JP4354318B2 - 一体型空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、簡易一体型空気調和機に係り、詳しくは排気機能を有する簡易一体型空気調和機に関するものである。
従来、部屋の間取り等の理由により、セパレートタイプの空気調和機の取付ができない場合や、手軽に且つスポット的に冷風に当たりたい場合に小能力の圧縮機を内蔵した冷凍サイクル応用の一体型の冷風機が利用されている。図5は従来の一体型空気調和機の断面図で、冷媒を循環する圧縮機a、凝縮器b、蒸発器c、及び冷媒配管等からなる冷凍サイクルを備えている。この冷凍サイクルの作動により蒸発器cに結露するドレン水はドレンパンdに集められる。集められたドレン水はドレンパンdによりドレンタンクeに導かれ貯留される。
また、基台fには両軸タイプのモータgが取り付けられ、このモータgの上下方向の出力軸にはそれぞれ上シロッコファンh、下シロッコファンiが取り付けられ、それぞれ上ケーシングj、下ケーシングk内に納められている。このケーシングには、その上下両側にそれぞれファン用の吸込口が設けられ、上部前面側には上吹出口lが設けられ、この前面吹出口lより吹き出される冷風は利用されるものであるが、背面には下吹出口mが設けられ、この下吹出口mより吹き出される温風の排熱は、この下吹出口mに接続された排気ダクトnによって窓等から屋外に排気されるものであった。
実公平7−33063号公報
しかしながら、この従来の空気調和機のダクトは蛇腹筒状の硬質プラスチック材料で形成されているために大きく、使用しない場合には比較的大きな収納スペースが必要なものであった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、冷房運転時に発生する排熱をファンにより排気ダクトを介して室外に排出する一体型空気調和機に於いて、前記排気ダクトを布等の柔軟性薄膜材料から成るダクト本体と、このダクト本体の通風路を支えるリングを多数設け、運転開始時には所定時間前記ファンを強風量で運転後設定風量に変更し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度以上の場合には、再度ファン回転を強風量で所定時間運転し、その後の凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度よりも大きい第2所定温度以上の場合には圧縮機または空気調和機の運転を停止し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度よりも小さい第3所定温度以下の場合にはファン回転を設定風量に変更して運転を継続し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第3所定温度と第1所定温度の間にある場合にはファン回転を強風量で運転を継続するようにしたものである。
この発明によれば、排気ダクトをコンパクトに収納することができるものである。
また、運転開始時の送風ファンの風量制御と運転時の異常停止手段により排気ダクトが塞がった場合でも下送風経路や冷凍回路の異常過熱を検知して、停止等の動作を行うことにより、一体型空気調和機を安全に使用できるようにするものである。
また、異常温度が検知された場合でも再度の強風運転で排気送風路が確保され障害が解消された場合には、通常運転に戻り運転が継続できるものである。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は箱状に形成された枠体で、前面をプラスチック製の前面パネル2で、左右側面と背面を板金製の側板3で、上面をプラスチック製の上面板4で、底面を板金製の底板5で構成している。
前記側板3の上部側面には上吸込口6を、前記前面パネル2の上部前面には上吹出口7を、側板3の下部側面には下吸込口8を、下部背面には下吹出口9を備えている。
10は軸を基台11に立設した両軸タイプの送風モータであり、上側出力軸にシロッコファンの上ファン12を装着し、下側出力軸に同じくシロッコファンの下ファン13を装着している。
前記上吸込口6には内側に網目状の樹脂フィルタ14を設け、給気中に混入する室内の埃やゴミを除去するものであり、このフィルタ14の内方には蒸発器15を設け、上吸込口6と蒸発器15と前記上ファン12と上吹出口7を発泡スチロールまたはプラスチック材料からなる上ケーシング16によって連通し上送風経路17を形成している。
また前記下吸込口8と凝縮器18と下ファン9と下吹出口9を発泡スチロールまたはプラスチック材料からなる下ケーシング19によって連通しによって下送風経路20を形成している。
前記蒸発器15と凝縮器18は熱伝導性良好な多数のアルミウムフィンに銅管が貫通したフィンチューブ式の熱交換器である。
前記基台11下方で底板5上には圧縮機21を備え、この圧縮機21と前記凝縮器18と、キャピラリーチューブ等の膨脹装置22と、蒸発器15等を順次冷媒配管23で連通し冷凍サイクルを形成している。
前記蒸発器15の下方にはドレンパン24を設け、このドレンパン24によって蒸発器15で発生した結露水を集めドレンホース25を介してドレンタンク26に蓄えるものである。
