JP4366598B2 - 面発光型半導体レーザおよびその製造方法、光モジュール、並びに、光伝達装置 - Google Patents

面発光型半導体レーザおよびその製造方法、光モジュール、並びに、光伝達装置 Download PDF

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Description

本発明は、面発光型半導体レーザおよびその製造方法、光モジュール、並びに、光伝達装置に関する。
光通信の分野において、面発光型半導体レーザは、安価で高機能な光源として注目されている。面発光型半導体レーザを光通信に用いるときには、放射角の狭い放射パターンのレーザ光を得ることが望ましい場合がある。
例えば、特開2000−67449号公報には、面発光型半導体レーザのレーザ光の出射面に、インクジェット法によりマイクロレンズを作製し、放射角を狭くする方法が提案されている。この場合、酸化狭窄層により横モードが確定するため、狭窄径を広げて大電流を注入しようとすると、光学的なモードの数が増えることになる。
特開2000−67449号公報
本発明の目的は、高出力であって、放射角の狭いレーザ光を出射することが可能な面発光型半導体レーザおよびその製造方法を提供することにある。また、本発明の目的は、前記面発光型半導体レーザを含む光モジュールおよび光伝達装置を提供することにある。
本発明に係る面発光型半導体レーザは、
基板と、
前記基板の上方に形成された第1ミラーと、
前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、
前記第2ミラーの上方に形成されたレンズ部と、を含み、
前記レンズ部は、前記第2ミラーの上面から出射する光の経路を変化させる機能を有し、
前記第2ミラーは、該第2ミラーの面方向に周期的な屈折率分布を有するフォトニック結晶領域を有し、
前記フォトニック結晶領域は、欠陥領域を有し、かつ、該欠陥領域に光を閉じ込める機能を有する。
この面発光型半導体レーザによれば、低しきい値でレーザ光を発振させることができ、かつ、高出力なレーザ光を得ることができ、さらに、放射角を狭くすることができる。
なお、本発明において、特定のもの(以下、「A」という)の上方に形成された他の特定のもの(以下、「B」という)とは、A上に直接形成されたBと、A上に、A上の他のものを介して形成されたBと、を含む。また、本発明において、Aの上方にBを形成するとは、A上に直接Bを形成する場合と、A上に、A上の他のものを介してBを形成する場合と、を含む。
また、本発明において、「周期的」とは、「擬周期的」を含む概念である。即ち、本発明のフォトニック結晶領域には、周期的なフォトニック結晶構造を有するものと、擬周期的なフォトニック結晶構造を有するものと、を含む。擬周期的なフォトニック結晶構造としては、例えば、フォトニック準結晶構造(例えば、M. Notomi, H. Suzuki, T. Tamamura, K. Edagawa, Phys. Rev. Lett. 92 (2004) 123906. 参照)または円座標フォトニック結晶構造(例えば、特開2004−109737号公報参照)などが挙げられる。
本発明に係る面発光型半導体レーザにおいて、
前記欠陥領域以外の前記フォトニック結晶領域には、前記第2ミラーの厚み方向に延伸する複数の空孔が形成されていることができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザにおいて、
平面視における前記欠陥領域の中心は、前記第2ミラーの上面から出射する光の中心と同一または略同一であり、
前記複数の空孔は、前記欠陥領域の中心に対して回転対称となる位置に配列されていることができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザにおいて、
前記レンズ部の形成領域における前記空孔内は、前記レンズ部の材料によって満たされていることができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザにおいて、
前記レンズ部は、少なくとも前記欠陥領域の上方に形成されていることができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザにおいて、
前記第2ミラーの上方に形成された電極を有し、
前記レンズ部は、前記電極によって堰き止められて形成されていることができる。
本発明に係る光モジュールは、上述の面発光型半導体レーザと、
光導波路と、を含むことができる。
本発明に係る光伝達装置は、上述の光モジュールを含むことができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザの製造方法は、
