JP4371639B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は受信装置に関し、特には、文字・画像・音声・映像・などが多重化されたデジタル放送波を受信し表示、再生を行うと共に、アプリケーションの実行処理を行う機能を有した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、映像を放送衛星、通信衛星などを介してテレビジョン放送信号をデジタル化して伝送し、各家庭においてこれを受信するシステムが運用されている。このデジタルテレビジョン放送により、テレビは見るテレビから使うテレビへと変わりつつあると言われる。従来、放送される番組を見る為の手段でしかなかったテレビが、放送のデジタル化に伴い、動画、音声、データなどが多重化された電波を受信し、ユーザーのリモコン操作に応じてテレビにデータを表示するといったことが可能になってきている。
【0003】
例えば国内では既にBSデジタル放送においてデータ放送サービスが開始されている。これは放送局からXML(eXxtendable Markup Language)で記述された文字データやレイアウトデータ、スクリプトプログラムなどを含むデータ群を放送電波に重畳して送信し、受信装置側では放送波を受信・蓄積し、ユーザーのリモコン操作などによってデータを画面上に表示するものである。
【0004】
一方、近年海外でもデータ放送サービスが始まってきており、欧州を中心にMHP(Multimedia Home Platform)という、放送を使ったアプリケーション配信サービスも開始され始めている。これは放送局からJava(R)言語仕様に基づき作成されたプログラムやデータを放送データに重畳して送信し、受信機側ではJAVA(R)仮想マシンというソフトウェア上でアプリケーションの実行を行うものであり、国内で用いられているXMLベースのデータ放送方式とは大きく異なるものになっている。
【0005】
このように、海外において国内とは異なる方式を使ったデータ放送サービスが広まっていく中、海外で人気の高いデータ/アプリケーション放送コンテンツを国内でも視聴したいという要望も出てきており、将来的な放送のグローバル化を見据えて、国内においても海外と同じ規格のデータ放送サービスを提供しようとする試みが始まっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の動画と音声だけのコンテンツの場合には、特開平8−98105号公報において示している技術を用いることで異なる方式の放送を変換し、表示再生することが可能である。
【0007】
しかしながら、データ放送サービスのコンテンツに関しては、前述の様に方式の差が大きく、動画や音声の様に信号フォーマットを受信機側で単純に変換すること技術的に困難であり、また放送局側で予め方式の変換作業を行うとしても変換作業には多くの労力を必要とする。
【0008】
そのため、放送局側では文字の日本語化や伝送に関するフォーマット変更だけを行い、受信機側で従来の国内のデータ放送規格と海外のデータ放送規格の両方に対応した機能を持つことが期待されている。
【0009】
しかしユーザーにとってみれば、受信機側を新たに買いなおしたり、高価なチューナ(セットトップボックス:STB)を買い足したりする必要が生まれるという問題がある。
【0010】
本発明はこの様な問題点を解決することを目的とする。
【0011】
本発明の他の目的は、受信機を新たに買いなおしたり、高価なセットトップボックスを買い足すことなく、異なる方式のデータ放送コンテンツを受信可能とする処にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の受信装置は、データ放送コンテンツとしてはマークアップ言語方式のものしか処理できない受信装置であって、
テレビジョン放送波を受信して、該テレビジョン放送波から、映像データ及びデータ放送データが多重化されたデータストリームを生成する受信手段と、
前記映像データに基づく映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記データ放送データが、JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むか否かを判別する判別手段と、
前記データ放送データが前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むと判別された場合に、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを実行可能な外部のアプリケーション実行装置に実行させる実行手段と、
操作手段から受信した操作コマンドに応じて、前記受信手段及び前記表示制御手段の少なくとも何れかに対して、予め決められた処理を実行する制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記実行手段が前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを実行しているときには、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムの中で排他制御要求されている操作コマンドに対しては、該操作コマンドに対応した処理を実行しないことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
(システム構成)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0014】
図1は本発明が適用されるデータ放送受信システムの構成を示しており、デジタルテレビ受信装置100および代理実行装置150、BSデジタルアンテナ190、リモコン180から構成される。
