JP4355400B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−70419号公報には、椅子型マッサージ機として、背凭れ部、座部、脚載置台(フットレスト)に対し、使用者の背中、尻、脚等をマッサージするマッサージ動作部が内蔵されたものが記載されている。これらのマッサージ動作部は、エアーの給排気によって膨縮する袋体によって形成された、いわゆる空気式のものであって、この袋体を背凭れ部や座部、脚載置台の各所定箇所に取り付けたうえで、エアーコンプレッサからのエアーを給排気可能なように配管接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の椅子型マッサージ機に代表されるように、この種、空気式のマッサージ動作部を具備するタイプの椅子型マッサージ機では、背凭れ部、座部、脚載置台のそれぞれに対して各所定箇所に、当初よりマッサージ動作部を固定的に設けておくのが普通であった。そのため、マッサージ動作部が多数必要となり、それだけエアーコンプレッサも大型のものが必要になるため、装置全体として大型化乃至重量化し、コスト高になるという各種の問題があった。またエアーコンプレッサの大型化に伴い、動作音(排気音等)も大きく耳障りになるという問題もあった。
【0004】
更に、使用者の体型の違いや好みに対応させつつ装置全体としてマッサージ効果の高いものとさせるためには、より多くのマッサージ動作部を必要とすることになり、これによって上記した各問題は、それぞれにおいて益々助長される傾向となる。しかし、実際の製品化に際しては、上記の各種問題を可及的に抑制するという観点から、マッサージ動作部の取付数を抑えたかたちとせざるを得ないため、結果として、使用者の体型の違いや好みには対応しにくく、マッサージ効果として満足したものが得られ難いということがあった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、装置全体としての大型化乃至重量化、コスト高、動作騒音の発生等を防止しつつ、満足したマッサージ効果を得られるようにしたマッサージ機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明に係るマッサージ機では、使用者の被マッサージ箇所を支持可能な人体支持体を有し、この人体支持体には、空気の給排気によって膨張・収縮する空気式のマッサージ具の着脱を可能にする器具取付手段が複数箇所について配備されており、前記器具取付手段は、上下に区画された複数のポケット型空間として形成され、この各ポケット型空間は縦辺側に開口部を有して当該開口部から前記マッサージ具を出し入れでき、前記複数のポケット型空間は、前記マッサージ具を収容可能とする縦長帯状をしたカバー部材を、その左右いずれか一方の縦辺のみを開放状態として前記人体支持体の表面に設けたものとし、前記マッサージ具に接続した通気ホースをこの人体支持体内へと通すための配管用開口が、前記複数の器具取付手段の配列に沿って前記人体支持体を縦長スリット状に貫通して設けられ、前記配管用開口は、前記カバー部材によって隠されおり、前記各器具取付手段に対する前記マッサージ具の着脱の選択により、前記通気ホースを前記配管用開口に沿って移動させて、当該マッサージ具の移動を可能にしている。ここで、使用者の被マッサージ箇所とは、例えば背中、尻、脚等を言うものであり、またこの被マッサージ箇所を支持可能な人体支持体とは、座部と背凭れ部とを有する椅子型本体を具備したもの(椅子型マッサージ機)を例に挙げて言えば、座部の上面や背凭れ部の正面に相当するものである。
【0007】
すなわち、上記のように、各器具取付手段に対する前記マッサージ具の着脱の選択により、人体支持体に対して空気式マッサージ具の取付状態を移動できるようにするということは、マッサージ具の個数をむやみに増やさなくても、使用者の体型の違いや好みに即した対応ができることになる。従って、装置全体としての大型化乃至重量化、コスト高、動作騒音の発生等に派生するものではない
【0008】
の場合において、前記複数のポケット型空間は、前記カバー部材を前記人体支持体の左右方向の複数箇所に設けていると共に、前記カバー部材のそれぞれの内部に上下所定間隔で複数の仕切片を設けることにより当該仕切片の上下に区画されたものとすることができる。
