JP4352068B2 - 露光方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、露光方法及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体集積回路装置の高集積化のためには、高密度でパターンを形成することが重要である。そのため、例えばNAND型フラッシュメモリでは、ビット線コンタクト用のコンタクトホールを互いにずらして配置することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。図21は、上記コンタクトホールを形成するためのマスクパターンを示した図である。図に示すように、コンタクトホール形成用の開口(光透過部)が互いにずらして配置されている。
しかしながら、上述した開口パターンは斜め方向に密であるため、露光量裕度及びフォーカス裕度を表すプロセスウィンドウが小さくなり、露光工程での寸法誤差を抑制することが困難である。したがって、従来は、寸法誤差が抑制された高精度のパターンを形成することが困難であった。
特許第3441140号公報
本発明は、寸法誤差が抑制された高精度のパターンを形成することが可能な露光方法及び半導体装置の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の視点に係る露光方法は、対応するパターンがフォトレジストに形成される第1及び第2のメイン開口と、対応するパターンがフォトレジストに形成されない第1及び第2のアシスト開口とを有するフォトマスクを用意する工程と、第1の発光領域と第2の発光領域とを有する照明を用意する工程と、前記照明からの照明光を前記フォトマスクを介してフォトレジストに照射する工程と、を備えた露光方法であって、前記第1のメイン開口は、第1の方向に延びた第1の直線上に第1のピッチで配置され、前記第2のメイン開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第1の直線から第1の距離だけ離れた第2の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第1のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、前記第1のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第1の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第2の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第3の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第1のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、前記第2のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第2の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第1の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第4の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第2のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、前記第1の発光領域と前記第2の発光領域とは前記照明の中心に対して互いに対称であり、前記第1及び第2の発光領域はそれぞれ第1及び第2の点を内包し、前記第1の点と前記第2の点とは、前記照明の中心に対して互いに対称であり、前記照明の中心を通り且つ前記第1の方向に垂直な第2の方向に延びた直線に対して互いに対称である。
本発明の第2の視点に係る半導体装置の製造方法は、前記露光方法によって露光されたフォトレジストを用意する工程と、前記露光されたフォトレジストを現像してフォトレジストパターンを形成する工程と、を備える。
本発明によれば、パターンが微細化されても、寸法誤差が抑制された高精度のパターンを形成することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、本実施形態及び他の実施形態では、NAND型フラッシュメモリのビット線コンタクト用のコンタクトホールを形成する場合について説明する。
図1は、本実施形態におけるフォトマスクを模式的に示した図である。
図1に示したフォトマスクは、メイン開口(第1のメイン開口)11、メイン開口(第2のメイン開口)12、アシスト開口(第1のアシスト開口)21及びアシスト開口(第2のアシスト開口)22を有している。これらの開口は、遮光領域31によって囲まれている。遮光領域31は、例えばクロム膜が形成された遮光領域、或いは、例えばモリブデンシリサイド膜が形成された半透明のハーフトーン位相シフト領域である。メイン開口11とメイン開口12とは互いに同一形状及び同一寸法であり、アシスト開口21とアシスト開口22とは互いに同一形状及び同一寸法である。また、アシスト開口21及び22は、メイン開口11及び12よりも小さい。
メイン開口11及び12は、ビット線コンタクト用のコンタクトホールパターンに対応したパターンであり、露光工程及び現像工程の後、メイン開口11及び12に対応したパターンがフォトレジストに形成される。アシスト開口21及び22は、補助的なパターンであり、露光工程及び現像工程の後、アシスト開口21及び22に対応したパターンはフォトレジストに形成されない。
