JP4356173B2 - 送出スタンバイ装置及び方法並びに送出開始装置及び方法 - Google Patents

送出スタンバイ装置及び方法並びに送出開始装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば放送局において、プレイリストに載っている素材の送出スタンバイを行うための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
放送局において、素材(番組等)を送出するためには、素材の送出予定を示すプレイリストに基づき、送出トリガー(例えば一定の時刻)の到来によって直ちにそのプレイリストに載っている素材の送出が開始されるように、送出スタンバイを行う必要がある。
【0003】
従来、この送出スタンバイを行う方法としては、放送局の局員が、プレイリストを毎日確認し、当日送出予定の素材があれば、送出スタンバイのための操作を端末装置等で行うという方法が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした送出スタンバイの方法では、局員の作業の負担が大きかった。
また、こうした送出スタンバイの方法では、送出スタンバイを行う役割の局員に人為ミスがあった場合(プレイリストから当日送出予定の素材を見落としたために送出スタンバイのための操作を行わなかった場合や、送出スタンバイのための操作を行うのを忘れた場合や、送出スタンバイのための操作を送出トリガーのあった後に遅れて行った場合)、当日送出予定の素材が送出されなくなってしまう。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑み、放送局において、プレイリストに基づく送出スタンバイを、局員の作業を経ずに行えるようにすることを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本出願人は、データの送出予定を示すプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する属性付与手段と、送出スタンバイを行う時刻を設定する時刻設定手段と、時刻設定手段で設定された時刻に、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かを判断し、この属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う送出スタンバイ手段とを備えた送出スタンバイ装置を提案する。
【0007】
この送出スタンバイ装置では、プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性が属性付与手段により付与される。そして、時刻設定手段により設定された時刻に、送出スタンバイ手段により、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かが判断され、この属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイが行われる。
【0008】
このように、この送出スタンバイ装置によれば、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく、時刻設定手段で設定された時刻に自動的に行われる。
【0009】
したがって、例えば放送局の送出システムにこの送出スタンバイ装置を適用すれば、プレイリストに基づく素材の送出スタンバイを、従来のような局員の作業を経ることなく自動的に行えるようになる。
【0010】
なお、この送出スタンバイ装置において、送出スタンバイ手段を、毎日、時刻設定手段で設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストがプレイリスト作成手段で作成されているか否かを判断するとともに、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つこの属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行うものとして構成することが好適である。
【0011】
それにより、一度時刻設定手段で時刻を設定することにより、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになる。
【0012】
次に本出願人は、データの送出予定を示すプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する属性付与手段と、プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーを、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定する送出トリガー設定手段と、送出スタンバイを行う時刻を設定する時刻設定手段と、時刻設定手段で設定された時刻に、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かを判断し、この属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う送出スタンバイ手段と、送出スタンバイ手段で送出スタンバイが行われているデータについて、送出トリガー設定手段で設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来すると送出トリガーが到来したと判断し、設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われると送出トリガーが到来したと判断し、設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信すると送出トリガーが到来したと判断して、そのデータの送出を開始する送出開始手段とを備えた送出開始装置を提案する。
【0013】
この送出開始装置では、プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性が属性付与手段により付与される。また、プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーが、送出トリガー設定手段により、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定される。
【0014】
そして、時刻設定手段により設定された時刻に、送出スタンバイ手段により、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かが判断され、この属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイが行われる。そして、送出スタンバイ手段で送出スタンバイが行われているデータについて、送出開始手段により、送出トリガー設定手段で設定された送出トリガーの到来(設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来したこと、設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われたこと、設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信したこと)が判断されて、そのデータの送出が開始される。
【0015】
このように、この送出開始装置によれば、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく、時刻設定手段で設定された時刻に自動的に行われる。そして、送出スタンバイが行われているデータについての送出トリガーの到来によって、そのデータの送出が開始される。
【0016】
したがって、例えば放送局の送出システムにこの送出開始装置を適用すれば、プレイリストに基づく素材の送出スタンバイを、従来のような局員の作業を経ることなく自動的に行え、且つ、送出スタンバイが行われているデータについての送出トリガーの到来によって、そのデータの送出を自動的に開始できるようになる。
【0017】
なお、この送出開始装置において、送出スタンバイ手段を、毎日、時刻設定手段で設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストがプレイリスト作成手段で作成されているか否かを判断するとともに、プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つこの属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行うものとして構成することが好適である。
