JP4353313B1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】卵の凍結を防止し、かつ、温度補償ヒータを用いずに省エネで使い勝手のよい卵収納ケースを備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】上部に冷蔵温度の冷蔵室112(第一の貯蔵室)と下部に冷凍温度の製氷室113(第二の貯蔵室)とを断熱仕切り120で区画して構成された断熱箱体110と、冷蔵室112の内部最下方で断熱仕切り120の上部に引き出し式の上段ケース131と下段ケース132とに分割された庫内収納空間125を備え、上段ケース131が卵収納ケースであり、下段ケース132が上段ケース131と比べて低温に設定されたチルドケースであるので、ヒータを用いることなく卵収納ケースの温度を維持し凍結防止し、かつ、省エネで使い勝手のよい卵収納ケースを備えた冷蔵庫を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は冷蔵庫に関し、特に、引き出し式の卵収納ケースを備える冷蔵庫に関する。
一般的に、冷蔵庫は、卵を保持して収納可能な卵トレイを備える。卵トレイには、穴が複数設けられており、その穴に卵又は卵パックの下方突起部分を1個ずつ保持する。ここで、卵パックとは、複数個の卵を収納して販売するための、プラスチック製の包装容器である。
このように、卵トレイには卵を1個ずつ保持する穴が必要なため、多数の卵を収納しようとする場合には、比較的大きなスペースが必要となっていた。
そこで、必要に応じて段数を変更可能な多段式の卵トレイが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の卵トレイによれば、限られたスペース内に多数の卵を収納可能となる。しかしながら、卵の収納に2段分の収納スペースを必要とすることになる。
ところで、観音開き式の扉を有する冷蔵庫など1枚の扉の幅が比較的狭い冷蔵庫では、扉の内壁に設けられるドアポケットに卵トレイを設置せずに、貯蔵室内部の引き出しに卵トレイが設置される。これによりドアポケットにある場合の比較的高い位置にあって、日常使用する卵が使いづらい問題や扉開閉の振動により卵の品質を劣化しやすくする問題などを解決している。
従来の別の構成としては、卵収納ケースは、卵トレイと収容ケースとの二部品で構成される(例えば、特許文献2参照)。
図6は、従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の正面図であり、図7は、特許文献2の卵トレイ及び卵収納ケースの斜視図である。
図6と図7に示すように、従来の冷蔵庫300は断熱箱体301の内部に、上から冷蔵室302、製氷室303と設定が変更可能な切替室304とを並列に並べ、さらにその下方に野菜室305、最下段に冷凍室306が設けられている。
冷蔵室301はフレンチ式の回転扉307が備えられており、中央から左右に開放される。また、冷蔵室301内には庫内棚308が複数備えられており、最下段にはチルドケース309と上下2段で構成された上段ケース310と下段ケース311と、自動製氷用の給水タンク312とを備えている。各ケースは収納時に独立して略密閉構成となるよう壁面が設けられている。
上下2段で構成された上段ケースと下段ケースとは同一寸法の高さで設定されており、上段ケースと下段ケースとを入れ替えての収納が可能となっており、一つには卵トレイ313がケース内部に備えられている。この卵トレイ313は、卵単品を収納する場合と、卵が入った卵パックを収納する場合とで、卵トレイ313の表裏を変更して上段ケース310もしくは下段ケース311に載置して使用する。
冷蔵室301は冷蔵食品やビン類を収納する目的で3℃から5℃の冷蔵温度で設定されることが多く、チルドケース309は肉魚などの新鮮食材やちくわなどの練り製品などを収納し、鮮度維持のため、冷蔵室302よりも低温で0℃から1℃に設定されることが多い。また、上段ケース310と下段ケース311は卵や冷蔵小物の収納を目的とするので凍結しない温度として冷蔵室302と同程度の温度設定としてある。
特に、卵は凍結すると品質が大幅に低下して廃棄せざるをえない状態になり、凍結防止の配慮が十分に必要であるために、下段ケース311の下方の断熱仕切り314には、温度補償ヒータ(図示せず)が埋め込まれて、下段ケース311下部の温度を低下しすぎないように制御している。
