JP4374615B2 - V型エンジンのシリンダブロック構造 - Google Patents

V型エンジンのシリンダブロック構造 Download PDF

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この発明はV型エンジンのシリンダブロック構造に係り、特に、V型エンジンのシリンダブロックとベアリングキャップとの結合剛性を向上させたV型エンジンのシリンダブロック構造に関する。
V型エンジンは、略V字形状のシリンダブロック上部に夫々第1・第2シリンダヘッドを載置し、第1・第2シリンダヘッド上部に夫々第1・第2シリンダヘッドカバーを取り付けてV字形状に第1・第2シリンダバンクを配設している。また、V型エンジンは、シリンダブロック下部にクランク軸を軸支し、このクランク軸を覆うようにシリンダブロック下部にオイルパンを取り付けている。
V型エンジンのシリンダブロック構造としては、シリンダブロックにベアリングキャップを下方から締結されるベアリングキャップボルトにより取り付けて、クランク軸をシリンダブロックに軸支するものがある。
また、V型エンジンのシリンダブロック構造には、シリンダブロックの振動に起因するスカート部やオイルパンからの振動を低減すべく、ベアリングキャップ若しくはベアリングキャップに一体に形成したベアリングビームとシリンダブロックとを、下方から締結されるベアリングキャップボルトとスカート部側方から締結されるサイドボルトとにより結合させることにより、ベアリングキャップ等の支持剛性を向上させ、シリンダブロックの振動を大幅に低減させるものがある。
実開平2−7341号公報 特開2000−73858号公報
ところで、前記特許文献1及び2に記載されているようなV型エンジンのシリンダブロック構造においては、V字型に配置される2つのシリンダバンクの各ピストンの作動により、斜め上方からの爆発荷重を右側と左側との2方向から受けることになる。
したがって、V型エンジンのシリンダブロック構造においては、斜め上方の2方向からの爆発荷重の水平方向分力に対して、スカート部側方から締結されるサイドボルトの締結力で対抗しているため、サイドボルトの結合剛性を強化する必要がある。
しかし、シリンダブロックの厚肉化による剛性強化では、シリンダブロックの厚肉化により大幅な重量増加を招き、燃焼効率が悪化してしまう不都合がある。
この発明は、クランク軸を支持する軸受部をシリンダブロックとベアリングキャップとに設け、該シリンダブロックとベアリングキャップとをベアリングキャップ下側から締結されるベアリングキャップボルトと前記シリンダブロックのスカート部側方から締結されるサイドボルトとで結合させたV型エンジンのシリンダブロック構造において、前記シリンダブロックのスカート部のスカート壁に内部にメインギャラリが形成されるメインギャラリ用ボス部を設け、該メインギャラリ用ボス部はクランク軸長手方向の一端側から他端側まで延設される第1メインギャラリ用ボス部を有し、該第1メインギャラリ用ボス部の下方の前記スカート壁に前記サイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部を設け、該サイドボルト用ボス部と前記第1メインギャラリ用ボス部とを連結させ、前記メインギャラリ用ボス部は第1メインギャラリ用ボス部と交差して前記シリンダブロック下面まで延設される第2メインギャラリ用ボス部を有し、該第2メインギャラリ用ボス部と前記サイドボルト用ボス部とを連結させたことを特徴とする。
この発明のV型エンジンのシリンダブロック構造は、サイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部の剛性を強化させることができ、シリンダブロックとベアリングキャップとの結合剛性を向上させることができる。
