JP2002116406A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2002116406A JP2000308783A JP2000308783A JP2002116406A JP 2002116406 A JP2002116406 A JP 2002116406A JP 2000308783 A JP2000308783 A JP 2000308783A JP 2000308783 A JP2000308783 A JP 2000308783A JP 2002116406 A JP2002116406 A JP 2002116406A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで安定した照明機能を搭載した反
射型ディスプレイパネルによるディスプレイ装置を提供
することを目的とする 【解決手段】 副プリズム16を用いて本体プリズム1
8との接合面19に光を透過できる光学的ホール部32
とそこに光を集光する手段、または接合面19にハーフ
ミラーを設置し光源の光を略平行光とする手段とによ
り、反射型表示モジュールを効率的に、且つ不要光の発
生のない安定した照明品質を得ることができ、構成も比
較的コンパクトに構成することができるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータとして保存、
または配信されてくる動画像、または静止画像を視覚に
虚像として表示面を拡大提示できる機能を有するディス
プレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】さまざまな情報機器、特に液晶、または
光電的な画像表示手段などによりビジュアルな情報を取
り扱うことができる機器が目覚しい進展を見せている。
また使用する時や場所を選ばない、いわゆるモバイル機
器といわれるパーソナルユースの情報処理マシンの進展
も著しい。このモバイル機器に求められている性能は携
帯性能のよいコンパクトな形体や情報処理スピードの速
さ、処理機能の多さなどのほか、小型の機器の限られた
スペースでより多くの情報を正確にわかり易く利用者へ
表示する手段が求められている。機器の任意の操作表面
の大部分を占める液晶などによる表示手段などが現在主
流になってきているが、機器の小型化にともない残念な
がら表示面積、文字、図表も小さく見にくくなってきて
いる。
【0003】そこでこの課題を解決する一つの有効な表
示方法としてヘッドマウントディスプレイやファインダ
ー(チェック)ディスプレイなどの虚像拡大ディスプレ
イ装置が近年注目されてきており、多くの研究や関連機
器の開発が進んでいる。
【0004】これは略小型の液晶、またはプラズマなど
の光電的手段による2次元の小型表示装置によるもの、
またはLEDなどの1次元アレー光源をミラーなどの光
路折り曲げ手段を用いてアレー方向と直角方向へのスキ
ャンニングによっての視覚に見掛け上の2次元画像を形
成する手段などによる動画、または静止画などの画像を
凸レンズや凹面反射鏡などの拡大手段を用いて虚像とし
て視覚へ拡大投影し、実際の表示画面より大画面として
表示する方法、装置である。小型の表示装置を虚像とし
て拡大することで機器の小型化、装置の消費電力、及び
価格を抑制できるメリットがあり、また表示素子の小型
化に関わらず見かけの表示画面を拡大され、高精細な虚
像として提示することができる。今後ますます小型表示
装置の分解能、コントラスト、輝度、拡大光学系の性能
向上、画像処理技術などの進展などがあいまって、性能
のよい拡大ディスプレイ装置がさまざまな装置やシーン
で利用されるようになってくると思われる。
【0005】ところで主要な構成要素であるところの虚
像拡大ディスプレイ装置について図4、及び図5を用い
てその光学系を示すとともにその構造と作用について説
明する。
【0006】まず、図4は従来の(虚像拡大による)デ
ィスプレイ装置の構成図である。図4において凹面鏡の
画像拡大作用を用いた虚像拡大ディスプレイ装置の構成
を説明する。同図において光源部1と、ハーフミラー2
を凹面鏡3の光軸と略45度傾けて表示モジュール4と
視覚部5との間に設置してなる構造をとり、光路が光学
系内をハーフミラー2と凹面鏡3で2度折り曲げられて
いるが特徴で、光学系を比較的コンパクトに構成するこ
とができる特長を持つ。
【0007】観察者の視覚部5の視線方向の外に設置さ
れた表示モジュール4に描き出された表示画像(不図
示)の光の一部はハーフミラー2で略90度折り曲げら
れたのち凹面鏡3で反射され収斂されつつ、今度はハー
フミラー2を凹面鏡3の光軸6に沿って透過して拡大さ
れた表示画像(不図示)の虚像を視覚部5に投影するこ
とができる。この方法では比較的広い視野角が得られ、
