JP4374558B2 - 回転流体圧装置 - Google Patents

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    • F04C2/103Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member one member having simultaneously a rotational movement about its own axis and an orbital movement
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体ディスプレースメント機構として働くジェロータ歯車セットを備えた回転流体圧装置、特に、二速機能を備えた回転流体圧装置に関する。
【0002】
本発明は、カムローブ型装置などのジェロータ以外の流体ディスプレースメント機構を備えた装置に応用することができるが、特に、ジェロータ装置に適しており、これに関連して説明する。
【0003】
【従来の技術】
ジェロータ歯車セットを利用する装置は様々に応用して使用することができるが、その内の最も一般的なものは低速高トルクモータとして使用することである。一つの応用例として、低速高トルクジェロータモータは車両推進に利用されており、一対のジェロータモータには、エンジンで駆動されるポンプにより圧力流体が供給され、各モータは各駆動輪と連動されている。ローラジェロータを利用する多くのジェロータモータ、特に、大型の高トルクモータを推進に利用することは当業者には明らかであり、以下に参照する“ジェロータ”は、一般的なジェロータとローラジェロータを意味し含むことを理解すべきである。
【0004】
近年、車両製造業者の一部には、ワークサイトでは低速高トルクモードで、またワークサイト間を移動する時は高速低トルクモードで作動できることが要望されている。これを解決する一つの可能性は、二速機能を有するジェロータモータを提供することである。
【0005】
二速ジェロータモータは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,480,971号から公知であり、この米国特許は本説明に参照される。上記米国特許の装置は、広く商用的に使用されており、ほぼ十分な機能を有している。当業者には周知であるように、ジェロータモータは、ジェロータ歯車セットの膨張流体体積室と収縮流体体積室との間で流体を“再循環“させるようにバルブ操作することによって二速装置として作動させてもよい。換言すると、入口ポートが全ての膨張体積室に連通し、かつ、全ての収縮体積室が出口ポートに連通している場合には、モータは通常の低速高トルクモードで作動する。また、収縮体積室からの流体の一部が膨張体積室の一部に再循環される場合には、モータは高速低トルクモードで作動する。
【0006】
しかしながら、上記米国特許の本質的な欠点の一つは、バルブ操作が“スリー(3)ゾーン“型、即ち、一つのゾーンは入口に連通し、一つのゾーンは出口に連通し、一つのゾーンは切換ゾーンであることである。このスリーゾーン構造の結果、例えば、モータが時計方向に作動する場合には高圧流体が再循環されるが、モータが反時計方向に作動する場合には低圧流体が再循環される。当業者には周知であるように、低圧流体が再循環されると、バルブ操作中にキャビテーションが発生し、その結果、モータが故障する原因となる。
【0007】
上記米国特許の他の問題点は、バランスリングの外径と隣接するモータハウジングの内径との間をシールするために、バランスリングの外径上の複数の位置に複数のシール部材を必要とすることである。このことは、モータの機械加工及び組立に困難を伴うだけでなく、コストアップの原因となる。
【0008】
商業的に有利なフォー(4)ゾーン型の装置も存在する。この装置では、二つの中間ゾーンが再循環体積室に連結されており、どの方向に作動する場合でも高圧流体が常時再循環される。この装置は、本発明の譲受人の実施権者であるSumitomo Eaton Hydraulics Co.,Ltd.,によって商業化されており、ジェロータの“前方“、即ち、ジェロータ歯車セットと出力軸との間でバルブ操作される。この装置は、関連する制御バルブを低速と高速との間でシフトするように全体の形状が相当に大きく複雑であるため、商業的にはあまり応用されていない。
