JP4376748B2 - コードレス式保温保冷装置、コードレス式保温装置およびコードレス式保冷装置 - Google Patents

コードレス式保温保冷装置、コードレス式保温装置およびコードレス式保冷装置 Download PDF

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Description

本発明は、ダイニングテーブル、キッチンテーブルなどに置いて、暖かい料理等が冷めないように保温し、冷たい料理が暖かくならないように保冷することができるコードレス式保温保冷装置、コードレス式保温装置およびコードレス式保冷装置に関する。
従来一般的な家庭での料理の保温保冷は次に述べるような状態にある。
近年、キッチンルームが大型化し、リビングやダイニングへ開放した間取りも普及している。また調理方法も和洋東西多彩を極め、料理を作りたての最も美味しい温度で味わい続けるためのニーズも強くなっている。
その影響から、料理の途中にあるいは完成品の保温保冷について、キッチンカウンター上は勿論、収納棚やダイニングテーブル等、場所の制約を受けずに行うこと、または保温保冷機器を増やすことが望まれている。
しかし、一般家庭では加熱手段としての電子レンジ、保温手段としての保温プレート、保冷手段としての冷蔵庫等があるにすぎず、調理の途中あるいはダイニングテーブル等、好適きな場所で簡単容易に保温保冷する機器はなかった。
前述した保温プレートは小型である場合でも、電源コードの制約を受け、一般的に調理の途中キッチンカウンター上で使用されることはないし、ダイニングテーブルに複数人夫々に複数の保温プレートを置いたのでは電源コードがテーブル上を這いまわることになり、景観の悪さとコードの引っ掛けなど危険も多く使用し難いものであった。
保冷手段は一般家庭においては、冷蔵庫以外は冷蔵庫の氷で冷やす、冷蔵庫で凍結させたり冷やした保冷剤で冷やす以外にはなく、冷蔵庫の氷も量が不安定であり、保冷剤も冷蔵庫内で嵩張るし必ずあるというものでもなく、必要なときに必要な分使用できるものではなかったし、長時間使用できるものでもなかった。
このような中で、主に家庭においてどこでも何時でも簡単で安全に使える料理の保冷保温機器の開発が望まれている。
料理を保温あるいは保冷する従来技術として下記特許文献に開示された技術が知られている。
特開2004−105589号公報 実用新案登録第3098198号公報 特開平11−276358号公報<特許文献1の技術> ペルチェ素子の加熱側を下面とし冷却側を上面として、外部電源に接続される電源プラグと電源コードを備えてなる冷熱マットの技術。<特許文献2の技術> 冷却ブライン循環カイロからの冷媒が流れる冷却パイプをテーブルに配置した、食肉の串刺し作業などを行う冷却作業台の技術。<特許文献3の技術> 調理物を置く部位にペルチェ素子から冷却風や温風を送る、調理物を置く部位の下部や上部ペルチェ素子を設けて調理物を冷却したり暖めたりする構成で、外部電源に接続される電源プラグと電源コードを備えてなる調理物保温器の技術。
前述した従来技術はいずれも電源コードを有しているための電源コンセントのある場所での使用に限られ、ダイニングテーブルに数個置いての使用では電源コードがテーブル上を這いまわるので食卓の景観を著しく損なう、他の料理の置く場所を制約する、食事中にコードを引っ掛ける危険がある、例え小型であったとしても片付けて収納する場合にも電源コードのまとめという煩雑な作業を強いられ且つ電源コードの分だけ収納場所を取る、取り出すときにも電源コードの引っ掛かりなど使用感が悪い、ダイニングテーブル上に複数個を立て置く場合にも電源ケーブルが景観を悪くするので置き難いという欠点を有するものであった。
ダイニングテーブル上に常置きしておいて食事ごとに手軽に使用するには、その都度の電源コードの引き回しと片付けが必要であり、電源ケーブルがテーブル景観を悪くするので、食事ごとに手軽には使用でき難いという欠点を有するものであった。
特に、電源コンセントの遠いあるいは無い場所では使用できないという欠点があった。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑みてなされたものであって、その目的は、常にダイニングテーブル上に置いても該テーブル上の景観を損なうことなく、複数の人が食事ごとでも簡単手軽で安全に料理の保温保冷および素早い片付けができ、電源の無い屋外などでも使用ができるコードレス式保温保冷装置、コードレス式保温装置およびコードレス式保冷装置を提供することを目的としている。 本発明は主に家庭でのダイニングテーブルやキッチンでの料理の使用を想定しているが、これにとどまらず、料理のまな板などの調理台として使用するものなども技術的範疇に含むものである。
