JP4358460B2 - フライス加工用のクランプ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フライス加工に用いるワークのクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来周知のようにワークのフライス加工では、通常、ワークの形状に応じてクランプ装置やビリ止め装置(ナチュラルクランプ),位置決め装置等、複数の機能を併用して加工を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、斯様に複数の機能を併用すると、設計,製作,組付けに時間がかかり、また、油圧回路や電気回路が複雑になって全体的にコスト高が生じてしまう不具合が指摘されていた。
【0004】
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、既述した複数種の機能を一つに纏め、簡単で廉価なフライス加工用のクランプ装置を提供することを目的とする。
【0005】
斯かる目的を達成するため、請求項1に係るフライス加工用のクランプ装置は、ワークに形成された少なくとも2以上の円形状の孔に対応して複数の取付孔が形成された治具ベースと、治具ベースの各取付孔に夫々取り付き、少なくとも各取付孔から上方へ突出する上部側が、対応するワークの孔より小径な円筒状に形成され、中心に貫通孔が上下方向に貫通するスリーブと、上記各スリーブの上部側外周に着脱自在に環装され、対応するワークの孔より小径で、上端部から下方へ設けた複数のスリットで区画された各分割片が外方へ弾性変形可能に形成され、スリーブの上方へ突出する当該各分割片の上端側内周に傾斜部が形成された環状のコレットと、上記スリーブの下方に装着され、上記貫通孔内をピストンが伸縮する油圧シリンダと、上記ピストンに固着され、当該ピストンの伸縮により上記貫通孔を上下動し、外周にテーパ部が形成された円盤状の先端部がスリーブの上方に突出すると共に、当該先端部の裏面側にこれと中心軸を同じくして円形状のストッパ部が一体成形された断面略T字状のドローバーとからなり、ドローバーの先端部の上記テーパ部は、ピストンの縮退による当該ドローバーの下降に伴い、コレットの各分割片の傾斜部に圧接し乍ら、当該各分割片を外方に押圧,変形させてワークの各孔の内周に圧接させ、ドローバーの上記ストッパ部は、ドローバーの過下降によるコレットの破損を防止することを特徴とする。
【0007】
(作用)
請求項1に係るクランプ装置によれば、ピストンの縮退によるドローバーの下降に伴い、ドローバーの先端部のテーパ部はコレットの各分割片の傾斜部に圧接し乍ら、当該各分割片を外方に押圧,変形させてワークの各孔の内周に圧接させ、これによりワークが治具ベース上にクランプされる。
【0008】
そして、斯様にワークの各孔を介して当該ワークが治具ベース上にクランプされることで同時にシリンダブロックの位置決めが図られ、従来の如き位置決め装置が不要となる。
また、ワークのクランプ作業時に、誤ってワークがドローバーの先端部を押圧してドローバーがワークの重量で下降しても、ストッパ部がスリーブの上端面に当接してドローバーの過下降によるコレットの破損を防止する。
【0009】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は請求項1の一実施形態に係るクランプ装置の要部拡大断面図を示し、図中、1はエンジンのシリンダブロック(ワーク)で、図2に示すようにシリンダブロック1には燃料ポンプ(図示せず)の装着孔3を始め、その他の部品を装着する2つの円形状の装着孔5,7が、所謂「ミミ」と称される左右のフランジ部9,11に開口しており、図2に示すように各装着孔3,5,7の周辺領域A,Bが、夫々、フライス加工の対象領域となっている。
【0010】
また、図1,図3及び図4に於て、13,15は一対の治具ベースで、図示するように両治具ベース13,15は平面視円形状の回転テーブル17上に対向配置されている。そして、図2及び図4に示すように回転テーブル17は、基台19上をレール21,23に沿って矢印C,D方向へ移動可能な移動テーブル25に回転可能に取り付けられており、治具ベース13,15は、回転テーブル17と移動テーブル25の動きに連動して基台19上を矢印E,F方向へ回転し、且つ矢印C,D方向へ移動するようになっている。そして、図3に示すように上記装着孔3,5に対応して2つの円形状の取付孔27,29が一方の治具ベース13に形成され、また、装着孔7に対応して1つの円形状の取付孔31が他方の治具ベース15に形成されており、各取付孔27,29,31は、各々に対応する装着孔3,5,7よりも小径とされている。
【0011】
そして、各取付孔27,29,31に、夫々、本実施形態の特徴たるクランプ兼位置決め機構(以下、「コレットクランプ機構」という)33,35,37が取り付けられている。
