JP4370839B2 - 再封可能な包装容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、再封可能な包装容器、さらに詳しくいえば、主として病院で注射のさいの消毒等に使用されるアルコール含浸脱脂綿を収容し、脱脂綿取り出し後再封することができる包装容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002−697号公報
病院では注射のさいの消毒等に使用される高濃度アルコール含浸脱脂綿は、従来上記特許文献1に開示されているように、包装容器に密封されている。この包装容器を開封し、開封状態で密閉可能な蓋を有する備えつけの収納容器にそのまま入れ、アルコール含浸脱脂綿を使用するさいには、蓋を開いてアルコール含浸脱脂綿を逐次取り出し、アルコール含浸脱脂綿がなくなると、アルコール脱脂綿が詰められた新たな包装容器と交換していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来のアルコール含浸脱脂綿入り密封包装容器は、開封後別の蓋付き収納容器に入れる必要があり、その作業が面倒であるばかりか、2種類の容器を用意しなければならず、不経済でもあった。
【0004】
本発明の目的は、1種類の容器でアルコール含浸脱脂綿等の内容物を詰めた状態では完全密封でき、開封後内容物を逐次取り出した後は再封可能な包装容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が、蓋を開閉すべき部分のみに存在し、蓋の残存すべき閉鎖部分側に、蓋押さえ板の端縁にそって帯状ばね板が配され、その両端部がフランジ上面に重なりうる形状に形成せられてコ状クリップによりフランジに挟み止められ、蓋押さえ板にばね板側に突出しかつ斜め上方にのびている取っ手が設けられ、取っ手の下部にばね板厚さに相当する巾の水平切欠部が設けられ、切欠部にばね板がその巾方向に密に嵌め入れられており、蓋押さえ板の周縁の一部で取っ手の反対側に水平突出状摘みが一連に設けられ、蓋押さえ板の摘みにスロットが設けられるとともに、蓋の摘みが蓋押さえ板の摘みの下面に重ねられかつその先端部が下からスロットを通されて蓋押さえ板の摘みの上面に折返し、係止せられているものである。
【0006】
請求項2の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋が容器本体の開口部相当部に凹陥部を有し、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを一連に備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋開閉用部は、容器本体のフランジ上面と重なる上平坦部と、容器本体の凹陥部底面と重なる下平坦部と、上平坦部と下平坦部をつなぐ第1傾斜部と、蓋閉鎖用部と下平坦部をつなぐ第2傾斜部とを有し、上平坦部の外縁の一部で蓋閉鎖用部の反対側に水平突出状摘みが一連に設けられ、蓋押さえ板の摘みにスロットが設けられるとともに、蓋の摘みが蓋押さえ板の摘みの下面に重ねられかつその先端部が下からスロットを通されて蓋押さえ板の摘みの上面に折返し係止せられかつ蓋開閉部の摘みの両側方にフランジ下面に対し係脱自在な係合爪が設けられており、第2傾斜部と蓋閉鎖用部との境界および第2傾斜部と下平坦部との境界の少なくともいずれか一方において蓋開閉用部が折り曲げ自在となされているものである。
【0007】
請求項3の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋開閉用部の周縁の一部で蓋閉鎖用部の反対側に、容器本体のフランジ下面に対し係脱自在な係合爪が設けられ、蓋の摘みが係合爪と重ならないように位置せしめられており、蓋開閉用部が蓋閉鎖用部に対して折り曲げ自在となされているものである。
【0008】
請求項4の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋の突出状摘みが水平で蓋閉鎖用部の反対側に位置しかつこれにスロットが設けられるとともに、蓋開閉用部の周縁の一部にスロットに上からはめ入れられて下方にのびる垂下状摘みが設けられており、蓋開閉用部が蓋閉鎖用部に対して折り曲げ自在となされているものである。
