JP4374543B2 - 横型製袋充填機における物品供給コンベヤ - Google Patents

横型製袋充填機における物品供給コンベヤ Download PDF

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Description

本発明は、横型製袋充填機において被包装物を供給する物品供給コンベヤに関するものである。
横型製袋充填機には、筒状に成形された筒状フィルムに向けて被包装物を所定間隔毎に搬送する所要長の物品供給コンベヤが具備されている。この物品供給コンベヤは、例えば図5に例示するように、上面に物品搬送面12を設けたコンベヤ本体10と、このコンベヤ本体10における物品搬送面12の下方に、複数の押送部材(押送手段)26を所定間隔毎に設けた無端チェン24が、ガイドレール14に沿って上流側から下流側へ移動するようになっている。そして各押送部材26が、物品搬送面12における物品搬送ラインLに沿って延在する細長の空所Sを介して物品搬送面12から上方へ突出した状態で移動し、物品搬送面12上に載置された被包装物Mを筒状フィルムに向けて押送するようになっている。
また、前記空所Sを挟んで物品搬送面12の幅方向の左右両側には、各押送部材26により物品搬送面12上を押送される被包装物Mの側面を案内するための一対の物品ガイド30,30が配設されている。これら物品ガイド30,30は、コンベヤ本体10における物品搬送面12より下方に配設したガイド調節機構40に連繋され、物品搬送ラインLを挟んで相互に近接・離間移動が可能に支持されており、押送される被包装物Mの幅サイズに応じて両者の間隔を調節し得るようになっている。
前記ガイド調節機構40としては、例えば図5に示したように、コンベヤ本体10に対して物品搬送ラインLと交差する幅方向へ水平に架設され、その長手方向の中間部を境にして正逆ネジが形成されたネジ軸42と、このネジ軸42の本体外方へ臨む一端に固定された操作ハンドル48と、ネジ軸42の各ネジ部44に螺合されると共に物品搬送面12上に突出し、各物品ガイド30に連結される移動体50,50とから構成されている。そして、前記ネジ軸42およびこれに螺合される各移動体50は、各物品ガイド30,30の長さに応じてコンベヤ本体10の長手方向へ所要間隔毎に複数組が配設されており、夫々のネジ軸42はスプロケット54に巻掛けられた無端チェン56により連繋されている。これにより、前記操作ハンドル48の回転操作に基づき、全てのネジ軸42を一体的に回転させて各移動体50を幅方向に近接・離間させることで、両物品ガイド30,30を常に平行状態で近接・離間させ得るようになっている。
ところで、前述した従来の物品供給コンベヤCV1では、図5に例示したように、ガイド調節機構40の各ネジ軸42が、物品搬送ラインLに交差してコンベヤ本体10の幅方向へ延在し、かつ各ネジ軸42に対して各移動体50が直接螺合した構成となっている。このため、物品搬送面12上を移送される際の擦れや噛み込みに起因して被包装物Mから脱落した物品カス等の異物が、空所Sを介してコンベヤ本体10の内側へ落下してしまうと、下方で露出状態となっているネジ軸42における各ネジ部44のネジ溝に付着し易い構造となっている。故に、物品ガイド30,30の位置調節をするために操作ハンドル48を回転させる際に、ネジ部44に付着した物品カス等の異物が噛み込まれて各移動体50の移動を阻害するようになり、大きな操作力が必要となるばかりか、場合によっては操作ハンドル48による物品ガイド30,30の位置決め調節作業が不能となる事態を招来していた。また、ネジ溝に詰まった異物の除去清掃作業を行なう際にも手間取る等の不都合もあった。
従って本発明は、物品搬送ラインに沿って物品搬送面上を押送される被包装物の幅方向両側を案内する物品ガイドの間隔調節を、円滑かつ確実に行ない得るようにした横型製袋充填機における物品供給コンベヤを提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため本発明は、