図1は取付孔27に取り付くコレットクランプ機構33の詳細を示し、図に於て、39は外周の中央部に突設した環状のフランジ41を介して治具ベース13にボルト締めされたスリーブで、円筒状に形成されたスリーブ39の下部側が取付孔27に嵌合し、そして、フランジ41を境に同じく円筒状に形成されたスリーブ39の上部側が治具ベース13上に突出している。そして、スリーブ39の中央部を貫通孔43が上下方向に貫通しており、当該貫通孔43と装着孔3,取付孔27は中心軸を同じくしている。
【0012】
尚、スリーブ39の上部側も装着孔3より小径とされており、その上端側外周は、後述するコレット45の環装を容易にするためテーパ状に切り欠かれて先細となっている。
そして、上述したようにスリーブ39の上部側外周に、環状のコレット45がスリーブ39と同一中心軸上に環装されており、当該コレット45はフランジ41上に載置されている。
【0013】
コレット45は、装着孔3に比し若干小径な外径寸法とされており、図5及び図6に示すように上端部から下方へ設けた複数本のスリット47によって、複数の分割片49が区画形成されている。そして、図1に示すようにスリーブの上方へ突出する各分割片49の上端側内周に、内方へ順次傾斜する傾斜部51が設けられている。
【0014】
そして、本実施形態では、材質SCM435Hのクロムモリブデン鋼を、硬度HRc45となるように高周波焼入れを行ってコレット45を製造しており、各分割片49は、夫々、外方(コレット45の径方向)へ+1.0〜1.5の開き代を以って弾性変形可能とされている。
また、図1に於て、53はスリーブ39の下部にボルト締めされた油圧シリンダで、そのピストン55は貫通孔43の中心軸上を伸縮し、当該ピストン55の先端にドローバー57がボルト締めされている。
【0015】
ドローバー57は、ピストン55の伸縮により貫通孔43に沿って上下動し、外周にテーパ部59が形成された円盤状の先端部61がスリーブ39の上方に突出した断面略T字状からなり、当該先端部61は装着孔3よりも小径とされている。
而して、ドローバー57の中心軸上にはボルト挿通孔63が設けられており、上記先端部61側からボルト65を当該ボルト挿通孔63に挿通させてこれをピストン55に螺着することで、ピストン55の先端にドローバー57が連結されている。
【0016】
そして、ピストン55を縮退させて、ドローバー57を貫通孔43に沿って順次下降させると、ドローバー57の先端部61の外周に形成されたテーパ部59が、コレット45の各分割片49の傾斜部51に圧接し乍ら、当該各分割片49を外方に押圧,変形させて、図1に示すように各分割片49を装着孔3の内周に圧接させるようになっている。
【0017】
また、ドローバー57の先端部61の裏面側には、当該先端部61と中心軸を同じくして円形状の肉厚なストッパ部67が一体成形されており、上述したようにドローバー57の下降で各分割片49が装着孔3の内周に圧接してシリンダブロック1のクランプが完了したとき、当該ストッパ部67とスリーブ39の上端面69との間に若干の隙間71が開くように設定されている。
【0018】
そして、例えばシリンダブロック1のクランプ作業時に、誤ってシリンダブロック1がドローバー57の先端部61を押圧してドローバー57がシリンダブロック1の重量で下降しても、ストッパ部67がスリーブ39の上端面69に当接してドローバー57の過下降によるコレット45の破損を防止している。
その他、図1に於て、73はスリーブ39に形成されたエアブロー流路で、その下流側がスリーブ39の上端面69に開口し、エアブロー流路73の上流側がフランジ41の底面に開口している。
【0019】
一方、治具ベース13には、スリーブ39を固着した際に上記エアブロー流路73に連通するエアブロー流路75が設けられており、フライス加工終了後、スリーブ39の上端面69から高圧のエアを噴出させて切粉を除去するようになっている。
また、図4に於て、77は基台19に立設した支柱79に装着されたフライスカッターで、当該フライスカッター77は矢印方向、即ち、回転テーブル17方向へ前進可能、且つ回転テーブル17から後退可能に構成されており、当該フライスカッター77を始め、回転テーブル17,移動テーブル25はコントロールユニットによるモータ制御で駆動するようになっている。
【0020】
そして、図示しないがその他のコレットクランプ機構35,37も、夫々、上記コレットクランプ機構33と同一構造とされているが、各コレットクランプ機構35,37のスリーブやコレット,ドローバーは、装着孔5,7と取付孔29,31の寸法に応じ、コレットクランプ機構33のスリーブ39やコレット45,ドローバー57等と寸法を異にしている。
【0021】
