JP5271115B2 - 法面への受圧板の施工方法及び受圧板の位置決め用部材 - Google Patents

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本発明は、法面安定化のため法面に受圧板を取付ける施工方法及び該方法において受圧板を位置決めするために用いる位置決め用部材に関する。
地滑りや崩落のおそれがある法面を補強するための工法として近年、法面の地盤に掘削した孔にアンカー材を挿入して固定したのち、法面から突出するアンカー材に受圧板を差込み、ついで受圧板より突出するアンカー材に支圧板を差込んだのちアンカー材突出端にナットを捩じ込んで締着することよりなる工法が多用されるようになっている。
受圧板としては、平板状のプレキャストコンクリートのほか、縦桟と横桟よりなって格子状をなすFRP製のものも知られる(特許文献1)。
図1は、格子状のFRP製受圧板を用いて施工した例を示すもので、その施工は次のような手順によって行われている。
まず法面にアンカー材を差込む孔をあけ、ついで該孔にアンカー材1を差込み、セメント等のグラウト材を詰めてアンカー材1を固定する。次に法面より突出するアンカー材1に図2に示すような縦桟と横桟よりなって格子状をなす受圧板2を中心部の嵌合孔3に通して差込む。そしてアンカー材1が嵌合孔3の中心に位置するように受圧板2を前後左右に位置調整し、かつ回動して向き(角度)調整をしたのちラスピン4を法面に打ち込んで受圧板を仮止めする。次に嵌合孔3及びその周りの縦桟と横桟により形成される升目5にモルタル6を充填したのち、受圧板2より突出するアンカー材1に鋼製の支持板7を差込み、ついでナット8を捩じ込んで締着する。
特開2000−336656号公報
上述するFRP製の受圧板は、コンクリート製や鋼製のものに比べ軽量とはいえ、法面、とくに法面の高所で前後左右に位置調整をしたり、向きの調整を行うのは容易でなく、危険も伴う。
本発明は、法面への受圧板の取付けが容易かつ簡単で、高所での作業も安全に行うことができる施工方法と、該方法で用いられる受圧板の位置決め用部材を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、法面安定化のため法面に受圧板を取付ける施工方法であって、法面にあけた孔にアンカー材を差込んで固定する第1工程と、第1工程後、法面から突出するアンカー材に位置決め用部材を差込んで取付けたのち、中心部に前記位置決め部材と共に平面視で多角形に形成される嵌合孔を備えた受圧板を用い、該受圧板を前記嵌合孔内に位置決め用部材を嵌挿させて前記位置決め用部材が前後左右の動きを生じないように位置決めして装着される第2工程と、第2工程後、位置決め用部材より突出するアンカー材に差込まれ、受圧板を抑える支圧板を取付けたのち、支圧板より突出するアンカー材にナットを捩じ込んで締着する第3工程とよりなることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明の第2工程において、受圧板が格子状のFRP製で、受圧板装着後、アンカー材周辺の受圧板の空所内にモルタルを充填して補強することを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、請求項1又は2に係わる発明において、受圧板を位置決めするために用いる位置決め用部材、平面視で、嵌合孔と共に多角形に形成されることを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、請求項3に係わる発明において、位置決め用部材がアンカー材に遊びを存して差込まれる差込孔を有すると共に、位置決め用部材を法面に仮止めする仮止め手段が設けられることを特徴とする。