また、図7に示すように、従来の卵収納ケースは、卵トレイ313と収容ケース311との二部品で構成される。
特開2002−87483号公報 実開昭58−41485号公報
近年の冷蔵庫は、省スペースで大容量が市場から求められており、無効容積を削減するべく、断熱仕切り314もできるだけ薄く設計されているために、断熱仕切り314は製氷室303の熱伝導を抑止する厚みを確保することが困難となってきている。
このように、温度補償ヒータの使用により、冷蔵庫の消費電力量が増加し、使用者の電気代負担が増加するとともにCO2排出量の増加など環境にも悪い影響を与えてしまう問題があった。また、断熱仕切り314の厚みを十分に確保すると、冷蔵庫の内容積が減少し、かつ、冷蔵室302の底面が高くなるので、各庫内棚308や扉ポケット315が背の低い女性や子供にとってどんどん使いにくいものとなってしまう問題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、庫内に引き出し式の卵収納ケースを備えた従来メリットを確保しつつ、卵の品質を維持し、薄い断熱仕切りで内容積を確保し、冷蔵室の底面高さを抑えた使いやすく省エネである冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、上部に冷蔵温度の第一の貯蔵室と下部に冷凍温度の第二の貯蔵室とを断熱仕切りで区画して構成された断熱箱体と、前記第一の貯蔵室の内部最下方で前記断熱仕切りの上部には前記第一の貯蔵室より着脱可能な引出し式の上段ケースと下段ケースとに分割された庫内収納空間と、前記上段ケースの側方の一方の空間に0℃以上に設定されたチルドケースと、を備え、前記庫内収納空間は強制的に冷気が導入される空間ではなく、前記上段ケースは前記下段ケースを介して空気断熱を行うことで加温手段なしで0℃以上に維持した卵を保持する保持部を有した板状部と前記板状部の周縁に設けた壁部とからなる卵収納ケースであり、前記チルドケースと前記庫内収納空間とは断熱材を設けることなく壁面のみを介して隣接して配置され、前記下段ケースが前記上段ケースと比べて低温に設定されたものである。
これによって、冷凍温度である第二の貯蔵室からの熱伝導影響により断熱仕切りの表面温度が低下しても、下段ケースを介して空気断熱を行うことで卵収納ケースの温度低下を防止することができる。また、下段ケースは断熱仕切りからの冷却により、複雑な冷却風路構成や風路制御装置を用いることなく、上段ケースよりも低温の温度設定とすることができる。したがって、温度補償ヒータを用いることがないので消費電力量を抑制できるとともに断熱仕切りを厚く設計することもないので、庫内内容積を減少することもない。
また、上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、上部に冷蔵温度の第一の貯蔵室と下部に冷凍温度の第二の貯蔵室とを断熱仕切りで区画して構成された断熱箱体と、前記第一の貯蔵室の内部最下方で前記断熱仕切りの上部には引き出し式の上段ケースと下段ケースとに分割された庫内収納空間を備え、前記上段ケースが卵収納ケースであり、下段ケースが上段卵ケースと比べて低温に設定されたチルドケースである。
これによって、冷凍温度である第二の貯蔵室からの熱伝導影響により断熱仕切りの表面温度が低下しても、下段のチルドケースを介して空気断熱を行うことで卵収納ケースの温度低下を防止することができる。また、チルドケースは断熱仕切りからの冷却により、複雑な冷却風路構成や風路制御装置を用いることなく、上段ケースよりも低温の温度設定とすることができる。したがって、温度補償ヒータを用いることがないので消費電力量を抑制できるとともに断熱仕切りを厚く設計することもないので、庫内内容積を減少することもない。さらに、チルドケースは収容される収納品の性質上、より温度管理の精度が求められるが、下段ケースであるチルドケースは、薄型の形状となることから、チルドケース内の食品がチルドケース内に重なって収容される可能性は低くなることから、チルドケース内の食品をより精度よく温度管理できる。さらに、冷蔵温度の第一の貯蔵室に、比較的大きめのチルドケースを設けた場合には、冷蔵温度の第一の貯蔵室に、チルド向けの収納ケースが複数配置されることとなり、下段ケースは、薄型の小物専用の形状とすることで、大物と小物の区分収納が可能となり、小物食品の管理がしやすくなる。したがって、食品のムダな廃棄を減少させることが可能となる。
