JP4365407B2 - アナログ回路システム - Google Patents

アナログ回路システム Download PDF

Info

Publication number
JP4365407B2
JP4365407B2 JP2006503933A JP2006503933A JP4365407B2 JP 4365407 B2 JP4365407 B2 JP 4365407B2 JP 2006503933 A JP2006503933 A JP 2006503933A JP 2006503933 A JP2006503933 A JP 2006503933A JP 4365407 B2 JP4365407 B2 JP 4365407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analog
input
output
calculating
calculation circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006503933A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007524140A (ja
JP2007524140A5 (ja
Inventor
ウーバー,クラウス
Original Assignee
ドイッチェ テレコム アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドイッチェ テレコム アーゲー filed Critical ドイッチェ テレコム アーゲー
Publication of JP2007524140A publication Critical patent/JP2007524140A/ja
Publication of JP2007524140A5 publication Critical patent/JP2007524140A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4365407B2 publication Critical patent/JP4365407B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/24Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for evaluating logarithmic or exponential functions, e.g. hyperbolic functions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06GANALOGUE COMPUTERS
    • G06G7/00Devices in which the computing operation is performed by varying electric or magnetic quantities
    • G06G7/12Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers
    • G06G7/32Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for solving of equations or inequations; for matrices
    • G06G7/34Arrangements for performing computing operations, e.g. operational amplifiers for solving of equations or inequations; for matrices of simultaneous equations

