JP2008287938A - 電磁調理器 - Google Patents

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Takanori Kaji
貴徳 梶
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Abstract

【課題】一連の調理における使い勝手の良さを向上することができる電磁調理器を提供すること。
【解決手段】電磁調理器1は、調理用器具を積載する積載部31と、積載部31の下方に設けられ、積載部31に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱装置32と、調理用器具が積載される方向と反対の方向から積載部31に当接され、積載部31に積載された調理用器具を冷却する冷却装置10と、を備える。冷却装置10は、ペルチェ素子を含んで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁調理器に関する。より詳細には、冷却部を備えた電磁調理器に関する。
近年、電気を使って調理用器具自体を加熱するヒーター、電気を使って肉や魚などをあぶり焼くロースターなどを備えた電磁調理器の需要が拡大している。このような中、電磁調理器の使い勝手の良さを向上する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この電磁調理器では、ヒーター、ロースターなどを同時に使用することができる。
特開2004−164894号公報
しかしながら、上記のような電磁調理器では、ヒーター、ロースターなどを同時に使用することにより加熱する調理の時間を短縮することはできるが、冷却が必要な調理に対しては、何も考慮がされていない。一般に、冷却には冷蔵庫(或は冷凍庫)を用いるが、熱いものをそのまま冷蔵庫へ入れると冷蔵庫の中が温まってしまうため、加熱したものを直に冷蔵庫に入れることができない。故に、例えば、鍋のまま或は鍋の内容物を他の容器に移して一旦熱を冷ましてから冷蔵庫の中へ入れる。このようなことから、冷却が必要な調理には、加熱のみの調理と比べて相対的に多くの時間を要する。そして、加熱したものを冷ますために時間がかかると、梅雨時や夏季では、食材が痛んだり、腐ったりする心配がある。
本発明は、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができる電磁調理器を提供することを目的とする。
本発明は、調理用器具が積載される方向と反対の方向から積載部に当接され、積載部に積載された調理用器具を冷却する冷却部を備えたことを特徴とする。より具体的には、以下のものを提供する。
(1) 調理用器具を積載する積載部と、前記積載部の下方に設けられ、前記積載部に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱部と、調理用器具が積載される方向と反対の方向から前記積載部に当接され、前記積載部に積載された調理用器具を冷却する冷却部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
(1)に記載の電磁調理器によれば、積載部に積載された調理用器具を冷却することができる。故に、加熱したものを調理場の隅に放置するときと比べて、冷ますための時間を低減することができる。したがって、この構成によれば、冷却が必要な調理に要する時間を短縮することができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。更に、この構成によれば、冷蔵庫を用いなくとも冷却することができるので、例えば、冷蔵庫の中身がいっぱいである場合でも、冷却できないという事態を回避することができるようになる。
(2) (1)に記載の電磁調理器であって、前記冷却部の温度を測る温度計測部と、前記温度計測部により測られた温度が予め設定された温度になるように前記冷却部による冷却を制御する温度制御部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
(2)に記載の電磁調理器によれば、冷却の温度を調節できるようになる。したがって、この構成によれば、調理に応じて冷却の温度を設定できることから、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
(3) (2)に記載の電磁調理器であって、前記温度制御部は、前記冷却部による冷却を開始してから予め設定された時間が経過すると、前記冷却部による冷却を終了することを特徴とする電磁調理器。
(3)に記載の電磁調理器によれば、冷却の時間を調節できるようになる。したがって、この構成によれば、冷却が足りないという事態及び冷却し過ぎるという事態の発生を低減できることから、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
(4) (1)から(3)の何れかに記載の電磁調理器であって、前記冷却部は、ペルチェ素子を含んで構成されることを特徴とする電磁調理器。
(4)に記載の電磁調理器によれば、温度応答性に優れているペルチェ素子を利用することで、精密な温度の制御を実現することができる。更には、この構成によれば、コンプレッサーを用いた冷却装置に比べて、コンパクトにすることができると共に、騒音や振動の低減を図ることができる。
(5) (4)に記載の電磁調理器であって、前記冷却部に配接され、前記冷却部から生じる熱を放散する放熱部と、前記放熱部に向けて送風する送風部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