メイン開口11は、ビット線方向(第1の方向)に延びた直線(第1の直線)41上にピッチP(第1のピッチ)で配置されている。すなわち、各メイン開口11の中心が直線41上に位置している。メイン開口12は、ビット線方向に延びた直線(第2の直線)42上にピッチPで配置されている。すなわち、各メイン開口12の中心が直線42上に位置している。直線41と直線42とは互いに平行であり、直線41と直線42との距離(第1の距離)はDである。また、メイン開口11とメイン開口12とは、ビット線方向に互いにP/2だけずれて配置されている。
アシスト開口21は、ビット線方向に延びた直線(第3の直線)43上にピッチPで配置されている。すなわち、各アシスト開口21の中心が直線43上に位置している。アシスト開口22は、ビット線方向に延びた直線(第4の直線)44上にピッチPで配置されている。すなわち、各アシスト開口22の中心が直線44上に位置している。直線41、42、43及び44は互いに平行である。直線41と直線43との距離はDであり、直線42と直線44との距離もDである。また、アシスト開口21はメイン開口11に対して、ビット線方向にP/2だけずれて配置されている。同様に、アシスト開口22はメイン開口12に対して、ビット線方向にP/2だけずれて配置されている。したがって、アシスト開口21とアシスト開口22とは、ビット線方向に互いにP/2だけずれて配置されている。
以上の説明からわかるように、アシスト開口21、メイン開口11、メイン開口12及びアシスト開口22は、斜め方向に同一ピッチで配置されている。すなわち、図1に示したフォトマスクは、アシスト開口21及び22を付加することで斜め方向の周期性を高めるようにしている。
図2は、本実施形態における照明を模式的に示した図である。
図2に示すように、照明は、発光領域(第1の発光領域)51、発光領域(第2の発光領域)52、発光領域(第3の発光領域)53及び発光領域(第4の発光領域)54を有している。これらの発光領域51、52、53及び54は、非発光領域61によって囲まれている。
発光領域51と発光領域52とは、照明の中心70に対して互いに対称である。すなわち、発光領域51と発光領域52とは互いに同一形状及び同一寸法であり、発光領域51の中心と発光領域52の中心とは照明の中心70に対して互いに対称な位置にある。また、発光領域51及び発光領域52はそれぞれ点71(第1の点)及び点(第2の点)72を内包する。点71及び点72は、照明の中心70に対して互いに対称である。また、点71及び点72は、照明の中心70を通り且つビット線方向(y方向、第1の方向)に垂直なワード線方向(x方向、第2の方向)に延びた直線82に対して互いに対称である。すなわち、照明の中心70と点71との距離(dy)及び照明の中心70と点72との距離(dy)は互いに等しい。なお、理想的には、発光領域51の中心と点71とが一致し、発光領域52の中心と点72とが一致していることが望ましい。この場合には、発光領域51と発光領域52とは、直線82に対して互いに対称となる。
発光領域53と発光領域54とは、照明の中心70に対して互いに対称である。すなわち、発光領域53と発光領域54とは互いに同一形状及び同一寸法であり、発光領域53の中心と発光領域54の中心とは照明の中心70に対して互いに対称な位置にある。また、発光領域53及び発光領域54はそれぞれ点73(第3の点)及び点(第4の点)74を内包する。点73及び点74は、照明の中心70に対して互いに対称である。また、点73及び点74は、照明の中心70を通り且つビット線方向(y方向、第1の方向)に延びた直線81に対して互いに対称である。すなわち、照明の中心70と点73との距離(dx)及び照明の中心70と点74との距離(dx)は互いに等しい。なお、理想的には、発光領域53の中心と点73とが一致し、発光領域54の中心と点74とが一致していることが望ましい。この場合には、発光領域53と発光領域54とは、直線81に対して互いに対称となる。
なお、照明光の波長をλ、照明光が通過する投影レンズの開口数をNAとすると、照明の中心70と点71との距離dy及び照明の中心70と点72との距離dyは、照明のσ座標系において、
dy=(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P)) (式1)
なる関係を満たしていることが望ましい。σ座標系については後述する。
また、照明の中心70と点73との距離dx及び照明の中心70と点74との距離dxは、照明のσ座標系において、
dx=(λ/4NA)×((D/P2)+(1/D)) (式2)
なる関係を満たしていることが望ましい。
なお、図2の例では、4箇所の発光領域51、52、53及び54を有する4重極照明を用いたが、図3に示すように、2箇所の発光領域51及び52を有する2重極照明を用いてもよい。すなわち、照明は、少なくとも発光領域51及び52を有していればよく、発光領域53及び54は必ずしも設ける必要はない。なお、図3の発光領域51及び52の構成や配置等は、図2で説明した発光領域51及び52と同様である。
上述した照明(図2或いは図3で示した照明)からの照明光を、上述したフォトマスク(図1に示したフォトマスク)を介してフォトレジストに照射することで、寸法誤差が抑制された高精度のコンタクトホールパターンを形成することができる。