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Description

本発明は、楕円関数を生成するための複数のアナログ計算回路を有するアナログ回路システムに関する。
楕円関数および積分は、エンジニアリングを実践する多くのアプリケーションに使用されている。最も頻繁に生じる楕円関数は、いわゆるヤコビ楕円関数sn(x、k)、cn(x、k)、dn(x、k)である。関数sn(x、k)の特性はサイン関数に類似しており、関数cn(x、k)はコサイン関数に類似している。k=0の場合、関数sn(x、0)およびcn(x、0)は、それぞれサイン関数およびコサイン関数に変化する。kの値は、大抵、区間[0、1]に存在している。
楕円関数は、情報および通信技術の中で役割を担っており、たとえば基本的なパラメータが楕円関数によってリンクしているカウア・フィルタの設計の中で役割を担っている。ドイツ特許出願102 49 050.3に、楕円関数を使用してアナログ・フィルタを調整するための方法および構造が記載されている。また、楕円関数は、データの二次元表現、補間あるいは圧縮に使用されており、これについては、ドイツ特許出願102 48 543.7に記載されている。
ドイツ特許出願102 49 050.3 ドイツ特許出願102 48 543.7 Vorlesungen Uber allgemeine Funktionentheorie und elliptischen Funktionen[タイトルの翻訳「Lectures Concerning General Function Theory and Elliptic Function」]1、A.Hurwitz、Springer Verlag、新版、2000年、204頁 Halbleiter Schaltungstechnik[タイトルの翻訳「Semiconductor Circuit Engineering」]2、Tietze、Schenk、Springer Verlag、第5版、1980年、Berlin Heidelberg New York、435〜438頁
本発明の目的は、楕円関数を電気的にシミュレートすることができるアナログ回路システムを提供することである。
上記技術目的は、特許請求の範囲の請求項1に記載の特徴によって達成される。
したがってアナログ回路システムは、出力信号の曲線形状が少なくとも区分的に楕円関数に対応するか、あるいはその近似である少なくとも1つの出力信号を生成するアナログ掛算器、加算器、積分器、差動増幅器および割算器などの複数のアナログ計算回路を有している。
他の有利な開発の成果が、特許請求の範囲の従属クレームの主題を構成している。
ヤコビ楕円関数は、アナログ回路システムによって電気的にシミュレートされることが好ましい。
とりわけ有効に設計されたアナログ回路システムの1つは、出力信号の曲線形状が少なくとも区分的にヤコビ楕円時間関数、
Figure 0004365407
および
Figure 0004365407
に対応するか、あるいはその近似である3つの出力信号を引き渡すことができるアナログ掛算器および積分器を備えている。これらの時間関数において、kは楕円関数の加群、f=1/Tは楕円時間関数の周波数、また、
Figure 0004365407
である。
Figure 0004365407
は、1および
Figure 0004365407
のいわゆる算術幾何平均を表している。kの値は、大抵、区間[0、1]に存在している。
アプリケーションによっては、特定の出力信号が入力信号に割り当てられることがしばしば生じるため、有利な他の開発成果の1つによれば、入力変数xが与えられると、出力変数yがxの楕円関数になるように複数のアナログ計算回路が相互接続されている。
三角関数を入力信号として、たとえばsn(x)を実現する回路システムに適用する場合、出力に楕円時間関数が得られる。
この関数関係を生成することができる回路システムは、一方の入力部に量xを有する入力信号、好ましくは三角入力信号が印加され、もう一方の入力部に係数(1−k)/2が印加される第1の掛算器を有している。また、一方の入力部に三角入力信号が印加され、もう一方の入力部に係数(1+k)/2が印加される第2の掛算器が提供されている。第2の掛算器の出力部に差動増幅器が接続されており、この差動増幅器のもう一方の入力部は接地に接続されている。また、加算器が提供されており、第1の掛算器の出力部および差動増幅器の出力部に接続されている。この加算器の出力部には、ヤコビ楕円関数sn(Ue)によって入力信号と結合される出力信号Uaが出力される。
アナログ割算デバイスを使用して他の楕円関数を実現することができる。楕円関数
Figure 0004365407
に従って出力信号を生成するために、出力信号
Figure 0004365407
および
Figure 0004365407
がアナログ割算デバイスに印加される。また、楕円関数
Figure 0004365407
に従って出力信号を生成するために、出力信号
Figure 0004365407
および
Figure 0004365407
がアナログ割算デバイスの入力部に印加される。
多くの場合、周波数
Figure 0004365407
および楕円関数の値kを選択的に制御するか、あるいは影響を及ぼすことができることが望ましい。たとえば電圧制御による周波数f、発振周期Tあるいは加群kの変更は、その典型的なアプリケーションの一例であるが、そのためには周波数fの値および
Figure 0004365407
の値を明確に選択しなければならない。上で言及したように、変数
Figure 0004365407
およびπは、次の関係を有している。
Figure 0004365407
したがって、アナログ計算回路を使用して算術幾何平均
Figure 0004365407
をシミュレートすることが有利である。
第1の特定の実施形態によれば、第1の入力部に値1が印加され、第2の入力部に係数
Figure 0004365407
が印加される少なくとも1つのアナログ計算回路が提供されている。このアナログ計算回路の第1の出力部にこの2つの入力信号の相加平均が出力され、第2の出力部にこの2つの入力信号の相乗平均が出力される。また、このアナログ計算デバイスの出力部に接続された、1および
Figure 0004365407
算術幾何平均
Figure 0004365407
に概ね対応する相加平均を計算するためのアナログ計算回路が提供されている。
算術幾何平均
Figure 0004365407
を生成するための代替アナログ回路システムは、2つの入力信号から最小を計算するための1つのアナログ計算回路と、2つの入力信号から最大を計算するための1つのアナログ計算回路と、2つの入力信号から相加平均を計算するための1つのアナログ計算回路と、2つの入力信号から相乗平均を計算するための1つのアナログ計算回路とを有している。最小を計算するためのアナログ計算回路の出力部は、相加平均を計算するためのアナログ計算回路の一方の入力部および相乗平均を計算するためのアナログ計算回路の一方の入力部に接続されている。最大を計算するためのアナログ計算回路の出力部は、相加平均を計算するためのアナログ計算回路のもう一方の入力部および相乗平均を計算するためのアナログ計算回路のもう一方の入力部に接続されている。最小を計算するためのアナログ計算回路の一方の入力部は、相加平均を計算するためのアナログ計算回路の出力部に接続されており、そのもう一方の入力部には値1が印加されている。最大を計算するためのアナログ計算回路の一方の入力部は、相乗平均を計算するためのアナログ計算回路の出力部に接続されており、そのもう一方の入力部には値
Figure 0004365407
が印加されている。
したがって、相乗平均を計算するためのアナログ計算回路の出力部および相加平均を計算するためのアナログ計算回路の出力部に、1および
Figure 0004365407
算術幾何平均Mが出力される。

