JP4367127B2 - 先行車両検出装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、スキャニングレーザレーダを用いて自車両前方の先行車両を検出する先行車両検出装置及びその制御方法に関する。
従来、スキャニングレーザレーダを用いた先行車両検出装置が知られている。スキャニングレーザレーダは、自車両前方をレーザ光により所定のスキャン幅でスキャンして先行車両を検出するものであり、このようなスキャニングレーザレーダを用いた先行車両検出装置は、例えば、自車両を先行車両に対して所定の車間距離で追従させる自動追従走行を実現するものとして、実用化に向けての技術開発が様々な観点からなされている。
この種の先行車両検出装置で自動追従走行を実現する上で、特に重要な課題とされているのは、カーブ路走行における先行車両の検出精度向上である。カーブ路走行においては、先行車両がカーブに沿って先行したときに、その位置が自車両の走行方向前方から大きくずれてスキャニングレーザレーダのスキャン領域から外れ、先行車両を見失うことも想定される。
そこで、このようなカーブ路走行での走行車両の検出精度を向上させるべく、前方カメラで撮像された画像から自車両前方の道路形状を判定し、自車両前方の道路がカーブ路の場合にはその曲率に応じてスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を補正することで、カーブに沿って先行する先行車両を検出できるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の技術では、前回の処理で検出された先行車両が今回の処理で検出されなくなった場合で、ステアリング操作を行っていない場合には、先行車両がカーブ路を走行中であるためにスキャニングレーザレーダのスキャン領域から外れたものと判定している。そして、このような場合には、前方カメラで撮像された画像から前方カーブ路の曲率を求め、それに基づき自車両前方の直線上からの先行車両の位置のずれ量を予測して、このずれ量に応じてスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を補正するようにしている。
特開平10−68777号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を実際に補正する際の動作に要する時間が考慮されていないため、例えば曲率が不規則に変動するようなカーブ路等においては、先行車両の検出を適切に行えない虞がある。すなわち、補正量を算出してから実際にアクチュエータ等によりスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を補正するまでの間にはアクチュエータの性能等に応じたタイムラグが生じるが、この間も自車両及び先行車両は走行を継続しているため、実際にスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心が補正されたときには、先行車両が予測位置とは異なる位置に移動してスキャニングレーザレーダのスキャン領域から外れてしまうといった問題が生じる。
本発明は、以上のような従来技術の有する問題点を解消すべく創案されたものであって、最適なタイミングでスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を適切に変化させることができ、様々な道路状況に応じて先行車両の検出を高精度に行うことが可能な先行車両検出装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
本発明に係る先行車両検出装置は、スキャニングレーザレーダを用いて自車両前方の先行車両を検出するものであり、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心をアクチュエータの動作で変化させることができるようにしている。そして、アクチュエータの動作を制御するアクチュエータ制御部が、目標地点算出手段、目標変化量算出手段、動作所要時間算出手段、経過走行距離算出手段の各手段を有している。
このような構成の本発明に係る先行車両検出装置では、アクチュエータ制御部の目標地点算出手段により、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点が算出され、目標変化量算出手段により、この地点で必要とされるスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量が算出される。また、動作所要時間算出手段により、アクチュエータがスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を前記変化量だけ変化させるのに要する時間がアクチュエータの可動速度に基づいて算出され、経過走行距離算出手段により、この時間で自車両が走行する距離が自車両の走行速度に基づいて算出される。そして、アクチュエータ制御部は、自車両が目標地点算出手段により算出された地点から経過走行距離算出手段により算出された距離分だけ手前の地点に到達した段階で、アクチュエータの動作を開始させる。したがって、自車両が目標地点算出手段により算出された地点に到達したときには、スキャン幅中心を変化させる動作が完了した状態で、スキャニングレーザレーダにより所望の領域を対象としたスキャンが実施されることになる。
