JP4363097B2 - 光学機能性シートおよび直下型バックライトの製造方法 - Google Patents

光学機能性シートおよび直下型バックライトの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種ディスプレイに用いられる直下型バックライト、中でも液晶ディスプレイに用いられる直下型バックライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯機器をはじめ、ノートパソコン、モニター、テレビ、屋内外広告表示、公共表示など、あらゆる用途において様々な原理を応用したディスプレイ装置が用いられている。中でも液晶ディスプレイ(LCD)は、携帯機器用の小画面製品から、モニターやテレビなどの大画面製品に至るまで幅広く用いられている。LCDは、偏光板に挟まれた液晶素子に光を照射することにより画像表示を行うものであり、その光照射のための面光源としてバックライトを画面裏側に設けている。
【0003】
LCDに用いられるバックライトは大きく2種類に分類され、(1)透明なアクリル樹脂等を加工した導光板を用い、その側面に配置された蛍光管から光線を取り入れ、導光板に刻まれた散乱ドットなどの作用を用いて観察方向に光を取り出すサイドライト型と、(2)導光板を用いず、画面の真下に直接単数または複数の蛍光管を並べる直下型とがある。それぞれの特徴を活かし、サイドライト型は小型化および薄型化への対応が、また直下型は大型化への対応が容易である。
【0004】
これらバックライトには、単に画面裏側から液晶素子を照らす機能だけではなく、画面全体を均一に、しかも明るく光らせる性能が求められる。この要求を満たすため、バックライトには、通常、拡散シートやプリズムシートといった光学機能性シートが組み込まれている。
【0005】
サイドライト型バックライトに組込まれた拡散シートは以下のように機能する。
【0006】
サイドライト型バックライトでは、蛍光管が導光板の側面に配置されており画面に対し側面から光が入射するため、導光板から観察方向へ出射される光は画面水平方向に偏った分布を持つ。さらに、導光板には光を観察方向に取り出すために散乱ドットが刻まれているために、個々のドットが透けて見えるといった輝度ムラも観察される。そこで、これらの問題を解決するために、拡散シートを導光板上に重ね、光線の出射分布を均等化し、導光板に刻まれたドットの陰を隠蔽させることが行われている。サイドライト型バックライト用の拡散シートとしては、例えば、ポリエステル樹脂などの透明基材上に、透明樹脂と架橋粒子や無機粒子などからなる拡散成分を含有した光拡散層が塗布された構造のシート等が用いられる(例えば、特許文献1)。
【0007】
直下型バックライトは、モニターやTV、公共表示などの大画面用途で用いられており、このバックライトの構造は、蛍光管、蛍光管の下側に反射板、蛍光管の上側に拡散板、さらに用途によっては拡散板の上にプリズムシートや輝度向上シートが重ねられた構成となっており、内部が空洞で、画面真下に光源となる蛍光管が配置されている。
【0008】
この直下型バックライトの場合、画面真下に蛍光管が設置されているため、蛍光管の形状に対応した輝度ムラが顕著に現れる。よって、蛍光管像を隠蔽し、光線の出射分布を均等化させるために、拡散シートを蛍光管上側に配置することが行われている。その直下型バックライト用拡散シートには、蛍光管像の映り込みによる画面上の輝度ムラを抑えるために、通常、強い光散乱性をもつ拡散板が用いられている。例えば、アクリル樹脂などの透明樹脂とシリコーン樹脂粒子等の拡散成分を、射出成形法や押出成形法を用いて練り混んでシート成形したシート等が用いられる(例えば、特許文献2)。また、場合によっては、蛍光管像の隠蔽効果をさらに高めるために、蛍光管の形状に対応した拡散ドット印刷なども行われている。
【0009】