本発明に係る上記目的を達成するために、本発明は次のような構成となっている。
本発明に係る請求項1記載の発明は、載置された食物を加熱又は冷却するプレートと、前記プレートを内側から加熱又は冷却するための加熱冷却部と、接続された電池側充電端子を介して供給される電源を充電するとともに、前記充電した電源に基づいて生成した動作電流を前記加熱冷却部へ供給する充電式電池とを有するコードレスの1以上の保温保冷マットと、前記各保温保冷マットを装着可能な1以上のマットセット部と、前記マットセット部に装着された前記保温保冷マットにつき電池側充電端子を介して前記電源を供給するため充電器側充電端子とを有する充電器と、表裏に設けられた脚と、表裏のそれぞれの脚の一つあるいは複数に設けられた電源スイッチとを備え、前記プレートは、前記保温保冷マットの表裏に設けられ、前記電源スイッチは、下側となってテーブルに接する側が押圧状況に応じて所定の電気信号を送信し、前記充電式電池は、前記電気信号の送信に応じて制御され、前記加熱冷却部は、食物が載置された何れか一のプレートを加熱又は冷却することを特徴とする。
本発明に係る請求項2記載の発明は、請求項1記載のコードレス式保温保冷装置において、前記加熱冷却部を、ペルチェ素子としている。
本発明に係る請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のコードレス式保温保冷装置において、前記加熱冷却部の表面を放熱させるためのファンをさらに備えている。
本発明に係る請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置において、複数の前記プレートは、同一の保温保冷マット上に、或いは互いに異なる保温保冷マット上に配設され、前記加熱冷却部は、前記各プレートをそれぞれ加熱又は冷却することを特徴とする。
本発明に係る請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置において、前記保温保冷マットは、前記加熱冷却部による前記プレートへの加熱又は冷却を切り替えるための切替部をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置において、前記電池充電端子は、前記プレートの何れかの側面に配設されてなり、前記マットセット部は、前記プレートの側面に配設された前記電池充電端子と前記充電器側充電端子とが接続可能となるように前記保温保冷マットが立て掛け配置されることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
本発明のコードレス式保温保冷装置は、食物を保温したり保冷したりできるコードレスの複数の充電式の保温保冷マットと、この複数の保温保冷マットを同時にセットし充電することができる充電器とからなっているので、常にダイニングテーブル上に置いても該テーブル上の景観を損なうことなく、複数の人が食事ごとでも簡単手軽で安全に料理の保温保冷および素早い片付けができるという効果を得ることができ、加熱と冷却をプレートの表裏で実行することができるため、マットを表裏を上面とすることにより保温か保冷のいずれか一方を選択して使用できるという効果を得ることができる。
特に、ダイニングテーブルから電源コンセントが遠い場合、屋外など電源の無い場所や遠い場所などでも場所を選ばず、保温保冷マットを持ち出し使用できるという効果を得ることができる。
<請求項2記載の発明の効果>
前記加熱冷却部を、ペルチェ素子としているため、保温保冷マットを小型薄型にできるという効果を得ることができる。
<請求項3記載の発明の効果>
前記加熱冷却部の表面を放熱させるためのファンをさらに備えているため、加熱冷却部による保温、保冷をより効率的に実行することが可能となる。
<請求項4記載の発明の効果>
複数のプレートを、同一の保温保冷マット上に、或いは互いに異なる保温保冷マット上に配設し、これを加熱又は冷却する。
このため、一方のプレートで食物を温め、他方のプレートで食物を冷却することも可能となる。例えば、第3の実施の形態の保温保冷マット34aの2連結とする構成では、保冷・保冷、保冷・保温、保温・保温という多様な使用ができる。
