JP4366388B2 - 電気洗濯機あるいは乾燥機能を備えた電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機あるいは乾燥機能を備えた電気洗濯機 Download PDF

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Description

本発明は、洗濯物に対して機械力を付与するパルセータを有する電気洗濯機または乾燥
機能を備えた電気洗濯機に関する。
洗濯槽を縦型に配置した電気洗濯機は、その洗濯槽の回転中心にパルセータを設け、こ
のパルセータの回転で洗濯槽内の水流を攪拌することで洗濯槽内の衣類の洗濯を可能とし
ている。このパルセータは円盤の中央から放射状に形成される凸状の複数のリブを備えて
いる。これら従来例は、洗濯槽内に満たした水を前記パルセータにより攪拌し、その攪拌
される水流により衣類の洗浄を行うものである。
特開2002−119784号公報
前記従来の洗濯機は、パルセータによって洗濯槽内の水に旋回力を与え、それによって
衣類を攪拌することで、衣類の洗浄を行うことを主眼としている。このため、適正な衣類
に対して適正な水量が必要である。水量が少ないと、上記特許文献にも記載されている通
り、前記パルセータの凸リブに衣類が直接衝突し、その時の衝撃や表面の摩擦により、衣
類が傷むという不具合が生じていた。
また、近年、洗濯槽を縦型に配置した電気洗濯機に乾燥機能を備えたものが脚光を浴び
ている。これらの乾燥洗濯機は、前記パルセータの表面に複数の温風穴を設けて、このパ
ルセータを回転槽に水を入れない状態で回転させるため、衣類の攪拌が起こりにくく、衣
類が絡んで団子状態になったり、回転軸近傍と外周の回転速度差により衣類が捻じれてし
わが生じるなどの課題や、乾燥に時間が掛かるという課題がある。
そこで、この発明の目的は、パルセータの回転により、衣類を上下に振動させて、衣類
をたたき洗いするように洗浄することが可能な洗濯機を提供することに有る。
また、本発明の他の目的は、パルセータの回転により、衣類を上下に振動させて、衣類
のたたき洗いと、良好な乾燥効率が得られる、乾燥機能を備えた洗濯機を提供することに
ある。
前記課題を解決するために、この発明では、パルセータの上面を、回転中心から放射状に形成される一対の隆起部と、この一対の隆起部の間に形成される谷部とから構成し、前記隆起部は、回転中心から外周方向に向かって徐々に立ちあがる形状を備え、前記中心から所定の位置離れた円周の断面形状を展開したときに、前記パルセータの表面は、隆起部から徐々に谷部に至り、谷部から徐々に隆起部に至る波形状であって、その波形状の表面に複数の凸状のリブを設ける。
本発明によれば、回転槽に投入される衣類に上下方向の振動を簡単に与えることで、衣
類の洗浄効率または乾燥効率を向上させることができる。
ここで説明する最良の実施の形態は、回転軸を上下方向に配置した回転槽を備えた電気
洗濯機または乾燥洗濯機に関するものであり、その特徴は、前記回転槽の回転軸に上面形
状が略円形のパルセータを設け、このパルセータの上面を、回転軸から放射状に形成され
る複数の隆起部と、この隆起部の間に形成される谷部とから構成し、前記隆起部を回転軸
から外周方向に徐々に隆起する形状とすることで、前記回転軸から所定の位置離れた円周
の断面形状を展開したときに、前記パルセータの表面が隆起部から徐々に谷部に至り、谷
部から徐々に隆起部に至る波形状を備えるようにした点にある。
この最良の形態に係る電気洗濯機または電気乾燥洗濯機によれば、回転槽に投入される
衣類に上下方向の振動を簡単に与えることで、衣類の洗浄効率あるいは乾燥効率を向上さ
せることができる。なお、このパルセータによれば、脱水機能を持たない電気洗濯機のパ
ルセータでも同様な作用効果を得ることができる。
以下、図1から図64を参照して、この実施の形態に係る電気洗濯機または電気乾燥洗
濯機を説明する。図1から図3は本発明を電気洗濯機に適用した第1の実施の形態を示し
、図4から図6は乾燥洗濯機に適用した第2の実施の形態を示し、図7から図64には、
これら電気洗濯機または電気乾燥洗濯機に適用されるパルセータの他の実施の形態を示し
ている。なお、同一の部位や機能部分は同一符号をもって示し、重複した説明を省略する

(第1の実施の形態)
図1から図3は、筐体内に回転軸を上下方向とする回転槽を備えた電気洗濯機に、この
パルセータを適用した第1の実施の形態である。
先ず、図1を参照して、この電気洗濯機の概略構造を説明する。図1は概略構図であり
、(a)図が電気洗濯機の断面図、(b)図がパルセータの斜視図、(c)図がパルセー
タの展開断面面図である。
この電気洗濯機1は、箱型の筐体10と、この筐体10の上部を覆う上カバー20とか
ら構成される。前記筐体10は、この筐体10の底面を構成する樹脂成形品の下部筐体1
1と、筐体10の上部を構成する鋼板性の上部筐体12から構成される。この筐体10の
上部4隅には吊棒取付部13が設けられ、この吊棒取付部13に取り付けられる吊棒14
を介して洗濯槽30が4点支持されるように筐体10に取り付けられる。
前記洗濯槽30は、上部に開放した容器であり、この洗濯槽30内に回転槽40が配置
され、この回転槽40と前記洗濯槽30の下部に設けられるモータ31とがこのモータ3
1の回転軸32を介して取り付けられる。前記回転槽40は、上部が開放した円柱形状の
容器であり、周囲に複数の脱水用の穴41が形成されている。前記回転槽40の底には前
記モータ31の回転軸32の先端が露出し、この先端部にパルセータ100が取り付けら
れる。ここで、前記パルセータ100は、前記モータ31の回転軸32に直結され、前記
回転槽40は、図示しないクラッチ機構により、前記モータ31の回転軸32に接続され
たりフリーにすることができる。
したがって、この洗濯機1によれば、パルセータ100を独立して、あるいは回転槽4
0と連動して回転させることにより、回転槽40に投入した衣類の洗濯を行うことができ
るし、また、回転槽40を高速回転させることにより、脱水を行うことができる。
一方、前記上カバー20には、前記回転槽40の上部開放部42に合わせて衣類投入口
21が設けられ、その上部に蓋体22が設けられる。更に、この蓋体22の前部に操作パ
ネル部23が配置される。なお、前記上部開放部42にはリング状のバランサ43が取り
付けられている
そして、この電気洗濯機1の大きな特徴の1つは、回転槽40内の衣類を上下に振動さ
せることで、衣類のたたき洗いを可能とするパルセータ100を採用した点である。この
パルセータ100は、(b)図に示すように、略円形の上面形状を有し、その表面は、回
転軸Pから放射状に形成される複数の隆起部101と、この隆起部101の間に形成され
る谷部102とから構成される。この実施の形態では、パルセータ100の回転軸Pを挟
んで形成される2つの隆起部101a、101bと、この隆起部101の間に形成される
2つの谷部102a、102bとを備えている。
前記隆起部101は回転軸Pから外周方向に徐々に隆起する形状とし、前記回転軸Pか
ら所定の距離L1離れた位置の断面形状を展開したときに、前記パルセータ100の表面
は、(c)図に示すように、谷部102aから徐々に上昇して隆起部101aに至り、こ
の隆起部101aから徐々に下降して谷部102bに至り、この谷部102bから再び徐
々に上昇して隆起部101bに至り、更に隆起部101bから再び徐々に下降して谷部1
02aに至る波形状を備えている。
そして、このパルセータ100は、前記回転槽40の底面全体がほぼ前記パルセータ10
0によって覆われる大きさを備えている。これにより、パルセータ100の上面を構成す
る波形の曲面は回転槽40の内壁面にほぼ連続して配置される。ここで、この実施の形態
では、パルセータ100と回転槽40との嵌合を良好にするために、回転槽40の底部の
外周にリング状の縁体44を残し、この縁体44の内側のパルセータ受部45にパルセー
タ100が配置される。
このパルセータ100によれば、例えば、パルセータ100の回転軸Pの近傍に存在す
る衣類は、パルセータ100の回転で生じる遠心力により、回転軸Pの近傍から外周方向
に移動する。この移動の過程において、前記パルセータ100上に存在する衣類は、パル
セータ100の隆起部101と谷部102とで形成される波形の表面の上を移動する。即
ち、衣類は,慣性力によりその位置に止まろうとするので、パルセータ100の波形の表
面を滑りながら移動する。これを衣類の上下の動きでみると、衣類は上下に振動するよう
な動きをとる。ここで、このパルセータ100の波形の表面を構成する隆起部101と谷
部102の差(段差)L2は、回転軸Pの近傍では小さく、外周に行くにしたがって大き
くなる。したがって、遠心力によりパルセータ100の中心から外周に移動する衣類の上
下の動きをみると、回転軸Pから外周に移動するのにしたがって徐々に上下の動きを大き
くする。しかも、この上下の移動を大きくする衣類は内輪差(回転軸Pの近傍と外周の円