Figure 0004365407
を回路工学的に提供することができるようにするために、入力部に算術幾何平均
Figure 0004365407
および数πが印加されるデバイス、とりわけ割算器が提供されている。
以下、本発明について、添付の図面を参照して、いくつかの例示的実施形態に基づいてより詳細に説明する。
最初に、出力信号の曲線形状がヤコビ楕円時間関数に対応するか、あるいはその近似である少なくとも1つの出力信号を生成するアナログ回路システムについて考察する。既に最初に示したように、以下の説明には、いわゆるヤコビ楕円関数sn(x、k)、cn(x、k)およびdn(x、k)が使用されている。時間関数を考察するために変数xが上記関数のtに置換され、また、単純にするために、以下の式ではkの値が省略されている。
このような条件の下で、良く知られている次の式をヤコビ楕円関数に関して表すことができる。
Figure 0004365407
楕円関数に関する説明については、中でも、文献「Vorlesungen Uberallgemeine Funktionentheorie und elliptischen Funktionen」[タイトルの翻訳「Lectures Concerning General Function Theory and Elliptic Function」]、A.Hurwitz、Springer Verlag、新版、2000年、204頁を参照されたい。
1:角括弧内のテキスト「タイトルの翻訳」は、実際の出願の一部ではない。
周波数fを変更することができる楕円関数の電気的シミュレーションを可能にするためには、円関数の場合と同様、対応する、変数tと共に出現する掛算定数を考慮しなければならない。円周率πの代わりに定数
Figure 0004365407
が使用される。変数
Figure 0004365407
と変数πの関係は、次の通りである。
Figure 0004365407
関数
Figure 0004365407
は、1および
Figure 0004365407
のいわゆる算術幾何平均を形成している。
周期持続期間をTとし、
Figure 0004365407
を挿入すると、次の微分方程式が得られる。
Figure 0004365407
f=1/Tは、楕円関数の周波数である。
図1は、出力信号の曲線形状がヤコビ楕円関数に対応する3つの出力信号を生成するアナログ回路システムを示したものである。
図1によれば、掛算器10、掛算器20およびアナログ積分器30が直列に接続されている。また、アナログ掛算器40、アナログ掛算器50およびもう1つのアナログ積分器60が直列に接続されている。第3の直列接続には、別のアナログ掛算器70、アナログ掛算器80およびアナログ積分器90が含まれている。アナログ掛算器20は、掛算器10の出力信号を係数
Figure 0004365407
倍している。掛算器50は、掛算器40の出力信号を係数
Figure 0004365407
倍している。掛算器80は、掛算器70の出力信号を係数
Figure 0004365407
倍している。
積分器30の出力信号は、掛算器40および掛算器70の入力部に結合されて戻されている。積分器60の出力信号は、掛算器10の入力部および掛算器70の入力部に結合されて戻されている。積分器90の出力は、掛算器40の入力部および掛算器10の入力部に結合されて戻されている。回路工学の観点から分かる、初期動作の間、定義済み初期状態を考慮するための測度は、回路中には記されていないことに留意されたい。図1に示すようなアナログ回路システムは、積分器30の出力部にヤコビ楕円時間関数
Figure 0004365407
を引き渡し、積分器60の出力部にヤコビ楕円関数
Figure 0004365407
を引き渡し、また、積分器90の出力部にヤコビ楕円関数
Figure 0004365407
を引き渡している。それぞれ掛算器20および50による
Figure 0004365407
の掛算、および掛算器80による
Figure 0004365407
の掛算は、積分器30、60および90の中でも実行することができることに留意されたい。また、kの掛算は、積分器90の出力に対して実行することも可能である。さらに、図1に示す回路システムに、たとえば技術文献「Halbleiter Schaltungstechnik」[タイトルの翻訳「Semiconductor Circuit Engineering」]、Tietze、Schenk、Springer Verlag、第5版、1980年、Berlin Heidelberg New York、435〜438頁に記載されているような良く知られている安定化回路を追加することも可能である。
