JP4358540B2 - 通信システム、センサシステム及び通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上位の制御装置と複数の制御機器との間で信号の送受を行なう通信システム、及び上位の制御装置と複数のセンサユニットとの間で信号の送受を行なうセンサシステム、又はそれらのシステムに使用される通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、以下のような技術が開示されている。即ち、複数の制御機器の各種操作を外部のコントローラによって行なう場合に、コントローラと複数の制御機器との間に信号の送受信を行なうための通信装置を配置する。そして、例えば制御機器がセンサユニットであり、そのセンサユニットにしきい値の再設定(ティーチング)を実施させる場合、作業者は、コントローラからしきい値再設定の命令を与える。
【0003】
すると、コントローラから通信装置にしきい値再設定の命令信号が伝送され、通信装置は、その命令信号を受けてセンサユニットに当該命令信号を転送する。そして、センサユニットでは、上記命令信号を受けてしきい値の再設定動作を実行するようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−220509号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1のような構成では、しきい値再設定の命令信号のデータ量が多くなるという問題がある。即ち、コントローラから通信装置に送信される命令信号のデータには、当該命令内容を示すデータとは別に、当該命令を実行させるセンサユニットを特定するためのデータも必要となるからである。
【0006】
特に、複数のセンサユニットを隣接配置して使用するセンサシステムにおいては、近年センサユニットの台数、即ち、制御装置が制御するユニット数が増加する傾向にある。このように、制御対象となるセンサユニット数が増加すると、それに伴って実行指示を与えるユニットを特定するために必要なデータ量も増加する。従って、センサユニット数が増える場合は、トータルで必要となるデータ量が膨大なものとなってしまう。
【0007】
また、上記のようなデータ通信においては、通信の信頼性を向上させるため、一般に、同内容のデータを2回続けて送信し、受信側においてそれらが一致するかどうかを比較照合し、両者が一致しない場合はデータの再送信を要求する処理を行なうことが多い。そのため、1回の通信に要するデータ量が多くなれば、トータルでの通信データ量はその2倍以上に増加する場合があり、影響は極めて大きくなる。
【0008】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、上位の制御装置が実行指示を送信した時点から、その指示に基づく実行動作を制御機器がより早期に実行することができる通信システム、また、上位の制御装置が実行指示を送信した時点から、その指示に基づく実行動作をセンサユニットがより早期に実行することができるセンサシステム、又はそれらのシステムに使用される通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の通信システムは、上位の制御装置と、複数の制御機器と、前記上位の制御装置と前記複数の制御機器との間で信号の送受を行なう通信装置とで構成されるものであって、
前記通信装置は、前記制御機器の各実行コマンドデータを各番地に記憶可能な記憶手段を備え、
前記上位の制御装置は、
外部操作が可能に設けられ、実行すべき前記制御機器の実行コマンドを設定する設定手段と、
この設定手段により設定された実行コマンドに対応する前記記憶手段の番地を特定する信号を送信する送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記上位の制御装置の前記送信手段から送信される前記記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを前記記憶手段より読み出して前記制御機器へ送信する制御手段を備え、
前記制御機器は、前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なう実行手段を備える。
【0010】
斯様に構成すれば、上位の制御装置は、設定手段により設定された実行コマンドに対応する記憶手段の番地を特定する信号を送信する。通信装置は、上位の制御装置から送信される信号を受信し、前記番地に記憶された実行コマンドデータを記憶手段より読み出して制御機器へ送信する。すると、制御機器は、通信装置より送信される実行コマンドデータを受信し、その実行コマンドに基づく実行動作を行なう。
【0011】
即ち、上位の制御装置は、実行コマンドに対応する記憶手段の番地を特定する信号を送信すれば良く、そのコマンドを実行させる制御機器を指定するデータを別途送信する必要がない。従って、通信装置との間で行なう通信データ量を大きく削減することができる。それに応じて通信処理に要する時間も短縮されるので、制御機器は、上位の制御装置が信号を送信した時点から、実行コマンドに基づく実行動作をより早期に実行できるようになる。
