JP2001078117A - ディジタル放送用受信装置 - Google Patents

ディジタル放送用受信装置

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JP2001078117A
JP2001078117A JP25113699A JP25113699A JP2001078117A JP 2001078117 A JP2001078117 A JP 2001078117A JP 25113699 A JP25113699 A JP 25113699A JP 25113699 A JP25113699 A JP 25113699A JP 2001078117 A JP2001078117 A JP 2001078117A
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Shunsuke Tanaka
俊介 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチチャンネルの番組を受信再生するディ
ジタル放送用受信装置において、受信装置の音声出力の
チャンネルの数および種類と、再生するコンテンツの音
声チャンネルの数および種類とが異なる場合に、最適な
音声を出力する。 【解決手段】 受信している音声のチャンネル情報と、
受信装置から呈示する音声のチャンネル情報とを用い
て、最適な音声に変換して出力する変換チャートと変換
手段を備え、前記変換チャートに基づいて音声を変換し
て出力する出力音声変換手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した番組を構
成する音声チャンネルの数および種類と実際に出力する
音声チャンネルの数および種類とが異なる際に、視聴者
にとって最適な音声を出力するディジタル放送用受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一つの番組に対して複数の音声チャ
ンネルを有したテレビ放送としては、2チャンネルを利
用したステレオ放送、二カ国語放送などが一般的であ
り、受信装置の音声出力チャンネルが一つしかない場合
は、ステレオ放送ではモノラル音声が出力され、二カ国
語放送の場合は主音声が出力されている。
【0003】放送のディジタル化により、一つの番組に
対して5チャンネル以上の音声チャンネルを放送するこ
とが可能になったが、従来の技術では受信装置側が有す
るスピーカ等の音声呈示手段の数と配置を考慮しないで
再生してしまうため、受信用装置の音声呈示手段に最適
な音声を出力できない可能性がある。例えば受信装置が
2つのチャンネル出力を有している場合に、5チャンネ
ルを有する番組を放送しようとすると、受信装置の音声
出力を考慮しなければ、5チャンネルのうちの2チャン
ネルのみの音声出力になるか、5チャンネルの出力を足
しあわせたモノラル音声が出力されてしまい、受信装置
が有する2チャンネルを有効に利用しているとはいえな
い。
【0004】放送のディジタル化にともない、多チャン
ネルの入力に対して、入力の構成とは異なった呈示音声
出力の構成を備えた受信装置の音声出力方法を考慮する
必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】受信装置が2チャンネ
ルの音声呈示装置を有しており、3チャンネル以上の音
声チャンネルを有した放送を受信する場合、従来の方法
では3チャンネル以上の音声のうちの2チャンネルのみ
を選択して出力するか、モノラル音声として受信装置の
2チャンネルが同じ音声で呈示されてしまう。
【0006】例えば、映画の番組で3チャンネルの音声
が放送され、Lチャンネル、Rチャンネル、センターチ
ャンネルという構成であった場合、一般的にセンターチ
ャンネルには、台詞の音声を中心とした出力を行うか、
左右のチャンネルの共通部分を抜き出し出力を行う場合
が多い。このような番組を2チャンネルの受信装置で再
生を行う場合、Lチャンネル、Rチャンネルのみを抜き
出し再生すればある程度の効果が得られるが、センター
チャンネルとLチャンネルを2チャンネルとして出力し
てしまうと、番組の意図に沿わないばかりか、かえって
悪影響を及ぼしてしまう。
【0007】また、受信装置側がLチャンネル、Rチャ
ンネル、センターチャンネルの3チャンネルネルの音声
出力を有し、番組がLチャンネル、Rチャンネル、セン
ターチャンネル、サラウンドLチャンネル、サラウンド
Rチャンネルの5チャンネル構成であった場合に、受信
装置側の3チャンネル構成に適した音声にダウンミクス
して出力する必要がある。
【0008】従来センターチャンネルには全ての音声チ
ャンネルをミクスした音声を出力する傾向があるが、多
チャンネル放送の場合はセンターチャンネルとして独立
に放送されている場合が考えられ、この特徴を生かした