【0015】
放送局では、映像コンテンツ(音声も含む)および映像コンテンツに関する情報データが符号化される。そして、それらの符号化信号が多重化された後に、変調されてアンテナから出力される。アンテナから出された信号は放送衛星を介してユーザー側端末(テレビ受信機)に送られる。
【0016】
(デジタルテレビ受信装置の構成)
図1において、アンテナ190により受信された信号はデジタルチューナ101に入力される。デジタルチューナ部101は、ユーザー操作などによって選択されたチャンネルの周波数帯域の信号を選択して入力すると共に、入力された信号に対して、復調、誤り訂正等の処理を施し、トランスポートストリーム(TS)と呼ばれる形式のデジタルデータ(以後TSデータと呼ぶ)を生成する。
【0017】
トランスポートデコーダ102では入力したTSデータに対して処理を行い、TSデータに対してデスクランブル処理を施し、視聴制限のためのスクランブルがかけられているTSデータがチューナ部101より入力された場合、TSデータに含まれるデスクランブルの為の鍵情報とICカード(図示せず)より出力される鍵情報とに基づいてスクランブル解除を行う。
【0018】
またトランスポートデコーダ102では、TSデータに含まれるパケットデータを抽出すると共に、パケット毎に映像、音声、放送データに振り分け処理が行われる。抽出されたパケット内の映像データは映像デコーダ105によって復号化された後、ビデオメモリ106に送られる。また抽出されたパケット内の音声データは音声デコーダ103によって復号化された後、D/A変換器104を介してスピーカーに出力される。そして放送データはCPU115からの放送データ取得要求に従いCPU115へと伝えられる。
【0019】
さらにトランスポートデコーダ102においては、チューナ101から入力したTSデータを外部に出力する機能も有している。出力されたTSデータは後述する代理実行装置インターフェース117を介して代理実行装置150へ送られる。
【0020】
切替部1(108)はビデオメモリ106からのビデオ信号をCPU115からの指示に従い映像合成部109へ出力するか、代行実行装置インターフェース117を介して外部の代行実行装置150に出力するかを切り替える。また切替部2(110)はCPU115からの指示に従い映像合成部からの映像信号と代行実行装置インターフェースを介して入力した映像信号のうち、どちらか一方を選択し表示部111に送るかを切り替える。
【0021】
リモコン180から発信された赤外線信号はリモコン受信部112にて受信され、CPUに送られる。サウンド生成部118はCPUからの要求に従ってサウンドデータを生成し、D/A変換器104に対して出力する。
【0022】
シリアル通信インターフェース(SCI)114は本デジタルテレビ受信装置100の外部に接続された代理実行装置150とのコマンドやデータのやり取りを行う為に用いられる。
【0023】
バス118はCPU115と各機能処理部を結ぶアドレス/データバスである。
【0024】
CPU115はメモリ113に格納された制御プログラムデータに基づき、リモコン受信部やトランスポートデコーダ102から得た情報を解析しながら上述の各機能モジュールの動作制御、切替制御などを行う。またCPU115はグラフィックメモリ107に対して描画処理行って文字や図形などのグラフィック表示処理を行う。
【0025】
映像合成部109ではビデオメモリ、グラフィックメモリに格納されたグラフィックデータの合成処理を行い、表示部111へ出力する。そして表示部111は送られてきた画像を表示する。
【0026】
次に代理実行装置150の構成を説明する。トランスポートデコーダ151はデジタルテレビ受信装置100のチューナ101からのTSをテレビ受信装置インターフェース157を介して受信し、TSに含まれる情報のうち、データ放送実行に必要なPSI(Program Specific Information)情報やデータカルーセル方式で送信される「放送データパケット」を抽出する。本実施例における放送データにはJAVA(R)言語で記述されたプログラムをコンパイル処理して作成されたJAVA(R)バイトコードと呼ばれるプログラムデータと、そのプログラムの中で使用される画像データ、サウンドデータ、を含んでいる。
【0027】
CPU153ではメモリ159に格納された制御プログラムデータに基づき、トランスポートデコーダ151から取得した放送データをメモリ159に蓄える処理や、JAVA(R)バイトコードを実行する為の「Java(R)仮想マシン」と呼ばれるソフトウェアが実行処理が行われる。
【0028】
またCPU153の制御プログラムがJAVA(R)バイトコードのプログラム実行中、描画命令が呼び出された場合にはCPU153からグラフィックメモリ154に対して点、線、文字、図形、イメージ画像、などの描画処理が行われる。グラフィックメモリ154は1ピクセル当たりRGB各色8ビットとアルファーブレンド値8ビットの24ビットで構成されている。
【0029】
映像合成部155はデジタルテレビ受信装置100から入力した映像信号をグラフィックメモリ154の内容と合成した後、再びデジタルテレビ受信装置100に対して出力する。サウンド生成部158はCPU153からの指示に従いサウンドデータを生成しデジタルテレビ受信装置100に対して出力する。
【0030】
例えばグラフィックメモリ154にR=255、G=0、B=0、Alpha=0というデータを持つピクセルがあれば、アルファ値が0であるので、グラフィックメモリのデータがそのまま合成結果となり、154にR=255、G=0、B=0、Alpha=127というデータがあれば、アルファ値が127(つまり約50%)であるので、テレビ受信装置100から送信されて来た映像信号の該当するピクセルの色と、グラフィックメモリのデータ(ここでは赤色)との50対50の合成が行われる。