請求項5に係わる発明は、請求項3又は4に係わる発明において、位置決め用部材が縦桟と横桟よりなって格子状をなす受圧板に対して用いられ、下端にはモルタルを受けるフランジを備えることを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、位置決め用部材をアンカー材に差込んで取付けたのち受圧板を位置決め用部材に嵌挿させるが、位置決め用部材のアンカー材への差込孔がアンカー材に比べ大きく、位置決め用部材取付け時に位置決め用部材を位置決めせねばならない場合であっても、差込孔は受圧板の嵌挿孔より小さいため、受圧板に比べ位置決め用部材の前後左右方向への動きの自由度が少なく、また何よりも位置決め用部材を位置及び向きを定めて取り付けると、受圧板を単に嵌挿するだけで受圧板は所定の位置及び向きを向いて取付けられるようになり、しかも位置決め部材は、受圧板に比べ、サイズ及び重量が小さいため取り扱いが容易であり、そのため作業が容易かつ簡単に行え、高所における作業も安全に行える。
前述の受圧板は、コンクリート製であっても鋼製であってもよいが、請求項2に係わる発明のように格子状のFRP製にすると、軽量で運搬及び取り扱いが容易となる。請求項2に係わる発明においてはまた、受圧板が格子状のFRP製であっても、モルタルを充填することによりナットによる締着時に充分に耐え得る強度を有するようになる。
請求項3に係わる発明によると、位置及び向きを定めて取り付けられた位置決め用部材に対し、受圧板を単に嵌挿するだけで受圧板は所定の位置及び向きを向いて取付けられるようになる。
請求項4に係わる発明によると、位置決め用部材の向きを調整して位置決めしたのち、仮止め状態で仮止めすることにより受圧板を所定の向き及び位置に留めることができる。
請求項5に係わる発明によると、フランジがモルタル充填時の型枠の機能を果たすようになる。
法面に受圧板を施工した従来例を示す断面図。 受圧板の断面図。 本発明方法で用いる固定ピースの斜視図。 固定ピースを装着した受圧板の要部の平面図。 アンカー材に差込んで取付け固定ピースの平面図。 モルタルを充填した受圧板の要部の断面図。 本発明方法により受圧板を施工した例を示す断面図。 図7の要部の拡大断面図。
以下、本発明の実施形態の受圧板の施工方法及び該方法で用いる位置決め用部材について図面により説明する。
本発明の実施形態の施工方法では、前述の図1及び図2に示す受圧板2の施工に際し、受圧板2を位置決めするための位置決め用部材と、該部材を仮止めするための仮止め手段が用いられる。以下、この位置決め用部材と仮止め手段について詳述する。
図3は、位置決め用部材である固定ピース11を示すもので、全体がFRP製で、正方形のベース12と、ベース中央にベース12と相似形をなして突出形成され、高さが受圧板2の厚みよりも低い横断面が同じく正方形の嵌挿部13とよりなっており、ベース12は、図4に示すように受圧板2中心部の正方形の嵌合孔3と、その周りの縦桟と横桟により形成される、同じく正方形の升目5を塞ぐサイズを有し、嵌挿部周辺がフランジ12aとなって升目5にモルタルを充填する際の型枠機能を果すようになっている。そしてフランジ12aには複数箇所(図3においては2か所)にピン差込み孔14が形成されている。なお上述するベース12、嵌挿部13及び嵌合孔3はそれぞれ長方形に形成されていてもよい。また固定ピース11は、FRP製に代え、鋼その他の金属製であってもよい。
嵌挿部13は中心にアンカー材1が遊びを存して差込まれる円形断面の差込孔15を備えている。この差込孔15は、アンカー材1とほぼ同径に形成されていてもよいし、円形でなくても例えば角孔であってもよい。
前記実施形態の固定ピース11は、正方形のベース12を有しているが、升目5が例えば長方形である場合には長方形、円弧状である場合には円形に形成される。また受圧板2が嵌合孔3を有するだけのコンクリート、鋼板その他の材質よりなるプレートで、嵌合孔3の周りにモルタルを充填する必要がない場合には、ベース12はなくてもよい。したがってこの場合、位置決め用部材は嵌挿部13のみで構成される。
前記実施形態の嵌挿部13は、横断面が正方形となって嵌合孔3に前後左右方向への動きと回動をほぼ規制させた状態で嵌合されるようになっているが、嵌合孔3が例えば長方形等の多角形或いは円形である場合には、嵌挿部13も多角形或いは円形に形成される。嵌合孔3が正方形である場合も正方形にほぼ内接するような円形に形成してもよい。この場合には、受圧板2の回動を規制することはできないが、前後左右方向への動きが規制され、位置決めが可能となる。
仮止め手段は、ベース12に形成される前述のピン差込み孔14と、該ピン差込み孔14を通して法面に突き刺すピン17とより構成されるが、これ以外のもの、例えば固定ピース11のベース12又は嵌挿部13に下向きに突設され、法面に突き刺されるピン又は爪であってもよい。