基板の上方に、少なくとも、第1ミラー、活性層、および、第2ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
前記半導体層をパターニングすることにより、少なくとも前記第2ミラーの一部を含む柱状部を形成する工程と、
前記第2ミラー内に、該第2ミラーの面方向に周期的な屈折率分布を有するフォトニック結晶領域を形成する工程と、
前記柱状部の上方にレンズ部を形成する工程と、を含み、
前記レンズ部は、前記第2ミラーの上面から出射する光の経路を変化させる機能を有するように形成され、かつ、該レンズ部の材料を含む液滴を吐出する液滴吐出法によって形成され、
前記フォトニック結晶領域は、欠陥領域を有するように形成され、かつ、該欠陥領域に光を閉じ込める機能を有するように形成される。
本発明に係る面発光型半導体レーザの製造方法において、
前記欠陥領域以外の前記フォトニック結晶領域に、前記第2ミラーの厚み方向に延伸する複数の空孔を形成することができる。
本発明に係る面発光型半導体レーザの製造方法において、
前記レンズ部を形成する工程の前に、前記柱状部の上方に電極を形成する工程を含み、
前記レンズ部を形成する工程において、前記液滴は、前記電極によって堰き止められることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
1.第1の実施形態
1−1.面発光型半導体レーザの構造
図1は、本発明を適用した第1の実施形態に係る面発光型半導体レーザ(以下、「面発光レーザ」ともいう)100を模式的に示す断面図である。また、図2は、図1に示す面発光型半導体レーザ100を模式的に示す平面図である。なお、図1は、図2のI−I線における断面を示す図である。
本実施形態の面発光レーザ100は、図1および図2に示すように、基板(本実施形態では、半導体基板であるn型GaAs基板)101と、基板101上に形成された垂直共振器(以下「共振器」という)140と、第1電極107と、第2電極109と、レンズ部190と、を含む。共振器140は、第1ミラー102と、活性層103と、第2ミラー104と、を含む。
次に、この面発光レーザ100の各構成要素について述べる。
共振器140は、例えば、n型Al0.9Ga0.1As層とn型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した40ペアの分布反射型多層膜ミラー(以下、「第1ミラー」という)102と、GaAsウェル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層からなり、ウェル層が3層で構成される量子井戸構造を含む活性層103と、p型Al0.9Ga0.1As層とp型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した25ペアの分布反射型多層膜ミラー(以下、「第2ミラー」という)104と、が順次積層されて構成されている。なお、第1ミラー102、活性層103、および第2ミラー104を構成する各層の組成および層数は特に限定されるわけではない。
第2ミラー104は、例えば炭素(C)、亜鉛(Zn)、またはマグネシウム(Mg)などがドーピングされることによりp型にされ、第1ミラー102は、例えばケイ素(Si)、またはセレン(Se)などがドーピングされることによりn型にされている。従って、p型の第2ミラー104、不純物がドーピングされていない活性層103、およびn型の第1ミラー102により、pinダイオードが形成される。
また、共振器140のうち、第2ミラー104から第1ミラー102の途中にかけての部分が、第2ミラー104の上面104aからみて円形の形状にエッチングされて柱状の半導体堆積体(以下「柱状部」という)130が形成されている。柱状部130の平面形状である円形の直径は適宜設定されるが、例えば50μm程度とすることができる。なお、本実施形態では、柱状部130の平面形状を円形としたが、この形状は任意の形状をとることができる。
さらに、第2ミラー104を構成する層のうち活性層103に近い領域に、AlGaAs層を側面から酸化することにより得られる酸化狭窄層105が形成されている。この酸化狭窄層105はリング状に形成されている。すなわち、この酸化狭窄層105は、図1に示す基板101の表面101aと平行な面で切断した場合における断面形状が、柱状部130の平面形状の円形と同心の円のリング状である。
