JP4371705B2 - 走査型画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光源からの光束を、光走査手段を用いて走査することにより画像を表示する画像表示装置に関し、特に映像信号に基づいて所定の画像を表示する頭部装着型ディスプレイや、電子式ビューファンダーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、頭部装着型ディスプレイ装置やデジタルカメラ等の電子ビューファンダーシステムの表示としては、透過型液晶、反射型液晶、または有機EL素子などのいわゆるフラットパネルと呼ばれる2次元表示素子を使用しているものがある。これら2次元表示素子を接眼光学系と組み合わせ、表示画像を虚像として観察するように構成されたものが数多く提案されている。近年、そのような画像表示装置は、より高精細な画像が要求されているため、フラットパネルディスプレイ上に必要な画素数分を製作しなければならず、画素数が増えた分だけ画素欠陥が増加したり、フラットパネルの大きさに対して、相対的に画素の大きさが小さくなり製造が困難になるなどの問題があった。
【0003】
また2次元画像表示素子を用いず走査手段を使った表示装置が、米国特許5,467,104号などにて開示・提案されている。米国特許5,467,104号は、RGBの光を水平方向と垂直方向に走査し、光学系を介して網膜上に直接画像を形成する技術を示している。しかしながら、上記米国特許5,467,104号にて開示の走査型画像表示装置では、非常に高速に光を走査することが要求されるため、光を走査するミラー等の走査部に非常に小型のデバイスが使われている。したがって、走査される光ビームがきわめて細いものとなり、観察者の瞳位置での光ビームが非常に径の小さなものとなるという問題がある。
【0004】
こうした小さな射出瞳径を拡大する方法として、米国特許5,701,132号および米国特許5,757,544号に開示された技術がある。米国特許5,701,132号では、走査されたビームが形成する曲率を有した中間結像面上に、レンズアレイや拡散板等の拡大手段を配置し、透過させることにより、拡大手段を透過した後の光束の広がり角を拡大するようにしている。
【0005】
また、米国特許5,757,544号では、走査型の画像表示装置ではないものの、平行光により照明される液晶などの画像表示素子に入射した後の光を拡散板を透過させることで、同様に射出瞳を拡大するようにしている。
【0006】
しかしながら、これら米国特許に開示の構成では、中間像透過型の射出瞳拡大手段を用いるため、光路が長くなり、装置が大型化してしまうという問題がある。
【0007】
一方、半導体プロセスの進歩に伴い微小機械システム(Micro Electro Mechanical SYSTEM:MEMS)により、小型軽量でありながら高速の走査手段を作る技術が実現できるようになった。特開平07−175005(プレーナ方ガルバノミラーおよびその製造方法:日本信号株式会社)や特開平08−334723(光偏向素子:オリンパス光学工業)では、半導体プロセスを用いて製造された走査手段が開示・提案されている。また同様に、SPIE,Conference #440−19(June 2001)、”Wafer scale packaging for a MEMS video scanner“においては、頭部装着型表示装置用の2次元走査手段のMEMSに関して紹介さている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
米国特許5,701,132号および米国特許5,757,544号に開示された技術では、中間像透過型の射出瞳拡大手段を用いるため光路が長くなるが、これを回避するために反射型の光拡散手段を用い光路を折りたたむことが考えられる。この作用により光学系を小さく構成できるが、その一方で反射型の光拡散手段に入射する光と反射して拡散する光の光路が重複することになり光路を分岐するための手段が必要になる。光路を分岐するための手段として半透過型のミラー等を用いることが考えられるが光量の損失が発生してしまう。
【0009】
