帯の光を反射するとともに赤色波長帯の光と青色波長帯の光を透過するダイクロイックミラーを備えた態様であることが好ましい。
上記ダイクロイックミラーを用いると被写体光がさほど減衰することもなく上記第1の撮像素子および上記第2の撮像素子で受光される。
上記第2の撮像素子の方にはR光とB光を分けて受光するための色フィルタが必要になるが、上記第1の撮像素子にはこのような色フィルタを設ける必要がないのでG光の光量が上がり、この点においても上記第1の撮像素子つまりG光の感度が上がる。そうすると、従来よりも被写界が暗くなっても、第1の撮像素子の方が感度が上がっている分、シャッタ速度を高速にしても充分な露光量が得られる。
ここで、上記シャッタ制御部が、上記第1の撮像素子のシャッタ速度と上記第2の撮像素子のシャッタ速度を、撮影条件に応じて、その第1の撮像素子のシャッタ速度が、その第2の撮像素子のシャッタ速度と比べ同一もしくは高速シャッタとなるように制御するものであることが好ましい。
このように上記シャッタ制御部が、上記第1の撮像素子のシャッタ速度が、上記第2の撮像素子のシャッタ速度と比べ同一もしくは高速シャッタとなるように制御するものであると、例えば充分に被写体照度が得られている場合(この場合は第1、第2の撮像素子双方とも高速シャッタになる)や被写体照度が全く得られていない場合(この場合は第1、第2の撮像素子双方ともスローシャッタになる)などを除いて被写界が比較的暗く、手ぶれ限界を超えて長秒時になりそうな場合に上記第1のシャッタ速度を上記第2のシャッタ速度と比べ高速シャッタにして撮影を行なうこともできる。
さらに前記撮影条件が、被写体照度、焦点距離、撮像素子の感度、およびF値のうちの少なくとも1つを含むものであることが好ましい。
このように被写体照度、焦点距離、撮像素子の感度(ISO感度)、およびF値などの撮影条件に応じて第1の撮像素子、第2の撮像素子のシャッタ速度を制御するようにしておくと、被写体照度を測光装置により測定した値に応じて、また操作により設定された焦点距離やISO感度に応じて、さらに絞り径と焦点距離とから求められるF値に応じて、シャッタ速度を制御することができるようになり、どのような撮影条件下にあっても好適な撮影をこの撮影装置で行なうことができるようになる。
また、第1の撮像素子のシャッタ速度を高速にして、その第1の撮像素子のシャッタ速度よりも低速のシャッタ速度を第2の撮像素子に設定した場合には、第2の撮像素子の手ぶれの影響が顕著に現われ過ぎてしまう場合もある。
そこで上記シャッタ制御部は、少なくとも上記第2の撮像素子について複数回シャッタ開閉を行って複数回の画像信号を生成するものであって、
その複数回の画像信号のぶれを補正してその複数回の画像信号を相互に重ね合わせるぶれ補正部を備えた態様のものであることが好ましい。
このように上記シャッタ制御部が少なくとも上記第2の撮像素子について複数回シャッタ開閉を行って複数回の画像信号を生成した後、上記ぶれ補正部がその複数回の画像信号のぶれを補正して相互に重ね合わせる処理を行なうものであると、手ぶれや被写体のぶれなどを補正することができ、さらに低速シャッタで撮影したのとほぼ同じ感度の画像信号を複数回の撮影により得ることができる。
さらに、上記シャッタ制御部は、上記第1の撮像素子と上記第2の撮像素子について同期してシャッタ開閉を複数回行って画像信号を複数回生成するものであって、
上記ぶれ補正部は、上記撮像素子で得られた複数回の画像信号に基づいて第1の撮像素子で得られた複数回の画像信号のぶれを検出し、そのぶれの検出結果に基づいて上記第2の撮像素子で得られた複数回の画像信号のぶれを補正してその第2の撮像素子で得られた複数回の画像信号を重ね合わせるものであることが好ましい。
上記第2の撮像素子側で複数回の画像信号を生成してその複数回の画像信号でぶれを補正することができれば良いが、被写体照度が暗くなってくると上記ぶれ補正部で複数回の画像信号のぶれを補正することができない場合もある。
