JP4375419B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受信データが入力項目に入力された状態のテンプレートを印刷する印刷装置に関するものである。
従来より、印刷装置には、秤、バーコード・リーダ、医療機器などのホストからデータを受信すると、その受信データに含まれる項目データをテンプレートの各入力項目に入力して印刷するものがある。この点、ホストからの受信データには、項目データやデリミタや印刷開始データなどが含まれている。従って、印刷装置では、ホストからの受信データから、項目データやデリミタや印刷開始データなどを自動的に解析させるために、そのホストが使用するデリミタ文字や印刷開始データなどをユーザが予め登録していた。そして、印刷装置では、このような初期設定が行われれば、ホストからデータを受信する度に、その受信データに含まれる項目データやデリミタや印刷開始データなどを自動的に解析できるので、その受信データに含まれる項目データが入力項目に入力されたテンプレートを適切な状態にすることができる。
尚、コンピュータであるホストからの受信データを印刷装置が自動的に解析する技術には、以下に指摘する特許文献1や特許文献2などがある。
特開平5−199990号公報 特開2004−330688号公報
しかしながら、ホストからの受信データの構成がユーザにとって不明である場合には、そのホストが使用するデリミタ文字や印刷開始データなどをユーザが予め登録することは困難であるので、ホストからのデータを印刷装置が受信しても、その受信データに含まれる項目データやデリミタや印刷開始データなどを正しく区別することができず、その受信データに含まれる項目データが入力項目に入力されたテンプレートを適切な状態にすることができない。
さらに、複数のテンプレートを印刷装置が有している場合には、ホストからの受信データを適切な状態で入力することが可能なテンプレートをユーザが予め探して選択しておかなければならない。もっとも、このようなテンプレートの選択をユーザが行うには、印刷装置が有している全てのテンプレートを熟知する必要がある。従って、印刷装置が有しているテンプレートが多数となれば、ホストからの受信データを適切な状態で入力することが可能なテンプレートをユーザが予め探して選択することは困難となる。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、印刷装置の受信データの構成やテンプレートがユーザにとって不明であっても、その受信データが適切に入力された状態にあるテンプレートを容易に選択することが可能な印刷装置を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、複数の入力項目で構成された複数のテンプレートが記憶されるテンプレート記憶手段と、項目データとデリミタと印刷開始データとで構成された受信データを受信する受信手段と、前記複数のテンプレートのいずれか一つのテンプレートに前記受信データを挿入して作成された印刷データを印刷する印刷手段と、前記印刷データの印刷イメージが表示される表示手段と、前記印刷データを確定する確定手段と、を有する印刷装置であって、前記確定手段は、前記受信データ内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの候補を取得するデリミタ候補取得手段と、前記複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出するデリミタ仮候補抽出手段と、前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて前記受信データ内の項目データ数の候補を仮決定する項目データ数候補仮決定手段と、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と前記複数のテンプレートの各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得するテンプレート候補取得手段と、前記テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出するテンプレート仮候補抽出手段と、前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて一又は複数の印刷開始データの候補を取得する印刷開始データ候補取得手段と、前記印刷開始データの候補の一つを印刷開始データ仮候補として抽出する印刷開始データ仮候補抽出手段と、前記デリミタ仮候補と前記テンプレート仮候補と前記印刷開始データ仮候補とに基づいて、前記受信データを当該テンプレート仮候補に挿入することにより前記印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記デリミタ仮候補、前記テンプレート仮候補、又は前記印刷開始データ仮候補の各仮候補の中でいずれか一つの仮候補を別の候補に変更する仮候補変更手段と、前記デリミタ仮候補、前記テンプレート仮候補、及び前記印刷開始データ仮候補の各仮候補を確定する仮候補確定手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する印刷装置であって、モードのオン・オフを切り替えるモード切替手段を有し、前記モードがオンのときに前記確定手段が作動すること、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する印刷装置であって、前記デリミタ候補取得手段によるデリミタの候補の取得個数が第1所定個数に制限され、前記デリミタ仮候補抽出手段によるデリミタ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるデリミタ仮候補の変更が前記受信データに対する第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載する印刷装置であって、前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項3に記載する印刷装置であって、前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列又は、長さがより短い記号文字列が優先されること、を特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載する印刷装置であって、前記テンプレート候補取得手段によるテンプレートの候補の取得個数が第2所定個数に制限され、前記テンプレート仮候補抽出手段によるテンプレート仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるテンプレート仮候補の変更が前記受信データに対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する印刷装置であって、前記テンプレート候補取得手段は、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレートのみを前記テンプレートの候補として取得すること、を特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載する印刷装置であって、前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字の種類とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、請求項6又は請求項7に記載する印刷装置であって、前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載する印刷装置であって、前記印刷開始データ候補取得手段による印刷開始データの候補の取得個数が第3所定個数に制限され、前記印刷開始データ仮候補抽出手段による印刷開始データ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段による印刷開始データ仮候補の変更が前記受信データに対する第3所定規則により導かれる第3優先順位に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、請求項10に記載する印刷装置であって、前記第3優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする。
また、請求項12に係る発明は、請求項10に記載する印刷装置であって、前記第3優先順位では、長さがより短い制御文字列が初めに優先され、長さがより短い記号文字列が次に優先されること、を特徴とする。
また、請求項13に係る発明は、複数の入力項目で構成された複数のテンプレートが記憶されるテンプレート記憶手段と、項目データとデリミタとで構成された受信データを受信する受信手段と、前記複数のテンプレートのいずれか一つのテンプレートに前記受信データを挿入して作成された印刷データを印刷する印刷手段と、前記印刷データの印刷イメージが表示される表示手段と、前記印刷データを確定する確定手段と、を有する印刷装置であって、前記確定手段は、前記受信データ内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの候補を取得するデリミタ候補取得手段と、前記複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出するデリミタ仮候補抽出手段と、前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて前記受信データ内の項目データ数の候補を仮決定する項目データ数候補仮決定手段と、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と前記複数のテンプレートの各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得するテンプレート候補取得手段と、前記テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出するテンプレート仮候補抽出手段と、前記デリミタ仮候補と前記テンプレート仮候補とに基づいて、前記受信データを当該テンプレート仮候補に挿入することにより前記印刷データを作成する印刷データ作成手段と、前記デリミタ仮候補又は前記テンプレート仮候補を別の候補に変更する仮候補変更手段と、前記デリミタ仮候補及び前記テンプレート仮候補を確定する仮候補確定手段と、を備えたこと、を特徴とする。