【0009】
さらに、二速ジェロータモータの欠点は、低速高トルクと高速低トルクとの間のシフト操作が、一般に唐突で、或は、雑であり、その結果、車両が突然に加速したり、或は突然に減速したりすることとなる。二つの作動モード間のシフト操作が、早過ぎたり雑過ぎたりするよりは、スムーズであることを好むのは当然であり、シフト操作が早過ぎる場合には車両が転倒したり、フォークリフトトラックのフォーク上の積荷をコントロールすることができなくなる。
【0010】
二速ジェロータモータを備えた車両が有する最後の問題点は、ある車両では、一対の推進車輪を並列回路で駆動するために、一対のモータを備えていることである。このような車両では、モータを同時にシフト操作することが難しくなる。一つのモータのシフト操作と他のモータのシフト操作との間に遅れがある場合、一つのモータが高速で作動し、他のモータが低速で作動して、車両が不意に旋回することとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来の二速モータの有する上述した欠点を克服した二速ジェロータモータを提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、両作動方向で比較的高圧の流体を再循環させる改良した二速モータを提供することにある。
【0013】
本発明の更なる目的は、新しいフォーゾーンのバルブ配列によって、モータのバルブ操作及びバルブシフト操作をコンパクトにする、改良した二速ジェロータモータを提供することにある。
【0014】
本発明の更なる目的は、バランスリングの外径とモータハウジングの内径との間のシール数を減少させて、モータの組立を簡単にした、改良した二速ジェロータモータを提供することにある。
【0015】
本発明の更なる目的は、低速高トルクと高速低トルクとの間のシフト操作が、早くなり過ぎないように緩衝させる、改良した二速ジェロータモータを提供することにある。
【0016】
本発明の最後の目的は、一対のモータを搭載した車両で、実質的にほぼ同時にシフト操作するようにモータ機能を改善した、改良した二速ジェロータモータを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上述した本発明の目的は、流体入口手段と流体出口手段を形成したハウジング手段を有する形式の改良した回転流体圧装置を提供することによって達成される。 流体エネルギ変換ディスプレースメント手段は膨張流体体積室及び収縮流体体積室を形成すると共に、固定バルブ手段は膨張流体体積室及び収縮流体体積室と流体連通する固定流体通路を形成する。固定バルブ手段の後方に配置された回転ディスクバルブ部材には、ディスクバルブ部材の回転に応じて、流体入口手段及び流体出口手段と固定流体通路との間を流体連通させるように、入口バルブ通路と出口バルブ通路が形成されている。ほぼ環状のバランスリング部材が、ディスクバルブ部材の後面に係合されており、固定バルブ部材に対してディスクバルブ部材をシール係合するように保持している。ハウジング手段には、ディスクバルブ部材とバランスリング部材が内包されており、制御流体通路手段を形成する。ディスクバルブ部材とバランスリング部材は、共働して、ハウジングで形成された制御流体通路手段と回転ディスクバルブ手段で形成された入口及び出口バルブ通路手段との間を流体連通するようにモータバルブ通路手段を形成する。装置は、第1低速高トルク状態と第二高速低トルク状態との間で選択的に作動可能な制御バルブ手段を備えている。
【0018】
改良された流体圧装置は、第一、第二、第三及び第四のモータバルブ通路から構成されたモータバルブ通路手段を特徴としている。制御バルブ手段には、第一、第二、第三及び第四制御バルブ通路が形成されており、それぞれ、第一、第二、第三及び第四のモータバルブ通路と流体連通される。
【0019】