<請求項5記載の発明の効果>
加熱冷却部によるプレートへの加熱又は冷却を切り替えるための切替部をさらに備える。
このため、マットの向きを変えることなく、保冷とするか保温とするかを選択できるという効果を得ることができる。
<請求項6記載の発明の効果>
電池充電端子は、プレートの何れかの側面に配設されており、マットセット部は、プレートの側面に配設された電池充電端子と充電器側充電端子とが接続可能となるように前記保温保冷マットを立て掛け配置させる。
このため、多数のプレートにおける充電式電池をスペースを取ることなく同時に充電することが可能となる。
以下に本発明を実施するための最良の形態により本発明を詳細に説明する。但し、本発明をこれらのみに限定するものではない。
<第1の実施の形態>
図1ないし図4に示す本発明を実施するための最良の第1の実施の形態において1はコードレス式保冷装置であって、このコードレス式保冷装置1は1以上の保冷マット2a〜2eと、この複数の保冷マット2a〜2eを同時に充電できる充電器3とからなっている。
保冷マット2a〜2eは主に、料理を置いて保冷する冷却プレート4と、この冷却プレート4を吸熱部5を介して内側から冷却又は加熱するペルチェ素子6と、このペルチェ素子6を動作させる電流を供給するニッケル水素バッテリーやリチウムイオンバッテリーなどの充電式電池7と、この充電式電池7の充電するための電池側充電端子8と、冷却プレート4に載置された料理あるいは料理を入れた器の温度を検出する温度検出センサ9と、ペルチェ素子6の放熱部19を冷却する風を送るファン11と、制御ボタン12a〜12e、設定温度や料理温度などを表示する表示部13、冷却プレート4の温度制御などをはじめ必要な制御を行う制御部14とを筐体18内部に実装して構成されている。
充電器3は、保冷マット2a〜2eを同時にセットできる1以上のマットセット部15a〜15eと、このマットセット部15a〜15eにセットされた保冷マット2a〜2eの夫々の電池側充電端子8に接続されて充電式電池7に充電をするための充電器側充電端子16と、外部電源に接続するプラグ17と、当該充電器3を制御するための制御ユニット61とを備えている。
図2、4に示す冷却構造について説明する。
上部側に冷却プレート4が配置され、この冷却プレート4の下部にペルチェ素子6(「放熱部側をH、吸熱側をD」で示す)上部の吸熱部5を密着させて設けられ、ペルチェ素子6の下部の放熱部19には放熱フィン体20が密着されファン11からの送風がフィン21の間に形成される排気孔22を通って熱を放出する。なおこのファン11は、ペルチェ素子6の表面を放熱させるために用いてもよいし、またこのファン11の構成は省略してもよい。
冷却プレート4の背面に設けられた温度検出センサ9は、かかる冷却プレート4の温度を検出する。また、この温度検出センサ9は、検出した温度情報を制御部14へ送信する。
制御部14は、温度検出センサ9から送信される温度情報を識別する。そして、この制御部14は、温度情報として表される冷却プレートの温度と、制御ボタン12を介してユーザにより設定された温度とを比較し、当該比較結果に応じて、充電式電池7の出力電圧を上げる旨の制御信号、或いはかかる出力電圧を下げる旨の制御信号を生成する。
充電式電池7は制御部14から送信された上記制御信号に基づき、ペルチェ素子6へ動作電流を供給する。その結果、ペルチェ素子6は、制御部14により指定された電流に基づいて冷却プレート4から熱を吸収又は放出し、これに応じて冷却プレート4の温度は上下することになる。
また、冷却プレート4の温度は随時温度検出センサ9を介して制御部14に通知され、上述の動作が繰り返されることになる。これにより、冷却プレート4の温度が、ユーザにより設定された温度に至るまでフィードバック制御することが可能となる。
なお、このコードレス式保冷装置1において、冷却プレート上に載置された料理や器の冷却温度を制御ボタン12を介してユーザが任意に設定することができる他に、冷却時間をも自在に設定することができる。例えば、ユーザにより冷却時間が短時間となるように設定された場合に、制御部14は、温度検出センサ9により生成された温度情報に基づく冷却プレート4の温度から、ユーザ指定の温度に至るまで大きな温度勾配となるように制御信号を生成する。これにより、ペルチェ素子6が冷却プレート4から吸収(放出)する熱量が大きくなるところ、当該冷却プレート4は急速にユーザ指定の温度に近づくことになる。