また収差(色収差など)の発生も比較的小さく押さえる
ことができ、多くの製品が実用化されている。
【0008】さらにまた表示モジュール4の表示画像を
明るく提示する為には、表示モジュール4自体が発光す
るのではない限り照明装置が必要になる。この照明装置
には大きく分類して2つの方法がある。1つは表示モジ
ュール4の背後に発光光源を設置してその透過光を視覚
部5へ投影する方法、すなわちバックライト照明。2つ
は表示モジュールの前面に発光光源を設置してその反射
光を視覚部へ投影する方法、すなわちフロントライト照
明とがある。
【0009】それぞれに特徴があるがまず同図を用いて
後者の照明方法の一つであるところの同軸落射照明法に
よるの拡大虚像ディスプレイ装置を説明する。
【0010】小型の蛍光管や電球、電子発光素子などの
光源部1を視覚部5から見て表示モジュール4の側面部
の高い位置に、図4に示したように光源部1と照明の為
のハーフミラー7を光軸軸外に設置してなるもので、表
示モジュール4の表示面の法線に対して略垂直に表示部
全体を照らす。これは同軸落射照明と言われるもので、
照射のムラが比較的少なく安定した照明が実現できるた
め顕微鏡や精密光学機器に多く利用されている。
【0011】次に、図5は従来の(虚像拡大による)デ
ィスプレイ装置の構成図である。図5を用いて2つ目の
照明方法であるところの軸外傾斜照明法によるの拡大虚
像ディスプレイ装置を説明する。同図において、光源部
1を表示モジュール4の光束外の図に示したハーフミラ
ー2の側部に配置して表示モジュール4の表示面の法線
に対して角度θをもって表示モジュール4の光軸外から
ハーフミラー2などを介さずに直接全体を照明する。照
明され反射した光は前述のようにさらにハーフミラー2
で反射され、凹面鏡3で収斂されつつ、さらにハーフミ
ラー2を透過して視覚部5へ拡大虚像を投影する。照射
の往路での照明光の損失も少なく構造が単純、製造が容
易で多く利用されているものである。
【0012】また両方式ともに反射光が表示に適応でき
るように構成されている反射型表示モジュールが使用さ
れていることが前提となるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上説
明した虚像拡大方式によるディスプレイ装置、及び照明
装置において同軸落射照明法と傾斜照明法の解決すべき
課題について説明する。
【0014】まず同軸落射照明法においては、表示モジ
ュールの前面にハーフミラーを設置せねばならず、部品
点数の増加、照明光の往路での損失、さらに表示画像の
視覚部への伝播時にも損失が生じてしまい、明るい表示
画面の観察する為に光源の輝度を上げねばならず、消費
電力の増大や熱処理の問題を生じてしまう。
【0015】さらにまたハーフミラーの設置スペースを
表示モジュールと視覚部の光路内に設置する必要があり
光路長が長くなり、みかけの表示画面が小さくなってし
まう事や、ディスプレイ装置そのものが大型になってし
まうことになる。
【0016】次に傾斜照明法においては途中での光の損
失はなく、光路内に光学部品を設置する必要はないが、
斜めに表示モジュールを照明する為に光源から入射面へ
の入射角度や、光源からの距離にムラが生じ、すなわち
表示面の明るさが部分で異なってしまい表示品質を大き
く低下させてしまう。
【0017】さらにまた入射角度を垂直に近づける為に
光源を光束に近づけねばならず光束とわずかでも光源が
重なってしまうと画面に重なる不要光(迷光)となって
しまいさらに表示品質を下げてしまうこととなる。
【0018】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、コンパクトで安定した照明機能を搭載
した反射型ディスプレイパネルによるディスプレイ装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、液晶、または光電的な動作による小型画像
表示部と、この小型画像表示部を照明する照明部と、照
明部からの照明光で照明された小型画像表示部の画像を
視覚において光学的に拡大虚像として投影する画像拡大
部と、この画像拡大部へ小型画像表示部の画像を伝播す
る金属、または誘電体多層膜からなる反射膜が設置され
てなる第1の内反射面と、小型画像表示部、及び画像拡
大部とが共に近接してなりスネルの法則に従うところの
全反射を行なう第2の内反射面と、画像拡大部の直下に
配置してなる第1の内反射面に準じる構造と作用をなす
第3の内反射面とを持つプリズム部からなるディスプレ
イ装置において、第3の内反射面に照明部からの照明光
を射出する作用を持つ全光射出窓、またはハーフミラー
が備えられていることを特徴とするディスプレイ装置で
ある。
【0020】本発明によれば、コンパクトで安定した照