また、本発明に係る先行車両検出装置の制御方法は、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心をアクチュエータの動作で変化させることができるようにした先行車両検出装置の制御方法であり、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点を算出する第1のステップと、この第1のステップで算出された地点で必要とされるスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量を算出する第2のステップと、アクチュエータの可動速度に基づいて、アクチュエータがスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を第2のステップで算出された変化量だけ変化させるのに要する時間を算出する第3のステップと、自車両の走行速度に基づいて、第3のステップで算出された時間で自車両が走行する距離を算出する第4のステップと、自車両が第1のステップで算出された地点から第4のステップで算出された距離分だけ手前の地点に到達した段階で、アクチュエータの動作を開始させる第5のステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、アクチュエータによりスキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる動作が最適なタイミングで実行され、スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点に自車両が到達したときには、スキャン幅中心を変化させる動作が完了した状態で所望の領域を対象としたスキャンが実施されるので、様々な道路状況に対応して、常に高精度に先行車両の検出を行うことができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明を適用した先行車両検出装置の一構成例を図1に示す。この図1に示す先行車両検出装置は、スキャニングレーザレーダ1を用いて自車両前方を走行する先行車両を検出するものであり、特に、道路曲率が変化するカーブ路をはじめ、様々な道路状況に対応して高精度な検出を行えるようにしたものである。
スキャニングレーザレーダ1は、自車両前方に向けて出射したレーザ光が物体にて反射されて戻ってくるまでの経過時間に基づいて、自車両前方の物体までの距離を測定するものであり、レーザ光の出射角度を所定範囲で振りながらレーザ光の出射を微小間隔で連続的に行うことで、図2に示すように、自車両前方の所定の領域をレーザ光によりスキャンできるようにしたものである。このスキャニングレーザレーダ1でスキャンされる自車両前方の領域は、レーザ光の出射角度が振られる範囲に対応しており、ここでは、その領域をスキャン幅Sと呼び、その中心をスキャン幅中心Scと呼ぶ。
このスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scは、アクチュエータ2の動作により可変とされている。直線道路走行中においては、自車両前方の直線上を先行車両が走行しているので、自車両の向きに沿った延長線上をスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scとしておけばよいが、自車両がカーブ路手前に差し掛かったときやカーブ路走行中では、先行車両が自車両の向きに沿った延長線上から左右に変位した位置を走行することになるので、先行車両を確実に検出するためには、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを先行車両が走行している方向へと変化させる必要が生じる。そこで、本発明を適用した先行車両検出装置では、道路状況に応じて必要があると判断したときには、アクチュエータ2がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Sc(詳しくは、自車両に対するスキャン幅中心Scの向き)を変化させるようにしている。このアクチュエータ2の動作は、詳細を後述するが、コントローラ10のアクチュエータ制御部11によって制御される。
また、本発明を適用した先行車両検出装置では、スキャニングレーザレーダ1の他に、自車両前方の画像を撮像する前方カメラ3を備えている。この前方カメラ3で撮像された自車両前方の画像は、コントローラ10の画像処理部11に送られてここで処理される。この画像処理部11における画像処理によって、自車両前方の道路形状等が認識されることになる。
また、コントローラ10は、先行車両判定部13を有している。この先行車両判定部13は、スキャニングレーザレーダ1の測定結果と、画像処理部11の処理結果とから、自車両前方の先行車両の有無や、先行車両がいる場合にはその先行車両の方位や自車両との車間距離等を判定する。
以上が本発明を適用した先行車両検出装置の基本構成であるが、この先行車両検出装置では、特にコントローラ10のアクチュエータ制御部11の処理に大きな特徴を有しており、アクチュエータ制御部11が以下のような処理を行ってアクチュエータ2を動作させることで、最適なタイミングでスキャニングレーザレーダ2のスキャン幅中心を適切に変化させ、様々な道路状況に応じて先行車両の検出を高精度に行えるようにしている。
