JP4355618B2 - 受圧板の設置工法及び受圧板の設置構造 - Google Patents

受圧板の設置工法及び受圧板の設置構造 Download PDF

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本発明は、山留工事等の傾斜地盤安定工事において用いられる土留め壁(受圧板)の設置工法及び土留め壁(受圧板)の設置構造に関する。
従来から、山留工事等の傾斜地盤安定工事においては、その傾斜地盤の地崩れを防止するのを目的に、前記傾斜地盤に土留め壁(以下、受圧板)をアンカー部材で固定するものが提供されている(特許文献1参照)。前記受圧板を設置するに際しては、設置する傾斜地盤が、平ら(陸)になっていることが必要とされる。すなわち、前記傾斜地盤が凹凸(不陸)となっていると、前記受圧板は、その凹凸によって偏った応力が生じる。この偏った応力が原因で、前記受圧板に亀裂が生じる場合がある。そこで、前記傾斜地盤の凹凸を均すのにあたって、前記受圧板と傾斜地盤との間に、パッカー等の袋状に形成された座布団部材を敷設し、該座布団部材の内部にセメントミルクをはじめとするグラウト材等の固結材を注入することが提案されている。
しかしながら、前記座布団部材にグラウト材等の固結材が注入されると、前記アンカー部材は、前記固結材自体の重みで傾いてしまい、所望位置からずれてしまう問題があった。これに従い、前記座布団部材の厚みも均一に膨らまないものとなっていた。特に、受圧板を設置した状態では、厚みの不均一が顕著に現れてくる。そこで、従前では、前記アンカー部材を仮緊張させ、その支持力によって該アンカー部材の位置を適切にし、加えて座布団部材を均一な厚みとしていた。しかし、このようなアンカー部材の仮緊張工程は、施工上の工程数を増やし、設置作業を煩雑なものとする問題があった。
特開2003−184079号公報
本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであって、受圧板設置作業上の煩雑さを解消し、さらに、打ち込まれたアンカー部材が傾くこともなく適切な位置及び角度を保つことができ、受圧板やアンカー部材等を含むアンカー全体の耐用年数も長期間に延ばすことができる受圧板の設置工法及び受圧板の設置構造を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、以下の手段の受圧板の設置工法及び受圧板の設置構造を提供する。
請求項1に係る発明は、傾斜地盤の地崩れを防止するために設置されたアンカー部材の基端に受圧板を取り付ける受圧板の設置工法であって、前記アンカー部材が設置されるアンカー孔の口部周辺を均し且つ該口部周辺に係止する外フランジをパイプ本体の中間部に設けた第一パイプ部材を前記アンカー孔の口部に嵌め込む工程(第1工程)と、前記アンカー孔から突出した前記第一パイプ部材の突出部に座布団部材を敷設し、且つ前記受圧板の下面に当接して該受圧板を前記傾斜地盤から所定量持ち上げた位置に位置決めするための外フランジをパイプ本体の受圧板載置側端部に設けた第二パイプ部材を、前記第一パイプ部材に設けられた突出部に嵌め込む工程(第2工程)と、前記第二パイプ部材の外フランジに受圧板を載置した状態で前記座布団部材に固結材を注入する工程(第3工程)とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る受圧板の設置工法においては、受圧板を設置されるに際して、該受圧板は、アンカー孔に沿って設けられた第一パイプ部材及び第二パイプ部材からの支持を受けることとなる。これに従い、一時的ではあるが、その支持を受ける部分以外は、中空に浮かんだものとなる。従って、受圧板の下側に設けられた座布団部材に、固結材を注入するに際しては、座布団部材は、前記受圧板やアンカー部材からの重みを受けず、注入される固結材の偏りは解消されて、均一な厚みで膨らませることができる。加えて、アンカー部材を適切な位置及び角度に保ち、受圧板を傾斜地盤に対して適切に設置できる。