また、プリズムシートは、通常、拡散シート上に重ねられて用いられ、拡散シートによって均等化された光を、このプリズムシートによって画面正面方向に集光(指向化)し、正面の輝度を向上させる機能を有する(例えば、特許文献3)。プリズムシートは、断面が三角形のプリズム列を多数平行に配列した構造のシートである。表面のプリズム形状の設計によって、ある一定角度範囲で入射した光線を効率よく画面正面方向に屈折させ、その範囲外の光を導光板側にはね返し再度利用するリサイクル効果を発現することで高い輝度向上効果を得るものである。
【0010】
また、プリズムシートと同様に画面正面方向への集光機能を発現し輝度を高めるための光学機能性シートが提案されている。この光学機能性シートの例としては、散乱性をもつ突起を間隔をあけて配置した光学シートや(例えば、特許文献4)、フィルム面方向に透明層と拡散層とが交互配列した光学機能性フィルム(例えば、特許文献5)などが挙げられる。プリズムシートの場合には、その表面形状を利用した光の屈折作用と光線リサイクル作用を用いた光利用効率の向上とにより高輝度化が達成されていたのに対し、これら2種類の光学機能性シートでは内部に該シート面に垂直に設けられた光散乱性の壁体層による拡散・反射を利用して光線制御を行うものである。特に、後者の光学機能性フィルムの場合、表面形状を全く利用せずに光制御を行うタイプであるので、表面形状の欠損による効果低減もなく、さらにその他の機能層の形成や貼り合わせ等の加工も可能である。
【0011】
【特許文献1】
特開平6−59107号公報
【特許文献2】
特開平6−73296号公報
【特許文献3】
米国特許第5161041号明細書
【特許文献4】
特開2002−214411号公報
【特許文献5】
特開2002−277613号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
直下型バックライトに組込まれている拡散板は、光散乱性重視の設計となっているので光線透過率が低く、光の利用効率が低いという問題がある。そこで通常は、画面正面方向の高輝度化を図るために、高輝度設計された拡散板を何枚も重ねて用いたり、また、プリズムシートや輝度向上シートを併用することが行われている。
【0013】
高輝度設計された拡散板を重ねて用いる場合には、求める輝度を発現させるために、2枚3枚と多数重ねる必要があるが、この高輝度型の拡散板は表面形状を利用した構成であるため、それぞれを貼り合わせて用いることは不可能である。従って、バックライトの薄型・軽量化が難しく、また部品点数を減らすことが難しいので、ディスプレイの薄型化への対応が難しく、製造コスト低減などの要求に応えることも困難であった。
【0014】
また、プリズムシートを重ねて用いる場合には、プリズムシート表面のプリズム列は非常に微細で頂角の尖った構造であるため、取り扱い時に表面を傷つけやすく、該欠点が輝点となって画質が低下するという問題があり、さらに正面方向の輝度は向上するものの、視角によって急激な輝度低下を引き起こす視角依存性が大きいといった問題点がある。
【0015】
そこで、本発明は、それら従来の問題を解消し、分厚く光利用効率の低い拡散板を何枚も重ねて用いずに、一枚の光学機能性シートを使用する直下型バックライトでも、効率よく光線を拡散して蛍光管像の映り込みによる輝度ムラを抑えることができ、かつ、画面正面方向の輝度を高めることができる直下型バックライトの提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
鋭意検討した結果、下記の方法で製造することによって、かかる目的を一挙に達成できることを究明し、本発明をなすに至ったものである。
シート平面方向に光散乱性層(多孔質層)と実質的に光を散乱しない透明層とが交互配列している光学機能性シートの製造方法であって、
バインダー樹脂、光重合性モノマー、光重合開始剤および溶媒を用いてなる光重合性組成物を基材上に塗布し、塗膜を形成した後、パターン露光を行い、次いでバインダー樹脂の貧溶媒に浸漬した後、乾燥することによって多孔質層を形成し、次いで塗膜表面に光を照射する光学機能性シートの製造方法。
【0017】