【0031】
リモコン180の例を図2に示す。ただし図2は本実施形態を説明する為に必要な機能を実現するための操作を行うボタンのみを表しており、実際の受信装置に必要なボタンはこの限りでない。図2において、201はリモコンと図1の受光部112との赤外線通信を行うための発光部、202は電源をON/OFFする為の電源キー、203はスティック上のカーソルキーであり、上下(前後)左右に傾けることにより、4方向のカーソル移動入力となり、スティック自体を押し込むことにより「決定」入力となる。
【0032】
204はデータ放送の表示を行う為の「d」キー(dボタン)、205は画面の切り替えを行う「画面切替」キー、206はマトリクス状にならんだ数字キー、207はメニュー画面を表示する為のメニューボタンである。208はアップ、ダウン2つのキーからなるアップダウンキーである。210は赤、黄、緑、青で色分けされたカラーキーである。
【0033】
(受信機の動作)
それでは上記構成のデータ放送受信システムの動作について、図3に示したソフトウェアモジュール群の動作を示しながら説明する。
【0034】
図3はテレビ受信装置100のCPU115で実行される制御プログラムの処理シーケンスを示したチャート図である。テレビ受信装置100の制御プログラムはトランスポートデコーダ102から取得したPSI情報からPMT(Program Map Table)と呼ばれる情報を抜き出し、その中に含まれるデータコンポーネント記述子と呼ばれるデータを解析する。そしてこの中にデータ放送を含む記述がなされていた場合(302)には、グラフィックメモリに対して描画を行い、テレビ視聴中のユーザーにデータ放送コンテンツの存在を示す為の「D」マークをオンスクリーン表示する。次にデータコンポーネント記述子からデータ放送の方式を示すデータを読み出し、XMLベースの方式であるか、JAVA(R)ベースの方式であるのかを判別する(304)。
【0035】
ここでXML方式であった場合にはXMLデータの取得を開始し(310)、ユーザーのDボタン入力後、またはデータコンポーネント記述子にautoStart指定を示す記述がなされていた場合には(311)、スタートアップ文章のデコード及びその内容に従ったグラフィック描画処理などが行われる(312)。
【0036】
一方304で示した判断でJAVA(R)ベースの方式であった場合、Dボタンの入力された、もしくは前述のデータコンポーネント記述子にautoStart指定を示す記述がなされたいた場合には(305)、代理実行開始処理が実行される(306)。
【0037】
図4はこの代理実行処理の処理の流れを示したチャート図である、図中左側はテレビ受信装置100の制御プログラムの動作であり、右側はこれに対応した代理実行装置150の動作を示してある。
【0038】
まずテレビ受信機100の制御プログラム(図4中左側)は代理実行装置150に対して代理実行要求コマンドを送出し(401)、要求が了承されたことが確認された場合は(403)、トランスポートデコーダ102に対してTSデータの外部出力を指示する(404)。その後、切替器1に対して映像データの外部出力を指示し(406)、代理実行装置150からの実行通知を待つ(407)。
【0039】
ここで、代理実行装置150のCPU153の制御プログラムの動作について図4を用いて説明する。まずテレビ受信装置100からの代理実行要求コマンドを受信すると(411)、テレビ受信装置100に対して代理実行了承通知を行う(412)。そしてトランスポートデコーダ151にTS入力を開始するよう指示する(413)。次にテレビ受信装置100からの選局情報を受信すると、その情報を基にトランスポートデコーダ151に対する選局設定を行う(414)。
【0040】
次に代理実行装置150の制御プログラムはトランスポートデコーダよりTSデータに含まれるPSI(program specific information)情報を取得し、さらにその中に含まれるPMT(program map table)情報を取り出して、さらにその中に含まれるデータコンポーネント記述子、及びアプリケーション情報テーブル(AIT)を解析する(415)。
【0041】
データコンポーネント記述子は前述の通り、データ放送コンテンツが含まれている事、データ放送コンテンツがXML方式なのか、JAVA(R)方式なのかを示す情報が含まれている。
【0042】
またアプリケーション情報テーブル(AIT)には、起動すべきアプリケーションの名前やアプリケーション起動時にパラメータ、そしてJAR(Java(R) Archive)ファイルに関する情報が記述されている。このJARファイルとは、アプリケーションプログラム群やアプリケーションが使用するデータ群をまとめた一つのファイルとしたものであり、本実施例では、アプリケーションや必要なデータ群は全て放送局で予めJARファイルとしてまとめられて、配信されるものとしている。
【0043】
代理実行装置の制御プログラムはトランスポートデコーダ151を介してJARファイルデータを取得すると、このデータをメモリ159に格納する(416)。
【0044】
次に図4の417で示した代理実行装置150の制御プログラムにおけるJAVA(R)アプリケーションの実行処理について説明する。この制御プログラムは前述のようにJAVA(R)仮想マシンというソフトウェアプログラムを含んでおり、JAVA(R)プログラム、つまりJAVA(R)バイトコードの実行はこのJAVA(R)仮想マシンプログラムによって行われる。
【0045】
代理実行装置150の制御プログラムは、前述のアプリケーション情報テーブルの記述内容に基づき、メモリ159に格納したJARファイルに含まれるJAVA(R)プログラムを実行する。
