JP4367378B2 - ヒートポンプ給湯機の設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、集合住宅における給水配管、排水配管等を配置するパイプスペースおよびメーターボックス内に、ヒートポンプ給湯機を設置する設置構に関するものである。
従来、この種の設備機器設置構造は、以下のようなものである。この設備機器設置構造を図2に示す。22はパイプスペースであり、共用の給水配管24、および排水配管25が配置されている。33は部屋であり27は隔壁である。26のヒートポンプ給湯機は隔壁27の開口部を空気吸込み側として設置されている。ヒートポンプ給湯機が部屋から空気を吸引するための36の空気戻り通路を設けている。またヒートポンプ給湯機の排気風を部屋に導く空調往き通路34も設けられている(例えば、特許文献1参照のこと)。
特開2004―156846号公報
しかしながら、前記従来の構成では、建物の構造物に空気の吸排気通路を設ける工事が必要であり、建物構造が非常に複雑となり建物自体のコストUPになる。また既設の建物を工事する場合においては更に複雑な施工工事になり現実的に困難である課題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複雑な設置工事および構成を実施することなく、かつヒートポンプ給湯機の性能を著しく低下させることのないヒートポンプ給湯機の設置構造を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯機の設置構造は、集合住宅における給水配管、排水配管等を配置し、前方に扉を有するパイプスペースにヒートポンプ給湯機を設置するとともに、前記扉は、上方に吸い込み開口部と、前記吸い込み開口部の下方に、空気流を下方側に変更する風向変更部材を有する吹き出し開口部とを備え、前記ヒートポンプ給湯機に設けられた冷媒回路の蒸発器を通過する空気流は、前記吸い込み開口部より前記パイプスペースの屋外より供給され、前記蒸発器を通過した後、前記吹き出し開口部より、再度前記パイプスペースの屋外に排出されることを特徴とするもので、前記ヒートポンプ給湯機に設けられた冷媒回路の蒸発器を通過する空気流は、前記パイプスペースの屋外より供給され前記蒸発器を通過した後、再度前記パイプスペースの屋外に排出することで、空気流回路の設置構成が、例えばMB(メーターボックス)等の扉のみで構成が可能となる。
本発明によれば、複雑な設置工事および構成を実施することなく、かつヒートポンプ給湯機の性能を著しく低下させることのないヒートポンプ給湯機の設置構造を提供できる。
第1の発明は、集合住宅における給水配管、排水配管等を配置し、前方に扉を有するパイプスペースにヒートポンプ給湯機を設置するとともに、前記扉は、上方に吸い込み開口部と、前記吸い込み開口部の下方に、空気流を下方側に変更する風向変更部材を有する吹き出し開口部とを備え、前記ヒートポンプ給湯機に設けられた冷媒回路の蒸発器を通過する空気流は、前記吸い込み開口部より前記パイプスペースの屋外より供給され、前記蒸発器を通過した後、前記吹き出し開口部より、再度前記パイプスペースの屋外に排出されることを特徴とするヒートポンプ給湯機の設置構造で、建物の構造物に空気の給排気通路を設ける工事が不必要となり、設置における風回路の構成が簡単に構成できることとなり、給湯機の設置工事を簡単にするものである。
また、歩行者などへの冷風が当たることを防止し、体感への悪影響をなくすものである。かつ下方へ吹出しを構成することにより、冷風の吹出しが吸込み側へ回ることを防止する事が出来、ヒートポンプ給湯機の性能低下を避ける事が可能となる。
また、設置工事を簡単にでき、かつ現場工事の精度のバラツキ等による影響をも防止できることになる。
第2の発明は、風向変更板を略直線状にすることにより、風回路の抵抗を少なく出来て風量の低下を最小限にできる。よってヒートポンプ給湯機の著しい性能低下を回避できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態を示すヒートポンプ給湯機の設置構造の断面図を示すものである。図1において22はパイプスペースであり、その中にヒートポンプ給湯機26が設置されている。
空気流10は、パイプスペース22の屋外から扉23の上方に設けられた吸い込み開口11からパイプスペース22のなかに吸込まれ、蒸発器13を通過し、ファンの下流に設けられた風向変更部材12aにより、下方に風向を変えられてパイプスペース22の屋外に放出される。
以上のように構成された設置構造において、パイプスペースあるいはメーターボックスの扉だけで、空気流10の吸い込み開口11および吹出し開口12bを簡単に構成できることにより、建物の構造物に空気の給排気通路を施工する必要がなく、非常に簡単な設置構造を構成できることとなる。
また、風向変更部材12aにより空気流10が下方に風向変更されることにより、扉23の前の歩行者などへ冷風が直接当たることを防止でき、冷風による体感への悪影響をなくすことになる。
また、吹出された冷風が空気流10の吸込み開口11から遠ざけることにより、冷風が吸込み口11から吸込まれにくくなり、いわゆる空気流10のショートカット現象によるヒートポンプ給湯機26の著しい性能低下をも防止できる事となる。
なお、風向変更部材12bは概直線形状とし、板厚も可能なかぎり薄くすることにより、よりヒートポンプ給湯機26の性能低下への影響をより少なくできる。なお、具体的には風向変更部材12bの巾は40mm、板厚は1mmとした直線形状にし、下方へ概ね45度傾斜させた場合においてヒートポンプ給湯機26の能力低下は約2%弱に収めることができた。
本発明のヒートポンプ給湯機の設置構造は、集合住宅におけるパイプシャフト、メーターボックス収納において施工工事を簡単にし、かつ性能の著しい低下を防ぐことができるのでルームエアコン等の空調機の設置構造においても適用できる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機の設置構造の断面図 従来のヒートポンプ給湯機の設置構造を示す要部断面図
10 空気流
11 吸込み開口
12a 風向変更部材
12b 吹出し開口
13 蒸発器
14 ファン
23 扉
27 隔壁
28 天井壁
22 パイプスペース
24 給水配管
25 排水配管
26 ヒートポンプ式給湯機
31 ドレーン配管
33 部屋
34 空調往き通路
35 外気排気通路
36 空調戻り通路
37 外気吸気通路
38 空調通路開閉手段
40 空調温度検出手段
41 空調制御手段
42 ろ過手段

Claims (2)

  1. 集合住宅における給水配管、排水配管等を配置し、前方に扉を有するパイプスペースにヒートポンプ給湯機を設置するとともに、前記扉は、上方に吸い込み開口部と、前記吸い込み開口部の下方に、空気流を下方側に変更する風向変更部材を有す
    る吹き出し開口部とを備え、前記ヒートポンプ給湯機に設けられた冷媒回路の蒸発器を通過する空気流は、前記吸い込み開口部より前記パイプスペースの屋外より供給され、前記蒸発器を通過した後、前記吹き出し開口部より、再度前記パイプスペースの屋外に排出されることを特徴とするヒートポンプ給湯機の設置構造。
  2. 風向変更部材は、略直線状とした請求項1に記載のヒートポンプ給湯機の設置構造。
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