本発明の冷蔵庫は、卵の凍結を防止し安定した品質に保持可能であるとともに、省エネで内容積の大きい使いやすい冷蔵庫を提供することが可能となる。
請求項1に記載の発明は、上部に冷蔵温度の第一の貯蔵室と下部に冷凍温度の第二の貯蔵室とを断熱仕切りで区画して構成された断熱箱体と、前記第一の貯蔵室の内部最下方で前記断熱仕切りの上部には引出し式の上段ケースと下段ケースとに分割された庫内収納空間と、を備え、前記上段ケースが卵収納ケースであり、前記下段ケースが前記上段ケースと比べて低温に設定されたことにより、冷凍温度である第二の貯蔵室からの熱伝導影響により断熱仕切りの表面温度が低下しても、下段ケースを介して空気断熱を行うことで卵ケースの温度低下を防止することができる。また、下段ケースは断熱仕切りからの冷却により、複雑な冷却風路構成や風路制御装置を用いることなく、上段ケースよりも低温の温度設定とすることができる。したがって、温度補償ヒータを用いることがないので消費電力量を抑制できるとともに断熱仕切りを厚く設計することもないので、庫内内容積を減少することもない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記下段ケースはチルドケースとしたことにより、冷凍温度である第二の貯蔵室からの熱伝導影響により断熱仕切りの表面温度が低下しても、下段ケースであるチルドケースを介して空気断熱を行うことで卵収納ケースの温度低下を防止することができる。また、チルドケースは断熱仕切りからの冷却により、複雑な冷却風路構成や風路制御装置を用いることなく、上段ケースよりも低温の温度設定とすることとなり、温度補償ヒータを用いることがないので消費電力量を抑制できるとともに、断熱仕切りを厚く設計することもないので庫内内容積を減少することもなく、卵の凍結を防止し安定した品質に保持可能であるとともに、省エネで内容積の大きい使いやすい冷蔵庫を提供することが可能となる。さらに、チルドケースは収容される収納品の性質上、より温度管理の精度が求められるが、下段ケースであるチルドケースは、薄型の形状となることから、チルドケース内の食品がチルドケース内に重なって収容される可能性は低くなることから、チルドケース内の食品をより精度よく温度管理できる。さらに、冷蔵温度の第一の貯蔵室に、比較的大きめのチルドケースを設けた場合には、冷蔵温度の第一の貯蔵室に、チルド向けの収納ケースが複数配置されることとなり、下段ケースは、薄型の小物専用の形状とすることで、大物と小物の区分収納が可能となり、小物食品の管理がしやすくなる。したがって、食品のムダな廃棄を減少させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記下段ケースは、前記上段ケースよりも収納高さが低く設定されたことにより、上下段を入れ間違えて、卵収納ケースが比較的低温となる部位に収納され、誤って卵を凍結させてしまうことを抑止できる。特に、ケースは丸洗い可能に庫内より着脱可能とされており、洗浄後に誤って配置することを防止できる。さらに、使用者にケースの用途の違いを認識させて、どのケースに何が入っているかを迷わず判別できるので、使用者の使い勝手を向上できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記上段ケースの収納高さは7cm以上であり、前記下段ケースの収納高さは6cm以下とすることにより、使用者がケースを誤って収納することを想定し、卵パックが下段ケースに入らない高さとしているので、誤使用による卵の凍結を抑止できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記上段ケースの側方の他方の空間に自動製氷用の給水タンクを配置したことにより、上段ケースの側方の一方の空間に配置した給水タンクの水は熱容量が大きく、内箱からの熱伝導影響を低減でき、また、上段ケースの側方の他方の空間に配置したチルドケースを介して空気断熱を行うことで、卵収納ケースの温度低下をより防止できるとともに、温度変動をより小さくできる。すなわち、卵収納ケースの左右方向を、給水タンクとチルドケースとで囲い込むことで、卵収納ケースの温度低下をより防止できるとともに、温度変動をより小さくできる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、前記卵