少なくとも、略平行配列の複数の直線状蛍光管及び/又は略平行配列の複数の直線状部分を有する形状の蛍光管と、該蛍光管の下側に配された反射板と、蛍光管の上側に配された光学機能性シートとを具備してなることを特徴とする直下型バックライトの製造方法であって、
バインダー樹脂、光重合性モノマー、光重合開始剤および溶媒を用いてなる光重合性組成物を基材上に塗布し、塗膜を形成した後、パターン露光を行い、次いでバインダー樹脂の貧溶媒に浸漬した後、乾燥することによって多孔質層を形成し、次いで塗膜表面に光を照射してシート平面方向に光散乱性層(多孔質層)と実質的に光を散乱しない透明層とが交互配列している光学機能性シートを得た後、該光学機能性シートにおける光散乱性層の略ストライプ状ラインの長手方向と蛍光管の直線状部分の長手方向とが略平行となるように設置する直下型バックライトの製造方法。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の直下型バックライトに組み込む光学機能性シートは、シート平面方向に光散乱性層と実質的に光を散乱しない透明層が交互配列しているシートであり、この光学機能性シートにおける各層の配列状態を、図2及び図3に沿って説明する。
【0020】
図2(a)〜(d)はそれぞれシート平面において光散乱性層1と透明層2が略ストライプ状に交互配列している状態を例示するものである。図2(a)は、光散乱性層1が直線状に延びる構造、図2(b)は光散乱性層1が折れ線状に延びる構造、図2(c)は光散乱性層1が波線状に延びる構造、図2(d)は光散乱性層1が破線状に延びる構造を示している。この図における左右方向3が、光散乱性層及び透明層の略ストライプ状ラインの長手方向(以下長軸方向という)であり、上下方向4が、その略ストライプ状ラインの長手方向に垂直な方向(以下短軸方向という)である。
【0021】
図2では、光散乱性層の長軸方向のいずれもが相互に平行であるように図示しているが、完全に平行でなくてもよい。また、光散乱性層の配列状態に関しては、一定のピッチで規則的に配列するもの、規則的にピッチが変化しつつ配列するもの、また、完全にランダムなピッチで配列するもの等が挙げられる。また、光散乱性層の幅に関しては、すべての光散乱性層で幅が一定のもの、一本ずつ幅が異なるもの、一本のライン内で規則的またはランダムに幅が変化しているもの等が挙げられる。
【0022】
また、光散乱性層1は、図2(a)のような典型的なストライプ状であることが好ましいが、図示した以外の略ストライプ状でもよいし、また、略ストライプ状ラインに、それに交差する方向のラインが付加された略格子状ラインを形成していてもよい。但し、このような格子状的なものの場合でも、略ストライプ状ラインの長手方向が蛍光管の直線状部分の長手方向と略平行となるように配置すべきである。このように、交差する方向にも光散乱性層のラインを追加した場合、上記略ストライプ状ラインによる蛍光管像の消去効果および集光効果の他に、交差方向ラインによる集光効果をも発揮するため、さらなる輝度向上を図ることができる。
【0023】
また、図3(a)〜(h)に、光学機能性シートの略ストライプ状に延びたパターンの短軸方向の横断面図を示す。ここでは、様々な断面形状の光散乱性層1と透明層2とが、シート面の法線方向にほぼ平行になるようにして立ち並ぶ。例えば、光散乱性層1を中心にその断面形状をみてみると、長方形(図3(a))、正方形、平行四辺形、台形(図3(b))、三角形(図3(c))、釣り鐘型(図3(d))、ラッパ型(図3(e))、楕円(図3(f))が挙げられ、またこれ以外にもこれら形状が変形したものや様々な形状のものが混ぜ合わさったものなど、各種形状を用いることができる。透明層2の断面形状についても、光散乱性層1と同様の形状が用いられる。このように、法線方向にほぼ平行な配列状態にすると、正面を中心に対称な視野角特性を得ることができる。よって、法線に対してある一定角度傾いて配列させた場合にはその角度を中心とした視野角特性が得られ、またランダムな配列状態をとった場合にはそれらを平均した視野角特性が得られることになり、配列状態を変えることにより視野角特性を制御することもできる。
【0024】
