JP4357816B2 - 多重音声切換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は例えば2ヶ国語で放送されたTV放送の多重音声、VTRやDVDで再生されたソフトの多重音声を所望の時間長さ又は所望の時間比でいずれか1ヶ国語の音声に交互に切り換えて視聴するための多重音声切換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
TV放送、VTRソフト、DVDソフトには2ヶ国語の多重音声になっているものがある。視聴者がこれらを所望の言語で視聴しようとする場合は、TV等の視聴覚機器のリモコン又は本体の音声切り換えスイッチを手動で切り換えて視聴することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば、語学の勉強のために、多重音声のドラマ等を外国語(英語)だけで聞いていると、知らない台詞等のために、だんだんドラマ等の流れ(内容)がわからなくなり、簡単な台詞も直ぐには理解できなくなり、語学の勉強にならなくなってしまい、また、つまらなくなってしまう。
【0004】
ところが、外国語の音声と日本語の音声を交互に聞いてみると、ドラマ等の流れがある程度判り、外国語の音声の内容もドラマ等の流れからかなり理解でき、語学の勉強にかなり役立ち、また、たのしい。
【0005】
しかし、多重音声のドラマ等を視聴する場合、日本語と外国語の音声を適当な時間毎に交互に切り換えるには、手元のリモコン又は機器本体の音声切り換えスイッチを手動で操作しなければならず、非常に面倒である。
【0006】
この発明は、従来の装置になかった、所望の時間長さや時間比で自動的に多重音声を切り換える機能を付加して、語学学習や元の言語の雰囲気等を損なうことなくドラマや映画等の鑑賞を楽しく行う環境を提供することができる多重音声切換装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る多重音声切換装置は、予め設定された条件に従って、2種類の音声信号のうちのいずれか1種類の音声信号を交互に自動的に選択する選択手段を備えていることを特徴とするものである。
【0008】
ここで、この装置は、2種類の音声信号を入力する入力端と、予め設定された条件に従って、該入力端から入力された2種類の音声信号のうちのいずれか1種類の音声信号を交互に選択する選択手段と、選択された該音声信号を出力する出力端とを備えているようにしてもよい。
【0009】
また、前記入力端は一つだけにし、ここに2種類の音声信号を重ねて入力させ、装置の内部で2つに分離させて処理するようにしてもよいし、入力端を2つ設け、各入力端に各1種類の音声信号を入力させるようにしてもよい。
【0010】
また、前記選択手段は、前記いずれかの入力端と前記出力端との電気的な接続関係を切り換える切換スイッチと、該切換スイッチの切り換えを予め設定された切り換え条件に従って制御する制御装置とからなるようにしてもよい。
【0011】
また、前記選択手段は、前記いずれかの入力端と前記出力端との電気的な抵抗値を増減させて切り換える切換スイッチと、該切換スイッチの切り換えを予め設定された切り換え条件に従って制御する制御装置とからなるようにしてもよい。
【0012】
また、前記制御装置はタイマーを備え、該タイマーによって前記切り換えスイッチの切り換えのタイミングを制御するようにしてもよい。
【0013】
また、前記切換スイッチの出力側に無音検出器を接続し、前記制御装置に予め設定されていた切り換え条件が満足され、且つ該無音検出器が無音状態を検出したときに前記切換スイッチの接続状態を切り換えるように前記制御装置を構成してもよい。
【0014】
また、前記制御装置は切り換え条件を入力するための条件入力部を備えているのがよい。
【0015】
また、前記2種類の音声信号としては2ヶ国語の音声信号又は男女の音声信号が考えられるが、上記趣旨に沿うものであれば、他の如何なる音声信号でもよい。
【0016】
また、この多重音声切換装置はテレビジョン、ビデオテープレコーダー又はDVDプレーヤーに内蔵されていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置の説明図である。同図において、10,12は入力端子であり、入力端子10,12はVTRやDVDプレーヤー等の視聴覚装置の音声の外部出力端子(図示せず)に接続される。
【0018】
入力端子10は音量調節器14に接続され、入力端子12は音量調節器16に接続されている。多重音声の場合、各音声の音量バランスがとれていないことが多いので、音量調節器14,16で入力端子10,12から入力された音声信号の強度のバランスを取る。
【0019】
音量調節器14,16の出力側は切換スイッチ18の入力側に接続されている。切換スイッチ18は制御装置20によって制御されており、切換スイッチ18は予め制御装置20に設定された条件で切り換わるようになっている。切換スイッチ18は、いずれかの入力端と出力端との電気的な接続関係を切り換えるものでもよいし、電気的な抵抗値を増減させて切り換えるものでもよい。
【0020】
切換スイッチ18の出力側は出力端子22に接続され、その途中には無音検出器24が接続されている。無音検出器24は無音状態を電気的に検出することによって、台詞の終わりを検出する機器であり、その出力側は制御装置20に接続されている。
【0021】
制御装置20は本体26と時間設定のための条件入力部28を備えている。本体26はタイマーで構成することができる。制御装置20は切換スイッチ18に接続されており、予め本体26に設定された条件及び無音検出器24からの情報により切換スイッチ18を制御するようになっている。
