JP4368174B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビデオカメラ又はカメラ等の撮像装置に関し、特に撮像素子を備える撮像部により撮像された画像を表示するモニタ部を備える撮像装置に関する。
撮像装置は、光を電気信号に変換する撮像素子を備える撮像部により撮像された画像を表示するモニタ部を備えており、撮像者は、モニタ部に表示される画像を確認することにより、撮像が正常に行われていることを知ることができ、所望する被写体の画像を記録することができる(特許文献1)。
図6は、従来の撮像装置を模式的に示す斜視図である。撮像装置が備える略直方体形状の本体部203は、レンズ、及び光を電気信号に変換するCCDのような撮像素子210夫々を備える撮像部201、及び撮像部201により撮像された画像を表示する液晶ディスプレイのようなモニタ部202を有する。モニタ部202は、本体部203に連結支持軸204を介して連結されており、本体部203の左側面205にモニタ部202の表示部220を対向させて閉じた状態から、図6中、A方向に略90度開閉できるように構成されている。更に、連結支持軸204は、連結支持軸204に直交的な直線を軸としてモニタ部202を図6中B方向に回動可能としている。撮像素子210及び表示部220の形状は長方形であり、本体部203を正立させた状態にある場合、撮像素子210及び表示部220の向きが横向きになるように構成されている。
このように構成される撮像装置においては、本体部203からモニタ部202を略90度開き、適宜モニタ部202をB方向に回動させることにより、撮像者は楽な姿勢で、撮像画像をモニタ部202により確認しながら被写体を撮像することができる。
特開2001−218087号公報
しかしながら、従来の撮像装置においては、モニタ部202の開閉方向に回動可能な角度が90度に制限されているため、特殊な撮像態様に対応できず、好適に撮像装置を操作し撮像することができないという問題があった。
また、モニタ部202を利用しながら被写体を撮像する場合であって縦撮りをしたいとき、つまり、撮像素子210を縦向きにした状態で撮像したいとき、図6(b)に示すように撮像装置を90度回転させ、本体部203を横向きにした状態で撮像する必要があるため、撮像者は無理な撮像姿勢を強いられるという問題があった。
更に、従来の撮像装置においては、図6(a)に示すように背面視で本体部203の左側面側にモニタ部202が位置するため、左利きの撮像者が左手で本体部203を把持し、撮像装置を使用する場合、左手によって表示部220が遮られ、好適に撮像装置を用いて撮像することができないという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、モニタ部が180度を超えて開閉できるように構成し、本体部に対してモニタ部を配置することができる範囲を広げることにより、特殊な撮像態様であっても好適に撮像装置を操作することが可能となる撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、横撮り又は縦撮り、即ち撮像素子を横向き又は縦向きにして撮像する場合であっても、本体部を正立させた状態、即ち撮像に最も適した本体部の姿勢を維持したまま撮像することができ、好適に撮像装置を操作することが可能となる撮像装置を提供することを他の目的とする。
更に、本発明は、左利きの撮像者であっても、右利きの撮像者が撮像装置を用いて撮像する場合と同程度のモニタ部の視認性を得ることが可能となる撮像装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係る撮像装置は、略長方形の撮像素子を有する撮像部と、該撮像素子と相似な長方形の表示部を有するモニタ部と、把持部が形成されている本体部とを備え、前記モニタ部は前記本体部に対して回動して開閉する撮像装置において、前記撮像部は、該撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動軸として、前記本体部に回動可能に取り付けられており、前記モニタ部は、前記表示部の長辺方向と、前記撮像素子の長辺方向とが略平行になるように前記撮像部に連結され、各長辺方向を略平行に保ったまま180度を超える開閉が可能であり、更に、前記撮像部により撮像された画像を回転させる画像処理手段と、該画像処理手段にて回転した画像を記録媒体に記録する記録再生信号処理回路と、前記撮