2:角括弧内のテキスト「タイトルの翻訳」は、実際の出願の一部ではない。
図1に示すアナログ回路システムを使用してこれらの3つのヤコビ楕円時間関数
Figure 0004365407
および
Figure 0004365407
のすべてを同時に実現することができる。また、ヤコビ楕円時間関数sn、cnおよびdnの導関数が、それぞれ掛算器10、40および70の出力部に得られる。
たとえば、アナログ回路システムを使用してヤコビ楕円時間関数
Figure 0004365407
のみを実現する場合、
Figure 0004365407
に有効である、上記微分方程式から引き出すことができる二次微分方程式を考慮することによって、もっと少ない掛算器を使用して達成することができる。
Figure 0004365407
に有効である二次微分方程式は、
Figure 0004365407
で与えられる。
図2は、この微分方程式をシミュレートする例示的アナログ回路システムを示したものである。
このアナログ回路システムは、出力部が掛算器110に直列に接続された掛算器100を有している。また、掛算器110の入力部に係数−2kが印加されている。掛算器110の出力部は、加算器120の一方の入力部に接続されている。加算器120の第2の入力部には係数1+kが印加されている。加算器120の出力部は、掛算器130の入力部に接続されている。掛算器130のもう一方の入力部には係数
Figure 0004365407
が印加されている。掛算器130の出力部は、掛算器140の一方の入力部に接続されている。掛算器140の出力部は、積分器150の入力部に接続されている。積分器150の出力部は、積分器160の入力部に接続されている。積分器160の出力部は、掛算器140の入力部および掛算器100の2つの入力部に結合されて戻されている。この方法によれば、その曲線形状がヤコビ楕円時間関数
Figure 0004365407
に対応する出力信号が積分器160の出力に現われる。
この場合も、係数
Figure 0004365407
の掛算は、便宜的に積分器150および160の中で実行することも可能である。
次に、ヤコビ楕円関数
Figure 0004365407
に対応する関数関係が、入力信号と出力信号の間に近似的に存在する例示的実施形態について説明する。
図3は、差動増幅器170、掛算器180、掛算器190および加算器200を備えたアナログ回路システムを示したものである。たとえば掛算器180および190の各入力部に、三角電圧曲線を有する入力信号が印加されている。また、係数(1−k)/2が掛算器180に印加され、係数(1+k)/2が掛算器190に印加されている。掛算器190の出力信号は、差動増幅器170に供給されている。差動増幅器の第2の入力部は接地に接続されている。掛算器180の出力部および差動増幅器170の出力部は、加算器200の入力部に接続されている。
差動増幅器回路170は、入力信号Ueと出力信号Uaの間に式
Figure 0004365407
の関係を有しているため、差動増幅器のパラメータを適切に選択すると、図3に示す回路システムは、ヤコビ楕円関数snを介して入力信号Ueと近似的に結合される信号Uaをその出力部に生成する。
ここで、当業者には、出力信号と入力信号がヤコビ楕円関数cnもしくはdnを介して結合される回路システムを容易に開発することができることに言及しておく。
図1に示す回路システムに割算デバイス(図示せず)を直列に接続することによって他の楕円関数を生成することができる。たとえば、積分器30および60の出力信号を割算デバイスに加えることにより、楕円関数sd(x)=sn(x)/dn(x)を生成することができる。また、積分器60および90の出力信号を割算デバイスに供給することにより、楕円関数cd(x)=cn(x/dn(x)を生成することができる。
多くの場合、周波数fもしくはkの値を選択的に制御することが望ましい。
式(4)によれば、kの値を変更することによって値
Figure 0004365407
を変更することができる。つまり、算術幾何平均