コンベヤ本体の物品搬送ラインに沿って延在する空所を設けた物品搬送面と、この物品搬送面の下方に配設されて前記空所を介して上方へ延出し、該物品搬送面に載置された被包装物を押送する押送手段と、前記コンベヤ本体の物品搬送面上に設けられ、物品搬送ラインを挟んで該ラインと交差する幅方向に対向する一対の物品ガイドと、前記物品搬送面の下方に配設されて前記夫々の物品ガイドに連繋され、両物品ガイドを相互に近接または離間移動させて両者間の間隔を調節するガイド調節機構とを有し、物品搬送ラインに沿って物品搬送面上を押送される被包装物の幅方向両側を、間隔調節された前記一対の物品ガイドで案内するようにした横型製袋充填機における物品供給コンベヤにおいて、
前記ガイド調節機構は、
前記コンベヤ本体に回動自在に配設されて幅方向に延在し、その一方の端部がコンベヤ本体の一側方に突出している操作軸と、
前記コンベヤ本体から突出した前記操作軸の端部に配設された操作部と、
前記各物品ガイドの下方において回動自在に支持され、物品搬送ラインを挟んだ両側における前記空所から退避する位置で前記操作軸と交差して延在する一対の作動軸と、
前記物品搬送面上において前記物品搬送ラインに沿って所要間隔毎に複数個配設されると共に幅方向に移動可能とされ、前記各物品ガイドを対応的に支持するガイド支持部と、
前記各操作軸の夫々に配設されたウォームホイールおよび各ウォームホイールと噛合するよう前記操作軸に配設された一対のウォームギヤと、
前記各ガイド支持部に固定されて該ガイド支持部と一体的に移動するラックギヤおよび各ラックギヤと噛合するよう前記各作動軸に配設されたピニオンギヤとから構成したことを特徴とする。
請求項1の発明に係る横型製袋充填機における物品供給コンベヤによれば、物品ガイドの間隔調節を行なうガイド調節機構を、空所から退避した位置で噛合するウォームギヤとウォームホイールとで操作軸と作動軸とを連繋させ、同じく空所から退避した位置で噛合するピニオンギヤとラックギヤとで作動軸と各ガイド支持部とを連繋させた構造としたことにより、被包装物から脱落した物品カス等の異物が空所から落下したとしても、該異物がウォームギヤとウォームホイールおよびピニオンギヤとラックギヤへ付着することが好適に防止される利点がある。従って、物品ガイドの間隔調節作業に支障を来たすことがなく、しかも常に軽い操作力で操作部による調節が可能となるため、女性その他の非力なオペレーターであっても簡易かつ確実に操作を行ない得る等の有益な効果を奏する。
また、請求項2の物品供給コンベヤによれば、ガイド支持部に設けた凹部と物品ガイドに設けた凸部とを嵌脱可能に構成したので、ガイド支持部に対する物品ガイドの取付位置の変更により両物品ガイドの間隔調整幅を大きく変更できると共に、サイズや形状の異なる複数の種類の物品ガイドを準備しておくことにより、被包装物のサイズや形状に適合した物品ガイドを選択的に取付けることも可能となり、様々なサイズの被包装物の案内を好適に行ない得る利点等がある。
次に、本発明に係る横型製袋充填機における物品供給コンベヤにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお後述する実施例では、図5を引用して説明した従来技術の項における既出の部材・部位と同一の部材・部位については、同一の符号を付して説明する。