周の差(速度差))により回転運動、即ち、衣類を反転させる動きをともなって移動する
そして、外周に至った衣類は、次々に送られてくる他の衣類により、回転槽40の内壁
面を上昇し、再び回転軸Pの近傍に至る動きを行う。
この洗濯機1によれば、回転槽40内に満たされる水量が少ないと、より前記たたき洗
いの効果を得ることができる。したがって、攪拌流によって洗濯を行う従来例に比べて、
水量を少なくすることができる。しかも、たたき洗いのような、上下に衣類を振動させ、
しかも振幅幅を徐々に大きくするので、洗浄効果を向上することができる。
次に、図2を参照して、このパルセータの特徴を更に説明する。図2はこの実施の形態
に係る動作原理の概略図であり、(a)図が回転槽の断面斜視図、(b)図は衣類の振動
動作を示すグラフである。
図2において、この実施の形態では、パルセータ100の上面に形成される隆起部10
1と谷部102は交互に等間隔で配置される。図面上では、説明をわかりするために、隆
起部101と谷部102の折り返し部分(稜線)を直線で示している。これによって、隆
起部101や谷部102が回転軸Pに対して対称となるので、パルセータ100を高速回
転させても回転軸がぶれることがない。
また、(a)図に示すように、この実施の形態では、円盤の上面を回転軸Pを通る線(
谷部)から折り返し、両側に向かって徐々に立ちあげる平板状の傾斜面としている。した
がって、この実施の形態では、パルセータ100の上面を構成する2つの半円形面が、V
字状に折り返された形状としている。
つまり、隆起部101は、回転軸Pから外周方向に徐々に隆起する形状であり、谷部1
02は、回転軸Pから外周に方向にほぼ水平に伸びた形状としている。ここで、谷部10
2は、図面上、鋭角に図示されているが小さなアールや平坦面で連続されている。また、
この実施の形態では、谷部102は水平に形成されているが、外周方向に徐々に隆起する
形状でもよい。ここで、重要なのは、回転軸Pから等距離の地点での隆起部101と谷部
102の段差L2である。
この実施の形態では、パルセータ100の回転により衣類を上下に振動させることで洗
浄力を向上させるので、ほぼ前記段差L2がほぼ衣類の振動幅L2となる。したがって、
パルセータ100の上面は回転軸Pから外周方向に徐々に振幅幅L2を大きくする波形の
曲面で構成している。
傾斜面の傾斜角度Θ(パルセータの回転方向に対する角度)と洗濯物の上下方向の動き
及び布絡みとの関係を実験的に調べてみると、洗濯物の上下方向の動きは、傾斜面の傾斜
角度に比例して増加していくが、ある角度でピークを迎え、それ以上では逆に減少した。
このことから、最適な傾斜角度があることが分った。これは、傾斜角度が大きすぎると、
洗濯物が傾斜面に押されパルセータの表面を滑りにくくなり、傾斜面の上方に移動しづら
くなるためである。実験的結果によれば、傾斜角度Θは15〜25°が好適であり、この
時、傾斜面の高低差はパルセータ直径の0.13〜0.22倍程度となる。
一方、実験結果によれば、布絡みは、洗濯物の上下動が減少しだす傾斜角度以上で急に
増加しだす。これは、傾斜角度が大きすぎると、洗濯物はパルセータ100の表面を滑り
にくく、傾斜面の谷部で団子状になり、転がるような運動をするからである。
次に、この図2を参照して、洗浄される衣類の動きを更に説明する。
先ず、図2の(a)図において、回転槽40内に投入される衣類は、矢印に示すように
、パルセータ100の回転軸Pから外周方向に移動し、回転槽40の内壁に沿って上昇し
、更に回転槽40の回転軸Pの上方に移動し、回転軸Pに沿って下降し、再びパルセータ
100に沿って、回転軸Pから外周方向に移動する軌跡を通る。
つまり、パルセータ100の回転軸Pの近傍に存在する衣類は、パルセータ100の回
転で生じる遠心力により、回転軸Pの近傍から外周に移動して、回転槽40の内壁面に至
る。回転軸Pの近傍は衣類の移動により空くので、次の衣類がこの回転軸Pの近傍に上方
から供給される。先に外周に移動した衣類は次々に送り込まれる衣類によって内壁面に沿
って上昇する。そして、上昇した衣類は、上層の回転軸Pの近傍に送り出され、更に回転
軸Pに沿って下降する。このように、衣類はパルセータ100の回転による循環を行う。
そして、この実施の形態の大きな特徴は、パルセータ100の回転軸Pから外周方向に
移動する過程において、前記パルセータ100上に存在する衣類が、パルセータ100の
隆起部101と谷部102とで形成される波形の表面の上を滑りながら移動することによ
り、徐々に上下方向の振幅を大きくする点にある。即ち、パルセータ100の表面に位置
する衣類は,慣性力によりその位置に止まろうとするので、パルセータ100の波形の表
面を滑りながら移動する。これを上下の動きでみると、衣類は波形の形状に沿って上下に
移動する。
ここで、このパルセータ100の波形の表面は、隆起部101と谷部102の差(段差
L2)は、回転軸Pの近傍では小さく、外周に行くにしたがって大きくなっている。した
がって、遠心力によりパルセータ100の回転軸Pから外周に移動する衣類の上下の動き
をみると、回転軸から外周に移動するのにしたがって徐々に上下の動きが大きくなる。
(b)図は、この徐々に上下方向の振幅幅L2を大きくする衣類の移動を模式的に示し
たものである。X軸が中心位置からの距離、Y軸が衣類の上下の振幅幅L2(高さ)を示
している。また、Q1はパルセータ100の1回転を示している。図から明らかなように
、回転軸Pの近傍にある衣類は、当初振幅幅L2は小さいが、遠心力により、外周方向に
行くにしたがって、その振幅幅L2は大きくなり、パルセータ100の外周端部に至った
衣類は回転槽40の内壁面に沿って上昇し、再び回転軸Pの近傍に至る循環サイクルを繰
り返す。
しかも、この上下の移動を大きくする衣類は、外周と内周の内輪差により回転運動、即
ち、衣類を反転させる動きをともなって移動する。したがって、回転槽40内を循環する
衣類は、反転させながら上下の動きを徐々に大きくする洗浄を繰り返すので、たたき洗い
を行っていると同様な効果を得ることができる。
特に、従来のパルセータは平坦な上面から凸リブが張り出しているため、この凸リブに
衣類があたって衣類の耐久性を弱める課題がある。しかし、この実施の形態では、パルセ
ータの上面が緩やかな波形形状の曲面としているので、衣類は、この上面を滑るように移
動するので、衣類の耐久性を弱めるのを軽減できる。また、従来例では内輪差により、衣
類が捻じれて絡む課題が有るが、この実施の形態では、この課題を軽減することができる
次に、図3を参照して、この実施の形態に係るパルセータの外観形状を更に説明する。
図3は、パルセータの外観図であり、(a)図が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が
上面図、(d)図が右側面図、(e)図が横断面図、(f)図が底面図である。なお、背
面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称につき省略している。
この実施の形態に係るパルセータ100は、1つの成形型で形成される成形品である。
この実施の形態では、軽量化を図るために樹脂材料で形成している。なお、樹脂材料で形
成する場合、回転中心の強度を高めるために、モータの回転軸32が取り付けられる軸受
部104に金属材料を取り付けたり一体成形してもよい。
この実施の形態では、材料費の低減や軽量化を図るために、(e)図や(f)図に示す
ように、波形の曲面の肉圧を薄くしている。このような薄肉構造をとると、強度が弱くな
るので、底面側に複数の補強リブ103を設けている。この補強リブ103は、前記隆起
部101の頂点と谷部102の底部に対応する位置に十字状に形成し、更に、回転軸Pの
周囲に複数のリング状の補強リブを形成することで、上面から加わる荷重に対応すること
ができる。また、このパルセータ100は回転体であるので、回転軸Pを中心に前記補強
リブ103が対称となるように形成している。
前記したように、この実施の形態に係るパルセータ100は、上面を回転軸Pを通る線
分(谷部102)で分割し、その両側を徐々に立ちあげて形成される傾斜面からなる隆起
部101としている。したがって、(b)図に示す正面図においては、上面形状がほぼV
字形状を成し、(d)図に示す左右側面図においては弧状の形状を備えている。更に、こ
の実施の形態では、波形の上面の周囲に縁部105を形成することで強度を高くしている
この縁部105は、上面の平面部分が周端部で屈曲して、垂直面を形成するように形成
される。また、この実施の形態では、縁部105の下部が水平となるように形成され、谷
部102では縁部105の高さ(幅)が小さく、隆起部101では高さ(幅)が大きくな
っている。
図2の(a)図に示すように、このパルセータ101は、回転槽40の底部に形成した
凹状のパルセータ受部45に収納され、前記モータ31の回転軸32に取り付けられる。
パルセータ受部45とパルセータ100との隙間は、パルセータ100の縁部105がパ