一方、光の拡散特性をうまく利用して、光路を分岐するための手段として図1に示すような構成が考えられる。光源からの光束505を光走査手段502によりスクリーン503上を走査させる場合に関して説明する。不図示の光学系により光束505はスクリーン503上に光源像を作るように構成されており、光走査手段502が軸501を中心として傾くとき図中504a,b,cのように光を走査する。光反射手段(スクリーン)503に、拡散作用を持たせると拡散光506の様に反射光は拡散し入射光504と異なる方向に反射する。光走査手段502の周囲に、穴明きミラーなどの光路分岐手段507をおくと、大きく拡散した光のみが反射されることになり光量ロスが少なく入射光と拡散射出光を分離することが可能となる。しかしながら、入射光504aの様にスクリーン中心に向かう光束に対しては、拡散光506のうち正反射に近い成分は光路分岐手段507にあたることなくロスをしてしまう。
【0010】
したがって光路分岐による損失を減らすためには、できるだけ光走査手段502を小型化するなどして、光路分岐手段507における光走査手段502を設置するための開口の面積を小さくすることが重要である。
【0011】
しかしながら、特開平07−175005(プレーナ型ガルバノミラーおよびその製造方法:日本信号株式会社)や特開平08−334723(光偏向素子:オリンパス光学工業)などが開示している光走査手段であるMEMS走査手段では、反射面の周りにトーションバーがあり、光分岐手段として穴あきミラーなどを構成する場合、穴の大きさが大きくなってしまう。また、特に特開平08−334723やSPIE,Conference#4407−19(June 2001)、Wafer scale packaging for a MEMS video scanner記載のMEMS走査手段では、反射面から離れた位置にカバーガラスが存在している場合もあり、光分岐手段の開口を大きくする必要が生じて有効に作用させることが難しい。
【0012】
本発明は、上記問題点を解決して、比較的大型の光走査手段と反射型の光拡散手段を用いた場合であっても光分岐手段における光量の損失を抑制した走査型画像表示装置提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る走査型画像表示装置は、入力信号により変調された光束を放射する光源と、該光源からの光束を集光する集光光学系と、該集光光学系からの光束を偏向する走査手段と、該走査手段により偏向された光束が入射する瞳結像用光学系と、該瞳結像用光学系からの光束を透過させる透過部を備える反射手段と、該反射手段の透過部を通過した光束を集光することにより光源像を形成する光学系と、該光学系から出射した光束を該光学系に向けて反射する反射面と、前記光学系から出射して前記反射手段で反射した光束を射出瞳に導く部分接眼光学系とを有し、前記光学系と前記部分接眼光学系により接眼光学系を構成しており、前記瞳結像用光学系は前記走査手段の偏向点と前記反射手段の透過部を共役にすることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる走査型画像表示装置を構成する光学系について具体的に説明する。図2は、光学系の概略構成図である。
【0016】
光源301は、入力信号に対して変調される光源であり、光源301より放射した光束312は、集光光学系302によりビーム化され、走査手段の偏向点303に向かう。偏向点303は、反射型の走査手段であり、光束312は偏向される。例えば、偏向角の異なる光束の例として、312a,312bを示した。瞳結像用光学系305は、偏向点303に共役な瞳共役点306を、瞳結像用光学系305の外に形成するように構成されており、走査された光束312a,312bは、瞳共役点306を透過する。瞳共役点306は、反射手段307の一部の透過領域の位置に形成されており、その透過領域を透過した光束312a,312bは、光学系308を介して被走査面309上に集光するように構成されている。走査手段と光源301の同期をとり制御することにより、被走査面309上には、所望の画像が表示される。
【0017】
被走査面309は、反射型の拡散作用を有する面として構成されている。したがって被走査面309に入射した光束は、反射拡散して光学系308の方に反射する。拡散反射した光線312a”,312b”は、光学系308を通り反射手段307にその殆んどが反射され光学系310の方に向かう。光学系308と光学系310は、被走査面309上に形成された画像を観察するための接眼光学系としての機能を有するように構成されているため、観察者は、射出瞳311を瞳として当該画像を観察することが可能となる。つまり、光学系310は接眼光学系の一部を構成する部分接眼光学系である。被走査面309上の集光点312a’で拡散反射した拡散反射光線312a”の一部は、反射手段307上の瞳共役点306に対応する透過領域を透過し、その一部は光学系310の方に反射しないが、瞳共役点306を反射手段307上に設けることで反射手段307上の透過領域を減少して拡散量を制御することでその損失を少なくすることができる。