また、光散乱性層1は、断面における膜厚方向の長さ(L)が全膜厚の50%以上、好ましくは70%以上占めるのがよい。図3(a)〜(f)は光散乱性層1、透明層2ともに膜厚方向の長さが全膜厚の100%占める例であり、図3(g)および(h)は光散乱性層1の長さ(L)が膜厚方向に70%占める例を示している。図3(g)はシートの上面近傍部分及び下面近傍部分が透明層2で覆われる場合、(h)はシートの下面が透明層2で覆われる場合である。これら図のように、透明層2は膜厚方向に表面から裏面まで繋がっている部分が存在することが好ましい。なお、図中の符号pは透明層2の短軸方向の幅を示し、符号qは光散乱性層1の短軸方向の幅を示す。
【0025】
図1は直下型バックライトの構成を説明するためのものであり、図1(a)はバックライトの横断面を示す。略平行配列している複数の直線状蛍光管(蛍光管における直線状部分の場合も含む)7の下側に反射板6が配され、蛍光管7の上側には光学機能性シート5が配され、それらを全体的に筐体8が覆っている。図1(b)〜(d)は、それぞれバックライトを画面方向から見た場合の蛍光管7の配置や形状の一例を示す図である。図1(b)は複数の直線状蛍光管が平行に配置される場合、図1(c)はW字状に屈曲する蛍光管の場合、図1(d)はU字状に屈曲する蛍光管の場合をそれぞれ示しており、図中の矢印9が蛍光管の直線状長手方向を示す。
【0026】
図1(e)は、複数の直線状蛍光管に対して、本発明に用いる光学機能性シートを、それらの長手方向が略平行となるように配置する場合を示すものである。即ち、図中の直線状蛍光管7の長手方向に対し、光学機能性シートの光拡散性層1のストライプ長手方向が略平行となるように設置するものである。
【0027】
直下型バックライトの場合、出射される光の配光特性は蛍光管形状に依存し、蛍光管の真上が最も明るくなり、隣接する蛍光管の間が最も暗くなるといった輝度ムラが観察される。従って、直線状の蛍光管が多数平行配列してる場合には、線状に輝度ムラがみられる。
【0028】
しかし、光学機能性シートを図1(e)に示すような方向で配置すると、蛍光管から出る線状の光線群が光学機能性シートの光散乱性をもつストライプパターンと干渉することによって、蛍光管像が消し去られ、輝度ムラが解消される。
【0029】
さらに、蛍光管像をより効果的に消し去るためには、蛍光管の真上に当たる部分の光散乱性層の配列ピッチを狭くし、及び/又は光散乱相の幅を太くすること、また、光散乱性のドットを形成する方法などを併用することが好ましい。
【0030】
さらに、本発明に用いる光学機能性シートでは光散乱性層と透明層が交互配列するストライプ状パターン構造であるため、透明層が開口部となり効率よく光線を透過させることができ、従って、散乱効果を保持しながらバックライトの輝度を高くすることができる。
【0031】
本発明に用いる光学機能性シートでは、図3に示すような横断面構造を有することにより、集光機能が発現し輝度向上効果が発揮される。
【0032】
輝度向上効果が発現するメカニズムを図4に沿って以下に説明する。図4は光散乱性層1によって光線が拡散透過又は拡散反射される様子を示す短軸方向横断面図である。
【0033】
本発明に用いる光学機能性シート5において、透明層2と光散乱性層1が面方向に交互配列していることにより、光散乱性層1が光線を散乱させる壁の役割を果たす。
本発明に用いる光学機能性シートに、入射した光線(図4では下方から)は、光散乱性層1にあたって拡散透過または拡散反射される。
【0034】
ほぼ正面方向を向いて入射する光線(シート面に対して低入射角)は、ほぼそのまま透過し( 図4(a))、シート表面に平行に近い方向を向いて入射する光線(シート面に対して高入射角)は、光散乱性層1に遮られ拡散反射されつつ透過する。即ち、光散乱性層1によって拡散透過または拡散反射された光線のうち、ほぼ正面を向いた成分は出射され、それ以外を向いた成分は再度光散乱性層1によって散乱される(図4(b))。この過程を繰り返すことにより、入射された光線の正面方向への指向性が高くなり、液晶ディスプレイのバックライト用途として用いた場合に輝度向上効果が現れる。
