JP4350850B2 - 積層磁極片用のシムを有する磁石 - Google Patents
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Description
【技術分野】
この発明は、広義には磁石(マグネット)に関し、特に積層磁極片および磁石の磁界不均質性を低減するためのシムを有する磁石に関する。
【0002】
【従来技術】
互いに向かい合う第1および第2磁極面を有する第1および第2磁極片が互いに離間した磁石、たとえば(これに限らないが)C形状の磁石が知られている。代表的には、磁極片は、積層部分を非積層鉄ベースに取り付けた構成である。積層部分は、交互に積層した磁性鉄層と非磁性エポキシ層とを含む。医療診断用磁気共鳴断層撮影(MRI)のような磁石用途では、超電導磁石を用いて、両磁極片間に配置された作像空間に高強度の磁界を発生する。高品位の作像を実現するためには、作像空間の磁界不均質性が低くなければならない。作像空間における磁界不均質性を低減する方法としては、シム調節リングを各磁極面に取り付けて軸対称な磁界不均質性を低減し、またシム調節リングに取り付けたシムトレイにシムを接着剤で結合して、三次元(3D)磁界不均質性(非軸対称不均質性および残りのあらゆる軸対称不均質性を含む)を低減する方法が知られている。代表的には磁極片の積層部分を複数の同心シム調節リングとして形成し、中心円形リングを同心の環状リングで取り囲む。この場合、環状リングを、円周方向に配列された複数の環状セグメント(互いに電気絶縁された)から形成する。磁極面上のシムの数、質量および位置を、当業者に周知のシム調節法により算定する。シムをシムトレイに接着剤で結合する工程は、接着剤が固まるまで、磁界に抗してシムを手で所定位置に保持していなければならないので、時間がかかる。磁石を再シム調節するには、取り付けたシムの接着を解除し、取り外したシムと磁極面上の取り付け区域を清浄にする必要がある。
【0003】
シムをもっと迅速にかつ簡単に着脱できる、磁極面用の磁石設計が必要とされている。
【0004】
【発明の概要】
本発明の磁石は、磁気共鳴作像空間と、磁極片と、非磁性第1インサートと、第1シムとを備える。磁極片は、磁性材料層と非磁性材料層とを交互に積層した構成で、かつほぼ前記作像空間に面する磁極面を有する積層部分を含む。前記磁極片は、前記磁極面から離間しておりかつ前記作像空間とはほぼ反対向きに面する裏面も有する。前記磁極片はさらに、前記磁極面にて前記積層部分に配置された正面開口を規定する第1表面穴を有する。この第1表面穴が前記磁極片の積層部分中に延在する。前記非磁性第1インサートは、前記磁極片の積層部分にあけた第1表面穴内に配置され、前記磁極片に取り付けられ、さらに前記正面開口と連通した内ねじ穴を有する。前記第1シムは外ねじボルトの形状を有し、前記正面開口付近で前記第1インサートの穴にねじ係合可能である。1実施例では、第1シムは第1インサートの穴にねじ係合され、磁極片は追加の表面穴を含み、磁石は追加の表面穴の対応するものにそれぞれ配置された追加のインサートを含み、また磁石は、追加のインサートのいくつかだけの内対応するものの穴にそれぞれねじ係合された追加のシムを含む。
【0005】
本発明には以下のような効果と利点がある。磁極片の積層部分の表面穴に配置された非磁性インサートの穴にねじ込むことにより、シムをすばやく磁極面に取り付けることができる。当業者に明らかなように、シムの長さをシム粗調節作用に合わせて選び、シムのねじ係合位置(各シムを穴中にどの程度深くねじ挿入するか、各シムの一部が穴の外にある距離突出するか否かを含む)をシム微調節作用にふさわしく選ぶことができる。非磁性インサートは、積層部分の2つの磁性層間に、装填したシムを介して電流路が形成されるのを防止する。電流路は望ましくないうず電流を生じ、うず電流は作像空間における磁界の不均質性を増加し、したがって画像の質を劣化する。対向する磁極片を有する磁石をシム調節するのに要する時間を約40時間から約8時間に短縮できると予測される。
【0006】
【好適な実施態様】
以下、図面を参照しながらこの発明の好適な実施態様について説明する。図面中同一の符号は同じ部材を示す。図1〜図3に、本発明の第1実施例による磁石(マグネット)10を示す。図1は、本発明の1実施例による磁石を示す断面図であるが、図示の便宜上、積層部分が複数のシム調節リングを画定しておらず、片方の磁極片の表面穴1つだけ(シム装填状態)を示している。図2は、図1の2−2線方向に見た磁極面の平面図で、多数の表面穴、各表面穴に配置したインサートおよびインサートのいくつかだけにねじ係合されたシムを示す。図3は、図2の3−3線方向に見た拡大断面図で、積層部分が多数の層を有し、シム調節リングを画定するものとして図示されているが、図示の便宜上非磁性層のハッチングは省略してある。