請求項2に係る発明は、傾斜地盤の地崩れを防止するために設置されたアンカー部材の基端に受圧板を取り付ける受圧板の設置構造であって、前記アンカー部材が設置されるアンカー孔の口部に嵌め込まれ、且つ該口部に係止する外フランジをパイプ本体の中間部に設けた第一パイプ部材と、前記第一パイプ部材に設けられた突出部に嵌め込まれ、且つ前記受圧板の下面に当接して該受圧板を前記傾斜地盤から所定量持ち上げた位置に位置決めするための外フランジをパイプ本体の受圧板載置側端部に設けた第二パイプ部材と、前記第一パイプ部材の外フランジと前記第二パイプ部材の外フランジとの間に設けられる座布団部材と、前記第二パイプ部材の外フランジに載置される受圧板とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る受圧板の設置構造においては、受圧板を設置されるに際して、該受圧板は、アンカー孔に沿って設けられた第一パイプ部材及び第二パイプ部材からの支持を受けることとなる。これに従い、一時的ではあるが、その支持を受ける部分以外は、中空に浮かんだものとなる。従って、受圧板の下側に設けられた座布団部材に、固結材を注入するに際しては、座布団部材は、前記受圧板やアンカー部材からの重みを受けず、注入される固結材の偏りは解消されて、均一な厚みで膨らませることができる。加えて、アンカー部材を適切な位置及び角度に保ち、受圧板を傾斜地盤に対して適切に設置できる。
この発明に係る受圧板の設置工法及び受圧板の設置構造によれば、アンカー部材を仮緊張させる作業工程を省いて受圧板を設置することができる。従って、受圧板設置作業上の煩雑さを解消し、さらには、受圧板の位置を移動させることがない上、打ち込まれたアンカー部材が傾くこともなく、共に適切な位置及び角度を保つ。また、座布団部材は均一な厚みで適切に膨らまされるため、受圧板やアンカー部材等のアンカー全体の耐用年数も、長期間に延ばすことができる。
本発明に係る受圧板の設置構造の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す受圧板60の設置には、図5の横断面図に示すように、傾斜地盤10の地崩れを防止するために設置されるアンカー部材21の基端21aに受圧板60を取り付ける受圧板の設置構造である。すなわち、傾斜地盤10に削孔されたアンカー孔20の口部22には、入口パイプ部材(第一パイプ部材)30が設けられる。前記入口パイプ部材30は、パイプ本体31の中間部30Mに、外側に突出するように平板で形成された外フランジ32が設けられる。前記外フランジ32の下面は、前記アンカー孔20の口部周辺23に係止されている。従って、前記外フランジ32より下側のパイプ本体31は前記アンカー孔20の内部に埋設して埋設部33を形成し、前記外フランジ32より上側のパイプ本体31は前記アンカー孔20の外部に突出して突出部34を形成することとなっている。なお、前記埋設部33は、アンカー孔20の内壁24に密着している。
前記入口パイプ部材30の突出部34には、受けパイプ部材(第二パイプ部材)40が嵌め込まれる。前記受けパイプ部材40は、前記入口パイプ部材30のパイプ本体31の径より僅かに大きく形成され、がたつきなく前記入口パイプ部材30の突出部34に密着して嵌め込まれている。前記受けパイプ部材40は、パイプ本体41の受圧板載置側端部40Eに、外側に突出するように平板で形成された外フランジ42が設けられる。また、前記パイプ本体41は、後に説明する座布団部材50の厚みに合わせて適宜の長さで形成されている。前記受けパイプ部材40の外フランジ42には、受圧板60が載置される。前記入口パイプ部材30の外フランジ32と、前記受けパイプ部材40の外フランジ42との間には、座布団部材50が敷設される。前記座布団部材50は、後にも説明するが、内部に固結材52を注入して受圧板60を支持する。
次に、前記受圧板60の設置工法の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、図2から図5は傾斜地盤に受圧板を設置する各工程の要部横断面図を示す。
図2は、受圧板60のアンカー部材の設置する工程を示し、傾斜地盤10を削ってアンカー孔20を設け該アンカー孔20に長軸のアンカー部材21を打ち込む工程を示す横断面図である。すなわち、前記アンカー孔20は、後に挿入するアンカー部材21の径、長さ及び角度に合わせた適宜のケーシングを用いて削孔される。前記アンカー孔20は削孔された後に、前記アンカー孔20に長軸で形成されるアンカー部材21を挿入して打ち込む。そして、前記アンカー孔20に適宜の内部グラウト材28を注入し、前記アンカー部材21に適宜の支持力を付す。
図3は、受圧板60の設置工法の第1工程を示し、前記アンカー孔20の口部22の周辺23を均し、加えて、前記アンカー孔20の口部22に入口パイプ部材(第一パイプ部材)30を設ける工程を示す横断面図である。すなわち、上述した削孔によって共に削られた前記アンカー孔20の口部22の周辺23を、モルタル等の適宜の均し材26で均す。従って、前記口部22の周辺23は、前記均し材26によって傾斜地盤が平坦なものにされると同時に、適宜の硬度が付与される。