また、請求項14に係る発明は、請求項13に記載する印刷装置であって、モードのオン・オフを切り替えるモード切替手段を有し、前記モードがオンのときに前記確定手段が作動すること、を特徴とする。
また、請求項15に係る発明は、請求項13又は請求項14に記載する印刷装置であって、前記デリミタ候補取得手段によるデリミタの候補の取得個数が第1所定個数に制限され、前記デリミタ仮候補抽出手段によるデリミタ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるデリミタ仮候補の変更が前記受信データに対する第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項16に係る発明は、請求項15に記載する印刷装置であって、前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする。
また、請求項17に係る発明は、請求項15に記載する印刷装置であって、前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列又は、長さがより短い記号文字列が優先されること、を特徴とする。
また、請求項18に係る発明は、請求項13乃至請求項17のいずれか一つに記載する印刷装置であって、前記テンプレート候補取得手段によるテンプレートの候補の取得個数が第2所定個数に制限され、前記テンプレート仮候補抽出手段によるテンプレート仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるテンプレート仮候補の変更が前記受信データに対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行われること、を特徴とする。
また、請求項19に係る発明は、請求項13乃至請求項18のいずれか一つに記載する印刷装置であって、前記テンプレート候補取得手段は、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレートのみを前記テンプレートの候補として取得すること、を特徴とする。
また、請求項20に係る発明は、請求項18又は請求項19に記載する印刷装置であって、前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字の種類とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする。
また、請求項21に係る発明は、請求項18又は請求項19に記載する印刷装置であって、前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする。
すなわち、本発明の印刷装置では、請求項1に係る発明の印刷装置のように、複数の入力項目で構成された複数のテンプレートが記憶されており、項目データとデリミタと印刷開始データとで構成された受信データを受信すると、受信データ内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの候補を取得し、複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出する。さらに、デリミタ仮候補と受信データとに基づいて受信データ内の項目データ数の候補を仮決定する。そして、項目データ数の候補と複数のテンプレートの各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得し、テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出する。また、デリミタ仮候補と受信データとに基づいて一又は複数の印刷開始データの候補を取得し、印刷開始データの候補の一つを印刷開始データ仮候補として抽出する。さらに、デリミタ仮候補とテンプレート仮候補と印刷開始データ仮候補とに基づいて、受信データを当該テンプレート仮候補に挿入することにより、印刷データを作成するとともに、その印刷データの印刷イメージを表示する。
このとき、デリミタ仮候補、テンプレート仮候補、又は印刷開始データ仮候補の各仮候補の中でいずれか一つの仮候補を別の候補に変更すると、その変更が反映された印刷データを新たに作成し、その印刷データの印刷イメージを表示する。一方、デリミタ仮候補、テンプレート仮候補、及び印刷開始データ仮候補の各仮候補を確定すると、各仮候補に基づいて作成された印刷データを確定し、その確定した印刷データを印刷する。
従って、デリミタ仮候補とテンプレート仮候補と印刷開始データ仮候補とに基づいて作成された印刷データの印刷イメージが表示され、テンプレート仮候補とされたテンプレートに受信データが適切に入力された状態にあるか否かをユーザが確認することが可能であり、その確認後、それらの各仮候補の中でいずれか一つの仮候補を別の候補にユーザが変更すると、その変更を反映しながら新たに作成された印刷データの印刷イメージが表示され、一方、それらの各仮候補をユーザが確定すると、各仮候補に基づいて作成された印刷データが印刷されるので、受信データの構成やテンプレートがユーザにとって不明であっても、その受信データが適切に入力された状態にあるテンプレートを容易に選択することが可能である。
また、本発明の印刷装置において、請求項2に係る発明の印刷装置のように、モードがオンのときに限って、上述したような印刷データの確定を行うようにすれば、モードをオフにすると、上述したような印刷データの確定を行うことなく印刷することができるので、受信データの構成やその受信データを適切に入力し得るテンプレートが記憶されていることをユーザが知っていれば、その印刷に迅速に移行することができる。
また、本発明の印刷装置において、請求項3に係る発明の印刷装置のように、デリミタの候補の取得個数を第1所定個数に制限し、デリミタ仮候補の抽出及びデリミタ仮候補の変更を受信データに対する第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行うようにすれば、受信データを構成するデリミタとして適切な順をもってデリミタの候補の中からデリミタ仮候補を抽出・変更するので、受信データが適切に入力された状態にあるテンプレートを優先して表示させることができるとともに、その表示までに要する時間やワークエリアを少なくすることができる。
尚、請求項4又は請求項5に係る各発明の印刷装置のように、第1優先順位には、長さがより短い制御文字列を優先するものや、長さがより短い制御文字列又は、長さがより短い記号文字列を優先するもの等がある。
また、本発明の印刷装置において、請求項6に係る発明の印刷装置のように、テンプレートの候補の取得個数を第2所定個数に制限し、テンプレート仮候補の抽出及びテンプレート仮候補の変更を受信データに対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行うようにすれば、受信データが入力されるテンプレートとして適切な順をもってテンプレートの候補の中からテンプレート仮候補を抽出・変更するので、受信データが適切に入力された状態にあるテンプレートを優先して表示させることができるとともに、その表示までに要する時間やワークエリアを少なくすることができる。
この点、請求項7に係る発明の印刷装置のように、仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレートのみをテンプレートの候補とすれば、その効果をより発揮させることができる。
尚、請求項8又は請求項9に係る各発明の印刷装置のように、第2優先順位には、テンプレート候補取得手段が取得したテンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、受信データをデリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字の種類とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先するものや、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、受信データをデリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先するもの等がある。
尚、本発明の印刷装置では、請求項13乃至請求項21に係る各発明の印刷装置のように、印刷開始データの候補の取得や印刷開始データ仮候補の抽出等が行われない場合でも、印刷開始データを有しない受信データを受信すれば、上述した各効果を発揮することが可能である。
また、本発明の印刷装置において、請求項10に係る発明の印刷装置のように、印刷開始データの候補の取得個数を第3所定個数に制限し、印刷開始データ仮候補の抽出及び印刷開始データ仮候補の変更を受信データに対する第3所定規則により導かれる第3優先順位に基づいて行うようにすれば、受信データを構成する印刷開始データとして適切な順をもって印刷開始データの候補の中から印刷開始データ仮候補を抽出・変更するので、受信データが適切に入力された状態にあるテンプレートを優先して表示させることができるとともに、その表示までに要する時間やワークエリアを少なくすることができる。
尚、請求項11又は請求項12に係る各発明の印刷装置のように、第3優先順位には、長さがより短い制御文字列を優先するものや、長さがより短い制御文字列を初めに優先し、長さがより短い記号文字列を次に優先するもの等がある。
[装置特徴の説明]