【0018】
図3は、図2の光路を展開した構成説明図であり、同じ符番のものは、図2と同じ機能を表すものである。
【0019】
瞳結像光学系305は偏向点303の共役点である瞳共役点306を空間中に形成できるため、被走査面309は、瞳共役点306から走査されていることと等価となり、走査手段の機械的な部品の配置などの制約を軽減することができる。また、偏向点303と瞳共役点306には共役関係があるため、走査手段の光偏向角θとその有効面積Dの積が一定となる。したがって、走査手段をMEMS技術を用いて作成する場合などに、当該積θDの値を使用する光学系に対して最適化することが可能となる。
【0020】
また、図1と図2を比べてもわかるように、被走査面309を反射面として構成することで、光路を折りたたむことができ小型化を達成することができる。さらに、被走査面に拡散特性を持たせることで、観察者が観察可能なビーム径を太くすることができる。加えて、被走査面309上で、光源301からの光束を集光させ光源像を形成することで、被走査面309を反射拡散面としても画質の劣化を防ぐことができる。
【0021】
(実施例1)
本発明の第1の実施例について、図4を用いて説明する。図4は、走査型画像表示装置の光学系の断面図である
【0022】
図4中、光源101は、表示すべき画像の入力信号に基づいて、不図示の駆動制御回路により変調される。光源101より、放射した光束112は、集光光学系102、反射手段114を介して走査手段113に向かう。走査手段113の内部には、走査デバイスがあり、偏向点103で光を偏向する。走査手段113は、カバーガラス104などで覆われていてもよく、この場合には光束102は、カバーガラス104より入射し、偏向点103で偏向され、再度カバーガラス104を透過して射出する。走査手段113より偏向される光束の例を、光束112a,112b,112cとして記述した。走査手段113により偏向された光束は、瞳結像用光学系105に入射する。瞳結像用光学系105は、光源からの光束が入射する側から、入射面105a,反射面105b,反射面105c,反射面105d,射出面105eとから成り、偏向点103と瞳共役点106を、瞳結像用光学系105の外に形成するように構成している。瞳結像用光学系105を構成する面105aから105eは、回転対称軸を有さない非回転対称面、また光束に対して偏心した面で構成されていてもよい。
【0023】
瞳共役点106は反射手段107の一部に設けられた透過部を通過し、光学系108を介して、走査手段113により偏向された光束が被走査面109上に光源像を形成するように構成してある。特に、瞳共役点106を反射手段107の透過部に略一致させることで当該透過部を小型化することが可能となる。反射手段107の透過部は反射板に開口を設けてもよく、また透明基材に反射膜を施すことにより製作した反射手段107の一部の反射膜を除去することで形成してもよい。112a’,112b’,112c’は被走査面109上に形成された光源像を示している。走査手段113の走査特性と、光源101の変調の同期をとることで、映像信号にもとづいた画像が表示される。
【0024】
光学系108と光学系110とは、被走査面109を観察者が観察するための接眼光学系を構成する。
【0025】
瞳共役点106より、射出した光束112は、被走査面109上に光源像112a’,b’,c’を形成するが、被走査面109は、拡散作用を有する反射面として構成されているため、入射した光束は、被走査面109で反射され再度光学系108の方に向かい、反射面107で、偏向され、接眼光学系の一部(部分接眼光学系)110に入射する。観察者は、射出瞳111近傍に、観察者の目をおくことで、被走査面109上に形成される画像を観察することができる
【0026】
図5は、被走査面109上で、拡散された光束を説明するための図である。不図示の瞳結像光学系105より射出した光線は、反射手段107の一部に形成される透過部に設けられた瞳共役点106より被走査面109を走査するように構成されている。瞳共役点106においては、光束は集光されて細い光束となっている。被走査面109は、拡散作用を有するため、反射された光束は反射後光束の広がり角が大きくなる。光束の広がり角が大きくなるため、光学系108、110により構成される射出瞳111は、拡大される。
【0027】