像部により撮像された画像であって、前記画像処理手段にて回転させる前の画像をモニタ部に出力するビデオ出力回路とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置において、前記モニタ部は、前記撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動に係る中心として開閉することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、略長方形の撮像素子を有する撮像部と、該撮像素子と相似な長方形の表示部を有するモニタ部と、把持部が形成されている本体部とを備え、前記モニタ部は前記本体部に対して回動して開閉する撮像装置において、前記撮像部は、該撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動軸として、前記本体部に回動可能に取り付けられており、前記モニタ部は、前記表示部の長辺方向と、前記撮像素子の長辺方向とが略平行になるように前記撮像部に連結され、各長辺方向を略平行に保ったまま90度を超える開閉が可能であり、更に、前記撮像部により撮像された画像を回転させる画像処理手段と、該画像処理手段にて回転した画像を記録媒体に記録する記録再生信号処理回路と、前記撮像部により撮像された画像であって、前記画像処理手段にて回転させる前の画像をモニタ部に出力するビデオ出力回路とを備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置は、前記モニタ部を、前記モニタ部の回動に係る軸に直交的な直線を軸として回動させる回動手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る撮像装置において、前記本体部は、前記撮像部の光軸に交差的な側面に操作部を有することを特徴とする。
本発明にあっては、モニタ部が180度を超えて開閉可能であるため、従来の撮像装置に比べ、本体部に対してモニタ部を配置することができる範囲が広がり、撮像者の撮像態様に応じて最適な位置にモニタ部を配置することができる。
本発明にあっては、撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動に係る中心として、モニタ部が90度又は180度を超えて開閉可能であるため、従来の撮像装置に比べ、本体部に対してモニタ部を配置することができる範囲が広がり、撮像者の撮像態様に応じて最適な位置にモニタ部を配置することができる。
本発明にあっては、撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動軸として撮像部が回動可能であり、モニタ部が撮像部に連結しているため、本体部に対してモニタ部が開閉方向に回動する場合、モニタ部の回動に連動して撮像部も回動する。従って、本体部を正立させた状態を維持したまま、撮像部が備える撮像素子を横向き及び縦向きにして被写体を撮像することが可能となる。例えば、背面視で本体部の左側面側にモニタ部が位置する状態で、長方形の撮像素子が横向きである場合、モニタ部を略90度回動させ、本体部の上面側に配置することにより、本体部を正立させた状態を維持したまま、縦撮り、即ちモニタ部及び撮像素子を縦向きにして撮像することが可能となる。なお、モニタ部を回動させた場合であっても、本体部が正立した状態においては、撮像者から見て正立した被写体の画像がモニタ部に表示される。
また、本体部に対してモニタ部を回動させることにより、背面視で本体部の左側面側から右側面側にモニタ部を略180度回動させ、配置することが可能となる。この場合、撮像素子は略180度回動するが、撮像素子の長短方向は変化しない。例えば、背面視で本体部の左側面側にモニタ部が位置する状態において、長方形の撮像素子が横向きである場合、本体部の右側面側にモニタ部を回動させ、配置するとき、撮像素子はおよそ略180度回動するが、撮像素子の向きは横向きのままである。従って、左手の撮像者が左手で本体部を把持する場合であっても、右利きの撮像者が右手で本体部を把持する場合と同程度のモニタ部の視認性を得ることが可能となる。つまり、背面視で本体部の右側面側にモニタ部を移動させることにより、本体部を左手で把持する際、モニタ部が左手で遮られることがなく、また、背面視で本体部の左側面側にモニタ部を移動させることにより、本体部を右手で把持する際、モニタ部が右手で遮られることがなくなる。