そこで、被写体照度が比較的暗い場合には、上記第2の撮像素子よりも感度の高い上記第1の撮像素子においても複数回の画像信号を生成するようにしておくと上記ぶれ補正部により好適なぶれの補正が行なえる。
以上、説明したように、従来よりも暗い被写界まで手ぶれや被写体ぶれが目立ち難い撮影装置が実現される。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の一実施形態である撮影装置を説明する前に、本発明の撮影装置に配備することができる受光ユニットの構成を説明しておく。
図1は、その受光ユニットの構成を示す図である。
図1に示す受光ユニット10aは多面体であるプリズム11a,12aを2つ備えたものであって、一方のプリズム11aが持つ多面のうちの一面1101aと他方のプリズム12aが持つ多面のうちの一面122aとが接合されるようにして張り合わされている。この実施形態では、入射光を緑色波長帯の光(以降G光という)と赤色波長帯の光(以降R光という)と青色波長帯の光(以降B光という)とに分離するにあたって、G光が反射するとともにR光及びB光が透過するダイクロイックミラー13aが、2つのプリズム11a,12aの面同士が接合されるようにして張り合わされるところに挟み込まれている。
ここで、そのダイクロイックミラー13aと2つのプリズム11a,12aの作用をそれぞれ説明する。
ダイクロイックミラー13aはG光を反射する反射膜がコーティングされたものであって、第1のプリズム11aの入射面110aに入射した入射光がプリズム中を進行してきてそのダイクロイックミラー13aまでくると、そのダイクロイックミラー13aの表面で入射光の中のG光のみが反射される。このダイクロイックミラー13aで反射したG光は、逆行し始めて入射光とは逆の方向から入射面に近づいていくようになる。本実施形態においては、プリズム11a,12a同士が接合されている接合面1101a側から入射面側に逆行してきた光が入射面110aに達したときにはその入射面110aで全反射が起きるように空気層の屈折率(nair)と第1のプリズムの屈折率(np1)に基づいて接合面1101aの角度と入射面110aの角度が設定されている。このため、その入射面110aに逆行してきたG光は入射面110aで全反射される。その入射面で全反射されたG光の進行方向には第1の撮像素子111aが配備されており、G光はその第1の撮像素子111aで受光されることとなる。この第1の撮像素子111aはG光を受光するものであるので以降の説明においては第1の撮像素子111aと記載する代わりにG用撮像素子111aと記載する。
また、ダイクロイックミラー13aを透過したG光以外の透過光(R光、B光)は、もう一つのプリズム12aの端部に形成されているミラー123aで反射されて接合面側に向かって逆行し始めるようになる。先ほどと同様に今度は接合面122aで全反射が起こるように第2のプリズム12aの屈折率(np2)とダイクロイックミラー13aの屈折率(nd1)に基づいてミラー123aの角度と接合面122aの角度が設定されているので、この接合面122aに入射したR光、B光が全反射されて第2の撮像素子121aで受光されることとなる。この第2の撮像素子121aの表面にはRフィルタとBフィルタとが交互に配列されているので、それらのフィルタによりR光とB光とが分けて受光される。この第2の撮像素子は、R光とB光に分けて赤色用の画像信号と青色用の画像信号とを別々に生成するものであるので、以降に説明においては、上記G光撮像素子と区別するため、RB用撮像素子と記載する。
このようにダイクロイックミラー13aの反射光であるG光がG用撮像素子111aで受光されるとともに、ダイクロイックミラー13aの透過光がRB用撮像素子121aの表面に配置されているフィルタにより赤色波長帯の光であるR光と青色波長帯の光であるB光とに分けて受光される。
図2は、図1の受光ユニット10aが配備された撮影装置1を示す図であり、図3は、図2の撮影装置の内部構成を示すブロック図である。