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。図1は、本発明の一実施形態である印刷装置の特徴を示した図である。図1に示すように、本実施形態の印刷装置1では、4個の入力項目41A、42A、43A、44Aを有するテンプレート40Aや、同数個の入力項目41B、42B、43B、44Bを有するテンプレート40B、同数個の入力項目41C、42C、43C、44Cを有するテンプレート40CなどがFlash ROM14に記憶されている。この点、各テンプレート40の各入力項目41、42、43、44には、デフォルトのデータがそれぞれ挿入されている。そして、図示はしないが、このような約100個のテンプレート40が特定番号を付した状態でFlash ROM14に記憶されている。また、各テンプレート40の入力項目数は、テンプレート40A、40B、40Cのように4個に限定されるものではなく、その他のテンプレート40では、1個、2個、3個、5個、6個、…というように、様々な個数が存在する。
そして、本実施形態の印刷装置1では、ホスト39から受信した受信データ51にとって適切なテンプレート40が30個以内でピックアップされ、そのピックアップされたテンプレート40に受信データ51が入力された状態の印刷プレビュー61がLCD23に表示される。
この点、ホスト39からの受信データ51(図1の例では、「2006.12.25/9:30/3/12CR」)には、各テンプレート40にそれぞれ入力され得る項目データ(図1の例では、「2006.12.25」「9:30」「3」「12」)に加えて、それらの各項目データを限定するデリミタ(図1の例では、「/」「/」「/」)や、印刷開始コマンドに相当する印刷開始データ(図1の例では、「CR」)が含まれている。尚、「CR」は、キャリッジ・リターン・コードの略号であり、これで1つのコードを示している。ASCIIコードにおける制御コードの1つである。
但し、本実施形態の印刷装置1では、ホスト39からの受信データ51に含まれているデリミタや印刷開始データが何であるかは判定できない。そこで、本実施形態の印刷装置1では、ホスト39からの受信データ51で周期的に繰り返される文字列を取得して、デリミタの候補とする。
このとき、デリミタの候補には、第1所定規則に基づいて優先順位を付ける。この優先順位が本発明の「第1優先順位」となる。また、第1所定規則では、文字列を構成する文字の種類を制御コード又は記号に限定し、且つ、文字列が周期的にくる回数が多く、且つ、文字列の長さが短いものから、優先して並べられる。図1の例では、「/」「.」「:」「CR」の順となる。
さらに、本実施形態の印刷装置1では、ホスト39からの受信データ51で最後の文字から優先順位が一番高いデリミタの候補までに位置するデータ群から印刷開始データの候補を取得する。但し、印刷開始データの候補は、第3所定規則に基づいて、制御コード、記号の文字列に限定し、且つ、制御コード、記号の順で、且つ、文字列の長さが短いものから優先して並べられる。この優先順位が本発明の「第3優先順位」となる。尚、図1の例では、「CR」のみである。
また、本実施形態の印刷装置1では、上述したように、ホスト39からの受信データ51にとって適切なテンプレート40が、テンプレートの候補として、30個以内でピックアップされる。このピックアップ方法では、ピックアップされるべきテンプレート40の入力項目数は、ホスト39からの受信データ51に含まれているデリミタの個数よりも1つ多いことを鑑みて、先ず、優先順位が一番高いデリミタの候補に基づいて、ホスト39からの受信データ51内に含まれる項目データ数を計算し、その項目データ数と一致する個数の入力項目を有するテンプレート40を複数選び出す。次に、選び出された複数のテンプレート40については、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、ホスト39からの受信データ51を当該デリミタの候補で区切られることによって推定される各項目データの文字の種類(数字、アルファベット、記号)とそれぞれ一致するものに限定され、さらに、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、ホスト39からの受信データ51を当該デリミタの候補で区切られることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定される。
このとき、テンプレートの候補には、第2所定規則に基づいて優先順位を付ける。この優先順位が本発明の「第2優先順位」となる。また、第2所定規則では、このようなピックアップで使用される文字数及び文字種類及び入力項目数の一致、文字種類及び入力項目数の一致、入力項目数の一致の順で、優先して並べられる。図1の例では、テンプレート40C、テンプレート40A、テンプレート40Bの順となる。
尚、このようなピックアップの途中で、テンプレートの候補が1つになれば、その時点でピックアップを終了する。
また、上記限定を、優先に代えてもよい。但し、優先する場合には、一致する度合いが大きい程、そのテンプレート40の優先順位が高くなる。
そして、優先順位が一番高いデリミタの候補と、優先順位が一番高い印刷開始データの候補と、優先順位が一番高いテンプレートの候補とをそれぞれ仮候補として仮確定し、その仮確定されたデリミタの候補と印刷開始データの候補とテンプレートの候補を使用して、ホスト39からの受信データ51に含まれる項目データを推定し、その項目データをテンプレート40に入力された状態の印刷プレビュー61をLCD23に表示させる。
このとき、LCD23に表示された印刷プレビュー61がユーザが所望する最も適切な状態にあれば、操作キー21をユーザが操作することにより、現在の各仮候補が確定し、印刷プレビュー61のイメージ通りに印字テープ52を印刷する。
一方、LCD23に表示された印刷プレビュー61がユーザが所望する最も適切な状態になければ、操作キー21をユーザが操作すれば、新たな印刷プレビュー61をLCD23に表示させることができる。このとき、デリミタの候補、印刷開始データの候補、又はテンプレートの候補についての各仮候補のいずれか一つが、操作キー21が操作されるたびに優先順位に従って変更される。特に、デリミタの候補についての仮候補が優先順位に従って変更される際には、その仮候補として変更されたデリミタの候補に基づいて、印刷開始データの候補が改めて取得されるとともに、テンプレートの候補が改めてピックアップされる。
すなわち、図1に示した印刷装置1では、操作キー21をユーザが操作すれば、仮確定される各仮候補の組合せが更新される。従って、操作キー21の操作をユーザが繰り返せば、各印刷プレビュー61を一つずつ順番でLCD23に表示させることができる。そして、LCD23に表示された印刷プレビュー61が適切な状態にあれば、操作キー21をユーザが操作することにより、現在の各仮候補が確定し、その適切な状態にある印刷プレビュー61のイメージ通りの印字テープ52を印刷することができる。
尚、図2には、優先順位が一番高いデリミタの候補「/」を仮候補とした場合にLCD23に表示させることが可能な印刷プレビュー61を示す。この点、上述しように、優先順位が一番高いデリミタの候補「/」に基づいて取得される印刷開始データの候補は「CR」のみであり、さらに、優先順位が一番高いデリミタの候補「/」に基づいて取得されるテンプレートの候補はテンプレート40Cとテンプレート40Aとテンプレート40Bであることから、LCD23に表示され得る印刷プレビュー61は3通りあることになる。そこで、図2に、3通りの印刷プレビュー61A、61B、61Cを示した。
印刷プレビュー61Aは、デリミタの候補の「/」、印刷開始データの候補の「CR」、テンプレートの候補のテンプレート40Cが、それぞれ各仮候補に仮確定された場合にLCD23に表示される。図1に示された印刷プレビュー61である。
印刷プレビュー61Bは、デリミタの候補の「/」、印刷開始データの候補の「CR」、テンプレートの候補のテンプレート40Aが、それぞれ各仮候補に仮確定された場合にLCD23に表示される。
印刷プレビュー61Cは、デリミタの候補の「/」、印刷開始データの候補の「CR」、テンプレートの候補のテンプレート40Bが、それぞれ各仮候補に仮確定された場合にLCD23に表示される。
尚、各印刷プレビュー61の上端部には、他の印刷プレビュー61の存在を示すための矢印表示がなされている。
[装置全体構成の説明]
次に、本実施形態の印刷装置1の構成について説明する。図3は、本実施形態の印刷装置1の外観斜視図である。図3に示すように、本実施形態の印刷装置1は、ハンディタイプのラベルプリンタであって、本体筐体2に対して、指令キー3や、上キー4、下キー5、複数のキーからなる編集キー6、印字テープ52をカットする手動レバー7、ホスト39と接続するケーブルのコネクタが差し込まれる接続ポート8、LCD23等が設けられている。尚、指令キー3や、上キー4、下キー5、編集キー6により、操作キー21が構成される。
図4は、本実施形態の印刷装置1の制御系を示した図である。本実施形態の印刷装置1では、入出力インターフェース11に対して、後述する各プログラムなどを実行するCPU12や、ROM13、Flash ROM14、RAM15等が接続されている。
この点、ROM13には、後述する各プログラムなどが記憶される。また、Flash ROM14には、各テンプレート40A、40B、40C、…に関する情報などが記憶される。また、RAM15には、印刷バッファ16、テキストバッファ17、及びモードフラグ18等が確保されるとともに、CPU12が各プログラムなどを実行する際に使用するワークエリアも確保される。そのワークエリアには、変数a、変数x、変数y、変数z、変数i、変数j、変数kなどが設けられる。
また、本実施形態の印刷装置1では、入出力インターフェース11に対して、操作キー21や、LCD23に表示データを出力するための表示用RAMを備えたディスプレイコントローラ(以下、LCDCという)22、サーマルヘッド25を駆動するための駆動回路24、印字カセット内の印字テープ52を外部に送り出すテープ送りモータ27を駆動するための駆動回路26等が接続されている。また、ホスト39も、接続ポート8にコネクタが差し込まれたケーブルを介して、入出力インターフェース11に接続される。