更に、モニタ部を本体部の右側面側又は左側面側のいずれに配置する場合であっても、本体部が正立した状態においては、撮像者から見て正立した被写体の画像がモニタ部に表示される。
更にまた、撮像部を回動させるための軸と本体部に対するモニタ部の開閉に係る軸とを共有化できる。
本発明にあっては、モニタ部の回動に係る軸に直交的な直線を軸として、モニタ部が回動するため、本体部に配置されたモニタ部が備える表示部の向きを適宜変えることができる。
本発明にあっては、撮像部の光軸に交差的な側面、即ち本体部の正面側又は背面側の側面に操作部を有するため、撮像者が左手で撮像装置を操作する場合であっても、右手で撮像装置を操作する場合と同程度の操作性を得ることが可能になる。
本発明にあっては、撮像された画像を適宜回転させることができる。例えば、本体部の上面側にモニタ部を回動させ、本体部を正立させた状態で撮像する場合、モニタ部に連動して回動する撮像部は、モニタ部が本体部の側面側に位置する状態にある撮像素子を略90度回動させた状態にあるため、撮像された像は略90度回転した状態で記録され、又は出力されるが、撮像された画像を、画像処理手段によって90度回転させる画像処理を行うことにより、被写体が正立した状態にある画像を記録し、又は出力することが可能となる。同様に、背面視で、本体部の左側面側から右側面側にモニタ部を回動させ、本体部を正立させた状態で撮像する場合、モニタ部に連動して回動する撮像素子は、モニタ部が本体部の左側面側に位置する状態にある撮像素子を略180度回動させた状態にあるため、撮像された画像は略180度回転した状態で記録され、又は出力されるが、撮像された画像を、画像処理手段によって180度回転させる画像処理を行うことによって、被写体が正立した状態にある画像を記録し、又は出力することが可能となる。
本発明に係る撮像装置にあっては、撮像者の撮像態様に応じて、最適な位置にモニタ部を配置することができ、撮像装置を好適に操作することが可能となる。
本発明に係る撮像装置にあっては、本体部が正立した状態、つまり撮像に最も適した本体部の姿勢を維持したまま、縦撮り及び横撮り、即ち長方形の撮像素子を縦向き及び横向きにし、被写体の正立画像をモニタ部で確認しながら被写体を撮像することができ、楽な姿勢で被写体を撮像することが可能となる。
また、撮像部の回動に係る軸とモニタ部の開閉に係る軸とを共有化でき、モニタ部の回動に係る構造をより簡単にすることが可能となる。
更に、本体部に対してモニタ部を回動させ、背面視で本体部の右側面側にモニタ部を配置することにより、左利きの撮像者が左手で本体部を把持する場合であっても、右利きの撮像者が右手で本体部を把持する場合と同程度のモニタ部の視認性を得ることが可能となる。
本発明に係る撮像装置にあっては、撮像者が左利きであっても、右利きの撮像者が操作部を操作する場合と同程度に好適な操作部の操作性を得ることができ、好適に撮像装置を操作することが可能となる。
本発明に係る撮像装置にあっては、縦撮り、即ち撮像素子を縦向きにして撮像する場合、又は背面視で本体部の右側面側にモニタ部を配置し、撮像する場合であっても、被写体の正立画像を記録し、又は出力することが可能となる。
(実施の形態1)
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明に係る撮像装置を模式的に示す斜視図及び要部断面図であり、図2は撮像装置の構成を示すブロック図である。本発明に係る撮像装置は、撮像部1、モニタ部2及び本体部3を備えている。
本体部3は略直方体形状であり、上面の一部分に略円柱状のファインダー部33を一体的に備え、撮像者が撮像装置を把持するための把持部30を下部に有する。本体部3は、レンズ13の光軸に交差的な側面、例えば、本体部3の背面側の側面である背面部34aに、ボタン状の操作部31を有する。ファインダー部33は、円形状である一端面の略中央部に突設された開閉回動軸32を備え、他方の端面に覗き窓33aを備えている。また、本体部3は、平面状の上面部34c、及び左側面部34bを備えている。
被写体からの光を集光するレンズ13及び光を電気信号に変換するCCDのような撮像素子10を備える略円柱状の撮像部1は、ファインダー部33に対向する略円形状端面11eにおいて、レンズ13の光軸と交わる箇所に嵌合孔12を備えており、嵌合孔12にファインダー部33が備える開閉回動軸32が回動自在に嵌合し、撮像部1がレンズ13の光軸を回動軸として回動自在に本体部3に支持される。撮像素子10の形状は長方形であり、図1(b)に示す状態においては、本体部3に対して横向きとなるように撮像部1に備えられている。