また、前記制御機器に、前記実行手段における実行動作が終了すると、その終了を示す信号を送信する終了信号送信手段を備え、前記通信装置に、前記制御機器より送信される終了を示す信号の受信と、前記記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶させ、前記制御手段を、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を前記記憶手段の番地を示す信号に変換して前記上位の制御装置に送信するように構成するので、上位の制御装置は、制御機器における実行動作が終了したことを少ないデータ量の通信によって把握することができる。
【0012】
また、請求項2記載のセンサシステムは、上位の制御装置と、複数のセンサユニットと、前記上位の制御装置と前記複数のセンサユニットとの間で信号の送受を行なう通信装置とで構成されるものであって、
前記通信装置は、前記センサユニットの各実行コマンドデータを各番地に記憶可能な記憶手段を備え、
前記上位の制御装置は、
外部操作が可能に設けられ、実行すべき前記センサユニットの実行コマンドを設定する設定手段と、
この設定手段により設定された実行コマンドに対応する前記記憶手段の番地を特定する信号を送信する送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記上位の制御装置の前記送信手段から送信される前記記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを前記記憶手段より読み出して前記センサユニットへ送信する制御手段を備え、
前記センサユニットは、
被検出物の検出状態に応じたレベルの検出信号を出力する検出信号出力手段と、
この検出信号出力手段から出力される前記検出信号のレベルと基準レベルとの比較によって前記被検出物の検出を行なう検出手段と、
前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なう実行手段を備える。
【0013】
斯様に構成すれば、請求項1と同様の作用によって、センサユニットは、上位の制御装置が信号を送信した時点から、実行コマンドに基づく実行動作をより早期に実行できるようになる。
また、前記センサユニットに、前記実行手段における実行動作が終了すると、その終了を示す信号を送信する終了信号送信手段を備え、前記通信装置に、前記センサユニットより送信される終了を示す信号の受信と、前記記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶させ、前記制御手段を、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を前記記憶手段の番地を示す信号に変換して前記上位の制御装置に送信するように構成するので、上位の制御装置は、センサシステムにおいても、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0014】
この場合、請求項3に記載したように、前記記憶手段に、前記実行コマンドデータとして前記センサユニットに前記基準レベルの設定動作を行わせるデータを記憶させ、
前記実行手段を、前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、被検出物が存在するときの前記検出レベル若しくは前記被検出物が存在しないときの前記検出レベルのうち少なくとも何れか一方の前記検出レベルに基づいて前記基準レベルの設定を行うように構成すると良い。
【0015】
斯様に構成すれば、請求項2のシステムを使用して、上位の制御装置側からセンサユニットに対して、被検出物を検出するために用いられる基準レベルの設定を自動的に実行させることができる。
【0016】
また、請求項4に記載したように、前記センサユニットの前記検出信号出力手段を、前記被検出物に向けて光を照射する投光手段と、この投光手段から照射される光を受光する受光手段とで構成し、
前記検出手段を、前記検出信号として前記受光手段から出力される受光信号のレベルと、前記基準レベルとの比較によって前記被検出物の検出を行なうように構成すると良い。
斯様に構成すれば、光電センサを用いて構成されるタイプのセンサユニットに、本発明を適用することができる。
【0017】
また、請求項5に記載したように、請求項1において、前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータが書き換え可能となるように構成すると良い。斯様に構成すれば、新たな別の制御機器が変更され、実行コマンドが変更または拡張された場合にも対応することができる。
【0018】
この場合、請求項6に記載したように、前記通信装置を、
前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータを書き換えるための外部端末機器が着脱可能に構成し、
前記外部端末機器より前記実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいて前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更する書換処理手段を備えると良い。
斯様に構成すれば、必要に応じて通信装置に外部端末機器を接続し、書換処理手段によって記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更することができる。
【0019】