また、各コレットクランプ機構33,35,37に於て、ドローバー,コレット及びスリーブは、シリンダブロック1やその他のワークに形成された孔(取付孔)の寸法に応じ、外径寸法の異なる他のドローバーやコレット,スリーブに適宜交換できるようになっている。
本実施形態に係るクランプ装置81はこのように構成されており、以下、図2に示すシリンダブロック1の領域A,Bをフライス加工するに当たり、シリンダブロック1をクランプ装置81でクランプする場合の手順や動作を図1のコレットクランプ機構33で説明するが、他のコレットクランプ機構35,37に於ても、同様な手順や動作が並行して行われる。
【0022】
先ず、ピストン55からドローバー57を外した状態で、治具ベース13に取り付くスリーブ39の上部側外周にコレット45を環装する。
尚、フライス加工時にコレット45内への切粉の流入を防ぐため、各スリット47にシリコンを充填しておく。
そして、ピストン55をやや上方に伸長させてドローバー57をピストン55にボルト締めし、その先端部61をコレット45の上方に位置決めしておく。
【0023】
同様に、他のコレットクランプ機構35,37に於ても、スリーブの上部側外周にコレットを環装し、油圧シリンダのピストンにドローバーをボルト締めして、ドローバーの先端部を各コレットの上方に位置決めする。
この後、クレーン等を用いてシリンダブロック1をクランプ装置81上に移送し、シリンダブロック1を下降し乍ら、各装着孔3,5,7に、順次、各コレットクランプ機構33,35,37のコレット45とドローバー57の先端部61を挿入させて、図4の如く治具ベース13,15上にシリンダブロック1を載置する。
【0024】
尚、この作業は、作業者がクレーンを操作し乍らシリンダブロック1を下ろして、各装着孔3,5,7に、順次、各コレットクランプ機構33,35,37を挿入させるため、誤ってシリンダブロック1が例えばドローバー57の先端部61に触れると、ドローバー57がシリンダブロック1の重量で押圧されて下降してしまうが、既述したように斯かる事態が発生しても、ストッパ部67がスリーブ39の上端面69に当接して、ドローバー57の過下降によるコレット45の拡開,破損を防止する。
【0025】
そして、各装着孔3,5,7に、夫々、コレットクランプ機構33,35,37のコレット45とドローバー57の先端部61を挿入した後、各コレットクランプ機構33,35,37の油圧シリンダ53のピストン55を縮退させて、ドローバー57を貫通孔43に沿って順次下降させると、ドローバー57の先端部61のテーパ部59が、コレット45の各分割片49の傾斜部51に圧接し乍ら、当該各分割片49を外方に押圧,変形させて、図1に示すように各分割片49を装着孔3の内周に圧接させ、これによりシリンダブロック1が各コレットクランプ機構33,35,37を介して治具ベース13上にクランプされることとなる。
【0026】
このように、シリンダブロック1が各コレットクランプ機構33,35,37を介して治具ベース13上にクランプされるが、複数のコレットクランプ機構33,35,37を用いることでシリンダブロック1の位置決めが図られ、従来の如き位置決め装置が不要となる。
この後、図2に示すようにフライスカッター77を駆動させ乍ら回転テーブル17方向に移動させ、そして、当該回転テーブル17を矢印E,F方向に回転させ、また、移動テーブル25を矢印C,D方向に移動させることで、図2に示す領域A,Bがフライスカッター77でフライス加工されるが、領域A,B内に位置する各コレットクランプ機構33,35,37が、当該各領域A,B内でシリンダブロック1をクランプ支持しているため、各コレットクランプ機構33,35,37がフライス加工時のシリンダブロック1のビビリ止めを図ることとなる。
【0027】
そして、フライス加工の終了後、各コレットクランプ機構33,35,37の油圧シリンダ53を作動させてピストン55を伸長することで、ドローバー57のテーパ部59によるコレット45の傾斜部51への押圧状態が解除され、この後、ドローバー57をピストン55から外して、シリンダブロック1を治具ベース13から上昇させてこれを次工程に移送すればよい。
【0028】
尚、ピストン55を伸長させてテーパ部59による傾斜部51への押圧状態を解除する際に、エアブロー流路75,73を介してエアをスリーブ39の上端面69から噴出させることで、貫通孔43内への切粉の浸入が防止されることとなる。
このように本実施形態は、シリンダブロックの装着孔3,5,7に対応させて、治具ベース13,15に上述の如きコレットクランプ機構33,35,37を設けたので、本実施形態によれば、各コレットクランプ機構33,35,37がシリンダブロック1を治具ベース13,15にクランプするクランプ装置として機能すると共に、複数のコレットクランプ機構33,35,37を用いることでクランプ時にシリンダブロック1の位置決めが図られ、また、各コレットクランプ機構33,35,37が各領域A,B内でシリンダブロック1をクランプ支持して、フライス加工時のシリンダブロック1のビリ止め機能を奏することとなる。