これに対して、ユーザにより冷却時間が長時間となるように設定された場合に、制御部14は、温度検出センサ9により生成された温度情報に基づく冷却プレート4の温度から、ユーザ指定の温度に至るまで小さな温度勾配となるように制御信号を生成する。これにより、ペルチェ素子6が冷却プレート4から吸収(放出)する熱量が小さくなるところ、当該冷却プレート4はゆっくりとユーザ指定の温度に近づくことになる。
なお、制御部14は、温度検出センサ9より通知された温度情報を表示部13を介して随時表示させるようにしてもよい。また、何れか一の制御ボタン14につき、前記冷却プレート4に対する加熱又は冷却を切り替える機能を担わせておくことにより、ユーザによる制御ボタン14の押圧操作一つで、簡単に加熱又は冷却を切り替えることも可能となる。
ちなみに、上述の充電式電池7に接続される電池側充電端子8は、冷却プレート4のいずれかの側面に配設されてなる。保冷マット2は、充電時において図3に示すように、電池側充電端子8が下向きになるようにを立て掛け配置される。これにより、充電器側充電端子16と電池側充電端子8とが接続可能となるため、充電式電池7への充電が実現されることになる。なお、充電式電池7は、充電時において、制御ユニット61による制御の下、プラグ17を介して外部から受給した電源を電池側充電端子8を介して受給することができる。
特に本発明を適用した保冷マット2は、飲食店等で適用する場合に枚数が大量に必要となり、多数の保冷マット2を効率よく充電する必要も生じるが、このように立て掛け配置することができるコードレス式保冷装置1では、スペースを取ることなくこれらを同時に充電することが可能となる。
なお、上述した実施の形態においては、冷却プレート4を介して食品を冷却する構成について説明をしたが、これに限定されるものではなく、ペルチェ素子6における電流の方向を切り替えることにより、冷却プレート4を加熱するようにしてもよい。これにより、いわゆるコードレス式保温装置を形成することができる。
充電器3はケースタイプとしたり、充電器3に保冷マットをセットしたまま収納するケースを設けたりするのがよい。こうすることにより、移動や携帯が行いやすくなり、アウトドアなどで自動車の電源に接続して充電して使用する等、より広い利用を可能とする。
以下に説明する本発明を実施するための実施の形態においては、前述してある実施の形態の構成と同じ構成については同じ符号を付しその説明を省略する。
<第2の実施の形態>
図5に示す本発明を実施するための第2の実施の形態において前記本発明を実施するための第1の実施の形態と主に異なる点は、表側に冷却プレート4を設け裏側に加熱プレート25を設けてなる、保冷と保温のいずれかを選択して使用できる保温保冷マット26a〜26eを形成した点にある。
保温保冷マット26a〜26eはより具体的には、表側に設けられた冷却プレート4と、裏側に設けられた加熱プレート25と、冷却プレート4を冷却する吸熱部5を該4に密着させてなるペルチェ素子6と、加熱プレート25を加熱する放熱部19を該25に密着させてなるペルチェ素子27と、ペルチェ素子6とペルチェ素子27の間に設けられた放熱フィン体20と、筐体18の表裏の四隅に設けられた脚28と、表裏のそれぞれの脚28の一つあるいは複数に設けられた電源スイッチ29a、29bとから構成されている。
下側となってテーブルに接する側は電源スイッチ29が押圧状況に応じて所定の電気信号が制御部14に送信される仕組みとなっている。制御部14は、係る電源スイッチ29の押圧に基づく電気信号が送信された場合に、充電式電池7への制御信号の送信を停止する。その結果、ペルチェ素子6から冷却プレート4への伝熱も停止することになる。これに対して、上側は電源スイッチ29が付勢力により押し出され、これに基づく電気信号に応じて制御部14はペルチェ素子6による伝熱動作が実現されるように、これを制御する。
また、電源スイッチ29を設けることなく、ペルチェ素子27とペルチェ素子6に電流を流し、内側で熱の奪い合いが行われるようにするのも良い。この場合、放熱フィン体は夫々のペルチェ素子に別体で設けて、そのフィン同士は非接触としてその隙間に送風が流れるようにするのがよい。
このような冷却プレートと加熱プレートが別体である形態では、冷却プレートは青色、加熱プレートは赤色とするなど分かりやすい色分けをするのがよい。
<第3の実施の形態>