図4は、露光及び現像工程後のフォトレジストに形成されたパターンを模式的に示した図である。図4に示すように、フォトレジスト90にコンタクトホールパターン91及び92が形成される。すなわち、図1に示したメイン開口11及び12に対応したパターンが、コンタクトホールパターン91及び92としてフォトレジスト90に形成される。また、図1に示したアシスト開口21及び22に対応したパターンはフォトレジスト90に形成されない。
ここで、上述したσ座標系について、図5を参照して説明する。図5において、111は照明光学系、112はフォトマスク、113は投影光学系(投影レンズ)、114は基板(半導体ウェハ)、115は光軸である。照明光学系111の射出側開口数はsin(θ1)、投影光学系113の入射側開口数はsin(θ2)であり、σ値はsin(θ1)/sin(θ2)と定義される。
2重極照明や4重極照明のような変形照明では、上記σ値の定義を拡張して、σ座標系を用いるのが一般的である。σ座標系は、光軸を原点とし、投影光学系の入射側開口数を1に規格化した座標系である。したがって、図5のA点の照明位置は、σ座標系で表すと、
(σx,σy)=(sin(θ1)/sin(θ2),0)
となる。
以下、上述したフォトマスク(図1に示したフォトマスク)及び照明(図2或いは図3で示した照明)を用いた露光方法により、寸法誤差が抑制された高精度のパターンを形成できる理由について説明する。
パターン間隔が基板上寸法で(λ/NA)よりも小さい場合、垂直照明光を用いると、回折角が大きいため、0次回折光以外の回折光は基板に到達しない。そのため、光の干渉が起きず、像が形成されない(図6参照)。斜め照明を用いた場合には、0次回折光と1次回折光との干渉により、像を形成することが可能である(図7参照)。
斜め照明を用いた場合、孤立パターンよりも周期パターンの方が焦点深度が大きくなる。そこで、本実施形態では、図1に示すようなアシスト開口21及び22を付加し、パターン全体に周期性を持たせている。すなわち、図1に示したメイン開口11とメイン開口12とは斜め方向に配置されているため、アシスト開口21及び22を付加することで斜め方向の周期性を高めるようにしている。
次に、図2或いは図3で示した照明が望ましい理由について説明する。なお、ここでは、説明の簡単化のため図3に示した2重極照明を想定して説明するが、図2に示した4重極照明の場合にも同様の議論が成り立つ。
図1に示したマスクパターンは、回折格子としては、図8に示したマスクパターンと同じ方向に回折光を発生すると考えることができる。図8において、121は遮光領域、122は開口を示している。
図8に示したマスクパターンに、図9に示すような垂直照明光を有する照明を照射した場合を考える。すなわち、図9の照明では、照明の中心部に発光領域131が設けられている。この場合、投影レンズ瞳に相当する面での回折光は、図10に示すような分布を示す。図10の座標系は、投影レンズ瞳の半径を1に規格化したσ座標系である。
図10において、141gは0次回折光、141fは1次回折光である。4つの1次回折光141fの座標位置は、
(+Qx,+Qy)
(+Qx,−Qy)
(−Qx,+Qy)
(−Qx,−Qy)
となる。ただし、
Qx=λ/(2D×NA)
Qy=λ/(2P×NA)
である。なお、λは照明光の波長、NAは投影レンズ(投影光学系)の開口数である。また、D及びPは、図1で規定したD及びPと同様である。すなわち、図8では、開口122の中心を通るy方向に延びた直線間の距離がDであり、開口122のy方向のピッチがPである。また、142は投影レンズ瞳の有効領域であり、有効領域142内の回折光のみが基板上に到達する。図10の場合には、1つの回折光(0次回折光141g)しか基板上に到達しないため、基板上には像が形成されない。
図8に示したマスクパターンに、斜め照明光を有する照明を照射した場合を考える。斜め照明光の位置をy軸方向に適当のシフトさせることにより、図11に示すように、投影レンズ瞳の有効領域142内に3つの回折光141a、141b及び141cを位置させることができる。したがって、3つの回折光が投影レンズを通して基板上に到達するため、基板上に像を形成することができる。
図12は、図11に示した3つの回折光141a、141b及び141cの干渉により、図8の開口122に対応した像が基板上に形成されることを模式的に示した図である。回折光141a及び回折光141bの干渉により、基板上に干渉縞151が生成される。同様に、回折光141b及び回折光141cの干渉により、基板上に干渉縞152が生成され、回折光141c及び回折光141aの干渉により、基板上に干渉縞153が生成される。なお、実線は干渉縞の明部ピーク、破線は干渉縞の暗部ピークを示している。3つの干渉縞151、152及び153の明部が重なった部分155で、光強度が特に高くなる。したがって、ポジ型フォトレジストを用いた場合には、上記部分155にホールパターンが形成されることになる。
なお、図12は、図8に示したマスクパターンを用いた場合の例である。図1に示したようなマスクパターンを用いた場合には、メイン開口及びアシスト開口のサイズに応じた像強度で基板上に像を形成することで、メイン開口に対応したホールパターンのみをフォトレジストに形成することができる。
3つの回折光が投影レンズを通過する場合の最も適当な条件は、3つの回折光が瞳の中心から等距離にある場合である。この場合、基板上に形成される干渉縞はz方向依存性がなくなるため、焦点深度が十分に大きくなる。
3つの回折光が瞳の中心から等距離にある条件は、以下のようにして求められる。照明のシフト量をσsとすると、3つの回折光141a、141b及び141cの座標位置は、図13のようになる。すなわち、
