JP4373242B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図12を参照しながら説明する。
図1にはパチンコ遊技機の正面外観が概略的に示されている。この図1において、パチンコ遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の玉発射機構(操作ダイヤルのみ符号3を付して示す)により盤面1aへ発射する構成となっている。盤面1aには、アウト口4、第1及び第2始動入賞口5及び6、アタッカーと呼ばれる電動役物7a及び8aをそれぞれ備えた第1及び第2大型入賞口7及び8、表示内容が変動可能な第1及び第2の図柄表示部9及び10(可変表示部、可変動作部に相当)が設けられていると共に、図示しない通常入賞口も設けられている。
第1始動入賞口5は、パチンコ玉の入賞に応じて対応する第1の図柄表示部9での表示内容の変動動作(以下、変動表示動作とも呼ぶ)の始動権利が発生する動作有効状態と、当該始動権利に関与しない動作無効状態に切り替え可能な構成となっている。また、第2始動入賞口6は、パチンコ玉の入賞に応じて対応する第2の図柄表示部10での変動表示動作の始動権利が発生する動作有効状態と、当該始動権利に関与しない動作無効状態に切り替え可能な構成となっている。尚、第1及び第2始動入賞口5及び6は、動作無効状態に切り替えられたときに単なる入賞口として機能することになる。
上述したような動作無効状態に切り替えられることがある第1及び第2始動入賞口5及び6、並びにそれらに対応した第1及び第2の図柄表示部9及び10を備えたパチンコ遊技機1は、第1及び第2始動入賞口5及び6の一方を動作有効状態に切り替えると共に、他方を動作無効状態に切り替えた第1の通常状態、若しくは第1及び第2始動入賞口5及び6の双方を動作有効状態に切り替えた第2の通常状態、の何れか一方の状態を選択的に呈する構成となっている。
尚、以下の説明では、確変を伴わない通常の大当たりを、必要に応じてノーマル大当たりとも呼ぶことにする。
図3のフローチャートには、第1始動入賞口5にパチンコ玉が入賞したときの制御ルーチンの内容が示されている。この制御ルーチンでは、第1始動入賞口5へパチンコ玉が入賞するまで(始動口入賞検出器12aから検出パルスが入力されるまで)待機し(ステップC1)、パチンコ玉が入賞したときには、パチンコ玉放出機構16を動作させることにより上皿2へ所定個数のパチンコ玉を払い出す(ステップC2)。この払い出し動作後には、第1始動入賞口5が動作有効状態にあるか否かを判断し(ステップC3)、「NO」と判断した場合、つまり当該始動入賞口5が動作無効状態にあったときにはそのままリターンする。
ここで、上記乱数発生用テーブルは、例えば図11に示すように、「1」から「1200」までの数値が連続的に並べられたものであり、前記ステップC4では、予め決められた乱数発生アルゴリズムに基づいて乱数発生用テーブル中の1個の数値を乱数として取得する。
メイン回路14から上記のような判定結果の通知を受けた第1及び第2の表示制御基板9a及び10aは、その判定結果に応じた表示処理動作を第1及び第2の図柄表示部9及び10でそれぞれ行わせる構成となっている。図10には、上記判定結果の通知を受けた第1の表示制御基板9aで行われる表示処理動作の内容が示されている。
具体的には、ハズレ演出処理ステップG3では、抽選結果がハズレであることを遊技客に知らせるための演出が施されたハズレ報知用変動表示を所定時間だけ行わせる。
また、具体的に図示しないが、メイン回路14から判定結果の通知を受けた表示制御基板10aにおいても、図10と同等内容の表示処理動作を第2の図柄表示部10において行わせるものである。
即ち、本実施例によるパチンコ遊技機1には、第1及び第2始動入賞口5及び6と、これらに1対1で対応した第1の図柄表示部9及び10とが設けられる。この場合、第1及び第2始動入賞口5及び6は、動作有効状態及び動作無効状態の何れかに切り替えられる構成となっており、動作有効状態にあるときにパチンコ玉が入賞したときのみ抽選動作が行われて対応する図柄表示部での変動表示動作の始動権利が発生するようになり、動作無効状態にあるときには単なる入賞口として機能するようになる。また、パチンコ遊技機1は、第1及び第2の始動入賞口5及び6の一方のみを動作有効状態に切り替えた第1の通常状態と、それら始動入賞口5及び6の双方を動作有効状態に切り替えた第2の通常状態とが選択的に出現する構成となっている。