【0009】
請求項5の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋の周縁の一部に突出状摘みが一連に設けられており、蓋が容器本体の開口部相当部分に凹陥部を有し、蓋押さえ板の端に略L形でその水平部を容器本体の下面にそわしめた脚部を設けることにより、蓋押さえ板の容器本体への取り付けが摺動自在な取り付けとなされており、蓋押さえ板の蓋開放のための摺動時、蓋の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板に蓋の凹陥部の垂直壁に当接するストッパ部が設けられているものである。
【0010】
請求項6の発明は、上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋の周縁の一部に突出状摘みが一連に設けられており、容器本体の両側フランジが眞直であり、蓋押さえ板の両側にL形でその水平部をフランジ下面にそわしめた案内部を設けることにより、蓋押さえ板の容器本体への取り付けが摺動自在な取り付けとなされており、蓋押さえ板の蓋開放のための摺動時、蓋の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板に蓋の凹陥部の垂直壁に当接するストッパ部が設けられているものである。
【0011】
容器本体は、通常アルミニウム箔製であり、アルミニウム箔の内面に蓋への熱融着用易剥離性熱可塑性樹脂膜が形成せられるとともに、外面に保形用エポキシ系樹脂層が設けられたものであるが、全体が合成樹脂製であってもよい。しかしながら、アルミニウム箔は、バリヤ性を有しアルコールを揮発通過せしめないので、アルミニウム箔製の方が好ましい。
【0012】
熱封緘蓋は通常アルミニウム箔の下面に容器本体への熱融着用易剥離性熱可塑性樹脂膜が形成せられたもので、アルミニウム箔の上面には、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂層が形成せられている。しかしながら、蓋は必ずしもアルミニウム箔製でなくてもよく、鉄箔、銅箔等のバリヤ性を有する他の金属箔でもよいし、場合によっては合成樹脂製のものも使用可能である。蓋押さえ板の材料の具体例としては、ポリプロピレン、ポリエチレンのような合成樹脂があげられ、その厚さは50〜1000μmが適当である。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。
【0014】
実施形態1
この実施形態は、図1ないし図4に示すもので、図示の再封可能な包装容器は、上縁にフランジ(1)を有する容器本体(2)と、下面にフランジ(1)への熱融着用易剥離性熱可塑性樹脂膜が形成せられたアルミニウム箔(3)製熱封緘蓋(4)と、蓋(4)の上面に重ねられかつ蓋(4)全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体(2)に取り付けられている蓋押さえ板(5)とよりなり、蓋(4)の周縁の一部に突出状摘み(6)が一連に設けられているものである。
【0015】
容器本体(2)は、平面からみて4隅の角が丸くなった長方形のアルミニウム箔製であり、アルミニウム箔の内面に蓋(4)への熱融着用易剥離性熱可塑性樹脂膜が形成せられるとともに、外面にエポキシ樹脂層が設けられたものである。また、蓋(4)のアルミニウム箔(3)の上面には、PET層が形成せられている。アルミニウム箔(3)製蓋(4)は、容器本体(2)の開口部相当部分に凹陥部(7)を有しているが、平らなものも用いうる。
【0016】