また図1(b)に示す状態において、撮像部1が備える外周面は、上面部34cに平行的な平面部11dと、上面部34cに対向する半円状部分である半円柱面11cと、半円柱面11cから円弧の周方向に接線的に広がり、平面部11cに直角的に繋がる平面状の第1当接部11a及び第2当接部11bとを有している。第1当接部11aは本体部3の右方向を向き、第2当接部11bは左方向を向いている。
モニタ部2は、撮像部1により撮像された画像を表示する液晶ディスプレイのような表示部20及び外枠21を備えており、表示部20の形状は、撮像素子10と相似な長方形である。モニタ部2の短辺部分と撮像部1が備える第2当接部11bとは、筒状の回動手段4により連結されており、モニタ部2は、撮像部1の回動に係る軸、即ちレンズ13の光軸を軸として回動し、図中A方向に90度を超えて開閉することができるように構成されている。また、モニタ部2はこの回動手段4により、モニタ部2の回動に係る軸に直交的な直線を軸として、図中B方向に回動自在に連結されている。
次に、図2に基づいて撮像装置の内部構成を説明する。撮像部1は、レンズ13、撮像素子10、及び撮像素子10を制御する撮像信号処理回路14を内部に備えている。本体部3は、撮像素子10からの画像データをMPEG2フォーマット又はMPEG1フォーマット等の圧縮伸張方式によって圧縮又は伸張する圧縮伸張回路36、圧縮した画像データを適切に処理し、処理した画像データをハードディスク又は半導体メモリ等の記録媒体38に送る記録再生信号処理回路37、及び画像データをモニタ部2及びビデオ出力するためのビデオ出力回路39を備える。更に、撮像素子10により得られた画像を回転させる回路である画像処理手段35を、本体部3は備えている。特に、画像処理手段35は、画像を90度回転させることができる。なお、画像を回転する処理方法は周知の画像処理方法である。また、記録媒体38としては、ランダムアクセスが可能なハードディスクのような記録媒体が好適であるが、これに限るものではなく、例えば磁気テープであっても良い。
このように構成される撮像装置の動作を説明する。
図3は、モニタ部2を本体部3に閉じ、本体部3の左側面部34bに収容した状態、及びモニタ部2を略90度開いた状態を模式的に示す斜視図である。実線で示したモニタ部2は、背面視で本体部3の左側面部34bに表示部20を対向させて本体部3に閉じた状態を示しており、モニタ部2を本体部3に閉じた状態から、表示部20が左側面部34bから離れる向き(図2中C方向)にモニタ部2を略90度回動させた状態が二点鎖線で示されている。
図3中に二点鎖線で示すようにモニタ部2を開けた状態で、回動手段4によりモニタ部2を、90度回動させ、表示部20を背面側に向けた状態が図1(a)に示されており、撮像部1及び本体部3の要部断面が図1(b)に示されている。この状態においては、背面視で撮像素子10は横長となっている。従って、この状態において、本体部3を正立させて被写体を撮像する場合、横長の画像を撮像及び記録することができる。
図1に示す状態で、被写体を撮像する場合、被写体からの光はレンズ13により集光され、撮像素子10に結像し、電気信号に変換される。変換された電気信号は画像データとして、撮像素子10を制御する撮像信号処理回路14により取得され、圧縮伸張回路36に送られる。該画像データは、圧縮伸張回路36によりMPEG2フォーマット又はMPEG1フォーマット等の圧縮伸張方式によって圧縮され、記録再生信号処理回路37に送られる。記録再生信号処理回路37は、圧縮された画像データを記録媒体38に記録する。一方、圧縮伸張回路36に送られた画像データは、ビデオ出力回路39に送られ、ビデオ出力回路39によって画像表示フォーマットに適合した信号に変換され、変換された画像データはモニタ部2に送られ、撮像画像としてモニタ部2に表示される。
図4(a)は、図1(a)の状態にあるモニタ部2を、背面視で更に時計回りに略90度回動させた状態を模式的に示す斜視図である。図4(b)は、図4(a)の状態にある撮像部1及び本体部3の要部断面図である。モニタ部2をこのように回動させた場合、モニタ部2と撮像部1は回動手段4により連結されており、撮像部1は本体部3に回動可能に支持されているため、モニタ部2と、撮像素子10を備える撮像部1とは一体的に回動し、モニタ部2が本体部3の上面側に位置する状態においては、撮像素子10は縦長になっている。従って、この状態において、本体部3を正立させて撮像する場合、縦長の画像を撮像することができる。