音声出力が必要である。
【0009】また、映画のように同時に多チャンネルを
出力する番組だけではなく、三ケ国語以上の音声を有し
ている多カ国語番組の場合、受信装置の音声出力が3チ
ャンネル以上可能であっても、主音声のみの音声出力が
望ましい、また、ステレオ多カ国語放送がされている場
合は、ステレオ音声のみを出力音声のチャンネルに振り
分けることが望ましい。以上のように、マルチチャンネ
ル音声の番組を、多チャンネル音声出力を有する受信装
置で出力し、番組が想定しているチャンネル構成と受信
装置の音声出力のチャンネルとが異なる場合、受信装置
の音声出力を一意に決定することは難しく、最適化の手
段を備えることが必要である。
【0010】
【課題を解決するための手段】ディジタル放送では、映
像や音声を扱うメイン情報と、番組内容、番組表、映像
や音声のパラメータなどを扱う付加情報とを多重化して
受信装置に送信し、受信装置側ではこれら付加情報を利
用することにより、番組表から番組内容を理解し、選局
などを行うことが可能である。
【0011】音声のチャンネル情報も付加情報として、
現在は二カ国語放送、ステレオ放送などが付加情報とし
て多重化されている。3チャンネル以上の音声チャンネ
ルを有する番組についても付加情報として音声内容やチ
ャンネル内容を詳細に記述することで、受信装置側が最
適な音声を出力する指標とすることが出来る。
【0012】付加情報として記述される音声パラメータ
には、チャンネル数、Lチャンネル、Rチャンネルなど
のチャンネル構成情報、ステレオ、サラウンド、多カ国
語放送などの音声ジャンル情報などが考えられる。
【0013】一方受信装置側では、受信装置の音声出力
に接続されている音声呈示手段の構成を把握することが
必要であり、音声出力の構成をユーザーが決定すること
も可能にするため、リモコン等で音声出力のリクエスト
情報を入力する手段が必要であり、これらの情報を記憶
させておくための出力情報記憶手段が必要である。
【0014】また、付加情報と音声出力情報から最適な
音声に変換して出力する出力音声変換手段が必要であ
る。例えば、映画などの5チャンネル以上の音声を2チ
ャンネルにダウンミクスする場合、2チャンネルでもサ
ラウンド感を出すことができる擬似マルチチャンネル音
声とよばれるような変換を行なう出力音声変換手段を備
えることで5チャンネルの情報を有効に活用できる。
【0015】このような音声出力の際にパラメータを変
更は、入力してくる音声のチャンネル情報と呈示音声の
出力のチャンネルの情報が分かれば決定しやすくなるた
め、音声出力変換手段には変換チャートを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は本発明の
請求項1に記載の受信装置を示すブロック図であり、同
図において、100はアンテナからの信号を受信する受
信手段を示し、101は100で復調された信号から映
像信号、音声信号、データ情報を分離する信号分離手段
を示し、103は信号分離手段によって分離され出力さ
れた映像信号を再生する映像信号再生手段を示し、10
4は前記信号分離手段によって分離し出力された音声信
号を再生し出力音声変換手段106に出力する。
【0017】出力変換手段は音声再生手段から入力した
音声信号を出力指示手段107からの指示信号によって
音声信号を変換し音声呈示手段108に出力する。10
5は前記信号分離手段によって分離され、出力された付
加情報信号を処理する付加情報処理手段を示す。102
は信号分離手段によって分離され、前記付加情報処理手
段において処理さた付加情報をもとに、使用者からの指
示に従い、信号分離手段101に対して選択指示信号を
出力し、メイン信号の選択指示信号を出力する。
【0018】以下、形態1の構成における動作について
説明する。受信手段100に入力するデータは複数の映
像信号、音声信号、データ情報が多重化されディジタル
変調された信号である。受信手段100ではディジタル
復調、誤り訂正などが行なわれ、MPEG2トランスポ
ートストリームのような複数の映像や音声、またその他
のデータが多重化された信号を出力する。信号分離手段
101は使用者が選局指示手段で選局を指示した番組の
コンポーネントのパケットIDを用いて該当する映像ス
トリームと音声ストリームをフィルタリングし、それぞ
れを映像信号再生手段103と音声信号再生手段104
とに送る。
【0019】選局指示手段102は選局するチャンネル
を構成するコンポーネントのパケットIDを信号分離手
段101に対して出力する。付加情報処理手段105で
はSI情報などを利用して、出力信号分離手段でフィル
タリングを行なっているストリームの情報や他のストリ
ームやイベントの情報を把握できる。日本電波産業会
(ARIB)において規格化されている、デジタル放送
に関する番組配列情報によると、信号分離手段でフィル