収容ケースの左右の前記壁部の高さは、前面の前記壁部の高さより低いものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例または先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図であり、図2は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面断面図であり、図3は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図であり、図4は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室の部分斜視図である。
図1から図4に示すように、冷蔵庫100は、外箱101と内箱102と内部を発泡した硬質ウレタンフォームなどの断熱材103で充填された断熱箱体110と開閉可能な断熱扉体111とからなり、内部に貯蔵室が設けられ、貯蔵室は上から冷蔵室112(第一の貯蔵室)と製氷室113(第二の貯蔵室)と上段冷凍室114とを左右並列に配置し、さらに下方に冷凍室115と最下段に野菜室116とを設けている。
各貯蔵室は温度帯の異なる室間を断熱仕切り120で区画されており、温度帯が同程度の貯蔵室間は構造仕切り121で区画され、空気や熱の出入りは自由になっている。
また、各貯蔵室の開口部に設けられた断熱扉体111は冷蔵室112には左右方向に開閉する、いわゆるフレンチ式の断熱扉体111aが左及び右に設けられている。
また、製氷室113、上段冷凍室114、冷凍室115、野菜室116にはそれぞれ引き出し式の断熱扉体111bが設けられており、内部にそれぞれ、製氷ケース113a、上段冷凍ケース114a、複数の冷凍ケース115a、複数の野菜ケース116aが備えられている。各断熱扉体を引き出すと、各ケースが同時に引き出されて、内部に食品が出し入れしやすい構成となっている。
冷蔵室112は断熱扉体111aの庫内側に扉ポケット123を備え、飲料やビン類などが収納可能となっている。また、内部に複数の庫内棚124を備え、最下段には庫内収納空間125として、右から順に、前後に摺動可能に比較的大きめのチルドケース130と、上下2段で構成された上段ケース131と下段ケース132と、自動製氷用の給水タンク133と、を備えている。各ケースは収納時に独立して略密閉構成となるよう壁面が設けられている。チルドケース130と、上段ケース131、下段ケース132との境は、フレンチ式断熱扉体111aの左右の境と同一となっており、片方の扉の開放によりいずれかのケースの出し入れが可能となっている。
なお、冷蔵室112(第一の貯蔵室)の内部最下方で断熱仕切り120の上部で、引出し式の上段ケース131と下段ケース132とに分割された庫内収納空間は、強制的に冷気が導入される空間ではない。
上段ケース131は卵収納ケースであり、卵トレイ(図示しない)が内部に着脱可能に配置されている。この卵トレイは、卵単品を収納する場合と、卵が入った卵パックを収納する場合とで、卵トレイの表裏を変更して上段ケース131に載置して使用する。
上段ケース131には卵が奥行き方向に2列で少なくとも10個以上、望ましくは14個収納可能となっている。14個の卵を収納することができる場合は、卵収納ケース中に4個の卵が残っていても、さらに10個入りの卵パックを収納することが可能となる。
社団法人日本養鶏協会の統計ホームページによると、総務省の家計調査からの引用で、1日1人当たりの鶏卵消費量を年別に表している。これによれば、平成19年の1日1人当たりの鶏卵消費量は27.2gと示されている。卵は1個あたりおおよそ60gとみなして、約1/2個が消費されていることがわかる。ただし、卵を1/2個使用して1/2個を残しておく使用形態は一般的でないので、平均的に2日に1個を消費していると考えることが妥当と思われる。
また、卵は一般的に10個1パック(2列×5個のプラスチック容器)の形態で販売されていることが多い。
大型の冷蔵庫購買層の平均的な家族構成を4人として、冷蔵庫に求められる卵収納個数は最低10個であるが、この場合は完全に卵を使い切るまで次の卵パックを収納できない。また、卵を12個収納可能な場合は、卵が2個残った時点で次の卵を収納することができるが、統計から見て家族4人では一度に使用する量は平均的に4個と考えると、2個では不満足となる可能性がある。