図5中で、被走査面109上に垂直に入射し光源像112a’を形成する光線は、被走査面109で反射したあと、その一部は、瞳共役点106が設けられた反射手段107上の透過部を透過してしまうため、すべての光束が射出瞳111の方に向かわず損失を生じてしまう。しかし、反射手段107上の透過部の大きさを小さく設定することで、その損失を少なくすることができる。また、反射手段107は射出瞳111から観察した場合には合焦位置とならないため、観察者には認識されにくい。
【0028】
また、光源からの光は被走査面109に入射し光軸から離れる方向に反射する。こうすることにより中間瞳像を接眼光学系中の反射面上に微小の大きさで形成でき、この微小の中間瞳像を透過して、光源からの光束が入射するため全体として小型に構成することが可能である。
【0029】
本実施例のように、瞳結像用光学系105により走査手段113の偏向点103の瞳共役点106を形成させることで、偏向点103と等価である瞳共役点を空間上に形成することができる。これにより、反射手段107上の透過部を小さく設定することで光量の損失を最小限に抑えることが可能となる。
【0030】
被走査面109を反射型として構成し、光学系108を2回透過させるように構成することで、観察者が射出瞳111から被走査面109を観察する光路と、被走査面109上に画像を形成するための光を重複させることができ、光学系を小型に配置することが可能となる。
【0031】
また、光学系110のように観察用の光路だけに独立して配置される光学系を配置することで、画像を観察する上での視度調整機能を持たせることが可能となる。
【0032】
本実施例においては、光源101としては、単色光のものを使用してもよいが、赤、緑、青の光を独立に発光する光源を色合成手段により組みあわせた構成とし、映像信号に基づいて独立に各色の光源の発光特性を制御することで観察者がカラー画像を観察することが可能となることは言うまでもない。
【0033】
また本実施例においては、走査手段113として、図6に図示した構成の走査手段を用いることができる。また、これ以外の走査手段を用いることも可能である。
【0034】
図6は走査手段113内の、半導体プロセスで製造された走査デバイス113Mである。走査面115は、トーションバー116xをねじれ軸として、軸103xを略中心として、共振往復揺動運動する。またさらに、トーションバー116yをねじれ軸として、軸104yを軸として往復揺動運動する。2つの揺動運動を起こさせるアクチュエータとして、不図示の例えば、電磁力、静電気力などを使用したものが考えられる。
【0035】
本実施例のように、瞳結像光学系を配置して、偏向点103の共役像を空間上に形成することで、反射手段107上の透過部を拡大することなく走査手段113における前記アクチュエータの配置、カバーガラス等の配置に自由度を持たせることが可能となる。
【0036】
(実施例2)
本発明の第2の実施例について、図7を用いて説明する。図7は、走査型画像表示装置の光学系断面図である。
【0037】
図7中、光源201は、表示すべき画像の入力信号に基づいて、不図示の駆動制御回路により変調される。光源201より、放射した光束212は、集光光学系202を介して走査手段213に向かう。集光光学系202は、入射面202a、反射面202b,202cおよび射出面202dとから構成されている。集光光学系より射出した光束は、走査手段213に向かう。走査手段213の内部には、走査デバイスがあり、偏向点203で光を入射した光を偏向する。走査手段213は、カバーガラス204がついており入射した光束は、カバーガラス204より入射し、偏向点203で偏向され、再度カバーガラス204を透過して射出する。走査手段213より偏向され光束の例を、光束212a,212b,212cとして記述した。走査手段213により偏向された光束は、瞳結像用光学系205に入射する。瞳結像用光学系205は、光源からの光束が入射する側から、入射面205a,反射面205b,反射面205c,反射面205d,射出面205eとから成り、偏向点203と瞳共役点206を、瞳結像用光学系205の外に形成するように構成している。瞳結像用光学系205を構成する面205a.〜205eは、回転対称軸を有さない非回転対称面、および光束に対して偏心した反射面で構成されることが望ましい。
【0038】
瞳共役点206は反射手段207の一部から光学系208を介して、走査手段213により偏向された光束が被走査面209上に光源像を形成するように構成してある。212a’,212b’,212c’は被走査面209上に形成された光源像を示している。走査手段213の走査特性と、光源201の変調の同期をとることで、映像信号にもとづいた画像が表示される。