また、請求項7に記載したように、記憶手段に記憶される実行コマンドデータが書き換え可能となるように構成しても良く、斯様に構成すれば、請求項2乃至4の何れかのセンサシステムにおいても、請求項5と同様の効果を得ることができる。
【0020】
そして、請求項8に記載したように、前記通信装置を、
前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータを書き換えるための外部端末機器が着脱可能となるように構成し、
前記外部端末機器より前記実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいて前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更する書換処理手段を備えても良い。
斯様に構成すれば、請求項7記載のセンサシステムにおいても、請求項6と同様の効果を得ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、センサシステムの全体構成を概略的に示す機能ブロック図である。センサシステムは、センサユニット1(1〜3)、通信装置2、外部コントローラ(制御装置,設定手段,送信手段)3などで構成されている。
【0024】
図3は、センサユニット(制御機器,検出手段,実行手段)1の外観斜視図である。センサユニット1の上面には、動作表示灯1a,4桁の7セグメントLEDにより構成される表示部1b,ジョグスイッチ及びモード設定ボタンからなる操作部1cが配置されており、前端部には投光用ファイバ(投光手段,検出信号出力手段)1e及び受光用ファイバ(受光手段,検出信号出力手段)1fが設けられている。即ち、図示しないが、センサユニット1の内部には、投光素子としてのLEDや受光素子としてのフォトダイオードなどが配置されている。
【0025】
また、ファイバセンサ1の両側面には通信窓1hが設けられている。例えば、一方の通信窓1hより上手側に隣接配置されるセンサユニット1若しくは通信装置2からの信号を受信し、他方の通信窓1hより下手側に隣接配置されるセンサユニット1に信号を送信する。また、逆に、他方の通信窓1hより下手側に隣接するセンサユニット1からの信号を受信し、上手側に隣接配置されるセンサユニット1に信号を送信する。このようにして、通信装置2と複数のセンサユニット1との間における信号伝送が行なわれるようになっている。
【0026】
各センサユニット1(1)〜1(3)には夫々アドレスが付与されており、通信装置2との間で通信を行うようになっている。通信装置2は、CPU(制御手段,書換処理手段)4,メモリ(記憶手段)5などで構成されている。CPU4は、図示しない通信インターフェイス(信号変換ドライバ)を介して各センサユニット1(1)〜1(3)、外部コントローラ3と夫々通信を行うようになっている。
【0027】
外部コントローラ3は、例えばプログラマブルコントローラやパソコンなどであり、作業者は、外部コントローラ3を操作することで、通信装置2を介して各センサユニット1(1)〜1(3)の制御を行うようになっている。
【0028】
図4は、センサユニット1の使用状態の一例を示すものである。センサユニット1は透過型のファイバセンサであり、例えば、製造ラインの搬送用ローラ6によって搬送されるワーク(被検出物)7の検出を行なうように、投光用ファイバ1e及び受光用ファイバ1fが搬送用ローラ6の両側に配置される。そして、ファイバ1e,1f間をワーク7が通過することで光軸がさえぎられると、ワーク7を検出するようになっている。
また、3つのセンサユニット1(1)〜1(3)は、通信装置2が組み込まれたベースにセットされ、それらが一体となるように構成されている。
【0029】
図2は、メモリ5の記憶内容をイメージで示すものである。メモリ5の番地(アドレス)1〜5には、センサユニット1の実行コマンドデータが予め記憶されている。即ち、番地1〜3は、夫々センサユニット1(1)〜1(3)にティーチングを実行させるコマンドが、番地4は、全てのセンサユニット1(1)〜1(3)にティーチングを実行させるコマンドである。また、番地5は、後述するように不安定状態にあるセンサをティーチングするためのコマンドであり、番地6〜8は、夫々センサユニット1(1)〜1(3)が不安定状態にあると判断した場合にセットされるフラグの格納領域となっている。
【0030】
そして、外部コントローラ3は、センサユニット1にこれらのコマンドを実行させる場合には、通信装置2に対して対応するコマンドが格納されているメモリ5の番地を特定する信号を送信するようになっている。
【0031】
また、通信装置2にはコンソール(外部端末機器)8が接続可能に構成されている。コンソール8は、例えばパーソナルコンピュータなどであり、例えばUSB(Universal Serial Bus),無線LAN(Local Area Network),Bluetooth(登録商標)などの汎用通信インターフェイスを介してCPU4との通信が可能となっている。そして、作業者は、コンソール8を操作して通信装置2と通信することで、メモリ5の内容を書き換えて変更することが可能となっている。
【0032】
次に、本実施例の作用について図5乃至図8をも参照して説明する。
<番地1〜4の場合>
図5は、メモリ5の番地1〜4に記憶されている実行コマンドをセンサユニット1に実行させる場合における、通信装置2を構成するCPU4の制御内容を示すフローチャートである。また、図6は、その場合の外部コントローラ3、通信装置2、センサユニット1の間における通信状態を示すシーケンスである。