ルセータ受部45の内壁面に接触することなく、かつ、この隙間に衣類や硬貨などが混入
しない程度の大きさとする。
また、このパルセータ100は、前記パルセータ受部45に取り付けられた時に、パル
セータ100の最頂部、即ち、隆起部101の外周部分の高さが、前記パルセータ受部4
5の周囲に形成されるリング状の縁体44とほぼ面一となるようにしている。このため、
V字状となった部分では、パルセータ受部45の内壁45aが露出し、この露出した部分
に衣類が適度に接触して洗浄効果の向上が期待できる。
このように、この実施の形態によれば、パルセータ100の回転により、衣類を上下に
振動させて、たたき洗いと同様に洗浄することができる。また、上記説明では、パルセー
タ100の一方向の動きで衣類の動きを説明したが、パルセータ100を反転回転させた
り、あるいは回転槽40とパルセータとの回転を多様に組み合わせることにより洗浄効果
を向上することが期待できる。
(第2の実施の形態)
次に、図4から図6を参照して、衣類に波形の上下振動を加えて、良好な衣類洗浄およ
び衣類乾燥を行うことが可能な第2の実施の形態に係る電気乾燥洗濯機を説明する。
先ず、図4を参照して、この実施の形態に係る乾燥洗濯機の概略構造を説明する。図4
は、概略構図であり、(a)図が乾燥洗濯機の断面図、(b)図がパルセータの斜視図、
(c)図がパルセータの展開面図である。
この実施の形態は、前記第1の実施の形態で採用したパルセータ100と同様な構造を
備えたパルセータ110を採用しいている。ただ、このパルセータ110が前記電気洗濯
機1で採用されるパルセータ100と違うのは、その表面に複数の小穴からなる通風部1
11を設けている点である。
先ず、図4の(a)図を参照して、この乾燥洗濯機5の概略構造を説明する。ここでは
、前記第1の実施の形態と構造の異なる点を説明し、同様な構造部分は同一符号をもって
示して重複した説明を省略する。この乾燥洗濯機5は、洗濯槽30に温風循環機能を備え
ている。この実施の形態では、洗濯槽30の裏面側に温風循環部50を設けている。
即ち、この乾燥洗濯機5は、洗濯槽30に温風を吹き込むことで衣類の洗浄に加えて乾
燥機能を備えている。この構造を更に説明する。図4において、この電気乾燥洗濯機5は
、上下に蛇行した温風ダクト51を備えて、この温風ダクト51内にシャワー水冷除湿器
52、温度センサ53、送風機54、ヒータ55を設けている。
前記温風ダクト51は、前記洗濯槽30の下端から上方に立ちあがり(第1の上昇ダク
ト51a)、前記洗濯槽30の上端部近傍で下降して(下降ダクト51b)前記洗濯槽3
0の下方(前記モータ31に隣接した位置)に設けられている前記送風機54に連通する

前記温風ダクト51は、前記送風機54から再び立ちあがり(第2の上昇ダクト51c)
前記洗濯槽30の上端から回転槽40の中に温風を供給する構造となっている。
なお、洗濯槽30の上部開放部には開閉蓋56が設けられて、温風が洗濯槽30の外に
漏れるのを防いでいる。
このように、この実施の形態では、前記第1の上昇ダクト51aと下降ダクト51bを
介して一度温風ダクト51を前記洗濯槽30の上方近傍まで持ち上げることによって、前
記洗濯槽30内の水が前記送風機54に侵入するのを防ぐことができる。
また、前記第1の上昇ダクト51aを利用して前記シャワー水冷除湿器52を配置する
ことができる。このシャワー水冷除湿器52は前記第1の上昇ダクト51aの上部に設け
られ、水をシャワー状に吹きかけることにより温風を冷やしてこれを除湿することができ
る。また、前記下降ダクト51bを利用して上下に温度センサ53を設けている。そして
、第2の上昇ダクト51cの上端にはヒータ55を設けている。
この構造によれば、前記ヒータ55で空気を暖めて前記洗濯槽30の衣類に吹きかけ、
前記洗濯槽30の複数の穴41やパルセータ110の上面に設けた通風部111から湿っ
た空気を前記第1の上昇ダクト51aに取り込んで前記シャワー水冷除湿器52で湿った
空気を集めて除湿した後、下降ダクト51b経由で送風機54に乾いた空気を取り込んで
、再び第2の上昇ダクト51cを介して前記ヒータ55に供給することができる。
前記したように、この乾燥洗濯機5で採用するパルセータは、第1の実施の形態のパル
セータ100の上面に通風部111を設けたものを採用することができる。その構造を図
4の(b)図と(c)図及び図5に示す。図5は、パルセータの外観図であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が上面図、(d)図が右側面図、(e)図が横断
面図、(f)図が底面図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称に
つき省略している。
詳細構造は、図3の説明と重複するため省略する。ただ、前記通風部111は、小さな
小穴をパンチング状に配列し、回転軸Pの周囲に円形状に形成したものである。この通風
部111の領域は、円形状に限定したものではない。詳細については、後で説明する。
次に、図6を参照して、この実施の形態に係る電気乾燥洗濯機5の衣類乾燥のときの衣
類の動きを従来例との比較で説明する。図6は、衣類乾燥時の回転槽40内の衣類の動き
を説明するものであり、A−1からAー3が従来例を示し、Bー1からBー4がこの実施
の形態の衣類の動きを示している。
先ず、従来例の電気乾燥洗濯機は、洗濯槽30から水を抜いて前記温風循環部50から
温風を供給しながらパルセータを回転させることで衣類の乾燥を行う。このような従来例
では、パルセータの円盤上面に放射状の突出するリブが設けられているため、このリブに
洗濯物が擦ることによる摩擦作用や、洗濯物を変形させることによって乾燥が行われる。
このため、従来例では、A−1に示すように、遠心力で外周に向かって衣類が移動するも
のの、凸リブによる回転方向への力の方が強い。そして、A−2のように、衣類が回転方
向に回りながらパルセータ上で衣類の入れ替わりが起こる。更に、A−3に示すように、
パルセータ上に衣類が均一に広がっており、内周と外周の回転速度の差により衣類の捻じ
れ現象が起こっていた。したがって、従来のパルセータでは、衣類が団子状になりやすく
布絡みが発生しやすかった。しかも、前記捻じれ現象により、しわの発生や乾燥の仕上が
り、乾燥時間などに課題を残していた。
これに対し、この電気洗濯乾燥機5によれば、前記した洗濯時と同様な衣類の動きによ
り、前記従来例の課題を軽減させることができる。即ち、この実施の形態では、パルセー
タ110の上面が緩やかに連続する平滑な面で形成されているため、B−1に示すように
パルセータ110の回転により、その遠心力で衣類が滑るようにパルセータ110上を外
周に向かって移動する。この移動の過程において、このパルセータ110では、その回転
により、B−2に示す谷部102と、B−3に示す隆起部101とが交互に生じるので、
パルセータ上の衣類は、上下の振動を繰り返して外周に向かって移動する。しかも、この
実施の形態では、高低差が外周に行くにつれて大きいので、衣類の上下移動を徐々に大き
くしながら移動する。そして、B―4に示すように、遠心力で外周に至った衣類は、次々
に送られてくる衣類に押されて回転槽40の内壁面を上昇して、回転軸Pの上層に至り、
衣類の移動により開いた回転軸Pの下層に至る。
このように、この実施の形態によれば、第1の実施の形態で説明した洗濯時と同様な原
理で、衣類が徐々に上下振動を大きくしながら外周に移動して再び中央に至る循環を繰り
返す。しかも、内側と外側の速度差により、衣類が適度に反転するので、布絡みが発生し
にくく、しかも、捻じれ現象やしわの発生も起こりにくい。また、上下振動により衣類が
ほぐされ、その隙間に温風が入り込みやすくなるので、乾燥時間を短縮することができる

(他の実施の形態)
このように、この実施の形態によれば、波形の表面形状を備えたパルセータ100、1
10を採用することにより、前記たたき洗いの効果やたたき乾燥の効果を得ることができ
る。しかし、この効果は、前記した第1または第2の実施の形態に係るパルセータ100
、110の形状に限定したものではない。即ち、パルセータの遠心力により外周に移動す
る衣類が緩やかな波形の軌道を持って移動することが可能な上面形状を備えたパルセータ
であれば、第1、第2の実施の形態と同様な作用効果を得ることができる。
図7は、このパルセータの代表的な他の展開要素をまとめたものである。図7は、横軸
が展開要素、縦軸が代表的な応用例を示したものである。また、図64はパルセータを回
転槽に取り付けた状態図である。以下、この図7及び図64に基づいて、図8から図63
に示す他の具体的なパルセータの実施の形態を説明する。
図7において、A段は縁部105の形状の展開要素、B段は隆起部101と谷部102の
個数の展開要素、C、D段は波形の曲面形状の展開要素、E、F段は波形の上面に形成するリ
ブ106の展開要素である。なお、他の代表的な要素として、電気乾燥洗濯機5に採用す