図2に示すように撮影装置のボディ1bの中央にレンズ鏡胴10が配備されている。そのレンズ鏡胴10内には撮影光学系が内蔵されている。その撮影光学系の後方に図1に示す受光ユニット10aが組み込まれていて、G用撮像素子111a、RB用撮像素子121aに被写体が結像される。レンズ鏡胴10の上方にはファインダ11が、そのファインダ11の隣には測光窓12が、またその測光窓12とは反対の側には閃光発光窓13が、さらにボディ上面にはシャッタ釦14が配備されている。この測光窓12を通して内部に配備されている測光装置に被写体光が導かれてその測光装置で被写体照度が検出されるようになっている。
ここで図3を参照して図2の撮影装置内部の構成を説明する。
図3は撮影装置1内部の構成を示すブロック図である。
図3に示すように図1で説明した受光ユニット10aとその受光ユニット10aが備えるG用撮像素子111aで生成した緑色用の画像信号と、RB用の撮像素子121aで生成した赤色用の画像信号と青色用の画像信号とに基づいてカラー画像信号を生成する演算処理回路115が撮影装置内部に配備されている。この演算処理回路115によりRB用撮影処理回路119、CMOS用撮像処理回路112それぞれが制御され、さらにRB用撮影処理回路119によりRB用撮像素子121aの動作が制御され、CMOS用撮像処理回路112によりG用撮像素子111aの動作が制御される。
さらにこの演算処理回路115は測距装置100の制御部も兼ねており、測距装置100は、その制御部となる演算処理回路115と、その演算処理回路115にコントラストを算出させるための画像信号を供給するG用撮像素子111a、CMOS用撮像回路112、BPF(Band Pass Filterの略 )回路113、そしてA/D変換回路114と、その演算回路115からの指示にしたがってフォーカスモータ1173を駆動してフォーカスレンズ118を移動させるモータドライブ回路116とを備えている。
この測距装置100を作動させるにあたって、まず、演算処理回路115がモータドライブ回路116に指示を出してフォーカスモータ1173に撮影光学系の中のフォーカスレンズ118を、被写体距離の最至近点に対応する位置から最遠点に対応する位置まで光軸に沿って駆動させる。演算処理回路115は、フォーカスレンズ118を駆動させている間に、CMOS用撮像処理回路112から第1の撮像素子であるCMOS側撮像素子111aに向けてタイミング信号を所定の時刻ごとに供給するように指示を出してそのタイミング信号に応じて所定の時刻ごとにCMOS撮像素子111aからCMOS撮像素子回路112へ緑色用の画像信号を出力させる。その緑色用の画像信号を受けてCMOS用撮像回路112はその緑色用の画像信号に乗っているノイズを除去するためにさらにBPF回路113へその緑色用の画像信号を供給する。BPF113では、その緑色用の画像信号を受けて、その緑色用の画像信号の中に在る緑色波長帯以外の波長帯の光に基づく画像信号を不要信号として除去して純度の高い緑色用の画像信号を生成して、A/D変換回路114へ供給する。その画像信号を受けたA/D変換回路はアナログの画像信号からデジタルの画像信号信号への変換を行って変換後のデジタルの画像信号を演算処理回路115へと供給する。演算処理回路115ではその緑色用の画像信号に基づいて被写体中の被写体中心と背景との間の輝度比をコントラストとして算出してそのコントラストが最も大きく現れるところに被写体が位置しているとするコントラストAF(Auto Focus)演算を行なう。このようにしてこの演算処理回路115でカメラの撮像素子の感光面から被写体が位置しているところまでの被写体距離が求められ、その求められた被写体距離に応じたフォーカスレンズ118の合焦位置が演算される。なおこの図3には演算処理回路115でコントラストAF演算を行なうことを示すため、ブロック的に演算処理回路115でコントラストAFが行なわれているということが示されている。
このようにして合焦位置が演算されたら、演算処理回路115は、その合焦位置にフォーカスレンズ118を駆動するようにモータドライブ回路116に指示を出しフォーカスレンズ118をその駆動位置に配置する。