【0033】
通信装置2のCPU4は、外部コントローラ3よりメモリ5の番地を指定する信号が送信されると(ステップA1,「YES」)、その番地の実行コマンドデータをメモリ5から読み出す(ステップA2)。そして、CPU4は、読み出したコマンドデータをセンサユニット1側に送信する(ステップA3)。
【0034】
ここで、図6を参照し、センサユニット1にティーチング動作を実行させる場合についてより具体的に説明する。作業者は、先ず、センサユニット1の投光用ファイバ1eと受光用ファイバ1fとの間に、予めワーク7を配置する。それから、作業者は、外部コントローラ3を操作して通信装置2にティーチングの実行指示を送信する(▲1▼)。例えば、センサユニット1(1)にティーチング動作を実行させる場合は、番地「1」を送信する。
【0035】
通信装置2は、送信されたメモリ5の番地を受信すると、メモリ5より実行コマンドデータを読み出してセンサユニット1に送信する(▲2▼)。センサユニット1は、送信された実行コマンドを受信すると、先ず、その状態での受光信号レベル(受信レベル)を読み込む(▲3▼)。それから、読み込んだ受信レベルに0.5を乗じると(▲4▼)、その演算結果を検出用の新たなしきい値として設定する(▲5▼)。そして、センサユニット1は、通信装置2に対してティーチング動作を終了したことを示す信号(コマンドデータ)を送信する(▲6▼,終了信号送信手段)。
【0036】
通信装置2は、センサユニット1が送信した終了信号を受信すると、その終了信号をメモリ5の番地と同じ形式の番号(例えば、「9」)で外部コントローラ3に送信する(▲7▼)。即ち、通信装置2においては、終了信号の受信とメモリ5の番地とが、予め対応付けられて記憶されている。
【0037】
外部コントローラ3は、終了信号を受信すると、例えば図示しない表示灯を点灯させるなどして、作業者にティーチング動作を終了したことを報知する(▲8▼)。作業者は、ティーチング動作の終了を認識すると、ワーク7をセンサユニット1の投光用ファイバ1eと受光用ファイバ1fとの間から除去する。
【0038】
<番地5の場合>
図7は、メモリ5の番地5に記憶されている実行コマンドをセンサユニット1に実行させる場合における、CPU4の制御内容を示すフローチャートである。また、図8は、その場合の外部コントローラ3、通信装置2、センサユニット1の間における通信状態を示すシーケンスである。
【0039】
通信装置2のCPU4は、外部コントローラ3よりメモリ5の番地「5」を指定する信号が送信されると(ステップB1,「YES」)、その番地の実行コマンドデータをメモリ5から読み出す(ステップB2)。そして、不安定フラグの格納領域である番地「6」〜「8」を参照し(ステップB3)、それらの内何れか1つでもフラグがセットされていれば(ステップB4,「YES」)、フラグがセットされているセンサユニット1に対応するメモリ5の番地を読み出す(ステップB5)。そして、CPU4は、読み出したコマンドデータをセンサユニット1側に送信する(ステップB6)。
【0040】
次に、図8に示すシーケンスでより具体的に説明する。各センサユニット1(1〜3)は、夫々自身の受光信号レベルが不安定状態になっていないかどうかを周期的にチェックするように構成されている(▲1▼)。例えば、透過型の光センサであれば、ワーク7が存在しない場合に維持すべき受信レベルが当初は100%であったとしても、投受光素子の劣化などで受信レベルが低下する場合がある。そして、その受信レベルの低下が大きくなりすぎると、ワーク7の検出状態が不安定となるおそれがある。
【0041】
そこで、センサユニット1は、受信レベルが当初に設定された100%に対して80%以下になったか否かを判定し、80%以下を検出すると(▲2▼)、不安定状態信号を通信装置2に送信する。この場合の送信も、上述した終了信号と同様に送信する。
【0042】
そして、通信装置2は、CPU4の動作においてセンサユニット1からの不安定状態信号の有無を判別し、不安定状態信号を受信すると、その不安定状態をメモリ5に記憶させる(▲4▼)。例えば、センサユニット1(2)が不安定状態信号を送信した場合は、番地「7」に不安定フラグ「1」をセットする。
【0043】
その状態から、外部コントローラ3が図7のフローチャートのように不安定ティーチングの指示を送信すると(▲5▼)、通信装置2は、メモリ5の番地「6」〜「8」を参照してフラグをチェックする(▲6▼)。そして、上述のように番地「7」に不安定フラグ「1」がセットされていれば、センサユニット1(2)に対してティーチング実行コマンドを送信する(▲7▼)。すると、センサユニット1(2)は、図6の手順と同様にしてティーチングを実行する(▲8▼)。
【0044】
即ち、メモリ5の番地5に記憶されている実行コマンドをセンサユニット1に実行させることで、不安定状態となっているセンサユニット1だけについて、自動的にティーチングを行なわせることができる。
【0045】
以上のように本実施例によれば、通信装置2は、センサユニット1の各実行コマンドデータを各番地に記憶させたメモリ5を備え、外部コントローラ3は、センサユニット1に実行させるコマンドに対応するメモリ5の番地を特定する信号を送信し、通信装置2は、その信号を受信すると当該番地に記憶された実行コマンドデータをメモリ5より読み出してセンサユニット1へ送信する。すると、センサユニット1は、通信装置2より送信される実行コマンドデータを受信し、その実行コマンドに基づく実行動作を行なう。