るときに必要な通気部111や、補強リブ103の展開要素については、後で説明する。
先ず、A段は縁部105の展開要素は、代表的なものとして、A−1、A−2、A−3
がある。この縁部105の前記3つの違いは、谷部102と、回転槽40との連続の仕方
に大きな違いがある。A−1によれば、図2(a)図に示すように、V字状となった部分
では、パルセータ受部45の内壁45aが露出し、この露出した部分に衣類が適度に接触
して洗浄効果の向上が期待できる。一方、図64(a)図に示すように、A―2によれば
、前記内壁45aが谷部102の外周端部に形成される凹曲面123で隠蔽されるので、
この凹曲面により、衣類が回転槽40の内壁を上昇しやすくすることができる。
また、前記A−3によれば、(b)図に示すように、図2(a)図のものと、図64(a
)図のものの中間的な形態であるので、V字状の谷部102の外周端部に高さの低い凹曲
面を残したため、部分的に内壁45aが露出するので、両方の効果を兼ね備えることがで
きる。以下、この3つの実施の形態を更に説明する。
先ず、A−1は、前記第1、第2の実施の形態に係るパルセータ100と同様であり、
波形の上面から上方に突出する縁部105がないものである。即ち、図3、図5に示すよ
うに、正面から見て、隆起部101と谷部102とでV字状を形成するものである。重複
した説明は省略する。
(第3の実施の形態)
次に、A−2は、縁部105を最頂部の高さでパルセータ120の周囲に形成したもの
である。このパルセータ120は、ほぼ薄い皿あるいは底が浅いお椀形状を備え、この薄
い皿の内面を、前記第1、2の実施の形態と同様に、波形に形成したものである。これを
図8に示す第3の実施の形態で説明する。
例えば、前記Aー2の構成を備えたパルセータ120を図8に示す。図8は、第3の実施
の形態に係るパルセータの外観図であり、(a)図が斜視図、(b)図が正面図、(c)
図が上面図、(d)図が右側面図、(e)図が横断面図、(f)図が底面図である。なお
、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称につき省略している。
この実施の形態に係るパルセータ120は、浅いお椀形状の内面形状を備え、回転軸P
に対して対向する縁部105の所定の位置から回転軸Pに向かって、お椀の内面を傾斜面
121a、121bで形成するものである。これを上面からみると、略円形の外周内に楕
円形状の傾斜面を形成している。この楕円形状の傾斜面は、断面形状がほぼV字型に形成
される前記2つの傾斜面から構成される。そして、楕円形状の傾斜面の長手方向の頂点部
122が前記縁部105に接触または近接して形成され、前記長手方向の両側部分は、前
記傾斜面と前記縁部105とを連続させる凹曲面123で形成される。
この実施の形態では、パルセータ120の外周に形成される縁部105を同一の高さに
形成することで、強度が得やすい形状としている。また、図64(a)図に示すように、
このパルセータ120を回転槽40に取り付けた時は、前記縁部105と回転槽40の縁
体44を面一とすることができるので、回転槽40とパルセータ120との接触を少なく
することができる。特に、このV字型の谷部の部分に存在する衣類は、谷部102の外周
端部に形成した前記凹曲面123で縁体44に引きあげられ、更に回転槽40の内面に沿
って上昇するので、第1の実施の形態に比べて、衣類の擦れを少なくすることができる。
(第4の実施の形態)
例えば、前記Aー3の形状を備えたパルセータ130を図9に示す。図9は、第4の実
施の形態に係るパルセータの外観図であり、(a)図が斜視図、(b)図が正面図、(c
)図が上面図、(d)図が右側面図、(e)図が横断面図、(f)図が底面図である。な
お、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称につき省略している。
この実施の形態に係るパルセータ130は、第1の実施の形態と第3の実施の形態の中
間的な外観形状を備えるものである。つまり、この実施の形態でも、2つの傾斜面121
a、121bをほぼV字形状とし、このV字形状の中間位置にリング状の縁部105を形成
している。したがって、前記V字形状の傾斜面121a、121bの両側部分(最頂部1
22近傍)は前記縁部105から上方に張り出し、谷部の両端部は前記縁部105と凹曲
面131で形成される。
この実施の形態では、図64(b)図に示すように、このパルセータ120を回転槽4
0に取り付けた時は、V字状の最も鋭角な部分を前記凹曲面131で緩和して、パルセー
タ受部45の内壁45aに連続させ、また、その上部に内壁面45aを一部露出させるこ
とで、この露出した部分に衣類が適度に接触して洗浄効果の向上が期待できる。したがっ
て、このパルセータ130によれば、内壁面45aと衣類が適度に接触して洗浄効果の向
上が期待できるとともに、衣類の循環についても良好にすることができる。
図7に戻り、次に、BからF段およびその他の展開例を説明する。以後の説明では、実
施の形態の外観図面を特徴的な部分(部分意匠)を実線で示し、前記実施の形態と同様な
部分については破線で示す。もちろん、前記特徴的な部分と破線とで構成される全体形状
も新規な部分であるが、説明を分かりやすくするためである。
B段は、隆起部101と谷部102の個数の展開要素を示している。例えば、B―1は
隆起部と谷部がそれぞれ1個で構成されるもの、B―2は隆起部と谷部がそれぞれ2個で
構成されるもの、B―3が隆起部と谷部がそれぞれ3個で構成されるものを示している。
この他、隆起部と谷部がそれぞれ4個で構成されるものも考えられる。B―1はパルセー
タ上面の約半分が隆起部で、他の半分がフラットな谷部で構成する。また、B―2は前記
第1から第4の実施の形態のものである。また、B―3は隆起部を120度間隔で配置し
、その間に谷部を設けたものである。この実施の形態では、隆起部と谷部とを緩やかに連
続させることで、この波形の上面を滑るように衣類を移動させることを主眼としている。
このため、隆起部と谷部をあまり多くすると、前記効果が薄れる。また、パルセータは、
高速で回転する状態も有りうるため、回転軸Pに対して非対称となるB―1は不向きな要
素を備えている。もちろん、低速回転を想定した洗濯機や乾燥洗濯機であれば有効である
。この点からすれば、最も有効なものはB―2であると言える。もちろん、B―3及び隆
起部を4個としたものが有効でないと言うものではない。
C、D段は波形の曲面形状の展開要素を示したものである。C―1は谷部と隆起部をフラ
ットな傾斜面で構成したものである。これは、前記第1及び第4の実施の形態で説明した
ものである。C―2は谷部を大きな凹曲面で構成したもの、C―3は谷部を幅広のフラッ
ト面で構成したもの、D―1は隆起部を凸曲面で構成したもの、D―2はC2とD1の組
み合わせ、即ち大きな凹曲面の谷部と凸曲面の隆起部とを組み合わせたものである。また
、D―3は谷部に突起を設けたもの、例えば、回転軸Pに上方に張り出した軸受部104
を設けるなどしたものである。
また、E、F段は波形の上面に形成するリブ106を設けた展開要素である。前記したよ
うに、この実施の形態のパルセータは、波形に形成した上面を滑るように衣類を移動させ
る点にある。しかし、衣類が汚れを落とす要因にパルセータや回転槽40との擦れによる
要因も大きい。そこで、この実施の形態では、パルセータ上面に僅かな張り出したリブ1
06を設けることにより、本パルセータの特徴であるたたき洗いの効果を維持しつつ、擦
れによる衣類の洗浄効果を得ることができる。
リブ106の設け方にはさまざまな形状が考えられるが、代表的なものを、E,F段に
示す。ここで、実線が谷部、点線が隆起部の中央を示している。E―1は谷部に沿って棒
状のリブ106を設けたものである。また、E―2は、前記E1の棒状のリブ106aに
加えて、放射状の棒状のリブ106b、106cを追加したものである。更に、E3は隆
起部の中央部分に放射状に伸びる棒状のリブ106を設けたものである。
一方、リブ106は棒状に限定されるものではない、例えば、F―1のように複数の球
状突起を谷部を挟んで両側の傾斜面に設けたものや、F―2に示すように両側の傾斜面に
複数の球状リブを設けたものである。
以下、図7で説明した具体的な実施の形態を順次説明する。なお、斜面図において、立
体イメージを表現するために陰影線を使用している。
以下の第5から第8の実施の形態は、図7のB―1の構成要素を備えた回転軸Pに対し
て非対称なものである。
(第5の実施の形態)
図10は、第5の実施の形態に係るパルセータ140の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦断
面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図がf図に2点破線で示した部分の
断面展開図、(j)図が左側面図である。なお、背面図は正面図と対称につき省略してい
る。