【0018】
それにより、一度時刻設定手段で時刻を設定することにより、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになる。
【0019】
また、この送出開始装置において、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた記録再生手段をさらに備え、プレイリスト作成手段を、この記録再生手段に記録されたデータについてプレイリストを作成するものとして構成し、送出開始手段を、送出を開始するデータをこの記録再生手段から再生するものとして構成することが好適である。
【0020】
それにより、迅速にプレイリストに載っている順にデータを記録再生手段から再生して送出できるようになる。
【0021】
次に本出願人は、データの送出予定を示すプレイリストに基づいてデータを送出するデータ送出装置における送出スタンバイ方法において、データ送出装置に設けられた制御部が、表示手段に表示させた操作画面での入力操作に基づき、データの送出予定を示すプレイリストを作成する第1ステップと、制御部が、操作画面での入力操作に基づき、第1ステップで作成されたプレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する第2ステップと、制御部が、操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する第3ステップと、制御部が、第3ステップで設定された時刻に、第1ステップで作成されたプレイリストに第2ステップで属性が付与されているか否かを判断し、属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う第4ステップとを有するものを提案する。
【0022】
この送出スタンバイ方法では、操作画面での入力操作に基づき、プレイリストを作成し、作成したプレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する。また、操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する。
【0023】
そして、この設定された時刻に、作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かが判断され、属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイが行われる。
【0024】
このように、この送出スタンバイ方法によれば、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく、設定された時刻に自動的に行われる。
【0025】
したがって、例えば放送局の送出システムにこの送出スタンバイ方法を適用すれば、プレイリストに基づく素材の送出スタンバイを、従来のような局員の作業を経ることなく自動的に行えるようになる。
【0026】
なお、この送出スタンバイ方法において、第4ステップでは、毎日、第3ステップで設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが第1ステップで作成されているか否かを判断するとともに、第1ステップで作成されたプレイリストに属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行うことが好適である。
【0027】
それにより、一度時刻を設定することにより、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになる。
【0028】
次に本出願人は、データの送出予定を示すプレイリストに基づいてデータを送出するデータ送出装置における送出開始方法において、データ送出装置に設けられた制御部が、表示手段に表示させた操作画面での入力操作に基づき、データの送出予定を示すプレイリストを作成する第1ステップと、制御部が、操作画面での入力操作に基づき、第1ステップで作成されたプレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する第2ステップと、制御部が、操作画面での入力操作に基づき、プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーを、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定する第3ステップと、制御部が、操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する第4ステップと、制御部が、第4ステップで設定された時刻に、第1ステップで作成されたプレイリストに第2ステップで属性が付与されているか否かを判断し、属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う第5ステップと、制御部が、第5ステップで送出スタンバイが行われているデータについて、第3ステップで設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来すると送出トリガーが到来したと判断し、設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われると送出トリガーが到来したと判断し、設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信すると送出トリガーが到来したと判断して、該データの送出を開始する第6ステップとを有するものを提案する。
【0029】
この送出開始方法では、操作画面での入力操作に基づき、プレイリストを作成し、作成したプレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する。また、操作画面での入力操作に基づき、プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーを、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定する。また、操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する。
【0030】
そして、この設定された時刻に、作成されたプレイリストにこの属性が付与されているか否かが判断され、属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイが行われる。そして、送出スタンバイが行われているデータについて、設定された送出トリガーの到来(設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来したこと、設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われたこと、設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信したこと)が判断されて、そのデータの送出が開始される。
【0031】
このように、この送出開始方法によれば、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく、設定された時刻に自動的に行われる。そして、送出スタンバイが行われているデータについての送出トリガーの到来によって、そのデータの送出が開始される。
【0032】
したがって、例えば放送局の送出システムにこの送出開始方法を適用すれば、プレイリストに基づく素材の送出スタンバイを、従来のような局員の作業を経ることなく自動的に行え、且つ、送出スタンバイが行われているデータについての送出トリガーの到来によって、そのデータの送出を自動的に開始できるようになる。
【0033】
なお、この送出開始方法において、第5ステップでは、毎日、第4ステップで設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが第1ステップで作成されているか否かを判断するとともに、第1ステップで作成されたプレイリストに属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行うことが好適である。
【0034】
それにより、一度時刻を設定することにより、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになる。
【0035】
また、この送出開始方法において、第1ステップで、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた記録再生手段に記録されたデータについてプレイリストを作成、第ステップでは、送出を開始するデータをこの記録再生手段から再生することが好適である。
【0036】
それにより、迅速にプレイリストに載っている順にデータを記録再生手段から再生して送出できるようになる。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下では、CATV放送局における送出システムに本発明を適用した例について説明する。
図1は、本発明を適用した送出システムの構成例を示す。
この送出システムでは、パーソナルコンピュータ11と、ビデオサーバ12と、VTR13と、5台のモニター14(14−1〜14−5)と、ヘッドエンド15とが設けられている。パーソナルコンピュータ11とビデオサーバ12とヘッドエンド15とは、イーサネット16につながれている。
【0038】
パーソナルコンピュータ11には、ビデオサーバ12を制御して後述のような素材及びプレイリストの作成,プレイリストへの属性の付与,送出トリガーの設定,送出スタンバイ及び送出開始を行うためのアプリケーションソフトウェアがインストールされている。
【0039】
ビデオサーバ12の構成は例えば図2に示す通りであり、制御部21と、1つの入力スロット22と、4つの出力スロット23(23−1〜23−4)と、ハードディスク装置24と、イーサネット16(図1)への接続用のインターフェース25とが、バス26で結ばれている。
【0040】
制御部21には、パーソナルコンピュータ11(図1)から制御信号が与えられる。制御部21は、この制御信号に基づき、ビデオサーバ12全体を制御するとともにVTR13(図1)の動作を制御する。
【0041】
入力スロット22は、例えばMPEG2のような符号化方式でAVデータ(映像及び/または音声データ)をエンコード(圧縮)するエンコーダ27を含んでいる。各出力スロット23−1〜23−4は、エンコーダ22aと同じ符号化方式で映像データをデコード(伸長)するデコーダ28−1〜28−4をそれぞれ含んでいる。各スロット22,23は、互いに独立して動作して映像データの入力,出力を行うとともに、それぞれに割り当てられたタイムスロット内に、バス26を介してハードディスク装置24との間で映像データを転送する。
【0042】
なお、ビデオサーバ12は、入力スロットと出力スロットとを合計で5つ搭載可能になっており、したがって、入力スロット22を外して代わりに出力スロットを搭載することや、一部の出力スロット23を外して代わりに入力スロットを搭載することができる。
【0043】
ハードディスク装置24は、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )技術を用いて構成されている。例えばRAID−3では、AVデータが一定の長さのブロックデータに分割して複数台のハードディスクドライブに記録され るとともに、それらのブロックデータのパリティデータが生成されて別の1台の ハードディスクドライブに書き込まれる。そして、再生時には、これらのハード ディスクドライブからブロックデータ及びパリティデータが再生され、いずれか 1台のハードディスクドライブからブロックデータが再生されない場合にはその ブロックデータがパリティデータを用いて復元されて、それらのブロックデータ が元のAVデータに一本化される。
【0044】
図1のVTR13には、素材を作成する元になるAVデータ(例えば取材現場でテレビジョンカメラで撮影したAVデータ)が収録されている。VTR13から再生されたAVデータは、ビデオサーバ12の入力スロット22に入力されるとともに、モニター14−1に表示される。
【0045】
ビデオサーバ12の出力スロット23−1から出力された素材は、モニター14−2にのみ表示され、ヘッドエンド15には送られない。他方、ビデオサーバ12の出力スロット23−2〜23−4から出力された素材は、それぞれモニター14−3〜14−5に表示されるとともに、ヘッドエンド15に送られる。ヘッドエンド15からは、伝送路(ケーブル)を介してこの放送局のサービスエリア内のCATV端末(図示略)に素材が送出される。
【0046】
また、外部の素材の供給元(図示略)から例えば広域ネットワーク(図示略)を介してこの放送局に供給された素材が、イーサネット16を介してヘッドエンド15に直接送られて、ヘッドエンド15から送出されるようになっている。
【0047】
次に、この送出システムにおける、素材及びプレイリストの作成の様子や、プレイリストへの属性の付与の様子や、送出トリガーの設定の様子や、送出スタンバイの様子や、素材の送出の開始の様子を説明する。なお、以下では、AVデータをエンコードして作成される素材を「クリップ」と呼ぶことにする。
【0048】
図3は、パーソナルコンピュータ11のディスプレイに表示されるメインメニュー画面を示す。このメインメニュー画面には、新たにクリップ(素材)を作成することを選択させるアイコン(「ENCODE」と表示されたアイコン)I1が存在する。このアイコンI1をクリックすると、図4に示すようなクリップ作成用の画面が表示される。
【0049】
この図4の画面で、上端のアイコンI11をクリックすると、図5に示すような画面が表示される。この画面の上側には、作成対象のクリップの識別用のIDを入力するための枠W11や、このクリップのタイトルを入力するための枠W12や、このクリップの内容を説明する語句を入力するための枠W13が存在する。
【0050】
また、この画面の下側には、VTR13を動作させてAVデータを再生させるための複数のアイコンI23が存在する。
【0051】
また、この図5の画面の中央には、再生されたAVデータの編集点(IN点及びOUT点)をタイムコード値で指定するための複数のアイコンI22や、アイコンI22で指定したIN点からOUT点までの時間長が表示される枠W14が存在する。
【0052】
また、この図5の画面の右端には、枠W11〜W13に入力した内容やアイコンI22で指定した編集点(すなわち作成対象のクリップの情報)をエンコードリストに登録するためのアイコンI24が存在する。
【0053】
作成対象のクリップの情報をエンコードリストに登録した後、図5の画面の上端のアイコンI21をクリックして図4の画面に戻り、この図4の画面の上端のアイコンI12をクリックすると、この画面の枠W1に、それまでにエンコードリストに登録した作成対象のクリップが一覧表示される。
する。
【0054】
また、この図4の画面の右端には、ビデオサーバ12のハードディスク装置24の残容量が表示される枠W2や、エンコードのビットレート(圧縮率)をプルダウン方式で設定するためのアイコンI15や、ビデオサーバ12に入力される映像信号の種別(コンポジット信号かコンポーネント信号か)をプルダウン方式で設定するためのアイコンI16や、NTSC方式の映像信号が入力される場合に実時間に対するタイムコード値の遅れをドロップフレームによって補正するか否かを選択するためのアイコンI17や、画面の左側に一覧表示されている作成対象のクリップの一部または全部を消去するための複数のアイコンI18や、ビデオサーバ12のどの入力スロットでAVデータを入力してエンコードするかをプルダウン方式で選択する(図2の構成では、1つの入力スロット22のみが選択可能である)ためのアイコンI19や、画面の左側に一覧表示されている作成対象のクリップについてクリップの作成を開始するためのアイコンI20や、クリップの作成を中止するためのアイコンI21が存在する。
【0055】
この図4の画面を表示させて操作を行うことにより、枠W1に一覧表示されている作成対象の各クリップについて、IN点からOUT点までのAVデータが、VTR13から再生され、モニター14−1に表示されるとともにビデオサーバ12の入力スロット22に入力してエンコーダ22aでエンコードされる(すなわちクリップが作成される)。そして、そのクリップが入力スロット22からバス26を介してハードディスク装置24に転送されて、ハードディスク装置24に記憶される。
【0056】
なお、図4の画面で上端のアイコンI13をクリックすると、事前に作成対象のクリップの情報を登録しておいてその後でクリップを作成するのではなく、図6に示すような、VTR13を動作させて編集点を捜しながらその場でクリップを作成するための画面が表示される。
【0057】
この図6の画面の左上側には、VTR13を動作させてAVデータを再生させるための複数のアイコンI32が存在する。また、この画面の左下側には、作成するクリップの識別用のIDを入力するための枠W31や、このクリップのタイトルを入力するための枠W32や、このクリップの内容を説明する語句を入力するための枠W33や、クリップの時間長が表示される枠W34や、ビデオサーバ12のハードディスク装置24の残容量が表示される枠W35や、ビデオサーバ12のエンコーダ22aでのビットレートをプルダウン方式で設定するためのアイコンI33が存在する。
【0058】
また、この図6の画面の右上側には、ビデオサーバ12に入力される映像信号の種別をプルダウン方式で設定するためのアイコンI34や、エンコードの進行時間が目安として表示される枠W35が存在する。
【0059】
また、この図6の画面の右下側には、ビデオサーバ12のどの入力スロットでAVデータを入力してエンコードするかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI35や、クリップの作成を開始するためのアイコンI36や、クリップの作成を中止するためのアイコンI37や、一定の時刻に自動的にクリップの作成を開始させたいときにその時刻を入力するための枠W36や、枠W36に入力した時刻に自動的にクリップの作成を開始させるためのアイコンI38や、上位のコンピュータからパーソナルコンピュータ11にクリップの作成開始を指示する信号(GPI信号)が送られたことに基づいてクリップの作成を開始させるためのアイコンI39が存在する。
【0060】
この図6の画面を表示させて操作を行うことにより、VTR13を動作させて編集点を捜しながら、その場でAVデータがビデオサーバ12の入力スロット22に入力してエンコーダ22aでエンコードされる(すなわちクリップが作成される)。そして、そのクリップが入力スロット22からバス26を介してハードディスク装置24に転送されて、ハードディスク装置24に記憶される。
【0061】
図6の画面の上端のアイコンI31や図4の画面の上端のアイコンI14をクリックすると、図3のメインメニュー画面に戻る。このメインメニュー画面には、作成済みのクリップを管理することを選択させるアイコン(「CLIP MANAGEMENT」と表示されたアイコン)I2も存在しており、このアイコンI2をクリックすると、図7に示すようなクリップ管理用の画面が表示される。
【0062】
この図7の画面には、作成済みのクリップが一覧表示されるとともにそのうちの任意の1または複数のクリップをマウスによって選択可能な枠W41が存在する。
【0063】
また、この図7の画面の右端には、枠W41で選択したクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてモニターで確認するかをプルダウン方式で選択する(図2の構成では、出力スロット23−1〜23−4のうち、出力した素材がヘッドエンド15に送られない出力スロット23−1のみが選択可能である)ためのアイコンI44や、そのクリップをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI45や、そのクリップの最初の一定秒(例えば一定秒)分だけをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI46や、クリップの再生・出力を中止するためのアイコンI47や、枠W41で選択したクリップについて後述のトリミング情報を作成するためのアイコンI48や、枠W41で選択したクリップを削除するためのアイコンI49や、枠W41で選択したクリップのタイトルを変更するためのアイコンI50や、枠W41に表示されたクリップをIDの若い順やタイトルの頭文字順等に並べ替えるためのアイコンI51や、ビデオサーバ12のハードディスク装置24の残容量が表示される枠W42や、ビットレートをプルダウン方式で設定するためのアイコンI52が存在する。
【0064】
アイコンI45やI46をクリックすると、枠W41で選択したクリップが、ビデオサーバ12のハードディスク装置24から再生されてバス26を介して出力スロット23−1に転送される。そして、そのクリップが、デコーダ28−1でデコードされ、出力スロット23−1から出力されてモニター14−2に表示される。したがって、作成済みのクリップの内容をモニター14−2で確認することができる。確認の結果、そのクリップが不要になった場合には、アイコンI47によってそのクリップを削除することができる。
【0065】
また、この図7の画面の上端には、作成済みのクリップについて編集後のIN点やOUT点を定義する編集情報(すなわち作成済みのクリップから一部を切り出す編集を行ってその切り出した部分を送出させるための情報)であるトリム情報を作成するためのアイコンI42が存在する。このアイコンI42または前述の画面の右端のアイコンI48をクリックすると、図8に示すようなトリム情報作成用の画面が表示される。
【0066】
この図8の画面の左上側には、トリム情報の作成対象のクリップのIDが表示される枠W51や、図7の画面のアイコンI42をクリックしてこの図8の画面を表示させた場合(すなわちまだトリム情報の作成対象のクリップが選択されていない場合)にクリップを選択するために作成済みのクリップを一覧表示するウィンドウを開かせるアイコンI62や、トリム情報の作成対象のクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてモニターで確認するかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI63や、トリム情報の作成対象のクリップをビデオサーバ12から再生・出力させるための複数のアイコンI64が存在する。
【0067】
また、この図8の画面の左下側には、クリップの再生速度を調整するためのアイコンI65や、現在の再生状態が表示される枠W52や、現在のタイムコード値が表示される枠W53が存在する。
【0068】
また、この図8の画面の右側には、作成対象のトリム情報の識別用のIDを入力するための枠W54や、このトリム情報のタイトルを入力するための枠W55や、このトリム情報の内容を説明する語句を入力するための枠W56や、修正後の編集点(IN点及びOUT点)をタイムコード値で指定するための複数のアイコンI66や、アイコンI66で指定した修正後のIN点から修正後のOUT点までの時間長が表示される枠W57や、もとのIN点からOUT点までの範囲に対する修正後のIN点から修正後のOUT点までの範囲が表示される枠W58が存在する。
【0069】
また、この図8の画面の右端には、枠W54〜W56に入力した内容やアイコンI6で指定した修正後の編集点(すなわち作成したトリム情報)をパーソナルコンピュータ11に記憶させるためのアイコンI67が存在する。
【0070】
図7のアイコンI45やI46によってクリップの内容をモニター14−2で確認した結果、クリップを編集して送出する必要があった場合には、この図8の画面を表示させて操作を行うことにより、トリム情報が作成されてパーソナルコンピュータ11に記憶される。トリム情報を作成した後、図8の画面の上端のアイコンI61をクリックすると、図7の画面に戻る。
【0071】
図7の画面の上端のアイコンI43をクリックすると、図3のメインメニュー画面に戻る。このメインメニュー画面には、クリップの送出予定を示すプレイリストを作成することを選択させるアイコン(「PLAYLIST MANAGEMENT」と表示されたアイコン)I3も存在しており、このアイコンI3をクリックすると、図9に示すようなプレイリスト作成用の画面が表示される。
【0072】
この図9の画面の上端には、新たにプレイリストを作成することを選択させるアイコンI71が存在しており、このアイコンI71をクリックすると、図10に示すような画面が表示される。
【0073】
この図10の画面の左上側には、プレイリストに加えたいクリップのそのプレイリスト内での送出順序(イベント番号)をキーボードで入力するための枠W71や、クリップの送出開始予定時刻をキーボードで入力するための枠W72や、そのクリップのID(図5や図6のクリップ作成用画面で入力したID)をキーボードで入力するための枠W73が存在する。
【0074】
枠W72は、プレイリストに加えられるクリップについての送出トリガーを設定するための枠としての役割を兼ねている。この送出トリガーの内容としては、一定の時刻と、パーソナルコンピュータ11の操作と、上位装置からパーソナルコンピュータ11への送出指示の信号(GPI信号)との3通りが設定可能である。
【0075】
一定の時刻を送出トリガーとして設定したい場合には、枠W72に、その時刻を送出開始予定時刻として入力するとともに、その時刻の左側に「C」(クロックの意味)の文字を入力する。
【0076】
他方、パーソナルコンピュータ11の操作を送出トリガーとして設定したい場合には、枠W72に、送出開始予定時刻の左側に「K」(キーの意味)の文字を入力する。
【0077】
他方、GPI信号を送出トリガーとして設定したい場合には、枠W72に、送出開始予定時刻だけを入力する。
【0078】
図10の画面の枠W71〜W73の下側には、枠W73にIDを入力されたクリップの内容を説明する語句(図5や図6のクリップ作成用画面で入力した語句)が表示される枠W74や、そのクリップの時間長(図5や図6のクリップ作成用画面で表示された時間長)が表示される枠W75が存在する。
【0079】
また、この図10の画面には、枠W71〜W73への入力によってプレイリストに加えられたクリップについて、送出開始予定時刻及び送出トリガーやIDやタイトル(図5や図6のクリップ作成用画面で入力したタイトル)等がイベント番号順に一覧表示される(すなわち作成されたプレイリストが表示される)枠W76が存在する。
【0080】
枠W73にIDを入力せずに“.”(ピリオド)を入力したイベント番号については、自由に使用できる時間枠(PGM)がプレイリストに加えられ、枠W76中のタイトル欄にも「PGM」の文字が表示される。
【0081】
なお、枠W72での送出開始予定時刻の入力及び送出トリガーの設定は、PGMを含まないクリップのグループ毎に、そのグループ中の先頭の(イベント番号が最も小さい)クリップに対して行えばよい。図10でも、枠W76中の送出開始予定時刻及び送出トリガーの欄に、このようなグループ中の先頭のクリップについでだけ、送出開始予定時刻及び送出トリガーとして「C10:00:00」(10時が送出トリガー)や「12:00:00」(GPI信号が送出トリガー)や「K13:00:00」(パーソナルコンピュータ11の操作が送出トリガー)の文字が表示された状態が描かれている。
【0082】
また、この図10の画面には、作成したプレイリストを削除するためのアイコンI83や、枠W76に表示されたプレイリストに載っているクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてCATV端末に送出するかをプルダウン方式で選択する(図2の構成では出力スロット23−2〜23−4のうちのいずれかを選択可能である)ためのアイコンI84や、そのプレイリストの識別用のIDを入力するための枠W77や、そのプレイリストに載っているクリップの送出予定の日付を入力するための枠W78が存在する。
【0083】
また、この図10の画面には、作成したプレイリストに、自動送出スタンバイ(「Auto Activate」と呼んでいる)を指示する属性を付与するためのアイコンI85や、作成したプレイリストに、そのプレイリストに載っているクリップを繰り返し送出することを指示する属性を付与するためのアイコンI86が存在する。
【0084】
また、この図10の画面の上端には、マウス操作でプレイリストを作成することを選択させるアイコンI81が存在しており、このアイコンI81をクリックすると、図11に示すような画面が表示される。
【0085】
この図11の画面の左側には、作成済みのクリップが一覧表示されるとともにそのうちの任意の1または複数のクリップをマウスによって選択可能な枠W81や、枠W81で選択したクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてモニターで確認するかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI92が存在する。
【0086】
また、この図11の画面の中央上側には、枠W81で選択したクリップをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI93や、そのクリップの最初の一定秒分だけをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI94や、クリップの再生・出力を中止するためのアイコンI95や、枠W81に表示されたクリップを並べ替えるためのアイコンI96や、枠W81に表示されたクリップの中から特定のクリップを捜すためのアイコンI97が存在する。
【0087】
アイコンI93やI94をクリックすると、プレイリストに加えようとして枠W81で選択したクリップが、ビデオサーバ12のハードディスク装置24から再生されてバス26を介して出力スロット23−1に転送される。そして、そのクリップが、デコーダ28−1でデコードされ、出力スロット23−1から出力されてモニター14−2に表示される。したがって、プレイリストに加えようとするクリップの内容をモニター14−2で確認することができる。
【0088】
また、この図11の画面の中央下側には、枠W81で選択したクリップをイベント番号順にプレイリストに加えるためのアイコンI98や、自由に使用できる時間枠(PGM)をプレイリストに加えるためのアイコンI99や、プレイリストに加えたクリップやPGMを削除するためのアイコンI100や、アイコンI98〜I100による直前の処理を取り消すためのアイコンI101が存在する。
【0089】
また、この図11の画面の右側には、アイコンI98やI99によってプレイリストに加えられたクリップやPGMがイベント番号順に一覧表示される(すなわち作成されたプレイリストが表示される)枠W82や、枠W82に表示されるプレイリストに載っているクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてCATV端末に送出するかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI102や、そのプレイリストの識別用のIDを入力するための枠W83や、そのプレイリストに載っているクリップの送出予定の日付を入力するための枠W84が存在する。
【0090】
これらの図10や図11の画面を表示させて操作を行うことにより、プレイリストの作成や、プレイリストに加えるクリップの送出トリガーの設定や、プレイリストへの属性(自動送出スタンバイを指示する属性や、そのプレイリストに載っているクリップを繰り返し送出することを指示する属性)の付与が行われる。プレイリストの作成や送出トリガーの設定や属性の付与を行った後、図10の上端の左から2番目の「Save」と表示されたアイコンをクリックすると、作成したプレイリストや送出トリガーの情報や属性の情報がパーソナルコンピュータ11に記憶される。
【0091】
図11の画面の上端のアイコンI91をクリックすると、図10の画面に戻る。また、図10の画面の上端のアイコンI82をクリックすると、図9の画面に戻る。図9の画面には、作成済みのプレイリストが一覧表示されるとともにそのうちの任意の1または複数のプレイリストをマウスによって選択可能な枠W61が存在する。この枠W61中の右端の欄には、図10の画面のアイコンI85やI86によってプレイリストに付与された属性を示す記号(自動送出スタンバイを指示する属性を示す記号K1や、繰り返しを指示する属性を示す記号K2)も表示される。
【0092】
また、この図9の画面の右端には、枠W61で選択したプレイリストに載っている各クリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させてモニターで確認するかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI74や、それらのクリップをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI75や、そのクリップの最初の一定秒分だけをビデオサーバ12から再生・出力させるためのアイコンI76や、枠W61で選択したプレイリストを削除するためのアイコンI77や、枠W61に表示されたプレイリストをIDの若い順や送出日付の早い順等に並べ替えるためのアイコンI78が存在する。
【0093】
アイコンI75やI76をクリックすると、枠W61で選択したプレイリストに載っている各クリップが、ハードディスク装置24から再生されてバス26を介して出力スロット23−1に転送される。そして、それらのクリップが、デコーダ28−1でデコードされ、出力スロット23−1から出力されてモニター14−2に表示される。したがって、作成済みのプレイリストに載っている各クリップの内容をモニター14−2で確認することができる。確認の結果、そのプレイリストが不要になった場合には、アイコンI77によってそのプレイリストを削除することができる。
【0094】
また、この図9の画面で、枠W61でプレイリストを選択した状態で上端のアイコンI72をクリックすると、再び図10の画面が表示されて、そのプレイリストに載っているクリップが枠W76に一覧表示される。さらに、この状態で図10の画面のアイコンI81をクリックすると、再び図11の画面が表示されて、図9の画面のW61で選択したプレイリストに載っているクリップが枠W82に表示される。
【0095】
この状態で、図10の画面の枠W71〜W73,W77,W78への入力やアイコンI85,I86での属性の付与をし直したり、図11の画面のアイコンI98〜I100でクリップやPGMを追加または削除することにより、図9の画面の枠W61で選択したプレイリストについて、プレイリストの変更や、送出トリガーの変更や、属性の変更が行われる。プレイリストや送出トリガーや属性の変更を行った後、図10の上端の左から2番目の「Save」と表示されたアイコンをクリックすると、変更後のプレイリストや送出トリガーの情報や属性の情報がパーソナルコンピュータ11に記憶し直される。
【0096】
図9の画面のアイコンI75やI76によってプレイリストに載っている各クリップの内容をモニター14−2で確認した結果プレイリストを変更する必要があった場合や、設定した送出トリガーを変更したい場合や、プレイリストに付与した属性を変更したい場合には、このように再び図10や図11の画面を表示させてプレイリストや送出トリガーや属性の変更を行うことができる。
【0097】
図9の画面の上端のアイコンI73をクリックすると、図3のメインメニュー画面に戻る。このメインメニュー画面には、送出スタンバイや送出の開始を行うことを選択させるアイコン(「CHANNEL STATUS」と表示されたアイコン)I5も存在しており、このアイコンI5をクリックすると、図12に示すような画面が表示される。
【0098】
図12の画面の上端には、クリップの送出を開始するためのアイコンI142や、クリップの送出を停止するためのアイコンI143が存在する。
【0099】
また、この図12の画面の上端には、作成済みのプレイリストを一覧表示するウィンドウを開かせるアイコンI144や、このウィンドウからマウスで選択されたプレイリストについて、図9の画面で枠W61でプレイリストを選択した状態でアイコンI72をクリックしたときと同様なプレイリスト変更用の画面を表示させるためのアイコンI46が存在する。作成済みのプレイリストの中に、送出の直前に変更や削除が必要になったプレイリストが含まれている場合には、この画面が表示させて操作を行うことにより、そのプレイリストの変更や削除を行うことができる。
【0100】
また、この図12の画面の上端には、ビデオサーバ12の各出力スロットの現在の使用状況を表示するウィンドウを開かせるアイコンI145や、送出スタンバイを行っているプレイリストに載っているクリップをビデオサーバ12のどの出力スロットから出力させるかをプルダウン方式で選択するためのアイコンI147が存在する。ビデオサーバ12の各出力スロットの現在の使用状況からみて、図10の画面のアイコンI83や図11の画面のアイコンI102によって選択された出力スロットを使用することが不可能である場合には、このアイコンI147により、出力スロットを選択し直すことができる。
【0101】
また、この図12の画面には、送出スタンバイを行っているプレイリストに載っているクリップの送出トリガーやIDやタイトル等がイベント番号順に一覧表示される枠W121や、それらのクリップの送出が完了するまでの残り時間が表示される枠W122や、それらのクリップの送出予定日が表示される枠W123や、そのプレイリストのIDが表示される枠W124が存在する。
【0102】
他方、メインメニュー画面には、「UTILITY」と表示されたアイコンI6も存在しており、このアイコンI6をクリックすると、図示は省略するが、「Auto Activate Set」と表示されたアイコンの存在するユーティリティ画面が表示される。この「Auto Activate Set」と表示されたアイコンをクリックすると、図13に示すような送出スタンバイを行う時刻の設定用の画面が表示される。
【0103】
この図13の画面には、送出スタンバイを自動的に行う時刻を入力するための枠W131や、枠W131に入力した時刻を確定して登録してユーティリティ画面に戻るためのアイコンI151や、枠W131に入力した時刻を登録しないままユーティリティ画面に戻るためのアイコンI152が存在する。
【0104】
この図13の画面を表示させて操作を行うことにより、送出スタンバイを自動的に行う時刻が設定される。なお、この時刻としては、1日の放送が終了する深夜の時刻か、1日の放送が開始される早朝の時刻を設定することが望ましい。
【0105】
送出スタンバイを自動的に行う時刻が設定されると、パーソナルコンピュータ11は、図14に示すような処理を、毎日この設定された時刻に開始する。この処理では、最初に、この設定された時刻に、作成済みのプレイリスト(図12の画面のアイコンI46をクリックして表示させた画面で削除したプレイリストを除く)について、クリップの送出開始予定日時(図10や図11の画面の枠W74やW84で入力した日付及び図10の枠W72で入力した時刻であるが、アイコンI46をクリックして表示させた画面でプレイリストの変更としてこの日付や時刻を変更することも可能である)を確認する(ステップS21)。
【0106】
そして、それらのプレイリスト中に、クリップの送出開始予定日時が翌日の同じ時刻まで(すなわち24時間以内)になっているプレイリストが存在するか否かを判断する(ステップS22)。
【0107】
存在しなければ、処理を終了する。他方、存在していれば、それらのプレイリスト中に、送出スタンバイを指示する属性(図10の画面のアイコンI86によって付与される属性であるが、アイコンI46をクリックして表示させた画面でプレイリストの変更としてこの属性を変更することも可能である)が付与されたプレイリストが存在しているか否かを判断する(ステップS23)。
【0108】
存在しなければ、処理を終了する。他方、存在していれば、それらのプレイリスト中の送出開始時刻が最も早いプレイリストに基づき、送出トリガーの到来によって直ちにそのプレイリストに載っているクリップの送出が開始されるように、送出スタンバイを行う(ステップS24)。
【0109】
続いて、送出スタンバイを行っているクリップについての送出トリガー(図10の画面の枠W72で設定される送出トリガーであるが、アイコンI46をクリックして表示させた画面でプレイリストの変更としてこの送出トリガーを設定し直すことも可能である)を確認する(ステップS25)。そして、その送出トリガーが到来したか否かを判断する(ステップS26)。
【0110】
ここで、送出トリガーの内容が一定の時刻である場合(図10の画面の枠W72に送出開始予定時刻の左側に「C」の文字を入力した場合)には、この送出開始予定時刻が到来すると、送出トリガーが到来したと判断される。
【0111】
他方、送出トリガーの内容が上位装置からの送信指示の信号(GPI信号)である場合(図10の画面の枠W72に送出開始予定時刻だけを入力した場合)には、このGPI信号を受信すると、送出トリガーが到来したと判断される。
【0112】
他方、送出トリガーの内容がパーソナルコンピュータ11の操作である場合(図10の画面の枠W72に送出開始予定時刻の左側に「C」の文字を入力した場合)には、パーソナルコンピュータ11に図12の画面を表示させてアイコンI142をクリックすると、送出トリガーが到来したと判断される。
【0113】
このようにして送出トリガーが到来したと判断すると、送出スタンバイを行っているクリップの送出を開始させる(ステップS27)。すなわち、ビデオサーバ12内のハードディスク装置から、イベント番号順にクリップを再生させ、ビデオサーバ12内の出力スロット(図10の画面のアイコンI83や図11の画面のアイコンI102によって選択された出力スロット)にそれらのクリップを転送させる。そして、その出力スロットでそれらのクリップをデコードして出力させる。これにより、ヘンドエンド15からそれらのクリップが送出される。
【0114】
なお、図10に示したようにPGMがプレイリストに加えられているためにクリップのグループ毎に送出トリガーが設定されている場合には、ステップS25〜S27の処理もそれらのグループ毎に行う。
【0115】
また、繰り返し送出することを指示する属性がプレイリストに付与されている場合には、このステップS27で、クリップをイベント番号順に繰り返しビデオサーバ12から再生・出力させる。
【0116】
また、送出スタンバイを行っているクリップについてのトリム情報が作成されている場合には、このステップS27で、ビデオサーバ12に記録されているクリップを、そのトリム情報に基づいて編集して(トリム情報で定義された編集後のIN点からOUT点までの部分を切り出して)ビデオサーバ12から再生させる。
【0117】
このようにしてクリップの送出が完了すると、送出開始予定日時が24時間以内であり且つ送出スタンバイを指示する属性が付与されているプレイリストであって、まだ送出スタンバイ及びクリップの送出を行っていないプレイリストが残っているか否かを判断する(ステップS28)。
【0118】
残っていれば、ステップS24に戻り、残りのプレイリストについても送出スタンバイ及びクリップの送出を行う。そして、全てのプレイリストについて送出スタンバイ及びクリップの送出が完了すると、処理を終了する。
【0119】
なお、このように図13の画面で設定した時刻に自動的に送出スタンバイを行わせるのではなく、手動操作で送出スタンバイを行うこともできるようになっている。前述の図12の画面の上端のアイコンI141をクリックすると、図15に示すように、手動操作で送出スタンバイを行うための画面が表示される。
【0120】
この図15の画面には、送出開始のイベント番号を入力するための枠W141や、手動操作で送出スタンバイを行って図12の画面に戻るためのアイコンI161や、手動操作での送出スタンバイを行わないまま図12の画面に戻るためのアイコンI162が存在する。
【0121】
この図15の画面を表示させて操作を行うことにより、手動で送出スタンバイを行うこともできる。
【0122】
送出スタンバイが行われる状態で図12の画面を表示させると、送出スタンバイを行っているプレイリストに載っているクリップが枠W121に一覧表示されるとともに、それらのクリップの送出が完了するまでの残り時間,それらのクリップの送出予定日,そのプレイリストのIDがそれぞれ枠W122,W123,W124に表示される。
【0123】
送出トリガーの内容が一定の時刻である場合には、枠W121中の送出トリガーの欄には、Cの文字と送出開始予定時刻とが表示される。図12は、6時が送出トリガーであることにより「C00:06:00」の文字がこの欄に表示された状態を描いている。
【0124】
他方、送出トリガーの内容がGPI信号である場合には「K」の文字だけがこの欄に表示され、送出トリガーの内容がパーソナルコンピュータ11の操作である場合にはこの欄は空欄になる。
【0125】
また、枠W121に一覧表示されたクリップのうち、現在送出スタンバイされているクリップ(図の図12の状態ではイベント番号002のクリップ)は、他のクリップとは異なる色で表示される。
【0126】
以上に説明したように、この送出システムでは、一度パーソナルコンピュータ11に図13の画面を表示させて送出スタンバイを行う時刻を設定しておくことにより、作成済みのプレイリストに基づく送出スタンバイが、従来のような局員の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになっている。
【0127】
したがって、局員の作業の負担が軽減されるとともに、人為ミスによりそのプレイリストに載っている素材が送出されなくなる事態が防止される。
【0128】
また、送出スタンバイが行われているクリップについての送出トリガーの到来によって、そのクリップの送出も自動的に開始されるようになっている。これにより、作業の負担がさらに一層軽減される。
【0129】
また、クリップについてのトリム情報が作成された場合には、作成されたクリップがこのトリム情報に基づいて自動的に編集されて(一部が切り出されて)送出されるようになっている。
【0130】
また、ハードディスクを用いたビデオサーバ12にクリップ記録しているので、迅速にプレイリストに載っている順にクリップをビデオサーバ12から再生・出力して送出できるようになっている。
【0131】
なお、以上の例では、1台のVTR13に収録されたAVデータだけをビデオサーバ12に入力させてクリップを作成している。しかし、別の例として、ビデオサーバ12に入力スロット22を2つ以上搭載することにより、2台以上のVTRに収録されたAVデータをビデオサーバ12に入力させてクリップを作成してもよい。また、VTRに収録されたAVデータ以外に、ネットワークを介して放送局に送られるAVデータをビデオサーバ12に入力させてクリップを作成してもよい。
【0132】
また、本発明を適用する送出システムにおいて用いるビデオサーバは、図2に示したのとは異なる構成のもの(例えば、合計で4以下または6以上の入出力スロットを搭載可能なものや、光ディスク装置や半導体メモリを用いてクリップの記録・再生を行うもの)であってもよい。また、ビデオサーバ以外の適宜の記録再生装置を用いてクリップを記録・再生するようにしてもよい。
【0133】
また、本発明は、放送局の送出システムだけでなく、データの送出予定を示すプレイリストを作成し、そのプレイリストに基づいて送出スタンバイを行うあらゆる場合に適用してよい。
【0134】
また、本発明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとりうることはもちろんである。
【0135】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく、設定された時刻に自動的に行われる。
【0136】
これにより、作業の負担が軽減されるという効果や、人為ミスによりプレイリストに載っているデータが送出されなくなる事態が防止されるという効果が得られる。
【0137】
したがって、例えば放送局における送出システムに本発明を適用すれば、作成されたプレイリストに基づく素材の送出スタンバイを、従来のような局員の作業を経ることなく自動的に行えるようになるので、局員の作業の負担が軽減されるとともに、そのプレイリストに載っている素材が人為ミスによって送出されなくなる事態が防止されるようになる。
【0138】
また、本発明によれば、一度時刻を設定することにより、作成されたプレイリストに基づく送出スタンバイが、人の作業を経ることなく毎日一定の時刻に自動的に行われるようになる。
【0139】
これにより、作業の負担が一層軽減されるとともに、プレイリストに載っているデータが送出されなくなる事態が一層よく防止されるという効果が得られる。
【0140】
また、本発明によれば、送出スタンバイが行われているデータについての送出トリガーの到来によって、そのデータの送出も自動的に開始される。これにより、作業の負担がさらに一層軽減されるという効果が得られる。
【0141】
また、本発明によれば、迅速にプレイリストに載っている順にデータを記録再生手段から再生して送出できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した送出システムの構成例を示す図である。
【図2】図1のビデオサーバ12の構成例を示す図である。
【図3】図1のパーソナルコンピュータ11に表示されるメインメニュー画面を示す図である。
【図4】クリップ作成用の画面を示す図である。
【図5】クリップ作成用の画面を示す図である。
【図6】クリップ作成用の画面を示す図である。
【図7】クリップ管理用の画面を示す図である。
【図8】クリップ管理用の画面を示す図である。
【図9】プレイリスト作成用の画面を示す図である。
【図10】プレイリスト作成用の画面を示す図である。
【図11】プレイリスト作成用の画面を示す図である。
【図12】送出スタンバイや送出の開始を行うための画面を示す図である。
【図13】送出スタンバイを行う時刻の設定用の画面を示す図である。
【図14】図1のパーソナルコンピュータ11が送出スタンバイ及び送出開始のために実行する処理を示すフローチャートである。
【図15】手動操作で送出スタンバイを行うための画面を示す図である。
【符号の説明】
11 パーソナルコンピュータ、 12 ビデオサーバ、 13 VTR、 14−1〜14−5 モニター、 15 ヘッドエンド、 16 イーサネット、 21 ビデオサーバ内の制御部、 22 ビデオサーバ内の入力スロット、23−1〜23−4 ビデオサーバ内の出力スロット、 24 ビデオサーバ内のハードディスク装置、 25 ビデオサーバ内のインターフェース、 26ビデオサーバ内のバス、 27 エンコーダ、 28−1〜28−4 デコーダ

Claims (10)

  1. データの送出予定を示すプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、
    前記プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する属性付与手段と、
    送出スタンバイを行う時刻を設定する時刻設定手段と、
    前記時刻設定手段で設定された時刻に、前記プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う送出スタンバイ手段と備え
    送出スタンバイ装置。
  2. 請求項1に記載の送出スタンバイ装置において、
    前記送出スタンバイ手段は、毎日、前記時刻設定手段で設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが前記プレイリスト作成手段で作成されているか否かを判断するとともに、前記プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行
    送出スタンバイ装置。
  3. データの送出予定を示すプレイリストを作成するプレイリスト作成手段と、
    前記プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する属性付与手段と、
    前記プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーを、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定する送出トリガー設定手段と、
    送出スタンバイを行う時刻を設定する時刻設定手段と、
    前記時刻設定手段で設定された時刻に、前記プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う送出スタンバイ手段と、
    前記送出スタンバイ手段で送出スタンバイが行われているデータについて、前記送出トリガー設定手段で設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来すると送出トリガーが到来したと判断し、前記設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われると送出トリガーが到来したと判断し、前記設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信すると送出トリガーが到来したと判断して、該データの送出を開始する送出開始手段とを備え
    送出開始装置。
  4. 請求項3に記載の送出開始装置において、
    前記送出スタンバイ手段は、毎日、前記時刻設定手段で設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが前記プレイリスト作成手段で作成されているか否かを判断するとともに、前記プレイリスト作成手段で作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行
    送出開始装置。
  5. 請求項4に記載の送出開始装置において、
    ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた記録再生手段をさらに備え、
    前記プレイリスト作成手段は、前記記録再生手段に記録されたデータについて前記プレイリストを作成し、前記送出開始手段は、送出を開始するデータを前記記録再生手段から再生す
    送出開始装置。
  6. データの送出予定を示すプレイリストに基づいて前記データを送出するデータ送出装置における送出スタンバイ方法において、
    前記データ送出装置に設けられた制御部が、表示手段に表示させた操作画面での入力操作に基づき、データの送出予定を示すプレイリストを作成する第1ステップと、
    前記制御部が、前記操作画面での入力操作に基づき、前記第1ステップで作成された前記プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する第2ステップと、
    前記制御部が、前記操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する第3ステップと、
    前記制御部が、前記第3ステップで設定された時刻に、前記第1ステップで作成されたプレイリストに前記第2ステップで前記属性が付与されているか否かを判断し、前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う第4ステップとを有する
    送出スタンバイ方法。
  7. 請求項6に記載の送出スタンバイ方法において、
    前記第4ステップでは、毎日、前記第3ステップで設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが前記第1ステップで作成されているか否かを判断するとともに、前記第1ステップで作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行
    送出スタンバイ方法。
  8. データの送出予定を示すプレイリストに基づいて前記データを送出するデータ送出装置における送出開始方法において、
    前記データ送出装置に設けられた制御部が、表示手段に表示させた操作画面での入力操作に基づき、データの送出予定を示すプレイリストを作成する第1ステップと、
    前記制御部が、前記操作画面での入力操作に基づき、前記第1ステップで作成された前記プレイリストに、送出スタンバイを指示する属性を付与する第2ステップと、
    前記制御部が、前記操作画面での入力操作に基づき、前記プレイリストに加えられるデータの送出を直ちに開始する条件である送出トリガーを、一定の時刻が到来したこと、操作画面で送出開始の操作が行われたこと、または上位装置から送出指示の信号を受信したことの3通りの中から任意に設定する第3ステップと、
    前記制御部が、前記操作画面での入力操作に基づき、送出スタンバイを行う時刻を設定する第4ステップと、
    前記制御部が、前記第4ステップで設定された時刻に、前記第1ステップで作成されたプレイリストに前記第2ステップで前記属性が付与されているか否かを判断し、前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行う第5ステップと、
    前記制御部が、前記第5ステップで送出スタンバイが行われているデータについて、前記第3ステップで設定された送出トリガーが一定の時刻の到来である場合には該時刻が到来すると送出トリガーが到来したと判断し、前記設定された送出トリガーが操作画面での送出開始の操作である場合には該操作が行われると送出トリガーが到来したと判断し、前記設定された送出トリガーが上位装置からの送出指示の信号の受信である場合には該信号を受信すると送出トリガーが到来したと判断して、該データの送出を開始する第6ステップとを有する
    送出開始方法。
  9. 請求項8に記載の送出開始方法において、
    前記第5ステップでは、毎日、前記第4ステップで設定された時刻から24時間以内に放送開始予定のプレイリストが前記第1ステップで作成されているか否かを判断するとともに、前記第1ステップで作成されたプレイリストに前記属性が付与されているか否かを判断し、24時間以内に放送開始予定であり且つ前記属性が付与されているプレイリストに基づいて送出スタンバイを行
    送出開始方法。
  10. 請求項9に記載の送出開始方法において、
    前記第1ステップで、ノンリニアアクセス可能な記録媒体を用いた記録再生手段に記録されたデータについて前記プレイリストを作成し、
    前記第ステップで、送出を開始するデータを前記記録再生手段から再生す
    送出開始方法。
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