【0009】
また、本発明に係るマッサージ機は、前記マッサージ具の数が前記器具取付手段の数よりも少なくされているのが好ましい。
【0010】
また、前記マッサージ機において、複数のモミ玉を有し前記人体支持体に設けられた第1マッサージ動作部を、前記人体支持体において高さ方向に移動させる昇降手段をさらに備え、前記器具取付手段は上下方向に直線的に並べられて縦列を形成していると共に、この縦列が左右方向に複数ある構造とされ、左右方向で隣り合う前記縦列の間を前記モミ玉は上下方向に直線的に移動するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図8は、本発明に係るマッサージ機1の第1実施形態を示している。図1乃至図3から明らかなように、この第1実施形態のマッサージ機1は、脚体2によって所定高さに支持された座部3と、この座部3の後部で立上げ状になる背凭れ部4とを有する椅子型本体5を具備したもので、いわゆる椅子型マッサージ機として実施されたものである。
【0012】
座部3の左右両側にはアームレスト6が設けられており、また座部3の前部下部にはフットレスト7が設けられている。背凭れ部4は、所望操作に応じて電動、流体圧シリンダ等を駆動源(図示略)とする自動方式又は適宜リンク機構等による手動方式で、リクライニング動作可能になっている。またフットレスト7は、背凭れ部4のリクライニング動作に同調させるか又は所望操作に基づくものとして単独で、上下揺動可能になっている。
【0013】
背凭れ部4には、背中をマッサージ可能とする第1マッサージ動作部8が設けられている。この第1マッサージ動作部8には、後述するようにメカ式のものが用いられており、昇降手段9によって高さ方向で移動可能になっている。これに対し、座部3には、尻乃至大腿をマッサージ可能とする第2マッサージ動作部10が設けられており、フットレスト7には、下腿をマッサージ可能とする第3マッサージ動作部11が設けられている。これら第2マッサージ動作部10や第3マッサージ動作部11には、いずれも空気式のものが用いられており、また上記第1マッサージ動作部8とは異なって配置上の移動はしないものとなっている。
【0014】
そして更に、このマッサージ機1では、上記した第1乃至第3マッサージ動作部8,10,11の他に、背凭れ部4に対して空気式のマッサージ具12が設けられている。本第1実施形態では、このマッサージ具12が背凭れ部4の左右方向で4個設けられたものとした。このマッサージ具12は、上記背凭れ部4の正面を人体支持体13(即ち、使用者の被マッサージ箇所(この場合は背中)を支持可能な面)とおくとき、この人体支持体13の複数箇所にわたって配備された器具取付手段14に対して着脱自在とされている。
【0015】
すなわち、所望する器具取付手段14を任意に選択しつつそれにマッサージ具12を取り付けできるというものであり、この意味において、人体支持体13内でこのマッサージ具12を自在に移動できるものとなっている。図4に示すように、このマッサージ具12には、袋型のエアセルが用いられている。図例では円盤型にしたものを示しているが、その形状は特に限定されるものではなく、饅頭型、小判状盤体型、座布団型、長方形状盤体型等にすることができる。また、外周面12aに可撓性や伸縮性を持たせたり、蛇腹構造による伸縮動作性を持たせたりすることもできる。
【0016】
このマッサージ具12には、可撓性を有した通気ホース15が接続されており、この通気ホース15は、人体支持体13を貫通して設けられた配管用開口17を介して背凭れ部4内へと差し込まれている。そして、この背凭れ部4の内部か脚体2や座部3の内部、場合によっては椅子型本体5の外部等に設けられた適宜の空気給排装置(図示略)に対して、直接又はマニホルド等の適宜配管機材や付帯機器等(いずれも図示略)を介して間接に、エア配管されている。
【0017】
このようなことから、このマッサージ具12は、空気給排装置を作動させることによってその給排気に同調して膨張・収縮をする。器具取付手段14は、人体支持体13(背凭れ部4の正面)の左右方向複数箇所に、縦長帯状をした可撓性シート材製のカバー部材18を、その左右いずれか一方の縦辺だけを開放状態のまま貼り付けると共に、これら各カバー部材18の内部に上下所定間隔で複数の仕切片19を設けることにより、これら仕切片19によって上下に区画された複数のポケット型空間として形成されたものである。