蓋押さえ板(5)は、ポリプロピレン製であり、その厚さは200μmであって、蓋(4)を開閉すべき部分のみに存在する。蓋(4)の残存すべき閉鎖部分側には、蓋押さえ板(5)の端縁にそって帯状ばね板(8)が配され、その両端部がフランジ(1)上面に重なりうる形状に形成せられてコ状クリップ(9)によりフランジ(1)に挟み止められている。蓋押さえ板(5)には、ばね板(8)側に突出しかつ斜め上方にのびている取っ手(10)が設けられ、取っ手(10)の下部にばね板厚さに相当する巾の水平切欠部(11)が設けられ、切欠部(11)にばね板(8)がその巾方向に密に嵌め入れられている。蓋押さえ板(5)の周縁の一部で取っ手(10)の反対側には、水平突出状摘み(12)が一連に設けられ、蓋押さえ板(5)の摘み(12)にスロット(13)が設けられるとともに、蓋の摘み(6)が蓋押さえ板(5)の摘み(12)の下面に重ねられかつその先端部が下からスロット(13)を通されて蓋押さえ板(5)の摘み(12)の上面に折返し係止せられている。
【0017】
取っ手(10)は、容器本体(2)の4隅のうちの1隅に向けてのびており、蓋押さえ板(5)の摘み(12)はその対角線上の隅から突出するように存在する。蓋押さえ板(5)には、蓋(4)の凹陥部(7)に合致する凹陥部(14)が形成せられている。
【0018】
つぎに、上記再封可能な包装容器の使用の仕方について説明する。
【0019】
内容物であるアルコール含浸脱脂綿を容器本体(2)に詰めると、熱封緘蓋(4)をアルミニウム箔(3)下面の易剥離性熱可塑性樹脂層により容器本体(2)のフランジ(1)に加熱融着せしめて包装容器を密閉する(図1)。そして、アルコール含浸脱脂綿を容器本体(2)から取り出すさいは、蓋(4)の摘み(6)を蓋押さえ板(5)の摘み(12)のスロット(13)から抜き、取っ手(10)を押し下げて蓋押さえ板(5)を持ち上げ、摘み(6)を持ちその反対側の容器本体(2)の隅に向けて蓋(4)を容器本体(2)から剥離していくと、蓋押さえ板(5)の端縁において、蓋(4)を容器本体(2)の残りの側に折り曲げることができる。これにより、蓋(4)全体においてその半分を超える面積分容器本体(2)が開放せられるから、容器本体(2)に詰められているアルコール含浸脱脂綿を無理なく取り出すことができる。包装容器を再封する場合は、取っ手(10)を持ち上げるとともに蓋押さえ板(5)を手で容器本体(2)に向かって押さえ込むと、蓋(4)はフランジ(1)上に戻る。すると、蓋(4)の開放すべき部分(a)は剥離されてはいるが、残存すべき閉鎖部分(b)は容器本体(2)に固く融着しているので、ここに再封することができる。この後、アルコール含浸脱脂綿を取り出したい場合は、図4に示すように、蓋(4)の摘み(6)の先端部を最初のように蓋押さえ板(5)の摘み(12)の上面に係止し、取っ手(10)を押し下げて蓋押さえ板(5)を持ち上げれば、再び蓋(4)を開くことができる。
【0020】
実施形態2
この実施形態は、図5ないし図8に示すもので、実施形態1と蓋押さえ板および蓋の摘みの構造が異なる。すなわち、この実施形態の蓋押さえ板(15)は、蓋開閉用部(16)と蓋閉鎖用部(17)とを一連に備え、蓋閉鎖用部(17)には、容器本体(2)のフランジ(1)下面に対するL形係止部(18)が一対対向状に設けられ、蓋開閉用部(16)は、容器本体(2)のフランジ(1)上面と重なる上平坦部(16a)と、容器本体(2)の凹陥部(7)底面と重なる下平坦部(16c)と、上平坦部(16a)と下平坦部(16c)をつなぐ第1傾斜部(16b)と、蓋閉鎖用部(17)と下平坦部(16c)をつなぐ第2傾斜部(16d)とを有し、上平坦部(16a)の外縁の一部で蓋閉鎖用部(17)の反対側に水平突出状摘み(21)が一連に設けられ、蓋押さえ板(15)の摘み(21)にスロット(20)が設けられるとともに、蓋(4)の摘み(19)が蓋押さえ板(15)の摘み(21)の下面に重ねられかつその先端部が下からスロット(20)を通されて蓋押さえ板(15)の摘み(19)の上面に折り返し係止せられかつ蓋押さえ板(15)の摘み(21)の両側方にフランジ(1)下面に対し係脱自在な係合爪(22)が設けられており、第2傾斜部(16d)と下平坦部(16b)との境界において蓋開閉用部(16)が折り曲げ自在となるように同境界の裏側にV溝(28)が設けられているものである。
【0021】
蓋閉鎖用部(17)において、両側の係止部(18)から第2傾斜部(16d)の上端両側まで内向き斜めに巾が狭められ、第2傾斜部(16d)の上端両側から両側の係合爪(22)にかけて平行直線状となされている。