(5)に記載の電磁調理器によれば、ペルチェ素子から生じる熱を効率よく放散することができることから、ペルチェ素子による冷却の性能を高めることができるようになる。
(6) (2)又は(3)に記載の電磁調理器であって、前記冷却部に配接され、前記冷却部による冷却が前記温度制御部により開始されるときに、前記積載部のうち前記加熱部により調理用器具が加熱される所定の範囲内に前記冷却部を当接する当接部を備えたことを特徴とする電磁調理器。
(6)に記載の電磁調理器によれば、加熱部により加熱された調理用器具を動かすことなく、この調理用器具を冷却することができる。したがって、この構成によれば、冷却のためにとりたてて調理用器具を動かす必要がなく、調理用器具を動かす手間を省くことができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
(7) 調理用器具を積載する第1の積載面を有する第1の積載部と、前記第1の積載面に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱部と、調理用器具を積載する第2の積載面を有する第2の積載部と、前記第2の積載面に積載された調理用器具を冷却する冷却部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
(7)に記載の電磁調理器によれば、第2の積載面に積載された調理用器具を冷却することができる。故に、加熱したものを調理場の隅に放置するときと比べて、冷ますための時間を低減することができる。したがって、この構成によれば、冷却が必要な調理に要する時間を短縮することができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。更に、この構成によれば、冷蔵庫を用いなくとも冷却することができるので、例えば、冷蔵庫の中身がいっぱいである場合でも、冷却できないという事態を回避することができるようになる。
(8) (7)に記載の電磁調理器であって、調理用器具が積載される方向から前記第2の積載部に加えられた力に応じた位置で前記第2の積載部を係止する係止部と、前記第2の積載部を囲み、伸縮自在に構成された側壁部と、を備え、前記係止部により前記第2の積載部が所定の位置で係止されると、前記第2の積載部と前記側壁部とを含んで構成される保冷室が形成されることを特徴とする電磁調理器。
(8)に記載の電磁調理器によれば、保冷室が形成される。この構成によれば、調理用器具を直接的に冷却することに加え、保冷室内が冷却されることにより調理用器具を間接的に冷却するようになるので、保冷室が形成されない場合と比べて調理用器具を効率的に冷却することができるようになる。
本発明によれば、冷却が必要な調理に要する時間を短縮することができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、電磁調理器1の概観図である。図1には、電磁調理器1が示されている。電磁調理器1は、調理用器具を積載する積載部31と、この積載部31の下方に設けられ、積載部31に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱装置32と、積載部31に積載された調理用器具を冷却する冷却装置10と、を備えている。なお、冷却装置10については、図2を参照して詳細に説明する。
積載部31は、熱や衝撃に強い部材(例えば、結晶化ガラス)で構成されている。積載部31は、調理用器具が積載される面がフラットになるように形成されている。
ここで、積載部31には、調理用器具を冷却することができる範囲を示した冷却面Sが設けられている。言い換えるならば、積載部31のうち冷却装置10により調理用器具が冷却される範囲は、基本的に、冷却面Sの内側(所定の範囲内)である。冷却面Sの周縁は、この温度が一定温度以下である場合及び冷却装置10による冷却が行われている場合のうち少なくとも一方の場合に青色に発光する。即ち、冷却面Sの周縁には、LEDなどを含んで構成される発光装置が設けられている(図示せず)。これにより、調理人は、冷却面S(或はこの付近)の温度が低いこと及び冷却装置10により冷却が行われていることのうち少なくとも一方を容易に認識できるようになる。なお、発光装置は、冷却面Sの温度に応じて、発光の強度を変化させてもよい。
この冷却面Sは、積載部31の中央より奥に配置されている。しかしながら、冷却面Sは、例えば、積載部31の中央より手前に配置されるなど、積載部31のうち任意の部分に配置することができる。更に、冷却面Sの形状は、円形に形成されているが、例えば、楕円形、正六角形など任意の形状に形成したものを採用することができる。更に、冷却面Sの大きさは、冷却面Sよりも大きくしてもよいし、冷却面Sよりも小さくしてもよい。更に、冷却面Sは、1つに限られず、複数設けることができる。
他方、積載部31には、調理用器具を加熱することができる範囲を示した加熱面S1が設けられている。言い換えるならば、積載部31のうち加熱装置32により調理用器具が加熱される範囲は、基本的に、加熱面S1の内側(特定の範囲内)である。加熱面S1の周縁は、この温度が一定温度以上である場合に赤色に発光する。これにより、調理人は、加熱面S1の温度が高いことを容易に認識できるようになる。
加熱装置32は、主に、誘導加熱コイル、誘導加熱コイルを支持する支持部材、誘導加熱コイルから生じる熱を放散させる放熱板などを含んで構成されている(図示せず)。