すなわち、本発明を適用した先行車両検出装置において、コントローラ10のアクチュエータ制御部11は、先ず、自車両前方の道路曲率の変化率に基づいて、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変化させる必要がある地点(以下、目標地点という。)を算出する(目標値点算出手段)。また、この目標地点で必要とされるスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの変化量(以下、目標変化量という。)を算出する(目標変化量算出手段)。ここで、自車両前方の道路曲率やその変化率は、前方カメラ3により撮像された自車両前方の画像をコントローラ10の画像処理部12で処理したデータに基づき認識される。
次に、アクチュエータ制御部11は、アクチュエータ2の可動速度に基づいて、アクチュエータ2がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを前記目標変化量だけ変化させるのに要する時間(以下、動作所要時間という。)を算出する(動作所要時間算出手段)。ここで、アクチュエータ2の可動速度は、アクチュエータ2の性能により決まる固有のパラメータであり、アクチュエータ制御部11は、このパラメータを予め記憶しておく。
次に、アクチュエータ制御部11は、自車両の走行速度に基づいて、前記動作所要時間で自車両が走行する距離(以下、経過走行距離という。)を算出する(走行距離算出手段)。ここで、自車両の走行速度は、自車両の左右前後輪に各々設置された車輪速センサ4の検出値に基づいて算出される。
そして、アクチュエータ制御部11は、自車両が前記目標地点から前記経過走行距離分だけ手前の地点に到達した段階で、アクチュエータ2の動作を開始させる。これにより、自車両が目標地点に到達したときには、アクチュエータ2によるスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変化させる動作が完了することになり、道路曲率に対応してスキャン幅中心Scを変化させた状態で、スキャニングレーザレーダ1により所望の領域を対象としたスキャンが実施されることになる。
図3は、以上のようなコントローラ10のアクチュエータ制御部11により所定周期で繰り返し実行される処理の具体的な一例を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って、コントローラ10のアクチュエータ制御部11により実行される処理について、更に詳しく説明する。
アクチュエータ制御部11は、先ず、ステップS101において、車輪速センサ4から自車両の車輪速度を示すセンサ信号を読み込むと共に、画像処理部12から、自車両が走行している走行レーンのレーン形状を示すデータや、自車両のヨー角(走行レーンに対する傾き)φrのデータ等、自車両の走行環境に関するデータを読み込む。
次に、ステップS102において、車輪速センサ4から読み込んだセンサ信号に基づいて、下記式(1)により、自車両の走行速度Vを算出する。なお、Vrは自車両の右側車輪に取り付けられた車輪速センサ4からのセンサ信号であり、Vlは自車両の左側車輪に取り付けられた車輪速センサ4からのセンサ信号である。
V=(Vr+Vl)/2 ・・・(1)
次に、ステップS103において、画像処理部12からのデータに基づき、自車両前方に等間隔で並ぶ複数の地点を前方注視点P(i:i=1〜n)としてサンプリングし、各前方注視点P(i)における走行レーンの曲率推定値ρ(i)を求める。具体的には、例えば図4に示すように、前方注視点P(i)の走行レーン境界線に対する横変位量をys(i)、走行レーン中央に対する自車両の横変位量をycr、前方注視点P(i)における走行レーンの接線に対する自車両の傾き(ヨー角)をφr、自車両から前方注視点P(i)までの距離をL(i)とすると、前方注視点P(i)における走行レーンの曲率推定値ρ(i)は、下記式(2)から求められる。
ys(i)=ycr+L(i)・φr−L(i)/2・ρ(i) ・・・(2)
なお、前方注視点をサンプリングする間隔は、自車両の走行速度Vやアクチュエータ2の性能、コントローラ10の処理能力等に応じて適宜設定すればよい。
次に、ステップS104において、自車両に最も近い前方注視点から順に、この前方注視点における走行レーンの曲率と、次の前方注視点における走行レーンの曲率との変化率ρa(i)を、下記式(3)により算出する。
ρa(i)=ρ(i)−ρ(i+1) ・・・(3)
次に、ステップS105において、ステップS104で算出した変化率ρa(i)が基準値α以上となっているかどうかを判定し、変化率ρa(i)が基準値α以上となっている場合には、前方注視点P(i)がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変化させる必要のある目標地点であると判断して、次のステップS106へと進む。一方、変化率ρa(i)が基準値αを下回っている場合には、ステップS111へと処理を移行する。
