JP4358839B2 - ローラー連結装置 - Google Patents

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本発明は、リニアガイドウェー用ローラー連結装置に係り、特に、仕切体によって隣接のローラーの直接衝突を回避することにより騒音を有効に防止できるローラー連結装置に関するものである。
従来のローラー連結装置としては、特開平11-344033と、米国特許US6070479号と、米国特許US6203200号とが提案された。
まず、特開平11-344033を説明する。図1は特開平11-344033のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図であって、リニア伝動素子5の仕切体11は中が詰まった構造であり、前記仕切体11はローラー3と面的な形態で接触する。しかしながら、これは下記の欠点があった。
(イ)隣接するローラー3は仕切体11を介して間接に衝突する。
(ロ)仕切体11はローラー3と面的な形態で接触するので、ローラー3と仕切体11の摩擦抵抗は向上になる。
(ハ)連結装置12自体はローラーを潤滑するためのオイルを収容する空間がない。
(ニ)この構造の製造方法は、ローラー3を金型の中子とすることが必要であるので、射出成形する直前にローラー3を金型に入れることが必要であり、工数は増加になる。
次に、米国特許US6070479号を説明する。図2は米国特許US6070479号のローラー及びローラー連結装置の組合状態の斜視図であって、仕切体6がローラー70の両側に成形され、リンク部5の内縁には収容穴4が環設してあり、且つローラー70の両側にある仕切体6を連結するリンク体5aを有する。しかしながら、これは下記の欠点があった。
(イ)隣接するローラー70はリンク体5aを介して間接に衝突する。
(ロ)仕切体6とローラー70の接触面積は大きいので、摩擦抵抗は向上になる。
(ハ)連結装置自体はローラーを潤滑するためのオイルを収容する機能がない。
(ニ)この構造を成形する技術は極めて困難である。
次に、米国特許US6203200号を説明する。図3は米国特許US6203200号のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図であって、各ローラーの両端面20には保持部21が一つ設けてあり、隣接する二つのローラー13aの間には仕切体18が一つ設けてある。しかしながら、これは下記の欠点があった。
(イ)隣接するローラー13aは仕切体18を介して間接に衝突する。
(ロ)ローラーの両端面20に穴16を開けることが必要であるので、加工工数は増加になり、且つローラー13aの強度も低下になる。
(ハ)連結装置15自体はローラーを潤滑するためのオイルを収容する機能がない。
特開平11-34403 米国特許US6070479号 米国特許US6203200号
本発明の主な目的は、仕切体により、隣接するローラーの直接衝突を回避でき、衝突力を有効に吸収でき、騒音が大幅に低減になるローラー連結装置を提供する。
上記目的を達成するためになされた本願の発明は、ローラーに取付けられ、リニアガイドウェーの回流通路内に設置され、複数の仕切体と、二つの連接体とを含むローラー連結装置において、前記仕切体は、それぞれ二つの保持部を有し、前記保持部は、中空構造であり、ローラーを保持し、前記仕切体は、ローラーの両側に成形され、その一側がローラーに隣接しローラーを保持し、他側が他の物体に接触しない自由端であり、前記仕切体により、隣接するローラーが完全に接触しなくなり、前記連接体は、条状構造を有し、ローラーの両端に位置し、前記複数の仕切体を連結し、前記保持部の断面は、矩形で中空な環状を呈し、前記保持部は、裏側が矩形環状平面を呈し、一定の厚さを有し、前記二つの連接体を挟んで両側から線接触的な形態でローラーを保持し、前記仕切体の頂縁と底縁とには開口を有する窪み空間がそれぞれ形成してあり、前記窪み空間がローラーを潤滑するためのオイルを収容することを特徴とするローラー連結装置であることを要旨としている。
本発明に係るローラー連結装置によれば、次のような効果がある。
(イ)仕切体の一側がローラーに隣接し、他側が他の物体に接触しない自由端であるので、連結装置により隣接する二つのローラーが直接に衝突しなくなり、衝突力が降下になり、騒音が大幅に低減になる。
(ロ)仕切体は、線接触的な形態でローラーを保持し、ローラーを整然に排列するので、転がり過程中に、ローラーはジャンプし又は斜めになることが無くなり、摩擦抵抗が低減になる。
(ハ)連結装置自体はローラーを潤滑するためのオイルを収容する機能を有するので、メンテナンスフリーを実現可能である。
(ニ)連結装置は樹脂射出成形によって一体成形されたものであるので、快速に大量生産することは可能になる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図4と図5を参照する。図4はリニアガイドウェーの組合状態の斜視図であり、図5はリニアガイドウェーの組合状態の断面図である。目下、市販しているリニアガイドウェー1は、主に、一つのレール1aと、一つのブロック1bとを含み、前記レール1aは、条状なものであり、その上ではローラー2が転がる溝12が設けてあり、ブロック1bは、コ字形なものであり、その上では前記溝12に対応する溝が設けてあり、且つローラー2を循環に転がるために、ブロック1bの両端にはエンドプレート1cがそれぞれ設置され、且つ前記エンドプレート1cにはローラー回流通路11が設けてある。
次に、図6と図7を参照する。図6は本発明のリニアガイドウェーのローラー回流通路を示す概略図であり、図7は本発明に係る実施例1のローラー及びローラー連結装置の組合状態の斜視図である。