前記アンカー孔20の口部22に、入口パイプ部材30を挿入して嵌め込む。前記入口パイプ部材30は、外径を前記アンカー孔20の孔径と同程度の径で形成され、そのパイプ本体の中間部30Mにパイプ本体31から垂直に突出する外フランジ32が形成されている。前記入口パイプ部材30は、前記外フランジ32によって、前記アンカー孔20に埋設する埋設部33と、該アンカー孔20から突出する突出部34とに分けて形成されている。前記突出部34は、後に図示して説明する座布団部材50及び受圧板60を挿通可能な長さで突出して形成されている。従って、前記入口パイプ部材30は、前記パイプ本体31の埋設部33が前記アンカー孔20内部の内壁24に密着とすると共に、外フランジ32が均し材26によって均された前記入口周辺23に密着するものとなっている。
図4は、受圧板の設置工法の第2工程を示し、前記入口パイプ部材30の突出部34に座布団部材50を敷設し、そして、前記入口パイプ部材30に受けパイプ部材(第二パイプ部材)40を取り付ける工程を示す横断面図である。前記外フランジ32から突出する突出部34を座布団部材50の図示しない孔に嵌め込み、前記入口パイプ部材30に座布団部材50が設けられる。前記座布団部材50は可撓性を有した材で袋状に膨らむ袋部51を備え、該袋部51はセメントミルク等の固結材52が注入可能となっている。前記固結材52が前記袋部51に注入されると、該袋部51は前記傾斜地盤10の凹凸を均すように膨らむようになっている。
前記第2工程では、次に、前記入口パイプ部材30の外径より僅かに大きい内径で構成される受けパイプ部材(第2パイプ部材)40を、前記入口パイプ部材30の突出部34に嵌め込んで取り付ける。前記受けパイプ部材40は、適宜の長さのパイプ本体41を有すると共に、該パイプ本体41の受圧板60側パイプ端部40Eに外フランジ42を有する。前記パイプ本体41は、前記入口パイプ部材30の突出部34のパイプ本体31bに密着する部分であり、これによって前記受けパイプ部材40に適当な支持力が付されて、後に説明する受圧板60を一時的に支持することができる。また、前記外フランジ42は、後に説明する受圧板60の下面に当接して該受圧板60を載置する部分であり、前記パイプ本体41から垂直に突出して形成される。なお、前記パイプ本体41は、前記座布団部材50の厚みに合わせて形成されるものである。すなわち、前記パイプ本体41の周垂直方向の長さによって、前記外フランジ42に載置される受圧板60の前記傾斜地盤10から持ち上げられる位置の位置決めがなされることとなる。また、前記受けパイプ部材40の外フランジ42から、前記入口パイプ部材30の突出部34が突出するようになっている。外フランジ42から突出する突出部34は、後に説明する受圧板60に設けられる孔に嵌め込まれる部分となる。
図5は、受圧板60の設置工法の第3工程を示し、前記受けパイプ部材40の外フランジ42に受圧板60を載置して、前記座布団部材50の袋部51に固結材52を注入する工程を示す横断面図である。すなわち、前記傾斜地盤10の土留め壁となる受圧板60を、前記受けパイプ部材40の外フランジ42に載置する。このとき、前記受圧板60の中央に設けられる孔には、前記外フランジ42から突出した突出部34が嵌め込まれる。その後、セメントミルク等の固結材52を前記座布団部材50の固結材注入部から注入し、前記袋部51を膨張させていく。すなわち、前記袋部51は、前記傾斜地盤10の凹凸を埋め込むように膨らんでいき、前記傾斜地盤10を平坦にすると同時に、受圧板60を下側から支持していくようになる。前記袋部51が完全に膨らみ且つ前記固結材が硬化すると、受圧板60は、前記受けパイプ部材40ではなく、前記座布団部材50によって支持されることとなる。なお、前記座布団部材50と受圧板60との間には、適宜のラス65が敷設される。
上述の受圧板の設置工法によって前記受圧板60を設置すると、前記入口パイプ部材(第一パイプ部材)30の埋設部33が、前記アンカー孔20内部のパイプ本体24に密着する共に、外フランジ32が均し材26によって均された前記入口周辺23に密着する。従って、前記入口パイプ部材30は、その密着で上下左右に動くことのなく固定されたものとなる。また、前記受けパイプ部材40にあっても、前記入口パイプ部材30に密着するように嵌め込んで取り付けられるため、その密着で上下左右に動くことのなく固定されたものとなる。以上より、前記の二つのパイプ部材30,40は、アンカー孔20から適当な支持力が付されて固定される。