【0022】
この実施形態において、開封する場合は、蓋(4)の摘み(19)を蓋押さえ板(15)の摘み(21)のスロット(20)から抜き、蓋開閉用部(16)を持ち上げると、蓋押さえ板(15)はV溝(28)部分において他より薄肉となっているので、蓋開閉用部(16)を蓋閉鎖用部(17)の方へ折り曲げることができる。つぎに蓋(4)の摘み(19)を持ち、摘み(19)の反対側の容器本体(2)の隅に向け、蓋(4)を容器本体(2)から剥離し、先に折り曲げた蓋開閉用部(16)に重ねる。これにより、蓋(4)全体においてその半分を超える面積分容器本体(2)が開放せられる。包装容器を再封する場合は、蓋押さえ板(15)を手で容器本体(2)に向かって押さえ込むと、蓋(4)はフランジ(1)上に戻る。すると、蓋(4)の開放すべき部分(a)は剥離されてはいるが、残存すべき閉鎖部分(b)は容器本体(2)に固く融着しているので、ここに再封することができる。再び蓋(4)を開きたい場合は、その摘み(19)を実施形態1の場合と同様にした後、図8に示すように、蓋押さえ板(15)と一緒に開く。蓋(4)を閉じる場合は、蓋押さえ板(15)と一緒に閉じればよい。
【0023】
第2傾斜部(16d)と蓋閉鎖用部(17)の境界の表側にもV溝を設けてもよいし、前記V溝(28)の代わりにこのV溝のみでもよい。また溝の横断面はV形に限らず、要するにこの部分が他の部分より薄肉になってさえおればよい。
【0024】
実施形態3
この実施形態は、図9ないし図12に示すもので、実施形態1と蓋押さえ板および蓋の摘みの構造が異なる。すなわち、この実施形態の蓋押さえ板(23)は、蓋開閉用部(24)と蓋閉鎖用部(25)とを備えかつ蓋開閉用部(24)は蓋閉鎖用部(25)に対して折り曲げ自在となされており、蓋閉鎖用部(24)には、容器本体(2)のフランジ(1)下面に対するL形係止部(26)が一対対向状に設けられるとともに、両者の眞中にこれらより長いL形係止部(27)が設けられ、蓋開閉用部(24)の周縁の一部で蓋閉鎖用部(25)の反対側に、容器本体(2)のフランジ(1)下面に対し係脱自在な係合爪(29)が設けられ、蓋の摘み(30)が係合爪(29)と重ならないように位置せしめられているものである。
【0025】
蓋閉鎖用部(25)の外縁には、L形係止部(26)の垂直部を含む垂下縁部(31)が設けられている。蓋開閉用部(24)が蓋閉鎖用部(25)に対して折り曲げ自在となるように、蓋開閉用部(24)と蓋閉鎖用部(25)との境界裏側にV溝(32)が設けられている。
【0026】
蓋押さえ板(23)の両側には、溝(32)の両端に向かって切り欠き(33)が設けられている。
【0027】
この実施形態において、開封する場合は、まず、蓋開閉用部(24)の係合爪(29)を容器本体(2)のフランジ(1)から外し、係合爪(29)を持って蓋開閉用部(24)を蓋閉鎖用部(25)の方に持ち上げる。つぎに、摘み(30)を持って蓋(4)を容器本体(2)のフランジ(1)から剥離し、図12に示すように、先に持ち上げた蓋開閉用部(24)に重ねる。包装容器を再封する場合は、蓋開閉用部(24)を手で容器本体(2)に向かって押さえ込むと、蓋(4)はフランジ(1)上に戻る。すると、蓋(4)の開放すべき部分(a)は剥離されてはいるが、残存すべき閉鎖部分(b)は容器本体(2)に固く融着しているので、ここに再封することができる。
【0028】
実施形態4
この実施形態は、図13および図14に示すもので、実施形態3とつぎの点が異なる。すなわち、この実施形態では、蓋(4)の突出状摘み(34)が水平で蓋閉鎖用部(25)の反対側に位置しかつこれにスロット(35)が設けられるとともに、蓋開閉用部(24)の周縁の一部にスロット(35)に上からはめ入れられて下方にのびる垂下状摘み(36)が設けられており、さらに蓋開閉用部(24)の両側縁に蓋閉鎖用部(25)の垂下縁部(31)と同様の垂下縁部(37)が設けられている点で実施形態3と異なる。 そして、実施形態1と同様に蓋開閉用部(24) を持ち上げた後に蓋(4)を開く。また蓋開閉用部(24)を手で押し下げて蓋(4)を再封する。
【0029】
実施形態5