141a : (0,−σs)
141b : (Qx,Qy−σs)
141c : (−Qx,Qy−σs)
となる。Qx及びQyは、すでに述べたように、
Qx=λ/(2D×NA)
Qy=λ/(2P×NA)
と表される。
回折光141a、141b及び141cの対称性から、図14において、「a=b」の条件が満たされればよい。この場合、
a=σs
b=(Qx2+(Qy−σs)2)1/2
となる。「a=b」であるため、
σs=(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))
となる。したがって、照明を上記シフト量σsでy軸の正方向及び負方向にシフトさせることで、2重極照明の最適位置が得られる。
なお、4重極照明の場合にも、上述した議論と同様の議論が成り立つ。したがって、4重極照明の場合には、x軸方向のシフト量をσsxとし、y軸方向のシフト量をσsyとすると、
σsx=(λ/4NA)×((D/P2)+(1/D))
σsy=(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))
となる。したがって、照明が、上記シフト量σsxでx軸の正方向及び負方向にシフトし、上記シフト量σsyでy軸の正方向及び負方向にシフトした場合が、4重極照明の最適位置となる。
なお、上記σsxは図2に示したdxに対応し、上記σsyは図2及び図3に示したdyに対応するものである。
以上のように、本実施形態によれば、図1に示すようなアシスト開口を有するフォトマスクを用いるとともに、図2或いは図3に示すような発光領域を有する照明を用いることにより、パターンが微細化されても、寸法誤差が抑制された高精度のホールパターンを形成することが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態と同様であるため、それらの詳細な説明は省略する。
図15は、本実施形態における照明を模式的に示した図である。
図15に示すように、照明は、発光領域(第1の発光領域)51、発光領域(第2の発光領域)52、発光領域(第3の発光領域)53及び発光領域(第4の発光領域)54を有している。これらの発光領域51、52、53及び54は、非発光領域61によって囲まれている。
発光領域51と発光領域52とは、照明の中心70に対して互いに対称である。すなわち、発光領域51と発光領域52とは互いに同一形状及び同一寸法であり、発光領域51の中心と発光領域52の中心とは照明の中心70に対して互いに対称な位置にある。また、発光領域51及び発光領域52はそれぞれ点71(第1の点)及び点(第2の点)72を内包する。点71及び点72は、照明の中心70に対して互いに対称である。また、点71及び点72は、照明の中心70を通り且つワード線方向(x方向、第2の方向)に延びた直線82に対して互いに対称である。すなわち、照明の中心70と点71との距離及び照明の中心70と点72との距離は互いに等しい。なお、理想的には、発光領域51の中心と点71とが一致し、発光領域52の中心と点72とが一致していることが望ましい。この場合には、発光領域51と発光領域52とは、直線82に対して互いに対称となる。
発光領域53と発光領域54とは、照明の中心70に対して互いに対称である。すなわち、発光領域53と発光領域54とは互いに同一形状及び同一寸法であり、発光領域53の中心と発光領域54の中心とは照明の中心70に対して互いに対称な位置にある。また、発光領域53及び発光領域54はそれぞれ点73(第3の点)及び点(第4の点)74を内包する。点73及び点74は、照明の中心70に対して互いに対称である。また、点73及び点74は、照明の中心70を通り且つビット線方向(y方向、第1の方向)に延びた直線81に対して互いに対称である。すなわち、照明の中心70と点73との距離及び照明の中心70と点74との距離は互いに等しい。なお、理想的には、発光領域53の中心と点73とが一致し、発光領域54の中心と点74とが一致していることが望ましい。この場合には、発光領域53と発光領域54とは、直線81に対して互いに対称となる。
また、本実施形態の照明では、発光領域51、52、53及び54は、互いに同一形状及び同一寸法である。また、照明の中心70と発光領域51の中心との距離、照明の中心70と発光領域52の中心との距離、照明の中心70と発光領域53の中心との距離、及び照明の中心70と発光領域54の中心との距離は互いに等しい。すなわち、照明のσ座標系において、これらの距離はいずれもdである。
また、本実施形態の照明では、D≧Pのときに、距離dは、
(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))≧d≧(λ/4NA)×((D/P2)+(1/D))
(式3)
と表される。また、D<Pのときに、距離dは、
(λ/4NA)×((D/P2)+(1/D))≧d≧(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))
(式4)
と表される。D、P、λ及びNAは、第1の実施形態で述べた通りである。
本実施形態においても、図1に示すようなアシスト開口を有するフォトマスクを用いるとともに、図15に示すような発光領域を有する照明を用いることにより、パターンが微細化されても、寸法誤差が抑制された高精度のホールパターンを形成することが可能となる。
また、図15に示すような照明は、典型的な4重極照明である。このような典型的な4重極照明を用いた場合にも、上述した式3及び式4を満たすように距離dを設定することで、寸法誤差が抑制された高精度のホールパターンを形成することが可能となる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態等と同様であるため、それらの詳細な説明は省略する。
図16〜図18は、本実施形態における照明の第1〜第3の例を模式的に示した図である。発光領域51〜54の位置や形状等の基本的事項については、第1の実施形態及び第2の実施形態で述べた事項と同様である。
図16に示した第1の例では、発光領域51〜54の偏光状態が以下のようになっている。すなわち、発光領域51及び52では偏光方向がx方向(ワード線方向)であり、発光領域53及び54では偏光方向がy方向(ビット線方向)である。より一般的に言えば、発光領域51及び52では、偏光光の電気ベクトルのx方向成分がy方向成分よりも大きい。また、発光領域53及び54では、偏光光の電気ベクトルのy方向成分がx方向成分よりも大きい。偏光度(DOP:degree of polarization)を以下の式で表すと、
DOP=(|E1|2−|E0|2)/(|E1|2+|E0|2) (式5)
DOPは0.7以上であることが望ましい。E1は主方向の電気ベクトル成分、E0は主方向に垂直な方向の電気ベクトル成分である。発光領域51及び52では、E1はx方向の電気ベクトル成分に対応し、E0はy方向の電気ベクトル成分に対応する。発光領域53及び54では、E1はy方向の電気ベクトル成分に対応し、E0はx方向の電気ベクトル成分に対応する。
図17に示した第2の例では、発光領域51〜54の偏光状態が以下のようになっている。すなわち、発光領域51及び52では偏光方向がy方向(ビット線方向)であり、発光領域53及び54では偏光方向がx方向(ワード線方向)である。より一般的に言えば、発光領域51及び52では、偏光光の電気ベクトルのy方向成分がx方向成分よりも大きい。また、発光領域53及び54では、偏光光の電気ベクトルのx方向成分がy方向成分よりも大きい。上述した(式5)で偏光度(DOP)を表すと、DOPは0.7以上であることが望ましい。発光領域51及び52では、E1はy方向の電気ベクトル成分に対応し、E0はx方向の電気ベクトル成分に対応する。発光領域53及び54では、E1はx方向の電気ベクトル成分に対応し、E0はy方向の電気ベクトル成分に対応する。
図18に示した第3の例では、発光領域51〜54いずれも非偏光光である。すなわち、発光領域51〜54からは、電気ベクトル成分に偏りがない光が射出される。
一般に、図16に示したような照明では、露光量裕度は増大するが、焦点深度は減少する。逆に、図17に示したような照明では、露光量裕度は減少するが、焦点深度は増大する。図18に示したような照明では、それらの中間の状態が得られる。上述した照明の中で、どの照明が最も適切であるかは、各種条件に依存する。例えば、マスクパターンのピッチ(P)、パターン間距離(D)、マスクバイアス、目的とするレジストパターン寸法、プロセス条件等に依存する。条件に応じた最適な偏光状態を有する照明を用いることが望ましい。
本実施形態においても、基本的には、図1に示すようなアシスト開口を有するフォトマスクを用いるとともに、図2或いは図15に示すような発光領域を有する照明を用いるため、第1及び第2の実施形態で述べた効果と同様の効果を得ることができる。また、条件に応じた最適な偏光状態を有する照明を用いることにより、より効果的にホールパターンを形成することが可能となる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、基本的な事項は第1の実施形態等と同様であるため、それらの詳細な説明は省略する。
図19は、本実施形態におけるフォトマスクを模式的に示した図である。
メイン開口(第1のメイン開口)11、メイン開口(第2のメイン開口)12、アシスト開口(第1のアシスト開口)21及びアシスト開口(第2のアシスト開口)22については、図1に示したフォトマスクと同様であるため、それらの詳細な説明は省略する。本実施形態では、アシスト開口(第3のアシスト開口)23及びアシスト開口(第4のアシスト開口)24をさらに設けている。
アシスト開口21、22、23及び24は互いに同一形状及び同一寸法である。すなわち、アシスト開口23及び24は、アシスト開口21及び22と同様に、補助的なパターンであり、露光工程及び現像工程の後、アシスト開口23及び24に対応したパターンはフォトレジストに形成されない。
アシスト開口23は、ビット線方向に延びた直線(第5の直線)45上にピッチPで配置されている。すなわち、各アシスト開口23の中心が直線45上に位置している。アシスト開口24は、ビット線方向に延びた直線(第6の直線)46上にピッチPで配置されている。すなわち、各アシスト開口24の中心が直線46上に位置している。直線45及び46は、他の直線41、42、43及び44に対して平行である。直線45と直線43との距離はDであり、直線46と直線44との距離もDである。また、アシスト開口23はアシスト開口21に対して、ビット線方向にP/2だけずれて配置されている。同様に、アシスト開口24はアシスト開口22に対して、ビット線方向にP/2だけずれて配置されている。
以上の説明からわかるように、アシスト開口23、アシスト開口21、メイン開口11、メイン開口12、アシスト開口22及びアシスト開口24は、斜め方向に同一ピッチで配置されている。すなわち、図19に示したフォトマスクは、アシスト開口21、22、23及び24を付加することで、斜め方向の周期性を高めるようにしている。