ステップS106では、目標地点である前方注視点P(i)において必要とされるスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの変化量(目標変化量)θwantを算出する。具体的には、先ず、図5に示すように、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変更しない状態で自車両が前方注視点P(i)に到達したときのスキャン幅中心Scの向き(自車両が走行レーンに沿って走行していると仮定した場合には、前方注視点P(i)における走行レーンの接線)と、前方注視点P(i)と次の前方注視点P(i+1)における走行レーン境界を結ぶ線とがなす角θlaneを求める。そして、この求めた値θlaneとスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅Sの角度θraderとから、下記式(4)により、スキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出する。
θwant=θlane−θrader/2 ・・・(4)
次に、ステップS107において、ステップS106で求めた目標変化量θwantとアクチュエータ2の可動速度Sとに基づいて、下記式(5)により、アクチュエータ2がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを目標変化量θwant分だけ変化させるのに要する動作所要時間Tを算出する。
T=θwant/S ・・・(5)
次に、ステップS108において、ステップS102で算出した自車両の走行速度Vと、ステップS107で算出した動作所要時間Tとに基づいて、下記式(6)により、動作所要時間Tが経過する間に自車両が走行する経過走行距離Yを算出する。
Y=V・T ・・・(6)
次に、ステップS109において、自車両が目標地点である前方注視点P(i)から経過走行距離Y分だけ手前の地点に到達したかどうかを判定し、到達した段階でアクチュエータ2の動作を開始させる(ステップS110)。
以上のステップS104からステップS110までの処理は、ステップS103においてサンプリングした各前方注視点P(n)毎にそれぞれ行われる。すなわち、ステップS111においてi=nであるかどうかが判定され、i=nでない場合、すなわち未処理の前方注視点P(i)が残されている場合には、ステップS112でiの値がインクリメントされた上でステップS104に戻り、以降の処理が繰り返し行われる。そして、最後の前方注視点P(n)に対する処理が終了した段階で、一連の処理が終了する。
なお、以上の例では、サンプリングした各前方注視点P(n)に対して、それぞれスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変更する必要があるかどうかを判定するようにしているが、複数の前方注視点P(n)の中で曲率の変化率が最も大きい地点を判定してここを目標地点とし、この地点を対象とした処理のみを行うようにしてもよい。
本発明を適用した先行車両検出装置では、コントローラ10のアクチュエータ制御部11が、以上のような一連の処理を所定周期で繰り返し実行することにより、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを、道路状況に応じて常に最適な状態に保つことができ、様々な道路形状に対応して、先行車両の検出を高精度に行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を適用した先行車両検出装置の他の例について説明する。本実施形態の先行車両検出装置は、基本構成を上述した第1の実施形態と同様とし、コントローラ10のアクチュエータ制御部11による処理内容が、第1の実施形態とは若干異なるものである。すなわち、本実施形態の先行車両検出装置では、自車両が複数のレーンを有する道路を走行しており、自車両の走行レーンよりも曲率の大きな内側レーンが存在する場合を想定して、そのような道路環境でのカーブ路走行における傾向をふまえて、自車両が走行している走行車線前方の先行車両を追跡しているときと、走行車線前方に先行車両が存在していないときとで、前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量として、異なる値を算出するようにしている。
本実施形態の先行車両検出装置の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるので、ここでは図示及び詳細な説明を省略し、以下、本実施形態に特徴的なアクチュエータ制御部11による処理内容について具体的な例を挙げながら説明する。
図6及び図7は、本実施形態の先行車両検出装置におけるコントローラ10のアクチュエータ制御部11により所定周期で実行される処理の具体的な一例を示すフローチャートである。
本実施形態の先行車両検出装置では、コントローラ10のアクチュエータ制御部11が、先ず、ステップS201において、車輪速センサ4から自車両の車輪速度を示すセンサ信号を読み込むと共に、画像処理部12から、自車両が走行している走行レーンのレーン形状を示すデータや、自車両のヨー角(走行レーンに対する傾き)φrのデータ等、自車両の走行環境に関するデータを読み込む。
次に、ステップS202において、車輪速センサ4から読み込んだセンサ信号に基づいて、第1の実施形態と同様の手法で、自車両の走行速度Vを算出する。