【0007】
図1に示すように、磁石10は、内部に超電導コイル14を収容し、磁極片16を包囲する真空エンクロージャ12を備え、また内部に第2超電導コイル20を収容し、第2磁極片22を包囲する第2真空エンクロージャ18を備える。コイル支持部、追加の超電導コイル(主コイル、バッキングコイルおよび遮蔽コイルを含む)および1個または複数個の熱シールドは、図示の便宜上すべて図面から省略してあるが、当業者によく知られているように、これらを真空エンクロージャ12および18内に配置することができる。超電導コイルは低温液体(クライオジェン)、たとえば液体ヘリウムまたはクライオクーラのコールドヘッドにより冷却されるが、このような冷却は当業者に周知であるので図面には示していない。非磁性支持部材24(たとえば非磁性ステンレス鋼支持部材)により、磁極片16および真空エンクロージャ12を第2磁極片22および第2真空エンクロージャ18と連結する。磁石10は、磁界を有する磁気共鳴作像空間26(図1に破線で表示)を含み、この磁界は主として超電導コイル14および20により発生され、主として磁極片16および22により増強される。作像空間26は磁極片16および22間に位置する。
【0008】
なお、図示しないが、磁石10には追加の離間した支持部材を設けることもできる。また本発明の磁石は、磁極面を1つしかもたないテーブル型MRI(磁気共鳴断層撮影)磁石設計(図示せず)とすることもできる。他の周知の磁石設計(図示せず)として、当業者に明らかなように、複数の追加の磁極片を有するものや、複数の支持部材により離間された2つの磁極片を有するものが挙げられる。さらに、本発明の磁石は、超電導磁石に限定されず、作像空間の磁界を主として抵抗コイルおよび/または永久磁石により発生することができる。
【0009】
本発明の磁石は、磁気共鳴作像空間26、磁極片16、非磁性(非磁化性)第1インサート28および第1シム30を有する磁石10である。磁極片16は積層部分32を有し、この積層部分32は、磁性材料(たとえば鉄)の層34と非磁性材料(たとえばエポキシ)の層36とを交互に積層した構成で、ほぼ作像空間26に面する磁極面38を含む。磁極片16は、磁極面38から離間しておりかつ作像空間26とはほぼ反対向きに面する裏面40も有する。磁極片16はさらに、磁極面38にて積層部分32に配置された正面開口44付きの第1表面穴42を有する。この第1表面穴42は磁極片16の積層部分32中に延在(貫入)する。第1インサート28は磁極片16の積層部分32にあけた第1表面穴42に配置され、磁極片16に取り付けられている。第1インサート28には正面開口44と連通した内ねじ穴46が設けられている。第1シム30は外ねじボルトの形状であり、したがって第1シム30を、磁極片16の表面穴42の正面開口44付近で、第1インサート28の穴46にねじ係合することができる。ここで「正面開口付近でねじ係合できる」とは、第1シム30を、磁極片16の正面開口側から穴46にねじ挿入できることを意味する。
【0010】
本発明の磁石10の第1実施例のそのほかの細部を以下の段落で説明する。第1シム30は、完全に第1インサート28の穴46内に配置することができる。当業者には明らかなように、第1シム30の長さをシム粗調節作用にふさわしく選び、第1シム30のねじ係合位置(第1シム30を穴46中にどの程度深くねじ挿入するか、第1シム30の一部が穴46の外にある距離突出するか否かを含む)をシム微調節作用にふさわしく選ぶことができる。
【0011】
磁極片16の第1表面穴42は、磁極片16の裏面40に位置する裏面開口48を有する。第1表面穴42は、必須ではないが、代表的には、ほぼ円筒形状を有する。第1インサート28の穴46は裏面開口48と連通している。第1シム30を第1インサート28の穴46にねじ係合するとき、第1シム30は裏面開口48を通してアクセスして回転することが可能である。このことから、適当なスロット付きの第1シム30を、ねじ回しやレンチのような工具(図示せず)により、磁極片16の正面38、裏面40いずれからも回転することができる。
【0012】