制御バルブ手段が高速低トルク状態にある場合には、第一制御バルブ通路と第一モータバルブ通路は流体入口手段と複数の膨張流体体積室とを流体連通し、また、第二制御バルブ通路と第二モータバルブ通路は残りの膨張流体体積室に流体連通される。第四制御バルブ通路と第四モータバルブ通路は複数の収縮流体体積室と流体出口手段とを流体連通し、第三制御バルブ通路と第三モータバルブ通路は残りの収縮流体体積室に流体連通される。制御バルブ手段は第二制御バルブ通路と第三制御バルブ通路との間を流体連通させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、本発明を限定するものではないが、図1には、本発明が適用される形式のジェロータモータの軸方向断面が示されている。図1に示されているジェロータモータは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第3,572,983号に詳細に示され説明されている形式のものであり、本説明に参照される。特に、図1に示されたジェロータモータは、上述の米国特許第4,480,971号に示され詳細に説明されている回転ディスクバルブ式二速形式のものである。ここで、図示された形式の装置に適用される“モータ”という用語は、ポンプとして使用される装置も含むものであることを理解すべきである。
【0021】
図1のジェロータモータは、複数の構成部品が複数のボルト11(図1には一つだけが示されている)によって結合されている。モータは、前方のフランジ部材13、当て板15、ジェロータディスプレースメント機構17、ポートプレート19及びバルブハウジング部21を含んでいる。
【0022】
ジェロータディスプレースメント機構17は従来周知であり、ここでは簡単に説明する。この実施の形態では、機構17は、複数のほぼ円筒状の開口部が形成された内歯リング23を備えたローラジェロータ歯車セットから構成されている。各開口部には、周知のシリンダ状のローラ部材25が回転可能に配置されている。リング23内に偏心して配置された外歯ロータ(星型部材)27は、ローラ25の数よりも一つ少ない外歯を有しており、リング23に対して軌道及び回転運動する。このリング23と星型部材27との軌道及び回転運動により、複数の膨張体積室29Eと複数の収縮体積室29Cが形成される(図6参照)。
【0023】
図1を参照すると、モータは、主駆動軸31(“ドッグボーン”としても参照される)を有している。主駆動軸には、その前方に複数の中高の外側スプライン33が、また、その後方に複数の中高の外側スプライン35がそれぞれ形成されている。星型部材27には、中高のスプライン35を収容する複数の直線状の内側スプライン37が形成されているため、星型部材27の軌道及び回転運動は、中高のスプライン33を受容する出力装置(図示しない)に単なる回転運動として伝達される。
この実施の形態では、星型部材27は8個の外歯を有しているので、星型部材27の8回の軌道運動で完全な1回転、即ち、中高のスプライン33を受容している出力装置の完全な1回転となる。
【0024】
また、内側スプライン37には、バルブ駆動軸41の一端に形成された複数の外側スプライン39が係合されており、バルブ駆動軸の他端に形成された外側スプライン43は、回転ディスクバルブ部材47の内周面に形成された内側スプライン45に係合されている。バルブ部材47は、バルブハウジング21内に回転可能に配置されており、バルブ駆動軸41は、適当なバルブタイミングを維持するように、星型部材27とバルブ部材47の両方にスプライン係合されている。
【0025】
ポートプレート19には、隣接する流体体積室29E、29Cと連続的に流体連通するように配置された複数の流体通路49が形成されている。当業者には周知であるように、星型部材27が軌道及び回転運動すると、バルブ部材47は回転して、各流体通路49は、膨張する体積室(29E)へ圧力流体を送り、収縮する体積室(29C)から排出(リターン)流体を流出させる。
【0026】
バルブハウジング部21には、図5及び図6に示されているように、流体入口ポート51と流体出口ポート53が形成されている。当業者には周知であるように、入口ポート51と出口ポート53が逆になると駆動軸31の回転方向が逆転する。
【0027】