前記凝縮器18または圧縮機21出口の冷媒配管23にはサーミスタセンサ等から成る温度センサ27が設けられている。
28は排気ダクトで、前記背面に備えた下吹出口9に一端を接続し、他端を窓等に接続し、冷房運転時の前記凝縮器18からの排熱を屋外等に行うものであり、布等の柔軟性を持つ薄膜からなり筒状のダクト本体29に、プラスッチック製で直径約15cmのリング30を一定間隔で取り付けた事で、排気ダクト28を使用しない場合に簡単に折り畳んでコンパクトに収納できるものである。
また前記排気ダクト28の両端には取付部材31を備え前記下吹出口9または窓枠32に着脱自在に取付られるもので、排気ダクト28を使用しない場合には簡単に取り外して、空気調和機を移動できるものである。
33は前記前面パネル2の上部に設けた操作部で、押圧式の運転スイッチ34やタイマスイッチ35等のスイッチ類と、運転時に点灯し、異常停止時には点滅する運転ランプ36と、タイマ運転時に点灯するタイマランプ37と、前記ドレンタンク26が満タン時に点灯する満タンランプ38を備えている。
図2のフローチャートを元に運転時の作動について説明すれば、操作部の運転スイッチ34を押圧すれば運転ランプ36が点灯し運転が開始され(st1)、送風モータ10が強運転で約5秒間送風を行うことで上下ファン12・13が強風レンジでの送風を行い、排気ダクト28が膨らんで排気ダクト28内に排気送風路が形成されると共に、圧縮機21が運転を開始する(st2)。
5秒間の強運転後、ファン12・13を中風量または弱風量等の設定風量に戻して運転を継続し、温度センサ27によって凝縮器18または圧縮機21出口の温度を読み込む(st3)。
次にst4にてセンサ温度が第1所定温度の65℃以上であるかを判断し、65℃未満であればst3に戻り運転を継続するが、65℃以上の場合には排気ダクト28の排気送風路が完全に確保できない状態であると判断し、再びファン12・13を強運転で運転し、タイマtをスタートする。
次にタイマtのカウントで5分経過後st6に進み、st6にてセンサ温度が第2所定温度の75℃以上の場合にはst8に進み冷凍サイクル及び排気送風路の異常過熱を防止するために、空気調和機を全停止するか、圧縮機21のみを停止し運転ランプ36を点滅し異常の表示を行う。
またst6でセンサ温度が第2所定温度の75℃未満の場合にはst7に進み、st7にてセンサ温度が第3所定温度の55℃まで低下したかを判断し、55℃以下の場合にはst5における強風運転で排気送風路が確保され障害が解消されたと判断しst3の通常運転に戻るものである。
またst7にてセンサ温度が第3所定温度の55℃より大きい場合はst5における強風運転で排気送風路が完全には確保されてはいないが、ファン12・13が強運転で有れば冷凍サイクルや排気送風路が異常過熱する心配は無いと判断し、st5に戻って強運転を続けるものである。
このように排気ダクト28を布等の柔軟性薄膜材料とプラスチック製のリング状骨材で構成したので、排気ダクト28をたたんでコンパクトに収納することができるものである。
また、運転開始時にはファン12・13を一時的に強風量運転することで、柔軟な排気ダクト28膨らますことでスムーズに排気の経路を確保することができるものであり、また運転時の異常停止手段により排気ダクト28が塞がった場合でも下送風経路20や冷凍回路の異常過熱を検知して、停止等の動作を行うことにより、一体型空気調和機を安全に使用できるようにするものである。
また、この実施例では温度センサ27を凝縮器18入り口の冷媒配管に取り付けたが、圧縮機21の出口やその他の冷媒配管に取り付けて、その取付箇所に応じて所定温度を設定できるものである。
本発明一実施例の概略断面図。 同要部のフローチャート。 同要部の拡大断面図。 同ブロック図。 従来例のの概略断面図。
符号の説明
12 上ファン
13 下ファン
21 圧縮機
27 温度センサ
28 排気ダクト
29 ダクト本体
30 リング

Claims (1)

  1. 冷房運転時に発生する排熱をファンにより排気ダクトを介して室外に排出する一体型空気調和機に於いて、前記排気ダクトを布等の柔軟性薄膜材料から成るダクト本体と、このダクト本体の通風路を支えるリングを多数設け、運転開始時には所定時間前記ファンを強風量で運転後設定風量に変更し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度以上の場合には、再度ファン回転を強風量で所定時間運転し、その後の凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度よりも大きい第2所定温度以上の場合には圧縮機または空気調和機の運転を停止し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第1所定温度よりも小さい第3所定温度以下の場合にはファン回転を設定風量に変更して運転を継続し、凝縮器又は圧縮機出口温度が第3所定温度と第1所定温度の間にある場合にはファン回転を強風量で運転を継続することを特徴とする一体型空気調和機。
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