【0035】
輝度向上効果を発現させるためのポイントは、光散乱性層1の高さ、ピッチおよび拡散性である。
【0036】
図4(c)に示すように、シート内の交互配列において、光散乱性層1のピッチが長い場合は、光散乱性層1が壁として十分に機能せず、水平方向からに近い入射光線も素通りしてしまうためにその断面における輝度向上効果は小さいものとなる。また、光散乱性層1の底部が広い場合には、該シート底部で反射される確率が増加して光利用効率が低下するため、輝度も低下する。従って、高開口率を保持しつつ、適切なピッチで光散乱性層1の面内構造を設計することが重要である。
【0037】
また、本発明に用いる光学機能性シートの拡散透過または拡散反射特性を示す光散乱性層1とは異なり、鏡面反射特性を持つ層10を壁として用いた場合には(図4(d))、下方から入射した光線はその入射角度を保ったまま反射されるため、正面方向には集光されず、輝度向上効果は見込めない。また、屈折率の異なる透明層2,11が交互配列するシートの場合は(図4(e))、正面方向に屈折する成分も存在するが、全体的な配光特性としては正面に集光する効果は見込めない。このように光散乱性層1の拡散透過または拡散反射特性が重要である。
【0038】
本発明に用いる光学機能性シートにおいて、光散乱性層のストライプ状ライン長手方向に垂直な方向におけるシート面方向のピッチが30〜200μmであることが好ましく、さらには30〜100μmが好ましい。
また、光散乱性層のストライプ状ライン長手方向に垂直な方向におけるシート面方向の幅が5〜100μmであることが好ましく、さらには5〜50μmが好ましい。
【0039】
また、透明層のストライプ状ライン長手方向に垂直な方向断面において、シート膜厚方向の透明層の長さLと、透明層のシート面方向幅pとの比率L/pが0.25〜5であることが好ましく、さらには0.25〜3であることが好ましい。厚み方向の長さLは図3に示すように、透明層2の厚みを指す。この比率を0.25〜5とすることにより、光散乱性層1による十分な輝度向上効果を得ることができるため好ましい。
【0040】
また、シート平面におけるストライプ状パターンにおいて、透明層2の面積は光散乱性層1の面積の50%以上であることが好ましい。50%以上とすることにより、光線の利用効率を低下させずに光散乱性層による十分な輝度向上効果を発揮させることができるため好ましい。
【0041】
本発明に用いる光学機能性シートを構成する材質は製造方法により異なる。使用可能な材料の例として、透明層2については、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステルアミド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等のアクリル樹脂、脂環族ポリオレフィンおよびこれらを主たる成分とする共重合体、またはこれら樹脂の混合物等からなる透明な樹脂などが好適に利用できるが、特に制限されるものではない。ここでいう透明とは、その層内において光が実質的にまっすぐ透過することを示す。
【0042】
また、光散乱性層1の材料としては、特に限定されるものではないが、透明なマトリックス成分中に、マトリックス成分とは屈折率の異なる微粒子が分散された材質からなることが好ましい。透明なマトリックス成分としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン−2、6−ナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプレピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド、ポリエーテル、ポリエステルアミド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等のアクリル樹脂、脂環族ポリオレフィン、およびこれらを主たる成分とする共重合体、またはこれら樹脂の混合物等からなる透明な樹脂などが挙げられるが特に制限されるものではない。