また、パチンコ遊技機1は、第2の通常状態にある期間において第1及び第2の図柄表示部9及び10で大当たりが発生した場合には、予め設定された継続条件(発生した大当たりが確変大当たりであること)を満たしていなかった場合に、当該大当たりの終了後に第1の通常状態に戻る構成となっている。従って、第2の通常状態が無闇に長い期間継続されることがなくなるから、遊技内容にメリハリがつくようになり、この面からも遊技に対する興趣の向上を図り得るようになる。尚、上記継続条件として、前述したような「一方の図柄表示部でのノーマル大当たりの終了時に他方の図柄表示部での大当たりが継続していること」を加える構成とした場合には、遊技に対する興趣の向上を図る上で有益になる。
図13ないし図15には本発明の第2実施例が示されており、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ説明する。
本実施例によるパチンコ遊技機1′の正面外観を示す図13において、その盤面1aの所定位置には、補助始動入賞口22と、この補助始動入賞口22へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる後述の補助抽選動作の結果を3桁の数字列より成るルーレットにより表示するための補助図柄表示部23とが設けられている。この場合、図示しないが、補助始動入賞口22へパチンコ玉が入賞したときに検出パルスを発生する入賞検出器が設けられており、その検出パルスは、メイン回路14(図2参照)に与えられる構成となっている。
まず、図14に示された制御ルーチンでは、補助始動入賞口22へパチンコ玉が入賞するまで(図示しない入賞検出器から検出パルスが入力されるまで)待機し(ステップJ1)、パチンコ玉が入賞したときには、所定確率で当たりとなる補助抽選動作を実施する(ステップJ2)。この後には、補助抽選動作の抽選結果を判定し(ステップJ3)、抽選結果がハズレであった場合にはそのままリターンするが、当たり(当選)であった場合には、パチンコ遊技機1が第1の通常状態にあるか否かを判断する(ステップJ4)。ここで「YES」と判断した場合には、パチンコ遊技機1を第2の通常状態へ移行させるステップJ5を実行した後にリターンする。従って、パチンコ遊技機1′が第1の通常状態にあるときにおいて、補助始動入賞口22へパチンコ玉が入賞するのに応じて実施された補助抽選動作の抽選結果が当たりであった場合には、パチンコ遊技機1′が第2の通常状態に切り替えられることになる。
図15に示された制御ルーチンでは、第1図柄表示部9または第2図柄表示部10での変動表示動作が終了するまで待機し(ステップK1)、その動作が終了したときには、パチンコ遊技機1′が第2の通常状態にあるか否かを判断する(ステップK2)。ここで「NO」と判断した場合、つまりパチンコ遊技機1′が第1の通常状態にあった場合にはそのままリターンするが、第2の通常状態にあった場合には、「第2の通常状態の継続残数」が零であるか否かを判断する(ステップK3)。当該残数が零でなかった場合には、「第2の通常状態の継続残数」を所定数だけ減算するステップK4を実行した後にリターンする。これに対して、「第2の通常状態の継続残数」が零であった場合には、パチンコ遊技機1′を第1の通常状態へ移行させるステップK5を実行した後にリターンする。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
上記各実施例では、メイン回路14によって、第1及び第2の通常状態を選択的に出現させる制御を行う構成としたが、2以上設けた始動入賞口のうち動作有効状態に切り替えられた始動入賞口の数がそれぞれ異なる複数の状態の何れかを選択的に出現させる制御、つまり、動作有効状態にある始動入賞口の数が互いに異なる遊技形態を選択的に出現させる制御が行われる構成であれば、本発明の目的を達成できるものである。
また、このような構成とする場合に、第1の通常状態にある期間中に大当たり用役物内に進入したパチンコ玉が、前記Vゾーンとは別途に設けられた第2の特定領域に入賞した場合、大当たりの終了後に行う補助抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、別途設けられた補助始動入賞口への入賞を条件に行われる補助抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、第1の通常状態での大当たり用役物の動作回数が大当たりの終了後の期間において予め設定された規定回数に到達した場合、の何れかが発生したときに第2の通常状態に切り替える構成とすることもできる。このような構成とした場合には、遊技内容が大幅に多様化することになり、以て遊技に対する興趣の向上を実現できると共に、その遊技内容が遊技客に飽きられる事態を抑止できるようになる。