第2ミラー104は、第2ミラー104の面方向に周期的な屈折率分布を有するフォトニック結晶領域122を有する。図示の例では、フォトニック結晶領域122には、第2ミラー104の厚み方向に延伸する複数の空孔120が形成されている。フォトニック結晶領域122は、図1および図2に示すように、空孔120の形成されていない領域、即ち、欠陥領域124を有する。言い換えるならば、図示の例では、空孔120は、欠陥領域124の周囲に、三角格子状に同ピッチ間隔で複数配列されている。図示の例では、空孔120の数は、126個であるが、その数は適宜増減可能である。また、空孔120の配列は、何らかの回転対称性と周期性を有すれば、三角格子状に限定されず、例えば、正方格子状などにすることもできる。また、空孔120は、平面視における欠陥領域124の中心に対して、2回以上の回転対称となる位置に形成されることができる。例えば、図2に示す三角格子状に配列された空孔120は、6回の回転対称性を有する。また、空孔120の深さは、特に限定されず、例えば、第2ミラー104を貫通することもできる。
平面視において、欠陥領域124の中心は、第2ミラーの上面104aから出射する光の中心と同一または略同一とすることができる。上述したようなフォトニック結晶領域122によって、欠陥領域124に光を閉じ込めることができる。
図1に示すように、レンズ部190の形成されている領域における空孔120内は、レンズ部190の材料によって満たされていることができる。これにより、空孔120内がレンズ部190の材料によって満たされていない場合に比べ、フォトニック結晶領域122の屈折率分布における屈折率の変化幅が小さくなる。従って、第2ミラー104の面方向において、全反射条件を満たす光のモード数が減少する。その結果、共振器140から出射されるレーザ光のモード数を減らすことができ、例えば、共振器140から出射されるレーザ光をシングルモードとすることができる。
また、空孔120内がレンズ部190の材料によって満たされていない場合に比べ、欠陥領域124の平面視における面積を大きくしても、共振器140から出射されるレーザ光のモード数を増えにくくすることができる。欠陥領域124の平面視における面積が大きくなると、共振器140から出射されるレーザ光の放射角は狭くなる。従って、空孔120内が、レンズ部190の材料によって満たされていると、モード数が少なく、かつ、放射角の狭いレーザ光を共振器140から出射することができる。
なお、空孔120内を満たす材料としては、レンズ部190の材料に限定されず、適宜材料を選択することができる。
また、図示はしないが、レンズ部190の形成されている領域における空孔120内の一部を、レンズ部190の材料によって満たすこともできる。あるいは、レンズ部190の形成されている領域における空孔120内には、レンズ部190の材料が存在しないようにすることもできる。これにより、空孔120内がレンズ部190の材料によって満たされている場合に比べ、フォトニック結晶領域122の屈折率分布における屈折率の変化幅が大きくなる。従って、第2ミラー104の面方向において、光は全反射条件を満たしやすくなり、光の閉じ込め効果を大きくすることができる。空孔120内にレンズ部190の材料が入る度合は、例えば、レンズ部190の材料の粘度等を調整することによって制御することができる。
本実施形態に係る面発光レーザ100においては、柱状部130の側面を覆うようにして、埋め込み絶縁層106が形成されている。埋め込み絶縁層106を構成する樹脂は、例えば、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂、アクリル系樹脂、またはエポキシ系樹脂などを用いることができ、特に、加工の容易性や絶縁性の観点から、ポリイミド系樹脂またはフッ素系樹脂であるのが望ましい。
柱状部130および埋め込み絶縁層106の上には、第1電極107が形成されている。第1電極107は、柱状部130上に開口部180を有する。第1電極107の開口部180の平面形状は、第2ミラー104の上面104a上に形成されるレンズ部190の機能や用途によって定められる。例えば、第1電極107の開口部180の平面形状を円にすることができる。これにより、レンズ部190の立体形状を、球状、または球の一部を切り取った形状(図1および図2参照)に形成することができる。また、例えば、第1電極107の開口部180の平面形状を矩形にすることもできる。
第1電極107は、例えば金(Au)と亜鉛(Zn)との合金と、金(Au)との積層膜からなる。さらに、第2電極109は、基板101の裏面101b上に設けられている。第2電極109は、例えば金(Au)とゲルマニウム(Ge)の合金と、ニッケル(Ni)と、金(Au)との積層膜からなる。すなわち、図1および図2に示す面発光レーザ100では、柱状部130上で第1電極107は第2ミラー104と接合し、かつ、第2電極109は基板101と接合している。この第1電極107および第2電極109によって活性層103に電流が注入される。