図1は、好適実施例に係る物品供給コンベヤCVの構成を示すために一部破断および一部省略して示した部分平面図、図2は、物品供給コンベヤCVの構成を示すために一部破断および一部省略して示した部分正面図、図3は図1のIII−III線断面図、図4は図1のIV−IV線断面図である。本実施例の物品供給コンベヤCVは、横型製袋充填機の製袋部で成形された筒状フィルムに向けて被包装物Mを所定間隔毎に搬送するためのものであり、コンベヤ本体10の物品搬送ラインLに沿って延在する空所Sを設けた物品搬送面12と、この物品搬送面12の下方に配設されて空所Sを介して上方へ延出し、物品搬送面12に載置された被包装物Mを押送する押送部材(押送手段)26と、コンベヤ本体10の物品搬送面12上に設けられ、物品搬送ラインLを挟んで該ラインと交差する幅方向に対向する一対の物品ガイド30,30と、物品搬送面12の下方に配設されて夫々の物品ガイド30,30に連繋され、両物品ガイド30,30を相互に近接または離間移動させて両者間の間隔を調節するガイド調節機構60とを有している。そして、物品搬送ラインLに沿って物品搬送面12上を押送される被包装物Mの幅方向の両側(側面)を、間隔調節された一対の物品ガイド30,30で案内するよう構成される。
コンベヤ本体10は、下方に開口した長尺の逆樋状をなす箱状成形体であって、その上面が物品搬送面12とされている。すなわち、横断面形状が略L字形に成形されたコンベヤフレーム16,16と、夫々のコンベヤフレーム16,16の上面に装着される搬送ベッド18,18とが、図示省略した横型製袋充填機の本体に対して固定されており、前記搬送ベッド18,18により物品搬送面12が形成されると共に、両搬送ベッド18,18の間に前記空所Sが開設されている。なお、コンベヤ本体10の内部には、ガイド調節機構60の各構成部材を支持するための支持部材19が、該コンベヤ本体10の幅方向へ延在した状態で、コンベヤ本体10の長手方向(物品搬送ラインLに沿った方向)へ所要間隔毎に配設されている。また空所Sの下方には、無端チェン24の走行を案内するガイドレール14が、コンベヤ本体10の長手方向に延在した状態で配設されている。
前記各押送部材26は、コンベヤ本体10における物品搬送面12の下方に配設された物品押送機構20を構成するもので、前記無端チェン24に所定間隔毎に取付けられている。これら押送部材26は、図2および図3等に例示するように、無端チェン24に取付けられたホルダ26aの外面に立設状態で固定された棒状部材26bを備え、ガイドレール14上を移動する際に該棒状部材26bが物品搬送面12から所要高さに突出し、該物品搬送面12上の被包装物Mを押送するようになっている。
各物品ガイド30は、逆トレー状を呈する長尺の部材であって、物品搬送ラインLに臨む側の側壁部が、被包装物Mの側面を案内するガイド面32となっている。また、各物品ガイド30の下面(裏面)には、後述するガイド支持部66の取付台部84に設けた嵌合孔(凹部)88に嵌脱可能に嵌合する2つの嵌合ボス(凸部)34が、物品搬送ラインLと交差する幅方向に並列的に突設されている。これにより嵌合ボス34を、ガイド支持部66の取付台部84に形成した嵌合孔88へ対応的に嵌合させることで、該ガイド支持部66に対して物品ガイド30を着脱可能に取付け得るようになっている。
次に、本実施例の物品供給コンベヤCVにおけるガイド調節機構60につき、以下詳述する。このガイド調節機構60は、操作軸62と、この操作軸62を回転させる操作ハンドル(操作部)48と、一対の作動軸64,64と、各物品ガイド30を支持する複数のガイド支持部66と、操作軸62と各作動軸64とを連繋するウォームギヤ74およびウォームホイール76と、各作動軸64と各ガイド支持部66とを連繋するピニオンギヤ78およびラックギヤ80とから基本的に構成されている。
前述した複数の支持部材19のうちの一つの支持部材19の側面に一対の支持片72,72が配設されると共に、これら支持片72,72に前記操作軸62が回転自在に架設されている。すなわち操作軸62は、物品搬送ラインLと交差する幅方向へ水平に延在し、その一方の端部がコンベヤ本体10の一側方から外方へ突出するよう配設されており、この突出した操作軸62の端部に前記操作ハンドル48が固定されている。そして、操作軸62における各作動軸64の端部と交差する部位に、該作動軸64の夫々に配設されたウォームホイール76と噛合する一対のウォームギヤ74,74が、該操作軸62と一体的に回転するよう配設されている。これらウォームギヤ74,74は、一方が他方に対して逆捻じれタイプとなっており、該ウォームギヤ74,74とウォームホイール76,76は物品搬送ラインLに沿った空所Sの下方から退避した位置で噛合しており、該空所Sから落下した異物が付着し難い構造となっている。