前記受圧板は60、前記入口パイプ部材30と受けパイプ部材40の上に配設されるため、座布団部材の支持力を受けなくても、支持固定されることとなる。加えて、前記アンカー部材21も適切な位置及び角度が保たれる。そのため、前記座布団部材50は、その袋部51に固結材52を注入して膨らませるに際して、前記受圧板60の重みを受けなくなる上、前記アンカー部材21の重みも受けなくなる。従って、前記座布団部材50は、偏りなく膨張できて、前記受圧板60を好適に支持できるようになる。
これによって、従来、座布団部材50が偏ってしまうことを防止するために、アンカー部材21を仮緊張させる工程を必要としていたが、この工程を省くことができ、作業者の負担を軽減する。また、前記アンカー部材21に座布団部材50が接触しない構成であるため、アンカー部材21の頭部背面構造が健全に保てるものとなって、アンカー全体1の耐用年数も従来に比して長期間に延ばすことができることとなる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜の選択及び付加をすることができる。
例えば、図6(a),図6(b)に示すように、前記受圧板60の端部61を、回転防止金具70を介して傾斜地盤10等の固定面に固着してもよい。すなわち、前記回転防止金具70は、図6(a)の横断面図に示すように、横断面L字状で構成され、一側面を傾斜地盤10に固着する傾斜地盤設置面71とし、他側面を前記受圧板60の端部61に固着する受圧板係止面72とする。回転防止金具70の前記受圧板係止面72には、図6(b)の回転防止金具正面図に示すように、長方形で切削され、ナット75を挿通可能とする長形の孔73が形成される。ナット75は、前記長形の孔73に挿通して、前記受圧板60の端部螺合孔(不図示)に螺着する。これによって、前記受圧板60の傾斜地盤からの固定支持力は高められる。なお、前記ナット75は、その螺着を緩めると、前記長形の孔73内を移動自在にされるため、前記受圧板60の設置角度等を適宜なものに変更できる。加えて、受圧板60のがたつきや、回転等も防止することができる。
設置された受圧板の横断面図である。 受圧板の設置工法の第1工程を示す横断面図である。 受圧板の設置工法の第1工程を示す横断面図である。 受圧板の設置工法の第2工程を示す横断面図である。 受圧板の設置工法の第3工程を示す横断面図である。 受圧板端部に設けられるがたつき回転防止金具を示す図である。
符号の説明
10 傾斜地盤
20 アンカー孔
21 アンカー部材
22 口部
23 口部周辺
30 入口パイプ部材(第一パイプ部材)
30M パイプ本体の中間部
31 パイプ本体
32 外フランジ
34 突出部
40 受けパイプ部材(第二パイプ部材)
40E パイプ本体の受圧板載置側端部
41 パイプ本体
42 外フランジ
50 座布団部材
52 固結材
60 受圧板

Claims (2)

  1. 傾斜地盤の地崩れを防止するために設置されたアンカー部材の基端に受圧板を取り付ける受圧板の設置工法であって、
    前記アンカー部材が設置されるアンカー孔の口部周辺を均し且つ該口部周辺に係止する外フランジをパイプ本体の中間部に設けた第一パイプ部材を前記アンカー孔の口部に嵌め込む工程(第1工程)と、
    前記アンカー孔から突出した前記第一パイプ部材の突出部に座布団部材を敷設し、且つ前記受圧板の下面に当接して該受圧板を前記傾斜地盤から所定量持ち上げた位置に位置決めするための外フランジをパイプ本体の受圧板載置側端部に設けた第二パイプ部材を、前記第一パイプ部材に設けられた突出部に嵌め込む工程(第2工程)と、
    前記第二パイプ部材の外フランジに受圧板を載置した状態で前記座布団部材に固結材を注入する工程(第3工程)とを備えたことを特徴とする受圧板の設置工法。
  2. 傾斜地盤の地崩れを防止するために設置されたアンカー部材の基端に受圧板を取り付ける受圧板の設置構造であって、
    前記アンカー部材が設置されるアンカー孔の口部に嵌め込まれ、且つ該口部に係止する外フランジをパイプ本体の中間部に設けた第一パイプ部材と、
    前記第一パイプ部材に設けられた突出部に嵌め込まれ、且つ前記受圧板の下面に当接して該受圧板を前記傾斜地盤から所定量持ち上げた位置に位置決めするための外フランジをパイプ本体の受圧板載置側端部に設けた第二パイプ部材と、
    前記第一パイプ部材の外フランジと前記第二パイプ部材の外フランジとの間に設けられる座布団部材と、
    前記第二パイプ部材の外フランジに載置される受圧板とを備えたことを特徴とする受圧板の設置構造。
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