本体部3の上面側にモニタ部2が位置している場合、撮像素子10により撮像され、圧縮伸張回路36に送られる画像データは、被写体を90度回転させた状態の画像データである。この場合、画像データを、一旦画像処理手段35に送り、被写体が90度回転している画像を90度回転させる処理を行い、正立した被写体の画像を得る。該画像は、圧縮伸張回路36で圧縮された後、記録再生信号処理回路37で適切に処理され、記録媒体38に記録される。一方、正立した被写体の画像は、ビデオ出力回路39によって、撮像装置の外部にビデオ出力される。なお、モニタ部2には、撮像素子10により撮像された画像が、画像処理されずに表示される。また、画像処理手段35の動作・非動作は、図示しない操作パネルを用いて撮像者により制御されるが、本体部3に対するモニタ部2の位置を検出し、画像処理手段35を自動的に制御するものであっても良い。
このように構成される撮像装置にあっては、モニタ部2が90度を超えて開閉可能であり、且つモニタ部2の回動に係る軸に直交的な直線を軸としてモニタ部2が回動することができるため、本体部3に対してモニタ部2を配置することができる範囲が広がり、撮像態様に応じた最適な位置にモニタ部2を配置することができ、撮像装置を好適に操作することが可能となる。
また、図4(a)に示すように、モニタ部2を本体部3に閉じた状態から、略180度回動させて開き、本体部3の上面側にモニタ部2を配置することにより、本体部3を正立させた状態、つまり撮像に最も適した本体部3の姿勢を維持したまま、長方形の撮像素子10及びモニタ部2を縦向きにして被写体を撮像することが可能となる。従って、縦撮りする場合、即ち撮像素子10を縦向きにして撮像する場合であっても、撮像者は、本体部3を正立させた状態で把持し、正立した被写体の画像をモニタ部2で確認しながら、撮像することが可能となり、好適な撮像装置の操作性を得ることが可能となる。
また縦撮りをする状態では、図4(b)に示すように、撮像部1の第1当接部11aが本体部3の上面部34cに当接するため、容易に且つ速やかにモニタ部2を本体部3の上面側に位置決めすることが可能となり、本体部3を正立させた状態で縦撮りをするためのモニタ部2の位置決めを好適に行うことが可能となる。
更に、縦撮りをする状態では、正立した被写体の画像を記録媒体38に記録し、又はビデオ出力することが可能であるため、記録した画像を再生する際に、一旦画像を回転させる画像処理を行う必要がない。
一方、横撮りをする状態では、図3に示すように、モニタ部2を本体部3に閉じた状態から、略90度回動させて開き、図1(a)に示すように、背面視で本体部3の左側面側に配置することにより、撮像者は、本体部3を正立させた状態を維持したまま、正立した被写体の画像をモニタ部2で確認しながら撮像することが可能となり、好適な撮像装置の操作性を得ることが可能となる。
また、撮像部1の回動に係る軸とモニタ部2の開閉に係る軸とを共有化することができ、モニタ部2の開閉に係る構成をより簡単なものにすることが可能となる。
なお、撮像部をレンズの光軸を回動軸として回動可能に本体部に支持する回動機構は、実施の形態で示した回動機構に限らず、モニタ部と撮像素子とが本体部に対して連動し回動することを可能とする他の機構であって良い。
また、本発明にあっては、画像を回転させる処理を電子回路で実現しているが、ソフト的に画像処理を実現しても良い。
更にまた、本発明にあっては、本体部に対して回動可能に支持されている撮像部にモニタ部が連結され、本体部に対して90度を超えて開閉可能に構成されているが、これに限らず、撮像部が本体部に固定され、モニタ部のみが、撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を軸として、本体部に対して90度を超えて開閉するものであっても良い。この場合であっても、撮像装置の操作性を向上させることができる。