【0043】
また、微粒子は、マトリックス成分と屈折率が異なれば特に制限されず、例えば、アクリル樹脂、有機シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、尿素樹脂、ホルムアルデヒド縮合物、フッ素樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂などの樹脂および樹脂粒子、ガラス、シリカ、硫酸バリウム、酸化チタン、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の無機粒子、または気泡などが好ましく用いられる。本発明に用いる光学機能性シートの光散乱性層としては、内部に気泡などの空洞を含有する多孔質層であることが好ましい。
【0044】
また、本発明に用いる光学機能性シートの厚みは10μm〜2mmが好ましく、より好ましくは10μm〜1mm、最も好ましくは10μm〜500μmである。
【0045】
本発明に用いる光学機能性シートは、上述した光散乱性層と透明層が交互配列する単層シートであってもよいが、さらに光散乱性を増強する目的でその単層シートの片側表面に、光拡散成分を含有する拡散層12が積層されたシートでもよい(図5)。また、シート自体の機械的強度、耐熱性、取り扱いやすさ等の点から二軸延伸ポリエステルフィルムのような基材シート上に形成された積層シート構造であることも好ましい態様である。また、単層シートと拡散板を重ねて用いることも好ましい。
【0046】
本発明で用いる光学機能性シートの製造方法の例を以下に示す
【0053】
インダー樹脂、光重合性モノマー、光重合開始剤、溶媒などからなる光重合性組成物を基材上に塗布し、パターン露光を行い、次いでバインダー樹脂の貧溶媒に浸漬した後、内部に染みこんだ貧溶媒を減圧乾燥除去することによって多孔質層を形成することによって得られる。光重合により硬化した部位が透明層2となり、未硬化部位を処理して多孔質層(光散乱性層1)とすることにより、所望の光学機能性シートとする。
【0055】
また、本発明に用いる光学機能性シートは表面形状によって光学機能を発現させるものではないので表裏面が平滑であり、従って、表面加工することや他機能部材と貼り合わせすることも可能であり、多機能を有する機能統合高性能シートにして用いることも可能である。
【0056】
【実施例】
(評価方法)
A.輝度測定
図1(a)に示す相対的位置関係となるように、直線状蛍光管12本の上側に光学機能性シートを載せて18インチの直下型バックライトを組み上げ、色彩輝度計BM−7(トプコン(株)製)を用いて画面正面方向の輝度を測定した。
この時、ブランクの値としては、通常の直下型用拡散板であるアクリル樹脂の押出板(樹脂ビーズ練り込みタイプ:透過率32%、ヘイズ93%、膜厚2mm)を蛍光管の上側に置いて測定した輝度を用い、このブランク測定値に対し、輝度が何%向上したかでもって表した。
【0057】
B.蛍光管像観察
光学機能性シートを蛍光管上側10mmの位置に置き、点灯時に該光学機能性シートを通して蛍光管像が透けて見えるかどうかを目視で観察した。
C.シート中の塗膜断面の観察
シートの横断面を切り出し、走査型電子顕微鏡S−2100A(日立製作所(株)製)を用いて断面観察を行なった。
【0058】
以下、本発明について実施例を挙げて説明するが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではない。
【0059】
(実施例1)
下記組成1の樹脂組成物からなる塗布液を調製し、ポリエチレンテレフタレート(以下PETという)フィルム(“ルミラー”T60:膜厚100μm、東レ(株)製)上にブレードコーターを用いて塗布し、80℃で15分乾燥させた後、同じPETフィルムをカバーフィルムとして貼り合わせて、塗膜厚250μm(乾燥膜厚)の樹脂シートとした。
【0060】
(組成1)
ポリエステル樹脂
“エリーテル”UE3600(ユニチカ(株)製) 100重量部
感光性モノマー
“ネオマー”BA−641(三洋化成工業(株)製) 90重量部
