JP3747765B2 - ディスプレイ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータとして保存、または配信されてくる動画像、または静止画像を視覚に虚像として表示面を拡大提示できる機能を有するディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
さまざまな情報機器、特に液晶、または光電的な画像表示手段などによりビジュアルな情報を取り扱うことができる機器が目覚しい進展を見せている。また使用する時や場所を選ばない、いわゆるモバイル機器といわれるパーソナルユースの情報処理マシンの進展も著しい。このモバイル機器に求められている性能は携帯性能のよいコンパクトな形体や情報処理スピードの速さ、処理機能の多さなどのほか、小型の機器の限られたスペースでより多くの情報を正確にわかり易く利用者へ表示する手段が求められている。機器の任意の操作表面の大部分を占める液晶などによる表示手段などが現在主流になってきているが、機器の小型化にともない残念ながら表示面積、文字、図表も小さく見にくくなってきている。
【0003】
そこでこの課題を解決する一つの有効な表示方法としてヘッドマウントディスプレイやファインダー(チェック)ディスプレイなどの虚像拡大ディスプレイ装置が近年注目されてきており、多くの研究や関連機器の開発が進んでいる。
【0004】
これは略小型の液晶、またはプラズマなどの光電的手段による2次元の小型表示装置によるもの、またはLEDなどの1次元アレー光源をミラーなどの光路折り曲げ手段を用いてアレー方向と直角方向へのスキャンニングによっての視覚に見掛け上の2次元画像を形成する手段などによる動画、または静止画などの画像を凸レンズや凹面反射鏡などの拡大手段を用いて虚像として視覚へ拡大投影し、実際の表示画面より大画面として表示する方法、装置である。小型の表示装置を虚像として拡大することで機器の小型化、装置の消費電力、及び価格を抑制できるメリットがあり、また表示素子の小型化に関わらず見かけの表示画面を拡大され、高精細な虚像として提示することができる。今後ますます小型表示装置の分解能、コントラスト、輝度、拡大光学系の性能向上、画像処理技術などの進展などがあいまって、性能のよい拡大ディスプレイ装置がさまざまな装置やシーンで利用されるようになってくると思われる。
【0005】
ところで主要な構成要素であるところの虚像拡大ディスプレイ装置について図4、及び図5を用いてその光学系を示すとともにその構造と作用について説明する。
【0006】
まず、図4は従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の構成図である。図4において凹面鏡の画像拡大作用を用いた虚像拡大ディスプレイ装置の構成を説明する。同図において光源部1と、ハーフミラー2を凹面鏡3の光軸と略45度傾けて表示モジュール4と視覚部5との間に設置してなる構造をとり、光路が光学系内をハーフミラー2と凹面鏡3で2度折り曲げられているが特徴で、光学系を比較的コンパクトに構成することができる特長を持つ。
【0007】
観察者の視覚部5の視線方向の外に設置された表示モジュール4に描き出された表示画像(不図示)の光の一部はハーフミラー2で略90度折り曲げられたのち凹面鏡3で反射され収斂されつつ、今度はハーフミラー2を凹面鏡3の光軸6に沿って透過して拡大された表示画像(不図示)の虚像を視覚部5に投影することができる。この方法では比較的広い視野角が得られ、また収差(色収差など)の発生も比較的小さく押さえることができ、多くの製品が実用化されている。
【0008】
さらにまた表示モジュール4の表示画像を明るく提示する為には、表示モジュール4自体が発光するのではない限り照明装置が必要になる。この照明装置には大きく分類して2つの方法がある。1つは表示モジュール4の背後に発光光源を設置してその透過光を視覚部5へ投影する方法、すなわちバックライト照明。2つは表示モジュールの前面に発光光源を設置してその反射光を視覚部へ投影する方法、すなわちフロントライト照明とがある。
【0009】
それぞれに特徴があるがまず同図を用いて後者の照明方法の一つであるところの同軸落射照明法によるの拡大虚像ディスプレイ装置を説明する。
【0010】