【0022】
次に、この装置の使用方法について、図2及び図3を参照しながら説明する。
【0023】
まず、図2に示すようにこの装置の入力側にVTRやDVDプレーヤーの音声出力端子を接続し、この装置の出力側をテレビの音声入力端子に接続する。
【0024】
VTRの音声出力端子から出力された言語A及び言語Bは入力端子10,12から入力され、音量調節器14,16で音量バランスを調整され、切換スイッチ18まで来る。
【0025】
切り換えスイッチ18は制御装置20により制御されており、制御装置20に予め設定されている条件及び無音検出器24の検出条件により言語A又は言語Bが選択される。
【0026】
例えば、英語(A音声)と日本語(B音声)の二ヶ国語放送を、所定の条件で視聴する場合、図3に示すように、まず英語でスタートし、英語の時間が所定長さでカウントされ、その後無音状態が検出されると日本語に切り換わる。次に、日本語の時間が所定長さでカウントされ、その後無音状態が検出されると英語に切り替わり、始めの状態に戻り、これが繰り返される。
【0027】
例えば、英語と日本語を5秒おきに切り換え、無音検出器24の設定を0.5秒とすると、5秒プラス、マイナス0.5秒の範囲で台詞が終わったときに台詞が切り換わる。時間を10秒で時間比を30%に設定すると、日本語の時間が3割の3秒で英語の時間が7秒となる。
【0028】
なお、VTRやDVDプレーヤーで視聴する場合は上述したように切換スイッチ18の出力端子をTVの入力端子に接続させるが、TV放送の音声多重放送を視聴する場合は、図4に示すように、TVの外部出力端子に無音検出器24を接続し、制御装置20に送信部30を設け、送信部30から切換信号を赤外線により発信させてTVの音声を切り換えるようにしてもよい。
【0029】
また、上記各実施の形態ではタイマーにより時間を制御して音声の種類を切り換えるようにしているが、周波数検出器を用いて音声の周波数により音声の種類を切り換えるようにしてもよい。例えば、図5に示すように、英語でスタートし、英語の周波数が基準値未満の場合(男性の場合)は日本語で出力させ、その後、英語の周波数が基準値を越えるようになった場合(女性の場合)は英語で出力させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、多重音声の出力を任意の時間長や時間比で切り換えることで、例えば本装置を使用して映画を鑑賞した場合、日本語音声でストーリーを理解しながら英語が聞けることで、英語の台詞が予測できるため英語が聞き取り易くなり、聞取り語学学習に役立つという効果がある。
【0031】
また、従来の視聴覚装置に簡単に取り付けることができ、新たに視聴覚装置を買い換える必要がないので、古い視聴覚機器を廃棄しなくて済み、環境に優しいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置の説明図である。
【図2】この発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置でVTRを視聴する場合の接続状態を示す説明図である。
【図3】この発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置で所定時間毎に音声を切り換える場合のフローチャートである。
【図4】この発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置でTVを視聴する場合の接続状態を示す説明図である。
【図5】この発明の一実施の形態に係る多重音声切換装置で男女の音声を切り換える場合のフローチャートである。
【符号の説明】
10 入力端子
12 入力端子
14 音量調節器
16 音量調節器
18 切換スイッチ
20 制御装置
22 出力端子
24 無音検出器
26 本体
28 条件入力部
30 送信部

Claims (5)

  1. 2種の言語からなる多重音声信号を交互に切り換えて出力させる切換スイッチと、該多重音声信号の出力時間を該言語の種類毎にカウントして該切換スイッチを駆動させる制御装置と、出力されている言語の音声信号の無音状態を検出して該制御装置に出力する無音検出器とを備え、該制御装置は、該言語の種類毎に予め設定された時間をカウントするタイマーと、該タイマーによって予め設定された時間がカウントされ且つその後無音状態になった場合に前記切換スイッチを駆動させて他の言語からなる音声信号を出力させる制御部を備えていることを特徴とする多重音声切換装置。
  2. 前記制御部が、前記予め設定された時間がカウントされた後、所定の保留時間が経過した時点で前記切換スイッチを駆動させる機能を備えていることを特徴とする請求項1に記載の多重音声切換装置。
  3. 前記制御装置が切り換え条件を入力するための条件入力部を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の多重音声切換装置。
  4. 前記2種類の音声信号が2ヶ国語の音声信号であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の多重音声切換装置。
  5. テレビジョン、ビデオテープレコーダー又はDVDプレーヤーに内蔵されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の多重音声切換装置。
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