なお、第1電極107および第2電極109を形成するための材料は、前述したものに限定されるわけではなく、密着性強化、拡散防止、あるいは酸化防止などのために必要に応じて、例えばCr、Ti、Ni、Au、またはPtなどの金属やこれらの合金などが利用可能である。
また、本実施形態では、第2電極109が基板101の裏面101b上に設けられている場合について示したが、第2電極109を第1ミラー102の上面102a上に設けてもよい。
レンズ部190は、少なくとも欠陥領域124の上に形成されている。レンズ部190は、フォトニック結晶領域122の上に形成されることができる。レンズ部190は、第1電極107によって堰き止められて形成されることができる。即ち、第1電極107の開口部180の平面形状を制御することによって、レンズ部190の形状を制御することができる。例えば、図3に示すように、欠陥領域124と、第1電極107の開口部180とを一致させて、欠陥領域124の上にのみレンズ部190を形成することもできる。この場合、例えば図1に示す例などに比べ、レンズ部190の体積を小さくすることができるので、デバイスを小型化することができる。また、レンズ部190の形成時間を短縮することができる。また、レンズ部190の材料費を削減できるので経済的である。
平面視において、レンズ部190の中心は、第2ミラー104の上面104aから出射する光の中心と同一または略同一となるように形成されることができる。
レンズ部190は、第2ミラー104の上面104aから出射する光の光路を変化させる機能を有する。具体的には、レンズ部190は、例えば、第2ミラー104の上面104aから出射する光を集光、偏光、または分光する機能を有することができる。レンズ部190は、その用途および機能に応じた立体形状を有する。例えば、レンズ部190の形状は、凸状の形状であることができる。より具体的には、レンズ部190の形状は、例えば、図1および図2に示すように、1つの球の一部を切り取った形状とすることができる。
1−2.面発光型半導体レーザの製造方法
次に、本発明を適用した第1の実施形態に係る面発光レーザ100の製造方法の一例について、図1、図2、図4〜図10を用いて述べる。図4〜図10は、図1および図2に示す本実施形態の面発光レーザ100の一製造工程を模式的に示す断面図であり、それぞれ図1に示す断面図に対応している。
(1)まず、n型GaAsからなる基板101の上に、組成を変調させながらエピタキシャル成長させることにより、図4に示すように、半導体多層膜150を形成する。ここで、半導体多層膜150は、例えばn型Al0.9Ga0.1As層とn型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した40ペアの第1ミラー102と、GaAsウェル層とAl0.3Ga0.7Asバリア層からなり、ウェル層が3層で構成される量子井戸構造を含む活性層103と、p型Al0.9Ga0.1As層とp型Al0.15Ga0.85As層とを交互に積層した25ペアの第2ミラー104とからなる。これらの層を順に基板101上に積層させることにより、半導体多層膜150が形成される。
なお、第2ミラー104を成長させる際に、活性層103近傍の少なくとも1層を、後に酸化されて酸化狭窄層105となるAlAs層またはAlGaAs層に形成することができる。この酸化狭窄層105となるAlGaAs層のAl組成は、例えば0.95以上である。本実施形態において、AlGaAs層のAl組成とは、III族元素に対するアルミニウム(Al)の組成である。また、第2ミラー104の最表面の層は、キャリア密度を高くし、電極(第1電極107)とのオーミック接触をとりやすくしておくのが望ましい。
エピタキシャル成長を行う際の温度は、成長方法や原料、基板101の種類、あるいは形成する半導体多層膜150の種類、厚さ、およびキャリア密度によって適宜決定されるが、一般に、450℃〜800℃であるのが好ましい。また、エピタキシャル成長を行う際の所要時間も、温度と同様に適宜決定される。また、エピタキシャル成長させる方法としては、有機金属気相成長(MOVPE:Metal−Organic Vapor Phase Epitaxy)法や、MBE(Molecular Beam Epitaxy)法、あるいはLPE(Liquid Phase Epitaxy)法などを用いることができる。
