JP4371839B2 - 食品の湯煮装置及びその蒸気吐出手段 - Google Patents

食品の湯煮装置及びその蒸気吐出手段 Download PDF

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Description

本発明は、食品の湯煮装置に係り、槽内の水に直接蒸気を吹き込む蒸気吐出手段を有する食品の湯煮装置に関するものである。
魚肉ねり製品は、その種類によって、焼く、揚げる等それぞれに適する方法で加熱されるものであり、従来から身が柔らかくて変形しやすい魚肉ねり製品の加熱は、熱い湯中に漬ける湯煮加熱が用いられている。また、湯煮加熱において、従来より水に直接スチームを吹き込み温水にする方法が用いられている。
しかし、一般に、水に直接スチームを吹き込む方法は、スチームが水の中にすぐにとけ込まないで、スチームの泡が縮合して大きな泡となり、これが圧縮するときに破裂して衝撃音や振動を引き起すものである。このような問題を解決するために、特許文献1〜3に示すような技術が知られている。
特開平8−75242号公報 特開平7−116486号公報 特公平2−3896号公報
本発明は、食品の湯煮装置において、槽内の水に直接蒸気を吹き込む蒸気吐出手段が過剰な騒音や振動の発生を抑制させるようにして、湯煮槽中に浸漬されている柔らかくて変形しやすい食品を形崩れさせることなく、また、撹拌されて細く成形された食品の隣同志が接着したりすることがないように湯煮できる食品の湯煮装置及び該湯煮装置で用いられる蒸気吐出手段を提供するものである。
すなわち、本発明に係る食品の湯煮装置は、
水を貯留する槽と、
該槽の水に浸漬されて該水に蒸気を吹き込んで湯とするための蒸気吐出手段と
を有し、
前記蒸気吐出手段は、
蒸気配管に連結した円筒と、
該円筒の端部開口を閉じるように固定され、複数の蒸気吐出孔を有する蒸気吐出板と、
前記円筒の内径とほぼ等しい外径の円盤で、その半円部に複数の蒸気通孔が穿設されている複数の円盤であって、前記円筒内に該円筒の軸線方向で間隔をあけて設けられて該円筒内を複数の室に仕切り、且つ、隣り合う円盤の前記複数の蒸気通孔が、相対しないで互い違いになるようにして配置された複数の円盤と
を有し、前記蒸気配管から供給される蒸気が、前記円筒の軸線方向で配置された前記円盤の蒸気通孔を、順次通りながら進み、前記蒸気吐出板の蒸気吐出孔から前記槽内の水に吐出されることにより該水を加熱するようにしたことを特徴とする。
具体的には、前記複数の円盤が、1つの軸に該軸の長手軸線方向に沿って間隔をあけて同軸状に設けられ、該軸を前記円筒の端部開口から挿入することにより、該円筒内に設定されるようにすることができる。
より具体的には、前記軸がその長さ方向にわたってネジの切られたボルトとされ、前記円盤が該ボルトに螺合されたナットに係合されることにより該ボルトの軸線方向で位置決めされるようにすることができる。
また、前記円筒の開口端部を閉じるように設けられる前記蒸気吐出板が、前記ボルトの端部に固定され、前記円筒の開口端部の周縁に設けられたフランジに当接され、クランプ継手で着脱可能に連結するようにすることができる。
本発明はまた、
食品の湯煮装置において、水を貯留する槽に浸漬されて該水に蒸気を吹き込んで湯とするための蒸気吐出手段であって、
蒸気配管に連結した円筒と、
該円筒の端部開口を閉じるように固定され、複数の蒸気吐出孔を有する蒸気吐出板と、
前記円筒の内径とほぼ等しい外径の円盤で、その半円部に複数の蒸気通孔が穿設されている複数の円盤であって、前記円筒内に該円筒の軸線方向で間隔をあけて設けられて該円筒内を複数の室に仕切り、且つ、隣り合う円盤の前記複数の蒸気通孔が、相対しないで互い違いになるようにして配置された複数の円盤と
を有し、前記蒸気配管から供給される蒸気が、前記円筒の軸線方向で配置された前記円盤の蒸気通孔を、順次通りながら進み、前記蒸気吐出板の蒸気吐出孔から前記槽内の水に吐出されることにより該水を加熱するようにしたことを特徴とする、食品の湯煮装置における蒸気吐出手段を提供する。
本発明の水に蒸気を吹き込む蒸気吐出手段を有する食品の湯煮装置によれば、蒸気を槽内の水に吹き込んだときに、槽内の水の一部に多量の蒸気が急激に接することを回避し、また部分的な過剰な煮沸、あるいは騒音や振動の発生を防止することができるものであり、このように槽内の湯に過剰な騒音、振動、泡の発生を抑制させるようにしているので、湯煮槽中に浸漬されている柔らかくて変形しやすい製品、例えばはんぺんの熱湯中での湯煮に適しているものであり、また槽内の水が蒸気吐出手段からの吹き込まれる蒸気で撹拌されることが少なく、魚肉麺のような細いものを掻き混ぜて隣のものと接着させたりすることが少なくすることができる。また食品の湯煮装置は、その蒸気吐出円板を円筒のフランジ部に合せ、クランプ継手で着脱可能に連結しているので、蒸気吐出手段を分解して蒸気吐出板、円盤、円筒等の部材を容易に清掃できるものである。