この実施形態は、図15ないし図18に示すもので、図示の再封可能な包装容器は、蓋(4)が容器本体(2)の開口部相当部分に凹陥部(7)を有し、蓋押さえ板(38)の端に略L形でその水平部(39a)を容器本体の下面にそわしめた脚部(39)を設けることにより、蓋押さえ板(38)の容器本体(2)への取り付けが摺動自在な取り付けとなされており、蓋押さえ板(38)の蓋開放のための摺動時、蓋(4)の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板(38)に蓋(4)の凹陥部(7)の垂直壁に当接するストッパ部(40)が設けられているものである。
【0030】
蓋押さえ板(38)には、脚(39)の基部の反対側に、巾方向にのびた楕円状の凹陥部(41)が蓋(4)の凹陥部(7)の一端部に嵌まるように設けられており、脚(39)の基部に対向する凹陥部(41)の壁がストッパ部(40)となされている。蓋押さえ板(38)の巾は、凹陥部(41)寄りの部分から脚(39)のある端側にかけて狭く形成せられ、脚(39)はこの巾の狭い部分と同巾となされ、さらに脚(39)の垂直部(39b)は、上端から高さの中程まで両側が斜めになって次第にその巾が狭められ、高さの中程から水平部(39a)にかけては同じ狭い巾となされている。また、蓋(4)の摘み(42)は、脚(39)の基部と反対側における容器本体(2)の片隅に位置せしめられている。蓋押さえ板(38)の巾の中央には、脚(39)の基部寄りから凹陥部(41)の一部にかけて窓(46)があけられている。
【0031】
この実施形態において、開封する場合は、蓋押さえ板(38)の脚(39)の垂直部(39b)を持って引っ張ると、ストッパ部(40)が蓋(4)の凹陥部(7)の垂直壁に当接したところで、蓋押さえ板(38)は移動し得なくなる。そこで、つぎに、摘み(42)を持ち蓋(4)を容器本体(2)のフランジ(1)から剥離し持ち上げていくと、引き出された蓋押さえ板(38)に蓋(4)が当たってそれ以上は剥離できなくなる。ここで蓋(4)全体の半分を超える面積分容器本体(2)が開放せられたことになる。包装容器を再封する場合は、蓋押さえ板(38)の脚(39)の垂直部(39b)を手で容器本体(2)に向かって押すと、蓋(4)はフランジ(1)上に戻る。すると、蓋(4)の開放すべき部分は剥離されてはいるが、残存すべき閉鎖部分は容器本体(2)に固く融着しているので、ここに再封することができる。
【0032】
実施形態6
この実施形態は、図19ないし図22に示すもので、図示の再封可能な包装容器は、容器本体(2)の両側フランジ(1)が眞直であり、蓋押さえ板(43)の両側にL形でその水平部をフランジ(1)下面にそわしめた案内部(44)を設けることにより、蓋押さえ板(43)の容器本体(2)への取り付けが摺動自在な取り付けとなされているものである。蓋押さえ板(43)の蓋開放のための摺動時、蓋(4)の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板(43)に蓋(4)の凹陥部(7)の垂直壁に当接するストッパ部(40)が設けられている点および蓋(4)の摘み(42)の位置は実施形態5と同様である。蓋押さえ板(43)の凹陥部(41)の反対側には、指掛け孔(45)があけられている。
【0033】
この実施形態において、開封する場合は、蓋押さえ板(43)の指掛け孔(45)に指を掛けて蓋押さえ板(43)を引っ張る。すると、ストッパ部(40)が蓋(4)の凹陥部(7)の垂直壁に当接したところで、蓋押さえ板(43)は移動し得なくなる。そこで、つぎに、摘み(42)を持ち蓋(4)を容器本体(2)のフランジ(1)から剥離し持ち上げていくと、引き出された蓋押さえ板(43)に蓋(4)が当たってそれ以上は剥離できなくなる。ここで蓋(4)全体の半分を超える面積分容器本体(2)が開放せられたことになる。包装容器を再封する場合は、蓋押さえ板(43)の引き出し端を手で容器本体(2)に向かって押すと、蓋(4)は元に戻る。すると、蓋(4)の開放すべき部分は剥離されてはいるが、残存すべき閉鎖部分は容器本体(2)に固く融着しているので、ここに再封することができる。
【0034】