次に、半導体多層膜150上に、レジストを塗布した後リソグラフィ法により該レジストをパターニングすることにより、図4に示すように、所定のパターンのレジスト層R1を形成する。レジスト層R1は、柱状部130(図1および図2参照)の形成予定領域の上方に形成する。
(2)次に、レジスト層R1をマスクとして、例えばドライエッチング法により、第2ミラー104、活性層103、および第1ミラー102の一部をエッチングして、図5に示すように、柱状の半導体堆積体(柱状部)130を形成する。その後、レジスト層R1を除去する。
(3)次に、図6に示すように、例えば400℃程度の水蒸気雰囲気中に、上記工程によって柱状部130が形成された基板101を投入することにより、前述の第2ミラー104中のAl組成が高い層(Al組成が例えば0.95以上の層)を側面から酸化して、酸化狭窄層105を形成する。酸化レートは、炉の温度、水蒸気の供給量、酸化すべき層のAl組成および膜厚に依存する。酸化により形成される酸化狭窄層105を備えた共振器140では、駆動する際に、酸化狭窄層105が形成されていない部分(酸化されていない部分)のみに電流が流れる。従って、酸化によって酸化狭窄層105を形成する工程において、形成する酸化狭窄層105の範囲を制御することにより、電流密度の制御が可能となる。酸化狭窄層105が形成されていない部分の円形の直径は、適宜設定することができるが、例えば8μm程度とすることができる。
(4)次に、図7に示すように、柱状部130、すなわち第1ミラー102の一部、活性層103、および第2ミラー104を取り囲む埋め込み絶縁層106を形成する。
ここでは、埋め込み絶縁層106を形成するための材料として、ポリイミド系樹脂を用いた場合について述べる。まず、例えばスピンコート法を用いて前駆体(ポリイミド前駆体)を、柱状部130を有する基板101上に塗布して、前駆体層を形成する。この際、前記前駆体層の膜厚が柱状部130の高さより大きくなるように形成する。なお、前記前駆体層の形成方法としては、前述したスピンコート法のほか、ディッピング法、スプレーコート法、液滴吐出法等の公知技術が利用できる。
次に、この基板101を、例えばホットプレート等を用いて加熱して溶媒を除去した後、例えば350℃程度の炉に入れて、前駆体層をイミド化させることにより、ほぼ完全に硬化したポリイミド系樹脂層を形成する。次に、図7に示すように、柱状部130の上面130aを露出させて、埋め込み絶縁層106を形成する。柱状部130の上面130aを露出させる方法としては、CMP法、ドライエッチング法、またはウェットエッチング法などが利用できる。また、感光性を有する樹脂で埋め込み絶縁層106を形成することもできる。埋め込み絶縁層106は、必要に応じてリソグラフィ技術などによってパターニングすることができる。
(5)次に、図8に示すように、第2ミラー104の上部にフォトニック結晶領域122を形成する。具体的には、第2ミラー104の上部に、周期的に配列された空孔120を形成する。但し、欠陥領域124には、空孔120を形成しない。空孔120は、リソグラフィ技術およびエッチング技術、または、EB(Electron Beam)加工技術などを用いて形成することができる。
(6)次に、活性層103に電流を注入するための第1電極107、第2電極109(図1および図2参照)を形成する工程について述べる。
まず、第1電極107および第2電極109を形成する前に、必要に応じて、プラズマ処理法等を用いて、柱状部130および基板101の裏面101bを洗浄する。これにより、より安定した特性の素子を形成することができる。
次に、図9に示すように、例えば真空蒸着法により、柱状部130および埋め込み絶縁層106の上面に、例えば金(Au)と亜鉛(Zn)の合金、および金(Au)の積層膜(図示せず)を形成する。次に、リフトオフ法により、柱状部130の上面に、前記積層膜が形成されていない部分を形成する。この部分が開口部180となり、上述したように、開口部180の平面形状を制御することによって、レンズ部190の形状を制御することができる。
次に、例えば真空蒸着法により、基板101の裏面101b上に、例えば金(Au)とゲルマニウム(Ge)の合金、ニッケル(Ni)、および金(Au)の積層膜(図示せず)を形成する。
次に、例えば窒素雰囲気中において、アニール処理を行う。アニール処理の温度は、例えば400℃前後で行う。アニール処理の時間は、例えば3分程度行う。
以上の工程により、図9に示すように、第1電極107および第2電極109が形成される。なお、上記工程において、リフトオフ法のかわりにドライエッチング法またはウェットエッチング法を用いることもできる。また、上記工程において、真空蒸着法のかわりにスパッタ法を用いることもできる。また、第1電極107および第2電極109を形成する順番は、特に限定されない。