この撮影装置で撮影が行なわれようとしているときには、このようなコントラストAF処理が、被写体を捉えているレンズの方向が変わる度に演算処理回路で行われてピントが絶えず調整されている。
このように絶えずピントが調整されていると、表示装置140の表示画面上に演算処理回路115で画像処理された画像信号に基づくピントのあった画像がいつでも表示される。その表示画面上の被写体を見ながらシャッタチャンスにユーザにより撮影操作が行われたら、演算処理回路115は、G用撮像処理回路112に指示を出してG用撮像素子111aに露光開始タイミングを知らせる信号を供給させ、同時にRB用撮像処理回路にも指示を出してRB用撮像素子121aに露光開始タイミングを知らせる信号をそれぞれ供給させる。この露光開始タイミングを知らせる信号を受けてG用撮像素子111aにはG光が、RB用撮像素子121aにはR光およびB光がそれぞれ受光される。そうしたら、今度はG用撮像素子111aに演算処理回路115から露光終了タイミングを知らせる信号が供給され、その露光終了信号に同期してG用撮像素子111aからCMOS用撮像処理回路112aへG用撮像素子111aで生成された緑色用の画像信号が供給される。また、RB用撮像素子121aにも演算処理回路115からG用撮像素子111aに供給される露光終了タイミングと同時もしくは遅いタイミングで露光終了タイミングを知らせる信号が供給され、赤色用の画像信号と青色用の画像信号がRB用撮像処理回路119aへ供給される。上記演算処理回路115が本発明にいうシャッタ制御部にあたる。
これらの処理回路を経てシャッタ制御部でもある演算処理回路115へ緑色用の画像信号と赤色用の画像信号と青色用の画像信号が供給され、演算処理回路115で加色混合によるカラー画像の生成が行なわれる。さらに演算処理回路115でそのカラー画像を表す画像信号の圧縮処理が行なわれ、その圧縮処理された画像信号が画像ファイルとなって記録媒体に記録される。
なお、モータドライブ回路116の中には絞りシャッタユニット1172が有する絞りなどや撮影光学系の中のズームモータ1171を駆動する駆動部もある。図示はしなかったが、撮影装置のボディ1bに配設されているズームスイッチがユーザにより操作されたら、演算処理回路115はそのズームスイッチの操作に応じてモータドライブ回路116aを制御してズームモータ1171を回転させ、さらにそのズームモータの作用子の部分に連結されているズームレンズを移動させることにより焦点距離を調節するようにもなっている。また、絞りシャッタユニット1172の中の絞り板を駆動することにより異なる絞り径を持つ絞りを光軸に配置することができるようにもなっている。このように演算処理回路115は、絞りやズームレンズを制御するものであるので、ズームレンズの配置と絞り径とからF値を算出することもできる。
また、本発明には直接関係ないが、本実施形態では、シャッタ制御部である演算処理回路115がシャッタ速度を一々演算しなくても良いようにLUT150を設けて処理時間の短縮化を図っている。このようにLUT150を設けておくと、演算処理回路115がLUT150を参照して被写体照度、焦点距離、撮像素子の感度、F値に応じたシャッタ速度をいち早く読み出して、その読み出したシャッタ速度を表す信号をRB用撮像処理回路119やCMOS用撮像処理回路112へ供給して、G用撮像素子111aを高速シャッタで駆動したり、RB用撮像素子121aを低速シャッタで駆動したりすることが簡単にできるようになる。
このような構成にしておくとシャッタ制御部である一々演算を行わなくてもLUT150を参照するだけですぐに双方のシャッタ速度の最適値を読み出すことができ、双方の撮像素子をそれらのシャッタ速度で独立に駆動することができる撮影装置が実現される。