小型の蛍光管や電球、電子発光素子などの光源部1を視覚部5から見て表示モジュール4の側面部の高い位置に、図4に示したように光源部1と照明の為のハーフミラー7を光軸軸外に設置してなるもので、表示モジュール4の表示面の法線に対して略垂直に表示部全体を照らす。これは同軸落射照明と言われるもので、照射のムラが比較的少なく安定した照明が実現できるため顕微鏡や精密光学機器に多く利用されている。
【0011】
次に、図5は従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の構成図である。図5を用いて2つ目の照明方法であるところの軸外傾斜照明法によるの拡大虚像ディスプレイ装置を説明する。同図において、光源部1を表示モジュール4の光束外の図に示したハーフミラー2の側部に配置して表示モジュール4の表示面の法線に対して角度θをもって表示モジュール4の光軸外からハーフミラー2などを介さずに直接全体を照明する。照明され反射した光は前述のようにさらにハーフミラー2で反射され、凹面鏡3で収斂されつつ、さらにハーフミラー2を透過して視覚部5へ拡大虚像を投影する。照射の往路での照明光の損失も少なく構造が単純、製造が容易で多く利用されているものである。
【0012】
また両方式ともに反射光が表示に適応できるように構成されている反射型表示モジュールが使用されていることが前提となるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上説明した虚像拡大方式によるディスプレイ装置、及び照明装置において同軸落射照明法と傾斜照明法の解決すべき課題について説明する。
【0014】
まず同軸落射照明法においては、表示モジュールの前面にハーフミラーを設置せねばならず、部品点数の増加、照明光の往路での損失、さらに表示画像の視覚部への伝播時にも損失が生じてしまい、明るい表示画面の観察する為に光源の輝度を上げねばならず、消費電力の増大や熱処理の問題を生じてしまう。
【0015】
さらにまたハーフミラーの設置スペースを表示モジュールと視覚部の光路内に設置する必要があり光路長が長くなり、みかけの表示画面が小さくなってしまう事や、ディスプレイ装置そのものが大型になってしまうことになる。
【0016】
次に傾斜照明法においては途中での光の損失はなく、光路内に光学部品を設置する必要はないが、斜めに表示モジュールを照明する為に光源から入射面への入射角度や、光源からの距離にムラが生じ、すなわち表示面の明るさが部分で異なってしまい表示品質を大きく低下させてしまう。
【0017】
さらにまた入射角度を垂直に近づける為に光源を光束に近づけねばならず光束とわずかでも光源が重なってしまうと画面に重なる不要光(迷光)となってしまいさらに表示品質を下げてしまうこととなる。
【0018】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、コンパクトで安定した照明機能を搭載した反射型ディスプレイパネルによるディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、液晶、または光電的な動作による小型画像表示部と、この小型画像表示部を照明する照明部と、前記照明部からの照明光で照明された前記小型画像表示部の画像を視覚において光学的に拡大虚像として投影する画像拡大部と、この画像拡大部へ前記小型画像表示部の画像を伝播する金属、または誘電体多層膜からなる反射膜が設置されてなる第1の内反射面と、前記小型画像表示部、及び前記画像拡大部とが共に近接してなりスネルの法則に従うところの全反射を行なう第2の内反射面と、前記画像拡大部の直下に配置してなる前記第1の内反射面に準じる構造と作用をなす第3の内反射面とを持つプリズム部からなるディスプレイ装置において、前記第3の内反射面に前記照明部からの照明光を射出する作用を持ち、前記第3の内反射面の有効反射面の略中央に設置されるとともに有効反射面の面積と比較して略25分の1以下である金属、または誘電体多層膜による反射膜を除去してなる光を透過させることのできる光学的ホールが備えられ、前記照明部は、前記小型画像表示部を前面より照射するとともに、前記プリズム部の前記光学的ホールに略接合、または近接する照明光導入プリズムを介して前記プリズム部の外部に近接、または接触して設置され、前記小型画像表示部からの反射戻り光線群のほとんどは前記第3の内反射面で前記画像拡大部へと反射されるとともに、光源から射出される照明光を前記光学的ホールに収斂させる為の光収斂手段を持ち光収斂手段の焦点位置は略前記射出窓中央部に設定されてなることを特徴とするディスプレイ装置である。