【0046】
代理実行装置150の制御プログラムはJAVA(R)プログラムの起動処理が終了すると、テレビ受信装置に対してアプリ実行通知コマンドを送信する(418)。代理実行装置150の制御プログラムは次に合成制御部155を制御して、テレビ受信装置100から送信されてきた映像データと、グラフィックメモリ154に描画された内容の合成処理を開始する(419)。
【0047】
その後、代理実行装置150で実行中のJAVA(R)プログラムよりグラフィック描画要求を受けると、制御プログラムはグラフィックメモリ154に対する書き込み処理を行う。
【0048】
そして前述の合成制御部155によって、テレビ受信装置100から送信されて来た映像データと合成がなされ、テレビ受信装置に戻される。
【0049】
説明を図4のテレビ受信装置100における制御プログラムの動作シーケンスに戻す。テレビ受信装置100の制御プログラムは代理実行装置150からのアプリ実行通知コマンドを受信すると、切替器2(110)に対して、代理実行装置150から送出された映像データを表示器に表示するよう制御を行う。
【0050】
次に図3の307に示すイベント転送制御処理について図5を使って説明を行う。図5も図4と同様にテレビ受信装置100における処理と代行実行装置150における処理とを並べて示している。
【0051】
代理実行開始処理実行後のテレビ受信装置100では排他キー登録コマンド、及びリモコン受信部112からのリモコン受信通知を待つ状態となる(501、502)。
【0052】
リモコンキーの入力を認識した場合には、そのキーがデータ放送で使用されるキーであるか否かを判断し(503)、データ放送で使用されるキーであった場合は、このキーの入力を伝えるコマンドを生成し代理実行装置150に対して送信する(504)。そして、後述する排他キー登録リストにないキーの場合には(505)、そのキーに対して予め決めておいた処理をテレビ受信装置100内部に対する処理を実行する(506)。
【0053】
次に本発明の特徴のひとつでもある代理実行装置150からの排他キーの登録処理、および排他制御処理について説明する。
【0054】
本実施例に示す代理実行装置150ではその中で実行されるJAVA(R)アプリケーションプログラムの中で、特定のリモコンキー入力に対してそのキーの排他制御要求を行うことが可能である。代理実行装置150ではこの排他制御要求を受け付けると(512)、テレビ受信装置100に対して排他キー登録要求コマンドを送信する(513)。
【0055】
代理実行装置150から排他キー登録要求を受けたテレビ受信装置100では、排他キーをリストに登録を行う(507)。そしてこれ以降、リモコン180から排他キーリストに登録されたキーの入力を認識すると、504の処理にて代理実行装置へキーの入力を伝えるコマンドを送信するものの、そのキーに対して予め決めておいたテレビ受信装置内部に対する処理の実行を行わないようにする(505)。
【0056】
図7は本実施例で用いた排他キーの登録要求コマンドの内容の例を示している。この例ではコマンド自体がXMLに基づく記述がなされており、図7のコマンドでは上下左右キーおよび決定キー、そして赤カラーキーを排他キーとして登録する要求するものである。
【0057】
次に、図3における308の処理において代理実行装置150から選局変更要求コマンドを受信した場合の代理実行終了処理(309)の内容について図6を用いて説明する。
【0058】
まず代理実行装置150で実行中のJAVA(R)アプリケーションの中から他のチャンネルへの選局変更要求があった場合(611)、代理実行装置150では選局要求コマンドをテレビ受信装置へ送信する(612)。テレビ受信装置100では選局要求コマンドを受信すると(601)、代理実行終了要求コマンドを代理実行装置150に対して送信する(602)。そしてトランスポートデコーダ102に対してTSデータの外部出力を停止するよう制御し、また切替器1および切替器2に対して、テレビ受信装置内のビデオメモリの内容を直接、合成制御部および表示器に送るよう制御を行う(604)。さらに図5の処理で登録した排他キーの登録リストをクリアする(605)。
【0059】
一方、代理実行終了要求を受信した代理実行装置150はトランスポートデコータ151のTS入力処理を停止し(614)、さらに合成制御部155における処理を停止させる(615)。そして実行中のアプリケーションの実行を停止する(616)。
【0060】
テレビ受信装置100では前述の代理実行終了処理を完了すると図3の310に示すように、選局処理、つまりチューナ101およびトランスポートデコータに対する他のチャンネルへの設定変更制御を行った後、先に説明したPMTの取得処理を再び実行する。
【0061】
以上説明したように、第1の実施形態においては、XML方式のデータ放送コンテンツしか実行することができないテレビ受信装置に代理実行装置を接続することで、Java(R)ベース方式のデータ放送コンテンツを実行して、テレビ受信装置の表示器およびスピーカーに映像、グラフィック、音声を再生でき、しかもテレビ受信装置のリモコンをそのまま使って、Java(R)ベースのデータ放送コンテンツを利用できる。
【0062】
さらに、Java(R)アプリケーションから必要に応じてテレビ受信装置におけるキーの働きを制限でき、例えば数字キーを通常チャンネル変更を行うために使用し、Java(R)アプリケーションでユーザーに郵便番号を入力させたい場面だけ、数字キーを押してもチャンネルが変更されないように制御できるようになる。
【0063】
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
【0064】