前記各作動軸64は、各物品ガイド30の下方において回動自在に支持され、物品搬送ラインLを挟んだ両側における前記空所Sから退避する位置で、前記操作軸62と交差して延在するように配設されている。すなわち各作動軸64は、何れも基本的に同一の長尺部材であって、前記複数の支持部材19を貫通した状態でコンベヤ本体10の長手方向へ平行に延在している。そして、操作軸62に臨んでこれと交差する側の端部には、前述したように、ウォームギヤ74,74と噛合するウォームホイール76,76が、作動軸64,64と一体的に回転するよう配設されている。また、各作動軸64における各ガイド支持部66に対応する部位に、該ガイド支持部66の夫々に固定されたラックギヤ80と噛合するピニオンギヤ78が、該作動軸64と一体的に回転するよう配設されている。このような作動軸64は、前記操作ハンドル48を操作して操作軸62を回転させることで、夫々のウォームギヤ74,74とウォームホイール76,76との噛合下に、相互に逆方向へ回転するようになる。
ガイド支持部66は、図2に例示するように、コンベヤ本体10の物品搬送面12に所要間隔毎に開設した複数の案内開口部82に係合され、物品搬送ラインLに沿うと共に各作動軸64に沿って所要間隔毎に複数個配設されており、夫々が物品搬送ラインLと交差する幅方向にスライド移動可能となっている。これらガイド支持部66は、物品搬送面12の下方(コンベヤ本体10の内部)に位置する支持台部86と、この支持台部86の上面に固定されて前記案内開口部82を介して物品搬送面12から突出する取付台部84とを備え、支持台部86と取付台部84とでコンベヤフレーム16と搬送ベッド18を挟んだ状態で案内開口部82に配設されている。そして取付台部84の下側には、ガイド支持部66と一体的に移動するラックギヤ80が、その歯部を下向きに指向させた状態で固定されており、ガイド支持部66のスライド移動時に常にピニオンギヤ78と噛合状態に保持される。
これにより、物品搬送ラインLを挟んで左右に対向する夫々のガイド支持部66,66は、操作ハンドル48の回転操作に基づいて各作動軸64が逆方向へ回転すると、夫々のピニオンギヤ78とラックギヤ80との噛合下に、一体的に近接または離間するようなる。なおラックギヤ80は、前述したように歯部が下向きとなっていると共に、空所Sから退避した範囲内を幅方向へ進退移動するようになっている。しかも、ピニオンギヤ78およびラックギヤ80は、常に物品搬送ラインLに沿った空所Sの下方から退避した位置で噛合しており、該空所Sから落下した異物が付着し難い構造となっている。
そして、各ガイド支持部66における取付台部84の上面には、前記嵌合ボス34が嵌脱自在に嵌合する嵌合孔88が、物品搬送ラインLと交差する幅方向の複数箇所(本実施例では二箇所)に並設されており、嵌合ボス34と嵌合孔88との嵌合作用下に、物品搬送ラインLを挟んだ両側の各ガイド支持部66で一対の物品ガイド30,30を対応的に支持するようになっている。また各物品ガイド30は、嵌合孔88に対する嵌合ボス34の嵌合位置を変更することで、各ガイド支持部66に対して着脱可能でかつ幅方向への取付位置を変更可能な構造となっており、ガイド支持部66に対する取付位置を変更することによりガイド面32,32間の間隔調整幅を大きく変更できる。従って、ガイド面32の高さ寸法が異なるものや該ガイド面32の形状を被包装物Mの側面形状に合わせたもの等、複数の種類の物品ガイド30を準備しておくことにより、被包装物Mの高さ寸法に応じて物品ガイド30を交換することも可能であり、様々なサイズの被包装物Mに対応してこれを好適に案内し得る。
すなわち本実施例のガイド調節機構60では、コンベヤ本体10の下方において、該コンベヤ本体10の幅方向に延在して物品搬送ラインLに交差するよう配設される構成部材は、操作ハンドル48を固定した1本の操作軸62だけであり、相互に交差するよう配設された操作軸62と作動軸64とがウォームギヤ74とウォームホイール76とで連繋され、また各作動軸64と各ガイド支持部66とがピニオンギヤ78とラックギヤ80とで連繋されている。そして、これらウォームギヤ74とウォームホイール76およびピニオンギヤ78とラックギヤ80は、常に物品搬送ラインLに沿った空所Sの下方から退避した位置で噛合する構造となっているため、被包装物Mから脱落した物品カス等の異物が空所Sから落下した場合、該異物がウォームギヤ74またはウォームホイール76やピニオンギヤ78またはラックギヤ80へ付着することを好適に防止できる。殊に、ラックギヤ80の歯部は下向きに配設されているため、空所Sの近傍まで到来したとしても異物が付着し難くなっている。
(実施例の作用)
次に、前述のように構成された本実施例の横型製袋充填機における物品供給コンベヤCVの作用につき説明する。
操作ハンドル48を正逆方向へ回転させることにより、ウォームギヤ74とウォームホイール76の噛合下に、操作軸62の回転に伴って各作動軸64が反対方向へ回転し、ピニオンギヤ78とラックギヤ80との噛合下に、各ガイド支持部66が相互に近接または離間するよう移動する。これにより、各ガイド支持部66で支持された両物品ガイド30,30は、物品搬送面12上を移動する被包装物Mの幅サイズや形状に合わせて間隔が変更される。従って、コンベヤ本体10に供給された被包装物Mは、各押送部材26に押されながら物品搬送面12上を物品搬送ラインLに沿って搬送される際に、間隔調節された一対の物品ガイド30,30で左右方向の位置決めが図られる。
なお、前記操作ハンドル48の回転操作だけで適切な間隔に調節ができない場合は、嵌合孔88に対する嵌合ボス34の嵌合位置を変えて、各ガイド支持部66に対する物品ガイド30の取付位置を幅方向へ変更した後、再び操作ハンドル48の操作により両物品ガイド30,30の間隔を調節すればよい。
このような本実施例の物品供給コンベヤCVでは、物品ガイド30,30の間隔調節を行なうためのガイド調節機構60に関し、空所Sから退避した位置で噛合するウォームギヤ74とウォームホイール76とで操作軸62と作動軸64,64とを連繋させ、同じく空所Sから退避した位置で噛合するピニオンギヤ78とラックギヤ80とで作動軸64,64と各ガイド支持部66とを連繋させた構造としたことにより、被包装物Mから脱落した物品カス等の異物が空所Sから落下したとしても、該異物がウォームギヤ74とウォームホイール76およびピニオンギヤ78とラックギヤ80へ付着することが好適に防止される。すなわち、操作軸62が物品搬送ラインLと交差するよう配設されているものの、空所Sの真下に位置する部分にはネジやギヤ等の作動部分がないため、この部分に空所Sから落下した物品カス等の異物が付着したとしてもガイド調節機構60の作動に支障を来たすことはない。これにより、物品ガイド30,30の間隔調節を行なう場合、常に軽い操作力で操作ハンドル48による調節が可能となるため、女性その他の非力な作業オペレーターであっても簡易かつ確実に操作を行ない得る。また落下した異物は、操作軸62のウォームギヤ74を配設した以外の部位に付着するだけなので、付着した異物等の除去清掃作業も簡易に行ない得る。
また、本実施例の物品供給コンベヤCVでは、ガイド支持部66に設けた嵌合孔88と物品ガイド30に設けた嵌合ボス34とを嵌脱可能に構成したので、ガイド支持部66に対する物品ガイド30の取付位置の変更により両物品ガイド30の間隔調整幅を大きく変更できる。更に、ガイド面32の高さ寸法が異なるものやガイド面32の形状を被包装物Mの側面形状に合わせたもの等、複数の種類の物品ガイド30を準備しておくことにより、被包装物Mのサイズや形状に適合した物品ガイド30を選択的に取付けることも可能となり、様々なサイズの被包装物Mの案内を好適に行ない得る。
なお前述した実施例では、操作軸62を操作ハンドル48の手動操作により回転させることで両物品ガイド30,30の間隔調節を行なうガイド調節機構60を例示したが、操作軸62をモーター等で回転させるよう構成してもよい。
好適実施例に係る物品供給コンベヤの構成を示すために一部破断および一部省略して示した部分平面図である。 物品供給コンベヤの構成を示すために一部破断および一部省略して示した部分側面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1のIV−IV線断面図である。 従来実施に係る物品供給コンベヤの構成を示すために一部破断および一部省略して示した縦断正面図である。
符号の説明
10 コンベヤ本体
12 物品搬送面
26 押送手段
30 物品ガイド
34 嵌合ボス(凸部)
48 操作ハンドル(操作軸)
60 ガイド調節機構
62 操作軸
64 作動軸
66 ガイド支持部
74 ウォームギヤ
76 ウォームホイール
78 ピニオンギヤ
80 ラックギヤ
88 嵌合孔(凹部)
L 物品搬送ライン
M 被包装物
S 空所

Claims (2)

  1. コンベヤ本体(10)の物品搬送ライン(L)に沿って延在する空所(S)を設けた物品搬送面(12)と、この物品搬送面(12)の下方に配設されて前記空所(S)を介して上方へ延出し、該物品搬送面(12)に載置された被包装物(M)を押送する押送手段(26)と、前記コンベヤ本体(10)の物品搬送面(12)上に設けられ、物品搬送ライン(L)を挟んで該ライン(L)と交差する幅方向に対向する一対の物品ガイド(30,30)と、前記物品搬送面(12)の下方に配設されて前記夫々の物品ガイド(30,30)に連繋され、両物品ガイド(30,30)を相互に近接または離間移動させて両者間の間隔を調節するガイド調節機構(60)とを有し、物品搬送ライン(L)に沿って物品搬送面(12)上を押送される被包装物(M)の幅方向両側を、間隔調節された前記一対の物品ガイド(30,30)で案内するようにした横型製袋充填機における物品供給コンベヤにおいて、
    前記ガイド調節機構(60)は、
    前記コンベヤ本体(10)に回動自在に配設されて幅方向に延在し、その一方の端部がコンベヤ本体(10)の一側方に突出している操作軸(62)と、
    前記コンベヤ本体(10)から突出した前記操作軸(62)の端部に配設された操作部(48)と、
    前記各物品ガイド(30)の下方において回動自在に支持され、物品搬送ライン(L)を挟んだ両側における前記空所(S)から退避する位置で前記操作軸(62)と交差して延在する一対の作動軸(64,64)と、
    前記物品搬送面(12)上において前記物品搬送ライン(L)に沿って所要間隔毎に複数個配設されると共に幅方向に移動可能とされ、前記各物品ガイド(30)を対応的に支持するガイド支持部(66,66)と、
    前記各操作軸(64)の夫々に配設されたウォームホイール(76)および各ウォームホイール(76)と噛合するよう前記操作軸(62)に配設された一対のウォームギヤ(74,74)と、
    前記各ガイド支持部(66)に固定されて該ガイド支持部(66)と一体的に移動するラックギヤ(80)および各ラックギヤ(80)と噛合するよう前記各作動軸(64)に配設されたピニオンギヤ(78)とから構成した
    ことを特徴とする横型製袋充填機における物品供給コンベヤ。
  2. 前記物品ガイド(30)の下面に凸部(34)が突設されると共に、該凸部(34)が嵌脱自在に嵌合する凹部(88)が前記ガイド支持部(66)の上面において幅方向の複数箇所に設けられた請求項1記載の横型製袋充填機における物品供給コンベヤ。
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