したがって、10個1パックと4個以上の収納が可能な上段ケース131とすることで、使用者が効果的に卵の購入サイクルを作ることができ、常に新鮮な卵を購入し食することが可能となる。つまり、使用者が4人家族の場合、家族1人に1個の卵を保持した状態で、新たに購入した10個入りパックの卵を上段ケース131に収納できるので、使用者の利便性が向上する。
さらに、7個配列された保持部列を2列備えるので、古い卵と新たに購入した新しい卵とを分別して管理することが容易となる。さらに、前後方向に残りの卵を手前側に収納し、その奥部に次の卵パックを収納することで、古い卵から順番に間違うことなく消費できるので、ムダな食品の廃棄を防止でき、使用者の利便性が向上するとともに環境に貢献することができる。また、一つのケースで卵の予備も含めた収納が可能となるので、卵ケースを2箇所に設けるなどのスペースを使用しないで済むので、他の食品のためのスペースが確保できる。
また、下段ケース132は上段ケース131と同じ幅(左右方向)であるが、高さを上段ケース131より低いサイズに設定している。これにより、上段ケース131と下段ケース132とを入れ間違えて、卵収納ケースが比較的低温となる部位に収納され、誤って卵を凍結させてしまうことを抑止できる。特に、ケースは丸洗い可能に庫内より着脱可能とされており、洗浄後に誤って配置することを防止できる。さらに、使用者にケースの用途の違いを認識させて、どのケースに何が入っているかを迷わず判別できるので、使用者の使い勝手を向上できる。具体的には、高さが高い上段ケース131は卵を収納する、と決めることができるので、使用者は取り出すときに迷うことはない。
上段ケース131は卵と卵パックの収納が可能高さを7cm以上として、下段ケース132は卵が間違って入らない収納高さを6cmとした。卵単体の高さは概ね6cmであるが、卵トレイを設置した底面とのクリアランスが0.5cmほど必要となるので、6cmでは収納できない寸法となる。
ところで、チルドケース130には肉魚などの生鮮品のほかに、ハムやウインナーなどの加工食品、ちくわやかまぼこなどの水産練製品、生麺、総菜等のチルド食品、ヨーグルトなど多岐にわたる上、食品形状も袋ものからトレイもの、大きさも様々である。
このような、多様な食品が収納されるチルドケース130にあっては、特に小物の収納品が他の食品に隠れて迷子になってしまい、消費期限が過ぎて廃棄せざるをえない状態となることがよくある。本実施の形態のように、チルド向けの収納ケースを、大きめのチルドケース130と下段ケース132とのように、複数配置して、かつ、下段ケース132は、薄型の小物専用の形状とすることで、大物はチルドケース130に入れ、小物は下段ケース132に入れることで、大物と小物の区分収納が可能となり、小物食品の管理がしやすくなる。したがって、小物の食品のムダな廃棄を減少させることが可能となる。
ところで、冷蔵室112と製氷室113、上段冷凍室114とを仕切る部材である断熱仕切り120の近傍は、少なからず温度変動がある。しかしながら、本実施の形態のように、下段ケース132の上に、卵収納ケースである上段ケース131を配置する、すなわち、卵収納ケースが断熱仕切り120の直上に配置されているのでなく、収容空間である下段ケース132を挟んで、卵収納ケースである上段ケース131を配置することにより、上段ケース131内の温度変動を低減できることとなり、卵自体の温度変動がより低減でき、安定して卵の品質を維持できる。
ところで、庫内棚124は、奥行き寸法が冷蔵室112の開口部から向かって左右で異なる長さになっており、左側の奥行き寸法が、右側の奥行き寸法より長い。この庫内棚124は、各扉ポケット123と干渉しないよう奥行きが設定されている。
また、冷蔵室112内の最下段の庫内収納空間125に配置された各ケースは、庫内棚124の形状に対応する。つまり、左右のケースは、それぞれ奥行き寸法が異なる。
具体的には、チルドケース130は奥行きが小さく、上下2段の上段ケース131と下段ケース132とは、チルドケース130と比較して、奥行きが大きく設定されている。
これにより、卵収納ケースである上段ケース131は長い奥行き寸法を確保し、卵収納を2列で14個以上の収納が可能となり使い勝手が向上するとともに、下段ケース132の小物チルド収納も奥行き方向に容量を確保できるので、小物が重なって見えにくい状態とせずに容量を大きくすることができる。