バルブ部材47には、バルブ部材47に形成された環状流体室57と流体連通する複数のバルブ通路55(図2、図3及び図6参照)が形成されている。この実施の形態では、3つのバルブ通路55がある。また、バルブ部材47には、複数のバルブ通路59があり、図2及び図3には、5つのバルブ通路59が示されている。さらに、バルブ部材47には、複数のバルブ通路61が形成されており、各通路61は、バルブ部材の裏面側に形成された環状室63から放射状に広がっている。図2及び図3には、3つのバルブ通路61が示されている。最後に、バルブ部材47には、5つのバルブ通路65が形成されている。単に例示して示すように、星型部材27には8個の外歯がある(体積室29は、切換室、膨張体積室29E及び収縮体積室29Cの9つである。)ので、バルブ通路55と59の総数は8つであり、また、バルブ通路61と65の総数も8つである。
【0028】
バランスリング67はバルブハウジング21に形成されたほぼ円筒状の室内に配置され、バルブ部材47の裏面69に隣接して係合するように配置されている。当業者には周知であるように、バランスリング67はバルブハウジング21に固着されており、ディスクバルブ部材47が回転しても回転することはない。
【0029】
図1に最も良く示されているように、バランスリング67には、複数の軸方向の通路73から延びる環状の外側室71が形成されており、図4には、9つの通路73が示されている。また、バランスリング67には、中央の開口室75と9つの軸方向の通路77が形成されている(図4参照)。バランスリング67の軸方向の通路73は回転ディスクバルブ部材47のバルブ通路59と連通される。同時に、バランスリング67の軸方向通路77はディスクバルブ部材47のバルブ通路65と連通される。最後に、バランスリング67の中央室75は、ディスクバルブ部材47のバルブ通路61と連通される。図3及び図4に最も良く示されるように、ディスクバルブ47がバランスリング67に関して回転する時に、ディスクバルブ部材の各通路と対応するバランスリングの通路は連続的に連通する。
【0030】
図1を参照すると、本発明の1つの特徴が示されている。バランスリング67には、環状室71、中央室75、及びそれらの間に一連の軸方向の通路77が形成されているが、バランスリング67の外周は、単に1個のOリングシール79でシールされているだけである。他の室や通路は、バランスリング67の裏面に形成された環状の溝に収容された複数の面シール手段81、83、及び85により分離されている。
【0031】
図1及び図5を参照すると、モータを、低速高トルクモードと高速低トルクモードとの間でシフト操作する制御バルブ組立体87が示されている。バルブハウジング21には、部品91及び93で両端をシールされた横断孔89が形成されている。孔89には、複数の環状室95、97、99及び101が形成されている。本発明の重要な特徴によると、環状室95は入口ポート51に流体連通するように開口されており、また、環状室101は出口ポート53に流体連通するように開口されている。入口ポート51と出口ポート53との間にはシャトルバルブ組立体103が配設されている。シャトルバルブ組立体103の機能については後述する。
【0032】
孔89内には、複数のランド109,111,113及び115を備えたスプールバルブ107が配設されている。当業者には周知であるように、ランド109は、部品91と孔89と共働してパイロット室117(図6参照)を形成して、パイロット圧力信号を受けてスプールバルブ107を二つの作動位置の間で移動させる。ランド115は、部品93と共働してスプリング119が配設されるスプリング室を形成しており、図5に示すように、スプリング119は通常の低速高トルク位置に向けてスプールバルブ107を付勢する。
【0033】
図1及び図5を参照すると、環状室95は、中ぐり通路手段96を介してバランスリング67の外側環状室71と連通されている(図6参照)。図1に部分的に示すように、環状室97は、中ぐり通路手段98を介してディスクバルブ47の環状流体室57に直接連通されており、また、環状室99は、中ぐり通路手段100を介してバランスリング67の中央開口室75に流体連通されている。最後に、環状室101は、中ぐり環状室手段102及び中ぐり通路手段104(図6参照)を介してバランスリング67の軸方向通路77に連通されている。
【0034】
作動