この発明のV型エンジンのシリンダブロック構造は、スカート部のスカート壁に一端側から他端側までクランク軸の長手方向に延設されるメインギャラリ用ボス部の第1メインギャラリ用ボス部を利用して、この第1メインギャラリ用ボス部の下方のスカート壁に設けたサイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部と前記第1メインギャラリ用ボス部とを連結させたことにより、サイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部の剛性を強化させるものである。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図8は、この発明の実施例を示すものである。図7・図8において、2は図示しない車両に搭載されるV型エンジンである。V型エンジン2は、略V字形状のシリンダブロック4の上部に2つのシリンダヘッド6・8を取付け、各シリンダヘッド6・8の上部に夫々ヘッドカバー10・12を取付けて、V字形状に左右2つのシリンダバンク14・16を形成して設けている。また、V型エンジン2は、略V字形状のシリンダブロック4の下部にオイルパン18を取付けて設けている。
V型エンジン2のシリンダブロック4は、上部に略V字形状に配設される2つのシリンダ部20・22を設け、各シリンダ部20・22の下部にスカート部24を設けている。各シリンダ部20・22には、複数のシリンダスリーブ26・28を左右一組となるようにエンジン長手方向に直列に装着して設け、上部に前記シリンダヘッド6・8を夫々取付けて設けている。各シリンダ部20・22の下部には、前記スカート部24の下側に向かって漸次拡幅する2つのスカート壁30・32を連続して設け、スカート部30・32の下面34・36に前記オイルパン18を取付けて設けている。
前記シリンダブロック4には、シリンダ部20・22下部において左右一組のシリンダスリーブ26・28のエンジン長手方向両側に各々位置し、スカート部24上部においてスカート壁30・32間を連結するように複数のブロック側軸支部38を設け、これらブロック側軸支部38に夫々対応して取付けられる複数のベアリングキャップ40を設け、ブロック側軸支部38とベアリングキャップ40との間にクランク軸42を軸支して設けている。
前記ブロック側軸支部38には、図4・図5に示す如く、下側にブロック側当接面44を設け、ブロック側当接面44にクランク軸42上側を支持する半円形状のブロック側軸受部46を形成して設け、ブロック側軸受部46の左右両側にブロック側当接面44と直交して上側に向かうキャップボルト取付孔48・50を形成して設けている。
前記ベアリングキャップ40には、図6に示す如く、上側に前記ブロック側当接面44と当接されるキャップ側当接面52を設け、キャップ側当接面52に前記ブロック側軸受部46と合致してクランク軸4下側を支持する半円形状のキャップ側軸受部54を形成して設け、キャップ側軸受部54の左右両側に前記キャップボルト取付孔48・50と合致してキャップ側当接面52と直交するキャップボルト挿通孔56・58を下側まで貫通させて形成して設けている。
また、ベアリングキャップ40には、上部の左右両側方に夫々係合部60・62を形成して設け、下部の左右両側方に夫々サイドボルト取付部64・66を形成して設けている。サイドボルト取付部64・66には、前記キャップボルト挿通孔56・58と直交する左右側方に向かってサイドボルト取付孔68・70を夫々形成して設けている。
前記スカート部24のスカート壁30・32には、上部の各内側にベアリングキャップ40の係合部60・62と夫々係合される係合部72・74を形成して設け、下部にサイドボルト取付部64・66と夫々係合されるサイドボルト用ボス部76・78を形成して設けている。サイドボルト用ボス部76・78には、前記サイドボルト取付孔68・70と合致するサイドボルト挿通孔80・82を形成して設けている。
V型エンジン2は、シリンダブロック4の下方からスカート壁30・32間にベアリングキャップ40を挿入し、ブロック側軸支部38のブロック側当接面44にキャップ側当接面52を当接させるとともに、スカート部24の係合部72・74とサイドボルト用ボス部76・78とにベアリングキャップ40の係合部60・62とサイドボルト取付部64・66とを夫々当接させ、シリンダブロック4のブロック側軸支部38のブロック側軸受部46とベアリングキャップ40のキャップ側軸受部54との間にクランク軸42を保持する。