以上説明したように双方の撮像素子の電子シャッタを独立に駆動することができるようになると、被写界輝度が比較的暗くなってきて、手ぶれ限界を超える長秒時のシャッタ速度が必要になってきたときに、その手ぶれの影響を極力抑えるためにG光用の撮像素子のシャッタ速度のみを高速シャッタで駆動するようなことが行える。そうすると、感度の良い第1の撮像素子で生成されたG光を表すG色信号と、長秒時のシャッタ速度で駆動された第2の撮像素子で生成されたB光を表すB色信号とR光を表すR色信号とが演算処理回路115で加色混合されカラー画像信号が生成されることになり、手ぶれの影響のないG光が強調されたカラー画像信号が得られる。このようなカラー画像信号に基づくカラー画像が表示されると、R光、B光に手ぶれの影響があったとしても手ぶれの影響の全くないG光が強調されている分、全体として手ぶれの影響が目立ち難くなったカラー画像として視認されるようになる。
ここで、演算処理回路115でG用撮像素子111aとRB用撮像素子121aとの双方のシャッタ速度を制御してG用画像信号とRB用画像信号を得た後、演算処理回路115aでどのような処理が行なわれるかを説明する。
図4は、G用撮像素子111a、RB用撮像素子121aの各受光領域を示す図である。
図4(a)は、G用撮像素子111aの受光領域1111aを示す図であり、図4(b)はRB用撮像素子121aの受光領域1211aを示す図である。
図4(a)に示すように、G用撮像素子111aにはG光しか受光されないため、すべての画素がG光用となって高解像度で緑色用の画像信号が生成される。これに対し、図4(b)に示すように、RB用撮像素子121aには、R光とB光とがフィルタにより分けて受光されるので、RB用撮像素子121aの解像度は第1の撮像素子111aに比べて半分になることが分かる。
これらの緑色用、赤色用、青色用の画像信号がG用撮像処理回路112aおよびRB用撮像処理回路119aを経て演算処理回路115aへ供給され、演算処理回路115aで画素混合や加色混合などの信号処理が行なわれカラー画像が生成される。
ここで、各画素ごとに番号をふって受光領域を模式的に示してどのようにしてカラー画像が生成されるかを説明する。
図5は、信号処理の説明をするために各画素に番号をふった図である。
また下表には、項目として被写体照度を示す明るさやG用撮像素子のシャッタ速度(表中にはGシャッタ速度と記載されている)、RB用撮像素子のシャッタ速度(表中にはRBシャッタ速度と記載されている)と信号処理内容が示されている。その信号処理内容の中に、図5に示した番号が用いられている。ここでは感度が、ISO感度100であって、F値2.8であり、さらに焦点距離50mmである場合の例が表に示されている。
Figure 0004377307
この表1に示す項目の明るさ、Gシャッタ速度、RBシャッタ速度が図3を参照してで説明したときに示したLUT150内に書き込まれている。シャッタ制御部である演算処理回路115aは、測光装置の測光結果からLUT150を参照してそのLUT150の中のシャッタ速度をそれぞれ読み出してG用撮像処理回路112とRB用撮像処理回路119それぞれに独立に設定してG用撮像処理回路112にG用撮像素子111aの電子シャッタを、RB用撮像処理回路119にRB用撮像素子121aの電子シャッタをそれぞれ独立に駆動させる。
表1には、例えば測光装置により被写体照度が所定の明るさ(ここでは9EV)以上であることが検出された場合に演算処理回路115がその検出結果を受けて、双方の撮像素子に、1/60以上のシャッタ速度を設定するということが示されている。また信号処理内容として演算処理回路115内で緑色用の画像信号と赤色用の画像信号と青色用の画像信号とがそれぞれ1:1:1で加色混合されてカラー画像が生成されるということが示されている。
このように被写体照度が9EVと非常に明るく、それぞれの撮像素子に充分な感度が得られる場合には、双方とも高速シャッタを設定して撮影を行なうことができるので、手ぶれの影響がほとんど現れない。
これに対し、被写体照度が少々暗くなって8EV位になってくると、本来であれば双方の撮像素子のシャッタ速度とも手ぶれ限界を超える長秒時のシャッタ速度を設定しなければならないが、ここではGの感度が上がっていることを利用してG光用の撮像素子のシャッタ速度を高速にしておいて、RB用素子のシャッタ速度のみを長秒時にしている。