【0020】
本発明によれば、コンパクトで安定した照明機能を搭載した反射型ディスプレイパネルによるディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、液晶、または光電的な動作による小型画像表示部と、この小型画像表示部を照明する照明部と、照明部からの照明光で照明された小型画像表示部の画像を視覚において光学的に拡大虚像として投影する画像拡大部と、この画像拡大部へ小型画像表示部の画像を伝播する金属、または誘電体多層膜からなる反射膜が設置されてなる第1の内反射面と、小型画像表示部、及び画像拡大部とが共に近接してなりスネルの法則に従うところの全反射を行なう第2の内反射面と、画像拡大部の直下に配置してなる第1の内反射面に準じる構造と作用をなす第3の内反射面とを持つプリズム部からなるディスプレイ装置において、第3の内反射面に照明部からの照明光を射出する作用を持ち、第3の内反射面の有効反射面の略中央に設置されるとともに有効反射面の面積と比較して略25分の1以下である金属、または誘電体多層膜による反射膜を除去してなる光を透過させることのできる光学的ホールが備えられ、照明部は、小型画像表示部を前面より照射するとともに、プリズム部の光学的ホールに略接合、または近接する照明光導入プリズムを介してプリズム部の外部に近接、または接触して設置され、小型画像表示部からの反射戻り光線群のほとんどは第3の内反射面で画像拡大部へと反射されることを特徴とするディスプレイ装置としたものであり、このような構成をとることによって、照明光を直接視覚部へ不要光として到達させないことができ、小型画像表示部から視覚部への表示情報を含んだ光のほとんどを伝播することができるものである。
【0022】
本発明の請求項2に記載の発明は、照明部は光源から射出される照明光を射出窓に収斂させる為の光収斂手段を持ち光収斂手段の焦点位置は略射出窓中央部に設定されてなることを特徴としたディスプレイ装置としたものであり、このような構成をとることによって、光源の光を射出窓の略中心部へ収束させることが出来、照明光の伝播効率を向上させることができるものである。
【0023】
本発明の請求項3に記載の発明は、光収斂手段は球面、または非球面からなる凹面反射鏡により構成されていることを特徴としたディスプレイ装置としたものであり、このような構成をとることによって照明装置をコンパクトに構成することができるものである。
【0024】
本発明の請求項4に記載の発明は、照明部は、前記光源の光収斂手段と反対側に遮光板を設置することを特徴とするディスプレイ装置としたものであり、このような構成をとることによって照明部から光収斂手段へ向かわない光線成分は直接視覚部へ不要光として到達させないことができるものである。
【0025】
本発明の請求項5に記載の発明は、照明部の所定の光路以外の内反射面に光吸収手段を設置することを特徴とするディスプレイ装置としたものであり、このような構成をとることによって照明部から光収斂手段へ向かわない光線成分は直接視覚部へ不要光として到達させないことができるものである。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0027】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1を説明したディスプレイ装置の構成図であり、図2は図1のディスプレイ装置の部分拡大図である。図1、図2においてまず電源装置11から照明装置12内のの光源部13へ変調器14を介して点灯電力の供給することにより光源部13を発光させる。光源部13は赤色、緑色、青色の互いにごく近接して配置されたLEDモジュールからなり、後述するところのフィールドシーケンシャル表示原理に基づき互いに独立、順次に高速度に変調光を発する。
【0028】
発光したそれぞれ各色の光は反射器15により収斂されつつ副プリズム16内に入射するとともに内反射面17により反射されて本体プリズム18との接合面19に焦点を結ぶ。この接合面19の略中心部には入射した光の全てを透過させる小さな光学的ホール部32(図2参照)が形成されており、さらにホール部32を透過した光は本体プリズム18内へと入射し、本体プリズム18内を伝播しつつ第2の内反射面20で反射(全反射)され、さらに第1の内反射面21で反射(鏡内面反射)された後本体プリズム18の第2の内反射面20と同一面をなす面から射出し表示モジュール22の表示面23に到達し、表示面23を照明する。