更にまた、本実施の形態においては、背面視で本体部の上面側にモニタ部を係止することが可能であるが、撮像部の外周に凸部を所定箇所に設け、本体部の上面部に該凸部に係合する凹部を設けることにより、背面視で本体部の左側面側にモニタ部を係止することを可能とするような構造を撮像部及び本体部に設けても良い。この場合、本体部の左側面側及び上面側にモニタ部を係止し、位置決めすることができ、本体部を正立させた状態を維持したまま、縦撮り及び横撮りをするためのモニタ部の位置決めを好適に行うことが可能となる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係る撮像装置を模式的に示す斜視図及び要部断面図である。実施の形態2に係る撮像装置は、撮像部101、モニタ部2及び本体部103を備えており、撮像部101が備える外周面の形状及び本体部103が備える操作部131等以外の機械的構成及び内部構成は実施の形態1と同様である。
図5(b)に示す状態において、撮像部101が備える外周面は、上面部134cに当接している平面状の第1当接部111aと、第1当接部111aと直角的に繋がり、右方向を向いている平面状の第2当接部111bと、第1及び第2当接部111a、111bの端部に接線的に繋がる円弧状部分である円柱面111cとを有している。
本体部103は、レンズ13の光軸に交差的な側面の一つである背面部134a、例えば、把持部130の左右方向中央部に操作部131が設けられている。
また、図2に示す撮像装置の内部構成において、本体部103が備える画像処理手段35は、実施の形態1で示した画像処理手段35と同様な回路であるが、特に、撮像素子110により得られた画像を180度回転させることができる。
なお、撮像部101、本体部103が備える操作部131等以外の機械的構成は実施の形態1と同様であるため、同様な部品については同様な符号を付し、その詳細な説明を省略する。
このように構成される撮像装置が有するモニタ部2は、180度を超える開閉が可能であり、本体部103に対してモニタ部2を閉じた状態、即ち表示部20を左側面部134bに対向させてモニタ部2を閉じた状態から、モニタ部2を略270度回動させて開くことができる。従って、言うまでもなく実施の形態1で説明したようにモニタ部2を、背面視で本体部103の左側面側から上面側に略90度回動させることが可能である。
図5(a)は、図4(a)に相当する状態にあるモニタ部2、つまり本体部103の上面側に位置するモニタ部2を更に背面視で時計回りに略90度回動させた状態を模式的に示す斜視図である。即ち、モニタ部2が本体部103の上面側に位置する状態から更にモニタ部2を、背面視で時計回りに略90度回動させ、モニタ部2を、背面視で本体部103の右側面側に配置した状態である。
図5(b)は、図5(a)の状態にある撮像部101及び本体部103の要部断面図である。撮像素子110の形状は長方形であり、図5(b)に示す状態においては、撮像素子110及び表示部20が横向きになるように構成されている。
このように構成される撮像装置にあっては、撮像装置の背面側から見てモニタ部2を本体部103の右側面側に移動させることにより、左利きの撮像者が左手で本体部103を把持する場合であっても、モニタ部2が左手で遮られることがなく、また同様に、背面視で本体部103の左側面側にモニタ部2を移動させることにより、本体部103を右手で把持する場合であっても、モニタ部2が右手で遮られることがなくなる。
背面視で本体部103の右側面側にモニタ部2が位置している場合、撮像素子110により撮像され、圧縮伸張回路36に送られる画像データは、被写体を略180度回転させた状態の画像データである。この場合、画像データを、一旦画像処理手段35に送り、被写体が略180度回転している画像を180度回転させる処理を行い、正立した被写体の画像を得る。該画像は、圧縮伸張回路36で圧縮された後、記録再生信号処理回路37で適切に処理され、記録媒体38に記録される。
また、本体部103の左右方向中央部に操作部131を有しているため、撮像者が左手で本体部103を把持し、操作する場合であっても、右手で把持し、操作する場合と同程度の操作性を得ることが可能となる。従って、撮像者が左利きであっても、右利きの撮像者が操作する場合と同程度の操作性を得ることができ、好適に撮像装置を操作することが可能となる。
更にまた、背面視で本体部103の右側面側にモニタ部2を配置して撮像する場合であっても、正立した被写体の画像を記録媒体38に記録し、又は出力することが可能となり、記録した画像を再生する際に、一旦画像を180度回転させる画像処理を行うことが不要となる。
なお、本発明にあっては、本体部に対して回動可能に支持されている撮像部にモニタ部が連結され、本体部に対して180度を超えて開閉可能に構成されているが、これに限らず、撮像部が本体部に固定され、モニタ部のみが、撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を軸として、本体部に対して180度を超えて開閉するものであっても良い。更に、撮像部の光軸に非平行的な直線を軸としてモニタ部が回動し、180度を超えて開閉するものであっても良い。この場合であっても、撮像装置の操作性を向上させることができる。