本発明の実施の形態について、魚肉すり身の麺状体を湯煮する装置について、図1〜図7を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の魚肉すり身の麺状体を湯煮する装置を示す図、図2〜図7は蒸気吐出手段を示す図である。
図1に示すように、魚肉すり身の麺状体を湯煮する装置は、成形槽38と加熱槽39を有している。魚肉すり身の麺状体は、成形機40のノズル41で魚肉の麺状体43に押出形成され、カッター42で適宜の長さに切断されて茹籠44に入れられる。魚肉の麺状体43は茹籠44に入れられ、チェーンコンベヤ48で成形槽38の中を搬送され、次いで加熱槽39に搬送されて湯煮させる。
成形槽38には、蒸気気配管3に連結されている蒸気吐出手段1、2が設けられている。成形槽38の水に蒸気吐出手段1、2の蒸気吐出板から蒸気4を吹き込み、温度を上げて湯8にするものであり、茹籠44の魚肉の麺状体43はチェーンコンベヤ48で搬送されながら、成形槽38で魚肉の麺状体43は成形される。
成形槽38の成形とは、湯8の中で成形機40のノズル41から押出された魚肉の麺状体43の表面を接着しないようにするものであり、また形崩れしないようにするものである。
加熱槽39には、蒸気気配管3に連結されている蒸気吐出手段1、2が設けられている。加熱槽39は、成形槽38より長いものであり、蒸気気配管3と蒸気吐出手段1、2を複数組(ここでは、二組の場合を図示した)設けることが好ましい。
加熱槽39の水に二組の蒸気吐出手段1、2の蒸気吐出板から蒸気4を吹き込み、温度を上げて湯にするものである。また、加熱槽39には水または湯の供給管6が設けられており、供給管6には吐出口7が複数個設けられている。
成形槽38では、湯8をできるだけ撹拌させないようにして、穏やかに、魚肉の麺状体43を成形槽38の湯8に浸漬させて、魚肉の麺状体43の表面を接着しないようにし、また形崩れしないようにするものであるが、加熱槽39に成形槽38から搬送されて来る魚肉の麺状体43は、成形槽38で表面が接着しないようにし、また形崩れしないようになっているので、加熱槽39では湯9を撹拌されるようにしてもよく、魚肉の麺状体43の中心部まで十分に、かつ効率的に湯煮するものである。
茹籠44は網状のキャリア50に支持されて、チェーンコンベヤ48により成形槽38及び加熱槽39に搬送して湯煮するものである。
また、成形槽38には出口53、加熱槽39には出口54が設けられており、成形槽38、加熱槽39の水や湯を溢れ出るようにして汚れを除くようにすることが好ましい。
次に、図1に示した成形槽38、加熱槽39に設けられている蒸気気配管3に連結されている二組の蒸気吐出手段1、2について、図2〜図5で説明する。
図2(a)は円筒と軸に設けられた蒸気吐出板と円盤を示したものであり、図2(b)は円筒に蒸気通孔が設けられた円盤を挿入した図である。
図3(a)は図2(a)の軸に設けられた蒸気吐出板と円盤を示した拡大図であり、図3(b)は蒸気吐出板、図3(c)(d)は蒸気通孔が設けられた円盤を示した図である。
図4(a)は図2(b)の円筒に蒸気通孔が設けられた円盤を挿入した拡大図で、図4(b)(c)は図4(a)の断面図である。図5(a)〜(c)は蒸気の流れを示す図である。
図2(a)に示すように、蒸気吐出手段の円筒10は蒸気配管3に連結され、端部に蒸気吐出板11を連結するフランジ部36が設けられている。また円筒20も蒸気配管3に連結され、端部に蒸気吐出板21を連結するフランジ部36が設けられている。
なお、図1に示した蒸気吐出手段1は円筒10及び円盤12〜17と蒸気吐出板11であり、蒸気吐出手段2は円筒20及び円盤22〜27と蒸気吐出板21である。
また、図2(a)に示すように、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板11と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜17が、軸30に設けられており、円筒10に挿入されるものである。
また複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板21と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤22〜27が、軸30に設けられており、円筒20に挿入されるものである。
図3(a)は、軸30に設けられた蒸気吐出板11と円盤12〜17の拡大して示す図であり、図3(b)は蒸気吐出板11のA−Aから視た図、図3(c)は円盤12、14、16のB−Bから視た図、図3(d)は円盤13、15、17のC−Cから視た図である。
蒸気吐出板11は、円筒10のフランジ部36の外径と同じ外径であり、その周囲にテイパー部11aを設けている。またフランジ部36との接合面にはパッキンを嵌める凹部35を設けている。