Figure 0004365407
を計算することによって
Figure 0004365407
延いてはkを計算することができる。図1に示す回路システムを使用して生成されるヤコビ楕円関数の周波数を変更するための可能性の1つは、
Figure 0004365407
に対して選択的に変更された値を掛算器20、50および80に供給することである。
最初に、たとえば図4に示すアナログ回路システムを使用して算術幾何平均
Figure 0004365407
を実現することにより、回路工学的に
Figure 0004365407
を生成することができる。図4に示す回路システムは、AGで示す複数のアナログ計算回路210、220、230、および2つの入力信号から相加平均を計算するためのアナログ計算回路240から構築されている。アナログ計算回路210〜230は、2つの入力信号の相加平均を一方の出力部に生成し、かつ、2つの入力信号の相乗平均をもう一方の出力部に生成するようになされている。図4に示すように、アナログ計算回路210の第1の入力部に係数1が印加され、もう一方の入力部に係数
Figure 0004365407
が印加されている。係数
Figure 0004365407
が0と1の間に存在している場合、アナログ回路デバイス240の出力信号は、アナログ計算回路210の入力部に印加される係数1および
Figure 0004365407
算術幾何平均Mにほぼ対応する。
図5は、2つの係数1および
Figure 0004365407
算術幾何平均Mを計算するための代替アナログ回路システムを示したものである。図5に示す回路システムは、2つの入力信号から最小を計算するためのアナログ計算回路250、2つの入力信号から最大を計算するためのアナログ計算回路260、2つの入力信号から相加平均を計算するためのアナログ計算回路270、および2つの入力信号から相乗平均を計算するためのアナログ計算回路280を有している。アナログ計算回路250の一方の入力部に係数1が印加され、アナログ計算回路260の一方の入力部に係数
Figure 0004365407
が印加されている。2つの入力信号から最小を計算するためのアナログ計算回路250の出力部は、アナログ計算回路270およびアナログ計算回路280の入力部に接続されている。2つの入力信号から最大を計算するためのアナログ計算回路260の出力部は、アナログ計算回路270の一方の入力部およびアナログ計算回路280の一方の入力部に接続されている。アナログ計算回路270の出力部は、アナログ計算回路250の一方の入力部に接続され、アナログ計算回路280の出力部は、アナログ計算回路260の一方の入力部に接続されている。図5に示すアナログ回路システムでは、アナログ計算回路270および280の出力部は、いずれの場合においても1および
Figure 0004365407
算術幾何平均Mを供給している。
図5に示す回路システムの技術実施態様には、回路工学に一般に使用されている方法(たとえばサンプル・アンド・ホールド・エレメント)を使用して処理することができる走行時間効果は考慮されていない。
ここで、
Figure 0004365407
は、図6に示す、入力部に数πが印加され、また、たとえば図4もしくは図5に示す回路によって生成される算術幾何平均
Figure 0004365407
が印加される割算デバイス290を使用して計算することができる。
この方法によれば、
Figure 0004365407
に対して選択的に変更された値を図1に示す回路システムの掛算器20、50および80に供給することができる。これは、出力関数の周波数応答を選択的に変更することができることを意味している。
それぞれヤコビ楕円時間関数に対応する3つの出力信号を生成するためのアナログ回路システムを示す図である。 ヤコビ楕円時間関数
Figure 0004365407
に対応する出力信号を生成するためのアナログ回路システムを示す図である。
ヤコビ楕円時間関数sn(Ue)によって三角入力信号と結合される出力信号を生成するためのアナログ回路システムを示す図である。 2つの入力信号から算術幾何平均Mの予測値を供給するアナログ回路システムを示す図である。 2つの入力信号から算術幾何平均Mを計算するための代替アナログ回路システムを示す図である。
Figure 0004365407
を生成するための割算器を示す図である。