明機能を搭載した反射型ディスプレイパネルによるディ
スプレイ装置を提供することを目的とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、液晶、または光電的な動作による小型画像表示部
と、この小型画像表示部を照明する照明部と、照明部か
らの照明光で照明された小型画像表示部の画像を視覚に
おいて光学的に拡大虚像として投影する画像拡大部と、
この画像拡大部へ小型画像表示部の画像を伝播する金
属、または誘電体多層膜からなる反射膜が設置されてな
る第1の内反射面と、小型画像表示部、及び画像拡大部
とが共に近接してなりスネルの法則に従うところの全反
射を行なう第2の内反射面と、画像拡大部の直下に配置
してなる第1の内反射面に準じる構造と作用をなす第3
の内反射面とを持つプリズム部からなるディスプレイ装
置において、第3の内反射面に照明部からの照明光を射
出する作用を持つ全光射出窓、またはハーフミラーが備
えられていることを特徴とするディスプレイ装置とした
ものであり、このような構成をとることによって、照明
光を直接視覚部へ不要光として到達させないことができ
るものである。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、射出窓
は内反射面の有効反射面の略中央に設置されるとともに
有効反射面の面積と比較して略25分の1以下である金
属、または誘電体多層膜による反射膜を除去してなる光
を透過させることのできる光学的ホール、または有効反
射面全域のハーフミラーであることを特徴とするディス
プレイ装置としたものであり、このような構成をとるこ
とによって、小型画像表示部から視覚部への表示情報を
含んだ光のほとんどを伝播することができるものであ
る。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、照明部
は、小型画像表示部を前面より照射するとともに、プリ
ズム部の射出窓に略接合、または近接する照明光導入プ
リズム、もしくはミラーを介してプリズム部の外部に近
接、または接触して設置されてなることを特徴としたデ
ィスプレイ装置としたものであり、このような構成をと
ることによって、視線方向への装置の厚みを小さくする
ことができるものである。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、照明部
は光源から射出される照明光を射出窓に収斂させる為の
光収斂手段、または略平行光生成手段を持ち光収斂手段
の焦点位置は略射出窓中央部に設定されてなることを特
徴としたディスプレイ装置としたものであり、このよう
な構成をとることによって、光源の光を射出窓の略中心
部へ収束させることが出来、照明光の伝播効率を向上さ
せることができるものである。
【0025】本発明の請求項5に記載の発明は、光収斂
手段、または略平行光生成手段は球面、または非球面か
らなる凹面反射鏡、または凸レンズ、またはフレネルレ
ンズ、またはホログラムレンズ、または屈折率不均質レ
ンズにより構成されていることを特徴としたディスプレ
イ装置としたものであり、このような構成をとることに
よって照明装置をコンパクトに構成することができるも
のである。
【0026】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1を説明したディスプレイ装置の構成図であり、図2
は図1のディスプレイ装置の部分拡大図である。図1、
図2においてまず電源装置11から照明装置12内のの
光源部13へ変調器14を介して点灯電力の供給するこ
とにより光源部13を発光させる。光源部13は赤色、
緑色、青色の互いにごく近接して配置されたLEDモジ
ュールからなり、後述するところのフィールドシーケン
シャル表示原理に基づき互いに独立、順次に高速度に変
調光を発する。
【0028】発光したそれぞれ各色の光は反射器15に
より収斂されつつ副プリズム16内に入射するとともに
内反射面17により反射されて本体プリズム18との接
合面19に焦点を結ぶ。この接合面19の略中心部には
入射した光の全てを透過させる小さな光学的ホール部3
2(図2参照)が形成されており、さらにホール部32
を透過した光は本体プリズム18内へと入射し、本体プ
リズム18内を伝播しつつ第2の内反射面20で反射
(全反射)され、さらに第1の内反射面21で反射(鏡
内面反射)された後本体プリズム18の第2の内反射面
20と同一面をなす面から射出し表示モジュール22の
表示面23に到達し、表示面23を照明する。
【0029】ここで照明、さらに反射した光は表示面2
3の視覚部24への投影に必要な光線群となる。さらに
この光線群は、本体プリズム18内へ入射した後、照明
光と略同経路をたどるように第1の内反射面21、から
第2の内反射面20、及び接合面19へと伝播する。接