電磁調理器1は、電磁調理器1の各種の設定を行う設定装置20と、電磁調理器1の電源のオン及びオフを切り替える電源スイッチ33と、肉や魚などをあぶり焼くロースター34と、ロースター34を手前に引き出すための取っ手である把手35と、ロースター34により発生する煙などを排気する排気口36と、を備えている。なお、電磁調理器1は、いわゆる据置タイプ及びビルトインタイプの何れのタイプであってもよい。設定装置20については、図4を参照して詳細に説明する。
図2は、冷却装置10の主たる構成要素を示した構成図である。図2には、冷却装置10が示されている。冷却装置10は、基本的に、冷却部材11、温度センサ12、放熱板13、ファン14、及びモーター15を備えている。
冷却部材11は、電流を流すことによって発熱及び吸熱を制御する部材(例えば、ペルチェ素子)で構成されている。冷却部材11は、調理用器具が積載される方向と反対の方向から積載部31に当接され、積載部31に積載された調理用器具を冷却する。即ち、冷却部材11は、積載部31に当接される吸熱面(冷却面)とこの対面にある発熱面(放熱面)とを有している。
したがって、上記構成によれば、積載部31に積載された調理用器具を冷却することができる。故に、加熱したものを調理場の隅に放置するときと比べて、冷ますための時間を低減することができる。したがって、この構成によれば、冷却が必要な調理に要する時間を短縮することができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。更に、この構成によれば、冷蔵庫を用いなくとも冷却することができるので、例えば、冷蔵庫の中身がいっぱいである場合でも、冷却できないという事態を回避することができるようになる。
温度センサ12(例えば、サーミスタ)は、冷却部材11の温度を測る。温度センサ12は、冷却部材11に接触して冷却部材11の温度を直接的に測る。更に、温度センサ12は、冷却部材11の温度を間接的に測る。具体的には、温度センサ12は、冷却部材11が当接された積載部31の温度を測る。
なお、温度センサ12により、積載部31に積載された調理用器具の温度を調節するために冷却部材11及び冷却部材11に接触する積載部31の温度が測られ、この温度に基づいて後述の温度制御回路40bにより調理用器具の温度が算出される。しかしながら、これに加えて又は代えて、温度センサ12は、調理用器具の温度を直接的に測る構成としてもよい。このようにすることで、調理用器具の温度を厳密に調節できるようになる。
放熱板13は、冷却部材11に配接され、冷却部材11から生じる熱を放散する(いわゆるヒートシンクである)。放熱板13には、放熱板13の表面積が増えるように多数の突起が設けられている。ファン14は、放熱板13に向けて送風する。ファン14は、金属のフレームに羽根を納めている。この羽根が回ることにより、風を起こす構成である。モーター15は、ファン14を動かす、より詳細には、ファン14が有する羽根を回転させる。
上記構成によれば、冷却部材11から生じる熱を効率よく放散することができることから、冷却部材11による冷却の性能を高めることができるようになる。
図3は、冷却部材11の主たる構成要素を示した構成図である。図3には、冷却部材11が示されている。冷却部材11は、基本的に、絶縁部材11a、P型熱電素子11b、N型熱電素子11c、誘電部材11d、及び配線11eから構成されている。P型熱電素子11b及びN型熱電素子11cは、熱的に並列に配置され、電気的に直列に接続されている。
配線11eを通して電流を流すと、電気的に異なる二種類の導体(又は半導体)であるP型熱電素子11b及びN型熱電素子11cと誘電部材11dとの接触面で発熱又は吸熱が起きる。これにより、一の絶縁部材11aが加熱され、他の絶縁部材11aが冷却される。なお、冷却される側の絶縁部材11aの温度及び冷却される側の冷却部材11に接する物体の温度は、温度センサ12により測られている。
ここで、本実施形態では、電流を流すことで吸熱、発熱を行う素子としてペルチェ素子を採用している。ペルチェ素子は、温度応答性に優れている。故に、ペルチェ素子を利用することで、精密な温度の制御を実現することができる。更には、この構成によれば、コンプレッサーを用いた冷却装置に比べて、コンパクトにすることができると共に、騒音や振動の低減を図ることができる。
図4は、設定装置20の概観図である。図4には、設定装置20が示されている。設定装置20は、ディスプレー21、冷却電源ボタン22、冷却ボタン23、選択ボタン24a,24b、決定ボタン25、及びロースター関連ボタン群26を備えている。
ディスプレー21は、冷却装置10による冷却に係る各種設定の画面を表示する。冷却電源ボタン22は、冷却装置10の電源のオン及びオフを切り替える操作を受け付けるボタンである。ここで、冷却装置10の電源をオンに切り替える操作を、以下「冷却電源投入操作」という。冷却電源投入操作が行われると、冷却装置10による冷却に係る各種設定のメニューである冷却メニュー(例えば、温度設定メニュー、タイマー設定メニュー)の選択をする画面がディスプレー21に表示される。冷却ボタン23は、冷却装置10による冷却を開始する操作を受け付けるボタンである。冷却ボタン23が押されると、冷却装置10による冷却が開始する。ここで、冷却装置10による冷却を開始する操作を、以下「冷却開始操作」という。
選択ボタン24a,24bは、ディスプレー21に表示された画面の項目を選択する操作(以下「選択操作」という)を受け付けるボタンである。決定ボタン25は、選択ボタン24a,24bにより選択された項目を確定する操作を受け付けるボタンである。