蒸気吐出板11に穿設される複数の蒸気吐出孔5aは、蒸気吐出板11の円筒10に相当する円形部の全面に偏りなく均等に穿設されるもので、例えば板の円形部の全面に、図3(b)に示すように円周状に配置するもの、または円板の全面に均等に分散させて配置する。
蒸気吐出板11は、軸30にナット31aとナット32で固定する。なおナット31aは軸30と一体のものでもよい。
円盤12〜17は、円筒10の内径とほぼ等しい外径の円盤で、円筒10に挿入されるものである。
円盤12は、図3(c)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものである。そして円盤12は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが上方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
円盤13は、図3(d)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものである。そして円盤13は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが下方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
円盤14は、図3(c)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものであり、円盤14は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが上方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
円盤15は、図3(d)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものであり、円盤15は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが下方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
円盤16は、図3(c)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものであり、円盤16は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが上方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
円盤17は、図3(d)に示すように、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているものであり、円盤17は、その半円部の複数の蒸気通孔5bが下方に位置するように軸30にナット31とナット32で挟持され固定される。
以上のように、円盤12〜17は(図3(c)(d)に示すように)その半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているもので、図3(a)に示すように、軸30に円盤12〜17のように複数個設けるものである。
円盤12、14、16は、半円部に穿設されている複数の蒸気通孔5bが上方に位置するように軸30に固定し、円盤13、15、17は、半円部に穿設されている複数の蒸気通孔5bが下方に位置するように軸30に固定している。
すなわち、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12、14、16と、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、15、17は、複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30に固定しているものである。
また、軸30に設けられた蒸気吐出板21と円盤22〜27も同様に、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤22、24、26と、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤23、25、27は、複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30に固定しているものである。
図3(a)〜(c)で説明した軸に設けられた蒸気吐出板と円盤は、図2(b)に示すように、円筒に組み合わせられる。すなわち、図2(b)に示すように、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板11と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜17を軸30に設け、円筒10に挿入し、円筒10のフランジ部36と蒸気吐出板11を合わせ、クランプ継手60で着脱可能に連結するものであり、水に蒸気を吹き込む蒸気吐出手段(図1の蒸気吐出手段1)である。また、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板21と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤22〜27を軸30に設け、円筒20に挿入し、円筒20のフランジ部36と蒸気吐出板21を合わせ、クランプ継手60で着脱可能に連結するもので、水に蒸気を吹き込む蒸気吐出手段(図1の蒸気吐出手段2)である。
図4(a)は、図2(b)の一部を拡大した図である。図4(b)(c)は図4(a)の断面を示した図である。
図4(a)に示すように、軸30に蒸気吐出板11及び円盤12〜17を設け、円筒10に円盤12〜17を挿入する。
蒸気吐出板11には、その円形部の全面に、ほぼ円周状に蒸気吐出孔5aが穿設されている。円盤12〜17には、半円部に複数の蒸気通孔5bが穿設されているもので、蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12、14、16と、蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、15、17とを、蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30にナット31、32で固定され、また蒸気吐出板11は軸30の端にナット31a、32で固定されているもので、円盤12〜17を円筒10に挿入し、円筒10のフランジ部36と蒸気吐出板11を合わせ、クランプ継手60で連結するものである。
図4(a)に示すように、蒸気吐出円板11とフランジ部36はほぼ同じ外径、例えば円形であり、またフランジ部36の周囲にテイパー部36aを設けている。蒸気吐出板11の凹部と円筒10のフランジ部36の凹部にパッキン34を入れ、蒸気吐出円板11をフランジ部36に合せ、クランプ継手60で連結する。
クランプ継手60は、図4(a)(b)に示すように、半円形のクランプバンド61と62からなり、クランプバンド61と62の端部を連結部64に軸63で回動可能に設け、またもう一方の端部には支持部65ボルト66と蝶ナット67を有しているものである。また半円形のクランプバンド61と62には、テイパー部11aと36aに合う凹部を設けている。
蒸気吐出板11とフランジ部36とを合せ、テイパー部11aと36aに半円形のクランプバンド61と62を嵌め蝶ナット67で締め付けて蒸気吐出板11をフランジ部36に密着させる。また蝶ナット67を緩めて半円形のクランプバンド61と62を開き、蒸気吐出板11とフランジ部36とを離すことができるものである。
円盤12は、その外径が円筒10の内径とほぼ等しいもので、図4(c)に示すように、円筒10に円盤12が挿入されている。また円盤13〜17も同様に円筒10に挿入されているものであり、蒸気は円盤12〜17に穿設された孔5bを通るものである。
図5(a)〜(c)で蒸気の流れを示す。図5(a)は図4(a)に示した蒸気を水に吹き込む蒸気吐出手段であり、図5(b)は蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12、14、16であり、図5(c)は蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、15、17を示した図であり、矢印は蒸気の流れである。
図5(a)に示すように、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12、14、16と、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、15、17は、複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30に固定されて円筒10に挿入されているものである。
図5(a)〜(c)に矢印で示したように、蒸気は蒸気配管から円筒10に送られ、円盤17の下方に位置する蒸気通孔5bを通って室16bに入り、次いで室16bから円盤16の上方に位置する蒸気通孔5bを通って室15bに入り、次いで円盤15の下方に位置する蒸気通孔5bから室14bに入り、次いで円盤14の上方に位置する蒸気通孔5bから室13bに入り、次いで円盤13の下方に位置する蒸気通孔5bから室12bに入り、次いで円盤12の上方に位置する蒸気通孔5bから室11bに入る。
そして蒸気吐出板11の複数の蒸気吐出孔5aから蒸気は水に吹き込まれる。
蒸気吐出板11に穿設される複数の蒸気吐出孔5aは、蒸気吐出板11の全面に配置するもので、円周状に配置したもの(図3(b)のように)ものである。円盤12〜17の蒸気通孔5bのように半円部にのみ孔を穿設するものではなく、蒸気吐出孔5aは蒸気吐出板11の全面に配置するものである。