なお、上記実施の形態1〜6において、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板は、繰り返しての開閉により蓋が破損したような場合、新しい蓋付き容器本体に移し替えて使用することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明の再封可能な包装容器によれば、蓋は熱封緘蓋であるから、アルコール含浸脱脂綿等の内容物を詰めた状態の容器本体を完全密封でき、また開封時は蓋の周縁の一部に突出状に設けられた摘みにより容器本体から蓋を容易に剥離できる。また、このような蓋だけでは、剥離時に蓋にしわが寄ったりするばかりか、いったん開封すると、蓋としての保形力がないために再封不可能であるが、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板が存在するので、蓋の形態を保持せしめ得て密封に近い状態となし得、脱脂綿に含浸せられたアルコールの揮発を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の開封前の状態を示す斜視図である。
【図2】 図1のII−II線にそう垂直断面図である。
【図3】 図1のIII−III線にそう垂直断面図である。
【図4】 本発明の実施形態1の開封後の状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態2の開封前の状態を示す斜視図である。
【図6】 図5のVI−VI線にそう垂直断面図である。
【図7】 図5のVII−VII線にそう垂直断面図である。
【図8】 本発明の実施形態2の開封後の状態を示す斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態3の開封前の状態を示す斜視図である。
【図10】 図9のX−X線にそう垂直断面図である。
【図11】 図9のXI−XI線にそう垂直断面図である。
【図12】 本発明の実施形態3の開封後の状態を示す斜視図である。
【図13】 本発明の実施形態4の開封前の状態を示す斜視図である。
【図14】 本発明の実施形態4の開封後の状態を示す斜視図である。
【図15】 本発明の実施形態5の開封前の状態を示す斜視図である。
【図16】 図15のXVI−XVI線にそう垂直断面図である。
【図17】 図15のXVII−XVII線にそう垂直断面図である。
【図18】 本発明の実施形態5の開封後の状態を示す斜視図である。
【図19】 本発明の実施形態6の開封前の状態を示す斜視図である。
【図20】 図19のXX−XX線にそう垂直断面図である。
【図21】 図19のXXI−XXI線にそう垂直断面図である。
【図22】 本発明の実施形態6の開封後の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1):フランジ
(2):容器本体
(3):アルミニウム箔
(4):熱封緘蓋
(5)(15)(23)(38)(43):蓋押さえ板
(6)(19)(30)(34)(42):蓋の摘み
(7):蓋の凹陥部
(8):帯状板ばね
(9):クリップ
(10):取っ手
(11):切欠部
(12)(21):蓋押さえ板の摘み
(13)(41):蓋押さえ板の凹陥部
(16)(24):蓋開閉用部
(16a):上平坦部
(16b):第1傾斜部
(16c):下平坦部
(16d):第2傾斜部
(17)(25):蓋閉鎖用部
(18)(26)(27):L形係止部
(20)(35):スロット
(22)(29):係合爪
(34):蓋開閉用部の摘み
(36):垂下状摘み
(39):脚部
(39a):脚部の水平部
(39b):脚部の垂直部
(40):ストッパ部
(44):案内部
(45):指掛け孔
(a):開放すべき部分
(b):残存すべき閉鎖部分
Claims (6)