この状態において、ベアリングキャップ40の下側からキャップボルト挿通孔56・58にベアリングキャップボルト84・86を挿通してブロック側軸支部38のキャップボルト取付孔48・50に螺着するとともに、スカート部24のスカート壁30・32側方からサイドボルト挿通孔80・82にサイドボルト88・90を挿通してベアリングキャップ40のサイドボルト取付孔68・70に螺着する。
これにより、このV型エンジン2は、シリンダブロック4とベアリングキャップ40とをベアリングキャップ40下側から締結されるベアリングキャップボルト84・86とシリンダブロック4のスカート部24側方から締結されるサイドボルト88・90とで結合される。
このV型エンジン2のシリンダブロック4構造は、図1〜図3に示す如く、シリンダブロック4のスカート部24のスカート壁30に、内部にメインギャラリ92が形成されるメインギャラリ用ボス部94を設けている。メインギャラリ用ボス部94は、スカート壁30のクランク軸長手方向の一端側から他端側まで延設される第1メインギャラリ用ボス部96と、この第1メインギャラリ用ボス部96とクランク軸長手方向中間で交差してシリンダブロック4のスカート壁30の下面34まで延設される第2メインギャラリ用ボス部98とを有している。
また、V型エンジン2は、第1メインギャラリ用ボス部96の下方のスカート壁30に、内部にサブギャラリ100が形成されるサブギャラリ用ボス部102を設けている。サブギャラリ用ボス部102は、スカート壁30のクランク軸長手方向の一端側から他端側に向かい第2メインギャラリ用ボス部98近傍までに延設される第1サブギャラリ用ボス部104と、この第1サブギャラリ用ボス部104の他端側の端部からシリンダブロック4のスカート壁30の下面34まで第2メインギャラリ用ボス部98と平行に延設される第2サブギャラリ用ボス部106とを有している。
サブギャラリ用ボス部102を構成する第1サブギャラリ用ボス部104のサブギャラリ100には、オイルポンプ(図示せず)からオイルが供給される。第1サブギャラリ用ボス部104のオイルは、第2サブギャラリ用ボス部106のサブギャラリ100に供給される。
スカート壁30の下面34まで延設される第2サブギャラリ用ボス部106のオイルは、スカート壁30下方のオイルパン18に取り付けられた潤滑系部品であるオイルクーラ108とオイルフィルタ110とを介して、スカート壁30の下面34まで延設される第2メインギャラリ用ボス部98のメインギャラリ92に供給される。
第2メインギャラリ用ボス部98のオイルは、第1メインギャラリ用ボス部96のメインギャラリ92に供給され、クランク軸用オイル通路112を介してブロック側軸支部38のブロック側軸受部46に供給され、クランク軸42を潤滑する。
さらに、このV型エンジン2は、シリンダブロック4のスカート部24のスカート壁30側に前記メインギャラリ用ボス部94とサブギャラリ用ボス部102とを配設し、図5に示す如く、シリンダブロック4のスカート部24のスカート壁32側にドライブシャフト114を配設している。なお、符号116は、ドライブシャフト用逃げ部である。
このV型エンジン2のシリンダブロック4構造においては、シリンダブロック4のスカート部24のスカート壁30に内部にメインギャラリ92が形成されるメインギャラリ用ボス部94を設け、このメインギャラリ用ボス部94はクランク軸長手方向の一端側から他端側まで延設される第1メインギャラリ用ボス部96を有し、この第1メインギャラリ用ボス部96の下方のスカート壁30にサイドボルト88が締結されるサイドボルト用ボス部76を設け、このサイドボルト用ボス部76と第1メインギャラリ用ボス部96とを連結させている。
このように、このV型エンジン2のシリンダブロック4構造は、スカート部24のスカート壁30に一端側から他端側までクランク軸長手方向に延設されるメインギャラリ用ボス部94の第1メインギャラリ用ボス部96を設け、この第1メインギャラリ用ボス部96の下方のスカート壁30に設けたサイドボルト88が締結されるサイドボルト用ボス部76と第1メインギャラリ用ボス部96とを連結させたことにより、サイドボルト88が締結されるスカート壁30のサイドボルト用ボス部76の剛性を強化させることができ、シリンダブロック4とベアリングキャップ40との結合剛性を向上させることができる。