Claims (6)

  1. なくとも区分的に楕円関数に対応するか、あるいはその近似である曲線形状を有する少なくとも1つの出力信号を生成する複数のアナログ計算回路を備え、前記複数のアナログ計算回路は、少なくとも区分的に、ヤコビ時間楕円関数
    Figure 0004365407
    に対応するか、あるいはその近似である曲線形状を有する前記出力信号を生成するように、相互接続されており、前記ヤコビ時間楕円関数は、
    Figure 0004365407
    の関係を有し、
    Figure 0004365407
    が適用され、
    Figure 0004365407
    は、1及び
    Figure 0004365407
    の算術幾何平均であり、kが区間[0、1]に存在することを特徴とするアナログ回路システム。
  2. 複数のアナログ計算回路(170〜200)が、変数xの入力信号と共に前記回路システムの前記出力信号が近似的に値sn(x、k)を引き渡すように相互接続された、請求項1に記載のアナログ回路システム。
  3. 入力部に前記変数xの入力信号、特に三角入力信号および係数(1−k)/2が印加される第1の掛算器(180)と、
    入力部に前記三角入力信号および係数(1+k)/2が印加される第2の掛算器(190)と、
    入力側が接地および前記第2の掛算器の出力部に接続された差動増幅器(170)と、
    前記第1の掛算器(180)の出力部および前記差動増幅器(170)の出力部に接続された、ヤコビ楕円関数sn(x、k)に従った出力信号がその出力部に出力される加算器(200)とを特徴とする請求項に記載のアナログ回路システム。
  4. 第1の入力部に値1が印加され、第2の入力部に値
    Figure 0004365407
    が印加され、第1の出力部に2つの入力信号の相加平均が出力され、第2の出力部に前記2つの入力信号の相乗平均が出力される少なくとも1つのアナログ計算回路(210〜230)と、
    前記アナログ計算回路(210)の出力部に接続された、前記算術幾何平均
    Figure 0004365407
    に近似的に対応する相加平均を計算するためのアナログ計算回路(240)とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアナログ回路システム。
  5. 2つの入力信号から最小を計算するためのアナログ計算回路(250)と、
    2つの入力信号から最大を計算するためのアナログ計算回路(260)と、
    2つの入力信号から相加平均を計算するためのアナログ計算回路(270)と、
    2つの入力信号から相乗平均を計算するためのアナログ計算回路(280)であって、
    前記最小を計算するための前記アナログ計算回路(250)の出力部が前記相加平均を計算するための前記アナログ計算回路(270)の一方の入力部および前記相乗平均を計算するための前記アナログ計算回路(280)の一方の入力部に接続され、
    前記最大を計算するための前記アナログ計算回路(260)の出力部が前記相加平均を計算するための前記アナログ計算回路(270)のもう一方の入力部および前記相乗平均を計算するための前記アナログ計算回路(280)のもう一方の入力部に接続され、
    前記最小を計算するための前記アナログ計算回路(250)の一方の入力部が前記相加平均を計算するための前記アナログ計算回路(270)の出力部に接続され、かつ、もう一方の入力部に係数1が印加され、
    前記最大を計算するための前記アナログ計算回路(260)の一方の入力部が前記相乗平均を計算するための前記アナログ計算回路(280)の出力部に接続され、かつ、もう一方の入力部に係数(1−k)が印加され、それにより前記相乗平均を計算するための前記アナログ計算回路(280)の出力部および前記相加平均を計算するための前記アナログ計算回路(270)の出力部に前記算術幾何平均
    Figure 0004365407
    が出力されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアナログ回路システム。
  6. 前記算術幾何平均
    Figure 0004365407
    および数πから値
    Figure 0004365407
    を生成するためのデバイス(290)を特徴とする請求項または3乃至5のいずれか1項に記載のアナログ回路システム。
JP2006503933A 2003-05-02 2004-02-09 アナログ回路システム Expired - Fee Related JP4365407B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10319637A DE10319637A1 (de) 2003-05-02 2003-05-02 Analoge Schaltungsanordnung zur Erzeugung elliptischer Funktionen
PCT/DE2004/000223 WO2004097713A2 (de) 2003-05-02 2004-02-09 Analoge schaltungsanordnung zur erzeugung elliptischer funktionen