【0046】
即ち、外部コントローラ3は、センサユニット1(1)〜1(3)に夫々実行させるコマンドに対応するメモリ5の番地を特定可能な信号を送信すれば良い。従って、従来とは異なり、コマンドを実行させる対象のセンサユニット1を指定するためのデータを別途送信する必要がなく、通信装置2との間で行なう通信データ量を大きく削減することができる。それに応じて通信処理に要する時間も短縮されるので、センサユニット1は、外部コントローラ3が信号を送信した時点から、実行コマンドに基づく実行動作をより早期に実行できるようになる。
【0047】
また、メモリ5に、センサユニット1に基準レベルの設定動作を行わせるティーチング動作実行用のコマンドデータを記憶させ、センサユニット1は、通信装置2よりそのコマンドデータを受信すると、ワーク7が存在するときの受信レベルに基づいて検出用しきい値(基準レベル)の設定を行うので、外部コントローラ3からセンサユニット1に対してティーチング動作を自動的に実行させることができる。
【0048】
そして、センサユニット1に、ワーク7に向けて光を照射する投光用光ファイバ1fと、この投光用光ファイバ1fから照射される光を受光する受光用光ファイバ1eとを備え、受光用光ファイバ1eから出力される受光信号のレベルと、基準レベルとの比較によってワーク7の検出を行なうので、光ファイバ1f,1eを用いることで光電センサとして構成されるセンサユニット1に本発明を適用することができる。
【0049】
また、通信装置2に対してコンソール8を接続可能として、コンソール8より実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいてメモリ5に記憶される実行コマンドデータの内容を変更するので、例えば、新たな別のセンサユニット1が追加され、実行コマンドが変更または拡張された場合にも対応することができる。
【0050】
更に、通信装置2を、センサユニット1より終了信号を受信すると、その信号をメモリ5の番地を特定する信号に変換して外部コントローラ3に送信するので、外部コントローラ3は、センサユニット1における実行動作が終了したことを少ないデータ量の通信によって把握することができる。
【0051】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
メモリ5の番地1〜3に記憶させる実行コマンドデータは、各センサユニット1(1)〜1(3)が夫々受付け可能となるように異なるデータであれば良い。例えば、コマンドデータ自体を変化させても良いし、コマンドデータ自体はセンサユニット1に共通で、それに、各センサユニット1(1)〜1(3)を指定するアドレスを付与して送信する形式でも良い。また、その場合、何れのアドレスを付与するかはCPU4のプログラムで判定し、実行コマンドデータは共通の番地に1つだけ格納しても良い。
図5、図7のフローチャートを統合しても良い。即ち、外部コントローラ3より番地信号を受信した場合には、その番地が「5」か否かを判断して夫々の処理を行なうように分岐しても良い。また、その場合、番地が「5」であると判断した時は直ちにステップB3を実施すれば良く、メモリ5の番地5に実行コマンドデータを記憶させる必要はない。
【0052】
センサユニットは、反射型であっても良い。その場合、ティーチングは、被検出物が存在しないときの検出レベルに基づいて基準レベルの設定を行うようにすれば良い。
コンソール8は、必要に応じて使用すれば良い。また、記憶手段の記憶内容は必ずしも外部より書換可能となるように構成する必要はない。
例えば、センサユニット1の受信レベルをメモリ5の別の番地へ記憶させるようにして、外部コントローラ3より受信レベルの表示が指示されると、通信装置2がその番地の受信レベルを読み出して外部コントローラ3に送信し、コントローラ3において受信レベルを表示させるようにしても良い。この場合、通信装置2よりコントローラ3に送信される受信レベルは、番地に準じた形式で表現すれば良い。
制御機器はセンサユニットに限ることなく、様々な通信システムに使用される制御機器に適用することができる。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の通信システムによれば、通信装置の制御手段は、上位の制御装置の前記送信手段から送信される記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを記憶手段より読み出して制御機器へ送信し、制御機器の実行手段は、送信された実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なうようにした。
【0054】
即ち、上位の制御装置は、実行コマンドに対応する記憶手段の番地を特定する信号を送信すれば良く、そのコマンドを実行させる制御機器を指定するデータを別途送信する必要がない。従って、通信装置との間で行なう通信データ量を大きく削減することができる。それに応じて通信処理に要する時間も短縮されるので、制御機器は、上位の制御装置が信号を送信した時点から、実行コマンドに基づく実行動作をより早期に実行できるようになる。