“KAYARAD”DPCA−30(日本化薬(株)製) 5重量部
RHMA−M(日本触媒(株)製) 7重量部
光重合開始剤
“イルガキュア”907(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製)2重量部
溶剤
メチルエチルケトン 50重量部
シクロヘキサノン 50重量部
【0061】
室温で透明状態のこのシート上に、配列ピッチ80μm、開口幅60μmの直線ストライプ状パターンのフォトマスクを重ね、超高圧水銀灯を用いて100mJ/cm2の光を照射し、85℃で2分間ポストベイクした後、室温まで放冷した。カバーフィルムを剥離して、40℃のエタノールに4時間浸漬後、室温まで放冷した後、エタノールから取り出し、そのまま超高圧水銀灯を用いて、塗膜表面側、基板フィルム側両面にそれぞれ500mJ/cm2の光を照射した後、真空乾燥によりエタノールを除去した。
【0062】
得られた塗膜の断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、パターン露光部には約60μm幅の透明層、パターン未露光部には約20μm幅の多孔質層が形成され、交互に配列した直線ストライプ状パターンとなっていて、かつ透明層のアスペクト比(L/p)が4であった。
【0063】
得られた光学機能性シートを、その直線ストライプ状パターンの長手方向がバックライトの蛍光管の長手方向と平行になるように、バックライトの蛍光管の上に組み込んで直下型バックライトを作製した。得られたバックライトの蛍光管を点灯させたところ、蛍光管像が透けて見えることはなかった。また、画面正面方向の輝度向上率は38%と高い効果を発現した。
【0064】
(実施例2)
実施例1と同じ組成の塗布液を用い、塗膜厚150μmの樹脂シートを実施例1と同様にして作製した。
このシートに、配列ピッチ80μm、開口幅60μmの直線ストライプ状パターンのフォトマスクを重ね、超高圧水銀灯を用いて80mJ/cm2の光を照射し、以下実施例1と同様にして光学機能性シートを作製した。
【0065】
得られた塗膜の断面を観察したところ、パターン露光部には約60μm幅の透明層、パターン未露光部には約20μm幅の多孔質層が形成され、交互に配列した直線ストライプ状パターンとなっていて、かつ透明層のアスペクト比(L/p)が2.5であった。
【0066】
得られた光学機能性シートを、その直線ストライプ状パターンの長手方向がバックライトの蛍光管の長手方向と平行になるように、バックライトの蛍光管の上に組み込んで直下型バックライトを作製した。得られたバックライトの蛍光管を点灯させたところ、蛍光管像が透けて見えることはなかった。また、画面正面方向の輝度向上率は21%であった。
【0067】
(実施例3)
下記組成2の樹脂組成物を有効成分とする塗布液を調製し、PETフィルム(“ルミラー”T60:膜厚100μm、東レ(株)製)上にブレードコーターを用いて塗布し、80℃で30分乾燥させ、塗膜厚200μm(乾燥膜厚)の樹脂シートとした。
【0068】
(組成2)
炭酸カルシウム(平均粒径2μm) 60重量部
エチルセルロース 16重量部
テルピネオール 24重量部
【0069】
次に、配列ピッチ80μm、開口幅60μmの直線ストライプ状パターンのサンドブラスト用マスクを装着した後、サンドブラスト法により開口部の塗膜を削り取った。研磨剤にはアルミナを使用した。
【0070】
続いて、削り取った部分に、実施例1で用いた組成物1の樹脂塗液を埋め込み、80℃で15分乾燥させた後、超高圧水銀灯を用いて100mJ/cm2の光を照射して硬化させ、透明層を形成させた。得られた光学機能性シートは、炭酸カルシウムが分散した光散乱層と、透明層が、それぞれ幅20μmと60μmで直線状に交互配列したパターンをもつシートであり、透明層のアスペクト比(L/p)は3.3であった。
【0071】
得られた光学機能性シートを、その直線ストライプ状パターンの長手方向がバックライトの蛍光管の長手方向と平行になるように、バックライトの蛍光管の上に組み込んで直下型バックライトを作製した。得られたバックライトの蛍光管を点灯させたところ、蛍光管像が透けて見えることはなかった。また、画面正面方向の輝度向上率は30%であった。