【0029】
ここで照明、さらに反射した光は表示面23の視覚部24への投影に必要な光線群となる。さらにこの光線群は、本体プリズム18内へ入射した後、照明光と略同経路をたどるように第1の内反射面21、から第2の内反射面20、及び接合面19へと伝播する。接合面19では、先述の小さなホール部32があるものの表示面23からの反射戻り光線群は収斂されていない為そのほとんどは同面でアイピースレンズ部25へと反射され、損失は無視できる。
【0030】
さらに光線群は前述第2の内反射面20と同一面からなる第2の射出面20から本体プリズム18外部へと射出されアイピースレンズ部25を透過し、前述のように表示モジュール22の表示イメージを視覚部24へ投影する。
【0031】
ここであらためて反射型表示でのフィールドシーケンシャル駆動について簡単に説明する。応答性能の高いフィールドシーケンシャル方式が反射型方式では主流になりつつある。赤色、緑色、青色の各色に対応する光源(LEDなど)を時系列的に同期させながら人間の目では感じない程度の高速点滅をさせて、視覚的に重ね合わせることにより、フルカラー表示を可能にしたもので、高速性能、低消費電力、高精細などの特長を持っている。
【0032】
次に図2を用いて照明装置21をもう少し詳細に説明する。図2において前述のように光源部13であるところの3光源色のLEDアレー26が配置され、エリプソロイダル面(双曲面:点光源を他の仮想焦点に移動する)からなる反射器27によって副プリズム16内を一度内反射面28で反射された後、本体プリズム18との接合部のホール部32へ収斂される。収斂されて本体プリズム18へと透過した光線は前述のとおり、表示面23を照明するから、視覚部24へと向かう不要光(迷光)となって表示品質を低下させるようなことはない。
【0033】
しかしながらLEDアレー26から反射器27へ向かわない光線成分は不要光となる可能性がある為、LEDアレー26の反射器27と反対側に遮光板29を設置するとともに、所定の光路以外の内反射面28、30に光吸収手段31(反射防止膜)を設置している。
【0034】
さらに集光位置の接合面19は前述の表示モジュール22(図1参照)からの反射光をアイピースレンズ部25へと反射、伝達する為に全反射膜が施されている。しかしながら前述の焦点と接する位置を中心とするわずかな領域に反射膜を施してないホール部32が形成され、収斂した光がそのまま透過して行くようになっている。例えば、本実施の形態では、接合面19の有効面の略中央であり、アイピースレンズ部25の光軸線位置にホール部32を設ける。また、ホール部32の大きさは概ね前述の反射膜の有効面積の1/25から1/100程度で構成されている。もっとも、十分な透過光が得られればこの範囲の限りでなくともよい。
【0035】
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2を説明したディスプレイ装置の構成図であって、本発明の実施の形態2のディスプレイ装置の主要部分である光学系とその周辺部分(断面図)を示したものである。先の実施の形態と同様な虚像拡大によるディスプレイ装置の態様をなすもので、本体プリズム18と副プリズム16との接合面33が全面にわたって一部の光を透過させ、残りの光を透過させるいわゆるハーフミラーの機能を有するものである。
【0036】
LEDアレー26からの光線はパラボロイダル面(放物面:点光源を平行光束に変換する)からなる反射器34から反射し略平行光(若干表示モジュールに合わせ広がっている)に変換された後、先の実施の形態と同様に、副プリズム16内で1度内面反射され、接合面33で一部の光を透過され、第2の内反射面20で全反射し、第1の内反射面21(図1参照)で鏡面全反射し、さらに第2の内反射面20と同一面からなる第2の射出面20から表示モジュール22(図1参照)へと照明光が到達する。
【0037】
表示モジュール22で反射した表示情報を含んだ反射戻り光は第1の内反射面21、第2の内反射面20で反射され、さらに先の接合面33で反射された一部の光がアイピースレンズ部25を透過し視覚部24へ表示モジュール22の表示を拡大虚像として投影する。