また、通信装置は、制御機器より送信される終了を示す信号の受信と、記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶しており、制御手段は、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を記憶手段の番地を示す信号に変換して上位の制御装置に送信するので、上位の制御装置は、制御機器における実行動作が終了したことを少ないデータ量の通信によって把握することができる。
【0055】
請求項2記載のセンサシステムによれば、通信装置の制御手段は、上位の制御装置の送信手段から送信される記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを記憶手段より読み出してセンサユニットへ送信し、センサユニットの実行手段は、送信された実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なうようにした。従って、請求項1と同様の作用によって、センサユニットは、上位の制御装置が信号を送信した時点から、実行コマンドに基づく実行動作をより早期に実行できるようになる。
また、通信装置は、センサユニットより送信される終了を示す信号の受信と、記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶しており、制御手段は、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を記憶手段の番地を示す信号に変換して上位の制御装置に送信するので、センサシステムにおいても請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0056】
請求項3に記載のセンサシステムによれば、実行手段を、通信装置の制御手段から送信される実行コマンドデータを受信すると、被検出物が存在するとき又は被検出物が存在しないときの検出レベルのうち少なくとも何れか一方の検出レベルに基づいて基準レベルの設定を行うので、上位の制御装置側からセンサユニットに対して、被検出物を検出するために用いられる基準レベルの設定を自動的に実行させることができる。
【0057】
請求項4記載のセンサシステムによれば、検出信号出力手段を、検出信号として受光手段から出力される受光信号のレベルと基準レベルとの比較によって被検出物の検出を行なうので、光電センサを用いて構成されるセンサユニットに、本発明を適用することができる。
【0058】
請求項5記載の通信システムによれば、記憶手段に記憶される実行コマンドデータを書き換え可能としたので、新たな別の制御機器が追加され、実行コマンドが変更または拡張された場合にも対応することができる。
【0059】
請求項6記載の通信システムによれば、書換処理手段は、外部端末機器より実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいて記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更するので、必要に応じて通信装置に外部端末機器を接続し、書換処理手段によって記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更することができる。
【0060】
請求項7記載のセンサシステムによれば、請求項2乃至4の何れかのセンサシステムにおいても、請求項5と同様の効果を得ることができる。
請求項8記載のセンサシステムによれば、請求項7記載のセンサシステムにおいても、請求項6と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であり、センサシステムの全体構成を概略的に示す機能ブロック図
【図2】 メモリの記憶内容をイメージで示す図
【図3】 センサユニットの外観斜視図
【図4】 センサユニットの使用状態の一例を示す図
【図5】 メモリの番地1〜4に記憶されている実行コマンドをセンサユニットに実行させる場合の、通信装置を構成するCPUの制御内容を示すフローチャート
【図6】 図5の場合における、外部コントローラ、通信装置、センサユニットの間における通信状態を示すシーケンス図
【図7】 メモリの番地5に記憶されている実行コマンドをセンサユニットに実行させる場合の図5相当図
【図8】 図6相当図
【符号の説明】
1はセンサユニット(制御機器,検出手段,実行手段,終了信号出力手段)、1eは投光用ファイバ(投光手段,検出信号出力手段)、1fは受光用ファイバ(受光手段,検出信号出力手段)、2は通信装置、3は外部コントローラ(制御装置,設定手段,送信手段)、4はCPU(制御手段,書換処理手段)、5はメモリ(記憶手段)、7はワーク(被検出物)、8はコンソール(外部端末機器)を示す。
Claims (9)
- 上位の制御装置と、複数の制御機器と、前記上位の制御装置と前記複数の制御機器との間で信号の送受を行なう通信装置とで構成される通信システムであって、
前記通信装置は、前記制御機器の各実行コマンドデータを各番地に記憶可能な記憶手段を備え、
前記上位の制御装置は、
外部操作が可能に設けられ、実行すべき前記制御機器の実行コマンドを設定する設定手段と、
この設定手段により設定された実行コマンドに対応する前記記憶手段の番地を特定する信号を送信する送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記上位の制御装置の前記送信手段から送信される前記記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを前記記憶手段より読み出して前記制御機器へ送信する制御手段を備え、