[動作制御に関する説明]
次に、本実施形態の印刷装置1の制御動作について説明する。図5は、メインプログラムのフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、メインプログラムを読み出して実行すると、図5に示すように、先ず、S1において、ホスト39からデータを受信したか否かを判定する。ここで、ホスト39からデータを受信したと判定した場合には(S1:YES)、後述するS2のデータ処理を実行した後に、このS1に戻る。尚、CPU12は、ホスト39からの受信データ51をRAM15のワークエリアに記憶しておく。一方、ホスト39からデータを受信していないと判定した場合には(S1:NO)、S3に進む。
S3では、CPU12は、編集用キーがユーザにより操作されたか否かを判定する。この点、編集用キーとは、指令キー3を除いた操作キー21をいう。ここで、編集用キーがユーザにより操作されたと判定した場合には(S3:YES)、S4に進んで、ユーザによる編集用キーの操作を介して文章入力が行われた後に、上述したS1に戻る。尚、ユーザによる編集用キーの操作を介した文章入力は、印刷内容を入力・編集するものであるが、公知であるので、その詳細な説明は省略する。一方、編集用キーがユーザにより操作されていないと判定した場合には(S3:NO)、S5に進む。
S5では、CPU12は、モードキーがユーザにより操作されたか否かを判定する。この点、モードキーとは、指令キー3をいう。ここで、モードキーがユーザにより操作されたと判定した場合には(S5:YES)、後述するS6のモード処理を実行した後に、上述したS1に戻る。一方、モードキーがユーザにより操作されていないと判定した場合には(S5:NO)、S7に進んで、その他の処理を実行した後、上述したS1に戻る。
次に、上述したS6のモード処理について説明する。図6は、モード処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、上記メインプログラムでS6のモード処理を実行すると、図6に示すように、先ず、S11において、モードフラグ18はONであるか否かを判定する。モードフラグ18は、RAM15に確保され、初期状態はOFFである。このとき、モードフラグ18はONであると判定した場合には(S11:YES)、S12に進む。S12では、CPU12は、モードフラグ18をOFFとし、その後に、上記メインプログラムのS1に戻る。一方、モードフラグ18はONでないと判定した場合には(S11:NO)、S13に進む。S13では、CPU12は、モードフラグ18をONとし、その後に、上記メインプログラムのS1に戻る。
次に、上記メインプログラムのS2のデータ処理について説明する。図7は、データ処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、上記メインプログラムでS2のデータ処理を実行すると、図7に示すように、先ず、S41において、モードフラグ18はONであるか否かを判定する。ここで、モードフラグ18はONであると判定した場合には(S41:YES)、S42に進む。S42では、CPU12は、上記メインプログラムのS1で受信したデータが1秒以上途切れたか否かを判定する。ここで、上記メインプログラムのS1で受信したデータが1秒以上途切れていないと判定する場合には(S42:NO)、何もすることなく、上記メインプログラムのS1に戻る。一方、上記メインプログラムのS1で受信したデータが1秒以上途切れたと判定する場合には(S42:YES)、S43に進む。S43では、CPU12は、後述するデータ解析処理を実行し、その後に、上記メインプログラムのS1に戻る。一方、モードフラグ18はONでないと判定した場合には(S41:NO)、S44に進む。S44では、CPU12は、後述する印刷データ作成処理を実行し、その後に、S45に進む。S45では、CPU12は、通常印刷を行い、その後に、上記メインプログラムのS1に戻る。尚、通常印刷では、CPU12は、駆動回路26を介してテープ送りモータ27を駆動させることによって印字カセット内の印字テープ52を外部に送り出しつつ、駆動回路24を介して駆動させたサーマルヘッド25によって、印字カセット内の印字テープ52に対し印刷バッファ16に展開された印刷イメージを印刷させる。
次に、上記図7のデータ処理におけるS43のデータ解析処理について説明する。図8は、データ解析処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、上記図7のデータ処理におけるS43のデータ解析処理を実行すると、図8に示すように、先ず、S51において、デリミタ候補の取得・抽出処理を行う。
そこで、デリミタ候補の取得・抽出処理について説明する。図9は、デリミタ候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、上記図8のデータ解析処理におけるS51のデリミタ候補の取得・抽出処理を実行すると、図9に示すように、先ず、S61において、受信データから周期的にくる文字列を上記第1所定規則に基づいてデリミタの候補として探し出す。図1の例では、CPU12は、「/」「.」「:」「CR」を探し出す。そして、CPU12は、各デリミタの候補(探し出した各文字列)及びそれらの個数を変数xとして、RAM15のワークエリアに記憶する。図1の例では、変数xは「4」である。
そして、CPU12は、S62において、各デリミタの候補を上記第1所定規則に基づいて上記第1優先順位に並び替えて、RAM15のワークエリアに記憶し直す。図1の例では、「/」「.」「:」「CR」の順で記憶し直される。さらに、CPU12は、S63において、現在のデリミタ仮候補の保管変数iを初期化(i=0)する。尚、現在のデリミタ仮候補の保管変数iの順番は、上記第1所定規則に基づいて並び替えられたデリミタの候補の順番(上記第1優先順位)に対応する。従って、図1の例では、現在のデリミタ仮候補の保管変数iが「0」であればデリミタの候補は「/」が対応し、同保管変数iが「1」であればデリミタの候補は「.」が対応し、同保管変数iが「2」であればデリミタの候補は「:」が対応し、同保管変数iが「3」であればデリミタの候補は「CR」が対応する。
その後は、上記図8のデータ解析処理に戻って、CPU12は、S52の印刷開始データ候補の取得・抽出処理を行う。
そこで、印刷開始データ候補の取得・抽出処理について説明する。図10は、印刷開始データ候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、上記図8のデータ解析処理におけるS52の印刷開始データ候補の取得・抽出処理を実行すると、図10に示すように、先ず、S71において、受信データについて、現在のデリミタ仮候補の保管変数iによって特定されたデリミタの候補に該当する最後のデリミタの次の文字から当該受信データの最後の文字までの範囲で、上記第3所定規則に基づき制御コード、記号の順で優先することをもって、印刷開始データの候補を探し出す。図1の例では、CPU12は、現在のデリミタ仮候補の保管変数iが「0」であればデリミタの候補は「/」が対応するので、「CR」を探し出す。そして、CPU12は、印刷開始データの候補及びそれらの個数を変数yとして、RAM15のワークエリアに記憶する。
尚、印刷開始データの候補の記憶順は、上記第3優先順位となる。また、図1の例では、変数yは「1」である。
そして、CPU12は、S72において、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kを初期化(k=0)する。尚、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kの順番は、上記第3所定規則に基づいて記憶された印刷開始データの候補の順番(上記第3優先順位)に対応する。従って、図1の例では、現在のデリミタ仮候補の保管変数iが「0」である場合に、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kが「0」であれば、印刷開始データの候補は「CR」が対応する。
その後は、上記図8のデータ解析処理に戻って、CPU12は、S53のテンプレート候補の取得・抽出処理を行う。
そこで、テンプレート候補の取得・抽出処理について説明する。図11は、テンプレート候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。すなわち、CPU12は、上記図8のデータ解析処理におけるS53のテンプレート候補の取得・抽出処理を実行すると、図11に示すように、先ず、S81において、現在のデリミタ仮候補の保管変数iによって特定されたデリミタの候補に基づいて、受信データにおける項目データ数の候補を仮決定する。図1の例では、CPU12は、現在のデリミタ仮候補の保管変数iが「0」であればデリミタの候補は「/」が対応するので、項目データ数の候補を「4」とする。尚、CPU12は、項目データ数の候補を、変数zとして、RAM15のワークエリアに記憶する。
そして、CPU12は、S82において、入力項目数が変数zと同数のテンプレート40を、上記ピックアップ方法により、30個の範囲内で、テンプレートの候補として探し出す。図1の例では、現在のデリミタ仮候補の保管変数iが「0」であってデリミタの候補が「/」の場合には、変数zが「4」であるので、CPU12は、入力項目数が「4」であるテンプレート40A、テンプレート40C、テンプレート40Bを探し出す。そして、CPU12は、各テンプレートの候補の特定番号や、探し出されたテンプレート40の個数を変数aとして、RAM15のワークエリアに記憶する。上記例では、テンプレートの候補として、テンプレート40A、テンプレート40C、テンプレート40Bが探し出されているので、変数aは「3」である。