(7)次に、レンズ部前駆体190aを形成する。具体的には、図10に示すように、第2ミラー104の上面104aに対して、レンズ部190を形成するための液体材料の液滴190bを吐出して、レンズ部前駆体190aを形成する。前記液体材料は、エネルギー(光または熱など)を付加することによって硬化可能な性質を有する。前記液体材料としては、例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。また、熱硬化型樹脂としては、熱硬化型のポリイミド系樹脂が例示できる。
液滴190bを吐出する方法としては、例えば、ディスペンサ法または液滴吐出法が挙げられる。ディスペンサ法は、液滴を吐出する方法として一般的な方法であり、比較的広い領域に液滴190bを吐出する場合に有効である。また、液滴吐出法は、液滴吐出用のヘッドを用いて液滴を吐出する方法であり、液滴を吐出する位置についてμmオーダーの単位で制御が可能である。また、吐出する液滴の量を、ピコリットルオーダーの単位で制御することができるため、微細な構造のレンズ部190を作製することができる。
液滴吐出法としては、例えば、(I)熱により液体中の気泡の大きさを変化させることで圧力を生じさせ、液体をインクジェットノズルから吐出させる方法や、(II)圧電素子により生じた圧力によって液体をインクジェットノズルから吐出させる方法などがある。圧力の制御性の観点からは、前記(II)の方法が望ましい。
インクジェットヘッド114のノズル112の位置と、液滴190bの吐出位置とのアライメントは、一般的な半導体集積回路の製造工程における露光工程や検査工程で用いられる公知の画像認識技術を用いて行なわれる。例えば、図10に示すように、インクジェットヘッド114のノズル112の位置と、第1電極107の開口部180とのアライメントを画像認識により行う。アライメント後、インクジェットヘッド114に印加する電圧を制御した後、液滴190bを吐出する。
この場合、ノズル112から吐出される液滴190bの吐出角度にはある程度のばらつきがあるが、液滴190bが着弾した位置が開口部180の内側であれば、第1電極107で囲まれた領域にレンズ部前駆体190aが濡れ広がり、自動的に位置の補正がなされる。
(8)次に、レンズ部前駆体190aを硬化させて、レンズ部190を形成する。具体的には、レンズ部前駆体190aに対して、熱または光などのエネルギーを付与する。レンズ部前駆体190aを硬化する際は、レンズ部前駆体190aの材料の種類により適切な方法を用いる。具体的には、例えば、熱エネルギーの付加、あるいは紫外線またはレーザ光等の光照射が挙げられる。
以上の工程により、図1および図2に示すように、本実施形態の面発光レーザ100が得られる。
1−4.作用・効果
本実施形態の面発光レーザ100は、フォトニック結晶領域122と、レンズ部190と、を含む。フォトニック結晶領域122は、欠陥領域124に光を良好に閉じ込めることができる。また、レンズ部190は、光の経路を変化させることができる。
本実施形態の面発光レーザ100は、フォトニック結晶領域122を有するため、レンズ部190およびフォトニック結晶領域122を有しない面発光レーザ(以下、「通常の面発光レーザ」とも言う。)に比べ、低しきい値でレーザ光を発振させることができる。また、本実施形態の面発光レーザ100では、フォトニック結晶領域122を有するため、酸化狭窄層105は、主として電流の閉じ込めを行うことになる。従って、光学的なモードの数を増加させることなく、通常の面発光レーザに比べ、酸化狭窄層105の開口部の径(狭窄径)を大きくすることができる。その結果、活性層103に大電流を注入することができるため、高出力なレーザ光を得ることができる。
また、本実施形態の面発光レーザ100は、レンズ部190を有するため、光の経路を模式的に示すと、例えば、図1に示す矢印Aのようになる。例えば、フォトニック結晶領域122を有し、かつ、レンズ部190を有しない面発光レーザ(以下、「PC面発光レーザ」とも言う。)は、フォトニック結晶領域122が良好な光閉じ込め効果を有するため、通常の面発光レーザに比べ、共振器径(モード径)が小さくなり、共振器140から出射されるレーザ光の放射角は広くなる。即ち、通常の面発光レーザの光の経路を模式的に示すと、例えば、矢印Nのようになり、PC面発光レーザの光の経路を模式的に示すと、例えば、矢印Pのようになる。図1に示すように、本実施形態の面発光レーザ100によれば、レンズ部190を有するため、PC面発光レーザに比べ、放射角を狭くすることができる。
即ち、本実施形態の面発光レーザ100によれば、通常の面発光レーザに比べ、低しきい値でレーザ光を発振させることができ、かつ、高出力なレーザ光を得ることができ、さらに、PC面発光レーザに比べ、放射角を狭くすることができる。