前記制御機器は、前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なう実行手段と、前記実行手段における実行動作が終了すると、その終了を示す信号を送信する終了信号送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記制御機器より送信される終了を示す信号の受信と、前記記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶しており、
前記制御手段は、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を前記記憶手段の番地を示す信号に変換して前記上位の制御装置に送信することを特徴とする通信システム。 - 上位の制御装置と、複数のセンサユニットと、前記上位の制御装置と前記複数のセンサユニットとの間で信号の送受を行なう通信装置とで構成されるセンサシステムであって、
前記通信装置は、前記センサユニットの各実行コマンドデータを各番地に記憶可能な記憶手段を備え、
前記上位の制御装置は、
外部操作が可能に設けられ、実行すべき前記センサユニットの実行コマンドを設定する設定手段と、
この設定手段により設定された実行コマンドに対応する前記記憶手段の番地を特定する信号を送信する送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記上位の制御装置の前記送信手段から送信される前記記憶手段の番地を特定する信号を受信すると、当該番地に記憶された実行コマンドデータを前記記憶手段より読み出して前記センサユニットへ送信する制御手段を備え、
前記センサユニットは、
被検出物の検出状態に応じたレベルの検出信号を出力する検出信号出力手段と、
この検出信号出力手段から出力される前記検出信号のレベルと基準レベルとの比較によって前記被検出物の検出を行なう検出手段と、
前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、当該実行コマンドに基づく実行動作を行なう実行手段と、
前記実行手段における実行動作が終了すると、その終了を示す信号を送信する終了信号送信手段とを備え、
前記通信装置は、前記センサユニットより送信される終了を示す信号の受信と、前記記憶手段の任意の番地とを対応付けて記憶しており、
前記制御手段は、前記終了を示す信号を受信すると、その信号を前記記憶手段の番地を示す信号に変換して前記上位の制御装置に送信することを特徴とするセンサシステム。 - 前記記憶手段には、前記実行コマンドデータとして前記センサユニットに前記基準レベルの設定動作を行わせるデータが記憶され、
前記実行手段は、前記通信装置の前記制御手段から送信される前記実行コマンドデータを受信すると、被検出物が存在するときの前記検出レベル若しくは前記被検出物が存在しないときの前記検出レベルのうち少なくとも何れか一方の前記検出レベルに基づいて前記基準レベルの設定を行うことを特徴とする請求項2記載のセンサシステム。 - 前記センサユニットの前記検出信号出力手段は、前記被検出物に向けて光を照射する投光手段と、この投光手段から照射される光を受光する受光手段で構成され、
前記検出手段は、前記検出信号として前記受光手段から出力される受光信号のレベルと、前記基準レベルとの比較によって前記被検出物の検出を行なうことを特徴とする請求項2又は3記載のセンサシステム。 - 前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータが書き換え可能となるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
- 前記通信装置は、
前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータを書き換えるための外部端末機器が着脱可能に構成され、
前記外部端末機器より前記実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいて前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更する書換処理手段を備えることを特徴とする請求項5記載の通信システム。 - 前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータが書き換え可能となるように構成されていることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載のセンサシステム。
- 前記通信装置は、
前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータを書き換えるための外部端末機器が着脱可能に構成され、
前記外部端末機器より前記実行コマンドデータの書換情報が送信されると、その書換情報に基づいて前記記憶手段に記憶される実行コマンドデータの内容を変更する書換処理手段を備えることを特徴とする請求項7記載のセンサシステム。 - 請求項1,5,6の何れかに記載の通信システム、又は請求項2乃至4,7,8の何れかに記載のセンサシステムに使用されることを特徴とする通信装置。
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