なお、上段ケース131は卵トレイを別体としたが、次に示すような一体構成のケースであっても良い。
図5は、本実施の形態1における冷蔵庫の一体型卵収納ケースの斜視図である。
図5に示すように、一体型卵収納ケース140は、板状部141、保持部142、壁部143、及びスライド部144を備える。
板状部141は、卵収納ケース140内において、水平面内に広がる部材である。
保持部142は、板状部141に複数設けられ、板状部141の下方へ膨出状に凹陥した部材である。また、保持部142は、板状部141と一体で構成される。
壁部143は、板状部141と一体に設けられ、板状部141の周縁に垂直方向に伸びる部材である。つまり、壁部143と板状部141とは、一体で構成される部材である。
スライド部144は、左右の壁部143の下端に、壁部143と一体に設けられ、奥行き方向に伸びる部材である。また、スライド部144は、振動を抑制しつつ、卵収納ケース140を奥行き方向に引き出し可能とする部材である。
以上のように、卵収納ケース140は、壁部143と板状部141とが一体で構成される。つまり、収納ケースと卵トレイとが一体構成となるので、収納ケース内で卵トレイが移動することなく、安定して卵を保持することが可能となる。また、収納ケースと卵トレイとを一体で成型することができ、製造コストを低減させることが可能となる。
また、板状部141及び壁部143により区画された空間に卵が収納されるので、卵の殻に付着した雑菌等が他の食品に付着するのを抑制することが可能となる。また、引き出し時の振動等により卵が保持部142から飛び出した場合に、卵が卵収納ケース140の外に落下するのを防ぐことができる。さらに、卵収納ケース140の中で卵が割れた場合に、卵の中身が卵収納ケース140の外へ流出するのを防止することができる。
なお、本実施の形態の卵収納ケース140は、左右の壁部143の下端に設けられたスライド部144を備えているが、左右の壁部143の高さ方向の中間位置外側に、奥行き方向に伸びる凸状のスライド部を備えてもよい。すなわち、卵収納ケース140を奥行き方向に引き出し可能とするとともに、引き出し時の卵収納ケース140の振動を抑制することが可能であれば、卵収納ケース140は、どのようなスライド部を備えていてもよい。
また、上段ケース131の側方の一方の空間である正面から見て左方に自動製氷用の給水タンク133を配置するとともに、側方の他方の空間である正面から見て右方に比較的大きめのチルドケース130を配置したことにより、上段ケース131の左方に配置した給水タンク133の中の水は熱容量が大きく、内箱からの熱伝導影響を低減でき、また、上段ケース131の右方に配置したチルドケース130を介して空気断熱を行うことで、卵収納ケースの温度低下をより防止できるとともに、温度変動をより小さくできる。すなわち、卵収納ケースの左右方向を、給水タンク133とチルドケース130とで囲い込むことで、卵収納ケースの温度低下をより防止できるとともに、温度変動をより小さくできる。
以上のように構成された冷蔵庫について、各室の温度設定は冷蔵室112が2℃〜5℃に設定され、同じ庫内にあるチルドケース130は0℃〜1℃に、上段ケース131は2℃〜5℃に、下段ケース132は0℃〜1℃に設定される。また、その下段の製氷室113と上段冷凍室114と冷凍室115は−20℃前後に設定される。野菜室116は冷蔵室112より若干高い温度に設定され、4℃〜7℃とされている。
なお、チルドケースは収容される収納品の性質上、より温度管理の精度が求められるが、下段ケース132であるチルドケースは、薄型の形状となることから、チルドケース内の食品がチルドケース内に重なって収容される可能性は低くなることから、チルドケース内の食品をより精度よく温度管理できる。
各室は冷却システム(図示せず)と冷却風路(図示せず)と制御手段(図示せず)とにより温度調節がなされている。冷蔵室112の冷却は冷蔵室112内に設けられた温度センサ(図示せず)の検知温度により、冷蔵室112への冷気分配量がダンパー(図示せず)により調節されている。
チルドケース130及び下段ケース132は、冷凍温度である製氷室113及び上段冷凍室114からの熱伝導影響により、かつ、従来用いていたヒータを用いないことにより、断熱仕切り120の表面温度が低下することで、複雑な冷却風路構成や風路制御装置を用いることなく、冷蔵室112の庫内であっても比較的低温化が可能となっている。