図6に示す本発明を実施するための第3の実施の形態において前記本発明を実施するための第1の実施の形態と主に異なる点は、保温機能と保冷機能を同じプレートで行える加熱冷却プレート33とした保温保冷マット34a〜34eを形成した点にある。
保温保冷マット34a〜34eはより具体的には、多数の指体35が整列されたような形態で各指体35の吸熱部5を加熱冷却プレート33に密着されてなるペルチェ素子36と、指体35の間に指体37を配置するようにして各指体37の放熱部19を加熱冷却プレート33に密着されてなるペルチェ素子38と、ペルチェ素子36とペルチェ素子38の下部側に密着された放熱フィン体20とからなっている。
ペルチェ素子36を動作させると加熱冷却プレート33は冷却されて保冷プレートとなり、ペルチェ素子38を動作させると加熱冷却プレート33は加熱されて保温プレートになる。
このような形態では、プレートに温度により色が変化する素材などを使用するのが分かりやすい。
保温保冷マット34a〜34eを完全防水形態として濡れても散水するキッチンでの使用に耐えるようにするとか、保温保冷マット34a〜34eの一枚をあるいは別途加えて、まな板としての使用に耐える素材および頑丈な構成であるものとするのもよい。
<第4の実施の形態>
図7、8に示す本発明を実施するための第4の実施の形態において前記本発明を実施するための第1の実施の形態と主に異なる点は、保冷マット2a〜2eや保温保冷マット26a〜26eや保温保冷マット34a〜34eに接続端子41を設け、他の保冷マットや保温マットや保冷保温マットなどの他のマット42を別体の接続ケーブル43で接続して使用できるようにした点にある。なお、この他のマット42の構成については、上述の保冷マット2と同一の構成であるため、ここでの説明を省略する。
接続端子41は、図8に示すように制御部14に接続され、かかる制御部41による制御に基づいてこの接続端子41、接続ケーブル43を介して信号が送受信されることになる。
例えば、接続された保冷マット2と他のマット42間において同一の温度設定にする場合には、保冷マット2における制御部14から接続端子41、接続ケーブル43を介してその旨を通知するための信号が送られることになる。他のマット42における制御部51は、かかる信号に基づいて、冷却プレートが保冷マット2と同一の温度となるような制御信号を生成し、これを充電式電池7へと送る。これにより、保冷マット2と他のマット42との間で冷却プレートは同一温度に設定され、同一の料理を大量に同時保冷(保温)することが可能となる。
また、接続された保冷マット2と他のマット42間において異なる温度設定にする場合も同様に制御部14から接続端子41、接続ケーブル43を介してその旨の信号を送信することでこれを実現することができ、異なる調理条件が必要な料理を異なる温度設定で同時保冷(保温)することが可能となる。
同様の手法に基づいて保冷マット2と他のマット42間において、いずれか一方のみを動作させるようにしてもよいことは勿論である。
また、他マット42の表裏の四隅に脚28を設けて、他マット42を保冷マット2a上に載せ置いて使用できるようにするのもよい。
<第5の実施の形態>
図9に示す本発明を実施するための第5の実施の形態において前記本発明を実施するための第1の実施の形態と主に異なる点は、保冷マット2a〜2eや保温保冷マット26a〜26eや保温保冷マット34a〜34eに他の保冷マットや保温マットや保冷保温マットなどの他マット42を一体的に設けた2枚マット装置46a〜46eを形成した点にある。
以上の実施の形態では電源として充電式電池7を用いるコードレス形態を説明してきたが、メタノールなどの燃料充填式の燃料電池を用いるようにしてもよい。
燃料の充填の仕方は、燃料電池側に設けられた燃料カートリッジ装填部に着脱自在に装填する、単一電池から単三電池程度の大きさの燃料カートリッジによる交換式とするなどがよい。
また、充電器3のマットセット部15の壁をセットする保冷マット2と同じ程度にして、その内側にマットを加熱し、或いは冷却するための図示しないマット加熱部やマット冷却部を設けるようにしてもよい。このように充電器3に加熱機能や冷却機能を持たせることと、充電器3を覆うようなあるいはその冷気や暖気を受けるケース体や枠体を設けたり、冷気や暖気を当てる機能を設けることにより、充電器を例えば飲料の保冷や保温装置とすることが可能となる。