このように蒸気吐出手段は、複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜17は減圧板としての作用し、これらが複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12、14、16と、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、15、17とを蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように軸30に配置して固定されているものであり、蒸気を水に吹き込んだときに、成形槽や加熱槽内の水の一部に多量の蒸気が急激に接することを回避し、また部分的な過剰な煮沸、あるいは騒音や振動の発生を防止することができるものである。
また、図4(a)(b)に示したように、蒸気吐出板11をフランジ部36に合せ、クランプ継手60で連結することにより、円盤12〜17をその蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30に固定されたものを円筒10に挿入して連結しているものであり、クランプ継手60を用いることにより、容易に着脱することができるものである。
食品の湯煮装置では、槽中に固形物やごみが溜まるので槽の清掃を頻繁に行うものであり、蒸気吐出手段も清掃する必要がある。そのために本発明では蒸気吐出板11をフランジ部36に合せ、クランプ継手60で連結するようにすることにより容易に着脱することができ、蒸気吐出手段を分解して蒸気吐出板、円盤、円筒等の部材を容易に清掃できるものである。
また、円筒、蒸気吐出板、円盤、クランプ継手がステンレス鋼製とし、その表面を鏡面にすることにより槽中の固形物やごみが付きにくく衛生的であり、かつ各部材の清掃も容易である。
図1に示した、成形槽38と加熱槽39を有している魚肉すり身の麺状体を湯煮する装置について、具体的なデータを例示すると、成形槽38は長さ2m、蒸気吐出手段1、2を構成する円筒10、20の径36mmφ、円盤12〜17及び円盤22〜27の外径34〜35mm、円盤12〜17及び円盤22〜27の蒸気通孔5bの孔径2.4〜3mmφで通孔5bの数は7〜8個のものを用いた。また蒸気吐出板11とフランジ部36に合せ、クランプ継手60で連結した。これで成形槽38の水(湯)の温度は90℃になるように、水に蒸気吐出手段1、2から蒸気を吹き込んだ。成形槽38内の水の過剰な煮沸、あるいは騒音や振動の発生は少なかった。
また加熱槽39は、長さ4.5mで、二組の蒸気吐出手段1、2及び水吐出口7付きの供給管6を設けた。蒸気吐出手段1、2を構成する円筒10、20の径36mmφ、円盤12〜17及び円盤22〜27の外径34〜35mm、円盤12〜17及び円盤22〜27の蒸気通孔5bの孔径2.4〜3mmφで通孔5bの数は7〜8個のものを用いた。また蒸気吐出板11とフランジ部36に合せ、クランプ継手60で連結した。これで加熱槽49の水(湯)の温度は90℃になるように、水に蒸気吐出手段1、2から蒸気を吹き込んだ。加熱槽49の過剰な煮沸、あるいは騒音や振動の発生は少なかった。しかし水吐出口7付きの供給管6で水(湯)を撹拌されるようにして魚肉すり身の麺状体を湯煮した。
本発明のもう1つの実施の形態について、図6(a)(b)を参照して説明する。図6に示す蒸気吐出手段は蒸気配管3に連結される円筒10と円筒20の長さの異なるものである。図6(a)は長さの異なる円筒及び軸に設けられた蒸気吐出板と円盤を示したものであり、図6(b)は円筒に蒸気通孔が設けられた円盤を挿入した蒸気吐出手段である。
図6(a)(b)に示すように、蒸気配管3に短い円筒10と長い円筒20が連結されている場合である。短い円筒10は、端部に蒸気吐出板11を連結するフランジ部36を設けられ、また長い円筒20は、端部に蒸気吐出板21を連結するフランジ部36が設けられている。
図6(a)に示すように、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板11と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜15が、軸30に設けられている。複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤15、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤14、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤13、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤12のように複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して、スペーサ70により所定の間隔に軸30に設けられ、ナット31a、30で固定されているものである。