【0029】
従って、本実施形態に係るクランプ装置81によれば、クランプ,位置決め,ビリ止めの機能が各コレットクランプ機構33,35,37によりユニット化したものとなり、この結果、クランプ,位置決め,ビリ止めの機能を併用した従来例に比し設計,製作,組付けに時間がかかることがなくなって、工期の短縮が図れることとなった。
【0030】
而も、本実施形態によれば、従来に比し油圧回路や電気回路が複雑にならず、コストの低減が可能となって簡単で廉価なフライス加工用のクランプ装置を提供することが可能となった。
また、本実施形態によれば、スリーブ39やコレット45,ドローバー57は、シリンダブロック1やその他のワークに形成された孔の寸法に応じ、外径寸法の異なる他のドローバーやコレット,スリーブに交換可能であるため、多くの種類のワークのフライス加工に使用することができる利点を有する。
更に、本実施形態によれば、作業者がクレーンを操作し乍らシリンダブロック1を下ろして、各装着孔3,5,7に、順次、各コレットクランプ機構33,35,37を挿入させる際に、誤ってシリンダブロック1が例えばドローバー57の先端部61に触れると、ドローバー57がシリンダブロック1の重量で押圧されて下降してしまうが、既述したように斯かる事態が発生しても、ストッパ部67がスリーブ39の上端面69に当接して、ドローバー57の過下降によるコレット45の拡開,破損を防止することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に係るクランプ装置によれば、クランプ,位置決め,ビリ止めの機能を併用した従来例に比し設計,製作,組付けに時間がかかることがなくなって、工期の短縮が図れることとなった。
また、クランプ作業時に誤ってワークがドローバーの先端部に触れると、ドローバーがワークの重量で押圧されて下降してしまうが、ストッパ部がスリーブの上端面に当接して、ドローバーの過下降によるコレットの拡開,破損を防止することができる。
而も、この発明によれば、従来に比し油圧回路や電気回路が複雑にならないため、コストの低減が可能となって簡単で廉価なものとなる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の一実施形態に係るクランプ装置の要部拡大断面図である。
【図2】図1に示すクランプ装置の平面図である。
【図3】治具ベースが取り付く回転テーブルの平面図である。
【図4】図1に示すクランプ装置の側面図である。
【図5】コレットの平面図である。
【図6】コレットの側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック
3,5,7 装着孔
13,15 治具ベース
17 回転テーブル
27,29,31 取付孔
33,35,37 コレットクランプ機構
39 スリーブ
43 貫通孔
45 コレット
47 スリット
49 分割片
51 傾斜部
53 油圧シリンダ
55 ピストン
57 ドローバー
59 テーパ部
61 先端部
67 ストッパ部
73,75 エアブロー流路
77 フライスカッター
81 クランプ装置

Claims (1)

  1. ワークに形成された少なくとも2以上の円形状の孔に対応して複数の取付孔が形成された治具ベースと、
    治具ベースの各取付孔に夫々取り付き、少なくとも各取付孔から上方へ突出する上部側が、対応するワークの孔より小径な円筒状に形成され、中心に貫通孔が上下方向に貫通するスリーブと、
    上記各スリーブの上部側外周に着脱自在に環装され、対応するワークの孔より小径で、上端部から下方へ設けた複数のスリットで区画された各分割片が外方へ弾性変形可能に形成され、スリーブの上方へ突出する当該各分割片の上端側内周に傾斜部が形成された環状のコレットと、
    上記スリーブの下方に装着され、上記貫通孔内をピストンが伸縮する油圧シリンダと、
    上記ピストンに固着され、当該ピストンの伸縮により上記貫通孔を上下動し、外周にテーパ部が形成された円盤状の先端部がスリーブの上方に突出すると共に、当該先端部の裏面側にこれと中心軸を同じくして円形状のストッパ部が一体成形された断面略T字状のドローバーとからなり、
    ドローバーの先端部の上記テーパ部は、ピストンの縮退による当該ドローバーの下降に伴い、コレットの各分割片の傾斜部に圧接し乍ら、当該各分割片を外方に押圧,変形させてワークの各孔の内周に圧接させ
    ドローバーの上記ストッパ部は、ドローバーの過下降によるコレットの破損を防止することを特徴とするフライス加工用のクランプ装置。
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