タリングした後の音声や映像のストリームにあたるそれ
ぞれのコンポーネントの種別を表しているコンポーネン
ト記述子を参照すれば、コンポーネント内容を確認する
ことができる。
【0020】現在までに規格または実際に運用されてい
る音声に関するコンポーネント情報でも音声のマルチチ
ャンネルの積極的な利用は考えられておらず、主に2c
hの音声出力による運用を念頭においている。しかし、
今後のディジタル放送では音声のマルチチャンネル化は
進んでいくものと考えられる。
【0021】そこで、本発明ではディジタル放送におけ
る、音声のマルチチャンネル出力の運用に着目した。図
5は音声のストリームの内容が記されているコンポーネ
ント記述子の領域にこれまで運用されてきた2ch以下
の項目に加えて、マルチチャンネルの項目を追加した。
このようなコンポーネント情報を伴った音声信号が入力
してくることを前提として以下に説明を行なう。
【0022】出力指示手段107には、付加情報処理手
段105により、コンポーネント情報が入力する。ま
た、出力指示手段107には実際にディジタル放送受信
装置からスピーカ等の音声呈示手段108へ出力される
音声のチャンネルモードを使用者からのチャンネルモー
ド指示信号としてリモコン等をとおして入力される。出
力指示手段107は現在再生している音声のコンポーネ
ント情報から使用者が指示したチャンネルモードに変換
するように求める信号を、出力音声変換手段105に出
力する。
【0023】使用者が入力するチャンネルモードは、図
6から選択する形式となっている。使用者は視聴環境に
合わせて入力する。受信装置をテレビ等に内臓する場合
はそのテレビのスピーカ等に合わせてあらかじめ図6の
うちのいずれかをプリセットしておく。出力音声変換手
段106では、コンポーネント情報とチャンネルモード
情報から、音声信号再生手段104からの入力信号を実
際の音声出力に変換して出力する。
【0024】実際の変換手順としては、コンポーネント
情報と音声出力リクエスト情報とが同じである場合、例
えばコンポーネント情報がステレオで、チャンネルモー
ド情報もステレオである場合はスルーで出力する。コン
ポーネント情報とチャンネルモード情報の組合せに対応
する音声出力変換チャートの一例を図7に示す。
【0025】図7のチャートは音声出力変換の一例であ
るが、受信装置に接続されたスピーカ等の音声呈示手段
に応じて効果的に変換されるように構成している。例え
ば、受信装置の音声出力にセンタースピーカが接続して
ある場合は、図6であれば、0x02または0x04が
選択される。入力してきた音声信号がセンタースピーカ
ーを想定したチャンネル構成になっている場合は、極力
センタースピーカの音声を生かすような音声出力モード
にしてある。
【0026】それは、マルチチャンネルのコンテンツの
場合、センタースピーカを他から独立して使用し、かつ
重要な音声をそれをとおして出力する傾向にあるからで
ある。また、チャンネルモードが2チャンネルのステレ
オのみしか選択できない場合は、マルチチャンネルの音
声をサラウンド感を二つのスピーカで再現する技術等も
このチャートの中に盛り込むことができる。なお図7で
はVS(ヴァーチャルソニック)と表記している。
【0027】(実施の形態2)図2は、本発明の請求項
2に記載のディジタル放送用受信装置を示すブロック図
である。ARIB規格のデジタル放送に使用する番組配
列情報によると、SI情報のEIT(EventInf
ormationTable)の中にコンテンツ記述子
としてイベントのジャンル情報を送信している。これら
の情報を参照することにより、現在放送している番組の
ジャンルを把握することができる。209は付加情報の
うち番組のジャンル情報を抜き取るジャンル情報処理手
段であり、図8のように、選択したイベントの大まかな
ジャンルを得ることができる。
【0028】ジャンル情報処理手段209はこの得られ
たイベントのジャンル情報を出力指示手段207をとお
して出力音声変換手段206に出力する。また、実施の
形態1と同じように、コンポーネント情報および音声出
力リクエスト情報を出力音声変換手段206に出力し、
図7のチャートを利用して出力音声のパラメータを決定
するが、前記ジャンル情報により音声の特徴を得られる
ため、よりきめの細かい対応ができる。
【0029】その一例として、出力音声がL、R、Cで
ありコンポーネント情報がステレオである場合、ジャン
ル情報がニュースとなっている場合は、音声を強調する
ような処理を加えることにより、ニュース番組に最も適
した音声を提供することができる。音声を強調する処理
としては音声のホルマント帯域である500Hzから4
kHzまでを強調する帯域強調フィルタをとおすこと
や、出力音声情報にセンタースピーカが選択されている
場合に、センタースピーカに音声帯域を強調した音声を