2.第2の実施形態
図11は、本発明を適用した第2の実施形態に係る光モジュール500を模式的に示す断面図である。本実施形態の光モジュール500は、第1の実施形態の面発光レーザ100を含む。
光モジュール500は、面発光レーザ100から出射したレーザ光を光ファイバ30内に導入し伝搬させる光送信モジュールである。光モジュール500は、図11に示すように、面発光レーザ100と、光ファイバ(光導波路)30と、ハウジング31と、を含む。ハウジング31は、ベース36と、ファイバフォルダ34と、を含む。面発光レーザ100は、ベース36上に形成されている。即ち、面発光レーザ100は、ベース36上に固定されている。より具体的には、面発光レーザ100の第2電極109側がベース36に面するように、面発光レーザ100は、ベース36上に固定されている。これにより、面発光レーザ100の第2ミラー104の上面104aが、光ファイバ30の端面30aと対向するように設置される。
光ファイバ30の端部30bおよび面発光レーザ100は、ファイバフォルダ34内に形成されている。より具体的には、光ファイバ30の端部30bは、フェルール32内に設けられ、フェルール32は、ファイバフォルダ34内に取り付けられている。
光モジュール500は、光ファイバ30の端部30bをフェルール32内に挿入し、フェルール32をファイバフォルダ34に取り付けた後、ファイバフォルダ34を、面発光レーザ100が取り付けられたベース36と結合することによって組み立てられる。なお、図示の例では、光モジュール500は、面発光レーザ100と、光ファイバ30との間に、光学部品(例えばレンズ)を介さずに形成されているが、面発光レーザ100と、光ファイバ30との間に光学部品を設けることもできる。
3.第3の実施形態
図12は、本発明を適用した第3の実施形態の光伝達装置を示す図である。光伝達装置90は、コンピュータ、ディスプレイ、記憶装置、プリンタ等の電子機器92を相互に接続するものである。電子機器92は、情報通信機器であることができる。光伝達装置90は、ケーブル94の両端にプラグ96が設けられたものであることができる。ケーブル94は、光モジュール500(図11参照)のうちの光ファイバ30を含む。プラグ96は、光モジュール500のうちの光ファイバ30と、面発光レーザ100との光結合部位を内蔵する。なお、光ファイバ30は、ケーブル94に内蔵され、面発光レーザ100は、プラグ96に内蔵されているため、図12には図示されていない。光ファイバ30と面発光レーザ100との取り付け状態は、第2の実施形態にて説明した通りである。
光ファイバ30の一方の端部には、第1の実施形態の面発光レーザ100が設けられており、光ファイバ30の他方の端部には、受光素子(図示せず)が設けられている。この受光素子は入力された光信号を電気信号に変換した後、この電気信号を一方の電子機器92に入力する。一方、電子機器92から出力された電気信号は、面発光レーザ100によって光信号に変換される。この光信号は光ファイバ30を伝わり、受光素子に入力される。
以上説明したように、本実施形態の光伝達装置90によれば、光信号によって、電子機器92間の情報伝達を行うことができる。
4.第4の実施形態
図13は、本発明を適用した第4の実施形態の光伝達装置の使用形態を示す図である。光伝達装置90は、電子機器80間に接続されている。電子機器80としては、液晶表示モニタまたはデジタル対応のCRT(金融、通信販売、医療、教育の分野で使用されることがある。)、液晶プロジェクタ、プラズマディスプレイパネル(PDP)、デジタルTV、小売店のレジ(POS(Point of Sale Scanning)用)、ビデオ、チューナー、ゲーム装置、あるいは、プリンタなどが挙げられる。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、上述した実施形態の面発光レーザ100では、共振器140に柱状部130が一つ設けられている場合について説明したが、共振器140に柱状部130が複数個設けられている場合、あるいは、柱状部130が設けられていない場合においても本発明の形態は損なわれない。また、複数の面発光レーザ100がアレイ化されている場合でも、同様の作用および効果を奏する。
また、例えば、上述した実施形態において、各半導体層におけるp型とn型とを入れ替えても本発明の趣旨を逸脱するものではない。また、上述した実施形態の面発光レーザ100では、AlGaAs系のものについて説明したが、発振波長に応じてその他の材料系、例えば、AlGaP系、GaInP系、ZnSSe系、InGaN系、AlGaN系、InGaAs系、GaInNAs系、GaAsSb系などの半導体材料を用いることも可能である。