通常の低速高トルクモードで作動させる場合は、スプールバルブ107を図5に示す位置に変位させるように、パイロット室117に適当なパイロット信号を送信する。図5に示すように、この位置で、ランド113は環状室95,97と環状室99,101とを分離する。圧力流体(“高圧”)が入口ポート51に連通されると、両方の環状室95と97は高圧となり、それによって、環状室95と連通する、中ぐり通路96、98、環状室71、軸方向通路73及びバルブ通路59は高圧となり、また、環状室97と連通する環状室57及びバルブ通路55も高圧となる。当業者には周知であるように、高圧で満たされたバルブ通路55及び59は、ポートプレート19の流体通路49と流体連通され、直ちに膨張流体体積室29Eと連通される。
【0035】
同時に、各収縮流体体積室29Cは、直ちにポートプレート19の流体通路49と連通される。この流体通路49は、ディスクバルブ47のバルブ通路61及び65と流体連通されている。バルブ通路61及び65の排出流体(低圧)は出口ポート53と連通されている。バルブ通路61内の低圧流体は、バランスリング67の中央室75へ流れて、そこから中ぐり通路100を通って環状室99へ、さらに出口ポート53と連通している環状室101へと流れる(図5参照)。バルブ通路65内の低圧流体は、バランスリング67の軸方向通路77と連通されており、そこから中ぐり通路102及び104を通って環状室101へ流れ、次に出口ポート53へと流れる。
【0036】
そのために、図5に示すスプールバルブ107の位置では、モータは、通常の低速高トルクモードで作動する。このモードでは、全ての膨張体積室29Eは高圧流体と連通されており、また、全ての収縮体積室29Cから排出される流体は低圧流体である。
【0037】
図6を参照すると、本発明の他の重要な特徴が示されている。図6には他の実施の形態のスプールバルブ107が示されていることに注意されたい。ワークサイト間を高速で移動させたいときなどの、高速低トルクモードでモータを作動させたいときには、適正なパイロット信号をパイロット室117に送信して、スプールバルブ107を図6に示す位置に変位させる。図6に示すように、ランド111は、環状室95と環状室97とを分離しており、また、ランド113は、環状室99と環状室101とを分離している。その結果、前述したように、入口ポート51からの高圧(“前進“方向への作動の場合)は、環状室95を通って5つのバルブ通路59に連通される。同時に、入口ポート51からの高圧流体は、シャトルバルブ組立体103、通路121を通って孔89内に流入して、それから環状室97、3つのバルブ通路55へと流れる。図6に示すスプールバルブ107の位置では、前述したように、入口ポート51からの高圧流体は、通路121を通って環状室99へと流れ、それから3つのバルブ通路61へと流れる。
【0038】
本発明の重要な特徴によれば、バルブ通路61は収縮体積室29Cと連通されているので、どの瞬間でも、環状室97と連通している膨張体積室29Eと、環状室99と連通している収縮体積室29Cは同数である。二速ジェロータモータの当業者には周知であるように、環状室97及び膨張体積室29Eと環状室99及び収縮体積室29Cとの間に存在する流体は、単に“再循環“しているだけであるが、本発明では、高圧流体が再循環される。
【0039】
ここで、モータの作動方向を“逆転“させたい場合には、ポート53に高圧を受け入れて、ポート51はシステムリザーバに連通される。また、図5に示すスプールバルブ107の位置において、高圧が環状室99と101に連通されると、続いて全ての膨張体積室29Eに連通され、また、全ての収縮体積室29Cは環状室95と97に連通される。こうして、モータは再び低速高トルクモードで作動される。
【0040】
モータが“逆転“方向で作動されている際に、高速低トルクモードで作動させたい場合には、スプールバルブ107を図6に示す位置に移動させるように適正なパイロット信号がパイロット室117に送られる。この位置において、高圧が環状室101に連通され、そこから膨張体積室29Eと流体連通している5つのバルブ通路65に連通される。同時に、ポート53からの高圧流体は、シャトルバルブ組立体103を通って、互いに開口している環状室99と環状室97へと連通し、モータの“前進“作動に関連させて説明したように、環状室99及び膨張体積室29Eと環状室97及び収縮体積室29Cとの間で高圧流体が単に再循環する。最後に、いくつかの収縮体積室29Cは環状室95と流体連通され、ポート51を通ってシステムリザーバへ連通される。このように、本発明によれば、どの方向にモータを作動させる場合でも、高速低トルクモード作動中は高圧流体が再循環されるので、従来の一方向の作動時に低圧流体が再循環され、モータにキャビテーションが発生するという問題を克服することができる。