磁極片16は非積層ベース50を含み、磁極片16の裏面40がこのベース50の表面を画定し、また積層部分32がこの非積層ベース50に取り付けられている。第1インサート28は、磁極片16の積層部分32の磁極面38から磁極片16の非積層ベース50まで延在する。非磁性第1インサート28は、積層部分32の2つの磁性層34間に、装填した第1シム30を介して電流路が形成されるのを防止する。電流路は望ましくないうず電流を生じ、うず電流は作像空間における磁界の不均質性を増加し、したがって画像の質を劣化する。
【0013】
磁極片16の積層部分32は複数個のシム調節リング52,54,56(図2および図3参照)を画定する。詳しくは、円形シム調節リング52およびこれを囲む複数個の同心の環状シム調節リング54および56が含まれ、これらのシム調節リング52,54,56は磁極片16のベース50に取り付けられている。当業界で周知のように、シム調節リング52,54,56を用いて、作像空間26の磁界の軸対称な不均質性を補正する。これらのうちシム調節リング56は、図2に示すように、円周方向に配列された環状セグメント58および60からなり、前述した第1表面穴42はこれらセグメントの一方58に配置されている。別の構成(図示せず)では、環状セグメント毎に1つの穴を設ける。セグメント58および60は、介在する適当な絶縁物により互いに電気的に絶縁されている。
【0014】
磁極片16の積層部分32には、第1表面穴42とほぼ同一である複数の追加の表面穴62が設けられている。磁石10は、第1インサート28とほぼ同一である複数の追加のインサート64も含む。追加のインサート64はそれぞれ対応する追加の表面穴62に配置され、磁極片16に取り付けられている。磁極面38は長さ方向軸線65を有し、第1表面穴42および追加の表面穴62はこの長さ方向軸線65とほぼ同軸に心合わせされ、かつ長さ方向軸線65のまわりにほぼ軸対称に配列されている。
【0015】
第1シム30が第1長さを有するとして、磁石10は、第1シム30とほぼ同一であるが、長さが第1長さとは異なる第2シム66も含む。第1シム30が本質的に第1材料から形成されるとして、磁石10は、第1シム30とほぼ同一であるが、本質的に第1材料とは異なる材料から形成される第3シム68も含む。
【0016】
第1シム30は第1インサート28の穴46にねじ係合され、磁石10は、外ねじボルトの形状の複数の追加のシム70,72,74も含む。これらの追加のシム70,72,74はそれぞれ、追加のインサート64のいくつかだけの中の対応するインサートの穴にねじ係合される。第1および追加のシム30,70,72,74は、磁極面38の長さ方向軸線65のまわりに非軸対称に配列されている。第1シム30は第1インサート28の穴46内に第1深さに配置され、一方追加のシムの少なくとも1つ70は、対応する追加のインサート64の穴46内に第1深さとは異なる深さに配置されている。
【0017】
1設計例では、磁極片16のベース50は中心領域76および隣接する環状周囲領域78を有する。円形の中心領域76は、隣接する環状周囲領域78に対して長さ方向に陥没している。磁極片16の積層部分32はこの中心円形領域76に取り付けられる。なお、磁極片16のベース50は中実な鉄製とすることができ、積層部分32はアモルファス鋼層34およびエポキシ層36の交互積層物とすることができるが、これらに限定されない。1構成例では、第1インサート28は本質的にFRP(繊維強化プラスチック、たとえばガラス繊維強化エポキシ樹脂)から構成し、この場合、当業者に明らかなように、たとえばねじ切りプラグを用い、エポキシの硬化後にプラグを引き抜くことにより穴46を形成する。別の構成例では、第1シム30は、本質的に低炭素鋼からなる鋳造シムであるか、本質的に永久磁石からなるシムである。第1シム30は止めねじの形状を有する。実際のシム調節を行うには、当業者の知見の範囲内で、シム30,66,68,70,72,74の必要重量を算定し、適切なシム長さおよび挿入深さを選ぶ。具体的な方法として、各インサート位置での必要な磁化をコンピュータで計算し、校正フィールドマップに基づいて線形計画法によりシム重量の最適化を行う。
【0018】
シム30,66,68,70,72,74を用いて、三次元(3D)磁界不均質性(非軸対称不均質性およびシム調節リング52,54,56により補正できない残りのあらゆる軸対称不均質性を含む)を低減する。対向する磁極片16および22を有する磁石10をシム30,66,68,70,72,74で調節するのに要する時間を、約40時間から約8時間に短縮することができると予測される。