本形態のデジタルテレビ受信装置および代理実行装置の構成を図8に示す。
【0065】
アンテナ190、チューナ801、トランスポートデコーダ802、音声デコーダ803、映像デコーダ804、映像合成部809、リモコン受信部811、サウンド生成部814、表示部810の機能部分については第1の形態と同じなので説明を割愛する。
【0066】
本実施形態のテレビ受信装置800は、LANインターフェース(IF)813を通じて代理実行装置850と接続されている。
【0067】
図9は本実施例におけるテレビ受信装置800のCPU815で動作する制御プログラムの動作シーケンスと、代理実行装置850のCPU853で動作する制御プログラムの動作シーケンス、および両CPU間の通信シーケンスを示したチャート図である。
【0068】
テレビ受信装置800ではトランスポートデコータ802を介して放送データに含まれるPMT(Program Map Table)を取得、解析を行う(902)。PMTに含まれるデータコンテンツ記述子にJava(R)方式のデータ放送を示す記述があった場合には、LANIF813を介して代理実行要求コマンドが送信される(903)。
【0069】
代理実行装置850のCPU853は代理実行要求コマンドを受信すると、テレビ受信装置800のCPU815に対してPMT情報の要求コマンドを送信する。テレビ受信装置800のCPU815はこのコマンドを受信すると、保持していたPMTの情報を代理実行装置850に対して送信する(904)。代理実行装置850のCPU853はPMTに含まれるAIT(アプリケーション情報テーブル)を解析し(906)、アプリケーションを実行するために必要なパケットID、セクションID情報を取得する。そしてこの情報を基にテレビ受信装置のCPU815に対してカルーセルデータの取得コマンドを送信する(905)。
【0070】
テレビ受信装置800のCPU815ではこのコマンドを受信すると、トランスポートデコータ802に対して、コマンドで指定されたセクションデータの取得を行い(907)、データが取得できると、代理実行装置850のCPU853に対して情報送信を行う。代理実行装置850のCPU853はこの情報をメモリ851に格納する(908)。代理実行装置850のCPU853はアプリケーションを実行するためのデータがメモリ851に格納されるとこのアプリケーションの実行処理を開始する(909)。
【0071】
代理実行装置850のCPU853は実行中のアプリケーションからグラフィック描画要求を受けた場合は(910)、その要求をコマンドとしてテレビ受信装置800に送信する。このコマンドを受信したテレビ受信装置のCPU815は、グラフィックメモリ807に対して描画処理を行う。
【0072】
また、代理実行装置850のCPU853は実行中のアプリケーションから動画ウィンドウの表示要求を受けると(911)、その要求(ウィンドウ表示位置、サイズ等の情報を含む)をコマンドとしてテレビ受信装置800に送信する。このコマンドを受信したテレビ受信装置800のCPU815は合成制御部809に対して動画ウィンドウの表示許可、および表示位置、サイズの設定などを行う。
【0073】
リモコン受信部811で受信したリモコンキーの情報は、第1の実施形態と同様にテレビ受信装置800のCPU815、および代理実行装置850のCPU853が図5に示す処理を実行し、データ放送規格で使用されるキーだけが、代理実行装置850に対して送信される。また代理実行装置850から排他指定要求が何も無い場合には、テレビ受信装置800においてもこのキーに対応する処理が行われる。たとえば、数字キーならば選局チャンネル変更処理、ボリュームキーならば音量調節処理などである。
【0074】
一方、代理実行装置850で動作するJAVA(R)アプリケーションから排他キーの登録要求があった場合にはその要求がテレビ受信装置のCPU815に伝えられ、排他キーリストとして登録される。テレビ受信装置のCPU815はこれ以後、リモコン受信部811から排他キーリストに登録されたキーの入力の通知を受けると、そのキーの情報を代理実行装置850に対して送信するが、テレビ受信装置800においてはそのキーに対する処理を行わない。
【0075】
以上説明したように、第2の実施形態においても、第1の実施例と同様にXML方式のデータ放送コンテンツしか実行することができないテレビ受信装置に代理実行装置を接続することで、Java(R)ベース方式のデータ放送コンテンツを実行して、テレビ受信装置の表示器およびスピーカーに映像、グラフィック、音声を再生でき、しかもテレビ受信装置のリモコンをそのまま使って、Java(R)ベースのデータ放送コンテンツを利用できる。
【0076】
なお、第2の実施形態は、データ放送受信再生に必要な、トランスポートデコータ、およびグラフィックメモリ、合成制御部を全てテレビ受信装置側のものを使用したため、第1の実施形態に比べ代理実行装置の構成がよりシンプルになる特徴がある。
【0077】
[第3の実施形態]
次に本発明の第3の実施形態について説明する。
【0078】
本形態における代理実行装置の構成を図10に、デジタルテレビ受信装置の構成を図11にそれぞれ示す。
【0079】
本実施形態ではデジタルテレビ受信装置1100と代理実行装置1000はインターネットを介して接続されている。
【0080】
先ず、代理実行装置1000の構成を説明する。放送波はアンテナ1040からチューナ1001に入力し、TSデータが生成される。TSデータはトランスポートデコーダ1002によって映像データ、音声データ、放送データに振り分け処理が行われる。音声データは音声デコーダ1003によって一旦復号化された後、音声エンコーダ1008によって再びデコードされる。映像データは映像デコーダ1004によって復号された後、映像合成部1007によってグラフィックメモリ1005の内容と合成処理が行われ、さらに映像エンコーダ1009でエンコード処理が行われる。音声エンコーダ1008および映像エンコーダ1009の出力はストリーム生成部に入力され、MPEG2ストリームが生成される。