例えば、選択ボタン24aが押されることにより冷却装置10による冷却の温度を上げ、選択ボタン24bが押されることにより冷却装置10による冷却の温度を下げることができる。即ち、選択操作により冷却装置10による冷却の温度が指定される。言い換えるならば、調理人は、冷却装置10による冷却の温度を所望する温度に合わすことができる。そして、決定ボタン25を押す操作(このときの操作を、以下「冷却温度確定操作」という)により、冷却装置10による冷却の温度が設定される。
上記構成によれば、冷却の温度を調節できるようになる。したがって、この構成によれば、調理に応じて冷却の温度を設定できることから、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
他方、選択ボタン24aが押されることにより冷却装置10による冷却の時間を長くし、選択ボタン24bが押されることにより冷却装置10による冷却の時間を短くすることができる。即ち、選択操作により冷却装置10による冷却の時間が指定される。言い換えるならば、調理人は、冷却装置10による冷却の時間を所望する時間に合わすことができる。そして、決定ボタン25を押す操作(このときの操作を、以下「冷却時間確定操作」という)により、冷却装置10による冷却の時間が設定される。よって、冷却装置10による冷却が開始してから設定された時間が経過すると、冷却装置10による冷却が自動的に終了させることができる。
上記構成によれば、冷却の時間を調節できるようになる。したがって、この構成によれば、冷却が足りないという事態及び冷却し過ぎるという事態の発生を低減できることから、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
ここで、選択ボタン24a,24b及び決定ボタン25を用いて冷却装置10による冷却の温度及び時間を設定しているが、これに限られず、タッチパネル式の表示装置を採用して、冷却装置10による冷却の温度及び時間を設定してもよい。
なお、ロースター関連ボタン群26は、ロースター34に係る各種設定を行う操作を受け付けるボタン群である。ここで、冷却に係る各種設定を行う操作を受け付ける冷却電源ボタン22、冷却ボタン23、選択ボタン24a,24b、及び決定ボタン25を総称して、以下「冷却関連ボタン群」という。
図5は、電磁調理器1の主な動作を制御する電気回路の構成を示す図である。図5には、電気的に接続された周辺装置(例えば、表示部41、送風部43)の動作を制御するメイン制御回路40aと、電気的に接続された周辺装置(例えば、冷却部材11、加熱装置32)の動作を制御する温度制御回路40bとが示されている。メイン制御回路40aと温度制御回路40bとは、電気的に接続され、互いに通信可能な構成である。
メイン制御回路40aには、表示部41、入力部42、及び送風部43の各々が電気的に接続されている。表示部41は、ディスプレー21、発光装置などを含んで構成される。入力部42は、冷却関連ボタン群、電源スイッチ33などを含んで構成される。送風部43は、ファン14、モーター15などを含んで構成される。
具体的には、入力部42は、選択操作を検出し、この選択操作に応じた検出信号をメイン制御回路40aに送信する。メイン制御回路40aは、この検出信号を受信すると、検出信号に応じた画面が表示されるようにディスプレー21を制御する。他方、入力部42は、冷却開始操作を検出し、この冷却開始操作に応じた検出信号をメイン制御回路40aに送信する。メイン制御回路40aは、この検出信号を受信すると、ファン14の回転が開始されるようにモーター15を制御する。なお、メイン制御回路40aは、この検出信号を受信すると、冷却部材11による冷却の開始を指示する旨の情報を含んだ冷却開始信号を温度制御回路40bに送信する。
更に、入力部42は、冷却温度確定操作を検出し、この冷却温度確定操作に応じた冷却温度確定信号をメイン制御回路40aに送信する。メイン制御回路40aは、この冷却温度確定信号を受信すると、冷却温度確定信号に基づいて指定された冷却の温度の情報を含んだ冷却温度設定信号を温度制御回路40bに送信する。
更に、入力部42は、冷却時間確定操作を検出し、この冷却時間確定操作に応じた冷却時間確定信号をメイン制御回路40aに送信する。メイン制御回路40aは、この冷却時間確定信号を受信すると、冷却時間確定信号に基づいて指定された冷却の時間の情報を含んだ冷却時間設定信号を温度制御回路40bに送信する。温度制御回路40bは、この冷却時間設定信号を受信すると、冷却時間設定信号と冷却開始信号とに基づいて、指定された時間において冷却部材11による冷却が行われるように冷却部材11を制御する。言い換えるならば、温度制御回路40bは、冷却部材11による冷却を開始してから予め設定された時間が経過すると、冷却部材11による冷却を終了する。
他方、温度制御回路40bには、冷却部材11、温度センサ12、及び加熱装置32の各々が電気的に接続されている。
具体的には、温度センサ12は、冷却部材11の温度を計測し、計測した温度の情報を含んだ温度計測信号を温度制御回路40bに送信する。温度制御回路40bは、温度計測信号と冷却温度設定信号とに基づいて、冷却部材11による冷却の温度が指定された冷却の温度となるように冷却部材11を制御する。このようなことから、温度制御回路40bは、温度センサ12により測られた温度が予め設定された温度になるように冷却部材11による冷却を制御するものと言える。