そして、CPU12は、S83において、各テンプレートの候補の特定番号を上記第2所定規則に基づいて上記第2優先順位に並び替えて、RAM15のワークエリアに記憶し直す。上記例では、テンプレート40C、テンプレート40A、テンプレート40Bの順でテンプレート40の特定番号が記憶し直される。さらに、CPU12は、S84において、現在のテンプレート仮候補の保管変数jを初期化(j=0)する。尚、現在のテンプレート仮候補の保管変数jの順番は、上記第2所定規則に基づいて並び替えられたテンプレートの候補の特定番号の順番(上記第2優先順位)に対応する。従って、上記例では、現在のテンプレート仮候補の保管変数jが「0」であればテンプレートの候補はテンプレート40Cが対応し、同保管変数jが「1」であればテンプレートの候補はテンプレート40Aが対応し、同保管変数jが「2」であればテンプレートの候補はテンプレート40Bが対応する。
その後は、上記図8のデータ解析処理に戻って、CPU12は、S54の印刷プレビュー表示処理を行う。
そこで、印刷プレビュー表示処理について説明する。図13は、印刷プレビュー表示処理のフローチャートを示した図である。すなわち、CPU12は、上記図8のデータ解析処理におけるS54の印刷プレビュー表示処理を実行すると、図13に示すように、先ず、S201において、現在のデリミタ仮候補の保管変数iによりデリミタ仮候補を仮確定し、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kにより印刷開始データ仮候補を仮確定し、現在のテンプレート仮候補の保管変数jによりテンプレート仮候補を仮確定する。上記例では、先ず、各保管変数i、j、kが「0」とされるので(S63、S72、S84)、デリミタ仮候補として「/」が仮確定し、印刷開始データ仮候補として「CR」が仮確定し、テンプレート仮候補としてテンプレート40Cが仮確定する。
そして、CPU12は、S202において、テンプレート仮候補として仮確定されたテンプレート40の最初の入力項目に対し、受信データをデータの先頭から挿入する。このとき、デリミタ仮候補として仮確定されたデリミタがきたら、当該テンプレート40上では次の入力項目に移行して、受信データをデータの続きから挿入する。この移行は、デリミタ仮候補として仮確定されたデリミタがくるたびに行う。但し、その後に、印刷開始データ仮候補として仮確定された印刷開始データがきたら、何も処理しない。
上記例では、CPU12は、テンプレート仮候補として仮確定されたテンプレート40Cの入力項目41Cに対し、受信データ51である「2006.12.25/9:30/3/12CR」をデータの先頭から挿入する。このとき、デリミタ仮候補として仮確定された「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目42Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目41Cには「2006.12.25」が挿入される。その後、デリミタ仮候補として仮確定された「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目43Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目42Cには「9:30」が挿入される。その後、デリミタ仮候補として仮確定された「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目44Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目43Cには「3」が挿入される。その後は、印刷開始データ仮候補として「CR」がくるので、その結果、テンプレート40Cの入力項目44Cには「12」が挿入される。そして、CPU12は、このように作成した印刷データをテキストバッファ17に格納する。
その後、CPU12は、S203に進むと、印刷バッファ16に展開された印刷イメージの印刷プレビューをLCD23に表示する。上記例では、図2の印刷プレビュー61AがLCD23に表示される。
その後は、CPU12は、上記図8のデータ解析処理に戻って、S55に進む。S55では、CPU12は、操作キー21を構成するいずれかのキーが押下されたと判定するまで待機し(S55:NO)、操作キー21を構成するいずれかのキーが押下されたと判定した場合には(S55:YES)、S56に進む。
S56では、CPU12は、上記S55で押下された操作キー21がOKキーであるか否かを判定する。OKキーとは、指令キー3である(上記モードキーと併用)。ここで、上記S56で押下された操作キー21がOKキーでないと判定した場合には(S56:NO)、S57に進む。
S57では、CPU12は、上キー4又は下キー5が押下されたか否かを判定する。ここで、上キー4及び下キー5のいずれも押下されていないと判定した場合には(S57:NO)、上述したS54に戻る。一方、上キー4又は下キー5のいずれかが押下されたと判定した場合には(S57:YES)、S58の表示更新処理に進む。
そこで、S58の表示更新処理について説明する。図12は、表示更新処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、S58の表示更新処理を実行すると、図12に示すように、S91において、上キー4が押下されたか否かを判定する。ここで、上キー4が押下されたと判定した場合には(S91:YES)、S92に進む。S92では、CPU12は、テンプレートの候補の個数である変数aの値から「1」を減算した値より、現在のテンプレート仮候補の保管変数jの値が小さいか否かを判定する。ここで、変数aの値から「1」を減算した値より同変数jの値が小さいと判定した場合には(S92:YES)、S93に進む。S93では、CPU12は、同変数jをインクリメントし、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
一方、上記S92において、変数aの値から「1」を減算した値より同変数jの値が等しい又は大きいと判定した場合には(S92:NO)、S94に進む。S94では、CPU12は、印刷開始データの候補の個数である変数yの値から「1」を減算した値より、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kの値が小さいか否かを判定する。ここで、変数yの値から「1」を減算した値より同変数kの値が小さいと判定した場合には(S94:YES)、S95に進む。S95では、CPU12は、同変数jを初期化(j=0)するとともに、同変数kをインクリメントし、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
一方、上記S94において、変数yの値から「1」を減算した値より同変数kの値が等しい又は大きいと判定した場合には(S94:NO)、S96に進む。S96では、CPU12は、現在のデリミタ仮候補の保管変数iをインクリメントすることによって、次の順番のデリミタの候補をデリミタ仮候補と仮確定し、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
一方、上記S91において、上キー4が押下されていないと判定した場合には(S91:NO)、S97に進む。S97では、CPU12は、同変数jの値が「0」より大きいか否かを判定する。ここで、同変数jの値が「0」より大きいと判定した場合には(S97:YES)、S98に進む。S98では、CPU12は、同変数jをデクリメントし、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
一方、上記S97において、同変数jの値が「0」であると判定した場合には(S97:NO)、S99に進む。S99では、CPU12は、同変数kの値が「0」より大きいか否かを判定する。ここで、同変数kの値が「0」より大きいと判定した場合には(S99:YES)、S100に進む。S100では、CPU12は、変数aの値から「1」を減算した値を同変数jに代入するとともに同変数kをデクリメントし、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
一方、S99において、同変数kの値が「0」であると判定した場合には(S99:NO)、S101に進む。S101では、CPU12は、同変数iをデクリメントすることによって、前の順番のデリミタの候補をデリミタ仮候補と仮確定し、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
従って、図1の場合において、この表示更新処理が実行されると、上キー4又は下キー5の押下を行うことにより、同変数iが「0」の場合には、同変数jと同変数kの各値(j、k)が(0、0)、(1、0)、(2、0)のいずれかの組合せになる。よって、この表示更新処理が実行されたことによって、同変数iと同変数jと同変数kの各値(i、j、k)の組合せが変更され、その後に、上記図8のデータ解析処理に戻って、S59に進む。
上記図8のデータ解析処理に戻り、S59に進むと、CPU12は、デリミタ仮候補が変更されたか否かを判定する。この判定では、上記S58の表示更新処理で同変数iが変更されれば、デリミタ仮候補が変更されたと判定する。ここで、デリミタ仮候補が変更されていないと判定した場合には(S59:NO)、上記S54の印刷プレビュー表示処理が再び行われ、これにより、図13のS201が再び実行されると、印刷開始データ仮候補又はテンプレート仮候補について仮確定が更新される。
一方、上記図8のS59において、デリミタ仮候補が変更されたと判定した場合には(S59:YES)、上記S52の印刷開始データ候補の取得・抽出処理や上記S53のテンプレート候補の取得・抽出処理が再び行われ、変更後のデリミタ仮候補に応じた印刷開始データの候補やテンプレート候補のテンプレートの候補が取得され、その後に、上記S54の印刷プレビュー表示処理が再び行われ、これにより、図13のS201が再び実行されると、変更後のデリミタ仮候補及び、印刷開始データ仮候補、テンプレート仮候補について仮確定が改めて行われる。