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007524140A JP2007524140A (ja) 2007-08-23
JP2007524140A5 JP2007524140A5 (ja) 2009-08-20
JP4365407B2 true JP4365407B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=33394046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006503933A Expired - Fee Related JP4365407B2 (ja) 2003-05-02 2004-02-09 アナログ回路システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7584238B2 (ja)
EP (1) EP1623357A2 (ja)
JP (1) JP4365407B2 (ja)
KR (1) KR20060119702A (ja)
DE (1) DE10319637A1 (ja)
WO (1) WO2004097713A2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9325333B2 (en) * 2013-03-15 2016-04-26 The Regents Of The University Of California Fast frequency estimator

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2214689A1 (de) 1972-03-25 1973-09-27 Ver Flugtechnische Werke Schaltungsanordnung zur bildung eines ausgangssignals aus mehreren einzelsignalen
US3821949A (en) * 1972-04-10 1974-07-02 Menninger Foundation Bio-feedback apparatus
US3900823A (en) * 1973-03-28 1975-08-19 Nathan O Sokal Amplifying and processing apparatus for modulated carrier signals
DE68912363T2 (de) 1988-02-29 1994-07-28 Philips Nv Logarithmischer Verstärker.
US5121009A (en) * 1990-06-15 1992-06-09 Novatel Communications Ltd. Linear phase low pass filter
DE10248543A1 (de) 2002-10-14 2004-04-22 Deutsche Telekom Ag Verfahren zur zweidimensionalen Darstellung, Interpolation und zur Kompression von Daten
DE10249050A1 (de) 2002-10-22 2004-05-06 Huber, Klaus, Dr. Verfahren und Anordnung zum Einstellen eines analogen Filters

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004097713A3 (de) 2005-05-26
JP2007524140A (ja) 2007-08-23
KR20060119702A (ko) 2006-11-24
US7584238B2 (en) 2009-09-01
EP1623357A2 (de) 2006-02-08
DE10319637A1 (de) 2004-12-02
US20070244945A1 (en) 2007-10-18
WO2004097713A2 (de) 2004-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sprott A new class of chaotic circuit
JP6442053B2 (ja) 曲線当てはめ回路、アナログ前置補償器、および無線周波数信号送信器
Minesaki et al. A new discretization of the Kepler motion which conserves the Runge–Lenz vector
Elwakil et al. Inductorless hyperchaos generator
Arora et al. Controllability of retarded semilinear fractional system with non-local conditions
CN111079365A (zh) 一种反正切三角函数忆阻器电路模型
JP4365407B2 (ja) アナログ回路システム
Strle Mixed-signal circuits modelling and simulations using Matlab
JP2007524140A5 (ja)
US20200293725A1 (en) Analog computing implementing arbitrary non-linear functions using Chebyshev-polynomial-interpolation schemes and methods of use
Francken et al. A behavioral simulation tool for continuous-time ΔΣ modulators
Ducceschi et al. Non-iterative schemes for the simulation of nonlinear audio circuits
Pels et al. Efficient simulation of DC‐AC power converters using multirate partial differential equations
JP2005505980A (ja) サンプルレート変換のための装置及び方法
Jackaman Finite element methods as geometric structure preserving algorithms
Feştilă et al. Modular analysis and design of log-domain circuits based on LIN↔ ELIN transformations
Muñoz-Pacheco et al. Synthesis of n-scroll attractors using saturated functions from high-level simulation
Current et al. On behavioral modeling of analog and mixed-signal circuits
Kheirati Roonizi et al. A simple and effective feedback structure for variable-q filter design
Current et al. Behavioural modelling of analogue and mixed-signal circuits for efficient computer aided design
Guijarro et al. Approximation methods to embed the non-integer order models in bond graphs
Zhong et al. Circuit Implementation of Function Cascade Synchronization
Ryba et al. Parametrized VHDL entities for the simulation of hybrid circuits
Kershaw et al. On/spl Sigma//spl Delta/signal processing remodulator complexity
Oliveira et al. Radio Frequency Numerical Simulation Techniques Based on Multirate Runge‐Kutta Schemes

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090602

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090610

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20090702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees