JP4356809B2 - シャワーヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、取替可能に浄化剤を内蔵したシャワーヘッドの本体に、浄化剤取替用の取替時期を表示した表示部材が配設されるシャワーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、台所等で使用されるシャワーヘッドでは、取替可能に浄化剤を内蔵したものがあり、さらに、シャワーヘッドの本体に、浄化剤の取替月を表示するための表示部材を配設させたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このようなシャワーヘッドでは、浄化剤を取り替えた際、表示部材を操作して、つぎの取替時期を表示していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−8849公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のようなシャワーヘッドでは、表示部材が、取替時期としての一年の12月分の月数を外周面に表示させた状態で、12月分の全てをシャワーヘッドの本体から露出させて、配設されていた。そして、本体に付された目印の位置に、取替月に対応した月数を停止させていた。
【0006】
そのため、従来のシャワーヘッドでは、本体の目印があるものの、12月分の全てがシャワーヘッドの本体から露出されていたことから、シャワーヘッドを一瞥しただけでは、浄化剤の取替時期を把握し難いという課題があった。
【0007】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、浄化剤の取替時期が見易いシャワーヘッドを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るシャワーヘッドは、取替可能に浄化剤を内蔵したシャワーヘッドの本体に、浄化剤取替用の複数の取替時期を表示した表示部材が配設されるシャワーヘッドにおいて、
表示部材が、外周面側の周方向に沿って取替時期を表示した円弧状とされ、回動操作用の取っ手を本体から突出させて本体内に回動自在に係止され、
本体が、回動停止時の表示部材の一つの取替時期を表示する開口部を備えて、表示部材を覆っているとともに、
前記本体が、グリップ部とヘッド部とを備え、前記取っ手が、前記グリップ部におけるヘッド部から離れた端部側から突出されていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係るシャワーヘッドでは、シャワーヘッドの本体における開口部から、浄化剤に対応した一つの取替時期だけが表示されることから、浄化剤の取替時期が見易く、一瞥しただけで、容易に認識することができる。
【0010】
また、表示部材が、開口部から所定の取替時期を表示させて本体に覆われていても、取替時期の表示を変更する際、回動操作用の取っ手がシャワーヘッド本体から突出されているため、浄化剤の交換後等に、操作用取っ手を回動操作して容易に所定の取替時期に変更することができる。
【0011】
そして、操作用の取っ手は、シャワーヘッドがグリップ部とヘッド部とを備えて構成される場合、請求項1に記載したように、グリップ部におけるヘッド部から離れた端部側から突出させることが望ましい。このような構成では、シャワーヘッドの通常使用時、使用者が取っ手に触れて表示部材を誤操作して回動させる虞れがないからである。
【0012】
なお、シャワーヘッド本体の開口部は、本体の側面側に配置することがシャワーヘッドの美観を確保する上で好ましい。
【0013】
そして、本発明のシャワーヘッドでは、請求項2に記載したように、表示部材と本体とに、開口部でのそれぞれの取替時期の表示時に、表示部材の回動を可能として相互に嵌合する凹部若しくは凸部を設けることが望ましい。このような構成では、表示部材と本体との所定の凹・凸部の嵌合により、表示部材の回動操作時、節度感を得られて、表示部材の所定の取替時期を表示することができ、かつ、取替時期を表示させた後の表示部材のずれ防止を確保できる。なお、表示部材若しくは本体に設ける凹部としては、例えば、少なくとも一年の12月分の12個設け、それらの凹部に嵌合するように、本体若しくは表示部材に凸部を設ければ、的確に節度感を得て一年の各月を取替時期として表示することができる。そして、このような場合、表示部材の内周面に周方向に沿って凹部を配設し、本体における表示部材の内周面側に位置する部位に、凹部に嵌合する凸部を設ける構成が例示できる。勿論、これらの凹部は、表示部材の外周面側に設け、対応する本体の部位に凸部を設けたり、あるいは、本体における表示部材の内周面側若しくは外周面側の部位に凹部を設け、表示部材の内周面側若しくは外周面側に凸部を設けてもよい。
【0014】
なお、本発明の取替時期としては、一年分の月数に限らず、一年分の四季、すなわち、春夏秋冬であってもよいし、立春から大寒の24節気であってもよい。そして、取替時期として四季を基準とする場合には、凹部としては、少なくと一年分の4個を設けることができ、取替時期として節気を基準とすれば、凹部は、少なくとも一年分の24個を設ければよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のシャワーヘッド1は、図1・2に示すように、グリップ部2とヘッド部3とを備えて構成されるとともに、構成部品としては、本体4とヘッド部3の下端付近に配置された表示部材29とから構成されている。すなわち、本体4は、シャワーヘッド1における表示部材29以外の部材を指している。
【0016】
そして、シャワーヘッド1のグリップ部2は、原水NWを浄化するための浄化剤13を備えて取替可能なカートリッジ12を内蔵させている。カートリッジ12の上端には、浄化された浄水CWを流出させるニップル部12aが配設されるとともに、カートリッジ12の周囲には、円筒状の連結パイプ11が配設されている。連結パイプ11の図示しない元部側は、図示しないホースと連結され、さらに、このホースは、水と湯とを切り換えて流入させる図示しない給水具に連結されている。連結パイプ11の周囲には、シャワーヘッド1の外周側に露出されるハウジング5としての円筒状の筒カバー6が、配設されている。
【0017】
ハウジング5は、筒カバー6と、ヘッド部3の上部側を覆う上カバー7と、ヘッド部3の下部側の背面側外周を覆う下カバー8と、から構成されている。各カバー6・7・8は、ABS樹脂等の合成樹脂から形成されて、連結パイプ11や後述する弁室16内に高温の温水が流れても、使用者に熱を伝えないように、パイプ11や弁室16との間に所定の隙間を設けて、配設されている。
【0018】
上カバー7と下カバー8とは、図1〜4に示すように、後述する散水板23側におけるヘッド部3の下端側で、略円筒状に組み付けられる弧面部7a・8aを備えて構成され、弧面部7aの内周面7bには、回動時の表示部材29における外周面30dを当接支持可能な支持部7cが、周方向の放射状の位置に複数(実施形態では四個)突設されている。弧面部7aにおけるヘッド部3の側面側には、弧面部7aの下端から上方へ凹んで内外周を貫通するように配置された略長方形形状の開口部7dが形成されている。開口部7dは、内周面に凹溝7eを備えて、凹溝7eに嵌め込まれたポリカーボネイト等の合成樹脂製の透明板9により、塞がれている。この開口部7dは、表示部材29における取替時期としての所定の一つの月数30eだけを表示させる大きさに、形成されている。また、下カバー8の弧面部8aにおけるヘッド部3の背面側には、表示部材29の回動操作用の取っ手32を突出させるための凹部8bが、ヘッド部3の下端の周方向に沿って形成されている(図4・6参照)。凹部8bの配置領域は、操作時の取っ手32がヘッド部3の正面側に表れないように、ベッド部3の背面側で、かつ、ヘッド部3の下端外周面における周方向の略1/3の領域としている。
【0019】
なお、ヘッド部3の背面側とは、シャワーヘッド1を通常状態で使用する際に使用者が立つ側の反対側であり、ヘッド部3の正面側とは、通常使用時の使用者の立つ側である。
【0020】
そして、ヘッド部3内には、原水NWと浄水CWとを切り換えて、ストレート吐水あるいはシャワー吐水として流出させるための水切換弁14が配設されている。この水切換弁14は、上カバー7から突出している三つの操作ボタン19・20・21を押圧操作することにより、水NW・CWの流出形態を調整している。ちなみに、実施形態の場合、操作ボタン19を押圧操作すれば、浄水CWをストレート吐水させ、操作ボタン20を押圧操作すれば、原水NWをシャワー吐水させ、操作ボタン21を押圧操作すれば、原水NWをストレート吐水させることができる。なお、浄水CWでは、浄化剤13を通過して圧力損失が生じて、円滑にシャワー吐水できないことから、浄水CWのシャワー吐水は行なえないように構成されている。
【0021】
水切換弁14は、各ボタン19・20・21の操作により作動される各種弁機構(図符号省略)を内蔵させた弁室16と、連結パイプ11やカートリッジ12のニップル部12aと弁室16とを連結するコネクタ15、を備えて構成されている。弁室16は、上部側の外壁を構成するアッパケース17と、下部側の外壁を構成するロアケース18と、から構成されている。コネクタ15は、原水NWとカートリッジ12のニップル部12aからの浄水CWとを弁室16内に流入させるように構成されており、アッパケース17から延びるニップル部17aと結合されている。
【0022】
ロアケース18の上端側は、略円筒状に形成され、アッパケース17の略円筒状の下端部17bが水密性を確保して外嵌され、ロアケース18の下端側は、散水板23の外周側筒部24が水密性を確保して外装されている。ロアケース18と外周側筒部24とは、対応する雌ネジと雄ネジとが形成されて、相互にネジ結合されている。
【0023】
また、アッパケース17の円筒状の下端部17bには、図2・3・5に示すように、表示部材29の係止突起31を係止する係止溝17cが、外周面の周方向の全周に凹んで形成されている。係止溝17cの上縁側周縁には、係止突起31の係止溝17cへの挿入時、係止突起31が上方側へ外れ難いように、突条17dが形成されている。また、下端部17bの外周面には、係止溝17cの下方における上カバー7の開口部7dの配置位置付近と、その配置位置と下端部17bの正面側を基準とする左右対称の位置付近と、に凸部17e・17eが突設されている(図3参照)。
【0024】
散水板23は、図2に示すように、中央に円形の開口23bを備えた略円板状として、外周側の上方に延びる円筒状の外周側筒部24と、開口23bの周縁から下方へ延びる円筒状の内周側筒部25と、を備えて構成されている。外周側筒部24と内周側筒部25との間には、多数の小径の散水孔23aが上下面を貫通して形成されている。また、内周側筒部25内には、泡沫器27が配設されている。そして、この散水板23は、ロアケース18から外周側筒部24の内周側と内周側筒部25の外周側との間の散水孔23aの配置領域に流出された水を、散水孔23aを経てシャワー吐水させることとなる。そしてまた、この散水板23は、ロアケース18から内周側筒部25の内周側の開口23bの配置領域に流出させた水を、泡沫器27を経てストレート吐水させることとなる。
【0025】
表示部材29は、図5に示すように、周方向に切欠き30fを有して分断された円筒状の筒状本体30を備えて、ABS樹脂等の合成樹脂から形成されている。筒状本体30の上端には、内周側に複数の係止突起31が形成されている。各係止突起31は、アッパケース下端部17bの係止溝17cに対して、下端部17bの周方向に回動可能に係止されるものであり、実施形態の場合、筒状本体30における周方向の両端と周方向の中間位置とに形成されている。また、筒状本体30における下端には、周方向の中間部位に、外周側に取っ手32が形成されている。取っ手32は、表示部材29の回動操作用のものであり、ヘッド部3内への組付時、下カバー8の凹部8bからヘッド部3の背面側に突出される。
【0026】
さらに、この筒状本体30の外周面30dには、浄化剤13の取替時期として、一年の12月分の月数30eが表示されている。
【0027】
また、筒状本体30の内周面30aには、筒状本体30の上端から下端まで凹ませた複数の凹部30cを配設させた凹部群30bが、本体30の周方向の中間付近を除き、周方向の中間付近から周方向の両端側に向かって、それぞれ、形成されている。これら二つの凹部群30bの凹部30cは、筒状本体30の周方向に沿って12個ずつ形成されている。これらの凹部群30bの各凹部30cと各月数30eとの配置は、各凹部30cの各々にアッパケース17の凸部17e・17eが嵌合された際、12個の各月数30eを、順次、上カバー7の開口部7dに配置させることができるように、設定されている。すなわち、1月〜12月の各月数30eを、順次、開口部7dに配置させた際、各凹部群30bの一つの凹部30cに凸部17eが嵌合するように、設定されている。
【0028】
そして、この表示部材29は、アッパケース17の下端部17b及び散水板23の外周側筒部24の外周面側と、上・下カバー7・8の弧面部7a・8aの内周面側と、の間で、上端側の各係止突起31をアッパケース17の係止溝17cに係止させ、下端側を散水板23の外周縁における鍔部23cの上面側に支持させて、シャワーヘッド本体4内に、ヘッド部3(表示部材29)の周方向へ回動可能に配設されている。なお、表示部材29における各凹部群30bの凹部30cとアッパケース17の各凸部17eとは、表示部材29の周方向への回動を可能とし、かつ、節度感を確保できるように、嵌合されている。
【0029】
また、実施形態のシャワーヘッド1では、浄化剤13の交換時には、カートリッジ12ごと交換するものであり、グリップ部2側の連結パイプ11とヘッド部3側のニップル部17aとの連結を解除して行なう。なお、連結パイプ11とニップル部17aとは、実施形態の場合、バヨネット結合により連結されるもので、ニップル部17aの外周側に図示しない係止突起が突設され、連結パイプ11の内周面に、パイプ11の軸方向に沿った凹溝と、その凹溝の下端側にパイプ11の周方向に沿った係止溝と、が形成されており、ニップル部17aの係止突起を、パイプ11の凹溝に挿入させ、さらに、係止溝側に配置させて、両者を連結させている。そのため、カートリッジ12の取り替え時には、連結時と逆の操作で、ニップル部17aにコネクタ15を組み付けた状態で、ニップル部17aを連結パイプ11から取り外し、連結パイプ11の上端側から使用済みのカートリッジ12を取り出し、新たなカートリッジ12を連結パイプ11に挿入させ、さらに、ニップル部17aを連結パイプ11にバヨネット結合させれば、カートリッジ12の交換を行なうことができる。なお、カートリッジ12の交換時には、上・下カバー7・8は、表示部材29や散水板23と共に、弁室16側に取り付けられた状態で、筒カバー6から離脱することとなる。
【0030】
ついで、カートリッジ12の交換を行なった後には、取っ手32を把持して表示部材29を回動させ、図6に示すように、所定の月数30eを開口部7dに配置させることとなる。
【0031】
そして、実施形態のシャワーヘッド1では、シャワーヘッド1の本体4における開口部7dから、浄化剤13の取替月を表示した一つの月数30eだけが表示されることから、浄化剤13の取替時期としての取替月が見易く、一瞥しただけで、容易に認識することができる。
【0032】
また、表示部材29が、開口部7dから所定の取替月を表示させて本体4に覆われていても、回動操作用の取っ手32がシャワーヘッド本体4から突出されているため、浄化剤13の交換後等に、操作用取っ手32を回動操作して容易に取替月の月数30eを変更することができる。さらに、操作用の取っ手32は、シャワーヘッド1のヘッド部3の背面側から突出されているため、シャワーヘッド1の通常使用時、使用者が触れて表示部材29を誤操作して回動させる虞れがない。
【0033】
さらに、実施形態のシャワーヘッド1では、表示部材29の月数30eを表示する開口部7dが、本体4の側面側に配置されており、本体4の正面側に開口部7dが配置される場合に比べて、シャワーヘッド1の美観を良好にすることができる。
【0034】
さらにまた、実施形態のシャワーヘッド1では、表示部材29における筒状本体30の内周面30aとシャワーヘッド本体4におけるアッパケース下端部17bの外周面とに、開口部7dでのそれぞれの月数30eの表示時に、表示部材29の回動を可能として相互に嵌合する凹部30cと凸部17eとが設けられている。そのため、表示部材29の回動操作時、節度感を得られて、表示部材29の取替月の所定の月数30eを表示することができ、かつ、取替月の月数30eを表示させた後の表示部材29のずれ防止を確保できる。
【0035】
特に、実施形態では、表示部材29に設けられた凹部30cが、筒状本体30の略点対称の位置に配置された二つの凹部群30bに、それぞれ設けられ、さらに、二つの凹部群30b・30bに対して、円筒状のアッパケース下端部17bの略点対称の位置に配置された二つの凸部17e・17eがそれぞれ配設されている。そのため、各凹部群30bの凹部30cと凸部17eとの嵌合位置が、ヘッド部3の周方向における略点対称の位置に配置されることとなって、表示部材29の回動操作が安定するとともに、大きな節度感を確保することが可能となる。
【0036】
また、各凹部群30bの凹部30cが、少なくとも一年の12月分の12個設けられ、二つの凹部群30b・30bに対して、一つずつの凸部17e・17eが嵌合するように構成されており、表示部材29と本体4とに設ける凹凸の数を極力少なくすることができて、表示部材29と本体4との型構造をシンプルにすることができる。
【0037】
なお、実施形態では、表示部材29の筒状部材30における内周面30a側に凹部30cを設け、本体4におけるアッパケース下端部17bの外周面側に凸部17eを設けた場合を示したが、凹部は、表示部材29の筒状部材30の外周面側に設け、対応する本体4の部位であるハウジング5のカバー7・8の内周面側に凸部を設けたり、あるいは、本体4における表示部材29の内周面側となるケース下端部17bや散水板外周側筒部24の外周面側、あるいは、本体4における表示部材29の外周面側となるカバー7・8の内周面側に凹部を設け、一方、表示部材29の内周面30a側若しくは外周面30d側に、対応する凸部を設けてもよい。
【0038】
また、実施形態では、表示部材29を本体4に対して回動可能に係止させるために、筒状本体30の内周側に係止突起を設けた場合を示したが、本体4側を対応させて、筒状本体30の外周側に係止突起を設けたり、あるいは、本体4側に係止突起を設けて、本体30の内周面側若しくは外周面側に係止溝を設けてもよい。さらに、実施形態では、筒状本体30の下端が、散水板23の鍔部23cに支持されており、係止突起31を省いて、この鍔部23cを表示部材29を回動可能に係止する係止部位としてもよい。
【0039】
さらにまた、実施形態では、操作用の取っ手32をシャワーヘッド1のヘッド部3における背面側から突出させたものを示したが、取っ手32は、図7に示すように、シャワーヘッド1Aのグリップ部2に設けてもよく、この場合、使用者の誤操作を無くすために、取っ手32は、ヘッド部3から離れた端部側(図例では下端側)から突出させることが望ましい。さらに、グリップ部2の美観を確保するためには、図7に示すように、取っ手32は、グリップ部2の筒カバー6の下面側から突出させることが望ましい。図例の表示部材29は、係止突起31を連結パイプ11に設けられた係止溝11aに係止させて、筒カバー6と連結パイプ11との間で回動自在に係止されている。そして、取替時期としての月数30eは、筒カバー6の側面に設けた開口部6aから表示されている。また、カバー6には、回動操作用の取っ手32を突出させるために、凹部6bが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のシャワーヘッドを示す部分斜視図である。
【図2】同実施形態の概略縦断面図である。
【図3】同実施形態の概略横断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。
【図4】同実施形態の概略横断面図であり、図2のIV−IV部位に対応する。
【図5】同実施形態に使用する表示部材、透明板、及び、本体側におけるアッパケース下端部付近の概略部分斜視図である。
【図6】同実施形態の使用状態を示す側面図である。
【図7】他の実施形態を示す概略部分縦断面図である。
【符号の説明】
1・1A…シャワーヘッド、2…グリップ部、3…ヘッド部、4…本体、6a・7d…開口部、13…浄化剤、17c…係止溝、17e…凸部、29…表示部材、30c…凹部、30e…(取替時期)月数、31…係止突起、32…(回動操作用)取っ手。
Claims (2)
- 取替可能に浄化剤を内蔵したシャワーヘッドの本体に、浄化剤取替用の複数の取替時期を表示した表示部材が配設されるシャワーヘッドにおいて、
表示部材が、外周面側の周方向に沿って取替時期を表示した円弧状とされ、回動操作用の取っ手を本体から突出させて本体内に回動自在に係止され、
本体が、回動停止時の表示部材の一つの取替時期を表示する開口部を備えて、表示部材を覆っているとともに、
前記本体が、グリップ部とヘッド部とを備え、前記取っ手が、前記グリップ部におけるヘッド部から離れた端部側から突出されていることを特徴とするシャワーヘッド。 - 前記表示部材と前記本体とに、開口部でのそれぞれの取替時期の表示時に、表示部材の回動を可能として相互に嵌合する凹部若しくは凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
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