合面19では、先述の小さなホール部32があるものの
表示面23からの反射戻り光線群は収斂されていない為
そのほとんどは同面でアイピースレンズ部25へと反射
され、損失は無視できる。
【0030】さらに光線群は前述第2の内反射面20と
同一面からなる第2の射出面20から本体プリズム18
外部へと射出されアイピースレンズ部25を透過し、前
述のように表示モジュール22の表示イメージを視覚部
24へ投影する。
【0031】ここであらためて反射型表示でのフィール
ドシーケンシャル駆動について簡単に説明する。応答性
能の高いフィールドシーケンシャル方式が反射型方式で
は主流になりつつある。赤色、緑色、青色の各色に対応
する光源(LEDなど)を時系列的に同期させながら人
間の目では感じない程度の高速点滅をさせて、視覚的に
重ね合わせることにより、フルカラー表示を可能にした
もので、高速性能、低消費電力、高精細などの特長を持
っている。
【0032】次に図2を用いて照明装置21をもう少し
詳細に説明する。図2において前述のように光源部13
であるところの3光源色のLEDアレー26が配置さ
れ、エリプソロイダル面(双曲面:点光源を他の仮想焦
点に移動する)からなる反射器27によって副プリズム
16内を一度内反射面28で反射された後、本体プリズ
ム18との接合部のホール部32へ収斂される。収斂さ
れて本体プリズム18へと透過した光線は前述のとお
り、表示面23を照明するから、視覚部24へと向かう
不要光(迷光)となって表示品質を低下させるようなこ
とはない。
【0033】しかしながらLEDアレー26から反射器
27へ向かわない光線成分は不要光となる可能性がある
為、LEDアレー26の反射器27と反対側に遮光板2
9を設置するとともに、所定の光路以外の内反射面2
8、30に光吸収手段31(反射防止膜)を設置してい
る。
【0034】さらに集光位置の接合面19は前述の表示
モジュール22(図1参照)からの反射光をアイピース
レンズ部25へと反射、伝達する為に全反射膜が施され
ている。しかしながら前述の焦点と接する位置を中心と
するわずかな領域に反射膜を施してないホール部32が
形成され、収斂した光がそのまま透過して行くようにな
っている。例えば、本実施の形態では、接合面19の有
効面の略中央であり、アイピースレンズ部25の光軸線
位置にホール部32を設ける。また、ホール部32の大
きさは概ね前述の反射膜の有効面積の1/25から1/
100程度で構成されている。もっとも、十分な透過光
が得られればこの範囲の限りでなくともよい。
【0035】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2を説明したディスプレイ装置の構成図であって、本
発明の実施の形態2のディスプレイ装置の主要部分であ
る光学系とその周辺部分(断面図)を示したものであ
る。先の実施の形態と同様な虚像拡大によるディスプレ
イ装置の態様をなすもので、本体プリズム18と副プリ
ズム16との接合面33が全面にわたって一部の光を透
過させ、残りの光を透過させるいわゆるハーフミラーの
機能を有するものである。
【0036】LEDアレー26からの光線はパラボロイ
ダル面(放物面:点光源を平行光束に変換する)からな
る反射器34から反射し略平行光(若干表示モジュール
に合わせ広がっている)に変換された後、先の実施の形
態と同様に、副プリズム16内で1度内面反射され、接
合面33で一部の光を透過され、第2の内反射面20で
全反射し、第1の内反射面21(図1参照)で鏡面全反
射し、さらに第2の内反射面20と同一面からなる第2
の射出面20から表示モジュール22(図1参照)へと
照明光が到達する。
【0037】表示モジュール22で反射した表示情報を
含んだ反射戻り光は第1の内反射面21、第2の内反射
面20で反射され、さらに先の接合面33で反射された
一部の光がアイピースレンズ部25を透過し視覚部24
へ表示モジュール22の表示を拡大虚像として投影す
る。
【0038】先の副プリズム16から接合面33を経て
本体プリズム18へ入射した光は全て第2の内反射面2
0で、スネルの法則に従うところの全反射となり第1の
内反射面21へと向かうため、アイピースレンズ部25
をへて視覚部24へ直接到達する光はないため、不要光
による画像品質を低下させることはない。
【0039】しかしながら副プリズム16内で多重反射
して、第2の内反射面20を透過し不要光を発生させる
可能性があるため、先の実施の形態1と同様に副プリズ
ム16内の内反射面28、及び接合面33以外の面には
光吸収手段31(反射防止膜)を設置している。
【0040】
【発明の効果】以上の各実施の形態から明らかなよう
に、本発明によれば以下のような効果が認められる。
【0041】副プリズムを用いて本体プリズムとの接合