第1の実施形態に係る面発光レーザを模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザを模式的に示す平面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザを模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る面発光レーザの製造方法を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る光モジュールを模式的に示す図。 第3の実施形態に係る光伝達装置を模式的に示す図。 第4の実施形態に係る光伝達装置の使用形態を模式的に示す図。
符号の説明
30 光ファイバ、31 ハウジング、32 フェルール、34 ファイバフォルダ、36 ベース、80 電子機器、90 光伝達装置、92 電子機器、94 ケーブル、96 プラグ、100 面発光レーザ、101 基板、102 第1ミラー、103 活性層、104 第2ミラー、105 酸化狭窄層、106 埋め込み絶縁層、107 第1電極、109 第2電極、112 ノズル、114 インクジェットヘッド、120 空孔、122 フォトニック結晶領域、124 欠陥領域、130 柱状部、140 共振器、150 半導体多層膜、180 開口部、190 レンズ部、500 光モジュール

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板の上方に形成された第1ミラーと、
    前記第1ミラーの上方に形成された活性層と、
    前記活性層の上方に形成された第2ミラーと、
    前記第2ミラーの上方に形成されたレンズ部と、
    前記第2ミラーの上方に形成された電極と、を含み、
    前記レンズ部は、前記第2ミラーの上面から出射する光の経路を変化させる機能を有し、
    前記第2ミラーは、該第2ミラーの面方向に周期的な屈折率分布を有するフォトニック結晶領域を有し、
    前記フォトニック結晶領域は、欠陥領域を有し、かつ、該欠陥領域に光を閉じ込める機能を有
    前記電極は、平面的に見て、前記欠陥領域と一致する開口部を有し、
    前記レンズ部は、前記電極によって堰き止められて、前記欠陥領域上にのみ形成されている、面発光型半導体レーザ。
  2. 請求項1において、
    前記欠陥領域以外の前記フォトニック結晶領域には、前記第2ミラーの厚み方向に延伸する複数の空孔が形成されている、面発光型半導体レーザ。
  3. 請求項2において、
    平面視における前記欠陥領域の中心は、前記第2ミラーの上面から出射する光の中心と同一または略同一であり、
    前記複数の空孔は、前記欠陥領域の中心に対して回転対称となる位置に配列されている、面発光型半導体レーザ。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の面発光型半導体レーザと、
    光導波路と、を含む、光モジュール。
  5. 請求項に記載の光モジュールを含む、光伝達装置。
  6. 基板の上方に、少なくとも、第1ミラー、活性層、および、第2ミラーを構成するための半導体層を積層する工程と、
    前記半導体層をパターニングすることにより、少なくとも前記第2ミラーの一部を含む柱状部を形成する工程と、
    前記第2ミラー内に、該第2ミラーの面方向に周期的な屈折率分布を有するフォトニック結晶領域を形成する工程と、
    前記柱状部の上方に電極を形成する工程と、
    前記柱状部の上方にレンズ部を形成する工程と、を含み、
    前記レンズ部は、前記第2ミラーの上面から出射する光の経路を変化させる機能を有するように形成され、かつ、該レンズ部の材料を含む液滴を吐出する液滴吐出法によって形成され、
    前記フォトニック結晶領域は、欠陥領域を有するように形成され、かつ、該欠陥領域に光を閉じ込める機能を有するように形成され、
    前記電極は、前記欠陥領域と一致する開口部を有するように形成され、
    前記レンズ部を形成する工程において、前記液滴は、前記電極によって堰き止められ、前記レンズ部は、前記欠陥領域上にのみ形成される、面発光型半導体レーザの製造方法。
  7. 請求項において、
    前記欠陥領域以外の前記フォトニック結晶領域に、前記第2ミラーの厚み方向に延伸する複数の空孔を形成する、面発光型半導体レーザの製造方法。
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