なお、実施の形態2にあっても、実施の形態1で説明した各変形例を適用することができる。
本発明に係る撮像装置であり、モニタ部を90度開いた状態を模式的に示す斜視図及び要部断面図である。 本発明に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 モニタ部を本体部に閉じ、本体部の左側面部に収容した状態、及びモニタ部を略90度開いた状態を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る撮像装置であり、モニタ部を180度開いた状態にある撮像装置を模式的に示す斜視図及び要部断面図である。 本発明に係る撮像装置であり、モニタ部を270度開いた状態にある撮像装置を模式的に示す斜視図及び要部断面図である。 従来の撮像装置を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 撮像部
2 モニタ部
3 本体部
4 回動手段
10 撮像素子
12 嵌合孔
13 レンズ
30 把持部
31 操作部
32 開閉回動軸
34a 背面部
35 画像処理手段

Claims (5)

  1. 略長方形の撮像素子を有する撮像部と、該撮像素子と相似な長方形の表示部を有するモニタ部と、把持部が形成されている本体部とを備え、前記モニタ部は前記本体部に対して回動して開閉する撮像装置において、
    前記撮像部は、該撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動軸として、前記本体部に回動可能に取り付けられており、
    前記モニタ部は、前記表示部の長辺方向と、前記撮像素子の長辺方向とが略平行になるように前記撮像部に連結され、各長辺方向を略平行に保ったまま180度を超える開閉が可能であり
    更に、
    前記撮像部により撮像された画像を回転させる画像処理手段と、
    該画像処理手段にて回転した画像を記録媒体に記録する記録再生信号処理回路と、
    前記撮像部により撮像された画像であって、前記画像処理手段にて回転させる前の画像をモニタ部に出力するビデオ出力回路と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記モニタ部は、前記撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動に係る中心として開閉することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 略長方形の撮像素子を有する撮像部と、該撮像素子と相似な長方形の表示部を有するモニタ部と、把持部が形成されている本体部とを備え、前記モニタ部は前記本体部に対して回動して開閉する撮像装置において、
    前記撮像部は、該撮像部の光軸又は該光軸に平行的な直線を回動軸として、前記本体部に回動可能に取り付けられており、
    前記モニタ部は、前記表示部の長辺方向と、前記撮像素子の長辺方向とが略平行になるように前記撮像部に連結され、各長辺方向を略平行に保ったまま90度を超える開閉が可能であり
    更に、
    前記撮像部により撮像された画像を回転させる画像処理手段と、
    該画像処理手段にて回転した画像を記録媒体に記録する記録再生信号処理回路と、
    前記撮像部により撮像された画像であって、前記画像処理手段にて回転させる前の画像をモニタ部に出力するビデオ出力回路と
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  4. 前記モニタ部を、前記モニタ部の回動に係る軸に直交的な直線を軸として回動させる回動手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の撮像装置。
  5. 前記本体部は、前記撮像部の光軸に交差的な側面に操作部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一つに記載の撮像装置。
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