また、保冷マット2充電中にペルチェ素子6を動作させることにより、保冷マット2を加熱し、或いは冷却しておくことができるようにしてもよい。このような機能に対して、上述の如く充電器3を覆うようなあるいはその冷気や暖気を受けるケース体や枠体を設け、さらに冷気や暖気を飲料などに当てる機構を設けることにより、保温保冷ケースを形成することができる。
本発明は電化製品、キッチン製品を製造する産業で利用される。
本発明を適用した第1の実施の形態の保冷マットの斜視図である。 本発明を適用した第1の実施の形態の冷却構造図である。 本発明を適用した第1の実施の形態のコードレス式保冷装置の斜視図である。 本発明を適用した第1の実施の形態におけるブロック構成を示す図である。 本発明を適用した第2の実施の形態の加熱冷却構造図である。 本発明を適用した第3の実施の形態の加熱冷却構造図である。 本発明を適用した第4の実施の形態のマットの斜視図である。 本発明を適用した第4の実施の形態におけるブロック構成を示す図である。 本発明を適用した第5の実施の形態のマットの斜視図である。
1 コードレス式保冷装置
2a〜2e 保冷マット
3 充電器
4 冷却プレート
5 吸熱部
6 ペルチェ素子
7 充電式電池
8 電池側充電端子
9 温度検出センサ
10 放熱部
11 ファン
12a〜12e 制御ボタン
13 表示部
14 制御部
15a〜15e マットセット部
16 充電器側充電端子
17 プラグ
18 筐体
19 放熱部
20 放熱フィン体
21 フィン
22 排気孔
25 加熱プレート
26a〜26e 保温保冷マット
27 ペルチェ素子
28 脚
29a、29b 電源スイッチ
33 加熱冷却プレート
34a〜34e 保温保冷マット
35 指体
36 ペルチェ素子
37 指体
38 ペルチェ素子
41 マット接続端子
42 他マット
43 接続ケーブル
46a〜46e 2枚マット装置

Claims (6)

  1. 載置された食物を加熱又は冷却するプレートと、前記プレートを内側から加熱又は冷却するための加熱冷却部と、接続された電池側充電端子を介して供給される電源を充電するとともに、前記充電した電源に基づいて生成した動作電流を前記加熱冷却部へ供給する充電式電池とを有するコードレスの1以上の保温保冷マットと、
    前記各保温保冷マットを装着可能な1以上のマットセット部と、前記マットセット部に装着された前記保温保冷マットにつき電池側充電端子を介して前記電源を供給するため充電器側充電端子とを有する充電器と、
    表裏に設けられた脚と、表裏のそれぞれの脚の一つあるいは複数に設けられた電源スイッチとを備え、
    前記プレートは、前記保温保冷マットの表裏に設けられ、
    前記電源スイッチは、下側となってテーブルに接する側が押圧状況に応じて所定の電気信号を送信し、前記充電式電池は、前記電気信号の送信に応じて制御され、
    前記加熱冷却部は、食物が載置された何れか一のプレートを加熱又は冷却すること
    を特徴とするコードレス式保温保冷装置。
  2. 前記加熱冷却部は、ペルチェ素子であること
    を特徴とする請求項1記載のコードレス式保温保冷装置。
  3. 前記保温保冷マットは、前記加熱冷却部の表面を放熱させるためのファンをさらに備えること
    を特徴とする請求項1又は2記載のコードレス式保温保冷装置。
  4. 複数の前記プレートは、同一の保温保冷マット上に、或いは互いに異なる保温保冷マット上に配設され、
    前記加熱冷却部は、前記各プレートをそれぞれ加熱又は冷却すること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置。
  5. 前記保温保冷マットは、前記加熱冷却部による前記プレートへの加熱又は冷却を切り替えるための切替部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置。
  6. 前記電池充電端子は、前記プレートの何れかの側面に配設されてなり、
    前記マットセット部は、前記プレートの側面に配設された前記電池充電端子と前記充電器側充電端子とが接続可能となるように前記保温保冷マットが立て掛け配置されること
    を特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載のコードレス式保温保冷装置。
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