【0072】
(比較例1)
実施例1で作製した光学機能性シートを、その直線状パターンの長手方向がバックライトの蛍光管の長手方向と垂直になるような向きで、蛍光管の上に組み込み直下型バックライトを作製した。得られたバックライトの蛍光管を点灯させて蛍光管像を目視観察したところ、蛍光管形状がはっきりと視認でき、光拡散性の機能が発現されていないことがわかった。
【0073】
(比較例2)
実施例1で作製した光学機能性シートを、その直線状パターンの長手方向がバックライトの蛍光管の長手方向と斜め方向45°の角度をなすような向きで、蛍光管の上に組み込み直下型バックライトを作製した。得られたバックライトの蛍光管を点灯させて蛍光管像を目視観察したところ、蛍光管形状がはっきりと視認でき、光拡散性の機能が発現されていないことがわかった。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、分厚く光利用効率の低い拡散板を何枚も重ねずに一枚の光学機能性シートを組込むことでも効率よく光線を拡散して蛍光管像の映り込みによる輝度ムラが抑えられ、かつ、画面正面方向の輝度の高い直下型バックライトとすることができる。
従って、本発明は直下型バックライトの薄型化、軽量化、低コスト化を図るために有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)、(e)は直下型バックライトの構造を示す横断面図、位置関係図であり、また、(b)〜(d)は本発明に用いる蛍光管の形状、配置を例示する上面図である。
【図2】 (a)〜(d)は、本発明に用いる光学機能性シートのシート平面における、光散乱性層と透明層からなる略ストライプ状パターンを例示するシート平面図である。
【図3】 (a)〜(h)は、本発明に用いる光学機能性シートの光散乱層、透明層のストライプ状パターンを例示する短軸方向でのシート横断面図である。
【図4】 光学機能性シートにおける光線の拡散透過又は拡散反射のメカニズムを示すためのシート横断面図である。
【図5】 片側表面に拡散層が積層された光学機能性シートを示す横断面図である。
【符号の説明】
1 光散乱性層
2 透明層
3 長軸方向
4 短軸方向
5 光学機能性シート
6 反射板
7 蛍光管
8 筐体
9 蛍光管長手方向
10 鏡面反射性表面をもつ層
11 透明層2とは異なる屈折率を有する透明層
12 拡散層

Claims (2)

  1. シート平面方向に光散乱性層(多孔質層)と実質的に光を散乱しない透明層とが交互配列している光学機能性シートの製造方法であって、
    バインダー樹脂、光重合性モノマー、光重合開始剤および溶媒を用いてなる光重合性組成物を基材上に塗布し、塗膜を形成した後、パターン露光を行い、次いでバインダー樹脂の貧溶媒に浸漬した後、乾燥することによって多孔質層を形成し、次いで塗膜表面に光を照射する光学機能性シートの製造方法。
  2. 少なくとも、略平行配列の複数の直線状蛍光管及び/又は略平行配列の複数の直線状部分を有する形状の蛍光管と、該蛍光管の下側に配された反射板と、蛍光管の上側に配された光学機能性シートとを具備してなることを特徴とする直下型バックライトの製造方法であって、
    バインダー樹脂、光重合性モノマー、光重合開始剤および溶媒を用いてなる光重合性組成物を基材上に塗布し、塗膜を形成した後、パターン露光を行い、次いでバインダー樹脂の貧溶媒に浸漬した後、乾燥することによって多孔質層を形成し、次いで塗膜表面に光を照射してシート平面方向に光散乱性層(多孔質層)と実質的に光を散乱しない透明層とが交互配列している光学機能性シートを得た後、該光学機能性シートにおける光散乱性層の略ストライプ状ラインの長手方向と蛍光管の直線状部分の長手方向とが略平行となるように設置する直下型バックライトの製造方法。
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