【0039】
光学系208と光学系210とは、被走査面209を観察者が観察するための接眼光学系を構成する。
【0040】
瞳共役点206より、射出した光束212は、被走査面209上に光源像212a’,b’,c’を形成するが、被走査面209は、拡散作用を有する反射面として構成されているため、入射した光束は、反射面209で反射され再度光学系208の方に向かい、反射面207で反射され、接眼光学系の一部(部分接眼光学系)210に入射する。射観察者は、射出瞳211近傍に、観察者の目をおくことで、被走査面209上に形成される画像を観察することができる。
【0041】
以降の構成は、実施例1と同様であり説明は省略する。
【0042】
実施例1と同様に本実施例においても、被走査面209上に垂直に入射し光源像212a’を形成する光線は、被走査面209で反射したあと、その一部は、瞳共役点206が設けられた反射手段207上の透過部を透過してしまうため、すべての光束が射出瞳211の方に向かわず損失を生じてしまう。しかし、反射手段207上の透過部の大きさを小さく設定することで、その損失を少なくすることができる。
【0043】
本実施例のように、瞳結像用光学系205により走査手段213の偏向点203の瞳共役点206を形成させることで、偏向点203と等価である瞳共役点を空間上に形成することができる。これにより、反射手段207上の透過部を小さく設定することで光量の損失を最小限に抑えることが可能となる。
【0044】
被走査面209を反射型として構成し、光学系208を2回透過させるように構成することで、観察者が射出瞳211から被走査面209を観察する光路と、被走査面209上に画像を形成するための光を重複させることができ、光学系を小型に配置することが可能となる。
【0045】
また、光学系210のように観察用の光路だけに独立して配置される光学系を配置することで、画像を観察する上での視度調整機能を持たせることなどが可能となる。
【0046】
本実施例において光源201としては、単色の光源をもちいてもよいが、赤、緑、青の光を独立に発光する光源を色合成手段により組みあわせた構成とし、不図示の映像信号に基づいて独立に各色の光源の強度などの発光特性を制御することで、観察者がカラー画像を観察することが可能となることは言うまでもない。
【0047】
(実施例3)
本発明の第3の実施例について、図8を用いて説明する。図8は、走査型画像表示装置の光学系断面図である。
【0048】
図8中、光源401は、表示すべき画像の入力信号に基づいて、不図示の駆動制御回路により変調される。光源401より放射した光束412は、集光光学系402を介して走査手段413に向かう。走査手段413の内部には走査デバイスがあり、偏向点403で、光を偏向する。走査手段413より偏向される光束の例を、光束412a,412b,412cとして記述した。走査手段413により偏向された光束は、瞳結像用光学系405に入射する。瞳結像用光学系405は、光源からの光束が入射する側から、入射面405a,反射面405b,反射面405c,射出面405eとから成り、偏向点403と瞳共役点406を、瞳結像用光学系405の外に形成するように構成している。
【0049】
瞳結像用光学系405を構成する面405a.〜405eは、回転対称軸を有さない非回転対称面で構成されている。
【0050】
瞳共役点406は反射面407の一部に形成された透過領域415から光学系416に入射する。入射した光束は、面410で反射し、さらに透過面408を透過し、被走査面409に向かう。被走査面409上には走査角度に応じて例えば光源像412a,412b,412cなどが形成される。走査手段413の駆動走査特性と、光源401の変調の同期をとることで、映像信号にもとづいた画像を表示するように構成されている。
【0051】
光学系(部分接眼光学系)414と光学系416とは、被走査面409を観察者が観察するための接眼光学系を構成する。
【0052】
瞳共役点406より、射出した光束412は、被走査面409上に光源像412a’,b’,c’を形成する。被走査面409は、拡散作用を有する反射面として構成されているため、入射した光束は、被走査面409で反射され再度透過面408の方に向かい、面410で反射し偏向され、反射面407に向かう。反射面407は、透過領域415以外は、反射面として構成されており、面410で反射した光束は、反射面407でその殆んどが反射し再度面410に向かう。面410では、今度は光は、透過し、光学系414より射出する。