【0019】
以上、本発明の具体的な説明として、いくつかの好適な実施例を提示した。これらの実施例は本発明を網羅するものでも、本発明を開示形態に限定するものでもなく、以上の教示内容に鑑みて種々の変更や改変が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例による磁石を示す断面図である。
【図2】図1の2−2線方向に見た図1の磁極面の平面図である。
【図3】図2の3−3線方向に見た拡大断面図である。
【符号の説明】
10 磁石
16 磁極片
22 磁極片
26 作像空間
28 第1インサート
30 第1シム
32 積層部分
34 磁性材料層
36 非磁性材料層
38 磁極面
40 裏面
42 第1表面穴
44 正面開口
46 インサートの内ねじ穴
48 裏面開口
50 ベース
52,54,56 シム調節リング
58,60 セグメント
62 追加の表面穴
64 追加のインサート
66 第2シム
68 第3シム
70,72,74 追加のシム
Claims (10)
- (a)磁気共鳴作像空間と、(b)磁極片と、(c)非磁性第1インサートと、(d)第1シムとを備え、前記磁極片は、磁性材料層と非磁性材料層とを交互に積層した構成で、かつほぼ前記作像空間に面する磁極面を有する積層部分を含み、前記磁極片は、前記磁極面から離間しておりかつ前記作像空間とはほぼ反対向きに面する裏面も有し、前記磁極片はさらに、前記磁極面にて前記積層部分に配置された正面開口を規定する第1表面穴を有し、前記第1表面穴が前記磁極片の積層部分中に延在し、前記非磁性第1インサートは、前記磁極片の積層部分にあけた前記第1表面穴内に配置され、前記磁極片に取り付けられ、さらに前記正面開口と連通した内ねじ穴を有し、前記第1シムは外ねじボルトの形状を有し、前記正面開口付近で前記第1インサートの穴にねじ係合可能であり、前記第1インサートが前記積層部分の2つの磁性層間に、装填した前記第1シムを介して電流路が形成されるのを防止する材料で作られている、ことを特徴とする磁石。
- 前記第1シムは完全に前記第1インサートの穴内に配置できる、請求項1に記載の磁石。
- 前記第1表面穴は前記裏面に位置する裏面開口を有し、前記第1インサートの穴が前記裏面開口と連通しており、そして前記第1シムを前記第1インサートの穴にねじ係合するとき、前記第1シムは前記裏面開口を通してアクセスして、回転することができる、請求項1に記載の磁石。
- 前記磁極片は非積層ベースを含み、前記磁極片の裏面が前記ベースの表面を画定し、前記積層部分が複数の同心シム調節リングを画定し、これらシム調節リングは前記ベースに取り付けられた、請求項1に記載の磁石。
- 前記シム調節リングの一つは、円周方向に配列された複数の環状セグメントを含み、前記第1表面穴が前記セグメントの一つに配置された、請求項4に記載の磁石。
- 前記磁極面が長さ方向軸線を有し、前記積層部分は前記第1表面穴とほぼ同一である複数の追加の表面穴を含み、前記磁石は前記第1インサートとほぼ同一である複数の追加のインサートを含み、これらの追加のインサートはそれぞれ前記追加の表面穴の対応するものに配置され、前記磁極片に取り付けられ、さらに前記第1表面穴および追加の表面穴は前記長さ方向軸線とほぼ同軸的に心合わせされかつこの長さ方向軸線のまわりにほぼ軸対称に配列されている、請求項1に記載の磁石。
- 前記第1シムが第1長さを有し、前記磁石はさらに、前記第1シムとほぼ同一であるが、第1長さとは異なる長さを有する第2シムを含む、請求項6に記載の磁石。
- 前記第1シムが本質的に第1材料から形成され、前記磁石はさらに、前記第1シムとほぼ同一であるが、本質的に第1材料とは異なる材料から形成された第3シムを含む、請求項6に記載の磁石。
- 前記第1シムは前記第1インサートの穴にねじ係合され、前記磁石はさらに、外ねじボルトの形状を有する複数の追加のシムを含み、これらの追加のシムはそれぞれ前記追加のインサートのいくつかだけの内対応するものの穴にねじ係合され、さらに前記第1シムおよび追加のシムは前記長さ方向軸線のまわりに非軸対称に配列された、請求項6に記載の磁石。
- 前記第1シムは前記第1インサートの穴内に第1深さに配置され、前記追加のシムの少なくとも一つは前記対応する追加のインサートの穴に第1深さとは異なる深さに配置された、請求項9に記載の磁石。
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