前記メインギャラリ用ボス部94は、第1メインギャラリ用ボス部96と交差してシリンダブロック4のスカート壁30の下面34まで延設される第2メインギャラリ用ボス部98を有し、この第2メインギャラリ用ボス部98と一端側から2番目のサイドボルト用ボス部76とを連結させている。これにより、スカート部24のスカート壁30の下面34に連結される第2メインギャラリ用ボス部98を利用して、更にスカート壁30のサイドボルト用ボス部76の剛性を強化させることができる。
前記第1メインギャラリ用ボス部96の下方のスカート壁30には、内部にサブギャラリ100が形成されるサブギャラリ用ボス部102を配設し、このサブギャラリ用ボス部102とスカート壁30のサイドボルト用ボス部76とを連結している。これにより、サブギャラリ用ボス部102を利用して、更にサイドボルト用ボス部76の剛性を強化させることができる。
前記サブギャラリ用ボス部102は、クランク軸長手方向に延設される第1サブギャラリ用ボス部104とこの第1サブギャラリ用ボス部104の端部からシリンダブロック4のスカート壁30の下面34まで延設され第2サブギャラリ用ボス部106とを有し、第1サブギャラリ用ボス部104の下方に一端側から1番目のサイドボルト用ボス部76を配設するとともに第2サブギャラリ用ボス部106と一端側から2番目のサイドボルト用ボス部76とを連結し、第2サブギャラリ用ボス部106と第2メインギャラリ用ボス部98との間に一端側から2番目のサイドボルト用ボス部76を配設している。このように、第2メインギャラリ用ボス部98と第2サブギャラリ用ボス部106との間でシリンダブロック4のスカート壁30の下面34に近接させて一端側から2番目のサイドボルト用ボス部76を配設することにより、クランク軸42からできるだけ遠ざけた位置で剛性の強化された箇所にサイドボルト88を締結することができ、クランク軸425を中心に回ろうとする回転力に効果的に対抗することができる。
前記一端側から2番目のサイドボルト用ボス部76は、クランク軸42の長手方向中央側に位置するベアリングキャップ40とスカート部24のスカート壁30とを連結するサイドボルト88が締結される。これにより、クランク軸42の捩り力が最大となるのはクランク軸42の長手方向中央部であるため、この部分の支持剛性を他の部位より向上させることにより、シリンダブロック4とベアリングキャップ40との結合剛性を効果的に向上させることができる。
前記シリンダブロック4は、スカート部24の一側にドライブシャフト114を配設し、スカート部24の他側にメインギャラ用ボス部94とサブギャラリ用ボス部102とを配設している。これにより、メインギャラリ94とサブキャラリ102との間に設けられる潤滑系部品であるオイルフィルタ110を、ドライブシャフト114と干渉させることなく、シリンダブロック4に取り付けることができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
なお、この発明は、上述実施例に限定されることなく、種々応用改変が可能である。
例えば、上述実施例においては、メインギャラリ用ボス部94の第1メインギャラリ用ボス部96をスカート壁30のクランク軸長手方向の一端側から他端側まで直線状に延設して形成したが、図9に示す如く、クランク軸長手方向中間の第2メインギャラリ用ボス部98を挟んで、一端側の第1メインギャラリ用ボス部一側部分96−1と他端側の第1メインギャラリ用ボス部他側部分96−2とに分割し、第1メインギャラリ用ボス部他側部分96−2をスカート壁30の下面34に近づけて形成することにより、一端側から3番目と4番目とのサイドボルト用ボス部76に連結して剛性を強化させることができ、シリンダブロック4とベアリングキャップ40との結合剛性を向上させることができる。
この発明のV型エンジンのシリンダブロック構造は、スカート部のスカート壁にクランク軸の長手方向に延設される第1メインギャラリ用ボス部を利用して、この第1メインギャラリ用ボス部とサイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部とを連結させたことにより、サイドボルト用ボス部の剛性を強化させるものであり、V型エンジンのシリンダブロックとベアリングキャップとの結合剛性を向上させることができるものである。