図6は、温度制御回路40bが冷却装置10による冷却の温度及び時間を制御するときの主な処理の手順を示したフローチャートである。
はじめに、温度制御回路40bは、冷却メニューがディスプレー21に表示されているか否かを判別する(S1)。
冷却メニューがディスプレー21に表示されているときに、温度設定メニューが選択された場合には、次に、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却の温度の設定を受け付ける画面が表示されるようにディスプレー21を制御する(S2)。そして、S2では、選択操作及び冷却温度確定操作に基づいて冷却装置10による冷却の温度が設定される。このとき設定された温度(いわゆる設定温度)を、以下「To」という。
他方、冷却メニューがディスプレー21に表示されているときに、タイマー設定メニューが選択された場合には、次に、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却の時間の設定を受け付ける画面が表示されるようにディスプレー21を制御する(S3)。そして、S3では、選択操作及び冷却時間確定操作に基づいて冷却装置10による冷却の時間が設定される。このとき設定された時間(いわゆる設定タイマー)を、以下「Mo」という。
これに対し、冷却メニューがディスプレー21に表示されていないと判別すると、温度制御回路40bは、次に、S4の処理を行う。
続いて、温度制御回路40bは、冷却開始操作が行われたか否か、言い換えるならば、冷却SWがオンであるか否かを判別する(S4)。
このとき、温度制御回路40bは、冷却SWがオンであると判別すると、冷却装置10による冷却を作動する制御を行う(S5)。これに対し、冷却SWがオフであると判別すると、温度制御回路40bは、再びS1の処理を行う。
そして、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却を作動する制御を行った後、又は冷却SWがオンになってから所定の時間(即ち、Mo)が経過するまで、冷却装置10による冷却を終了する時間の設定(いわゆるタイマー切時間設定)を行ったか否かを判別する(S6)。このとき、タイマー切時間設定が行われていた場合には、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却を終了する時間に達したか否かを判別する(S7)。
具体的には、冷却SWがオンになってから累積された時間「M」が「Mo」以上である場合には、冷却装置10による冷却を終了する(S10)。
これに対し、「M」が「Mo」未満である場合には、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却の温度の設定(いわゆる切温度設定)を行ったか否かを判別する(S8)。このとき、切温度設定が行われていた場合には、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却を終了する温度に達したか否かを判別する(S9)。
具体的には、温度センサ12により計測された温度「T」が「To」以下である場合には、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却を終了する(S10)。
これに対し、「T」が「To」より高い値である場合には、温度制御回路40bは、再びS5の処理を行う。
そして、温度制御回路40bは、冷却装置10による冷却を終了すると、「M」が「Mo」以上であるか否かを判別する(S11)。このとき、「M」が「Mo」以上である場合には、温度制御回路40bは、再びS1の処理を行う。即ち、冷却装置10による冷却を開始してから(言い換えるならば、冷却開始操作が行われてから)予め設定された時間が経過すると、冷却装置10による冷却を終了する。これに対し、「M」が「Mo」未満である場合には、温度制御回路40bは、再びS6の処理を行う。
これらのことを踏まえると、温度制御回路40bは、予め設定された時間が経過するまで、温度センサ12により測られた温度が予め設定された温度になるように冷却部材11による冷却を制御する。
ここで、温度センサ12により計測された温度が設定温度に達してから予め設定された時間が経過するまでは、冷却部材11による冷却の温度が予め設定された温度に保たれる。即ち、電磁調理器1は、積載部31に積載された調理用器具の温度を一定に保つ。言い換えるならば、電磁調理器1は、積載部31に積載された調理用器具を保冷する。
なお、温度制御回路40bは、S5〜S11の処理を行っている場合でも、冷却SWがオフになったことを検出した場合には、冷却部材11による冷却を終了し、S1の処理を行う。
<第2の実施形態>
図7の(1)は、冷却促進器具16の概観図である。図7の(1)には、冷却促進器具16が示されている。冷却促進器具16は、複数の蒲鉾型の台座部16aとこれらの台座部16aの各々を連結する連結部材16bとで構成されている。台座部16a及び連結部材16bは、熱伝導率が高く硬質な材料(例えば、金属)からなる。冷却促進器具16は、複数の台座部16aと連結部材16bとによりリング状に形成されている。
図7の(2)は、冷却促進器具16が使用されている状態の一例を示した図である。図7の(2)には、積載部31の上(厳密には、冷却面S上)に積載された冷却促進器具16の上に、口径が広く底の丸い浅型の鍋37が積載された状態が示されている。この状態において鍋37が冷却促進器具16に接触する面積は、鍋37が積載部31に直に積載された場合に鍋37が積載部31に接触する面積よりも大きくなる。即ち、冷却装置10による冷却が行われているならば、冷却促進器具16を介して鍋37が冷却されることになることから、冷却促進器具16を用いた場合には、鍋37が積載部31に直に積載されるときよりも冷却を効率よく行うことができる。したがって、冷却促進器具16によれば、積載部31に積載された調理用器具の冷却の効果を高めることができる。