このパルセータ140は、図7のA―1、B―1、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ140は、回転軸Pで左右に分割され、一方を隆起部101、他方をフラットな
谷部102としている。そして、前記隆起部101の傾斜面は凸状の湾曲面で形成されて
いるので谷部102と緩やかに連続する波形の形状としている。
(第6の実施の形態)
図11は、第6の実施の形態に係るパルセータ150の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦断
面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展開
図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ150は、図7のA―2、B―1、C−2の要素を備えている。このパ
ルセータ150は、お椀形の内面が回転軸Pで左右に分割され、一方を隆起部101、他
方をフラットな谷部102としている。そして、前記フラットな谷部102と周囲の縁部
105が凹曲面123で連続されている。
(第7の実施の形態)
図12は、第7の実施の形態に係るパルセータ160の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦断
面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展開
図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ160は、図7のA―3、B―1、C−2の要素を備えている。このパ
ルセータ160は、浅いお皿の内面が回転軸Pで左右に分割され、一方を頂点が縁部10
5から張り出した隆起部101、他方をフラットな谷部102としている。そして、前記
フラットな谷部102と周囲の縁部105が凹曲面131で連続されている。
(第8の実施の形態)
図13は、第8の実施の形態に係るパルセータ170の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が左側面図、(e)図が上面
図、(f)図が底面図、(g)図が断面図である。なお、背面図は正面図と対称につき省
略している。
このパルセータ170は、図7のA―1、B―1、C−1の要素を備えている。このパ
ルセータ170は、回転軸Pから外れた位置で左右に分割され、広い一方を隆起部101
とし、狭い他方をフラットな谷部102としている。この実施の形態によれば、緩やかな
曲面を得ながら段差(振幅幅)L2を大きくすることができる。
以下の第9から第14の実施の形態は、図7のB―2の構成要素を備えたものである。
(第9の実施の形態)
図14は、第9の実施の形態に係るパルセータ180の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦断
面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展開
図である。なお、背面図は正面図と対称につき省略している。
このパルセータ180は、図7のA―1、B―2、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ180は、回転軸Pを通る谷部102を凹曲面で構成し、この凹曲面と、前記隆
起部101の傾斜面を構成する凸状の湾曲面とを緩やかに連続する波形の形状としている

(第10の実施の形態)
図15は、第10の実施の形態に係るパルセータ190の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ190は、図7のA―1、B―2、C−1の要素を備えている。このパ
ルセータ190は、回転軸Pを通る谷部102を蛇行させ、その両側に傾斜面からなる隆
起部101を形成したものである。
(第11の実施の形態)
図16は、第11の実施の形態に係るパルセータ200の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ200は、図7のA―1、B―2、C−3の要素を備えている。このパ
ルセータ200は、回転軸Pを通る谷部102を帯状のフラット面で構成し、このフラッ
ト面と、前記隆起部101の傾斜面とを緩やかに連続する波形の形状としている。
(第12の実施の形態)
図17は、第12の実施の形態に係るパルセータ210の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ210は、図7のA―2、B―2、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ210は、お碗形の内面の形状を、回転軸Pに対して対向する部分に隆起部10
1を形成し、その間に谷部102を形成する。前記隆起部101は凸曲面で形成し、谷部
102は前記隆起部101の裾野を緩やかに連続する凹曲面で形成する。これによって、
(h)図に示すように、回転軸Pから所定の距離は離れた位置の断面を展開したときに、
波形を描くように形成している。このため、衣類の移動がスムーズとなる。
また、この実施の形態では、前記波形の上面に通風部111を設けた乾燥洗濯機のもの
である。この通風部111は無数の小穴で構成し、回転軸Pの周囲にリング状に設けてい
る。
(第13の実施の形態)
図18は、第13の実施の形態に係るパルセータ220の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ220は、図7のA―2、B―2、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ220は、前記パルセータ210から通風部111を取り除いた、洗濯機用のパ
ルセータである。
(第14の実施の形態)
図19は、第14の実施の形態に係るパルセータ230の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と左側面図は右側面図と対称につき省略している。
このパルセータ230は、図7のA―3、B―2、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ230は、浅いお皿の内面が回転軸Pで左右に分割され、両方の隆起部101の
頂点が縁部105から張り出させている。前記隆起部101は凸曲面で形成され、前記谷
部102は前記隆起部101の裾野を凹曲面で緩やかに連続させる波形の形状としている
次に、以下の第15から第22の実施の形態は、図7のB―3の構成要素を備えたもの
である。
(第15の実施の形態)
図20は、第15の実施の形態に係るパルセータ240の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f
)図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)
と同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断
面図と対象につき省略している。
このパルセータ240は、図7のA―1、B―3、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ240は、回転軸Pから120度の角度で放射状に形成される隆起部101と、
その間に放射状に形成される谷部102とから構成される。前記隆起部101は凸曲面で
形成され、前記谷部102は前記隆起部101の裾野を凹曲面で緩やかに連続させる波形
の形状としている。
(第16の実施の形態)
図21は、第16の実施の形態に係るパルセータ250の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f
)図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)
と同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断
面図と対象につき省略している。
このパルセータ250は、図7のA―2、B―3、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ250は、お碗状の内面に、回転軸Pから120度の角度で放射状に形成される
隆起部101と、その間に放射状に形成される谷部102とから構成される。前記隆起部
101は凸曲面で形成され、前記谷部102は前記隆起部101の裾野を凹曲面で緩やか
に連続させる波形の形状としている。
(第17の実施の形態)
図22は、第17の実施の形態に係るパルセータ260の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f
)図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)
と同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断