【0038】
先の副プリズム16から接合面33を経て本体プリズム18へ入射した光は全て第2の内反射面20で、スネルの法則に従うところの全反射となり第1の内反射面21へと向かうため、アイピースレンズ部25をへて視覚部24へ直接到達する光はないため、不要光による画像品質を低下させることはない。
【0039】
しかしながら副プリズム16内で多重反射して、第2の内反射面20を透過し不要光を発生させる可能性があるため、先の実施の形態1と同様に副プリズム16内の内反射面28、及び接合面33以外の面には光吸収手段31(反射防止膜)を設置している。
【0040】
【発明の効果】
以上の各実施の形態から明らかなように、本発明によれば以下のような効果が認められる。
【0041】
副プリズムを用いて本体プリズムとの接合面に光を透過できる光学的ホール部とそこに光を集光する手段、または接合面にハーフミラーを設置し光源の光を略平行光とする手段とにより、反射型表示モジュールを効率的に、且つ不要光の発生のない安定した照明品質を得ることができ、構成も比較的コンパクトに構成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を説明したディスプレイ装置の構成図
【図2】図1のディスプレイ装置の部分拡大図
【図3】本発明の実施の形態2を説明したディスプレイ装置の構成図
【図4】従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の構成図
【図5】従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の構成図
【符号の説明】
11 電源装置
12 照明装置(モジュール)
13 光源部
14 変調器
15、27、34 反射器
16 副プリズム
17、28、30 内反射面
18 本体プリズム
19、33 接合面
20 第2の内反射面(第2の射出面)
21 第1の内反射面
22 表示モジュール
23 表示面
24 視覚部
25 アイピースレンズ部
26 LEDアレー
29 遮光板
31 光吸収手段(反射防止膜)
32 ホール部

Claims (4)

  1. 液晶、または光電的な動作による小型画像表示部と、この小型画像表示部を照明する照明部と、前記照明部からの照明光で照明された前記小型画像表示部の画像を視覚において光学的に拡大虚像として投影する画像拡大部と、この画像拡大部へ前記小型画像表示部の画像を伝播する金属、または誘電体多層膜からなる反射膜が設置されてなる第1の内反射面と、前記小型画像表示部、及び前記画像拡大部とが共に近接してなりスネルの法則に従うところの全反射を行なう第2の内反射面と、前記画像拡大部の直下に配置してなる前記第1の内反射面に準じる構造と作用をなす第3の内反射面とを持つプリズム部からなるディスプレイ装置において、前記第3の内反射面に前記照明部からの照明光を射出する作用を持ち、前記第3の内反射面の有効反射面の略中央に設置されるとともに有効反射面の面積と比較して略25分の1以下である金属、または誘電体多層膜による反射膜を除去してなる光を透過させることのできる光学的ホールが備えられ、前記照明部は、前記小型画像表示部を前面より照射するとともに、前記プリズム部の前記光学的ホールに略接合、または近接する照明光導入プリズムを介して前記プリズム部の外部に近接、または接触して設置され、前記小型画像表示部からの反射戻り光線群のほとんどは前記第3の内反射面で前記画像拡大部へと反射されるとともに、光源から射出される照明光を前記光学的ホールに収斂させる為の光収斂手段を持ち光収斂手段の焦点位置は略前記射出窓中央部に設定されてなることを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 前記光収斂手段は、球面、または非球面からなる凹面反射鏡により構成されていることを特徴とする前記請求項記載のディスプレイ装置。
  3. 前記照明部は、前記光源の前記光収斂手段と反対側に遮光板を設置することを特徴とする前記請求項1記載のディスプレイ装置。
  4. 前記照明部の所定の光路以外の内反射面に光吸収手段を設置することを特徴とする前記請求項1記載のディスプレイ装置。
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