V型エンジンのシリンダブロック構造の実施例を示すシリンダブロックの側面図である。 図1の矢印IIによるシリンダブロックの正面図である。 図2のIII−III線によるシリンダブロックの要部拡大断面図である。 図1のIV−IV線によるシリンダブロックの断面図である。 図1のV−V線によるシリンダブロックの断面図である。 ベアリングキャップの拡大断面図である。 V型エンジンの側面図である。 図7のVIII−VIII線によるV型エンジンの断面図である。 変形例を示すシリンダブロックの側面図である。
符号の説明
2 V型エンジン
4 シリンダブロック
6・8 シリンダヘッド
10・12 ヘッドカバー
14・16 シリンダバンク
18 オイルパン
20・22 シリンダ部
24 スカート部
30・32 スカート壁
34・36 下面
38 ブロック側軸支部
40 ベアリングキャップ
42 クランク軸
76・78 サイドボルト用ボス部
84・86 ベアリングキャップボルト
88・90 サイドボルト
92 メインギャラリ
94 メインギャラリ用ボス部
96 第1メインギャラリ用ボス部
98 第2メインギャラリ用ボス部
100 サブギャラリ
102 サブギャラリ用ボス部
104 第1サブキャラリ用ボス部
106 第2サブギャラリ用ボス部
108 オイルクーラ
110 オイルフィルタ
112 クランク軸用オイル通路
114 ドライブシャフト

Claims (5)

  1. クランク軸を支持する軸受部をシリンダブロックとベアリングキャップとに設け、該シリンダブロックとベアリングキャップとをベアリングキャップ下側から締結されるベアリングキャップボルトと前記シリンダブロックのスカート部側方から締結されるサイドボルトとで結合させたV型エンジンのシリンダブロック構造において、前記シリンダブロックのスカート部のスカート壁に内部にメインギャラリが形成されるメインギャラリ用ボス部を設け、該メインギャラリ用ボス部はクランク軸長手方向の一端側から他端側まで延設される第1メインギャラリ用ボス部を有し、該第1メインギャラリ用ボス部の下方の前記スカート壁に前記サイドボルトが締結されるサイドボルト用ボス部を設け、該サイドボルト用ボス部と前記第1メインギャラリ用ボス部とを連結させ、前記メインギャラリ用ボス部は第1メインギャラリ用ボス部と交差して前記シリンダブロック下面まで延設される第2メインギャラリ用ボス部を有し、該第2メインギャラリ用ボス部と前記サイドボルト用ボス部とを連結させたことを特徴とするV型エンジンのシリンダブロック構造。
  2. 前記第1メインギャラリ用ボス部の下方のスカート壁に内部にサブギャラリが形成されるサブギャラリ用ボス部を配設し、該サブギャラリ用ボス部と前記サイドボルト用ボス部とを連結したことを特徴とする請求項1に記載のV型エンジンのシリンダブロック構造。
  3. 前記サブギャラリ用ボス部はクランク軸長手方向に延設される第1サブギャラリ用ボス部と該第1サブキャラリ用ボス部の端部からシリンダブロック下面まで延設される第2サブギャラリ用ボス部とを有し、前記第1サブギャラリ用ボス部の下方に前記サイドボルト用ボス部を配設するとともに前記第2サブギャラリ用ボス部と前記サイドボルト用ボス部とを連結し、前記第2サブギャラリ用ボス部と前記第2メインギャラリ用ボス部との間に前記サイドボルト用ボス部を配設したことを特徴とする請求項2に記載のV型エンジンのシリンダブロック構造。
  4. 前記サイドボルト用ボス部は前記クランク軸の長手方向中央側に位置するベアリングキャップと前記スカート部とを連結するサイドボルトが締結されることを特徴とする請求項3に記載のV型エンジンのシリンダブロック構造。
  5. 前記シリンダブロックはスカート部の一側にドライブシャフトを配設し、スカート部の他側に前記メインギャラリ用ボス部とサブギャラリ用ボス部とを配設したことを特徴とする請求項4に記載のV型エンジンのシリンダブロック構造。
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