また、上段ケース131は、下段ケース132を介して空気断熱を行うことで、ヒータを用いずに、卵収納ケースの温度低下を防止することができる。これにより、ヒータ消費電力量を抑制できるとともに、断熱仕切りを厚く設計することもないので、庫内内容積を減少することもなく、卵の凍結を防止し安定した品質に保持可能であるとともに、省エネで内容積の大きい使いやすい冷蔵庫を提供することが可能となる。
すなわち、下段ケース132は、加温手段(ヒータ)がないことにより、上段ケース131と比べて低温に維持できるチルドケースであり、上段ケース131は、加温手段(ヒータ)なしで、0℃以上に維持できる卵収納ケースである。
なお、本実施の形態では、下段ケース132は、0〜1℃のチルドケースとしたが、本発明の主旨から言えば、下段ケース132は上段ケース131と比べて低温に設定されたものであればよく、下段ケース132は、必ずしもチルドの温度帯にする必要はなく、下段ケース132は、例えば、0〜3℃の温度帯としてもよい。
なお、冷蔵庫のレイアウトは冷蔵室内の庫内収納空間が冷凍温度と接していれば、他のレイアウトであっても同様の効果を得ることができる。例えば、冷蔵室の下方が、製氷室と上段冷凍室とにわかれていない冷凍室であってもよい。
また、上段ケースと下段ケースとが冷蔵庫の幅一杯に構成された区画であっても同様の効果を得ることができる。
本発明は、引き出し式の卵収納ケースを備える冷蔵庫に適用可能である。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室の部分斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の一体型卵収納ケースの斜視図 従来の冷蔵庫の扉を開けた状態の正面図 従来の特許文献2の卵トレイ及び卵収納ケースの斜視図
符号の説明
100 冷蔵庫
101 外箱
102 内箱
103 断熱材
110 断熱箱体
111、111a、111b 断熱扉体
112 冷蔵室(第一の貯蔵室)
113 製氷室(第二の貯蔵室)
114 上段冷凍室
115 冷凍室
116 野菜室
120 断熱仕切り
123 扉ポケット
124 庫内棚
125 庫内収納空間
130 チルドケース
131 上段ケース
132 下段ケース(チルドケース)
133 給水タンク
140 一体型卵収納ケース
141 板状部
142 保持部
143 壁部
144 スライド部

Claims (6)

  1. 上部に冷蔵温度の第一の貯蔵室と下部に冷凍温度の第二の貯蔵室とを断熱仕切りで区画して構成された断熱箱体と、前記第一の貯蔵室の内部最下方で前記断熱仕切りの上部には前記第一の貯蔵室より着脱可能な引出し式の上段ケースと下段ケースとに分割された庫内収納空間と、前記上段ケースの側方の一方の空間に0℃以上に設定されたチルドケースと、を備え、前記庫内収納空間は強制的に冷気が導入される空間ではなく、前記上段ケースは前記下段ケースを介して空気断熱を行うことで加温手段なしで0℃以上に維持した卵を保持する保持部を有した板状部と前記板状部の周縁に設けた壁部とからなる卵収納ケースであり、前記チルドケースと前記庫内収納空間とは断熱材を設けることなく壁面のみを介して隣接して配置され、前記下段ケースが前記上段ケースと比べて低温に設定された冷蔵庫。
  2. 前記下段ケースはチルドケースとした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記下段ケースは、前記上段ケースよりも収納高さが低く設定された請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記上段ケースの収納高さは7cm以上であり、前記下段ケースの収納高さは6cm以下とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記上段ケースの側方の他方の空間に自動製氷用の給水タンクを配置した請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  6. 前記卵収容ケースの左右の前記壁部の高さは、前面の前記壁部の高さより低い請求項1から5のいずれか一項に記載の卵収容ケースを備えた冷蔵庫。
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