次に、ステップS203において、画像処理部12からのデータに基づき、自車両が走行している走行レーンを検出する。具体的には、例えば図7(a)に示すように、自車両が3つのレーンを有する道路を走行している場合において、自車両の走行レーンが左側のレーンである場合(車両位置がAの場合)には、前方カメラ2で撮像される画像は図7(b)のようになり、画面右側に隣接レーンが現れるが画面左側には隣接レーンが認められない。また、自車両の走行レーンが中央のレーンである場合(車両位置がBの場合)には、前方カメラ2で撮像される画像は図7(c)のようになり、画面の左右に隣接レーンが現れる。また、自車両の走行レーンが右側レーンの場合(車両位置がCの場合)には、前方カメラ2で撮像される画像は図7(d)のようになり、画面左側に隣接レーンが現れるが画面右側には隣接レーンが認められない。このように、自車両が複数のレーンを有する道路を走行している場合には、自車両がどのレーンを走行しているかによって前方カメラ2で撮像される画像に違いが現れるので、前方カメラ2で撮像された画像を処理する画像処理部12からのデータを解析することで、自車両が走行している走行レーンを検出することができる。
次に、ステップS204において、ステップS203で検出した走行レーンに先行車両が存在するか否か、すなわち、今回の処理が先行車両の追跡を行っている状態での処理であるかどうかを判定する。
次に、ステップS205において、画像処理部12からのデータに基づき、自車両前方に等間隔で並ぶ複数の地点を前方注視点P(i:i=1〜n)としてサンプリングし、第1の実施形態と同様の手法で、各前方注視点P(i)における走行レーンの曲率推定値ρ(i)を求める。このとき、自車両が走行している走行レーンよりも曲率の大きい内側レーンがあるときは、この内側レーンの曲率推定値も合わせて算出する。
次に、ステップS206において、自車両に最も近い前方注視点から順に、この前方注視点における走行レーンの曲率と、次の前方注視点における走行レーンの曲率との変化率ρa(i)を、第1の実施形態と同様の手法で算出する。
次に、ステップS207において、ステップS206で算出した変化率ρa(i)が基準値α以上となっているかどうかを判定し、変化率ρa(i)が基準値α以上となっている場合には、前方注視点P(i)がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変化させる必要のある目標地点であると判断して、次のステップS208へと進む。一方、変化率ρa(i)が基準値αを下回っている場合には、ステップS213へと処理を移行する。
ステップS208では、目標地点である前方注視点P(i)において必要とされるスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの変化量(目標変化量)θwantを算出する。ここで、特に本実施形態では、図7に示すように、自車両が走行している道路に内側レーンがあるかどうか、更には内側レーンがある場合には先行車両追跡中であるかどうかによって、目標変化量θwantとして異なる値を算出するようにしている。図7は図6のステップS208での処理の詳細を示すサブルーチンであり、先ず、ステップS301において、走行レーンの内側に内側レーンがあるかどうかをステップS203での検出結果に基づいて判定する。そして、内側レーンがない場合には、ステップS302において、第1の実施形態と同様の手法で、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scが、走行レーンの中の内側の領域をスキャンできる向きとなるように、目標変化量θwantを算出する。
一方、内側レーンがある場合には、次にステップS303において、ステップS204での判定結果に基づいて、先行車両追跡中であるかどうかを判定する。そして、先行車両追跡中である場合には、ステップS304において、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scが、走行レーンと内側レーンとの境界周辺の領域をスキャンできる向きとなるように、目標変化量θwantを算出する。
具体的には、先ず、図9に示すように、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変更しない状態で自車両が前方注視点P(i)に到達したときのスキャン幅中心Scの向きと、前方注視点P(i)と次の前方注視点P(i+1)における内側レーン中央位置を結ぶ線とがなす角θlane_centerを求める。そして、この求めた値θlane_centerとスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅Sの角度θraderとから、下記式(7)により、スキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出する。
θwant=θlane_center−θrader/2 ・・・(7)
一方、ステップS303で先行車両追跡中でないと判定された場合には、ステップS305において、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scが、内側レーンを中心とした領域をスキャンできる向きとなるように、目標変化量θwantを算出する。
具体的には、先ず、図10に示すように、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変更しない状態で自車両が前方注視点P(i)に到達したときのスキャン幅中心Scの向きと、前方注視点P(i)と次の前方注視点P(i+1)における内側レーンの内側の境界を結ぶ線とがなす角θlane_innerを求める。そして、この求めた値θlane_innerとスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅Sの角度θraderとから、下記式(8)により、スキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出する。