【0018】
勿論、器具取付手段14として形成された各々のポケット型空間は、開放状態のままとされた縦辺側を開口部14aとして、開閉自在になっている。本第1実施形態では、カバー部材18をマッサージ具12の数に合わせて左右方向で4本設けており、仕切片19を各カバー部材18ごとに上下方向で4個設けている。従って、ポケット型空間(即ち、器具取付手段14)は、各カバー部材18内では合計5か所形成されていることになり、且つ、人体支持体13の全体では合計20か所形成されていることになる。
【0019】
すなわち、これら器具取付手段14に対して、その開口部14aを介してマッサージ具12を出し入れすることにより、人体支持体13の所定位置へのマッサージ具12の着脱、及び人体支持体13内でのマッサージ具12の移動を可能にしているものである。なお、上記のようにカバー部材18を縦長形状とし、各マッサージ具12を縦移動可能なものとし、且つこれらを人体支持体13(背凭れ部4の正面)の左右方向4箇所へ配していることの理由は、第1マッサージ動作部8が昇降手段9によって高さ方向で移動するときに、マッサージ具12と第1マッサージ動作部8とが構造的にも、また動作的にも干渉を起こさないようにするところにある。
【0020】
ただ、この場合にあって、第1マッサージ動作部8が人体支持体13(背凭れ部4の正面)に対して露出状態で設けられたものであるか、或いは人体支持体13(背凭れ部4の正面)に対して内蔵状態で設けられているかは、限定されるものではなく、また第1マッサージ動作部8そのものが設けられていない場合もあり得るので、上記のようなカバー部材18の形状や配置等も、何ら限定されるものではない。カバー部材18の形成素材とする可撓性シート材には、人工皮革や皮革、樹脂製又は化繊製のシート材をはじめ、丈夫な生地類を採用すればよい。場合によっては、器具取付手段14に対してマッサージ具12を入れていないときにはカバー部材18が扁平な形体を維持するように、カバー部材18に用いる可撓性シート材として伸縮性を有する生地類を採用したり、ゴム等を内蔵させた伸縮構造にしたりすることもできる。
【0021】
また、上記したマッサージ具12に接続された通気ホース15を通すための配管用開口17は、カバー部材18によって隠すことができるように、開口部14a寄りの配置としてある。そして、この配管用開口17の開口形状は、それぞれのカバー部材18内において、縦列の全器具取付手段14の位置付けに対応した縦長スリット状に形成されている。そのため、いずれの器具取付手段14に対してもマッサージ具12の出し入れが容易に行えるようになっている。
【0022】
一方、図5乃至図8に示すように、上記第1マッサージ動作部8は、側面形状が「へ」字状をした支持アーム21によって上下に振り分け配置で支持された複数のモミ玉22a,22bと、この支持アーム21に駆動アーム23を介して駆動を伝える駆動ユニット24と、この駆動ユニット24の駆動源とされるモータ25とを有している。モミ玉22a,22bには、回転自在な弾性材製のローラを用いたものとしたが、その他、ボール形状等のものとしてもよい。
【0023】
支持アーム21は、バネ板材等のある程度の弾性を有する板材により形成されており、その上端寄りの背部に、振動発生器26が設けられている。図7に示すように、この振動発生器26は、ケース本体27aと蓋27bとを有する取付ケース27内で、小型モータ28によって偏心ロータ29を回転させる構造となっている。言うまでもなく、この振動発生器26を作動させることで、支持アーム21を介してモミ玉22a,22bを振動させることができる。
【0024】
駆動ユニット24及びモータ25は、上記昇降手段9(図3参照)が有する昇降フレーム30を取り付けの基礎として、これに組み込まれている。図8に示すように、駆動ユニット24は、軸端を左右両側へ向けて突出させたモミ出力軸32と、このモミ出力軸32の下方部でこれと平行状に設けられ軸端を左右両側へ向けて突出させたタタキ出力軸33と、これら双方の出力軸32,33に対してそれらの軸中央部と縦方向に交差する位置関係で近接配置された伝動軸34と、この伝動軸34に対して回転力を伝達可能に設けられた入力軸35とを有している。