【0081】
CPU1015ではメモリ1011に格納された制御プログラムデータに基づき、トランスポートデコーダ1002から取得した放送データをメモリ1011に蓄える処理や、JAVA(R)バイトコードを実行する為の「Java(R)仮想マシン」というソフトウェアの実行処理が行われる。
【0082】
またCPU1015の制御プログラムがJAVA(R)バイトコードのプログラム実行中、描画命令が呼び出された場合にはCPU1015からグラフィックメモリ1008に対して点、線、文字、図形、イメージ画像、などの描画処理が行われる。グラフィックメモリ1006は1ピクセル当たりRGB各色8ビットとアルファーブレンド値8ビットの24ビットで構成されている。
【0083】
ストリーム生成部1010によって生成されたMPEG2ストリームはCPU1015の制御プログラムの指示に従ってLANIF1012に伝えられ、ネットワークを経由してテレビ受信装置に対して送信される。
【0084】
次にテレビ受信装置1100の構成について説明する。
【0085】
図11において、放送波はアンテナ1140からチューナ1101に入力し、TSデータが生成される。TSデータはトランスポートデコーダ1102によって映像データ、音声データ、放送データに振り分け処理が行われる。このうち映像データは映像デコーダ1104によって復号化された後、ビデオメモリ1105に送られる。映像合成部1107ではビデオメモリ1105、グラフィックメモリ1106に格納されたグラフィックデータの合成処理を行い、表示部1108へ出力する。そして表示部1108は送られてきた画像を表示する。またパケット内の音声データは音声デコーダ1103によって復号化された後、D/A変換器1109を介してスピーカーに出力される。そして放送データはCPU1115からの放送データ取得要求に従いCPU1115へと伝えられる。
【0086】
LANIF1112はネットワークゲートウェイ装置1130を介してインターネット網との通信を行うインターフェースであり、前述と代理実行装置1000から配信されたのストリームデータを受信し、ストリーム入力部1114へ伝えたり、代理実行装置1000との間のコマンド通信を行ったりする。
【0087】
切替器1117はチューナ1101とストリーム入力部1114のどちらからの信号を入力するかを切り替える。
【0088】
CPU1115はメモリ1111に格納された制御プログラムデータに基づき、リモコン受信部1110やトランスポートデコーダ1102、LANIF1112から得た情報を解析しながら上述の各機能モジュールの動作制御、切替を行う。またCPU1115はグラフィックメモリ1106に対して描画処理行って文字や図形などのグラフィック表示処理を行う。
【0089】
次にテレビ受信装置1100および代理実行装置1000の動作について、図12を用いて説明する。トランスコートデコーダ1102から前述のPMT情報を取得したテレビ受信装置1100の制御プログラムは、その内容を解析すると共に(1202)、代理実行装置1000に対して、代理実行要求コマンドを送信する(1203)。代理実行装置1000はテレビ受信装置1100に対して代理実行要求を受け付けたことを示すコマンドを送信した後に、テレビ受信装置に対してテレビ受信装置1100の持つデータ放送方式サポートに関する情報を要求する(1204)。
【0090】
説明中のテレビ受信装置1100はXML方式ベースのデータ放送のみ実行可能なので、
<DataBroadcast supporttype=”XML”/>
という情報が代理実行装置に対して送信される。
【0091】
次に代理実行装置1000からテレビ受信装置1100の持つ不揮発性メモリ(NVRAM)の内容を要求するコマンドがテレビ受信装置1100に対して送られ(1205)、テレビ受信装置1100から不揮発性メモリに格納されたデータが代理実行装置1000へ送られ、代理実行装置1000のメモリ11101に格納される。さらに代理実行装置1000からテレビ受信装置1100に対し現在の選局情報を問い合わせるコマンドを送り(1206)、テレビ受信装置1100からは現在選局中のチャンネルの情報が代理実行装置1000へと送られる。
【0092】
次に代理実行装置1000は、チューナ1001、トランスポートデコーダ1002を制御してテレビ受信装置1100と同じチャンネルの放送データを取得し、さらにPMTに含まれるアプリケーション情報テーブル(AIT)の情報を取得する(1207)。そしてストリーム生成部を制御してストリームの生成を開始すると共に、LANIFを介してテレビ受信装置1100へのストリーム配信を開始する(1208)。
【0093】
そして、テレビ受信装置1100にストリーム配信開始を告げるコマンドを送信する(1209)。そして代理実行装置1000の制御プログラムはAITの情報に基づきアプリケーションの実行を開始する(1210)。
【0094】
テレビ受信装置1100ではストリーム配信開始を伝えられると、切替器1117を制御して、ストリーム入力部からのストリームデータを入力するようにする。
【0095】
次に代理実行装置1000で実行しているJAVA(R)アプリケーションから不揮発メモリに対する書き込み要求があった場合の処理について説明する。図13は放送イベントが発生し(1301)、そのイベントを通知されたアプリケーションが、ある情報を不揮発メモリに保存するためのAPIを呼び出した場合を示している。代理実行装置1000の制御プログラムではこのAPIが呼び出されると(1304)、図12の1205で示した処理の中でテレビ受信装置1100から伝えられた不揮発メモリのコピー情報の書換え処理を行う(1305)。そして更にテレビ受信装置1100に対して不揮発メモリの書換えが行われたことを示すコマンドを送信する(1306)。このコマンドを受信したテレビ受信装置1100では、そのコマンドに応じた不揮発メモリの書換え処理を行う(1307)。