本発明に係るローラー連結装置は、複数の仕切体31と、二つの連接体30とを含み、前記仕切体31は、それぞれ二つの保持部311,312を有し、前記保持部311,312は、中空構造であり、ローラー2を保持し、且つ前記仕切体31は、ローラー2の両側に成形され、その一側がローラー2に隣接しローラー2を保持し、他側が他の物体に接触しない自由端であり、前記仕切体31により、隣接するローラー2が完全に接触しなくなり、なお、前記連接体30は、条状構造を有し、ローラー2の両端に位置し、前記複数の仕切体31を連結する。
従来のローラー連結装置は、どのように、隣接する二つのローラー2は直接に衝突しなく、ローラー2の衝突力を低減し、騒音を大幅に低減することは何時もの改善課題であり、転がり過程中に、ローラー2はジャンプし又は斜めになることが無くなり、摩擦抵抗が低減になるために、仕切体31とローラー2の接触形態が線的な接触にし、ローラー2が整然に排列され、且つ連結装置自体はローラー2を潤滑するためのオイルを収容する機能を有し、メンテナンスフリーを実現可能にするために、前記仕切体31の頂縁と底縁とには開口を有する窪み空間313がそれぞれ形成してあり、そして快速に大量生産することを可能にするために、連結装置は撓み特性を持つ樹脂を採用し射出成形によって一体成形されたものである。
図8は本発明に係る実施例1のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図であり、図9は本発明に係る実施例1のローラー連結装置の断面図である。ローラー2の直径と長さをそれぞれLとDとし、仕切体31の中空構造111,121の長さと高さをそれぞれaとbとし、且つa>1.0L、b≦0.8Dであり、そして前記仕切体31は、裏側が矩形環状平面111,121であり、一定の厚さを有し、線接触的な形態でローラー2を保持し、回流通路に干渉しなく、前記仕切体31は、その一側がローラー2に隣接しローラー2を保持し、他側が他の物体に接触しない自由端であり、前記仕切体により、隣接する二つのローラー2が完全に接触しなくなる。
また、図9のDETAL Yを参照する。前記仕切体31の頂縁と底縁とには開口を有する窪み空間313がそれぞれ形成してあり、前記窪み空間313により、ローラー2を潤滑するためのオイルが収容され、メンテナンスフリーが実現可能になる。
図10は本発明に係る実施例2のローラー連結装置の断面図であり、図11は本発明に係る実施例2のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図である。本発明に係る実施例2のローラー連結装置は、複数の仕切体41と、二つの連接体40とを含み、前記仕切体41は、それぞれ二つの保持部411,412を有し、前記保持部411,412は、中空構造であり、ローラー2を保持し、前記仕切体41は、ローラー2の両側に成形され、その一側がローラー2に隣接しローラー2を保持し、他側が他の物体に接触しない自由端であり、前記仕切体41により、隣接する二つのローラー2が完全に接触しなくなり、前記連接体40は、条状構造を有し、ローラー2の両端に位置し、前記複数の仕切体41を連結する。
また、実施例1と同じように、連結装置の仕切体41の頂縁と底縁とには開口を有する窪み空間413がそれぞれ形成してあり、前記窪み空間413により、ローラー2を潤滑するためのオイルが収容され、メンテナンスフリーが実現可能になる。
従来のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図である。 従来のローラー及びローラー連結装置の組合状態の斜視図である。 従来のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図である。 リニアガイドウェーの組合状態の斜視図である。 リニアガイドウェーの組合状態の断面図である。 本発明のリニアガイドウェーのローラー回流通路を示す概略図である。 本発明に係る実施例1のローラー及びローラー連結装置の組合状態の斜視図である。 本発明に係る実施例1のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図である。 本発明に係る実施例1のローラー連結装置の断面図である。 本発明に係る実施例2のローラー連結装置の断面図である。 本発明に係る実施例2のローラー及びローラー連結装置の組合状態の正面図、側面図と上面図である。
3 ローラー 5 リニア伝動素子
11 仕切体 12 連結装置
4 収容穴 5 リンク部
5a 案内リンク体 6 仕切体
70 ローラー 13a ローラー
15 連結装置 16 穴
18 仕切体 20 ローラー端面
21 保持部 1 リニアガイドウェー
1a レール 1b ブロック
1c エンドプレート 11 ローラー回流通路
12 回流通路用溝 2 ローラー
3 ローラー連結装置 4 ローラー連結装置
111,121 保持部中空構造
112,122 保持部裏側矩形環状平面
30 連結体 31 仕切体
311 保持部 312 保持部
313 窪み空間 40 連結体
41 仕切体 411 保持部
412 保持部 413 窪み空間

Claims (1)

  1. ローラーに取付けられ、リニアガイドウェーの回流通路内に設置され、複数の仕切体と、二つの連接体とを含むローラー連結装置において、
    前記仕切体は、それぞれ二つの保持部を有し、前記保持部は、中空構造であり、ローラーを保持し、
    前記仕切体は、ローラーの両側に成形され、その一側がローラーに隣接しローラーを保持し、他側が他の物体に接触しない自由端であり、前記仕切体により、隣接するローラーが完全に接触しなくなり、
    前記連接体は、条状構造を有し、ローラーの両端に位置し、前記複数の仕切体を連結し、
    前記保持部の断面は、矩形で中空な環状を呈し、
    前記保持部は、裏側が矩形環状平面を呈し、一定の厚さを有し、前記二つの連接体を挟んで両側から線接触的な形態でローラーを保持し、
    前記仕切体の頂縁と底縁とには開口を有する窪み空間がそれぞれ形成してあり、前記窪み空間がローラーを潤滑するためのオイルを収容することを特徴とするローラー連結装置。
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