θwant=θlane_inner−θrader/2 ・・・(8)
カーブ路走行中において、走行レーンの内側に走行レーンよりも曲率の大きな内側レーンがあるときは、車両はこの内側レーンよりを走行する傾向にある。そこで、本実施形態では、以上のような傾向をふまえ、内側レーンがある走行レーンを自車両が走行しているときで、先行車両を追跡中の場合には、先行車両が内側レーンよりを走行する可能性が高いので、走行レーンと内側レーンとの境界周辺を中心にスキャンできるように、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出するようにしている。また、内側レーンがある走行レーンを自車両が走行しているときで、走行レーン上に先行車両が存在しない場合には、自車両が内側レーンに車線変更することも考慮して、内側レーンを中心にスキャンできるように、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出するようにしている。
以上の処理によってスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの目標変化量θwantを算出したら、次に、ステップS209において、ステップS208で求めた目標変化量θwantとアクチュエータ2の可動速度Sとに基づいて、第1の実施形態と同様の手法で、アクチュエータ2がスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを目標変化量θwant分だけ変化させるのに要する動作所要時間Tを算出する。
次に、ステップS210において、ステップS202で算出した自車両の走行速度Vと、ステップS209で算出した動作所要時間Tとに基づいて、第1の実施形態と同様の手法で、動作所要時間Tが経過する間に自車両が走行する経過走行距離Yを算出する。
次に、ステップS211において、自車両が目標地点である前方注視点P(i)から経過走行距離Y分だけ手前の地点に到達したかどうかを判定し、到達した段階でアクチュエータ2の動作を開始させる(ステップS212)。
以上のステップS206からステップS212までの処理は、ステップS205においてサンプリングした各前方注視点P(n)毎にそれぞれ行われる。すなわち、ステップS213においてi=nであるかどうかが判定され、i=nでない場合、すなわち未処理の前方注視点P(i)が残されている場合には、ステップS214でiの値がインクリメントされた上でステップS206に戻り、以降の処理が繰り返し行われる。そして、最後の前方注視点P(n)に対する処理が終了した段階で、一連の処理が終了する。
なお、以上の例では、サンプリングした各前方注視点P(n)に対して、それぞれスキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを変更する必要があるかどうかを判定するようにしているが、複数の前方注視点P(n)の中で曲率の変化率が最も大きい地点を判定してここを目標地点とし、この地点を対象とした処理のみを行うようにしてもよい。
本実施形態の先行車両検出装置では、コントローラ10のアクチュエータ制御部11が、以上のような一連の処理を所定周期で繰り返し実行することにより、第1の実施形態と同様に、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scを道路状況に応じて常に最適な状態に保つことができ、様々な道路形状に対応して、先行車両の検出を高精度に行うことが可能となる。
特に、本実施形態の先行車両検出装置では、走行レーンの内側に内側レーンがある道路でのカーブ路走行における運転傾向をふまえ、スキャニングレーザレーダ1のスキャン幅中心Scの向きをこの運転傾向に沿ったかたちで決定するようにしているので、更に高精度な検出を行うことができる。
本発明を適用した先行車両検出装置の一構成例を示すブロック図である。 前記先行車両検出装置が備えるスキャニングレーザレーダの動作を説明する模式図である。 前記先行車両検出装置が備えるコントローラのアクチュエータ制御部により実行される一連の処理を示すフローチャートである。 前方注視点における走行レーンの曲率推定値を算出する方法を説明する図である。 前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の目標変化量を算出する手法を説明する図である。 第2の実施の形態を説明する図であり、コントローラのアクチュエータ制御部により実行される一連の処理を示すフローチャートである。 図6におけるステップS208での処理の詳細を示すフローチャートである。 複数のレーンを有する道路の中で自車両が走行する走行レーンを検出する手法を説明する図であり、(a)は車両位置を示す図、(b)は(a)における車両位置Aにて撮像されたカメラ画像を示す図、(c)は(a)における車両位置Bにて撮像されたカメラ画像を示す図、(d)は(a)における車両位置Cにて撮像されたカメラ画像を示す図である。 前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の目標変化量を算出する手法の他の例を説明する図であり、内側レーンのある走行レーンで先行車両を追跡中に前記目標変化量を算出する場合の例である。 前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の目標変化量を算出する手法の更に他の例を説明する図であり、内側レーンのある走行レーンを走行中で走行レーン上に先行車両が存在しないときに前記目標変化量を算出する場合の例である。
