JP4375271B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
燃料カット実行中に、スロットルバルブが略全閉となるように制御するスロットル制御手段と、
燃料カット時に排気ガス再循環量を増量するEGR制御手段と、
燃料カットからの復帰時に排気再循環ガスを掃気させるための時間であって、当該掃気の開始から当該掃気が終了するまで燃料噴射の再開を遅らせるために設定される時間であるディレー時間を設定するディレー時間設定手段と、
排気ガス再循環経路における空燃比を取得する空燃比取得手段と、
前記空燃比取得手段により取得された空燃比に基づいて、燃料カット実行中の空燃比の状態を判別する空燃比状態判別手段と、
前記空燃比状態判別手段により空燃比がリーンであると判定された場合は、前記ディレー時間が短くなるように修正するディレー時間修正手段と、
を備えることを特徴とする。
前記空燃比状態判別手段により空燃比がリーンであると判定された場合は、前記第1所定回転数が低くなるように修正する掃気開始回転数修正手段を備えることを特徴とする。
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1の構成を説明するための図を示す。図1に示すように、本実施形態のシステムは、内燃機関10を備えている。内燃機関10の筒内には、燃焼室12が形成されている。燃焼室12には、吸気通路14および排気通路16が連通している。
上記のように構成された本実施形態のシステムは、内燃機関10の運転中にスロットル開度TAがアイドル開度TA0とされた場合に、燃料の噴射を停止する処理、つまり、燃料カット(F/C)を実行する。F/Cは、内燃機関10の運転中に、スロットル開度TAが急激に閉じられることにより開始される。このため、F/Cの開始後は、吸気管圧力PMが大きく負圧化し易い状態が形成される。この際、吸気管圧力PMが過大に負圧化すると、内燃機関10においてオイル上がりが発生し、オイル消費量が増大する事態が生ずる。
減速時のF/Cから復帰する際の態様としては、ドライバーからのアクセル要求に基づく場合の復帰(強制復帰)と、機関回転数NEがアイドリング回転数近辺にまで低下した場合の復帰(自然復帰)がある。本実施形態のシステムにように、減速時のF/C中に上記触媒劣化抑制制御を実行している場合には、筒内の残留ガス割合によっては復帰時に失火が生ずるおそれがある。従って、F/Cからの復帰時には、所定の掃気期間(ディレー時間TD)を設けた後に復帰実行、すなわち、燃料噴射を再開させる必要がある。
図4は、上記の機能を実現するために、本実施の形態1においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。尚、本ルーチンは、所定時間毎に周期的に実行されるものとする。
また、上述した実施の形態1においては、掃気開始回転数NE2が前記第3の発明における「第1所定回転数」に、復帰回転数NE1が前記第3の発明における「第2所定回転数」に、それぞれ相当していると共に、ECU50が上記ステップ110の処理を実行することにより前記第3の発明における「掃気開始回転数修正手段」が実現されている。
次に、図5および図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU50に図4のルーチンに代えて、後述する図6のルーチンを実行させることにより実現されるものである。
一方、実空燃比A/Fが所定値af[1]よりリッチでないと判定された場合には、次いで、実空燃比A/F=所定値af[1]が成立するか否かが判別され(ステップ204)、実空燃比A/F=所定値af[1]が成立すると判定された場合には、タイマーの計測が開始される(ステップ206、図5(A)中に示す時点t3参照)。
次に、図7乃至図9を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。
本実施形態のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、ECU50に図4のルーチンに代えて、後述する図9のルーチンを実行させることにより実現されるものである。
上述した実施の形態1乃至3においては、排気通路16における上流触媒30の上流側に設けられた空燃比センサ34の出力に基づいて、排気ガス再循環経路における実空燃比A/Fを計測することとしているが、当該空燃比A/Fを取得する目的での空燃比センサの配置場所は、排気ガス再循環経路中に設けられてさえいれば、これに限定されるものではない。
14 吸気通路
16 排気通路
18 電子制御式スロットルバルブ
30 上流触媒
34 空燃比センサ
38 排気ガス還流通路
40 EGR弁
50 ECU(Electronic Control Unit)
52 アクセルポジションセンサ
Claims (3)
- 内燃機関の減速時に燃料カットを行う燃料カット実行手段と、
燃料カット実行中に、スロットルバルブが略全閉となるように制御するスロットル制御手段と、
燃料カット時に排気ガス再循環量を増量するEGR制御手段と、
燃料カットからの復帰時に排気再循環ガスを掃気させるための時間であって、当該掃気の開始から当該掃気が終了するまで燃料噴射の再開を遅らせるために設定される時間であるディレー時間を設定するディレー時間設定手段と、
排気ガス再循環経路における空燃比を取得する空燃比取得手段と、
前記空燃比取得手段により取得された空燃比に基づいて、燃料カット実行中の空燃比の状態を判別する空燃比状態判別手段と、
前記空燃比状態判別手段により空燃比がリーンであると判定された場合は、前記ディレー時間が短くなるように修正するディレー時間修正手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記ディレー時間が短い場合は、燃料カットからの自然復帰回転数を下げることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 燃料カット実行中に機関回転数が第1所定回転数まで低下した時点で前記EGR制御手段により排気再循環ガスの掃気を開始させ、機関回転数が前記第1所定回転数より低い第2所定回転数まで低下した時点で当該燃料カットからの自然復帰を行う内燃機関の制御装置であって、
前記空燃比状態判別手段により空燃比がリーンであると判定された場合は、前記第1所定回転数が低くなるように修正する掃気開始回転数修正手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
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JP2005098797A JP4375271B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 内燃機関の制御装置 |
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