【0053】
観察者は、射出瞳411近傍に、観察者の目をおくことで、被走査面409上に形成される画像を観察することができる。本実施例においては、被走査面409が光学系416の外側に配置されているが、透過面408上に被走査面409を形成してもよい。
【0054】
図9は、被走査面409上で、拡散された光束を説明するための図である。不図示の瞳結像光学系405より射出した光線は、反射手段407の一部に形成される透過領域415と一致するように配置された瞳共役点406より被走査面409を走査するように構成されている。透過領域415と瞳共役点406を一致させることにより、透過領域415から入射する光線を細い光束として、透過領域415の面積を最小限にしている。被走査面409は、拡散作用を有するため、反射された光束は反射後光束の広がり角が大きくなる。光束の広がり角が大きくなるため、射出瞳411は、拡大される。
【0055】
図9中で、被走査面409上に垂直に入射し光源像412a’を形成する光線は、被走査面409で反射したあと、その一部は、瞳共役点406が設けられた反射面407上の透過領域415を透過してしまうため、すべての光束が射出瞳411の方に向かわず損失を生じてしまう。しかし、反射面407上の透過領域415の大きさを小さく設定することで、その損失を少なくすることができる。
【0056】
本実施例のように、瞳結像用光学系405により走査手段413の偏向点403の瞳共役点406を形成させることで、偏向点403と等価である瞳共役点を空間上に形成することができる。これにより、反射面407上の透過領域415を小さく設定することで光量の損失を最小限に抑えることが可能となる。
【0057】
被走査面409を反射型として構成し、光学面410を2回反射させるように構成することで、観察者が射出瞳411から被走査面409を観察する光路と、被走査面409上に画像を形成するための光を重複させることができ、光学系を小型に配置することが可能となる。
【0058】
光学系416内においては、透過領域415から入射した光束は面410→面408→面409→面408→面410の順に各面を通過し、面409の反射を境に往路と逆方向の復路に導光されるような往復光路を形成している。往路と復路の境となる面409が折返し面となる。つまり、面409で反射を生じる前後で、例えば往路での面410上の光束のヒットポイントでの面の法線に関して、復路では往路と略反対側に反射して進む折り返し光路が形成される。このように、複数の偏心反射面間で折り返し光路を形成し、往路と復路をほぼ重複させることにより、長い光路長を小型な光学系416内に収めることが出来る。これにより、表示光学系全体をも小型にしている。また、利用できる反射の回数を増やすことができるために、一回の反射で与えられる光学的作用を弱めることが可能となり、諸収差の発生を抑制することができる。
【0059】
このような折返し反射の前後の反射面、例えば面410での反射に着目した場合、光束の面410への入射方向と反射方向を示すベクトルの成す外積の方向が往路と復路でそれぞれ略正反対方向となる。このように特徴付けられる折返し面での反射を利用することにより、通常の略対向した二面間でのジグザグ反射に比べて、歪みの発生を抑制しつつ狭い空間に長い光路を納めることが可能となる。また、本実施形態では、面410において略同一の面における反射が二回行われる様子を示しているが、本発明はこれに限定されることはなく、複数回の折返しにより所定の反射面を3回以上反射させてその光学パワーを利用してもよい。また、このような複数回の反射を生じる反射面を複数有してもよい。
【0060】
また、図9においては、折返し面への入射光と反射光が紙面内にある場合を示しているが、必ずしもこのように設定される必要はない。つまり、折返し面で反射される光に紙面に垂直な方向の成分を折返し面により与えられてもよい。この場合には、例えば面410での反射に着目した場合、各面への入射方向を示すベクトルと反射方向を示すベクトルの成す外積の方向が往路と復路でそれぞれ鈍角である角度を成すこととなる。また、当該外積同士の成す内積が負になることによっても光路の構成が特徴づけられる。さらに、折返し面だけでなく、他の反射面においても紙面に垂直な方向の成分を反射される光に与えてもよい。このようにすることで、各反射面は光線に対して紙面と垂直方向の偏心も有することとなり、光学設計の自由度を向上することができる。
【0061】
更に、折り畳まれた光路を形成する各反射面を偏心反射面とすることで、薄型の光学素子内で光路を折り畳むことが可能となり、更に小型且つ薄型の光学系内に長い光路長をとることができる。
【0062】
なお、本実施例においては、被走査面409上で、走査される光束が、集光し光源と共役像を形成する構成となっているため、表示光学系を介して観察する画像の劣化はない。
【0063】
また、光学系414のように観察用の光路だけに独立して配置される光学系を配置することで、画像を観察する上での視度調整機能を持たせることが可能となる。
【0064】
本実施例においては、光源401としては、単色光のものを使用してもよいが、赤、緑、青の光を独立に発光する光源を色合成手段により組みあわせた構成とし、映像信号に基づいて独立に各色の光源の発光特性を制御することで観察者がカラー画像を観察することが可能となることは言うまでもない。
【0065】
(数値実施例)
以下に実施例1−3にあたる数値実施例を記述する。
【0066】
実施例中の説明では光源側からの光路から順に説明したが、数値実施例としたは観察者の瞳位置側から逆追跡した形で記述する。
【0067】
表1〜表3に各数値実施例を記述する。記述に至っては観察者の瞳位置を絶対座標系の基準として表記する。
【0068】
絶対座標系における3次元の座標軸をZ軸,Y軸,X軸として、それぞれ以下のように定義する。
Z軸:第0面(光源側から見たときの射出瞳面。本実施例では逆トレースとしているため、入射瞳に相当する面)中心から第1面中心(絶対座標原点)を通る直線で、この方向を正とする。
Y軸:第1面中心(絶対座標原点)を通りZ軸に対して、反時計周りに90度をなす直線とする。
X軸:原点を通り、Z軸およびY軸に垂直となる直線とする。
【0069】
また、光学系を構成する第i面の面形状の表記にいたってはローカル座標系を設定して、そのローカル座標系に基づいた関数により表現することとする。第i面のYZ面内でのチルト角は、絶対座標系のZ軸に対して、反時計周りを正とした角度θgi(単位はdegree)で表している。本発明にかかる各実施例では、チルト角は、YZ面内のみに設定している。第i面のローカル座標系(x,y,z)のy,z軸は、絶対座標系のYZ面内にあり、YZ面内で、角度θgi傾いている。ローカル座標系の各座標軸は以下のように定義する。
z軸:ローカル座標の原点を通り、絶対座標系のZ軸に対してYZ面内において反時計方向にθiをなす直線とする。
y軸:ローカル座標の原点を通り、z方向に対しYZ面内において反時計方向に90度をなす直線とする。
x軸:ローカル座標の原点を通り、YZ面に対し垂直な直線とする。
Ndi,νdiは、第i面とi+1面の間のd線の屈折率とアッベ数を表している。
【0070】
以下に本発明で使用する回転対称軸を有さない面形状を以下のような数式で表現する。数値実施例中では、非回転対称面(表中はSPS XYPと表記してある。)
【0071】
【外1】
Figure 0004371705
【0072】
この関数は、第i面のローカル座標(x,y,z)により面形状を定義する関数である。ここで、各項の係数(Cij)はx、yに関する項の係数であり、以下に示す表中に記載した。また、第一項中において、cはベース面の曲率、rはr=x+yで示される半径、kは上記係数である。以上の各係数により面の形状が表現される。
【0073】
また、同上の関数で、ローカル座標系でxの奇数次に関する項を0とすることで、yz平面に対して対称な面をえることができる。
【0074】
また、本実施例では、一部の面に回転対称性を有する回転対称非球面を用いておりその関数は、以下のように表現する。
【0075】
【外2】
Figure 0004371705
【0076】
ここで
【外3】
Figure 0004371705
【0077】
である。また、Riは曲率半径である。A,B,C,D,E等は、hに関する係数であり、これにより面形状が定義される。この回転対称非球面に関しても、各ローカル座標系により定義される。
【0078】
数値実施例中の表1〜3では、画像中心と射出瞳中心を通る光線の各光学面のヒットポイント点上でのローカルな曲率半径(ローカル母線断面上の曲率半径、ローカル子線断面上の曲率半径)rx,ryおよび現在の面と次の面との2つのヒットポイント間の距離(基準光線上の距離、空気換算なしの値)のローカル面間隔値dおよび、偏心量shift,tilt、屈折率nd・アッべ数νdを示している。
【0079】
面の形状が自由曲面である面をXYP,球面である面をSPH、非球面である場合をASPとして示しており、各係数を表下段に示している。Mという表記は、その面が反射面であることを示している。