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が、蓋を開閉すべき部分のみに存在し、蓋の残存すべき閉鎖部分側に、蓋押さえ板の端縁にそって帯状ばね板が配され、その両端部がフランジ上面に重なりうる形状に形成せられてコ状クリップによりフランジに挟み止められ、蓋押さえ板にばね板側に突出しかつ斜め上方にのびている取っ手が設けられ、取っ手の下部にばね板厚さに相当する巾の水平切欠部が設けられ、切欠部にばね板がその巾方向に密に嵌め入れられており、蓋押さえ板の周縁の一部で取っ手の反対側に水平突出状摘みが一連に設けられ、蓋押さえ板の摘みにスロットが設けられるとともに、蓋の摘みが蓋押さえ板の摘みの下面に重ねられかつその先端部が下からスロットを通されて蓋押さえ板の摘みの上面に折返し、係止せられている再封可能な包装容器。
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、 蓋が容器本体の開口部相当部に凹陥部を有し、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを一連に備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋開閉用部は、容器本体のフランジ上面と重なる上平坦部と、容器本体の凹陥部底面と重なる下平坦部と、上平坦部と下平坦部をつなぐ第1傾斜部と、蓋閉鎖用部と下平坦部をつなぐ第2傾斜部とを有し、上平坦部の外縁の一部で蓋閉鎖用部の反対側に水平突出状摘みが一連に設けられ、蓋押さえ板の摘みにスロットが設けられるとともに、蓋の摘みが蓋押さえ板の摘みの下面に重ねられかつその先端部が下からスロットを通されて蓋押さえ板の摘みの上面に折返し係止せられかつ蓋開閉部の摘みの両側方にフランジ下面に対し係脱自在な係合爪が設けられており、第2傾斜部と蓋閉鎖用部との境界および第2傾斜部と下平坦部との境界の少なくともいずれか一方において蓋開閉用部が折り曲げ自在となされている再封可能な包装容器。
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋開閉用部の周縁の一部で蓋閉鎖用部の反対側に、容器本体のフランジ下面に対し係脱自在な係合爪が設けられ、蓋の周縁の一部に一連に設けられている突出状摘みが係合爪と重ならないように位置せしめられており、蓋開閉用部が蓋閉鎖用部に対して折り曲げ自在となされている再封可能な包装容器。
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋押さえ板が蓋開閉用部と蓋閉鎖用部とを備え、蓋閉鎖用部には、容器本体のフランジ下面に対するL形係止部が少なくとも一対対向状に設けられ、蓋の突出状摘みが水平で蓋閉鎖用部の反対側に位置しかつこれにスロットが設けられるとともに、蓋開閉用部の周縁の一部にスロットに上からはめ入れられて下方にのびる垂下状摘みが設けられており、蓋開閉用部が蓋閉鎖用部に対して折り曲げ自在となされている再封可能な包装容器。
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋の周縁の一部に突出状摘みが一連に設けられており、蓋が容器本体の開口部相当部分に凹陥部を有し、蓋押さえ板の端に略L形でその水平部を容器本体の下面にそわしめた脚部を設けることにより、蓋押さえ板の容器本体への取り付けが摺動自在な取り付けとなされており、蓋押さえ板の蓋開放のための摺動時、蓋の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板に蓋の凹陥部の垂直壁に当接するストッパ部が設けられている再封可能な包装容器。
- 上縁にフランジを有する容器本体と、熱封緘蓋と、蓋の上面に重ねられかつ蓋全体の半分を超える面積部分を開閉しうるように、容器本体に取り付けられている蓋押さえ板とよりなり、蓋の周縁の一部に突出状摘みが一連に設けられており、容器本体の両側フランジが眞直であり、蓋押さえ板の両側にL形でその水平部をフランジ下面にそわしめた案内部を設けることにより、蓋押さえ板の容器本体への取り付けが摺動自在な取り付けとなされており、蓋押さえ板の蓋開放のための摺動時、蓋の残存すべき閉鎖部分が得られるように、蓋押さえ板に蓋の凹陥部の垂直壁に当接するストッパ部が設けられている再封可能な包装容器。
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