なお、照明については、第1、第2及び第3の実施形態で述べた照明を用いることが可能である。
以上のように、本実施形態においても、図19に示すようなアシスト開口を有するフォトマスクを用いるとともに、第1、第2及び第3の実施形態で述べたような照明を用いることにより、パターンが微細化されても、寸法誤差が抑制された高精度のホールパターンを形成することが可能となる。
なお、図19では4列のアシスト開口を設けたが、図19に示した規則と同様にして6列或いはそれ以上のアシスト開口を設けるようにしてもよい。
なお、上述した各実施形態では、メイン開口及びアシスト開口の形状を正方形としたが、長方形、円形、楕円形等であってもよい。また、上述した各実施形態では、照明の発光領域の形状を円形としてが、楕円形等であってもよい。
また、上述した各実施形態で述べたフォトマスク及び照明は、半導体装置の製造に適用可能である。図20は、上述したフォトマスク及び照明を用いた半導体装置の製造方法の概略を示したフローチャートである。
まず、フォトマスク及び照明を用意する(ST1、ST2)。続いて、用意されたフォトマスク及び照明を用いて露光を行う。すなわち、フォトマスクに形成されたパターンをフォトレジストに転写する(ST3)。続いて、フォトレジストを現像して、メイン開口に対応するホールパターンを有するフォトレジストパターンを形成する(ST4)。さらに、フォトレジストパターンをマスクとして用いてエッチングを行うことで、半導体基板(ウェハ)上にホールパターンを形成する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係るフォトマスクを模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る照明を模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る照明の変更例を模式的に示した図である。 本発明の第1の実施形態に係り、フォトレジストパターンを模式的に示した図である。 照明のσ座標系を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の実施形態の効果を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明を模式的に示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る照明の第1の例を模式的に示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る照明の第2の例を模式的に示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る照明の第3の例を模式的に示した図である。 本発明の第4の実施形態に係るフォトマスクを模式的に示した図である。 本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法の概略を示したフローチャートである。 従来技術に係るフォトマスクを模式的に示した図である。
符号の説明
11…第1のメイン開口 12…第2のメイン開口
21…第1のアシスト開口 22…第2のアシスト開口
23…第3のアシスト開口 24…第4のアシスト開口
31…遮光領域
41…第1の直線 42…第2の直線 43…第3の直線
44…第4の直線 45…第5の直線 46…第6の直線
51…第1の発光領域 52…第2の発光領域
53…第3の発光領域 54…第4の発光領域
61…非発光領域
70…照明の中心 71…第1の点 72…第2の点
73…第3の点 74…第4の点
81…第1の方向に延びた直線 82…第2の方向に延びた直線
90…フォトレジスト 91、92…コンタクトホールパターン
111…照明光学系 112…フォトマスク
113…投影光学系(投影レンズ) 114…基板(半導体ウェハ)
115…光軸
121…遮光領域 122…開口
131…発光領域
141a、141b、141c…回折光
141g…0次回折光 141f…1次回折光
142…投影レンズ瞳の有効領域
151、152、153…干渉縞 155…干渉縞の明部が重なった部分

Claims (8)

  1. 対応するパターンがフォトレジストに形成される第1及び第2のメイン開口と、対応するパターンがフォトレジストに形成されない第1及び第2のアシスト開口とを有するフォトマスクを用意する工程と、
    第1の発光領域と第2の発光領域とを有する照明を用意する工程と、
    前記照明からの照明光を前記フォトマスクを介してフォトレジストに照射する工程と、
    を備えた露光方法であって、
    前記第1のメイン開口は、第1の方向に延びた第1の直線上に第1のピッチで配置され、
    前記第2のメイン開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第1の直線から第1の距離だけ離れた第2の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第1のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、