【0096】
次に代理実行装置1000で実行されているJAVA(R)アプリケーションから、他のチャンネルへの切替要求があった場合の動作について説明する。図13はリモコン入力に応じた処理をアプリケーションが行っている中で、選局切替要求APIが呼び出された場合を示している(1314)。代理実行装置1000の制御プログラムでは、この要求に対する処理を行い、チューナ1001、トランスポートデコーダ1002を制御して指定されたチャンネルを受信すると共に、その放送データに含まれるPMTを取得して、チャンネルで現在行われているデータ放送のデータ方式についての情報を取得する(1315)。そして、図12で示した処理の中でテレビ受信装置から受け取ったサポートするデータ放送方式の情報と比較し、一致していれば、つまりテレビ受信機1100単独で受信可能なデータ放送であると判断した場合には(1316)テレビ受信装置1100に対して選局切替要求コマンドを送信する(1317)。そして代理実行装置1000ではJAVA(R)アプリケーションの実行を終了する(1320)。
【0097】
一方選局切替要求コマンドを受けたテレビ受信装置1100では、切替器1117に対してチューナからの入力を選択するように指示する(1319)と共に、チューナおよびトランスポートデコーダに対してコマンドで指定されたチャンネルを選局するように指示を行う(1318)。
【0098】
尚、前述の説明では不揮発メモリへの書換え要求APIが呼ばれた直後にテレビ受信装置への書換え通知コマンドが送られるとしたが、必ずしもAPI呼び出し直後でなくてもよく、たとえば代理実行処理が終了する直前に全ての不揮発メモリの情報を代理実行装置からテレビ受信装置に対して送っても良い。
【0099】
この様に、本発明の各実施形態で示してきた代理実行装置は、何れの実施形態においてもテレビ受信装置の一部の機能モジュールを有効に利用しながら、JAVA(R)ベースデータ放送を受信・再生が行うことができるので、全く独立した受信装置を作るよりも受信機の構成をシンプルにし、コストを抑えられるというメリットもある。
【0100】
また、一般には新しい放送規格を受信するためにセットトップボックスと呼ばれる受信機を接続する場合が多いが、この場合に比べても、本形態によれば、テレビ受信装置のリモコンをそのまま使いつづけることが出来るため、ユーザーに操作方法に関する混乱を与えることなく、新しいサービスを利用できるというメリットもある。
【0101】
更に本発明の各実施形態では、代理実行装置からテレビ受信装置に対してリモコンキーの排他制御要求を出せるようになるので、数字キーを通常はチャンネル切替用のキーとして使用し、JAVA(R)アプリケーションで郵便番号を入力させるときだけは、数字入力用のキーとして使用するといった制御が可能となる。
【0102】
更に本発明の各実施形態では代理実行装置とテレビ受信装置との間で不揮発メモリの内容を同期化(一致)することが出来るので、たとえば、ある放送局がXML方式のデータ放送コンテンツとJAVA(R)ベースデータ放送コンテンツとの間でデータの受け渡しを行うような、コンテンツを作成した場合でも矛盾無く動作させることが出来るようになる。
【0103】
更に本発明の何れの実施形態においても、JAVA(R)アプリケーションの中から選局変更要求が出された場合に、その都度、テレビ受信機単体で実行可能なデータ放送であるか否かの判断が行われ、テレビ受信装置で実行できないデータ放送コンテンツの時だけ代理実行装置に代理実行の依頼をすることが出来るので、たとえば代理実行装置をユーザーに対して貸し出し、利用時間で課金するようなサービスを行った場合に、ユーザーにとっては無駄な利用料金を払わなくて良くなるというメリットも生まれる。
【0104】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、テレビ受信装置単独では受信・再生ができない方式のデータ放送が行われたとしても、テレビ受信装置に代理実行装置を接続するだけで、このデータ放送が受信可能となるので、新しい方式のデータ放送サービスを楽しむためにユーザーがテレビ受信機自体を買い換える必要が無くなる。
【0105】
また国内で主流のXMLベース方式のデータ放送受信機能を持ったテレビ受信装置でも、代理実行装置を接続するだけで、海外にて主流になっているJAVA(R)ベースのデータ放送受信機能を持たせることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレビ受信装置及び代理実行装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施例で仕様するリモコンをさらに詳しく示した図。
【図3】本発明の第1の実施形態でテレビ受信装置のCPU上で動作するソフトウェアの構成を示した図である。
【図4】テレビ受信装置および代理実行装置で実行される代理実行開始処理のシーケンスを示したチャート図である。
【図5】テレビ受信装置および代理実行装置で実行されるイベント転送制御処理のシーケンスを示したチャート図である。
【図6】テレビ受信装置および代理実行装置で実行される代理実行終了処理のシーケンスを示したチャート図である。
【図7】代理実行装置からテレビ受信装置に対して送信される排他キー登録コマンドの例を示した図である。