次に本発明の実施形態の方法について説明する。
先ず従来法と同様、法面にアンカー材1を差込む長孔をあけ、該長孔にアンカー材1を差込んでグラウト材を詰め固定する。
法面にアンカー材1を固定する第1工程終了後、法面より突出するアンカー材1に固定ピース11を差込み、図5に示すように差込孔15の範囲内で固定ピース1を図の矢印方向に前後左右に位置調整し、かつ向きを調整する。差込孔15がアンカー材1とほぼ同径に形成される場合には、固定ピース11をアンカー材1に差込むだけで前後左右方向の動きが規制されるため、同方向への位置決めが不要となり、向きを調整するだけでよい。
固定ピース11の位置決め後、ピン17をピン差込み孔14を通して法面に突き刺し、固定ピース11を仮止めする。前述するように固定ピース11にピン又は爪が突設される場合には、固定ピース11を法面に押込むことにより仮止めされ、ピン17による仮止め作業が不要となる。
固定ピース11の仮止め後、受圧板2が嵌合孔3に固定ピース11の嵌合部13を嵌挿させて取付けられる。嵌合部13を嵌合孔3に嵌挿するのに伴い、受圧板2は位置決めされ、かつ向きを定められる。その後、アンカー材1の周りの空所である差込み孔15及びその周りの升目5にモルタル6を嵌合部13を覆って充填する(図6)。この際、固定ピース11のフランジ12aが升目5に充填されるモルタルの型枠としての機能を果す。受圧板7が例えばコンクリート又は鋼成で充分な強度を有する場合には、モルタルの充填が省かれる。
以上のようにして第2工程が施工され、第2工程終了後、受圧板2より突出するアンカー材1に鋼製の支圧板7を差込み、ついで支圧板7より突出するアンカー材1にナット8を捩じ込んで締着する(図8)。なお、固定ピース11の嵌合部13は前述するように高さが受圧板2の厚みより低いため、支圧板7の締着時に支圧板7に当たることはない。
本方法によると、固定ピース11は、FRP製でサイズが小さく、軽量で取り扱い易いうえ、差込み孔15の範囲内で位置調整する際も、差込み孔15は嵌合孔3に比べ小さいため位置決めに要する作業量も少なくてすむこと、受圧板2は固定ピース11の嵌合部13に単に嵌挿させるだけで所定の位置及び向きに装着することができ、作業が容易かつ簡単に行え、法面の高所での作業も安全に行えることなどの効果を有する。
1・・アンカー材
2・・受圧板
3・・嵌合孔
5・・升目
6・・モルタル
7・・支圧板
8・・ナット
11・・固定ピース
12・・ベース
13・・嵌挿部
14・・ピン差込孔
15・・差込孔
17・・ピン

Claims (5)

  1. 法面安定化のため法面に受圧板を取付ける施工方法であって、法面にあけた孔にアンカー材を差込んで固定する第1工程と、第1工程後、法面から突出するアンカー材に位置決め用部材を差込んで取付けたのち、中心部に前記位置決め部材と共に平面視で多角形に形成される嵌合孔を備えた受圧板を用い、該受圧板を前記嵌合孔内に位置決め用部材を嵌挿させて前記位置決め用部材が前後左右の動きを生じないように位置決めして装着される第2工程と、第2工程後、位置決め用部材より突出するアンカー材に差込まれ、受圧板を抑える支圧板を取付けたのち、支圧板より突出するアンカー材にナットを捩じ込んで締着する第3工程とよりなることを特徴とする施工方法。
  2. 前記受圧板が格子状のFRP製で、受圧板装着後、アンカー材周辺の受圧板の空所内にモルタルを充填して補強することを特徴とする請求項1記載の施工方法。
  3. 請求項1又は2記載の受圧板を取付ける施工方法において、受圧板を位置決めするために用いる位置決め用部材、平面視で、嵌合孔と共に多角形に形成されることを特徴とする位置決め部材。
  4. 位置決め用部材がアンカー材に遊びを存して差込まれる差込孔を有すると共に、位置決め用部材を法面に仮止めする仮止め手段が設けられることを特徴とする請求項3記載の位置決め部材。
  5. 位置決め用部材が縦桟と横桟よりなって格子状をなす受圧板に対して用いられ、下端にはモルタルを受けるフランジを備えることを特徴とする請求項3又は4記載の位置決め部材。
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