上記各実施例では、1つの可変動作部に1つの始動入賞口が対応する構成となっているが、例えば、1つの可変動作部に複数の始動入賞口が対応する構成とすることも可能である。このような構成とすることで、遊技内容をさらに多様化できるようになる。
Claims (7)
- 遊技客側に有利な形態の特別遊技状態の発生契機となる変動動作を行う複数の可変動作部と、
前記可変動作部と対応した状態で複数設けられ、パチンコ玉の入賞に応じて対応する可変動作部での変動動作の始動権利が発生する動作有効状態または当該始動権利に関与しない動作無効状態に切り替え可能な始動入賞口と、
前記複数の始動入賞口のうち前記動作有効状態に切り替えられた始動入賞口の数がそれぞれ異なる複数の状態の何れかを選択的に出現させる制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記制御手段は、前記複数の始動入賞口のうちの一部のみを前記動作有効状態に切り替えると共に他の始動入賞口を前記動作無効状態に切り替えた第1の通常状態、並びに前記複数の始動入賞口の全部を前記動作有効状態に切り替えた第2の通常状態の何れかを選択的に出現させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
- 請求項1または2記載のパチンコ遊技機において、
前記制御手段は、前記第2の通常状態を出現させた期間において前記特別遊技状態が発生したときには、予め設定された継続条件が満たされていた場合のみ当該第2の通常状態を維持し、これ以外の場合に前記第1の通常状態を出現させる制御を行うことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1ないし3の何れかに記載のパチンコ遊技機において、
前記可変動作部は、表示内容が変動可能な可変表示部により構成されると共に、その表示内容が予め決められた特定表示状態になったことを条件に前記特別遊技状態が発生するように構成され、
前記制御手段は、前記始動権利に基づいて抽選動作を行うと共に、その抽選結果が当たりであった場合に前記可変表示部の表示内容が前記特定表示状態となるように制御することを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項4記載のパチンコ遊技機において、
前記制御手段は、前記第1の通常状態にある期間中に前記可変表示部の表示内容が予め決められた第2の特定表示状態になった場合、前記特別遊技状態の終了後に行う補助抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、別途設けられた補助始動入賞口への入賞を条件に行われる補助抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、前記第1の通常状態での前記可変表示部の変動表示動作回数が前記特別遊技状態の終了後の期間において予め設定された規定回数に到達した場合、の何れかが発生したときに前記第2の通常状態に切り替えることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1ないし3の何れかに記載のパチンコ遊技機において、
前記可変動作部は、盤面に打ち込まれたパチンコ玉の進入確率を高めた状態を所定時間だけ呈する役物により構成され、この役物内に進入したパチンコ玉が予め決められた特定領域に入賞したことを条件に前記特別遊技状態が出現するように構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項6記載のパチンコ遊技機において、
前記制御手段は、前記第1の通常状態にある期間中に前記役物内に進入したパチンコ玉が予め決められた第2の特定領域に入賞した場合、前記特別遊技状態の終了後に行う抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、別途設けられた補助始動入賞口への入賞を条件に行われる抽選動作の抽選結果が当たりであった場合、前記第1の通常状態での前記役物の動作回数が前記特別遊技状態の終了後の期間において予め設定された規定回数に到達した場合、の何れかが発生したときに前記第2の通常状態に切り替えることを特徴とするパチンコ遊技機。
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