符号の説明
1 スキャニングレーザレーダ
2 アクチュエータ
3 前方カメラ
10 コントローラ
11 アクチュエータ制御部
12 画像処理部
13 先行車両判定部

Claims (7)

  1. 自車両前方をレーザ光により所定のスキャン幅でスキャンして先行車両を検出するスキャニングレーザレーダと、
    前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を可変にするアクチュエータと、
    前記アクチュエータの動作を制御するアクチュエータ制御部とを備え、
    前記アクチュエータ制御部が、
    前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点を算出する目標地点算出手段と、
    前記目標地点算出手段により算出された地点で必要とされる前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量を算出する目標変化量算出手段と、
    前記アクチュエータの可動速度に基づき、前記アクチュエータが前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を前記目標変化量算出手段により算出された変化量だけ変化させるのに要する時間を算出する動作所要時間算出手段と、
    自車両の走行速度に基づき、前記動作所要時間算出手段により算出された時間で自車両が走行する距離を算出する経過走行距離算出手段とを有し、
    自車両が前記目標地点算出手段により算出された地点から前記経過走行距離算出手段により算出された距離分だけ手前の地点に到達した段階で、前記アクチュエータの動作を開始させること
    を特徴とする先行車両検出装置。
  2. 前記目標地点算出手段は、自車両前方の道路曲率の変化率に基づいて、前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点を算出すること
    を特徴とする請求項1に記載の先行車両検出装置。
  3. 自車両前方の画像を撮像する前方カメラをさらに備え、当該前方カメラにより撮像された画像に基づいて、前記自車両前方の道路曲率の変化率が認識されること
    を特徴とする請求項2に記載の先行車両検出装置。
  4. 前記前方カメラにより撮像された画像に現れる車線の関係から、自車両が走行している走行車線が認識されること
    を特徴とする請求項3に記載の先行車両検出装置。
  5. 前記目標変化量算出手段は、自車両が走行している走行車線前方の先行車両を追跡しているときと、走行車線前方に先行車両が存在していないときとで、前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量として、異なる値を算出すること
    を特徴とする請求項4に記載の先行車両検出装置。
  6. 前記目標変化量算出手段は、自車両が走行している走行車線前方の先行車両を追跡しているときは、走行車線とこの走行車線よりも曲率の大きな内側車線との境界周辺がスキャンされるように前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量を算出し、走行車線前方に先行車両が存在していないときは、前記内側車線がスキャンされるように前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量を算出すること
    を特徴とする請求項5に記載の先行車両検出装置。
  7. 自車両前方をレーザ光により所定のスキャン幅でスキャンして先行車両を検出するスキャニングレーザレーダと、当該スキャニングレーザレーダのスキャン中心幅を可変にするアクチュエータとを備える走行車両検出装置の制御方法であって、
    前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を変化させる必要がある地点を算出する第1のステップと、
    前記第1のステップで算出された地点で必要とされる前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心の変化量を算出する第2のステップと、
    前記アクチュエータの可動速度に基づき、前記アクチュエータが前記スキャニングレーザレーダのスキャン幅中心を前記第2のステップで算出された変化量だけ変化させるのに要する時間を算出する第3のステップと、
    自車両の走行速度に基づき、前記第3のステップで算出された時間で自車両が走行する距離を算出する第4のステップと、
    自車両が前記第1のステップで算出された地点から前記第4のステップで算出された距離分だけ手前の地点に到達した段階で、前記アクチュエータの動作を開始させる第5のステップとを有すること
    を特徴とする先行車両検出装置の制御方法。
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