    前記第1のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第1の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第2の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第3の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第1のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、
    前記第2のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第2の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第1の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第4の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第2のメイン開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、
    前記第1の発光領域と前記第2の発光領域とは前記照明の中心に対して互いに対称であり、
    前記第1及び第2の発光領域はそれぞれ第1及び第2の点を内包し、前記第1の点と前記第2の点とは、前記照明の中心に対して互いに対称であり、前記照明の中心を通り且つ前記第1の方向に垂直な第2の方向に延びた直線に対して互いに対称である
    ことを特徴とする露光方法。
  2. 前記第1のピッチをP、前記第1の距離をD、前記照明光の波長をλ、前記照明光が通過する投影レンズの開口数をNAとして、前記照明の中心と前記第1の点との距離及び前記照明の中心と前記第2の点との距離は、照明のσ座標系において、
    (λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))
    と表される
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記照明は、第3の発光領域と第4の発光領域とをさらに有し、
    前記第3の発光領域と前記第4の発光領域とは前記照明の中心に対して互いに対称であり、
    前記第3及び第4の発光領域はそれぞれ第3及び第4の点を内包し、前記第3の点と前記第4の点とは、前記照明の中心に対して互いに対称であり、前記照明の中心を通り且つ前記第1の方向に延びた直線に対して互いに対称であり、
    前記第1のピッチをP、前記第1の距離をD、前記照明光の波長をλ、前記照明光が通過する投影レンズの開口数をNAとし、前記照明の中心と前記第1の点との距離、前記照明の中心と前記第2の点との距離、前記照明の中心と前記第3の点との距離及び前記照明の中心と前記第4の点との距離を照明のσ座標系においてdとすると、
    D≧Pのときに
    (λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))≧d≧(λ/4NA)×((D/P2)+(1/D))
    と表され、
    D<Pのときに
    (λ/4NA)×((D/P2)+(1/D))≧d≧(λ/4NA)×((P/D2)+(1/P))
    と表される
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  4. 前記フォトマスクは、対応するパターンがフォトレジストに形成されない第3及び第4のアシスト開口をさらに有し、
    前記第3のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第3の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第1の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第5の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第1のアシスト開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれており、
    前記第4のアシスト開口は、前記第1の方向に延び且つ前記第4の直線から前記第1の距離だけ離れ且つ前記第2の直線から前記第1の距離の2倍だけ離れた第6の直線上に前記第1のピッチで配置され、前記第2のアシスト開口に対して前記第1のピッチの半分だけ前記第1の方向にずれている
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  5. 前記照明の中心と前記第1の点との距離及び前記照明の中心と前記第2の点との距離は、前記第1のピッチ及び前記第1の距離に基づいて設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  6. 前記第1の距離は前記第1のピッチよりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  7. 前記第1の距離は前記第1のピッチよりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  8. 請求項1の方法によって露光されたフォトレジストを用意する工程と、
    前記露光されたフォトレジストを現像してフォトレジストパターンを形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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