上記図8のデータ解析処理に戻り、上記S56において、上記S55で押下された操作キー21がOKキーであると判定した場合には(S56:YES)、S60に進む。S60では、CPU12は、現在仮確定されているデリミタ仮候補及び、印刷開始データ仮候補、テンプレート仮候補を確定する。その後は、上記図5のメインプログラムのS1に戻る。
次に、上記図7のデータ処理におけるS44の印刷データ作成処理について説明する。図14は、印刷データ作成処理のフローチャートを示した図である。
すなわち、CPU12は、S44の印刷データ作成処理を実行すると、図14に示すように、先ず、S301において、上記図8のS60で確定されたデリミタ仮候補と印刷開始データ仮候補とテンプレート仮候補により、デリミタと印刷開始データとテンプレートを取得する。
その後は、CPU12は、S302に進んで、上記S301で取得したテンプレート40の最初の入力項目に対し、受信データ51をデータの先頭から挿入する。このとき、上記S301で取得したデリミタがきたら、当該テンプレート40上では次の入力項目に移行して、受信データ51をその続きから挿入する。この移行は、上記S301で取得したデリミタがくるたびに行う。但し、その後に、上記S301で取得した印刷開始データがきたら、無視する。
そして、CPU12は、S303に進んで、上記S301で取得した印刷開始データがきたか否かを判定する。ここで、上記S301で取得した印刷開始データがきたと判定した場合には(S303:YES)、後述するS305に進む。一方、上記S301で取得した印刷開始データがきていないと判定した場合には(S303:NO)、S304に進む。
S304では、CPU12は、データが1秒以上途切れたか否かを判定する。ここで、データが1秒以上途切れたと判定する場合には(S304:YES)、後述するS305に進む。一方、データが1秒以上途切れていないと判定する場合には(S304:NO)、上記S302に戻って、当該テンプレート40への受信データ51の挿入を続行する。
そして、CPU12は、このように作成した印刷データをテキストバッファ17に格納する。
その後、CPU12は、S305に進むと、印刷データが印刷バッファ16に展開される。
上記例では、同変数iと同変数jと同変数kの各値(i、j、k)が(0、0、0)の場合には、「/」がデリミタとして、テンプレート40Cがテンプレートとして、「CR」が印刷開始データとして、それぞれ確定されていることから、テンプレート40Cの入力項目41Cに対し、受信データ51である「2006.12.25/9:30/3/12CR」をデータの先頭から挿入する。このとき、デリミタの「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目42Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目41Cには「2006.12.25」が挿入される。その後、デリミタの「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目43Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目42Cには「9:30」が挿入される。その後、デリミタの「/」がきたら、当該テンプレート40C上では次の入力項目44Cに移行して、当該受信データ51をその続きから挿入する。その結果、テンプレート40Cの入力項目43Cには「3」が挿入される。その後は、印刷開始データの「CR」がくる。その結果、テンプレート40Cの入力項目44Cには「12」が挿入される。これにより、図2の印刷プレビュー61Aを印刷イメージとする印刷データが作成される。
尚、同変数iと同変数jと同変数kの各値(i、j、k)が(0、1、0)の場合には、「/」がデリミタとして、テンプレート40Aがテンプレートとして、「CR」が印刷開始データとして、それぞれ確定されることから、図2の印刷プレビュー61Bを印刷イメージとする印刷データが作成される。
また、同変数iと同変数jと同変数kの各値(i、j、k)が(0、2、0)の場合には、「/」がデリミタとして、テンプレート40Bがテンプレートとして、「CR」が印刷開始データとして、それぞれ確定されることから、図2の印刷プレビュー61Cを印刷イメージとする印刷データが作成される。
その後は、上記図7のデータ処理に戻って、S45に進む。S45では、上述したようにして、印刷バッファに16に展開された印刷イメージが印字テープ52に印刷される。その後は、上記図5のメインプログラムのS1に戻る。
尚、この印刷データ作成処理では、上記S43のデータ解析処理に関するデータがRAM15に存在しない場合には、ユーザが選択したテンプレート40を使用して通常の印刷データ作成が行われる。ユーザによるテンプレート40の選択は、上記図5のメインプログラムにおけるその他の処理(S7)において行われる。
[まとめ]
以上詳細に説明したように、本実施形態の印刷装置1では、約100個のテンプレート40がFlash ROM14に記憶されている。この点、各テンプレート40には、複数の入力項目が設けられている。例えば、テンプレート40Cは、4個の入力項目41C、42C、43C、44Cが設けられている。
そして、項目データとデリミタと印刷開始データとで構成された受信データ51をホスト39から受信すると(S1:YES)、受信データ51内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの候補を取得し(S61)、現在のデリミタ仮候補の保管変数iを介して、複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出する(S63)。さらに、このデリミタ仮候補と受信データ51とに基づいて受信データ51内の項目データ数の候補を仮決定する(S81)。そして、この項目データ数の候補と複数のテンプレート40の各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得し(S82)、現在のテンプレート仮候補の保管変数jを介して、テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出する(S84)。また、このデリミタ仮候補と受信データ51とに基づいて一又は複数の印刷開始データの候補を取得し(S71)、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kを介して、印刷開始データの候補の一つを印刷開始データ仮候補として抽出する(S72)。
さらに、デリミタ仮候補とテンプレート仮候補と印刷開始データ仮候補とに基づいて、受信データ51を当該テンプレート仮候補に挿入することにより、印刷データを作成するとともに、その印刷データの印刷イメージである印刷プレビュー61をLCD23に表示する(S54、S201、S202、S203)。
このとき、ユーザが上キー4又は下キー5を押下すると(S57:YES)、同変数iや同変数jや同変数kを介して、デリミタ仮候補、テンプレート仮候補、又は印刷開始データ仮候補の各仮候補の中でいずれか一つの仮候補が別の候補に変更され(S58)、その変更が反映された印刷データを新たに作成し、その印刷データの印刷イメージである印刷プレビュー61をLCD23に表示する(S54、S201、S202、S203)。例えば、LCD23に表示する印刷プレビュー61が、印刷プレビュー61A又は印刷プレビュー61Bに変更されて表示される(図2参照)。
一方、ユーザが指令キー3を押下すると(S56:YES)、デリミタ仮候補、テンプレート仮候補、及び印刷開始データ仮候補の各仮候補を確定し(S60)、各仮候補に基づいて作成された印刷データを確定し(S44)、その確定した印刷データを印字テープ52に印刷する(S45)。
従って、デリミタ仮候補とテンプレート仮候補と印刷開始データ仮候補とに基づいて作成された印刷データの印刷イメージである印刷プレビュー61がLCD23に表示され(S54、S201、S202、S203)、テンプレート仮候補とされたテンプレート40に受信データ51が適切に入力された状態にあるか否かをユーザが確認することが可能であり(図1、図2参照)、その確認後、上キー4又は下キー5を押下することによって(S57:YES)、それらの各仮候補の中でいずれか一つの仮候補を別の候補にユーザが変更すると(S58)、その変更を反映しながら新たに作成された印刷データの印刷イメージである印刷プレビュー61がLCD23が表示される(S54、S201、S202、S203)。一方、その確認後、ユーザが指令キー3を押下することによって(S56:YES)、それらの各仮候補をユーザが確定すると(S60)、各仮候補に基づいて作成された印刷データが印刷される(S44、S45)。
従って、受信データ51の構成やテンプレート40がユーザにとって不明であっても、その受信データ51が適切に入力された状態にあるテンプレート40を容易に選択することが可能である。
また、本実施形態の印刷装置1では、ユーザが指令キー3を押下することにより(S5:YES)、モードフラグ18をオン又はオフにすることができ(S6)、また、モードフラグ18がオンのときに限って(S41:YES)、S43のデータ解析処理が行われ、モードフラグ18がオフであれば(S41:NO)、S43のデータ解析処理が行われないので、受信データ51の構成やその受信データ51を適切に入力し得るテンプレート40が記憶されていることをユーザが知っていれば、ユーザは、モードフラグ18をオフにすることによって(S41:NO)、その印刷(S44、S45)に迅速に移行することができる。