【図8】本発明の第2の実施形態におけるテレビ受信装置及び代理実行装置の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第2の実施形態におけるテレビ受信装置および代理実行装置の制御プログラムの処理の流れと相互の関係を示したチャート図である。
【図10】本発明の第3の実施形態における代理実行装置の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施形態におけるテレビ受信装置の構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施例におけるテレビ受信装置および代理実行装置の制御プログラムの処理の流れと相互の関係を示したチャート図である。
【図13】本発明の第3の実施例におけるテレビ受信装置および代理実行装置の制御プログラムの処理の流れと相互の関係を示したチャート図である。

Claims (5)

  1. データ放送コンテンツとしてはマークアップ言語方式のものしか処理できない受信装置であって、
    テレビジョン放送波を受信して、該テレビジョン放送波から、映像データ及びデータ放送データが多重化されたデータストリームを生成する受信手段と、
    前記映像データに基づく映像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記データ放送データが、JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むか否かを判別する判別手段と、
    前記データ放送データが前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むと判別された場合に、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを実行可能な外部のアプリケーション実行装置に実行させる実行手段と、
    操作手段から受信した操作コマンドに応じて、前記受信手段及び前記表示制御手段の少なくとも何れかに対して、予め決められた処理を実行する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記実行手段が前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを実行しているときには、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムの中で排他制御要求されている操作コマンドに対しては、該操作コマンドに対応した処理を実行しないことを特徴とする受信装置。
  2. 前記操作コマンドは、前記操作手段に配されたキーの入力により送信され、
    前記制御手段は、前記キーの入力を認識した場合に、入力されたキーがデータ放送で使用されるキーか否かを判断し、データ放送で使用されるキーの場合には、前記キーに対応する操作コマンドに基づく処理コマンドを前記実行手段に送信することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記制御手段は、入力されたキーに対応する操作コマンドが、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムの中で排他制御要求されていない操作コマンドの場合には、前記キーに対応する操作コマンドに対応した処理を実行することを特徴とする請求項2記載の受信装置。
  4. 前記データ放送データは、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラム又はマークアップランゲージで記述されたデータを含み、
    前記データ放送データが前記マークアップランゲージで記述されたデータを含む場合に、
    前記マークアップランゲージで記述されたデータからグラフィックデータを生成し、該グラフィックデータに基づいた画像を前記表示手段に表示させるグラフィック処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3記載の受信装置。
  5. データ放送コンテンツとしてはマークアップ言語方式のものしか処理できない受信装置による受信方法であって、
    テレビジョン放送波を受信して、該テレビジョン放送波から、映像データ及びデータ放送データが多重化されたデータストリームを生成する受信ステップと、
    前記映像データに基づく映像を表示手段に表示させる表示ステップと、
    前記データ放送データが、JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むか否かを判別する判別ステップと、
    前記データ放送データが前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを含むと判別された場合に、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムを実行可能な外部のアプリケーション実行装置に実行させる実行ステップと、
    操作手段から受信した操作コマンドに応じて、前記受信ステップ及び前記表示ステップの少なくとも何れかのステップにおいて、予め決められた処理を実行する処理ステップとを有し、
    前記実行ステップにて前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムが実行されているときには、前記JAVA(R)言語で記述されたプログラムの中で排他制御要求されている操作コマンドに対しては、該操作コマンドに対応した処理は、前記処理ステップにて実行されないことを特徴とする受信方法。
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