面図と対象につき省略している。
このパルセータ260は、図7のA―3、B―3、D−2の要素を備えている。このパ
ルセータ260は、浅いお皿の内面に、回転軸Pから120度の角度で放射状に形成され
る隆起部101と、その間に放射状に形成される谷部102とから構成される。前記隆起
部101の最頂部は縁部105から上方に張り出して形成される。また、前記隆起部10
1は凸曲面で形成され、前記谷部102は前記隆起部101の裾野を凹曲面で緩やかに連
続させる波形の形状としている。
次に、前記図15で説明した蛇行する谷部102を備えた第10の実施の形態では、図
7のA―1とB2の要素の組み合わせで説明したが図23に示すように、A―2、A−3
でも、あるいはB1、B2、B3の組み合わせでもよい。
図23、図24は、蛇行する谷部102を備えた他の実施の形態を示している。ここで
、図23、図24では、斜視図を持ってその形態を表現している。他の正面図や側面図な
どの外観6面図や断面図は、図15や該当する図面から容易に推察できるため省略してい
る。
先ず、図23の(a)図は図10に示す実施の形態、(b)図は図11に示す実施の形
態、(c)図は図12に示す実施の形態、(d)図は図13に示す実施の形態、(e)図
は図18に示す実施の形態、(f)図は図19に示す実施の形態の谷部102を蛇行させ
たものである。また、図24の(a)図は図20に示す実施の形態、(b)図は図21に
示す実施の形態、(d)は図22に示す実施の形態の谷部102を蛇行させたものである
次に、図7のE、Fのリブ106の具体的な応用例を図25から図42を参照して説明
する。また、実施の形態の一部は、ここでも斜視図を持ってその形態を表現し、他の正面
図や側面図などの外観6面図や断面図は、原型となる該当図面から容易に推察できるため
省略している。
(第18の実施の形態)
図25は、第18の実施の形態に係るパルセータ270の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が平面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対象につき省略している。
このパルセータ270は、図7のA−3、B―2、D−2の構成要素を備えている。そ
して、凹曲面から谷部102に放射状でかつ棒状の1本のリブ106を設けている。
(第19の実施の形態)
図26は、第19の実施の形態に係るパルセータ280の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が平面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対象につき省略している。
このパルセータ270は、図7のA−2、B―2、C−1の構成要素を備えている。そ
して、隆起部101の傾斜面に放射状でかつ棒状の1本のリブ106を設けている。
(第20の実施の形態)
図27は、第20の実施の形態に係るパルセータ290の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f
)図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)
と同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断
面図と対象につき省略している。このパルセータ290は、図7のA−1、B―3、C−
1の構成要素を備えている。そして、隆起部101の傾斜面に放射状でかつ棒状の1本の
リブ106をそれぞれ設けている。
(第21の実施の形態)
図28は、第21の実施の形態に係るパルセータ300の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が平面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対象につき省略している。
このパルセータ300は、図7のA−1、B―2、D−2の構成要素を備えている。そ
して、隆起部101の傾斜面に放射状でかつ棒状の3本のリブ106をそれぞれ設けてい
る。
(第22の実施の形態)
図29は、第22の実施の形態に係るパルセータ310の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦
断面図、(f)図が平面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展
開図である。なお、背面図は正面図と、左側面図は右側面図と対象につき省略している。
このパルセータ300は、図7のA−1、B―2、D−2の構成要素を備えている。そ
して、隆起部101の傾斜面に複数の半球状の突起からなるリブ106をそれぞれ設けて
いる。
(第23の実施の形態)
図30は、第23の実施の形態に係るパルセータ320の実施の形態であり、(a)図
が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f
)図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)
と同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断
面図と対象につき省略している。このパルセータ320は、図7のA−1、B―3、D−
2の構成要素を備えている。そして、谷部102に沿って半球状の複数の突起からなるリ
ブ106をそれぞれ設けている
次に、図31から図42は前記リブ106を前記した他のパルセータの上面形状に組み
合わせたものである。これら図31から図42に示すパルセータは平面図のみ示し、他の
図面は既に説明した図面から容易に判断できるため省略している。
先ず、図31は、前記図10に示す第5の実施の形態のパルセータに多様なリブ106
を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は傾斜面である隆起部101と、
フラットな谷部102にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図
は隆起部101とフラットな谷部102の区切り線に沿ってリブ106を設けたものであ
る。
次に、図32は、前記図11に示す第6の実施の形態のパルセータに多様なリブ106
を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は傾斜面である隆起部101と、
フラットな谷部102にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図
は隆起部101とフラットな谷部102の区切り線に沿ってリブ106を設けたものであ
る。
次に、図33は、前記図12に示す第7の実施の形態のパルセータに多様なリブ106
を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は傾斜面である隆起部101と、
フラットな谷部102にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図
は隆起部101とフラットな谷部102の区切り線に沿ってリブ106を設けたものであ
る。
次に、図34は、前記図13に示す第8の実施の形態のパルセータに多様なリブ106
を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は傾斜面である隆起部101と、
フラットな谷部102にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図
は隆起部101とフラットな谷部102の区切り線に沿ってリブ106を設けたものであ
る。
次に、図35は、前記図14に示す第9の実施の形態のパルセータに多様なリブ106
を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は一対の傾斜面である隆起部10
1にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿っ
てリブ106を設けたものである。
次に、図36は、前記図15に示す第10の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は一対の傾斜面である隆起部1
01にリブ106を設けたものである。
次に、図37は、前記図16に示す第11の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は一対の傾斜面である隆起部1
01にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿
ってリブ106を設けたものである。
次に、図38は、前記図18に示す第13の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は一対の傾斜面である隆起部1
01にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿
ってリブ106を設けたものである。
次に、図39は、前記図19に示す第14の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は一対の傾斜面である隆起部1
01にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿
ってリブ106を設けたものである。
次に、図40は、前記図20に示す第15の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は3の傾斜面である隆起部10
1にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿っ
てリブ106を設けたものである。
次に、図41は、前記図21に示す第16の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は3の傾斜面である隆起部10
1にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿っ
てリブ106を設けたものである。
次に、図42は、前記図22に示す第17の実施の形態のパルセータに多様なリブ10
6を配置したものである。(a)図、(b)図、(c)図は3の傾斜面である隆起部10
1にリブ106を設けたものであり、(d)図、(e)図、(f)図は谷部102に沿っ
てリブ106を設けたものである。
次に、図43から図60を参照して、前記した各実施の形態のパルセータに前記通風部
111を採用したものを説明する。図43から図60は平面図のみ示し、他の各図は既に
説明したものと同様のため省略している。前記通風部111は多様な応用例が考えられる
が、ここでは代表的なものを示す。
先ず、図43は前記図10に示す第5の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は前記通風部111を隆起部101とフ
ラットな谷部102に分割して設けたものである。
次に、図44は前記図11に示す第6の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部11
1を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の前
記通風部111を設けたものであり、(b)図は前記通風部111を隆起部101とフラ
ットな谷部102に分割して設けたものである。
次に、図45は前記図12に示す第7の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部11
1を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の前
記通風部111を設けたものであり、(b)図は前記通風部111を隆起部101とフラ
ットな谷部102に分割して設けたものである。
次に、図46は前記図13に示す第8の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部11
1を配置したものである。(a)図は、複数の小穴からなるリング状の通風部111を隆
起部101に設け、フラットな谷部102には溝状の通風部111を設けたものである。
また、(b)図はフラットな谷部102にのみ溝状の通風部111を設けたものである。
次に、図47は前記図14に示す第9の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部11
1を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の前
記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を一対の隆起部101に分
割して設けたものである。
次に、図48は前記図15に示す第10の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を一対の隆起部101に
分割して設けたものである。
次に、図49は前記図16に示す第10の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は帯状の谷部に溝状の通風部111を設けたもので
あり、(b)図は通風部111を一対の隆起部101に分割して設けたものである。
次に、図50は前記図18に示す第13の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)(b)図は複数の小穴からなる通風部111を一対の
隆起部101に分割して設けたものである。
次に、図51は前記図19に示す第14の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を一対の隆起部101に
分割して設けたものである。
次に、図52は前記図20に示す第15の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を3の隆起部101に分
割して設けたものである。
次に、図53は前記図21に示す第16の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を3の隆起部101に分
割して設けたものである。
次に、図54は前記図22に示す第17の実施の形態のパルセータに多様な前記通風部1
11を配置したものである。(a)図は回転軸Pの周囲に複数の小穴からなるリング状の
前記通風部111を設けたものであり、(b)図は通風部111を3の隆起部101に分
割して設けたものである。
次に、図55から図60はリブ106と通風部111とを組み合わせたパルセータの上
面図を示している。
先ず、図55において、(a)図は図25の、(b)図は図30の、(c)図は図31(
d)の、(d)図は図31(e)の、(e)図は図31(f)のそれぞれの傾斜面に通風
部111を設けたものである。
次に、図56において、(a)図は図32(d)の、(b)図は図32(e)の、(c)
図は図32(f)の、(d)図は図33(d)の、(e)図は図33(e)の、(f)図
は図33(f)のそれぞれの傾斜面に通風部111を設けたものである。
次に、図57において、(a)図は図34(d)の、(b)図は図34(e)の、(c)
図は図34(f)の、(d)図は図35(d)の、(e)図は図35(e)の、(f)図
は図35(f)のそれぞれの傾斜面に通風部111を設けたものである。
次に、図58において、(a)図は図37(d)の、(b)図は図37(e)の、(c)
図は図37(f)の、(d)図は図38(d)の、(e)図は図38(e)の、(f)図
は図38(f)のそれぞれの傾斜面に通風部111を設けたものである。
次に、図59において、(a)図は図39(d)の、(b)図は図39(e)の、(c)
図は図39(f)の、(d)図は図40(d)の、(e)図は図40(e)の、(f)図
は図40(f)のそれぞれの傾斜面に通風部111を設けたものである。
次に、図60において、(a)図は図41(d)の、(b)図は図41(e)の、(c)
図は図41(f)の、(d)図は図42(d)の、(e)図は図42(e)の、(f)図
は図42(f)のそれぞれ傾斜面に通風部111を設けたものである。
次に、図61から図63は、回転軸Pに中央隆起部107を設けたものである。ここで説
明するパルセータは、回転軸Pの上層にある衣類が下層に至って外周に向かって移動する
ため、回転軸P部分を隆起させてもよい。このようにすれば、例えば、パルセータの取り
付けをこの中央隆起部107で行うことができるので、パルセータの取り付けにともなう
上下の高さを軽減できる。なお、ここでは、前記中央隆起部107を上面と一体に形成し
たもので説明するが、例えば、パルセータの取り付けようの別体のキャップなどでもよい

(第24の実施の形態)
先ず、図61は、第24の実施の形態に係るパルセータ330の実施の形態であり、(a
)図が斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図
が縦断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断
面展開図である。なお、背面図は正面図と対称につき省略している。
(第25の実施の形態)
図62は、第25の実施の形態に係るパルセータ340の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が横断面図、(e)図が縦断
面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と同様な断面展開
図である。なお、背面図は正面図と対称につき省略している。
(第26の実施の形態)