また、本実施形態の印刷装置1では、上記第1所定規則をもって並び替えたデリミタの候補の順番(上記第1優先順位)で、デリミタの候補と現在のデリミタ仮候補の保管変数iを対応させ(S62,S63)、さらに、現在のデリミタ仮候補の保管変数iを介して、デリミタ仮候補の抽出(S63)及びデリミタ仮候補の変更(S58)を行っている。従って、デリミタ仮候補の抽出(S63)及びデリミタ仮候補の変更(S58)を、受信データ51に対する上記第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行うようにしており、受信データ51を構成するデリミタとして適切な順をもってデリミタの候補の中からデリミタ仮候補を抽出・変更するので(S63、S58)、受信データ51が適切に入力された状態にあるテンプレート40(すなわち、印刷プレビュー61)を優先してLCD23に表示させることができるとともに(S54)、その表示までに要する時間やRAM15のワークエリアを少なくすることができる。
また、本実施形態の印刷装置1では、上記ピックアップ方法により、テンプレートの候補の取得個数を30個までに制限している(S82)。また、上記第2所定規則をもって並び替えたテンプレートの候補の順番(上記第2優先順位)で、テンプレートの候補と現在のテンプレート仮候補の保管変数jを対応させ(S83、S84)、さらに、現在のテンプレート仮候補の保管変数jを介して、テンプレート仮候補の抽出(S84)及びテンプレート仮候補の変更(S58)を行っている。従って、テンプレート仮候補の抽出(S84)及びテンプレート仮候補の変更(S58)を、受信データ51に対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行うようにしており、受信データ51が入力されるテンプレート40として適切な順をもってテンプレートの候補の中からテンプレート仮候補を抽出・変更するので(S84、S58)、受信データ51が適切に入力された状態にあるテンプレート40(すなわち、印刷プレビュー61)を優先してLCD23に表示させることができるとともに(S54)、その表示までに要する時間やRAM15のワークエリアを少なくすることができる。
この点、本実施形態の印刷装置1では、現在のデリミタ仮候補の保管変数iによって特定されたデリミタの候補に基づいて、ホスト39からの受信データ51における項目データ数の候補を仮決定し(S81)、その仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレート40のみをテンプレートの候補として取得しているので(S82)、その効果をより発揮させることができる。
また、本実施形態の印刷装置1においては、ホスト39からの受信データ51が項目データとデリミタと印刷開始データとで構成されているが、図7のS42及び図14のS303、S304の各判断処理が存在することによって、印刷開始データを欠いた受信データ51をホスト39から受信した場合でも、上述した各効果を発揮することが可能である。
尚、印刷開始データを欠いた受信データ51をホスト39から受信した場合には、印刷開始データの候補の個数を示す変数yを「0」として、S43のデータ解析処理が行われる。
もっとも、この場合には、本実施形態の印刷装置1において、ホスト39からの受信データ51の末尾に架空の印刷開始データを追加させた後に、上述したメインプログラム等を実行してもよいし、あるいは、上述したメインプログラム等において、印刷開始データに関する処理を省くとともに、デリミタ仮候補やテンプレート仮候補に基づいて印刷データを作成してもよい。このような場合であっても、上述した各効果を発揮することが可能である。
また、本実施形態の印刷装置1においては、上記第3所定規則をもってRAM15に記憶された印刷開始データの候補の順番(上記第3優先順位)で、印刷開始データの候補と現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kを対応させ(S71、S72)、さらに、現在の印刷開始データ仮候補の保管変数kを介して、印刷開始データ仮候補の抽出(S72)及び印刷開始データ仮候補の変更(S58)を行っている。従って、印刷開始データ仮候補の抽出(S72)及び印刷開始データ仮候補の変更(S58)を、受信データ51に対する上記第3所定規則により導かれる第3優先順位に基づいて行うようにしており、受信データ51を構成する印刷開始データとして適切な順をもって印刷開始データの候補の中から印刷開始データ仮候補を抽出・変更するので(S72、S58)、受信データ51が適切に入力された状態にあるテンプレート40(すなわち、印刷プレビュー61)を優先してLCD23に表示させることができるとともに(S54)、その表示までに要する時間やRAM15のワークエリアを少なくすることができる。
[その他]
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施形態の印刷装置1においては、S61でデリミタの候補として探し出される文字列の取得個数を制限したり、あるいは、S71で探し出される印刷開始データの候補の取得個数を制限してもよい。このような制限は、テンプレートの候補の取得個数を30個までに制限している場合(S82)と同様にして、受信データ51が適切に入力された状態にあるテンプレート40(すなわち、印刷プレビュー61)を優先してLCD23に表示させるまでに要する時間やRAM15のワークエリアを少なくすることに貢献できる。
また、本実施形態の印刷装置1においては、図8のデータ解析処理のS56において、上記S55で押下された操作キー21がOKキーであると判定した場合には(S56:YES)、S60を実行するのではなく、印刷バッファ16に展開されている印刷イメージを印字テープ52に印刷してもよい。このような場合でも、受信データ51を適切に入力されたテンプレート40を印字テープ52に印刷させることができるし、さらに、図5のメインプログラムにおけるモード関連の処理(S5,S6)を削除することができる。
また、本実施形態の印刷装置1においては、ホスト39からの受信データ51に含まれている項目データとデリミタと印刷開始データが、種類の異なるデータで構成されていてもよい。具体的に言えば、「A1BC2DEF34GHIJCR」の受信データ51において、項目データ(「A」「BC」「DEF」「GHIJ」)が英字で構成され、デリミタ(「1」「2」「3」「4」)が数字で構成され、印刷開始データ(「CR」)がASCIIコードの制御コードで構成されているような場合である。尚、この例の場合、デリミタ「3」と「4」の間に項目データが存在しないと読み取ることが可能である。また、デリミタ「3」に続く項目データからデリミタ「3」に続く項目データが存在しないと読み取ることも可能である。項目データ、デリミタ、印刷開始データを種類の異なるデータで構成することにより、項目データとデリミタ、項目データと印刷開始データ、デリミタと印刷開始データにおいて、互いの区別が明確となり、区別の処理を簡略化できる。また、デリミタ、または印刷開始データ、またはその両方の候補の個数を、項目データ、デリミタ、印刷開始データの種類が不明または同一のデータで構成する場合に比べ、少なくできる可能性が高まる。または、候補は1通り、つまり、項目データ、デリミタ、印刷開始データの組合せが確定できる可能性が高まる。
本発明は、テンプレートの入力項目に受信データを自動的に入力する技術に適用し得る。
本実施の一形態である印刷装置の特徴を示した図である。 同印刷装置で表示される印刷プレビューの例を示した図である。 同印刷装置の外観斜視図である。 同印刷装置の制御系を示したブロック図である。 メインプログラムのフローチャートを示した図である。 モード処理のフローチャートを示した図である。 データ処理のフローチャートを示した図である。 データ解析処理のフローチャートを示した図である。 デリミタ候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。 印刷開始データ候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。 テンプレート候補の取得・抽出処理のフローチャートを示した図である。 表示更新処理のフローチャートを示した図である。 印刷表示プレビュー処理のフローチャートを示した図である。 印刷データ作成処理のフローチャートを示した図である。
符号の説明
1 印刷装置
3 指令キー
4 上キー
5 下キー
8 接続ポート
11 入出力インターフェース
12 CPU
13 ROM
14 Flash ROM
15 RAM
16 印刷バッファ
18 モードフラグ
21 操作キー
23 LCD
25 サーマルヘッド
39 ホスト
40A、40B、40C テンプレート
41A、42A、43A、44A 入力項目
41B、42B、43B、44B 入力項目
41C、42C、43C、44C 入力項目
51 受信データ
52 印字テープ
61A、61B 印刷プレビュー

Claims (21)

  1. 複数の入力項目で構成された複数のテンプレートが記憶されるテンプレート記憶手段と、
    項目データとデリミタと印刷開始データとで構成された受信データを受信する受信手段と、
    前記複数のテンプレートのいずれか一つのテンプレートに前記受信データを挿入して作成された印刷データを印刷する印刷手段と、
    前記印刷データの印刷イメージが表示される表示手段と、
    前記印刷データを確定する確定手段と、を有する印刷装置であって、
    前記確定手段は、
    前記受信データ内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの
    候補を取得するデリミタ候補取得手段と、
    前記複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出するデリミタ仮候補 抽出手段と、
    前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて前記受信データ内の項目データ
    数の候補を仮決定する項目データ数候補仮決定手段と、
    前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と前記複数の