【0080】
以下の数値実施例1−3は、それぞれ実施例1−3が対応する。
【0081】
(数値実施例1)
図4に示した実施例について、観察者の水平画角±12度(紙面内)、垂直画角±9度(紙面垂直)である。走査手段は、第38面(実施例1中の103に相当)し、水平方向偏向角±6.2度、垂直方向偏向角±7.2度である。入射ひとみ径は、1.0mmである。
【0082】
図4中の符合と表1内での面番号(sur)の対応は以下のとおりである。その他の面は、光学的には作用のない面であり、ダミー面も記述している。
【0083】
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
(数値実施例2)
図7に示した実施例について、観察者の水平画角±12度(紙面内)、垂直画角±9度(紙面垂直)である。走査手段は、第38面(実施例1中の103に相当)し、水平方向偏向角±6.2度、垂直方向偏向角±7.2度である。入射ひとみ径は、1.0mmである。
【0084】
また、図7中の符合と表2内での面番号(SUR)の表記の対応は以下のとおりである。
【0085】
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
【0086】
(数値実施例3)
図8に示した実施例について、観察者の水平画角±12度(紙面内)、垂直画角±8度(紙面垂直)である。走査手段は、第31面(実施例3中の403に相当)し、水平方向偏向角±4.5度、垂直方向偏向角±3.2度である。入射ひとみ径は、1.0mmである。
【0087】
また、図8中の符合と表3内での面番号(SUR)の表記の対応は以下のとおりである。
【0088】
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
Figure 0004371705
【0089】
【発明の効果】
本発明によれば、比較的大型の光走査手段と反射型の光拡散手段を用いた場合であっても光分岐手段における光量の損失を抑制した走査型画像表示装置提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 反射型の光拡散手段を用いた走査光学系の部分拡大図
【図2】 本発明に係る走査型画像表示装置を構成する光学系の概略図
【図3】 図2の光学系の光路展開図
【図4】 本発明の実施例1に係る走査型画像表示装置を構成する光学系の断面図
【図5】 図4の光学系における拡散光路説明図
【図6】 本発明に係る走査型画像表示装置を構成する走査手段の説明図
【図7】 本発明の実施例2に係る走査型画像表示装置を構成する光学系の断面図
【図8】 本発明の実施例3に係る走査型画像表示装置を構成する光学系の断面図
【図9】 図8の光学系における拡散光路説明図
【符号の説明】
101、201、301、401 光源
102、202,302、402 集光光学系
103,203,303、403 偏向点
104,204 カバーガラス
105,205,305、405 瞳結像光学系
106、206,306、406 瞳共役点
107,207,307、407 反射手段
108,208、308 光学系
408 光学面
109,209,309、409 被走査面
110,210、310 光学系
410 光学面
111,211,311、411 射出瞳(観察者の瞳位置)
112,212,312、412 光束
113,213,413 走査手段
115 走査面
116 軸

Claims (2)

  1. 入力信号により変調された光束を放射する光源と、該光源からの光束を集光する集光光学系と、該集光光学系からの光束を偏向する走査手段と、該走査手段により偏向された光束が入射する瞳結像用光学系と、該瞳結像用光学系からの光束を透過させる透過部を備える反射手段と、該反射手段の透過部を通過した光束を集光することにより光源像を形成する光学系と、該光学系から出射した光束を該光学系に向けて反射する反射面と、前記光学系から出射して前記反射手段で反射した光束を射出瞳に導く部分接眼光学系とを有し、前記光学系と前記部分接眼光学系により接眼光学系を構成しており、前記瞳結像用光学系は前記走査手段の偏向点と前記反射手段の透過部を共役にすることを特徴とする走査型画像表示装置。
  2. 前記反射面が反射拡散面であることを特徴とする請求項1に記載の走査型表示装置。
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