図63は、第26の実施の形態に係るパルセータ340の実施の形態であり、(a)図が
斜視図、(b)図が正面図、(c)図が右側面図、(d)図が背面図、(e)図が(f)
図のA−A‘断面図、(f)図が上面図、(g)図が底面図、(h)図が図10(h)と
同様な断面展開図である。なお、左側面図は右側面図と、B−B’断面図はA−A‘断面
図と対象につき省略している。
以上説明したように、この発明を構成するパルセータは多様な構成(形状)を取ることが
できる。したがって、前記した実施の形態は一実施の形態であり、これに限定されるもの
ではない。
例えば、パルセータの底面の補強リブの形状も図示した形状のものに限定されるもので
はない。即ち、回転軸に対して対称なものであればよい。
また、前記したパルセータは1つの型で形成されるもので説明したが、パルセータの上
面を構成する上カバーと、下部を構成する下カバーからなどして、2つの成型品で構成し
てもよい。このようにすれば、下カバーに強度的な面をもたせ、上カバーに補強リブを設
けないようにできるので、ヒケなどが発生しにくく、意匠性を向上できる。
本発明は、衣類の洗浄や乾燥を行う分野に利用できる。
この発明に係る第1の実施の形態の電気洗濯機の概略構造図である。 この発明に係る第1の実施の形態の電気洗濯機の動作原理の概略図である。 この発明に係る第1の実施の形態のパルセータの外観図である。 この発明に係る第2の実施の形態の電気乾燥洗濯機の概略構造図である。 この発明に係る第2の実施の形態のパルセータの外観図である。 衣類乾燥時の比較対比図である。 パルセータの代表的な展開要素の説明図である。 第3の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第4の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第5の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第6の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第7の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第8の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第9の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第10の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第11の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第12の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第13の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第14の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第15の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第16の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第17の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 蛇行する谷部を備えた他の実施の形態を示外観図である。 蛇行する谷部を備えた他の実施の形態を示外観図である。 第18の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第19の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第20の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第21の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第22の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第23の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 リブ備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 通風部備えた他のパルセータの外観図である。 第24の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第25の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 第26の実施の形態に係るパルセータの外観図である。 この発明に係るパルセータを回転槽に取り付けた状態図である。
符号の説明
1…洗濯機、5…乾燥洗濯機、10…筐体、11…下部筐体、12…上部筐体、13…吊
棒取付部、14…吊棒、20…上カバー、21…衣類投入口、22…蓋体、23…操作パ
ネル部、30…洗濯槽、31…モータ、32…モータの回転軸、40…回転槽、41…穴
、42…上部開放部、43…バランサ、44…縁体、45…パルセータ受部、45a…内
壁、50…温風循環部、51…温風ダクト、51a…第1の上昇ダクト、51b…下降ダ
クト、51c…第2の上昇ダクト、52…シャワー水冷除湿器、53…温度センサ、54
…送風機、55…ヒータ、56…開閉蓋、100…パルセータ、101…隆起部、102
…谷部、103…補強リブ、104…軸受部、105…縁部、106…リブ、110…パ
ルセータ、111…通風部、120…パルセータ、121…傾斜面、122…頂点部、1
23…凹曲面、130…パルセータ、131…凹曲面、P…パルセータの回転軸、L1…
所定の距離、L2…段差(振幅幅)。

Claims (7)

  1. 回転軸を垂直方向に配置した回転槽を備えた電気洗濯機において、
    前記回転槽の回転中心に上面形状が略円形のパルセータを設け、
    前記パルセータは、回転中心から放射状に形成される一対の隆起部と、この一対の隆起部の間に形成される谷部とから構成し、
    前記隆起部は回転中心から外周方向に向かって徐々に立ちあがる形状を備え、
    前記中心から所定の位置離れた円周の断面形状を展開したときに、前記パルセータの表面は、隆起部から徐々に谷部に至り、谷部から徐々に隆起部に至る波形状であって、
    その波形状の表面に複数の凸状のリブを備えた
    ことを特徴とする電気洗濯機。
  2. 回転軸を垂直方向に配置した回転槽を備え、乾燥機能を備えた電気洗濯機において、
    前記回転槽の回転中心に上面形状が略円形のパルセータを設け、
    前記パルセータは、回転中心から放射状に形成される一対の隆起部と、この一対の隆起部の間に形成される谷部とから構成し、
    前記隆起部は回転中心から外周方向に向かって徐々に立ちあがる形状を備え、
    前記中心から所定の位置離れた円周の断面形状を展開したときに、前記パルセータの表面は、隆起部から徐々に谷部に至り、谷部から徐々に隆起部に至る波形状であって、
    その波形状の表面に複数の凸状のリブを備えた
    ことを特徴とする電気洗濯機。
  3. 洗濯槽にパルセータを備えた電気洗濯機において、
    前記パルセータは、回転中心から放射状に形成される一対の隆起部と、この一対の隆起部の間に形成される谷部とから構成し、
    前記隆起部は回転中心から外周方向に向かって徐々に立ちあがる形状を備え、
    前記中心から所定の位置離れた円周の断面形状を展開したときに、前記パルセータの表面は、隆起部から徐々に谷部に至り、谷部から徐々に隆起部に至る波形状であって、
    その波形状の表面に複数の凸状のリブを備えた
    ことを特徴とする電気洗濯機。
  4. 前記谷部と前記隆起部の段差は、回転中心から外周方向に向かって徐々に大きく形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電気洗濯機。
  5. 前記凸状のリブは、前記隆起部に形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電気洗濯機。
  6. 前記凸状のリブは、前記谷部に形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電気洗濯機。
  7. 前記隆起部は、隆起部から徐々に谷部に至り、谷部から徐々に隆起部に至る該谷部の前記回転中心を通る折り返しの稜線に対して対称な形状を備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電気洗濯機。
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