    テンプレートの各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得す
    るテンプレート候補取得手段と、
    前記テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出するテンプレート 仮候補抽出手段と、
    前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて一又は複数の印刷開始データの 候補を取得する印刷開始データ候補取得手段と、
    前記印刷開始データの候補の一つを印刷開始データ仮候補として抽出する印刷開始
    データ仮候補抽出手段と、
    前記デリミタ仮候補と前記テンプレート仮候補と前記印刷開始データ仮候補とに基 づいて、前記受信データを当該テンプレート仮候補に挿入することにより前記印刷
    データを作成する印刷データ作成手段と、
    前記デリミタ仮候補、前記テンプレート仮候補、又は前記印刷開始データ仮候補の 各仮候補の中でいずれか一つの仮候補を別の候補に変更する仮候補変更手段と、
    前記デリミタ仮候補、前記テンプレート仮候補、及び前記印刷開始データ仮候補の 各仮候補を確定する仮候補確定手段と、を備えたこと、
    を特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載する印刷装置であって、
    モードのオン・オフを切り替えるモード切替手段を有し、
    前記モードがオンのときに前記確定手段が作動すること、を特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する印刷装置であって、
    前記デリミタ候補取得手段によるデリミタの候補の取得個数が第1所定個数に制限され、
    前記デリミタ仮候補抽出手段によるデリミタ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるデリミタ仮候補の変更が前記受信データに対する第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行われること、を特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載する印刷装置であって、
    前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする印刷装置。
  5. 請求項3に記載する印刷装置であって、
    前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列又は、長さがより短い記号文字列が優先されること、を特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載する印刷装置であって、
    前記テンプレート候補取得手段によるテンプレートの候補の取得個数が第2所定個数に制限され、
    前記テンプレート仮候補抽出手段によるテンプレート仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるテンプレート仮候補の変更が前記受信データに対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行われること、を特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載する印刷装置であって、
    前記テンプレート候補取得手段は、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレートのみを前記テンプレートの候補として取得すること、を特徴とする印刷装置。
  8. 請求項6又は請求項7に記載する印刷装置であって、
    前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字の種類とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする印刷装置。
  9. 請求項6又は請求項7に記載する印刷装置であって、
    前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載する印刷装置であって、
    前記印刷開始データ候補取得手段による印刷開始データの候補の取得個数が第3所定個数に制限され、
    前記印刷開始データ仮候補抽出手段による印刷開始データ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段による印刷開始データ仮候補の変更が前記受信データに対する第3所定規則により導かれる第3優先順位に基づいて行われること、を特徴とする印刷装置。
  11. 請求項10に記載する印刷装置であって、
    前記第3優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする印刷装置。
  12. 請求項10に記載する印刷装置であって、
    前記第3優先順位では、長さがより短い制御文字列が初めに優先され、長さがより短い記号文字列が次に優先されること、を特徴とする印刷装置。
  13. 複数の入力項目で構成された複数のテンプレートが記憶されるテンプレート記憶手段と、
    項目データとデリミタとで構成された受信データを受信する受信手段と、
    前記複数のテンプレートのいずれか一つのテンプレートに前記受信データを挿入して作成された印刷データを印刷する印刷手段と、
    前記印刷データの印刷イメージが表示される表示手段と、
    前記印刷データを確定する確定手段と、を有する印刷装置であって、
    前記確定手段は、
    前記受信データ内に周期的に配列された文字列に基づいて一又は複数のデリミタの
    候補を取得するデリミタ候補取得手段と、
    前記複数のデリミタの候補の一つをデリミタ仮候補として抽出するデリミタ仮候補 抽出手段と、
    前記デリミタ仮候補と前記受信データとに基づいて前記受信データ内の項目データ
    数の候補を仮決定する項目データ数候補仮決定手段と、
    前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と前記複数の
    テンプレートの各入力項目数とに基づいて一又は複数のテンプレートの候補を取得す
    るテンプレート候補取得手段と、
    前記テンプレートの候補の一つをテンプレート仮候補として抽出するテンプレート 仮候補抽出手段と、
    前記デリミタ仮候補と前記テンプレート仮候補とに基づいて、前記受信データを当 該テンプレート仮候補に挿入することにより前記印刷データを作成する印刷データ作
    成手段と、
    前記デリミタ仮候補又は前記テンプレート仮候補を別の候補に変更する仮候補変更 手段と、
    前記デリミタ仮候補及び前記テンプレート仮候補を確定する仮候補確定手段と、を 備えたこと、
    を特徴とする印刷装置。
  14. 請求項13に記載する印刷装置であって、
    モードのオン・オフを切り替えるモード切替手段を有し、
    前記モードがオンのときに前記確定手段が作動すること、を特徴とする印刷装置。
  15. 請求項13又は請求項14に記載する印刷装置であって、
    前記デリミタ候補取得手段によるデリミタの候補の取得個数が第1所定個数に制限され、
    前記デリミタ仮候補抽出手段によるデリミタ仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるデリミタ仮候補の変更が前記受信データに対する第1所定規則により導かれる第1優先順位に基づいて行われること、を特徴とする印刷装置。
  16. 請求項15に記載する印刷装置であって、
    前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列が優先されること、を特徴とする印刷装置。
  17. 請求項15に記載する印刷装置であって、
    前記第1優先順位では、長さがより短い制御文字列又は、長さがより短い記号文字列が優先されること、を特徴とする印刷装置。
  18. 請求項13乃至請求項17のいずれか一つに記載する印刷装置であって、
    前記テンプレート候補取得手段によるテンプレートの候補の取得個数が第2所定個数に制限され、
    前記テンプレート仮候補抽出手段によるテンプレート仮候補の抽出及び前記仮候補変更手段によるテンプレート仮候補の変更が前記受信データに対する第2所定規則により導かれる第2優先順位に基づいて行われること、を特徴とする印刷装置。
  19. 請求項13乃至請求項18のいずれか一つに記載する印刷装置であって、
    前記テンプレート候補取得手段は、前記項目データ数候補仮決定手段で仮決定された項目データ数の候補と同じ数の入力項目数を有するテンプレートのみを前記テンプレートの候補として取得すること、を特徴とする印刷装置。
  20. 請求項18又は請求項19に記載する印刷装置であって、
    前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字の種類が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字の種類とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする印刷装置。
  21. 請求項18又は請求項19に記載する印刷装置であって、
    前記第2優先順位では、前記テンプレート候補取得手段が取得した前記テンプレートの候補について、デフォルトのデータとして各入力項目に挿入されている文字数が、前記受信データを前記デリミタ仮候補で区切ることによって推定される各項目データの文字数とそれぞれ一致するものに限定、又は一致するものが優先されること、を特徴とする印刷装置。
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