また、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板21と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤22〜28が、軸30に設けられている。
複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤28、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤27、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤26、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤25、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤24、複数の蒸気通孔5bが下方に位置する円盤23、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤22のように複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して、それぞれをナット31、32で軸30に固定し、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板21をナット31aで軸30に固定している。
複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板及び複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤は、図3(a)(b)に示したものと同様である。
図6(b)に示すように、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板1
1と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜15を軸30に設け、これを短い方の円筒10に挿入し、円筒10のフランジ部36と蒸気吐出板11を合わせ、クランプ継手60で着脱可能に連結する。
また、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板21と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤22〜28を軸30に設け、これを長い方の円筒20に挿入し、円筒20のフランジ部36と蒸気吐出板21を合わせ、クランプ継手60で着脱可能に連結する。
フランジ部36と蒸気吐出板11、21のクランプ継手60による連結は、図8(a)(b)に示したものと同様である。
このように、蒸気配管に連結する円筒10、20のように長さを異なるものとすることができる。また半円部に穿設けられている複数の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように軸に配置した円盤12〜15の4枚、円盤22〜28の7枚のように枚数を調整することができる。またそれらの間隔を調整することができる。これは軸30にネジを設け、円盤を挟持し固定するナットで調整可能に設けられるものである。
また、蒸気配管3に2本の円筒10、20が連結している例について、説明した。これは食品の湯煮装置の槽が長いものでは、蒸気吐出手段を槽の長さに対応させて、1本の蒸気配管に2本の円筒10、20のようにして、槽内の水に直接蒸気を吹き込んで加熱することが効果的である。
本発明の他の実施の形態について、図7(a)(b)を参照して説明する。図7に示す蒸気吐出手段は1本の蒸気配管に1本の円筒を連結したものである。
図7(a)に示すように、蒸気吐出手段の円筒10は、一方の端部に蒸気吐出板11を連結するフランジ部36が設けられ、もう一方の端部19は蒸気配管3に連結されている。また、複数の蒸気吐出孔5aを穿設した蒸気吐出板11と複数の蒸気通孔5bを穿設した円盤12〜17が、軸30に設けられている。
蒸気吐出板11及び円盤12〜17は図3(a)〜(b)と同様のもので、蒸気吐出板11は円筒10のフランジ部36の外径と同じ外径で周囲にテイパー部を設け、フランジ部36との接合面にはパッキンを嵌める凹部を設けている。
蒸気吐出板11に穿設される複数の蒸気吐出孔5aは板の全面に偏りなく穿設され円周状に配置されている。円盤12、14、16は複数の蒸気通孔5bが上方に位置するように、また円盤13、15、17は、複数の蒸気通孔5bが下方に位置するように、円盤12〜17の蒸気通孔5bが相対しないで交互になるように配置して軸30に固定しているものである。