【0025】
伝動軸34には上下中央部あたりにネジ軸部37が設けられ、このネジ軸部37に可動スリーブ38が外嵌螺合状態で設けられている。この可動スリーブ38は、入力軸35との間ではすば歯車39を介した噛合関係におかれている。また、この伝動軸34には、ネジ軸部37よりも上部及び下部に歯車40,41がそれぞれ回転自在に挿通されており、上部の歯車40がモミ出力軸32に一体回転可能に設けられた従歯車42と噛合し、下部の歯車41がタタキ出力軸33に一体回転可能に設けられた従歯車43と噛合されている。
【0026】
伝動軸34のネジ軸部37には、可動スリーブ38が上下の歯車40,41の間で上下動できるだけの余裕が保持されている。そして、可動スリーブ38が上方移動して上部歯車40と当接したときには、これらが上部連動係合部44を形成して一体回転するものとされ、可動スリーブ38が下方移動して下部歯車41と当接したときには、これらが下部連動係合部45を形成して一体回転するものとされている。すなわち、モータ25を一方側へ回転駆動させると、入力軸35を介して可動スリーブ38が上方移動して上部歯車40と連動回転をはじめ、もってモミ出力軸32を単独で回転させることになり、この状態からモータ25を逆回転に切り換えると、入力軸35を介して可動スリーブ38が下方移動して下部歯車41と連動回転をはじめ、もってタタキ出力軸33を単独で回転させることになる。
【0027】
モミ出力軸32の両側の軸端部には斜め向きの折り曲げ部32aが設けられており、ここにベアリング等の軸受具46(図5参照)を介して駆動アーム23が結合されている。左右の折り曲げ部32aの向きは、背凭れ部4の左右方向中心を軸とする線対称である。また、タタキ出力軸33の両側の軸端部には偏心部33aが設けられており、ここにベアリング等の軸受具47(図5参照)を介してブラケット48が保持されている。図6に示すように、このブラケット48には、下端に左右方向への首振り継手部49を具備し、上端にボールジョイント50を具備した連結軸51が接続されており、この連結軸51を介して間接的に、ブラケット48と駆動アーム23とが接続されるようになっている。
【0028】
タタキ出力軸33における左右の偏心部33aの向きは、このタタキ出力軸33の回転軸心を軸とする点対称である。このようなことから、モミ出力軸32の回転時には、それらの各軸端部は横向き円錐状の軌跡を描く円周移動をするようになり、これに伴って駆動アーム23は、タタキ出力軸33の回転軸心を支点としつつその上端部が主として左右方向へ揺動するような動きを与えられるようになる。従って、この動きにより、主として上側のモミ玉22aが左右方向及び上下方向(前後方向への若干の動き成分を含む)へ縦長楕円状を描くように動くものとなり、この動きがモミ動作に相当する。
【0029】
また、タタキ出力軸33の回転時には、両側の偏心部33aまわりでブラケット48が上下乃至前後方向へ向けた円周移動をするようになり、これに伴って駆動アーム23は、モミ出力軸32の回転軸心を支点としつつその上端部が前後方向へ揺動するような動きを与えられるようになる。従って、この動きにより、主として下側のモミ玉22bが前後方向へ動くものとなり、この動きがタタキ動作に相当する。この第1マッサージ動作部8に設けられた昇降手段9(図3参照)には、例えば電動ボールネジ機構によるものをはじめとして、流体圧シリンダ、ラックとピニオンとの噛合機構、リンク機構、巻き掛け駆動機構等によるものが使用可能(本第1実施形態では電動ボールネジ機構とした)となっている。
【0030】
このような昇降手段9を具備しているため、第1マッサージ動作部8では、使用者(着座者)の体型に応じた上下位置調節や、マッサージメニューとしてのマッサージ位置(ツボ位置)の上下変更や上下方向ローリング等ができるようになっている。図1乃至図3に示したように、椅子型本体5の座部3に設けられた第2マッサージ動作部10、及びフットレスト7に設けられた第3マッサージ動作部11は、いずれも袋形体をしたエアセル52,53を有したものとされている。これらエアセル52,53には、適宜の空気給排装置(図示略)から空気の給排気が可能なようにエア配管がなされており、この給排気と同調した膨張・収縮をするものとされている。