更に、図7の(2)には、電磁調理器1’が示されている。電磁調理器1’は、冷却態様表示部17を備えている。冷却態様表示部17は、積載部31の手前側に設けられているが、これに限られず、冷却面S付近に設けられてもよい。
冷却態様表示部17は、温度センサ12により計測された温度「T」を表示する。更に、冷却態様表示部17は、設定タイマー「Mo」から冷却SWがオンになってから累積された時間「M」を減算した結果を表示する。言い換えるならば、冷却態様表示部17は、冷却装置10により冷却が行われる残りの時間を表示する。
この冷却態様表示部17によれば、調理人は、設定した冷却の温度及び時間を容易に且つ迅速に把握することができるようになる。
なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる主な構成について説明している。
<第3の実施形態>
図8の(1)は、電磁調理器1’’を真上から見た図である。図8には、電磁調理器1’’が示されている。電磁調理器1’’は、冷却部材11’、積載部31に積載された調理用器具の底に渦電流を発生させる誘導加熱コイル38、及び誘導加熱コイル38を支持する支持部材39を備えている。
図8の(2)は、電磁調理器1’’の断面図である。図8の(2)に示すように、電磁調理器1’’は、放熱板13’、ファン14’、モーター15’、及び当接部18を備えている。
当接部18は、熱伝導率が高く硬質な材料(例えば、金属)からなる。当接部18は、冷却部材11’及び放熱板13’に配接されている。当接部18は、冷却部材11’を積載部31に当接可能に構成されている。具体的には、当接部18は、冷却部材11’を上下に移動して積載部31に冷却部材11’を当接する。なお、当接部18は、冷却部材11’を上下左右に移動して積載部31に冷却部材11’を当接してもよい。即ち、当接部18は、積載部31のうち誘導加熱コイル38により調理用器具が加熱される所定の範囲内に冷却部材11’を当接するものである。なお、当接部18は、冷却部材11’による冷却が開始されるときに、積載部31に冷却部材11’を当接することが好適である。
放熱板13’は、当接部18を介して冷却部材11’から生じる熱を放散する。放熱板13’には、放熱板13’の表面積が増えるように多数の突起が設けられている。ファン14’は、放熱板13’に向けて送風する。ファン14’は、金属のフレームに羽根を納めている。この羽根が回ることにより、風を起こす構成である。モーター15’は、ファン14’を動かす、より詳細には、ファン14’が有する羽根を回転させる。
上記構成によれば、誘導加熱コイル38により加熱された調理用器具を動かすことなく、この調理用器具を冷却することができる。したがって、この構成によれば、冷却のためにとりたてて調理用器具を動かす必要がなく、調理用器具を動かす手間を省くことができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。
なお、第3の実施形態では、第1の実施形態と異なる主な構成について説明している。
<第4の実施形態>
図9の(1)〜(3)は、電磁調理器1’’’が備える冷却装置10’が使用されるまでの状態の変遷を示した図である。
図9の(1)には、冷却装置10’が電磁調理器1’’’に収納されている状態が示されている。なお、図9の(1)には、電磁調理器1’’’の内部で発生する煙などを排気する排気口36’、及びニクロム線などを含んだ発熱体により積載部31に積載された調理用器具を加熱するヒーター51が示されている。図9の(2)には、冷却装置10’の表面Aが押されることにより、冷却装置10’が電磁調理器1’’’から出された状態が示されている。図9の(3)には、冷却装置10’がセットされた状態が示されている。
冷却装置10’は、積載された調理用器具を冷却する。冷却装置10’の冷却面S2は、電流を流すことによって発熱及び吸熱を制御する部材(例えば、ペルチェ素子)で構成されている。
冷却装置10’によれば、積載された調理用器具を直接的に冷却することができる。故に、この構成によれば、加熱された調理用器具を間接的に冷却して加熱された調理用器具を冷ますときよりも、加熱された調理用器具を冷ますときに要する時間を低減することができる。
更に、冷却装置10’は、電磁調理器1’’’に収納されて冷却が必要なときにセットされるので、調理人は、冷却装置10’及び加熱装置32のどちらを用いているのかがわからなくなってしまう事態を極力回避できる。即ち、この構成によれば、誤操作の頻度を低減することができる。
なお、第4の実施形態では、第1の実施形態と異なる主な構成について説明している。
<第5の実施形態>
図10の(1)は、電磁調理器1’’’’の概観図である。図1には、電磁調理器1’’’’が示されている。電磁調理器1’’’’は、調理用器具を積載する積載面T1を有する積載部31’と、積載面T1に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱装置32と、積載面Tに積載された調理用器具を冷却する冷却装置10’’を備えている。即ち、冷却装置10’’は、積載部31’とは異なる積載部であって、調理用器具を積載する積載面Tを有する積載部であると共に、上述した冷却部材11と同様の機能を発揮する冷却部材11’’を備えている。