表1には、被写体照度が8EVの場合に、演算処理回路115が、RB用撮像素子121aにシャッタ速度として1/30秒を設定してG用撮像素子111aにシャッタ速度としてその1/30秒よりも高速の1/60秒を設定することが示されている。この1/30秒は手ぶれ限界を示すシャッタ速度であり、これを境にして手ぶれの影響が強く現れるようになる。
そこで、この場合には、G用撮像素子121aの方については1/60秒の高速シャッタを設定して手ぶれの影響が現れないようにしておいて、RB用撮像素子については手ぶれ限界値である1/30秒のシャッタ速度を設定して撮影を行なうにしている。
また、手ぶれ限界値である1/30秒で撮影を行なうと手ぶれの影響が大きくなってしまうこともあるので、1/60秒で2回撮影して加算処理を行なうようなことを行っても良い。このようにすると2回の撮影により得た画像信号を加算処理することにより1/30秒で撮影したのと同じ感度を得ることができ、さらに1/30秒よりは手ぶれの影響が現れ難い1/60秒で撮影が行なえる。
また、G用撮像素子の1回の撮影に対してRB用撮像素子で2回撮影を行なって、最初の1/60秒で水平方向の画素混合(例えばG01+G02のように)を行って後半の1/60秒で垂直方向の画素混合(例えばG01+G11のように)を行って加色混合するようにするとISO感度100に対応するカラー画像の生成が簡単に行える。
同様に7EV、6EVというように被写体照度が暗くなっていったら、8EVのときの2倍、4倍となるシャッタ速度を設定してして、また撮影回数を2倍、4倍、また画素混合する画素数を2倍、4倍というように変化させていくようなことを行って撮影を行なえばISO感度100を満足する画像信号の生成が行なえる。
また、複数回の撮影を行なう場合には、一回、一回の画像の特徴を抽出して各回の画像を重ね合わせるようすると手ぶれの補正が行なえる。
図6は、本発明にいう手ぶれ補正部にもなる演算処理回路115aの動作を説明する図である。
図6の左上にはRB用撮像素子121aで複数回の撮影により得た各画像(以下RB画像という)を演算処理回路で手ぶれ補正した後のRB画像が、右上には各回の撮影により得たRB画像がそれぞれ示されている。また、左下にはG用撮像素子側で一回のシャッタ開閉により得られた画像(以下G画像)が示されている。
本実施形態の演算処理回路115は、被写体の特徴を抽出して重ね合わせることができる特徴抽出機能を備えたものであって、しかも手ぶれ補正機能を備えたものでもある。
このため、第2の撮像素子121aによる各回の撮影により得られた画像は、図6の右上に示すようにぶれが生じた画像になるが、演算処理回路115の特徴抽出および手ぶれ補正機能により左上に示すようなぶれのない画像に補正されている。G用撮像素子111aの方は、感度が従来よりも上がっていて、従来よりも暗い被写界であっても高速シャッタでの一回の撮影により鮮明なG画像(図6左下参照)が得られるので、左下のG画像に左上のRB画像を混合すると、手ぶれの目立ち難いカラー画像信号が得られる。
また、RB用撮像素子121aの最小受光感度を上回る被写体照度が得られている場合には上記のようにRB用撮像素子121a側で複数回の画像信号を生成してその複数回の画像信号でぶれを補正することができるが、被写体照度が暗くなってくると一回の画像信号から特徴をうまく抽出することができない場合もある。
そこで、被写体照度が比較的暗くてなってきた場合には、G用撮像素子111aとRB用撮像素子121aについて同期してシャッタ開閉を複数回行って画像信号を複数回生成し、ぶれ補正部である演算処理回路115が、複数回の画像信号に基づいてG用撮像素子で得られた複数回の画像信号のぶれを検出し、そのぶれの検出結果に基づいてRB用撮像素子で得られた複数回の画像信号のぶれを補正してそのRB用撮像素子で得られた複数回の画像信号を重ね合わせるようなことを行うと良い。