面に光を透過できる光学的ホール部とそこに光を集光す
る手段、または接合面にハーフミラーを設置し光源の光
を略平行光とする手段とにより、反射型表示モジュール
を効率的に、且つ不要光の発生のない安定した照明品質
を得ることができ、構成も比較的コンパクトに構成する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を説明したディスプレイ
装置の構成図
【図2】図1のディスプレイ装置の部分拡大図
【図3】本発明の実施の形態2を説明したディスプレイ
装置の構成図
【図4】従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の
構成図
【図5】従来の(虚像拡大による)ディスプレイ装置の
構成図
【符号の説明】
11 電源装置 12 照明装置(モジュール) 13 光源部 14 変調器 15、27、34 反射器 16 副プリズム 17、28、30 内反射面 18 本体プリズム 19、33 接合面 20 第2の内反射面(第2の射出面) 21 第1の内反射面 22 表示モジュール 23 表示面 24 視覚部 25 アイピースレンズ部 26 LEDアレー 29 遮光板 31 光吸収手段(反射防止膜) 32 ホール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H088 EA10 HA14 HA22 HA23 HA24 HA28 MA20 2H091 FA15Z FA17Z FA21Z FA26Z FA35Z FA37Z FA45Z LA03 LA11 LA15 5G435 AA02 AA18 BB03 BB12 BB16 CC12 DD03 DD09 FF03 FF07 GG02 GG03 GG05 GG08 GG09 GG23 GG26 GG27

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶、または光電的な動作による小型画像
    表示部と、この小型画像表示部を照明する照明部と、前
    記照明部からの照明光で照明された前記小型画像表示部
    の画像を視覚において光学的に拡大虚像として投影する
    画像拡大部と、この画像拡大部へ前記小型画像表示部の
    画像を伝播する金属、または誘電体多層膜からなる反射
    膜が設置されてなる第1の内反射面と、前記小型画像表
    示部、及び前記画像拡大部とが共に近接してなりスネル
    の法則に従うところの全反射を行なう第2の内反射面
    と、前記画像拡大部の直下に配置してなる前記第1の内
    反射面に準じる構造と作用をなす第3の内反射面とを持
    つプリズム部からなるディスプレイ装置において、前記
    第3の内反射面に前記照明部からの照明光を射出する作
    用を持つ全光射出窓、またはハーフミラーが備えられて
    いることを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】前記射出窓は前記内反射面の有効反射面の
    略中央に設置されるとともに有効反射面の面積と比較し
    て略25分の1以下である金属、または誘電体多層膜に
    よる反射膜を除去してなる光を透過させることのできる
    光学的ホール、または前記有効反射面全域のハーフミラ
    ーであることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ
    装置。
  3. 【請求項3】前記照明部は、前記小型画像表示部を前面
    より照射するとともに、前記プリズム部の前記射出窓に
    略接合、または近接する照明光導入プリズム、もしくは
    ミラーを介して前記プリズム部の外部に近接、または接
    触して設置されてなることを特徴とする請求項1記載の
    ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】前記照明部は光源から射出される照明光を
    前記射出窓に収斂させる為の光収斂手段、または略平行
    光生成手段を持ち光収斂手段の焦点位置は略前記射出窓
    中央部に設定されてなることを特徴とする前記請求項3
    記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】前記光収斂手段、または略平行光生成手段
    は、球面、または非球面からなる凹面反射鏡、または凸
    レンズ、またはフレネルレンズ、またはホログラムレン
    ズ、または屈折率不均質レンズにより構成されているこ
    とを特徴とする前記請求項4記載のディスプレイ装置。
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