これを図7(b)に示すように、軸30に設け円盤12〜17を円筒10に挿入し、円筒10のフランジ部36と蒸気吐出板11を合わせ、クランプ継手60で着脱可能に連結する。
蒸気は蒸気配管3から円筒10に送られ、複数の蒸気通孔5bが上方に位置する円盤と下方に位置する円盤との作用で、蒸気を水に吹き込んだときに、部分的な過剰な煮沸、あるいは騒音や振動の発生を防止することができるものである。
本発明の食品の湯煮装置は、柔らかくて変形しやすい製品、例えばはんぺんの熱湯中での湯煮に適しているものであり、また魚肉麺のような細いものの熱湯中での湯煮に適しているものである。例えば、魚肉麺としは、スケソウダラ等の魚肉すり身を用い、これを塩摺りした後、調味料、でん粉など副原料を加えて攪拌したものを、筒状管の先端部に楕円状吐出口を有するノズルから吐出させて成形するものである。
本発明の実施の形態の湯煮装置を示す図 本発明の実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図 本発明の実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図 本発明の実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図 本発明の実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図 本発明のもう1つの実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図 本発明の他の実施の形態の湯煮装置の蒸気吐出手段を示す図
符号の説明
1、2 蒸気吐出手段
3 蒸気配管
4 蒸気
5a 蒸気吐出口
5b 蒸気通孔
6 温水供給管
7 温水吐出口
10、20 円筒
11、21 蒸気吐出板
12〜17 22〜27 円盤
30 軸
31,32 固定手段(ナット)
36 フランジ部
38 成形槽
39 加熱槽
40 成形機
41 ノズル
42 カッター
43 魚肉の麺
44 茹で籠
48 チェーコンベヤ
60 クランプ継手

Claims (5)

  1. 水を貯留する槽と、
    該槽の水に浸漬されて水に蒸気を吹き込んで湯とするための蒸気吐出手段と
    を有する食品の湯煮装置において、
    前記蒸気吐出手段は、
    蒸気配管に連結した円筒と、
    円筒の端部開口を閉じるように固定され、複数の蒸気吐出孔を有する蒸気吐出板と、
    前記円筒の内径とほぼ等しい外径の円盤で、その半円部に複数の蒸気通孔が穿設されている複数の円盤であって、前記円筒内に該円筒の軸線方向で間隔をあけて設けられて該円筒内を複数の室に仕切り、且つ、隣り合う円盤の前記複数の蒸気通孔が、前記軸線方向で相対しないで互い違いになるようにして配置された複数の円盤と
    を有し、前記蒸気配管から供給される蒸気が、前記円筒の軸線方向で配置された前記円盤の蒸気通孔を、順次通りながら進み、前記蒸気吐出板の蒸気吐出孔から前記槽内の水に吐出されることにより該水を加熱するようにしたことを特徴とする食品の湯煮装置。
  2. 前記複数の円盤が、1つの軸に該軸の長手軸線方向に沿って間隔をあけて同軸状に設けられ、該軸を前記円筒の端部開口から挿入することにより、該円筒内に設定されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の食品の湯煮装置。
  3. 前記軸がその長さ方向にわたってネジの切られたボルトとされ、前記円盤が該ボルトに螺合されたナットに係合されることにより該ボルトの軸線方向で位置決めされるようになされていることを特徴とする請求項1または2に記載の食品の湯煮装置。
  4. 前記円筒の開口端部を閉じるように設けられる前記蒸気吐出板が、前記ボルトの端部に固定され、前記円筒の開口端部の周縁に設けられたフランジに当接され、クランプ継手で着脱可能に連結していることを特徴とする請求項に記載の食品の湯煮装置。
  5. 食品の湯煮装置において、水を貯留する槽に浸漬されて該水に蒸気を吹き込んで湯とするための蒸気吐出手段であって、
    蒸気配管に連結した円筒と、
    該円筒の端部開口を閉じるように固定され、複数の蒸気吐出孔を有する蒸気吐出板と、
    前記円筒の内径とほぼ等しい外径の円盤で、その半円部に複数の蒸気通孔が穿設されている複数の円盤であって、前記円筒内に該円筒の軸線方向で間隔をあけて設けられて該円筒内を複数の室に仕切り、且つ、隣り合う円盤の前記複数の蒸気通孔が、相対しないで互い違いになるようにして配置された複数の円盤と
    を有し、前記蒸気配管から供給される蒸気が、前記円筒の軸線方向で配置された前記円盤の蒸気通孔を、順次通りながら進み、前記蒸気吐出板の蒸気吐出孔から前記槽内の水に吐出されることにより該水を加熱するようにしたことを特徴とする、食品の湯煮装置における蒸気吐出手段。
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