【0031】
第2マッサージ動作部10において、エアセル52は、尻部と大腿裏の左右各1か所に各別に対応するように、座部3に対して合計4個のものを所定に配してある。また、第3マッサージ動作部11において、エアセル53は、フットレスト7に左右の下腿を別々に嵌め入れる一対の凹部7aを設けたうえで,これら凹部7aの左右両壁7bへ各1個、合計4個のものを所定に配してある。これら第2マッサージ動作部10や第3マッサージ動作部11において、個々のエアセル52,53における膨張・収縮のタイミングは、配置的関連のあるもの相互で同調させたり、配置順に合わせた時差をつけたり、全てを同調させたり、或いは個々別々に任意制御できるものとしたりすればよい。
【0032】
これら第2マッサージ動作部10や第3マッサージ動作部11で用いる空気給排装置は、上記したマッサージ具12用のものと共用するものであってもよいし、互いに別個独立したものを用いてもよい。このような構成のマッサージ機1において、使用者は、椅子型本体5に身を預けた状態として所望のリクライニング角度を選び、予め設定された所定のマッサージメニュー又は特定箇所の単独動作パターンとして、第1乃至第3マッサージ動作部8,10,11を一斉又は個別的に作動させ、マッサージを受けるようにする。
【0033】
そして特に、第1マッサージ動作部8では行き届かない部位でマッサージを受けたい場合、或いは第1マッサージ動作部8によるマッサージを受けながら背凭れ部4(人体支持体13)内の他部でマッサージを受けたい場合等には、所望する位置の器具取付手段14を選んで、これにマッサージ具12を取り付け(入れ込み)、このマッサージ具12を膨張・収縮動作させるようにする。なお、マッサージ具12によるマッサージを希望しない場合には、その膨張・収縮を停止させるか、マッサージ具12を器具取付手段14から出した状態にしておけばよい。
【0034】
図9は、参考発明に係るマッサージ機1に関するものであって、人体支持体13に対してマッサージ具12を移動自在に設けるための器具取付手段14について異ならせたものを示している(その他の構成は第1実施形態と同じであるのでこの該当部分だけを示している)。すなわち、この参考発明では、例えば面ファスナ等の、互いに係合・離脱可能になる一対の係着部材54,55について、一方の係着部材54を人体支持体13に設け、他方の係着部材55をマッサージ具12の裏面に設けるように、それぞれ振り分けてある。
【0035】
そして、このうち人体支持体13に設ける係着部材54によって器具取付手段14を形成させているものである。この係着部材54は、人体支持体13(背凭れ部4)の高さ方向に沿うように縦方向に長細い形状としてある。また、この係着部材54は、図1及び図2で示したカバー部材18と同じように、人体支持体13の左右方向で複数本(例えば4本とか)を設けておけばよい。従って、この参考発明では、係着部材54,55の係合・離脱作用というかたちで、人体支持体13に対するマッサージ具12の着脱、及び移動が自在に行えるものとなっている。
【0036】
なお、この参考発明の場合、係着部材54が器具取付手段14ごと(即ち、マッサージ具12を着脱し得る長さごと)で区切られたものではないので、この係着部材54に対するマッサージ具12の取付位置を微妙に調節することもできるようになっている。従ってそれだけ、使用者の要求に対してきめ細かな対応をすることができる。図10は、本発明に係るマッサージ機1の第2実施形態に関するものであって、やはり器具取付手段14だけを異ならせたものを示している。
【0037】
この第2実施形態の器具取付手段14は、第1実施形態の器具取付手段14(図4参照)と同様にポケット型である。ただ、カバー部材18がマッサージ具12を1個だけ収納可能な大きさに形成されている点で、第1実施形態と異なっている。このようにすると、人体支持体13に対する器具取付手段14の取付位置や取付数に関して、設定上の自由度が広げられるという点で利点が得られる。なお、図示は省略するが、上記した参考発明の形態(図9参照)でも、係着部材54を短く形成させてそれ1個で器具取付手段14を形成させる(即ち、係着部材54イコール器具取付手段14であり、これ1個につき1個のマッサージ具12に対応させる)ことができ、これによって上記第2実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0038】