図7は、被写体照度が暗いときに、RB用撮像素子で得られた一回ごとの画像がすべて露光不足気味になっている場合の処理を説明する図である。
図7に示すようにG用撮像素子はRB用撮像素子よりも感度が良いことを利用して、G用撮像素子で生成された、複数回の画像信号を用いてぶれの検出を行なって、そのぶれ検出結果をRB側に反映させてRB用画像のぶれの補正を行うようにしている。
このようにすると、図6で説明した撮影装置よりもさらに暗い被写界まで手ぶれや被写体ぶれが目立ち難い撮影装置が実現される。
なお、本実施形態では、ダイクロイックミラーを用いた撮影装置の一例を示したが、ダイクロイックミラーで分光せずにG、RB双方とも個別の撮影光学系をそれぞれ備えた2眼式の撮影装置であっても良い。
受光ユニットの構成を示す図である。 図1の受光ユニットが配備された撮影装置を示す図である。 図2の撮影装置の内部構成を示すブロック図である。 G用撮像素子とRB用撮像素子の各受光領域を示す図である。 信号処理の説明をするために各画素に番号をふった図である。 本発明にいう手ぶれ補正部にもなる演算処理回路の動作を説明する図である。 G用撮像素子側においても複数回の撮影を行なった場合を説明する図である。
符号の説明
1 撮影装置
1b ボディ
10 レンズ鏡胴
10a 受光ユニット
111a 第1の撮像素子(G用撮像素子)
112a COMS用撮像処理回路
113a BPF回路
114a A/D変換回路
115a 演算処理回路
116a モータフォライブ回路
1171a ズームモータ
1172a 絞り・シャッタユニット
1173a フォーカスモータ
118a フォーカスレンズ
119a RB用撮像処理回路
121a 第2の撮像素子(RB用撮像素子)
100 測距装置
150 LUT

Claims (2)

  1. 撮影光学系を備え該撮影光学系を経由して入射してきた被写体光を捉えることにより画像信号を生成する撮影装置において、
    前記撮影光学系を経由してきた被写体光のうちの緑色波長帯の光を受光して緑色用の画像信号を生成する第1の撮像素子と、
    前記撮影光学系を経由してきた被写体光のうちの赤色波長帯の光と青色波長帯の光を相互に分けて受光して赤色用の画像信号と青色用の画像信号を生成する第2の撮像素子と、
    被写界輝度を検出する測光装置と、
    前記第1の撮像素子のシャッタ速度と前記第2の撮像素子のシャッタ速度を相互に独立に制御して前記第1の撮像素子と前記第2の撮像素子とに撮影を行なわせるとともに、該第1の撮像素子で生成された緑色用の画像信号と、該第2の撮像素子で生成された赤色用の画像信号および青色用の画像信号とを処理してカラー画像信号を生成する演算処理部とを備え、
    前記演算処理部は、
    前記測光装置で検出された被写界輝度が所定の被写界輝度よりも暗いときには、前記第1の撮像素子に設定する第1のシャッタ速度を前記第2の撮像素子に設定する第2のシャッタ速度よりも高速にしておき、前記第1の撮像素子で生成された緑色用の画像信号については該第1の撮像素子が有する画素のうち隣接する画素どうしの画素混合を実施して前記第2の撮像素子で生成された画像信号については前記第1の撮像素子で画素混合した画素の位置に対応する位置にある画素の赤色用の画像信号および青色用の画像信号を、画素混合した該緑色用の画像信号に加色混合してカラー画像信号を生成する処理を実施することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記演算処理部は、垂直解像度が必要な画像であるか、水平解像度が必要な画像であるかを判定し、
    水平解像度が必要であると判定した場合には、隣接して縦方向に並ぶ画素どうしの画素混合を行ない、垂直解像度が必要であると判定した場合には、隣接して横方向に並ぶ画素どうしの画素混合を実施するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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