上記構成によれば、積載面Tに積載された調理用器具を冷却することができる。故に、加熱したものを調理場の隅に放置するときと比べて、冷ますための時間を低減することができる。したがって、この構成によれば、冷却が必要な調理に要する時間を短縮することができ、一連の調理における使い勝手の良さを向上することができるようになる。更に、この構成によれば、冷蔵庫を用いなくとも冷却することができるので、例えば、冷蔵庫の中身がいっぱいである場合でも、冷却できないという事態を回避することができるようになる。
なお、冷却部材11’’が積載部を兼ねる構成を採用しているが、冷却部材11’’とは別に積載部31’と同様の積載部を設けてもよい。更に、積載面Tは、積載面T1とは異なる位置に設けられているが、第3の実施形態で説明したように、積載面Tと積載面T1とを共有する構成としてもよい。
図10の(2)は、電磁調理器1’’’’が備える保冷庫60の断面図である。図10の(2)には、保冷庫60が形成される過程の一の状態が示されている。
保冷庫60は、主に、冷却装置10’’、蛇腹部61、収納部62、爪部63、調整部64、支持部65、保冷室66、及び蓋部67により構成されている。ここで、冷却装置10’’は、冷却部材11’’及び放熱板13’’を備えているが、これらは、基本的に、上述した冷却部材11及び放熱板13と同様であるため、これらについての説明は省略する。ただし、冷却装置10’’によれば、積載された調理用器具を直接的に冷却することができるので、加熱された調理用器具を間接的に冷却して加熱された調理用器具を冷ますときよりも、加熱された調理用器具を冷ますときに要する時間を低減することができる。
蛇腹部61は、冷却部材11’’を囲み、伸縮自在に構成されている。蛇腹部61は、これが伸びる方向に力が加わると、略円筒形に形成される。なお、この形状は、略円筒形に限られるものではなく、任意の形状を採用することができる。蛇腹部61は、保冷性の高い金属(例えば、ステンレス鋼)からなる。蛇腹部61の上部は、積載部31’に固定され、蛇腹部61の下部は、収納部62に固定されている。収納部62は、冷却部材11’’の周縁に沿って設けられ、蛇腹部61を収納する。
爪部63は、収納部62に設けられている。爪部63は、所定の角度(例えば、90度)可動するように構成されている。調整部64は、爪部63と噛み合せて、間歇的な下方向の移動の力を伝達し、上方向の移動を防止する一種の歯止めである。支持部65の上部及び下部は、積載部31’及び収納部62に配設されている。支持部65は、弾性体(例えば、鋼、ゴム)からなり、弾性体の弾性を利用して、ひずみエネルギーを蓄える。即ち、支持部65は、積載部31’に冷却部材11’’を嵌め合わせた状態を保持しようとするものである。なお、支持部65は、冷却部材11’’を下側から押し上げる構成としてもよい。
ここで、調理用器具が積載される方向から冷却部材11’’に力が加わると、調理用器具が積載される方向(即ち、下方向)に支持部65が伸びることになる。このとき、支持部65により上方向に対する力が生じ、冷却部材11’’が持ち上げられるが、調整部64により上方向の移動が防止される(いわゆるラチェット機構)。即ち、これらの構成によれば、調理用器具が積載される方向から冷却部材11’’に加えられた力に応じた位置で冷却部材11’’を係止することができる。
保冷室66は、冷却部材11’’が所定の位置で係止されると、基本的に、冷却部材11’’と蛇腹部61とにより形成される。ただし、保冷室66は、これらに加え、蓋部67が覆設されることにより構成されるものでもよい。保冷室66によれば、調理用器具を直接的に冷却することに加え、保冷室66の内側が冷却されることにより調理用器具を間接的に冷却するようになるので、保冷室66が形成されない場合と比べて調理用器具を効率的に冷却することができるようになる。そして、蓋部67が覆設されている場合には、保冷室66が密閉されることにより、調理用器具を更に効率的に冷却することができるようになる。したがって、保冷室66によれば、冷蔵庫の役割を担うことができるようになる。例えば、保冷室66によれば、冷却を要する冷却物52がある場合、冷蔵庫の中身がいっぱいであったとしても、冷却物52が冷蔵庫に入れることができない大きさを有していたとしても、冷却物52を冷却することができる場合がある。
他方、例えば、調理人は、冷却部材11’’に積載された調理用器具を押し込む力を加減して、所望する位置で冷却部材11’’を係止することができる。言い換えるならば、保冷室66の容量は、所望する大きさに調節することができる。即ち、保冷室66の容量を調節して調理用器具を受け入れるために必要な空間を確保した場合には、不要な空間を排除しない場合と比べて調理用器具を効率的に冷却することができるようになる。
なお、図示は省略しているが、保冷庫60は、係止された状態を解除する解除部を備えている。更には、保冷庫60は、冷却部材11’’が勢いよく上昇することを防止する抑制部(例えば、サスペンション)を備えている。
他方、保冷庫60は、支持部65を備えているが、これに限られず、支持部65と蛇腹部61とが一体となった側壁部を備える構成としてもよい。保冷庫60は、蛇腹部61を備えているが、これに代えて、冷却部材11’’を囲み、伸縮自在に構成されるスライド式の複数の側壁部又は冷却部材11’’を囲む1つの側壁部を備えてもよい。このとき、保冷庫60が1つの側壁部を備える構成を採用した場合には、側壁部は、収納部62に接合されることなく収納部62を貫通して設けられる。保冷庫60は、ラチェット機能を有しているが、これに代えて、冷却部材11’’を電気的に昇降させる昇降機構(昇降部)を有してもよい。