図11は、本発明に係るマッサージ機1の第3実施形態に関するものであって、やはり器具取付手段14だけを異ならせたものを示している。この第3実施形態の器具取付手段14は、マッサージ具12の突端側に係合可能なリング状をした位置決め具58と、この位置決め具58の両側部に接続されたゴム紐等から成る締付け部材59とを有している。すなわち、締付け部材59を張力に抗しつつ延ばしながら位置決め具58を引き出して、この内側へマッサージ具12を嵌め込み、位置決め具58をマッサージ具12へ係合させた状態で締付け部材59を緩めることで、マッサージ具12を人体支持体13側へ引き付け状態で保持させようとするものである。
【0039】
図12は、別の参考発明に係るマッサージ機1に関するものであって、背凭れ部4に対して、位置換え機構60を介してマッサージ具12を移動自在に設けるようにしたものである(この位置換え機構60及びマッサージ具12を、第1実施形態で説明した第1マッサージ動作部8及び昇降手段9と置換したかたちであり、その他の構成は第1実施形態と同じであるのでこの該当部分だけを示している)。すなわち、この形態において、位置換え機構60は、上下に分割された上部昇降手段61及び下部昇降手段62と、これら各昇降手段61,62によって各別個に上下動可能とされた昇降フレーム63,64に対して設けられた上部左右動手段65及び下部左右動手段66とを有している。
【0040】
上下の昇降手段61,62は、それぞれ各別のモータ駆動部67,68によって駆動可能になっている。上部左右動手段65では、モータ駆動部69によってネジ軸70を回転させて、このネジ軸70の両端側に螺合させた器具取付台71を横移動させるようになったものであり、この器具取付台71を介してマッサージ具12を取り付けるようになっている。そして、ネジ軸70は、両側のネジが互いに逆ねじ関係になっているため、両側の器具取付台71の横移動は、相互近接・離反の向きで同調したものとして行われる。
【0041】
下部左右動手段66についても略同じであり、モータ駆動部73によってネジ軸74を回転させて、マッサージ具12を取り付けた器具取付台75を相互近接・離反の向きで同調的に横移動させるものである。このようなことから明らかなように、この別の参考発明では、位置換え機構60の各モータ駆動部67,68,69,73のうち、所望に応じたものを所望向きへ所望量だけ駆動させることで、上下の昇降手段61,62、及び上下の左右動手段65,66によってマッサージ具12を所定位置へ向けて移動させるものである。
【0042】
図13は、さらに別の参考発明に係るマッサージ機1に関するものであって、座部3に対して、位置換え機構79を介してマッサージ具12を移動自在に設けるようにしたものである(この位置換え機構79及びマッサージ具12を、第1実施形態で説明した第2マッサージ動作部10と置換したかたちであり、その他の構成は第1実施形態と同じであるのでこの該当部分だけを示している)。すなわち、この形態において、位置換え機構79は、ベース80を前後動可能にする前後動手段81と、このベース80上に設けられた前部左右動手段82及び後部左右動手段83とを有している。
【0043】
前後動手段81は、座部3の側方へ突出させて前後動操作ハンドル84を設けておき、この前後動操作ハンドル84でピニオンギヤ85を直接的又は倍力機構(図示略)を介して間接的に回転可能にし、このピニオンギヤ85を、ベース80に設けたラック部材86に噛合させておく構造としてある。また、前部左右動手段82では、座部3の側方へ突出させて左右動操作ハンドル88を設けておき、この左右動操作ハンドル88でネジ軸89を直接的又は倍力機構(図示略)を介して間接的に回転可能にし、このネジ軸89に螺合させた2台の器具取付台90を横移動させるようになったものである。この器具取付台90を介してマッサージ具12を取り付けている。
【0044】
そして、ネジ軸89は、各器具取付台90の螺合部分となるネジが互いに逆ねじ関係になっており、両器具取付台90の横移動は、相互近接・離反の向きで同調したものとして行われる。後部左右動手段83についても略同じであり、左右動操作ハンドル92によってネジ軸93を回転させて、マッサージ具12を取り付けた2台の器具取付台94を相互近接・離反の向きで同調的に横移動させるものである。このようなことから明らかなように、このさらに別の参考発明では、位置換え機構79の各操作ハンドル84,88,92のうち、所望に応じたものを所望向きへ所望量だけ回転操作させることで、前後動手段81及び前後の左右動手段82,83によってマッサージ具12を所望位置へ向けて移動させるものである。
【0045】
図14は、本発明に係るマッサージ機1の第4実施形態を示している。この第4実施形態では、背凭れ部4に設けられる器具取付手段14がポケット型をしたものである点で、第1実施形態(図1乃至図4参照)や第2実施形態(図10参照)と類似している。ただし、この第4実施形態において器具取付手段14は、椅子型本体5における座部3やフットレスト7にまで及んで設けられている点で、第1実施形態とは異なっている。すなわち、この第4実施形態の場合、背凭れ部4の正面だけでなく、座部3の上面やフットレスト7における凹部7aの内面も、それぞれ使用者の被マッサージ箇所(尻乃至大腿であったり、下腿であったりする)を支持するための人体支持面13として活用されていることになる。
【0046】
また、マッサージ具12は、背凭れ部4用(ヘッドレスト96を含む)のもの(12A)、座部3用のもの(12B)、フットレスト7用のもの(12C)に分かれており、これらが通気ホース15を伴って椅子型本体5の外部へ露出したかたちで設けられている点も、第1実施形態とは異なっているところである。図15は、本発明に係るマッサージ機1の第5実施形態を示している。この第5実施形態では、椅子型マッサージ機の背凭れ部等に対して装着することができるパッド型本体98を具備しており、このパッド型本体98の表面を人体支持体13として、マッサージ具12が移動自在に設けられているものである。
【0047】
人体支持体13に対してマッサージ具12を着脱自在としたり移動自在としたりさせる構造は、前記各実施形態で説明した各種の器具取付手段14を採用すればよい。また、各マッサージ具12に対して空気の給排気をさせるための空気給排装置(図示略)は、パッド型本体98の内部に組み込むことができる他、外付け構造にしてもよい。更に、このマッサージ機1を装着する相手とする椅子型マッサージ機等において搭載された空気給排装置とエア配管接続させるようにしてもよい。
【0048】
なお、この第5実施形態では背パッドとしての形体にしたが、この他、座パッドとしての形体にしたり、全身パッド(マット)としての形体にしたりする(いずれも図示略)こともできる。図16は、本発明に係るマッサージ機1の第6実施形態を示している。この第6実施形態では、基本的には第1実施形態と同じであるが、座部3に設けられた第2マッサージ動作部10は、前後方向に長い長方形状をしたエアセル52が左右で2個、並べられることで形成されたものとなっている。
【0049】
また、フットレスト7(水平状態にはね上げた状態として図示してある)に設けられた第3マッサージ動作部11は、フットレスト7を水平にした状態としての前後方向において複数(図例では2個)のエアセル53が並べられることで形成されたものとなっている。そして、これらエアセル53相互が、それらの配置順に従って後から前方向、又は前から後方向へ向けた脈動的な膨張・収縮が可能になっている。本発明は、上記実施形態以外にも、各種の変更等が可能である。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係るマッサージ機では、使用者の被マッサージ箇所(背中、尻、脚等)を支持する人体支持体に対し、空気式のマッサージ具を移動自在に設けているので、マッサージ具の個数をむやみに増やさなくても、使用者の体型の違いや好みに即した対応ができることになる。従って、装置全体としての大型化乃至重量化、コスト高、動作騒音の発生等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の第1実施形態を示した正面図である。