【0041】
図6には、本発明のさらに別の特徴が示されている。スプールバルブ107には、中心に軸方向の孔123が形成されており、孔の左端は閉鎖され、一対の径方向通路125と127が孔123と連通するように開けられている。図6に示す、高速低トルクモードのスプールバルブ107の位置では、通路125は孔89によってブロックされ、通路127は出口通路53と連通している。スプールバルブ107は、図示した位置から、図5に示した低速高トルク位置へシフトされると、ランド113が環状室97と99とを分離する位置に到達する前に、通路125は環状室95と連通して高圧と連通される。同時に、通路127は、環状室101を介して出口ポート53と連通状態のままであるため、通路125、孔123、通路127及び環状室101を通って環状室95から高圧流体の一部が逃がされる。
【0042】
その結果、高速から低速へ不用意にシフト(このシフトは突然に起こり、時にはブレーキを作動させる)される代りに、高圧の一部がスプールバルブ107を介して出口ポート53へ連通されることにより、シフトが緩衝されるか、或はスムーズとなる。スプールバルブ107が、図5に示す位置へ、再びシフトされると、通路125を通る流れは孔89によってブロックされ、低速高トルク作動させるように、入口ポート51に全圧力を形成することができる。スプールバルブ107が低速位置から高速位置へシフトされるときに、前述したように、シフト操作を緩衝させるようにしてもよい。
【0043】
従来の技術で述べたように、並列回路に2つのモータを備え、各モータで別々の駆動(推進)車輪を駆動することは一般的である。このような車両では、1つのモータのシフト操作と他のモータのシフト操作との間にタイムラグ(時間遅れ)を有することは好ましくなく、このようなタイムラグがあると、低速で作動しているモータの方向へ車両は旋回することになる。これは主にスプールバルブ107の移動に伴う摩擦が原因であるが、この問題を解決するために、このような摩擦を克服するスプリング119が選択される。また、図6に示す位置にスプールバルブ107をシフトするためにはパイロット室117内に大きな力が必要となる。このような課題を達成するために、適正なスプリング及びパイロット圧を選択することは、当業者であれば、本説明を読んで理解することにより可能であると確信する。
【0044】
本発明によれば、バルブ部材47及びバルブ操作部材107をジェロータ歯車セットの後方に配置することによって、作動方向にかかわらず高圧流体を再循環させる改良された二速ジェロータモータが提供される。さらに、種々の中ぐり通路は軸方向に集中して配置されないので、バランスリング67は単に一つの外周シール部材を必要とするだけである。最後に、バルブ操作部材107の作動は、高速と低速との間のシフト操作がスムーズとなるように緩衝される。このようにバルブシフト操作が改善されることにより、一対のモータを並列回路で駆動する場合、二つのモータのシフト操作はほぼ同時に起こることになる。
【0045】
本発明は、明細書において詳細に説明してきたが、明細書を読んで理解すれば、当業者には種々の変更が明らかになる。そのような変更は添付した請求の範囲内にある限り、本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のバルブ配列を備えた二速ジェロータモータの軸方向断面図である。
【図2】図2は、図1に示した回転ディスバルブの前面図である。
【図3】図3は、図2と同じ縮尺の図1に示した回転ディスバルブの後面図である。
【図4】図4は、図1に示したバランスリングの前面図である。
【図5】図5は、本発明の制御バルブのシフト操作を示す部分断面図である。