なお、第5の実施形態では、第1の実施形態と異なる主な構成について説明している。
以上、第1の実施形態〜第5の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限られるものではない。また、本発明による効果は、上述したものに限定されるものではない。
第1の実施形態に係る電磁調理器を示す概観図である。 第1の実施形態に係る冷却装置の主たる構成要素を示す構成図である。 第1の実施形態に係る冷却部材の主たる構成要素を示す構成図である。 第1の実施形態に係る設定装置を示す概観図である。 第1の実施形態に係る電磁調理器の主な動作を制御する電気回路の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る冷却装置による冷却の温度及び時間に係る主な処理の手順を示すフローチャートである。 (1)は第2の実施形態に係る冷却促進器具を示す概観図、(2)は冷却促進器具が使用されている状態の一例示す図である。 (1)は第3の実施形態に係る電磁調理器を真上から見た図、(2)は電磁調理器の断面図である。 (1)〜(3)は第4の実施形態に係る電磁調理器が備える冷却装置が使用されるまでの状態の変遷を示す図である。 (1)は第5の実施形態に係る電磁調理器を示す概観図、(2)は電磁調理器の断面図である。
符号の説明
1、1’、1’’、1’’’、1’’’’ 電磁調理器
10、10’、10’’ 冷却装置
11、11’、11’’ 冷却部材
11a 絶縁部材
11b P型熱電素子
11c N型熱電素子
11d 誘電部材
11e 配線
12 温度センサ
13、13’、13’’ 放熱板
14、14’ ファン
15、15’ モーター
16 冷却促進器具
16a 台座部
16b 連結部材
17 冷却態様表示部
18 当接部
20 設定装置
21 ディスプレー
22 冷却電源ボタン
23 冷却ボタン
24a,b 選択ボタン
25 決定ボタン
26 ロースター関連ボタン群
31、31’ 積載部
32 加熱装置
33 電源スイッチ
34 ロースター
35 把手
36、36’ 排気口
37 鍋
38 誘導加熱コイル
39 支持部材
40a メイン制御回路
40b 温度制御回路
41 表示部
42 入力部
43 送風部
51 ヒーター
52 冷却物
60 保冷庫
61 蛇腹部
62 収納部
63 爪部
64 調整部
65 支持部
66 保冷室
67 蓋部

Claims (8)

  1. 調理用器具を積載する積載部と、
    前記積載部の下方に設けられ、前記積載部に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱部と、
    調理用器具が積載される方向と反対の方向から前記積載部に当接され、前記積載部に積載された調理用器具を冷却する冷却部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  2. 請求項1に記載の電磁調理器であって、
    前記冷却部の温度を測る温度計測部と、
    前記温度計測部により測られた温度が予め設定された温度になるように前記冷却部による冷却を制御する温度制御部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  3. 請求項2に記載の電磁調理器であって、
    前記温度制御部は、前記冷却部による冷却を開始してから予め設定された時間が経過すると、前記冷却部による冷却を終了することを特徴とする電磁調理器。
  4. 請求項1から3の何れかに記載の電磁調理器であって、
    前記冷却部は、ペルチェ素子を含んで構成されることを特徴とする電磁調理器。
  5. 請求項4に記載の電磁調理器であって、
    前記冷却部に配接され、前記冷却部から生じる熱を放散する放熱部と、
    前記放熱部に向けて送風する送風部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  6. 請求項2又は3に記載の電磁調理器であって、
    前記冷却部に配接され、前記冷却部による冷却が前記温度制御部により開始されるときに、前記積載部のうち前記加熱部により調理用器具が加熱される所定の範囲内に前記冷却部を当接する当接部を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  7. 調理用器具を積載する第1の積載面を有する第1の積載部と、
    前記第1の積載面に積載された調理用器具を電磁誘導作用によって加熱する加熱部と、
    調理用器具を積載する第2の積載面を有する第2の積載部と、
    前記第2の積載面に積載された調理用器具を冷却する冷却部と、を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  8. 請求項7に記載の電磁調理器であって、
    調理用器具が積載される方向から前記第2の積載部に加えられた力に応じた位置で前記第2の積載部を係止する係止部と、
    前記第2の積載部を囲み、伸縮自在に構成された側壁部と、を備え、
    前記係止部により前記第2の積載部が所定の位置で係止されると、前記第2の積載部と前記側壁部とを含んで構成される保冷室が形成されることを特徴とする電磁調理器。
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