【図2】図1に対応する平面図である。
【図3】図1に対応する側面図である。
【図4】第1実施形態で用いられた器具取付手段及びマッサージ具を示す斜視図である。
【図5】第1実施形態で用いられた第1マッサージ動作部の主要部を示す斜視図である。
【図6】図5のA−A線矢視拡大図である。
【図7】第1実施形態で用いられた第1マッサージ動作部の振動発生器を分解して示す斜視図である。
【図8】第1実施形態で用いられた第1マッサージ動作部における駆動ユニットの内部構造を示す斜視図である。
【図9】参考発明に係るマッサージ機に関してその器具取付手段を示す斜視図である。
【図10】本発明に係るマッサージ機の第2実施形態に関してその器具取付手段を示す斜視図である。
【図11】本発明に係るマッサージ機の第3実施形態に関してその器具取付手段を示す斜視図である。
【図12】別の参考発明に係るマッサージ機に関してその位置換え機構を示す斜視図である。
【図13】さらに別の参考発明に係るマッサージ機に関してその位置換え機構を示す斜視図である。
【図14】本発明に係るマッサージ機の第4実施形態を示す斜視図である。
【図15】本発明に係るマッサージ機の第5実施形態を示す斜視図である。
【図16】本発明に係るマッサージ機の第6実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機
3 座部
4 背凭れ部
5 椅子型本体
8 第1マッサージ動作部
9 昇降手段
10 第2マッサージ動作部
11 第3マッサージ動作部
12 マッサージ具
13 人体支持体
14 器具取付手段
54 係着部材(人体支持体に設けられる側)
55 係着部材(マッサージ具に設けられる側)
60 位置換え機構
71 器具取付台
75 器具取付台
79 位置換え機構
90 器具取付台
94 器具取付台
98 パッド型本体

Claims (4)

  1. 使用者の被マッサージ箇所を支持可能な人体支持体を有し、
    この人体支持体には、空気の給排気によって膨張・収縮する空気式のマッサージ具の着脱を可能にする器具取付手段が複数箇所について配備されており、
    前記器具取付手段は、上下に区画された複数のポケット型空間として形成され、この各ポケット型空間は縦辺側に開口部を有して当該開口部から前記マッサージ具を出し入れでき、
    前記複数のポケット型空間は、前記マッサージ具を収容可能とする縦長帯状をしたカバー部材を、その左右いずれか一方の縦辺のみを開放状態として前記人体支持体の表面に設けたものとし、
    前記マッサージ具に接続した通気ホースをこの人体支持体内へと通すための配管用開口が、前記複数の器具取付手段の配列に沿って前記人体支持体を縦長スリット状に貫通して設けられ、
    前記配管用開口は、前記カバー部材によって隠されており、
    前記各器具取付手段に対する前記マッサージ具の着脱の選択により、前記通気ホースを前記配管用開口に沿って移動させて、当該マッサージ具の移動を可能にしていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記複数のポケット型空間は、前記カバー部材を前記人体支持体の左右方向の複数箇所に設けていると共に、前記カバー部材のそれぞれの内部に上下所定間隔で複数の仕切片を設けることにより当該仕切片の上下に区画されたものである請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記マッサージ具の数が前記器具取付手段の数よりも少なくされている請求項1又は2に記載のマッサージ機。
  4. 複数のモミ玉を有し前記人体支持体に設けられた第1マッサージ動作部を、前記人体支持体において高さ方向に移動させる昇降手段をさらに備え、
    前記器具取付手段は上下方向に直線的に並べられて縦列を形成していると共に、この縦列が左右方向に複数ある構造とされ、左右方向で隣り合う前記縦列の間を前記モミ玉は上下方向に直線的に移動する請求項1〜3のいずれか一項に記載のマッサージ機。
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