出力することで、より音像の定位がはっきりして聞き取
りやすい音声を出力することができる。その他の動作に
ついては、(実施の形態1)と同様である。
【0030】(実施の形態3)図3は、本発明の請求項
3記載のディジタル放送受信装置を示すブロック図であ
る。311は音声信号再生手段から出力される音声信号
を入力として聴覚補償用の信号を出力する聴覚補償音声
出力手段であり、出力音声変換手段306の内部に存在
している。聴覚補償音声変換309は、音声再生手段3
04からの出力を入力とし補償処理を行なうが、補償処
理の方法としては、話速変換、母音強調、ダイナミック
レンジ圧縮、周波数特性調整など、既存の補償処理を利
用する。また、出力指示手段へのリモコンなどによる指
示信号の入力により聴覚補償音声出力手段の補償処理を
切替えたり、調整などをユーザー自身が変更できる。
【0031】この結果、ディジタル放送受信装置を使用
する使用者を健常者に限定せず、高齢者のように聴覚が
衰えてきた人にも聴きやすい音声を提供でき、聴覚補償
用の音声出力を常時独立に備えることで、健常者用の音
声と聴覚補償用の音声とを同時に出力することができ
る。その他の動作については(実施の形態1)と同様で
ある。
【0032】(実施の形態4)図4は、本発明の請求項
4記載のディジタル放送受信装置を示すブロック図であ
る。聴覚補償音声出力手段411は、出力音声変換手段
405の内部にあり、音声信号再生手段404からの出
力信号を音声の入力信号としている。また、ジャンル情
報処理手段409は付加情報処理手段405の内部に存
在しており、イベントのジャンル情報を出力指示手段4
07に出力し、出力指示手段407において、使用者か
らの指示情報、ジャンル情報、コンポーネント情報とを
出力音声変換手段へ出力する。
【0033】ここで、聴覚補償音声出力手段411に
は、ジャンル情報が入力し、そのジャンルに最も適した
聴覚補償処理を行なう。聴覚補償処理の内容の一例は次
のとおりである。高齢者や聴覚障害者の多くが支障を感
じているテレビ等の音声は会話や、話声である。具体的
には、話速が速い場合や明瞭性が乏しい場合などに、聴
取が困難になる傾向がある。テレビ番組の中ではニュー
ス番組やドラマなど、話が音声のメインとなるため、こ
のような番組の時に、話速変換処理などを行ない、話速
を落とすことで、会話の了解度はかなり向上する。
【0034】ディジタル放送ではARIB規格のデジタ
ル放送に使用する番組配列情報によると、SI情報のE
IT(EventInformationTable)
の中にコンテント記述子としてイベントのジャンル情報
をを送信しているため、これらの情報を参照することに
より、現在放送している番組のジャンルを把握すること
ができる。
【0035】図8はその一例であるが、この中で話声が
音声の中心である番組をピックアップし、そのジャンル
の番組が放送されている時にのみ、聴覚補償音声出力手
段411で話速変換処理を行ない、聴覚補償音声として
出力するようにすれば、番組が変わる度に聴覚補償処理
を変更する必要性がなくなる。また、使用者自らが聴覚
補償処理の調整を行なった際には、補償処理の内容を記
憶させておくことにより、番組が変わってもジャンルが
同じであれば、前回と同じ聴覚補償処理を行なえるよう
にセットすることも可能である。その他の動作について
は実施の形態2と同様である。
【0036】
【発明の効果】MPEGシステムなどを利用したディジタル
放送により、多チャンネル放送が可能となり、ひとつの
番組に対して複数の音声チャンネルを放送することが可
能となり、同時に3チャンネル以上のスピーカからの出
力を前提にした放送コンテンツも増加することが予想さ
れる。
【0037】しかしながら、受信装置側に接続している
スピーカ等の数や配置、特性などは、設置場所またはユ
ーザー毎に異なっているため、たとえ3チャンネル以上
のマルチチャンネルのコンテンツが放送されても、スピ
ーカ等の出力装置を考慮しないならば、効果を出せない
ばかりか、受信装置が持っている再生能力よりもはるか
に劣ったレベルで再生してしまう可能性もある。
【0038】本発明では、再生している音声のチャンネ
ル状態と、受信装置が有しているチャンネル状態とを把
握し、それらが異なった場合でも最適なチャンネル変換
を可能にしている。また、番組のジャンル情報も考慮に
入れることにより、番組のジャンルに適した音声変換の
しくみを提供している。さらに、高齢者などの衰えた聴
覚補償する音声を随時提供できるしくみと、番組ジャン
ルによって聴覚補償の方法を変えるしくみを提供するこ
とで、健常者と聴覚障害者が同時に同じコンテンツを楽
しめる受信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディジタル
放送用受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるディジタル
放送用受信装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるディジタル
放送用受信装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるディジタル
放送用受信装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第1、2、3、4の実施の形態で想定
している、SI情報のEIT内部で定義されているコン
ポーネント情報の一例を示す図
【図6】本発明の第1、2、3、4の実施の形態で想定
し、使用者がこの中から選択する、ディジタル放送受信
装置が出力する音声の、出力チャンネル構成の一例を示
す図
【図7】本発明の第1、2、3、4の実施の形態で想定
している、ディジタル放送受信装置が出力する音声の変
換チャートの一例を示す図
【図8】本発明の第2、4の実施の形態で想定してい
る、ジャンル検索の機能を利用し音声ストリームを分類
する時を表す図
【符号の説明】
100,200,300,400 受信手段 101,201,301,401 信号分離手段 102,202,302,402 選局指示手段 103,203,303,403 映像信号再生手段 104,204,304,404 音声信号再生手段 105,205,305,405 付加情報処理手段 106,206,306,406 出力音声変換手段 107,207,307,407 出力指示手段 108,208,308,408 音声呈示手段 209,409 ジャンル情報処理手段 310,410 聴覚補償音声呈示手段 311,411 聴覚補償音声出力手段 501 入力コンポーネント一覧 601 出力チャンネルモード一覧 701 音声出力変換チャート 801 入力音声ジャンル一覧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン情報と付加情報とをディジタル化
    し、パケット化および多重化したディジタル放送用の信
    号を受信するディジタル放送用受信装置において、ディ
    ジタル放送信号を受信する受信手段と、前記受信手段か
    ら入力した信号を映像信号、音声信号、付加情報信号に
    それぞれフィルタリングし分離する信号分離手段と、前
    記分離手段に出力する選局指示信号を使用者から受け付
    ける選局指示手段と、前記信号分離手段によって分離さ
    れた映像信号を復号化する映像信号再生手段と、前記信
    号分離手段によって分離された音声信号を復号化する音
    声信号再生手段と、信号分離手段によって分離された付
    加情報を復号化する付加情報処理手段と、前記付加情報
    処理手段によって復号化されたデータのうち入力する音
    声のコンポーネントに関するチャンネル情報と、リモコ
    ンによって入力された視聴者からの音声の出力チャンネ
    ルのリクエスト情報を出力する出力指示手段と、前記出
    力指示手段が出力した指示信号を入力とし、受信した音
    声信号を受信装置に接続された音声呈示手段に応じて最
    適な音声信号に変換する音声信号変換手段からなるディ
    ジタル放送用受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の付加情報処理手段におい
    て、付加情報のうちイベントのジャンル情報だけを取り
    出し、請求項1記載の出力指示手段に出力するジャンル
    情報処理手段を設け、前記出力指示手段から請求項1記
    載の信号に加えてジャンル情報信号が出力され、ジャン
    ル情報を考慮した音声に変換し出力する出力音声変換手
    段を備えることを特徴とした。請求項1記載のディジタ
    ル放送用受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のディジタル放送用受信装
    置において、請求項1記載の音声再生信号からの出力を
    入力とし、聴覚補償音声を常に出力する補償音声出力手
    段を備えることを特徴とした、請求項1記載のディジタ
    ル放送用受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の付加情報処理手段におい
    て、付加情報のうちイベントのジャンル情報だけを取り
    出し、出力指示手段に出力するジャンル情報処理手段を
    設け、前記出力指示手段から出力される出力指示信号に
    より、ジャンル情報を考慮した音声および聴覚補償信号
    を出力する出力音声変換手段を備えることを特徴とし
    た。請求項3記載のディジタル放送用受信装置。
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