【図6】図6は、本発明の高速低トルクモード作動を概略的に示す図であり、また、制御バルブシフト操作の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
17 流体エネルギ変換ディスプレースメント手段
19 固定バルブ部材
21 ハウジング手段
29C 収縮流体体積室
29E 膨張流体体積室
47 ディスクバルブ部材
49 固定流体通路
51 流体入口手段
53 流体出口手段
55、59、61、65 モータバルブ通路手段
67 バランスリング部材
87 制御バルブ手段
89 スプール孔
95、97、99、101 制御バルブ通路
103 シャトルバルブ手段
107 スプールバルブ
117 パイロット室
119 付勢手段
121 シャトル出口通路
123、125、127 緩衝通路手段

Claims (4)

  1. 流体入口手段(51)及び流体出口手段(53)を形成したハウジング手段(21)と;
    膨張流体体積室(29E)及び収縮流体体積室(29C)を形成する流体エネルギ変換ディスプレースメント手段(17)と、前記膨張流体体積室及び前記収縮流体体積室と流体連通される固定流体通路(49)を形成した固定バルブ手段(19)と、前記固定バルブ手段に隣接して配置され、バルブ部材(47)の移動に応じて前記流体入口手段(51)及び前記流体出口手段(53)と前記固定流体通路とを流体連通するように、入口バルブ通路及び出口バルブ通路を形成するバルブ部材(47)と;
    前記バルブ部材(47)を内包すると共に制御流体通路を形成した前記ハウジング手段(21)と;
    前記ハウジング手段に形成された前記制御流体通路と前記バルブ部材(47)に形成された前記入口及び出口バルブ通路手段とを流体連通するように作動可能な、モータバルブ通路手段を形成する前記バルブ部材(47)と;
    第一低速高トルク状態と第二高速低トルク状態との間で選択的に作動可能な制御バルブ手段と;を備えた二速回転流体圧装置において、
    (a) 前記モータバルブ通路手段は、第一モータバルブ通路(59)、第二モータバルブ通路 (55)、第三モータバルブ通路(61)及び第四モータバルブ通路(65)から構成されており;

    (b) 前記制御バルブ手段(87)には、前記第一モータバルブ通路(59)、前記第二モータバ ルブ通路(55)、前記第三モータバルブ通路(61)及び前記第四モータバルブ通路(65)とそ れぞれ流体連通される第一制御バルブ通路(95)、第二制御バルブ通路(97)、第三制御バ ルブ通路(99)及び第四制御バルブ通路(101)が形成されており、
    (c) 前記制御バルブ手段(87)には、該制御バルブ手段(87)が前記第一低速高トルク状態 と前記第二高速低トルク状態との間の移行状態にある場合、前記流体入口手段(51)と前 記流体出口手段(53)とを流体連通させる緩衝通路手段(123,125,127)が形成されている 、ことを特徴とする二速回転流体圧装置。
  2. 前記制御バルブ手段(87)はスプール孔(89)とスプールバルブ(107)を有しており、前記スプールバルブには、通路部(123)を含む前記緩衝通路手段(123,125,127)が形成されており、前記通路部は、前記制御バルブ手段(87)が前記第一低速高トルク状態と前記第二高速低トルク状態のいずれかにある場合に、前記スプール孔(89)により流体流が阻止されることを特徴とする請求項記載の二速回転流体圧装置。
  3. 前記制御バルブ手段(87)は、前記スプールバルブ(107)を前記第一低速高トルク状態へ変位させる付勢手段(119)を有しており、また、前記制御バルブ手段(87)は、流体圧の存在下で、前記スプールバルブ(107)を前記第二高速低トルク状態へ変位させるパイロット室(117)を有している、ことを特徴とする請求項記載の二速回転流体圧装置。
  4. 前記付勢手段(119)は、前記スプールバルブ(107)が前記制御バルブ手段(87)内の通常の摩擦力を克服してシフトできるように付勢力を変化できるものから選択されており、前記スプールバルブ(107)の位置が変化すると、前記パイロット室(117)内の流体圧が実質的に変化する、ことを特徴とする請求項記載の二速回転流体圧装置。
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